JP2005054986A - 保温材の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ヒンジ部にて連結された二つ割りの合成樹脂製の保温材の上記の欠点を改良するためになされたものであり、継手を内包して合わせられる合わせ面に工夫をこらして外気がこの部位より入り込まないようにした。
【解決手段】 複数割りされ、ヒンジ部をもって連結された合成樹脂発泡体による保温材であって、被保温体を内包しつつ保温材を合わせ、その合わせ面に合わせ方向に嵌合段差部を形成したことを特徴とする保温材の構造。1、2‥保温材、3‥ヒンジ部、4、5‥合わせ面、6a、7a‥段差部。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば給水・給湯管自体、或いはこれらの管の継手等の保温に用いられる保温材の新たな構造を提供するものである。
以下、給水・給湯管の継手における保温材を中心に説明すると、継手部分を外気温によっての影響をなくすため、継手をカバ−する例えばポリプロピレンやポリエチレンの発泡樹脂製の保温材が広く用いられていた。
かかる発泡体による保温材は、通常は保温材を複数割り(通常は二つ割り)形状にした構造の金型を用意し、この中に発泡性樹脂を充填して加熱発泡させて得るものである。そして、複数割り形状の保温材は一方側部がヒンジ連結されて発泡成形されるものであり、継手を保温材にて包みつつ他方側のフラットな面を合わせて保温材を構成していた。
図1はその代表例を示し、11、12は内側が保温すべき継手の外観形状を有する二つ割りの保温材であり、この保温材11、12は一方がヒンジ部13によって連結されており、継手を内包しつつ保温材11、12が合わせられ、他方側のフラットな面14、15を合わせることによって保温材が完成する構造となっている。
このような構造の保温材を継手に適用した場合、ポリプロピレンやポリエチレン等の発泡樹脂製の保温材は、弾発力があり、ヒンジ部を中心に開こうとする戻り力が働く。これは二つ割りした保温材を開いた状態で発泡成形したことによるが、このため、使用に供せられた際には図2に示すように合わせられたフラット面14、15に隙間ができてしまう傾向があり、この部分から冷気等が入り込み、保温材本来の性能が発揮できない場合が多い。このため、図示はしないが更にバンド等を用いてたが絞め等が行われている。
本発明は、ヒンジ部にて連結された二つ割りの合成樹脂製の保温材の上記の欠点を改良するためになされたものであり、継手を内包して合わせられる合わせ面に工夫をこらして外気がこの部位より入り込まないようにしたものである。
本発明の要旨は、複数割りされ、ヒンジ部をもって連結された合成樹脂発泡体による保温材であって、被保温体を内包しつつ保温材を合わせ、その合わせ面に合わせ方向に嵌合段差部を形成したことを特徴とする保温材の構造であって、好ましくは、合わせ方向にほぼ直角に嵌合段差部を形成したものである。又、合わせ面に粘着剤或いは接着剤を介して保温材を合わせるのが更に好ましいものとなる。
本発明の保温材の構造を採用することにより、被保温体は外界とは隔離されて保温されることになり、その保温機能は低下することなく有効に機能するものであって、その工業的価値は高い。
本発明の保温材の構造は以上の通りであり、従来ではヒンジ部に対向する反対側の合わせ面がフラットであったのに対し、合わせ面に嵌合段差部を設けることにより嵌合力が増し、従来のフラットな場合に比べて開きにくい構造としたものである。即ち、かかる段差部を設けることによって両者の接触摩擦力がアップして戻り力に対抗させようとするものである。そして、万一両者間が開いたとしても嵌合段差部によって内部の継手が直接外気に接触することはなく、従来の保温材と比べて十分な保温機能をもたらすことになる。
ヒンジ部と反対側における嵌合部の段差形状は特に限定はないが、一方側に凹部を、他方側に凸部を設けるものであって、その大きさ等も保温材の大きさや材質等によって任意に選択される。勿論、この段差部は保温材が合わせられる方向に対しほぼ直角方向に設けることが好ましく、場合によっては直角方向よりも更に鋭角に段差部が形成される場合もある。
尚、かかる段差部の開きを阻止するために、段差部を含む合わせ面に粘着剤や接着剤を付加しておくことがよく、或いは、合わせ面のラインに沿って粘着又は接着テ−プを貼着するのがより万全である。特に、前者の例にあっては、比較的作業スペ−スの狭いところで適用する保温材に好適である。
保温材を構成する材料としては、金型内にて容易に発泡成形できる素材が好ましく、例えば、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリスチレン、発泡ポリエステル、発泡PET、発泡ポリウレタン、発泡ゴム等が選択される。又、場合によってはこれらを任意に複合したものであってもよい。かかる発泡体は独立気泡性のものが好ましいことは勿論である。
以下、本発明を実施例をもって更に詳細に説明する。図3は本発明の保温材の第1例を示す斜視図であり、図4は保温材として使用に供された際の側面図(a)及び拡大図(b)である。1、2はヒンジ部3にて連結された二つ割りされたポリプロピレン製の保温材であり、内部は被保温体である継手の外形状を形作っている。これらは所定の形状を有する金型内に発泡剤が配合されたポリプロピレン樹脂を充填して加熱発泡して得られたものである。
さて、保温材1、2にあって、ヒンジ3とは反対側の合わせ面4、5に両者が嵌合可能な段差部6a、7aを形成したものである。この例では、段差部6a、7aは合わせ方向と直角にL字形状をなしており、使用時にはかかるL字状部が嵌合されて接触摩擦力をもたらし、戻り力に抗して合わせ面4、5の開きを阻止する。尚、万一合わせ面4、5が開いた場合でもL字状部が接触している間は内部の継手が外界に露出することはなく、保温機能は保たれることになる。
尚、この合わせ面4、5(含む段差部6a、7a)に粘着剤9を挟むことによってより保温効果が向上する。この粘着剤9は予め剥離紙を表面に備えたテ−プをこの面に貼っておき、使用の際に剥離紙を剥して用いるのが一般的である。そして、場合によっては単独で、或いは、この粘着剤9と併せて、合わせ面のライン10に外側より粘着テ−プ11を貼着することも好ましい方法である。
図5は保温材の第2例であって、その拡大図を示す。尚、被保温体は例えば給水管である。この例では前例の合わせ面4、5に段差部6a、7aを形成するが、更にこのL字状部に凹部6b、凸部7bを備えたものであり、より両者の嵌合を強固にした構造としたものである。この例も合わせ面に粘着剤9が、そして合わせライン10に沿って粘着テ−プ11が用いられている。
図6は保温材の第3例であって、(b)はその一部拡大図である。尚、被保温体は例えば給水管である。この例では合わせ面4、5に鋭角の段差部6c、7cを形成したものであり、両者を嵌め合わせることによって合わせ面4、5が開くことはなくなる。尚、この例も合わせ面に粘着剤9が、そして合わせライン10に沿って粘着テ−プ11が貼着されている。
図7は保温材の第4例の拡大図である。尚、被保温体は例えば給水管である。この例では合わせ面4、5は基本的にはフラットな面ではあるが、その一部に鋭角の段差部7dとこれと嵌合可能な位置に突起部6dを形成したものである。尚、この例も合わせ面に粘着剤9が、そして合わせライン10に沿って粘着テ−プ11が貼着されている。
本発明による保温材は被保温体として管継手を保温することに用いられることは勿論であるが、給水・給湯管等の各種管体の保温材としても用いられることは勿論である。そして、本発明の保温材の構造を採用することにより被保温体は外界とは隔離されて保温されることになり、その保温機能は低下することなく有効に機能するものであって、その工業的価値は高い。
図1は従来の保温材の斜視図である。 図2は図1の保温材を使用した際の側面図である。 図3は本発明の保温材の第1例を示す斜視図である。 図4は図3の保温材を使用した際の側面図である。 図5は本発明の保温材の第2例を示す側面図である。 図6は本発明の保温材の第3例を示す側面図である。 図7は本発明の保温材の第4例を示す斜視図である。
符号の説明
1、2‥保温材、
3‥ヒンジ部、
4、5‥合わせ面、
6a、6b、6c、6d、7a、7b、7c、7d‥段差部、
9‥粘着剤、
10‥合わせライン、
11‥粘着テ−プ。


Claims (4)

  1. 複数割りされ、ヒンジ部をもって連結された合成樹脂発泡体による保温材であって、被保温体を内包しつつ保温材を合わせ、その合わせ面に合わせ方向に嵌合段差部を形成したことを特徴とする保温材の構造。
  2. 合わせ方向にほぼ直角に嵌合段差部を形成した請求項1記載の保温材の構造。
  3. 保温材が、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリスチレン、発泡ポリエステル、発泡PET、発泡ポリウレタン、発泡ゴムから選択される請求項1記載の保温材の構造。
  4. 合わせ面に、粘着剤或いは接着剤を介して保温材を合わせた請求項1記載の保温材の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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