JP2005054398A - 屋外に面した建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】解決しようとする問題点は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、降水や、日光の当たりすぎる場合や、強い風が吹いた場合に、エネルギーを使用せずに自動で可動できる羽根およびその羽根を使用する屋外に面した建具を簡単な構造で実現する。
【解決手段】降水による水を吸水する際の重みや、吸水による膨張や、伸びや、気温の変化や、太陽熱等による膨張の差や、風の風圧や、蒸発などの湿度変化などの、天候を利用して羽根を自動で開閉できる構造を実現した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、可動できる羽根およびその羽根を使用する屋外に面した建具(戸や、窓や、ドアや、通路など)に関するものである。
本発明は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、エネルギーを必要とせずに、遮光や、雨よけおよびプライバシーの保護を目的とする可動する羽根およびその羽根を使用する屋外に面した建具の例はあったが、簡単な構造で天候に合わせて自動で開閉できる羽根およびその羽根を使用する屋外に面した建具においてカビの発生や、風による騒音が発生する場合が考えられ、有効な実施例は見当たらない。
一方、センサーを利用して天候の状況にあわせて、電力等を使用して可動する羽根する建具は知られているが動力にエネルギーを必要とするが無駄であり、配線が必要であり、また、太陽電池を使用する場合は構造が複雑になるため高価になってしまう。
実開平1−94587
解決しようとする問題点は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、ペットだけまたは幼児だけしかいない部屋などの場合などにおいて窓の開閉や、通風箇所の開閉を管理できる人の有無に関わらずに、降雨や、日光の当たりすぎや、強い風が吹いた場合に、防水や、遮光や、防風が自動でできる建具として、エネルギーを使用しなくても可動できる羽根およびその羽根を使用した屋外に面した建具を簡単な構造で実現する事と、既存の設備にも対応でき簡単に利用できる構造にすることで安価に設置できる建具を提供する事である。
請求項1の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、吸水できる抗菌作用の有る部材を羽根に設け、水がかかった際に吸水によって重量を増す重量バランスの変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発による軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根とし、例としては、吸水できる抗菌作用のある材質は、特に問わないが、繊維や、スポンジや、樹脂など軟質性多孔質材のほか、セラミックやレンガなどの石質系多孔質材が挙げられる。また、毛細管現象を利用した場合は、金属などの硬い材料でも細い孔を設ければ吸水でき、さらに積層することで吸水量を増すこともできる。また、太陽の光が当たる場合は吸収しやすい色を設定する場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項2の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、羽根に吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材を羽根に設け、水がかかった際に吸水によって重量を増す重量バランスの変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発による軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根とし、例としては、体積が増し吸水量が高まる材料とし吸水ポリマーなどの樹脂や、それを含んだ繊維などが挙げられる。また、太陽の光が当たる場合は吸収しやすい色を設定する場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項3の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させバネにより開く方向に姿勢保持し、水分を蓄える部位を羽根に設け、水がかかると水分を蓄えることで重量を増す重量バランスの変化によりバネが作動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発および流失による軽量化に伴いバネが戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根とし、バネの例としては、バネは板バネや、コイルバネや、弾性体などコンパクトな物ならなんでも使用可能とする。水分を蓄える部位としては、吸水体や、水のため場を羽根の表側あるいは裏側に設ける。また、羽根自体が板バネとなる場合もある。また、太陽の光が当たる場合は吸収しやすい色を設定する場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項4の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、羽根に吸水すると伸びる部材または体積が増える部材と伸びないまたは、伸びにくい部材を組み合わせ、水がかかった際の膨張率の差により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発によって伸びる部材が縮むのと軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根とし、例としては、部材の膨張率の差や、組み合わせする際に、伸びる部材の表面積または体積を増す事で開閉の差を設定できる。また、太陽の光が当たる場合は吸収しやすい色を設定する場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項5の場合は、建造物の開口部に吸水すると伸びる部材でつないだ羽根を上下に並設させて姿勢保持し、水がかかった際に吸水すると伸びる部材によりつながった羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発による伸びる部材が縮むのと軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根とし、例としては、吸水すると伸びる部材を最上の羽根のみに使用し、下方は伸びない部材を用いた場合は全体が同じ様な開閉状態となる。また、吸水すると伸びる部材を各羽根に単独に用いた場合は水のかかり具合により羽根ごとに違った開閉状態となるので庇の有無等にて使い分けることもできる。また、太陽の光が当たる場合は吸収しやすい色を設定する場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項6の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、羽根に吸水すると柔らかくなる部材を用い部材に水がかかると吸水によって重量を増す重量バランスの変化と吸水すると柔らかくなる部材により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発と軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根とし、例としては、吸水すると柔らかくなる材料としては樹脂や繊維等が挙げられるがその織り方によっても柔らかくなる程度を設定できる。また水分により伸縮する樹脂を使用する場合や網状体やすだれ状の透ける部材を使用する場合もある。また、乾燥すると縮む素材を開く方向の部位に編みこむことで復帰性をよくできる。また、太陽の光が当たる場合は吸収しやすい色を設定する場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項7の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、姿勢保持部材に吸水すると柔らかくなる部材を用い部材に水がかかると吸水によって重量を増す重量バランスの変化と吸水すると柔らかくなる部材により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発と軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその姿勢保持部材とし、例としては、吸水すると柔らかくなる材料としては樹脂や繊維等が挙げられるがその織り方によっても柔らかくなる程度を設定できる。また、直射日光に直接当たる羽根の部分に耐候性の高い材料を使用できるので耐久性を上げることもある。また、乾燥すると縮む素材を開く方向の部位に編みこむことで復帰性をよくできる。また、太陽の光が当たる場合は吸収しやすい色を設定する場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項8の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根とタンクを連動できるように連結あるいは当接させ、水をタンクに集めタンク内の水量が増す重量バランスの変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、タンク内の水量が減ると戻る方向に可動する屋外に面した建具およびそのタンクもしくは羽根とし、例としては、羽根にかかった水をタンクに導く他に、屋根やベランダや、壁などから水の流れをタンクに導く場合も有る。また、建具の枠の部分にタンクを内蔵する場合もある。さらに、タンクの容量や、タンクに設ける孔の大きさや数で、タンク内の水量の減り加減を設定できる。なお、タンクの掃除は簡単にできる構造が好ましい。また羽根にかかった水をタンクに導くために、羽根に傾斜を付けた重力による集水方法も有効である。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項9の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根とタンク内の浮きを連動できるように連結あるいは当接させ、水をタンクに集めタンク内の水量が増すとタンク内の浮きが、浮き上がる変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、タンク内の水量が減ると戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその構造とし、例としては、羽根にかかった水をタンクに導く他に、屋根や、ベランダや、壁などから水の流れをタンクに導く場合も有る。また、建具の枠の部分にタンクを内蔵する場合もある。さらに、タンクの容量や、タンクに設ける孔の大きさや数で、タンク内の水量の減り加減を設定できる。なお、タンクの掃除は簡単にできる構造が好ましい。また羽根にかかった水をタンクに導くために、羽根に傾斜を付けた重力による集水方法も有効である。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項10の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根と吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材を連動できるように連結あるいは当接させ、水を吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材に集め、吸水すると体積が増す変化により連動された羽根が可動する屋外に面した建具およびその構造とし、例としては、羽根にかかった水を吸水体に導く他に、屋根や、ベランダや、壁などからの流れを吸水体に導く場合も有る。また、建具の枠の部分にタンクを内蔵する場合もある。なお、吸水体の掃除は簡単にできる構造が好ましく、場合によっては吸水体をろ過装置として水を貯める貯水槽に流し貯め利用することも出来る。また羽根にかかった水を吸水体に導くために、羽根に傾斜を付ける重力による集水方法も有効である。また、吸水体をケースの中入れる場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項11の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根とタンク内のピストンを連動できるように連結あるいは当接させ、水をタンクに集めタンク内の水量が増すとタンク内のピストンが、水圧により移動する変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、タンク内の水量が減ると戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその構造とし、例としては、羽根にかかった水をタンクに導く他に、屋根や、ベランダや、壁などから水の流れをタンクに導く場合も有る。また、建具の枠の部分にタンクを内蔵する場合もある。さらに、タンクに設ける孔の大きさや数で、タンク内の水量の減り加減を設定できる。なお、タンクの掃除は簡単にできる構造が好ましい。また羽根にかかった水をタンクに導くために、羽根に傾斜を付けた重力による集水方法も有効である。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項12の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根と吸水体を連動できるように連結あるいは当接させ、水を吸水体に集め吸水体の含水量が増すと重量バランスの変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、吸水体の含水量が減ると戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその吸水体もしくは羽根とし、例としては、羽根にかかった水を吸水体に導く他に、屋根や、ベランダや、壁などから水の流れを吸水体に導く場合も有る。また、建具の枠の部分に吸水体を内蔵する場合もある。さらに、タンクの中に吸水体を設けたり、吸水体の大きさや、材質を変えたりすることで、吸水体の含水量の減り加減を設定できる。なお、吸水体の掃除は簡単にできる構造が好ましい。また、吸水体をケースの中入れる場合もある。また、羽根にかかった水を吸水体に導くために、羽根に傾斜を付けた重力による集水方法も有効である。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項13の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、羽根に高温になると伸びる部材と伸びないまたは、伸びにくい部材を組み合わせ、温度による熱膨張率の差により羽根が可動し開閉する屋外に面した建具およびその羽根とし、例としては、組み合わせの際は、日光の当たる上側に熱膨張率の高い部材を設定し、影となる下側は熱膨張率の低い部材と組み合わせ、日光によって羽根が温まると日光の当たる上側が伸びることで羽根が曲がる変化が発生し、そのため羽根が閉じることができる。なお、部材の間に空間又は断熱材をはさむことで部材間の温度差を広げる(保つ)ことが出来る。さらに、日光に当たる部材に黒っぽい色を設定することで熱吸収を向上させて熱膨張量を増やすことができ、日光に当たる部材と影になる部材との温度差を広げることが出来る。また、熱膨張する材料としては金属などがある。また、場合によれば形状記憶合金の使用もある。また、伸びる方向は短手方向の断面方向にだけでなく長手方向にも影響が有るので、歪が生じ悪影響を及ぼすことがあるが、長手方向を短くし間隔をとることや、羽根にスリットを設け吸収部とすることで歪を緩和することができる。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項14の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造の建具において、バネにより開く方向に姿勢保持し、強風に当たると風圧とバネ圧のバランスの変化によりバネが作動し羽根が閉じ、戻る方向に可動する際に消音効果のある緩衝部材に接触する羽根を持つ屋外に面した建具およびその羽根とし、バネの例としては、板バネや、コイルバネ、弾性体などコンパクトな物ならなんでも使用可能とする。なお、複数の箇所にて、互いに打ち消し合うように、戻る方向にバネを設ける場合もある。可動する際にも先にバネに当たってから、ウレタンなどの緩衝部材に接触する設定にすればさらに消音効果が上がる。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項15の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造の建具において、羽根の急な開閉を抑えるダンパー機能を設けた屋外に面した建具およびその構造とし、ダンパーの例としては、ショックアブソーバー等の既製品や、バネや、プーリーや、歯車や、ガスクッションや、液体の粘性等を利用する組み合わせにて、急な開閉を抑える事ができる。なお、複数の箇所にて、互いに打ち消し合うまた、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項16の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造の建具において、羽根に連動部材を設け、羽根の急な開閉の際に連動部材にブレーキをかけて羽根の急な開閉を抑える屋外に面した建具およびその構造とし、例としては、羽根につけられた連結部材を糸状のものとし摩擦抵抗のある部位に交互にくぐらせる。または、羽根につけられた連結部材を糸状あるいは、チェーン状のものとし回転できる滑車や歯車と連動でさせ、その回転を遅くできるように、ブラシ等により回転を妨げるように押し付けた弾性による抵抗、磁石の磁力と摩擦による抵抗、ラチェット機構等によってバネで押し付けた抵抗などによってできる。その際は遅くするのが目的なため動かなくならないように液体(油や粘性の高いグリスなど)の抵抗や滑りを利用する場合もある。また羽根同士が棒状に連結されている場合はその棒材にブレーキをかける場合もある。
請求項17の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造の建具において羽根が重なり合う部分または、接触する部位に抗菌緩衝部材を設けた屋外に面した建具およびその羽根とし、例としては羽根が重なり合う部分の抗菌緩衝部材に引っかかり部を設け重なり合った場合に戻り止めとして引っ掛かり部を設抗菌緩衝部材としてゴムなどを取り付ける場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項18の場合は、建造物の開口部に地球の引力に対し傾斜を設けた羽根を上下に並設させ姿勢保持し、水がかかると重力によって傾斜の低い部位に水が集まり水きりが良くなる現象を利用し、集水率を高めた屋外に面した建具およびその取り付け構造もしくは羽根とし、例としては羽根の両端のどちらかを高くする。あるいは、両端よりも中ほどを高く設定する。場合によってはアーチ状またはジグザグ状に高低差を設定する。また、集めた水を利用して建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を可動させる用途に使用する場合もある。集めた水は、花の水やりなどの生活用水として使用してもよい。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項19の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造であり、水を吸水すると体積が増す部材と羽根をロックできる止め部が連動する建具において、水を吸水し体積が増した状態にだけ、羽根がロックできる屋外に面した建具およびその構造もしくは羽根とし、例としては、それぞれの羽根の先端部にロックできる留め具を構成にしてもよいが、複数の羽根を同時にロックさせる方法として、並設させた羽根同士の両端部を可動できる状態で連結させる。最下部の枠に吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材を用いたロック部を設ける。体積が増した状態になれば最下部の羽根だけを固定できる状態となる。この状態で強い風などの外力により羽根が閉じロック部の引っ掛かり部を超えるとロック状態となる。ロック部は閉じる方向には緩い角度や丸みを設け、開く方向にはかえしを設けるのが好ましい。また、ロック部に弾性体を使用する場合もある。降水がやみ、湿度が低くなると吸水体の水分が蒸発し、それに伴い体積が減少することでロック部が自動ではずれることとなる。体積が増し吸水量が高まる材料とし吸水ポリマーなどの樹脂や、それを含んだ繊維などが挙げられる。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項20の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造であり、さらに水を蓄えるタンクを持ち、そのタンク内に水を集めることのできる建具において、タンク内の水量が増しタンク内の羽根をロックできる止め部を連動する浮きが、浮いた状態にだけ、羽根がロックできる屋外に面した建具およびその構造とし、例としては、それぞれの羽根がロックできる構成にしてもよいが、安価な複数の羽根を同時にロックさせる方法として、並設させた羽根同士の両端部を可動できる状態で連結させる。最下部の枠にタンクを設けてタンクの中に水がたまると最下部の羽根だけを固定できる状態となる。この状態で強い風などの外力により羽根が閉じロック部の引っ掛かり部を超えるとロック状態となる。ロック部は閉じる方向には緩い角度や丸みを設け、開く方向にはかえしを設けるのが好ましい。降水がやみ、水の流失や、蒸発によりタンク内の水位が低くなるのに伴い浮きも下がることでロック部が自動ではずれることとなる。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項21の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造であり、さらに水を蓄える部位が有りその部位に水を集めることができ、水を蓄える部位とロックできる止め部が連動する建具において、水を蓄え重量が増し重量バランスの変動がある状態にだけ、羽根がロックできる屋外に面した建具およびその構造とし、一例としては、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造であり、さらに雨水を蓄える部位(タンク、吸水体)が設けてある。その部位に水を集めることができ水を蓄える部位とロックできる止め部がシーソーの梃子の原理にて連動する建具において、水を蓄え重量が増し重量バランスの変動にてシーソーが作動する状態にだけ、羽根がロックできる屋外に面した建具およびその構造が挙げられる。なお、それぞれの羽根がロックできる構成にしてもよいが、安価な複数の羽根を同時にロックさせる方法として、並設させた羽根同士の両端部を可動できる状態で連結させる。最下部の枠の中に水を蓄える部位とロックできる止め部とそれらを連動するシーソーを設けて水を蓄える部位に水が蓄えられると最下部の羽根だけを固定できる状態となる。この状態で強い風などの外力により羽根が閉じロック部の引っ掛かり部を超えるとロック状態となる。ロック部は閉じる方向には緩い角度や丸みを設け、開く方向にはかえしを設けるのが好ましい。降水がやみ、水の流失や、蒸発によりタンク内の水位が低くなるのに伴い浮きも下がることでロック部が自動ではずれることとなる。また、枠の中にシーソーを入れるのは、強い風ではずれないように風の影響を受けにくくするためと外観を良くするためである。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項22の場合は、建造物の開口部に使用する網戸の網面に直接取り付けし、圧着する取り付け部と羽根先部を外側に向けて雨返しする傾斜部を持つ羽根を上下に並設させた屋外に面した建具および羽根とし、例としては、網戸の網面に、直接取り付ける際に、網目を損傷しない太さの軸を使用して網目および取り付け部に設けた孔に通し抜け止めする。その際は取り付け部に設けた孔自体に抜け止め部を設けると部品点数を減らせる。また、既存の網戸にも簡単に取り付けることができる。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項23の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根において、羽根先部を外側に向けて雨返しする傾斜部の上面に植毛を設けることにより水の流れを設定できる屋外に面した建具および羽根とし、例としては、植毛の材質を撥水性または吸水性の有るものが挙げられる。また、毛の長さや、毛の方向を設定することで水の流れを変えられる。また、太陽の光が当たる場合は吸収しやすい色を設定する場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項24の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根において、羽根先部を外側に向けて雨返しする傾斜部の上面に凹または凸部を設けることにより水の流れを設定できる屋外に面した建具および羽根とし、例としては、凹凸部の材質を撥水性または吸水性(親水性)の有るものが挙げられる。それらを貼り付けたり、溶接やカシメなどにて取り付けたりする。また、凸部の長さや、傾き方向を設定することで水の流れを変えられる。また、羽根より打ち出しをして凹凸部を形成しても良い。また、太陽の光が当たる場合は吸収しやすい色を設定する場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項25の場合は、上記請求項記載の各羽根を連結材にてつなぎ、羽根の開閉角度を揃えることを特徴とし、例としては、羽根の屋内側に設けた場合は、簡単にまとめて開閉角度を変えられる場合があり、羽根の屋外側に設ける場合もある。また、羽根の屋外側の最下部に設ける場合もある。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
請求項1の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具においては、人の有無に関わらずに、降水等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがって湿度が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。また、抗菌作用のある吸水体を用いることでカビの発生を抑えることができるため管理が楽になる。吸水体にスポンジや、樹脂など軟質性多孔質材を用いた場合は雨の羽根に当たる音を静かにでき、且つ、触ってけがをすることを防げる。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、光を吸収しやすい色を設定する場合は温まりやすく、蒸発を早めることができるため、開く作動時間が短くできる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項2の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具においては、人の有無に関わらずに、降水等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがって湿度が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。また、吸水すると体積が増える部材を用いることにより屋内への水の浸入をさらに減らすことができる。さらに、体積が増えることと水分を多く含むことにより羽根をよく閉じることができ、羽の重なり合う部分にまで及んだ場合は、遮音性や防水性がさらに良くなる。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、光を吸収しやすい色を設定する場合は温まりやすく、蒸発を早めることができるため、開く作動時間が短くできる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項3の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具においては、人の有無に関わらずに、降水等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがって湿度が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。また、バネによって姿勢保持するために開く動きの作動性が良くなり、さらにバネの抵抗により風によるバタツキを抑えることができるため騒音を減らせる。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、光を吸収しやすい色を設定する場合は温まりやすく、蒸発を早めることができるため、開く作動時間が短くできる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項4の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具においては、人の有無に関わらずに、降水等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがって湿度が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、光を吸収しやすい色を設定する場合は温まりやすく、蒸発を早めることができるため、開く作動時間が短くできる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項5の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具においては、人の有無に関わらずに、降水等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがって湿度が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、光を吸収しやすい色を設定する場合は温まりやすく、蒸発を早めることができるため、開く作動時間が短くできる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項6の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、人の有無に関わらずに、降水等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがって湿度が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。また、水分により伸縮する樹脂と伸縮しにくい、あるいは伸縮できない部材を組み合わせて使用することで柔らかい部材の形状安定を良くできる場合もある。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、光を吸収しやすい色を設定する場合は温まりやすく、蒸発を早めることができるため、開く作動時間が短くできる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項7の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、人の有無に関わらずに、降水等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがって湿度が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。また、直射日光に直接当たる羽根の部分に耐候性の高い材料を使用した場合は耐久性が良くなる。また、水分により伸縮する樹脂と伸縮しにくい、あるいは伸縮できない部材を組み合わせて使用することで柔らかい部材の形状安定を良くできる場合もある。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、光を吸収しやすい色を設定する場合は温まりやすく、蒸発を早めることができるため、開く作動時間が短くできる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項8の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、人の有無に関わらずに、降水等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがってタンクの水位が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。建具の枠の部分にタンクを内蔵すれば外観をすっきりでき美観がよくなる。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、早く水を集めた場合は閉じる時間も早くなるため急な雨でも屋内を濡らしにくい。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項9の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、人の有無に関わらずに、降水等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがって湿度が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。建具の枠の部分にタンクを内蔵すれば外観をすっきりでき美観がよくなる。また、浮きの形状によりタンクの水面の面積を少なくすれば、ぼうふらなどの害虫の発生を抑えることができる。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、早く水を集めた場合は閉じる時間も早くなるため急な雨でも屋内を濡らしにくい。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項10の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、人の有無に関わらずに、降水等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがって湿度が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。また、吸水体を使用すると、ぼうふらなどの害虫の発生を抑えることができる。建具の枠の部分に吸水体を内蔵すれば外観をすっきりでき美観がよくなる。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、早く水を集めた場合は閉じる時間も早くなるため急な雨でも屋内を濡らしにくい。また、吸水体をケースの中入れた場合は、交換が楽になる。また各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに、管理が楽になる。
請求項11の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、人の有無に関わらずに、降水等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがって水圧が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。建具の枠の部分にタンクを内蔵すれば外観をすっきりでき美観がよくなる。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、早く水を集めた場合は閉じる時間も早くなるため急な雨でも屋内を濡らしにくい。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる
請求項12の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、人の有無に関わらずに、降雨等があった場合に、羽根が自動で閉じることができるので屋内を濡らすことを防げる。さらに、雨があがって含水量が低くなると羽根が自動で開くことができるので楽である。また、吸水体を使用すると、ぼうふらなどの害虫の発生を抑えることができる。建具の枠の部分に吸水体を内蔵すれば外観をすっきりでき美観がよくなる。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、タンクの中に吸水体を入れる場合には、風などの外力に揺られても水がこぼれにくいため羽根がバタバタしないので静かになり、且つ、屋内に水も入りにくい。また、吸水体をケースの中入れた場合は、交換が楽になる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに、管理が楽になる。
請求項13の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、人の有無に関わらずに、温度が高くなった場合や、直射日光が強くなった場合に、羽根が自動で開閉することができるので楽である。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、サッシを閉めた状態などの通風機能がない状態でも屋外に羽根があることによりUVカット機能や、遮光や、遮熱効果があがるため、じゅうたんやカーテンなどの色あせや、屋内の温度上昇を抑え、エアコンのエネルギー消費も抑えることができる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項14の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、人の有無に関わらずに、強風が吹くと風圧によるバランスの変化によりバネが作動し羽根が可動し開閉することができるので楽である。さらにバネの抵抗により風によるバタツキを抑えることができるため騒音を減らせる。また、戻る際も緩衝部材による消音の他にも部材が接することによる傷や変形を防げる。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項15の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、強風時の風圧等による羽根の急な開閉はダンパーにて抑えることができるのでバタツキによる騒音を減らせる。また、ダンパーによって接触時の消音の他に部材が接することによる傷や変形を防げる。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項16の場合は、建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、強風時の風圧等による羽根の急な開閉はブレーキにて抑えることができるのでバタツキによる騒音を減らせる。また、ブレーキによって接触時の消音の他に部材が接することによる傷や変形を防げる。また、エネルギーを使用しなくても可動できるため維持費を抑えることができる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項17の場合は、通風機能のある建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、羽根が重なり合う部分または、接触する部位に抗菌緩衝部材を設けることで強風時の風圧等による羽根の接触による騒音を減らせる。また、抗菌緩衝部材に引っかかり部を設け重なり合った場合に戻り止めとして引っ掛かり部を設けた場合は羽根を閉じた状態にて固定する設定にすればさらに騒音を減らせる。また、抗菌緩衝部材によって接触時の消音の他に部材が接することによる傷や変形を防げる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項18の場合は、建造物の開口部に地球の引力に対し傾斜を設けた羽根を上下に並設させ姿勢保持し、水がかかると重力によって傾斜の低い部位に水が集まる現象を利用し集水率を高めた取り付け構造により早く多く雨水を集めることができるため集めた水を利用して建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を可動させることも短時間で済むためその分、屋内を濡らしにくい。また、集めた水を花の水やりなどの生活用水として使用することで節水ができる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項19の場合は、弱い雨であれば羽により屋内への水の浸入を防ぐことができても、強風を伴う場合は、屋内への水の浸入を防ぐことができなく屋内を濡らしてしまい、後始末が大変な場合が有るが、暴風雨などの風雨が伴う場合に、風圧によって羽根が閉じる方向に押され、設定されたロック部にて固定された場合は、羽根が設定により閉じた状態に固定されることで屋内への水の浸入を防ぐことができる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項20の場合は、弱い雨であれば羽により屋内への水の浸入を防ぐことができても、強風を伴う場合は、屋内への水の浸入を防ぐことができなく屋内を濡らしてしまい、後始末が大変な場合が有るが、暴風雨などの風雨が伴う場合に、風圧によって羽根が閉じる方向に押され、設定されたロック部にて固定された場合は、羽根が設定により閉じた状態に固定されることで屋内への水の浸入を防ぐことができる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項21の場合は、弱い雨であれば羽により屋内への水の浸入を防ぐことができても、強風を伴う場合は、屋内への水の浸入を防ぐことができなく屋内を濡らしてしまい、後始末が大変な場合が有るが、暴風雨などの風雨が伴う場合に、風圧によって羽根が閉じる方向に押され、設定されたロック部にて固定された場合は、羽根が設定により閉じた状態に固定されることで屋内への水の浸入を防ぐことができる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項22の場合は、通常の網戸には、防水や、遮光や、遮熱や、防風や、プライバシーの保護などの機能は無いが本発明によってそれらを実現できる。且つ、既存の網戸にも簡単に取り付けることができるため安価に設置できる。また、本発明の請求項に記載の発明を施せばさらに機能を発展できる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項23の場合は、植毛を設けることにより風鳴り音を防ぐことができ静かに生活できる。植毛の材質に撥水性があれば高水位をスムーズに流すことができるため、水きりの悪い場合に起こる風による羽根の端部に発生する水滴の屋内への侵入を防げる。また植毛の材質に吸水性があれば埴毛による表面積の増加および毛細管現象により水の含水を早くし、含水量も増やすことができる。毛の長さや、毛の方向を集水に適した設定にすることで早く水を集めることができる。このため本発明に記載の水の重さや、含水による変化を利用する発明を実施する際にも作動時間の短縮に貢献する。軟質材を用いた場合は雨の羽根に当たる音を静かにでき、且つ、触ってけがをすることを防げる。また、また、太陽の光が当たる場合は、光を吸収しやすい色を設定する場合は温まりやすく、蒸発を早めることができるため、開く作動時間が短くできる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項24の場合は、凹凸部を設けることにより水を集める方向に水を流すことができる。凹凸部の材質に撥水性があればさらに水をスムーズに流すことができるため、水きりの悪い場合に起こる風による羽根の端部に発生する水滴の屋内への侵入を防げる。また凸部の材質に吸水性があれば埴毛による表面積の増加および毛細管現象により水の含水を早くすることができる。凸部長さや、凸部の方向を集水に適した設定にすることで早く水を集めることができる。このため上記請求項に記載の発明を実施する際にも作動時間の短縮に貢献する。軟質材を用いた場合は雨の羽根に当たる音を静かにでき、且つ、触ってけがをすることを防げる。また、太陽の光が当たる場合は、光を吸収しやすい色を設定する場合は温まりやすく、蒸発を早めることができるため、開く作動時間が短くできる。また、各部材に抗菌作用の有る材料を用いればカビの発生を抑えることができるためさらに管理が楽になる。
請求項25の場合は、各羽根を連結材にてつないであるため羽根の開閉角度を揃えることができるため調整が簡単にできる。また、単独で上記発明を実施することにより部品点数が減らせる例があり安価にできる。また、羽根の屋外側に設ける場合には風によるバタツキを軽減し静かにできる場合もある。また、羽根の屋外側の最下部に設ける場合は連結材に水の流れを下方に早く案内させるため羽根にある水が屋内に風で入るのも少なくできる。また、羽根の両端部がとがった場合でも連結材があるために危険防止となり、触ってけがをすることを抑えられる。また、各部材は抗菌作用の有る材料が好ましい。
図1は、本発明請求項1、および17に係わる自動開閉する建具の1実施例の斜視図である。また、特に斜視図を示していない断面概要図のイメージ参考にもあてはまる。
屋外より見た網戸を表すもので、建具(網戸)1は縦横各方向に相対する金属製、樹脂製あるいは木製などの部材で枠を形成する。この建具は、サッシの窓枠の最も外側に網戸や、雨戸用のレールがある場合に備え、このレールに対応し簡単に取り付けするために、上枠に溝2、下枠に溝3を設けてある。枠内の開口部には網4が張ってある。吸水できる抗菌作用の有る部材5を回動できる羽根6に設けてある。羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根6を相対する位置に有る取り付け支持部材7の回転軸受8にそれぞれ通し滑らかに回転できる設定である。上下に羽根6、羽根9、羽根10、羽根11、羽根12と並設させ、それぞれに、開く方向の角度決めストッパー13(抗菌緩衝部材)に当接させて、支持部材7をネジや接着にて固定し姿勢保持してある。なお、両側の取り付け支持部材7は、風による羽根のバタツキを抑え、けがなどの危険防止や、雨の横方向からの進入を防ぐことができる。さらに、上下にも部材を取り付ける場合や、枠で囲む場合もある。
図2は、本発明請求項1、および17に係わる自動開閉する構造の実施例1の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根6に吸水できる抗菌作用の有る部材5設け、上下に羽根6、羽根9、羽根10、と並設させ、回転軸14を縦方向の取り付け支持部材7の回転軸受8に通し、バランス取り用重り15の重さの設定により、開く方向の角度決めストッパー13(抗菌緩衝部材)に接した状態である。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
雨天時の降水により吸水できる抗菌作用の有る部材5(吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材)に水分が吸水されてバランス取り用重り15の重さより重くなり地球の引力により回転し羽根先が下がり、閉じる方向の角度決めストッパー16(抗菌緩衝部材)に接した状態であり隙間17から入る水は、雨返し18にて屋内に入りにくくしてある。
なお、隙間を無くし羽根が重なり合うように設定する場合もあり、その場合は、羽根が重なり合う部分には抗菌緩衝部材を設ける。
図3は、本発明請求項13に係わる自動開閉する建具の1実施例の斜視図である。また、特に斜視図を示していない断面概要図のイメージ参考にもあてはまる。
屋外より見た引き戸を表すもので、この場合の建具(引戸)19は金属製、樹脂製あるいは木製などの部材で枠を形成する既製品であり、枠内の開口部には透明な板20が張ってある。この建具に羽根21に設けてある取り付け穴(透過穴としての使用の場合は屋内が暗くなりにくい))22を利用してネジ23を用い羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根21を取り付け、上下に羽根21、羽根24、羽根25、羽根26、羽根27と並設させてある。
なお、庇の有無や個々の状況により引戸全体だけでなく、上部のみや、下部のみといった部分的に配置する場合もある。また、羽根の両端にカバーを取り付ける場合や、羽根の周りに枠を取り付ける場合には、風による羽根のバタツキを抑え、けがなどの危険防止ができる。また、羽根にスリットや、穴を設ける場合も有り、透明な部材を使用したり、一部に使用したりする場合もある。
図4は、本発明請求項13に係わる自動開閉する構造の実施例3の断面概要図である。
(a)は、常温時の概要であり羽根が開いた状態である。
羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根21の上面に熱膨張率の高い部材28を設け、下面に熱膨張率の低い部材(膨張しない部材や収縮する部材を含む)29を組み合わせ、取り付け部30にて姿勢保持して固定した状態である。この図では、羽根がカールしているので上面の熱膨張率の高い部材が、下面に熱膨張率の低い部材より面積が多く設定してあるため、より多く閉じることができる。
(b)は、高温時(直射日光の当たった)の概要であり羽根が閉じた状態である。
上面の熱膨張率の高い部材が伸びる量と、下面に熱膨張率の低い部材が伸びる量との差により羽根が下方向に曲がり閉じた状態である。なお、温度が低くなれば、戻る方向に開く。この図では、部材間に空間(空間が無い場合や、断熱材を使用する場合もある)31が設定してある。
図5は、本発明請求項1、3、14および17に係わる自動開閉する建具の1実施例の斜視図である。また、特に斜視図を示していない断面概要図のイメージ参考にもあてはまる。
屋外より見た網戸を表すもので、建具(網戸)32は縦横各方向に相対する金属製、樹脂製あるいは木製などの部材で枠を形成する。この建具は、サッシの窓枠の最も外側に網戸や、雨戸用のレールがある場合に備え、このレールに対応し簡単に取り付けするために、上枠に溝2、下枠に溝3を設けてある。枠内の開口部には網4が張ってある。吸水できる抗菌作用の有る部材5を回動できる羽根33に設けてある。羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根33を相対する位置に有る取り付け支持部材34の回転軸受8にそれぞれ通し滑らかに回転できる設定である。取り付け支持部材34の上部には、天板35を設けている。上下に羽根33、羽根36、羽根37、羽根38と並設させ、それぞれに、ねじりバネ39にて、開く方向の角度決めストッパー13(抗菌緩衝部材)に当接させて姿勢保持してある。なお、天板35や、各羽根は、透明な樹脂を使用すれば屋内が暗くならない。また、両側の取り付け支持部材34は、風による羽根のバタツキを抑え、けがなどの危険防止や、雨の横方向からの進入を防ぐことができる。さらに、上下にも部材を取り付ける場合や、枠で囲む場合もある。
図6は、本発明請求項1、3、14および17に係わる自動開閉する構造の実施例1の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根に吸水できる抗菌作用の有る部材5設け、上下に羽根33、羽根36、羽根37、と並設させ、回転軸14を縦方向の取り付け支持部材34の回転軸受8に通し、ねじりバネ39の中心の孔をバネ中心位置決め軸40に通し、バネ止めピン41と羽根33に当接させてある。バネ圧の設定により、開く方向の角度決めストッパー13(抗菌緩衝部材)に接した状態である。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
雨天時の降水により吸水できる抗菌作用の有る部材5に水分が吸水されてバランス取り用重り15の重さより重くなり地球の引力により回転し羽根先が下がり、閉じる方向の角度決めストッパー16(抗菌緩衝部材)に接した状態であり隙間17から入る水は、雨返し18にて屋内に入りにくくしてある。
なお、隙間を無くし羽根が重なり合うように設定する場合もあり、その場合は、羽根が重なり合う部分には抗菌緩衝部材を設ける。
図7は、本発明請求項3に係わる自動開閉する建具の1実施例の斜視図である。また、特に斜視図を示していない断面概要図のイメージ参考にもあてはまる。
屋外より見た壁42に内蔵された網戸43を表すもので、この場合の建具(網戸)43は金属製、樹脂製あるいは木製などの部材で枠を形成してあり、枠内の開口部には網4が張ってある。この網戸43に、板バネ作用のある羽根44に設けてある複数の取り付け穴(透過穴)22を利用してネジ23を用い羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根44を取り付け、上下に羽根44、羽根45、羽根46、羽根47、羽根48と並設させてある。羽根44には裏に水を通すために複数の貫通穴49が開けてある。
図8は、本発明請求項3に係わる自動開閉する構造の実施例7の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根44の裏面に吸水できる部材(吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材)50を設け、取り付け部30にて姿勢保持して固定した状態である。
羽根44は弾性があるため自重(あらかじめカールさせても良い)で閉じている。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
羽根44の裏面に吸水できる部材(吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材)50が吸水によって重くなるのに伴い、弾性がある羽根44は下方向に曲がった状態である。この図では、羽根44の裏に吸水できる部材(吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材)50を設け、裏に水を通すための複数の貫通穴45が開けてあるため、羽根にかかった水を表から裏へ水分を移動できるため、吸水できる部材(吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材)50が直射日光や、風雨に、当たりにくく設定してあるため、多少対候性が悪くても羽根により守られるため、寿命を長くできる。また、複数の貫通穴45は、切り込みにて形成する場合もある。
図9は、本発明請求項3および4に係わる自動開閉する建具の1実施例の斜視図である。また、特に斜視図を示していない断面概要図のイメージ参考にもあてはまる。
屋外より見た網戸を表すもので、この場合の建具(網戸)57は金属製、樹脂製あるいは木製などの部材で枠を形成する既製品であり、枠内の開口部には網4が張ってある。羽根先を屋外に面する方向に向けたバネ作用の有る羽根51の上面に吸水すると伸びる部材または体積が増える部材52aを設け、下面に吸水してもあまり伸びない部材(吸水しない部材や、膨張しない部材や、収縮する部材を含む)52c(この図では弾性板材が伸びない部材と一体化しているがそれぞれを別に構成しても良い)を組み合わせた羽根51にネジ23を用い羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根51を取り付け、上下に羽根51、羽根53、羽根54、羽根55、羽根56と並設させてある。取り付け部30にて姿勢保持して固定した状態である。この図では吸水すると伸びる部材または体積が増える部材52aを所定の間隔をとって羽根51に設けているが、これは、膨張すると開閉方向の変化の他に、横方向の膨張による変形歪を抑えるためである。なお、庇の有無や個々の状況により引戸全体だけでなく、上部のみや、下部のみといった部分的に配置する場合もある。また、羽根の両端にカバーを取り付ける場合や、羽根の周りに枠を取り付ける場合には、風による羽根のバタツキを抑え、けがなどの危険防止ができる。また、羽根にスリットや、穴を設ける場合も有り、透明な部材を使用したり、一部に使用したりする場合もある。
図10は、本発明請求項3および4に係わる自動開閉する構造の実施例9の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
この図では、バネ作用の有る羽根がカールしているので上面の吸水膨張率の高い部材が、下面に吸水膨張率の低い部材より面積が多く設定してあるためより多く閉じることができる。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
上面の吸水膨張率の高い部材52bが伸びる量と、下面に吸水してもあまり伸びない部材(吸水しない部材や、膨張しない部材や、収縮する部材を含む)52cが伸びる量との差により羽根が下方向に曲がった状態である。この図では、部材間に空間が無いが、空間を設ける場合や、防水材をはさむ場合もある。
図11は、本発明請求項5に係わる自動開閉する構造の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
この図では、建造物の開口部の固定支点64より吸水すると伸びる部材58をつなぎ、さらに、羽根59につなぎ、上下に羽根59、羽根62、羽根63を回転ピン60と連結具61にて並設させてつないでいる。さらに羽根59、羽根62、羽根63はそれぞれに対応する回転軸14に取り付けて、羽根と吸水すると伸びる部材58と連結具61が可動できるように姿勢保持している。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
吸水すると伸びる部材58が伸びることで重力により羽根が閉じている。
なお、この図では羽根59、羽根62、羽根63と連結具61の取り付け間隔が一定なので、すべての羽根が同じように閉じている
図12は、本発明請求項2および6に係わる自動開閉する構造の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
この図では、建造物の開口部に板バネ作用有る羽根支持部65を上にし、上下に羽根65、羽根66、羽根67と並設させてつないでいる。さらにそれぞれの羽根には吸水すると柔らかくなる部材69とその上に吸水すると伸び、乾燥すると縮む部材68がつけられている。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
吸水すると柔らかくなる部材69とその上の吸水すると伸び、乾燥すると縮む部材68の変化と吸水による重量の増加によって下に垂れ下がり70が発生し羽根が閉じている。
なお、乾燥すると縮む部材68を取り付けた場合は雨が上がり湿度が低くなり乾燥してくると縮む作用によって羽を上げることができるので形状の復帰(形状の記憶機能)が可能となる。
図13は、本発明請求項7に係わる自動開閉する構造の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
この図では、建造物の開口部に強度を上げるためにカールさせた羽根71を上にし、上下に羽根71、羽根72、羽根73と並設させている。それぞれの羽根は吸水すると柔らかくなる姿勢保持部材74と取り付け基準部76にて姿勢保持されている。その吸水すると柔らかくなる姿勢保持部材74の中には吸水すると伸び、乾燥すると縮む部材75が内蔵されている。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
吸水すると柔らかくなるる姿勢保持部材74とその上の吸水すると伸び、乾燥すると縮む部材75の変化と吸水による重量の増加によって下に垂れ下がり羽根が閉じている。
なお、乾燥すると縮む部材を取り付けた場合は雨が上がり湿度が低くなり乾燥してくると縮む作用によって羽を上げることができるので形状の復帰(形状の記憶機能)が可能となる。
図14は、本発明請求項8に係わる自動開閉する構造に板バネを使用する揺動タイプの断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
この図では、建造物の開口部に板バネ作用のあるカールさせた羽根77を上にし、上下に羽根77、羽根78と並設されて取り付け部30にて固定している。それぞれの羽根は先端部には回転ピン79にて連結材80に可動できるように連結されている。連結材80の最下部にはタンク82aが蝶ネジ81にて取り付けられている。タンク82aの底には小さな水抜き穴83aが開いている。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
降水が羽根77、羽根78や、他の構成部材に当たり連結材80をつたってタンク82aに導かれたまっている。これに伴い羽根77、羽根78はタンク82aの重量の増加によって重力バランスがくずれ下に垂れ下がり羽根が閉じている。なお、大雨になるとタンク82aの上から水84があふれるが小雨になると水抜き穴83aより水滴85が漏れて、タンク82aが軽くなるため戻る方向に羽根が開くことになる。
図15は、本発明請求項8に係わるタンクの参考例の断面概要図である。
この図では、タンク82bの上にはフイルター86が取り付けられている。このフイルター86によって異物がタンクに入るのを抑えている。これにより異物が水抜き穴83bにつまり、水が抜けない状況にならないようにしている。これにより異臭の発生や、害虫の発生をさまたげられる。また、水量調整穴88により羽根の開閉する時間を調整できる。なお、タンク82bの底には傾斜を設け交点には丸み89をつけ、掃除をしやすいようにしている。また、水抜き穴83bには外側を広く設定して掃除をしやすいようにしている。また、水抜き穴83bは降水量に適した大きさにしなければならないが、調整や、掃除のために弁をつけても良い。
図16は、本発明請求項3、8および25に係わる自動開閉する構造に引張りバネを使用する回転タイプの断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
この図では、建造物の開口部にカールさせた羽根93を上にし、上下に羽根93、羽根94と並設されて回転支点ピン92を開口部の支持部材に回転できるように取り付けられている。それぞれの羽根は先端部には回転ピン79にて連結材80に可動できるように連結されている。連結材80の最下部にはタンク82が蝶ネジ81にて取り付けられている。タンク82の底には小さな水抜き穴83が開いている。一方、連結材80の最上部には引張りバネ91と吊り下げピン90にて、全体を持ち上げ保持している。なお、タンク82が蝶ネジ81にて取り付けられている。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
降水が羽根93、羽根94や、他の構成部材に当たり連結材80をつたってタンク82に導かれたまっている。これに伴い羽根77、羽根78はタンク82の重量の増加によって重力バランスがくずれ下に垂れ下がり羽根が閉じている。なお、大雨になるとタンク82の上から水84があふれるが小雨になると吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材を連動できるように連結あるいは当接させ、水を吸水すると体積が増しより水滴85が漏れて、タンク82が軽くなるため戻る方向に羽根が開くことになる。
図17は、本発明請求項9および25に係わる自動開閉する構造の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
この図では、建造物の開口部に羽根95を上にし、上下に羽根95、羽根96羽根97、羽根98、羽根99、と並設されて回転支点ピン100によって連結材101に回転できるようにつながれている。それぞれの羽根には支持部材に設けられた回転軸受8および回転軸14にて平行に回動できるようにつながれている。連結材101の最下部にはローラー102が取り付けられ、タンクケ−ス103から浮き上がる浮き104と当接している。タンクケース103の底には小さな水抜き穴105が開いている。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
降水が屋根106に当たり、水滴85が雨樋107を通って、タンクケ−ス103に集まっていく。たまった水84は浮き104を押し上げ連動している連結材101および複数の羽根を可動させ、羽根が閉じた状態となる。なお、大雨になるとタンクケ−ス103の上から水84があふれるがタンクケ−ス103の上面に傾斜を設けて屋外に流れるように設定してある。小雨になると水抜き穴105より水滴85が漏れて、タンクケ−ス103の水位が下がるのに伴って戻る方向に羽根が開くことになる。
図18は、本発明請求項10および25に係わる自動開閉する構造の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
この図では、建造物の開口部に羽根95を上にし、上下に羽根95、羽根96、羽根97、羽根98、羽根99、と並設されて回転支点ピン100によって連結材101に回転できるようにつながれている。それぞれの羽根には支持部材に設けられた回転軸受8および回転軸14にて平行に回動できるようにつながれている。連結材101の最下部にはローラーが取り付けられ、タンクケ−ス103から上がる吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材108を内蔵しているケース109と当接している。タンクケース103の底には小さな水抜き穴105が開いている。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
降水が屋根106に当たり、水滴85が雨樋107を通って、タンクケ−ス103に集まっていく。たまった水84は浮き104を押し上げ連動している連結材101および複数の羽根を可動させ、羽根が閉じた状態となる。なお、大雨になるとタンクケ−ス103の上から水84があふれるがタンクケ−ス103の上面に傾斜を設けて屋外に流れるように設定してある。小雨になると水抜き穴105より水滴85が漏れて、タンクケ−ス103の水位が下がるのに伴って戻る方向に羽根が開くことになる。なお、切り欠き110は初期作動を良くするために少量の水でも触れやすくするためであり、同じ目的でケースの上面のローラーとの磨耗が激しい接触部以外を多孔質にしても良い。
図19は、本発明請求項11および25に係わる自動開閉する構造の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
この図では、建造物の開口部に羽根95を上にし、上下に羽根95、羽根96、羽根97、羽根98、羽根99、と並設されて回転支点ピン100によって連結材101に回転できるようにつながれている。それぞれの羽根には支持部材に設けられた回転軸受8および回転軸14にて平行に回動できるようにつながれている。連結材101の最下部にはローラーピン111が取り付けられ、タンク113から浮き上がるピストン114の長孔112に通してつなげられている。ピストン114はタンク113の底に当接し傾斜している。最低部には小さな水抜き穴105が開いている。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
降水が屋根106に当たり、水滴85が雨樋107を通って、タンク113に集まっていく。たまった水84はピストン114を水圧にて押し上げ連動している連結材101および複数の羽根を可動させ、羽根が閉じた状態となる。なお、大雨になるとタンク113の上から水84があふれるがタンク113の上面に傾斜を設けて屋外に流れるように設定してある。小雨になると水抜き穴105より水滴85が漏れて、タンク113の水位が下がるのに伴って戻る方向に羽根が開くことになる。なお、切り欠き115は初期作動を良くするために少量の水でも触れやすくするためである、なお、ピストン114は浮きとしても良い。また、水圧を利用しているので、浮きのように縦方向だけでなく横方向にも作動できる上、配管すれば遠い箇所にも対応できる。その場合は雨水を直接ピストン114に使用せずにゴムや、シリコンの膜などにて異物の含まれない状態にし、圧力のみを利用するのが好ましい。また、この場合は、大きな建造物に適しており集めた水を、あふれださなくし再利用しても良い。もっとも、あらかじめ水をためておいて、降水の際に手動または、自動で圧力をかけたほうが、作動は早くできる。
図20は、本発明請求項3、8、12、23および25に係わる自動開閉する建具の1実施例の斜視図である。また、特に斜視図を示していない断面概要図のイメージ参考にもあてはまる。
屋外より見た網戸を表すもので、この場合の建具(網戸)57は金属製、樹脂製あるいは木製などの部材で枠を形成する既製品であり、枠内の開口部には網4が張ってある。羽根先を屋外に面する方向に向けたバネ作用の有る羽根116を上にし、上下に羽根116、羽根117、羽根118、羽根119、羽根120、と並設されてネジ23にて、取り付けてある。それぞれの羽根は中央が両端よりも羽根の傾斜部が短く設定されており、上面に撥水できる植毛124を設けてある。毛先を羽根の両先端部に向けてあり、その両先端部から複数の羽根にそれぞれ水流案内連結材121をつなげて最低部にタンク122を取り付けてあり、吸水体123を固定してある。この図では羽根116の撥水できる植毛や、中央が両端よりも羽根の傾斜部が短く設定してあるため、水流案内連結材121に早く水を流せるのでタンク122に水がたまることで早く各羽根を作動でき、閉じることができる。また、タンク122に吸水体123が固定してあるため多少ゆれても水がなくなりにくい。
図21は、本発明請求項3、15、24および25に係わる自動開閉する建具の1実施例の斜視図である。また、特に斜視図を示していない断面概要図のイメージ参考にもあてはまる。
屋外より見た網戸を表すもので、この場合の建具(網戸)57は金属製、樹脂製あるいは木製などの部材で枠を形成する既製品であり、枠内の開口部には網4が張ってある。羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根129を上にし、上下に羽根129、羽根130、羽根131、羽根132、と並設されてネジ23にて、取り付けてある。それぞれの羽根は中央が両端よりも羽根の傾斜部が短く設定されており、上面に吸水できる凸部125を設けてある。傾斜先を羽根の両先端部に向けてあり、その両先端部から複数の羽根にそれぞれ水流案内連結材121をつなげて最低部に回転ピン127を使用しショックアブソーバー128を水が支持部材133に流れ、且つ、回動できるように取り付けてある。なお、羽根129、羽根130の間にはバネ入りショックアブソーバー126を支持部材133から水流案内連結材121に水が流れ、且つ、回動できるように取り付けてある。この状態では、各部材の重量とバネ入りショックアブソーバー126のバネのバランスにて姿勢保持している。この構成により吸水できる凸部125に降水が吸水され、吸水できない部分は羽根の両端部に流れるので羽根の中央部の傾斜部が短く設定された部分により屋内に水が入るのを抑えることができる。また、吸水できる凸部125に吸水されるとその重量増加にて羽根を閉じることができる。また、風が吹いて羽根を揺らしても水流案内連結材121につなげた各ショックアブソーバーが作動し、バタツキを抑えゆっくり開閉することができるため、騒音を減らすことができる。なお、各ショックアブソーバーはさまざまな種類のバネ機能や、ダンパー機能を持つものとも入れ替えることができる。また羽の上面に植毛する場合や、凹凸のリブを設ける場合も有り、リブを設けた場合は羽根の強度を上げることができ、頑丈にできるので鎧戸(雨戸)とすることもできる。
図22は、本発明請求項22に係わる建具の1実施例の斜視図である。また、特に斜視図を示していない断面概要図のイメージ参考にもあてはまる。
屋外より見た網戸を表すもので、この場合の建具(網戸)57は金属製、樹脂製あるいは木製などの部材で枠を形成する既製品であり、枠内の開口部には網4が張ってある。羽根先を屋外に面する方向に向けたバネ性の有る羽根137を上にし、上下に羽根137、羽根138、羽根139、羽根140、羽根141、羽根142、と並設されてそれぞれに止めピン134にて各羽根の抜け止め孔135にて取り付けてあり、姿勢保持している。上面の傾斜部に吸水できる抗菌作用の有る部材5(吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材や植毛でも良い)をもうけている。なお、この図では止めピン134の根元は広くなっており、図に見える先端を、網の裏面より網目に通して各羽根の抜け止め孔135にて固定している。また目印136は羽根の長手方向を切断する際の目安とするものである。
図23は、本発明請求項1、2、3、17又は25に係わる自動開閉する構造の実施例1の断面概要図である。この例は、最も簡単な構造のひとつである。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根143に吸水できる抗菌作用の有る部材5(吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材)を設け、上下に羽根143、羽根144、羽根145、と並設させ、回転軸14を縦方向の取り付け支持部材7の回転軸受8に通されている。各羽根の屋内側には回転支点ピン100によって連結具61が回動できるようつながれ最下部にはバランス取り用重り150の重さの設定により、開く方向の角度決めストッパー13(抗菌緩衝部材)に接した状態である。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
雨天時の降水により吸水できる抗菌作用の有る部材5(吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材)に水分が吸水されてバランス取り用重り15の重さより重くなり地球の引力により回転し羽根先が下がり、閉じる方向の角度決めストッパー16(抗菌緩衝部材)に接した状態であり隙間17から入る水は、雨返し18にて屋内に入りにくくしてある。
なお、隙間を無くし羽根が重なり合うように設定する場合もあり、その場合は、羽根が重なり合う部分には抗菌緩衝部材を設ける。
図24は、本発明請求項1、2、3、16、17又は25に係わる自動開閉する構造の実施例1の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根143に吸水できる抗菌作用の有る部材5(吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材)を設け、上下に羽根143、羽根144、羽根145、と並設させ、回転軸14を縦方向の取り付け支持部材7の回転軸受8に通されている。各羽根の屋内側には回転支点ピン100によって連結具61が回動できるようつながれ最下部にはバランス取り用重り150の重さの設定により、開く方向の角度決めストッパー13(抗菌緩衝部材)に接した状態である。連結具61の最上部に軟質連結具146を設け、プーリー147の溝にかけてあり、さらに、案内摩擦車148にくぐらせプーリー149にかけ、バランス取り用重り150によって荷重調整して姿勢保持されている。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
雨天時の降水により吸水できる抗菌作用の有る部材5(吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材)に水分が吸水されてバランス取り用重り15の重さより重くなり地球の引力により回転し羽根先が下がり、閉じる方向の角度決めストッパー16(抗菌緩衝部材)に接した状態であり隙間17から入る水は、雨返し18にて屋内に入りにくくしてある。
なお、隙間を無くし羽根が重なり合うように設定する場合もあり、その場合は、羽根が重なり合う部分には抗菌緩衝部材を設ける。
羽根の開閉の作動は、案内摩擦車148の摩擦抵抗(ブレーキ)により、ゆっくりと作動するため静かであり、風が吹いた際にも羽根のバタツキを抑える作用がある。また、案内摩擦車のくぐらせる角度、および数量や、摩擦面により摩擦抵抗(ブレーキ)は設定できる。
図25は、本発明請求項1、2、3、16、17又は25に係わる自動開閉する構造の実施例1の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根143に吸水できる抗菌作用の有る部材5を設け、上下に羽根143、羽根144、羽根145、と並設させ、回転軸14を縦方向の取り付け支持部材7の回転軸受8に通されている。各羽根の屋内側には回転支点ピン100によって連結具61が回動できるようつながれ最下部にはバランス取り用重り15の重さの設定により、開く方向の角度決めストッパー13(抗菌緩衝部材)に接した状態である。連結具61の最上部に軟質連結具146を設け、ラチェットプーリー151の溝にかけてあり、さらに、バランス取り用重り150によって荷重調整して姿勢保持されている。ラチェットプーリー151には爪をかけることで固定できる硬質爪152とブレーキがかけられる弾性爪153が設定されており状況により使い分けることができる。
(b)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態である。
雨天時の降水により吸水できる抗菌作用の有る部材5(吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材)に水分が吸水されてバランス取り用重り15の重さより重くなり地球の引力により回転し羽根先が下がり、閉じる方向の角度決めストッパー16(抗菌緩衝部材)に接した状態であり隙間17から入る水は、雨返し18にて屋内に入りにくくしてある。
なお、隙間を無くし羽根が重なり合うように設定する場合もあり、その場合は、羽根が重なり合う部分には抗菌緩衝部材を設ける。
開閉の作動は、弾性爪153の弾性抵抗(ブレーキ)により、ゆっくりと作動するため静かであり、風が吹いた際にも羽根のバタツキを抑える作用がある。また、固定できる硬質爪152を使用した場合は羽根の角度を固定できる。
図26は、本発明請求項2、3、14および19に係わる自動開閉する構造の実施例1の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根154に止め具ケース157を取り付け、上下に羽根154、羽根155、と並設させ、それぞれ中に、吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材108と、可動止め具156が内蔵され密接している。なお、可動止め具156は、固定留め具158(抗菌緩衝部材)とロックできる方向(下向きに)可動するように設定されている。羽根154は回転軸14を取り付け支持部材7に設けてある回転軸受8にて回動できるように通されている。一方、先端部は引張りバネ91と吊り下げピン90によってストッパー13に当接する位置に保持されている。
(b)は、雨天時または、ひょうの落下、強風の風圧などの外力にて一時的に羽根が閉じた状態の概要である。
羽根先が下がり、閉じる方向の固定留め具158(抗菌緩衝部材)に接した状態である。
なお、この図では可動止め具156が、十分に可動していない状況設定としているのでロックはされていない。
(c)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態でロックされている。
雨天時の降水により吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材108に水分が吸水されて引張りバネ91の荷重より重くなり地球の引力により回転し羽根先が下がり、閉じる方向の固定留め具158(抗菌緩衝部材)に接した状態である。吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材108が十分に膨らみ可動止め具156を移動させて、固定留め具158(抗菌緩衝部材)とロックしている。なお、湿度の低下による蒸発などで吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材108の含水量が減ると、それに伴い収縮するので戻る方向に可動止め具156を移動させることでロックを解除できる。なお、止め部159は、可動止め具156が作動した状態でも閉じる方向にロックしやすくする向きに、角度を緩く設定してある。
図27は、本発明請求項2、3、14および19に係わる自動開閉する構造の実施例1の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根に吸水できる抗菌作用の有る部材5設け、上下に羽根33、羽根36、羽根37、と並設させ、回転軸14を縦方向の取り付け支持部材34の回転軸受8に通し、ねじりバネ39の中心の孔をバネ中心位置決め軸40に通し、バネ止めピン41と羽根33に当接させてある。バネ圧の設定により、開く方向の角度決めストッパー13(抗菌緩衝部材)に接した状態である。なお、各羽根の屋内方向の先端部は回転ピン60と連結具61にて回動できるように並設させてつないでいる。一方、各羽根が閉じた状態になった場合に、最下部の羽根37をロックできる吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材108を内蔵し、密接しているロックできる可動止め具156がスライドケース160に内蔵されて、タンク122の底面に接するように圧縮バネ161にて押されている。また、タンク122の底面には、小さな水抜き穴105が開いている。
(b)は、雨天時または、ひょうの落下、強風の風圧などの外力にて一時的に羽根が閉じた状態の概要である。
羽根先が下がり、閉じる方向の角度決めストッパー16(抗菌緩衝部材)に接した状態である。なお、この図では可動止め具156が、十分に可動していない状況設定としているので水84がタンク122に入っても、底面の小さな水抜き穴105より水滴85が漏れているためロックはされていない。
(c)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態でロックされている。
雨天時の降水により吸水できる抗菌作用の有る部材5が重くなり、ねじりバネ39の荷重より重くなって羽根先が下がり、閉じる方向の角度決めストッパー16(抗菌緩衝部材)に接した状態である。吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材108が十分に膨らみ可動止め具156を移動させて、固定留め具158(抗菌緩衝部材)とロックしている。なお、湿度の低下による蒸発などで吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材108の含水量が減ると、それに伴い収縮するので戻る方向に可動止め具156を移動させることでロックを解除できる。なお、止め部159は、可動止め具156が作動した状態でも閉じる方向にロックしやすくする向きに、角度を緩く設定してある。また、最下部の羽根37が弱い材質の場合は、止め部159に補強をいれるのが好ましい。
図28は、本発明請求項2、3、14および20に係わる自動開閉する構造の実施例1の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根に吸水できる抗菌作用の有る部材5設け、上下に羽根33、羽根36、羽根37、と並設させ、回転軸14を縦方向の取り付け支持部材34の回転軸受8に通し、ねじりバネ39の中心の孔をバネ中心位置決め軸40に通し、バネ止めピン41と羽根33に当接させてある。バネ圧の設定により、開く方向の角度決めストッパー13(抗菌緩衝部材)に接した状態である。なお、各羽根の屋内方向の先端部は回転ピン60と連結具61にて回動できるように並設させてつないでいる。一方、各羽根が閉じた状態になった場合に、最下部の羽根37をロックできる可動止め具156を設けた浮き162を内蔵し、密接しているロックできる可動止め具159がスライドケース160に内蔵されて、タンク122の底面に接するように圧縮バネ161にて押されている。また、タンク122の底面には、小さな水抜き穴105が開いている。
(b)は、雨天時または、ひょうの落下、強風の風圧などの外力にて一時的に羽根が閉じた状態の概要である。
羽根先が下がり、閉じる方向の角度決めストッパー16(抗菌緩衝部材)に接した状態である。なお、この図では可動止め具156が、十分に可動していない状況設定としているので水84がタンク122に入っても、底面の小さな水抜き穴105より水滴85が漏れているためロックはされていない。
(c)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態でロックされている。
雨天時の降水により吸水できる抗菌作用の有る部材5が重くなり、ねじりバネ39のバネ荷重より重くなって羽根先が下がり、閉じる方向の角度決めストッパー16(抗菌緩衝部材)に接した状態である。一方、水84がタンク122に入って、可動止め具156を設けた浮き162が浮き上がることで可動止め具156と、最下部の羽根37が止め部159にてロックしている。なお、湿度の低下による蒸発や、底面の小さな水抜き穴105よりの水滴85の漏れなどで水位が減ると、それに伴い水位が下がるので戻る方向に可動止め具156を移動させることでロックを解除できる。なお、止め部159は、可動止め具156が作動した状態でも閉じる方向にロックしやすくする向きに、角度を緩く設定してある。また、最下部の羽根37が弱い材質の場合は、止め部159に補強をいれるのが好ましい。
図29は、本発明請求項14および21に係わる自動開閉する構造の実施例1の断面概要図である。
(a)は、無風状態の晴天時の概要であり羽根が開いた状態である。
羽根先を屋外に面する方向に向けた羽根に吸水できる抗菌作用の有る部材5設け、上下に羽根33、羽根36、羽根37、と並設させ、回転軸14を縦方向の取り付け支持部材34の回転軸受8に通してある。各羽根の屋内方向の先端部は回転ピン60と連結具61にて回動できるように並設させてつながれ最下部にはバランス取り用重り150の設定により、開く方向の角度決めストッパー13(抗菌緩衝部材)に接した状態である。一方、各羽根が閉じた状態になった場合に、最下部の羽根37をロックできる可動タンク付止め具163を回転支点ピン100によって回転できるようにつながれている。また、可動タンク付止め具163可動タンク付のタンクの底面には、小さな水抜き穴105が開いている。
(b)は、雨天時または、ひょうの落下、強風の風圧などの外力にて一時的に羽根が閉じた状態の概要である。
羽根先が下がり、閉じる方向の角度決めストッパー16(抗菌緩衝部材)に接した状態である。なお、この図では可動止め具156が、十分に可動していない状況設定としているので水84がタンク122に入っても、底面の小さな水抜き穴105より水滴85が漏れているためロックはされていない。
(c)は、雨天時の概要であり羽根が閉じた状態でロックされている。
雨天時の降水により吸水できる抗菌作用の有る部材5が重くなり、バランス取り用重り150の設定より重くなって羽根先が下がり、閉じる方向の角度決めストッパー16(抗菌緩衝部材)に接した状態である。一方、水84がタンク122に入って、ロックできる可動タンク付止め具163を回転させることで可動タンク付止め具と、最下部の羽根37が止め部159の位置にてロックしている。なお、湿度の低下による蒸発や、底面の小さな水抜き穴105よりの水滴85の漏れなどで水位が減ると、それに伴い水位が下がるので戻る方向に回転することでロックを解除できる。なお、止め部159は、閉じる方向にロックしやすくなる向きに、角度を緩く設定してある。また、最下部の羽根37が弱い材質の場合は、止め部159に補強をいれるのが好ましい。
建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を持つ建具において、本発明の構造と公知の羽根の開閉角度を任意に設定できる開閉構造と組み合わせにて、本発明の作動を実施させる場合と、任意の開閉角度にて固定するようにも適用できる。また、各部材は、抗菌性または、耐候性の有る部材が、望まれる。
建具の実施方法を示した説明図である。(実施例1) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例2) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例3) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例4) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例5) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例6) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例7) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例8) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例9) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例10) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例11) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例12) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例13) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例14) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例15) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例16) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例17) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例18) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例19) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例20) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例21) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例22) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例23) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例24) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例25) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例26) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例27) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例28) 建具の実施方法を示した説明図である。(実施例29)
符号の説明
1 建具(網戸)
2 溝
3 溝
4 網
5 吸水できる抗菌作用の有る部材
6 羽根
7 支持部材
8 回転軸受
9 羽根
10 羽根
11 羽根
12 羽根
13 ストッパー(抗菌緩衝部材)
14 回転軸
15 バランス取り用重り
16 ストッパー(抗菌緩衝部材)
17 隙間
18 雨返し
19 建具(引戸)
20 透明な板
21 羽根
22 取り付け穴(透過穴)
23 ネジ
24 羽根
25 羽根
26 羽根
27 羽根
28 熱膨張率の高い部材
29 熱膨張率の低い部材(膨張しない部材や収縮する部材を含む)
30 取り付け部
31 部材間に空間(空間が無い場合や、断熱材を使用する場合もある)
32 建具(網戸)
33 羽根
34 取り付け支持部材
35 天板
36 羽根
37 羽根
38 羽根
39 ねじりバネ
40 バネ中心位置決め軸
41 バネ止めピン
42 壁
43 網戸
44 羽根
45 羽根
46 羽根
47 羽根
48 羽根
49 貫通穴
50 吸水できる部材
51 羽根
52a 体積が増える部材
52b 吸水膨張率の高い部材
52c 伸びない部材
53 羽根
54 羽根
55 羽根
56 羽根
57 建具(網戸)
58 吸水すると伸びる部材
59 羽根
60 回転ピン
61 連結具
62 羽根
63 羽根
64 固定支点
65 羽根
66 羽根
67 羽根
68 乾燥すると縮む部材
69 吸水すると柔らかくなる部材
70 垂れ下がり
71 羽根
72 羽根
73 羽根
74 吸水すると柔らかくなる姿羽根
75 乾燥すると縮む部材
76 取り付け基準部
77 羽根
78 羽根
79 回転ピン
80 連結材
81 蝶ネジ
82a タンク
82b タンク
83a 水抜き穴
83b 水抜き穴
84 水
85 水滴
86 フイルター
87 取り付け穴
88 水量調整穴
89 丸み
90 吊り下げピン
91 引張りバネ
92 回転支点ピン
93 羽根
94 羽根
95 羽根
96 羽根
97 羽根
98 羽根
99 羽根
100 回転支点ピン
101 連結材
102 ローラー
103 タンクケ−ス
104 浮き
105 水抜き穴
106 屋根
107 雨樋
108 吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材
109 ケース
110 切り欠き
111 ローラーピン
112 長孔
113 タンク
114 ピストン
115 切り欠き
116 羽根
117 羽根
118 羽根
119 羽根
120 羽根
121 水流案内連結材
122 タンク
123 吸水体
124 植毛
125 凸部
126 バネ入りショックアブソーバー
127 回転ピン
128 ショックアブソーバー
129 羽根
130 羽根
131 羽根
132 羽根
133 支持部材
134 止めピン
135 抜け止め孔
136 目印
137 羽根
138 羽根
139 羽根
140 羽根
141 羽根
142 羽根
143 羽根
144 羽根
145 羽根
146 軟質連結具
147 プーリー
148 案内摩擦車
149 プーリー
150 バランス取り用重り
151 ラチェットプーリー
152 硬質爪
153 弾性爪
154 羽根
155 羽根
156 可動止め具
157 止め具ケース
158 固定留め具
159 止め部
160 スライドケース
161 圧縮バネ
162 浮き
163 可動タンク付止め具

Claims (25)

  1. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、吸水できる抗菌作用の有る部材を羽根に設け、水がかかった際に吸水によって重量を増す重量バランスの変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発による軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根。
  2. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、羽根に吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材を羽根に設け、水がかかった際に吸水によって重量を増す重量バランスの変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発による軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根。
  3. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させバネにより開く方向に姿勢保持し、水分を蓄える部位を羽根に設け、水がかかると水分を蓄えることで重量を増す重量バランスの変化によりバネが作動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発および流失による軽量化に伴いバネが戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根。
  4. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、羽根に吸水すると伸びる部材または体積が増える部材と伸びないまたは、伸びにくい部材を組み合わせ、水がかかった際の膨張率の差により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発によって伸びる部材が縮むのと軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根。
  5. 建造物の開口部に吸水すると伸びる部材でつないだ羽根を上下に並設させて姿勢保持し、水がかかった際に吸水すると伸びる部材によりつながった羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発による伸びる部材が縮むのと軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根。
  6. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、羽根に吸水すると柔らかくなる部材を用い部材に水がかかると吸水によって重量を増す重量バランスの変化と吸水すると柔らかくなる部材により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発と軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその羽根。
  7. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、姿勢保持部材に吸水すると柔らかくなる部材を用い部材に水がかかると吸水によって重量を増す重量バランスの変化と吸水すると柔らかくなる部材により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、水分の蒸発と軽量化に伴い戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその姿勢保持部材。
  8. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根とタンクを連動できるように構成し、水をタンクに集めタンク内の水量が増す重量バランスの変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、タンク内の水量が減ると戻る方向に可動する屋外に面した建具およびそのタンクもしくは羽根。
  9. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根とタンク内の浮きを連動できるように構成し、水をタンクに集めタンク内の水量が増すとタンク内の浮きが、浮き上がる変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、タンク内の水量が減ると戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその構造。
  10. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根と吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材を連動できるように構成し、水を吸水すると体積が増し吸水量が高まる部材に集め、吸水すると体積が増す変化により連動された羽根が可動する屋外に面した建具およびその構造。
  11. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根とタンク内のピストンを連動できるように構成し、水をタンクに集めタンク内の水量が増すとタンク内のピストンが、水圧により移動する変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、タンク内の水量が減ると戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその構造。
  12. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根と吸水体を連動できるように構成し、水を吸水体に集め吸水体の含水量が増すと重量バランスの変化により羽根が可動し羽根が閉じる構造を持ち、吸水体の含水量が減ると戻る方向に可動する屋外に面した建具およびその吸水体もしくは羽根。
  13. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させ姿勢保持し、羽根に高温になると伸びる部材と伸びないまたは、伸びにくい部材を組み合わせ、温度による熱膨張率の差により羽根が可動し開閉する屋外に面した建具およびその羽根。
  14. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造の建具において、バネにより開く方向に姿勢保持し、強風に当たると風圧とバネ圧のバランスの変化によりバネが作動し羽根が閉じ、戻る方向に可動する際に消音効果のある緩衝部材に接触する羽根を持つ屋外に面した建具およびその羽根。
  15. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造の建具において、羽根の急な開閉を抑えるダンパー機能を設けた屋外に面した建具およびその構造。
  16. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造の建具において、羽根に連動部材を設け、羽根の急な開閉の際に連動部材にブレーキをかけて羽根の急な開閉を抑える屋外に面した建具およびその構造。
  17. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造の建具において羽根が重なり合う部分または、接触する部位に抗菌緩衝部材を設けた屋外に面した建具およびその羽根。
  18. 建造物の開口部に地球の引力に対し傾斜を設けた羽根を上下に並設させ姿勢保持し、水がかかると重力によって傾斜の低い部位に水が集まり水きりが良くなる現象を利用し、集水率を高めた屋外に面した建具およびその取り付け構造もしくは羽根。
  19. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造であり、水を吸水すると体積が増す部材と羽根をロックできる止め部が連動する建具において、水を吸水し体積が増した状態にだけ、羽根がロックできる屋外に面した建具およびその構造もしくは羽根。
  20. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造であり、さらに水を蓄えるタンクを持ち、そのタンク内に水を集めることのできる建具において、タンク内の水量が増しタンク内の羽根をロックできる止め部を連動する浮きが、浮いた状態にだけ、羽根がロックできる屋外に面した建具およびその構造。
  21. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根を自動可動させる構造であり、さらに水を蓄える部位が有りその部位に水を集めることができ、水を蓄える部位とロックできる止め部が連動する建具において、水を蓄え重量が増し重量バランスの変動がある状態にだけ、羽根がロックできる屋外に面した建具およびその構造。
  22. 建造物の開口部に使用する網戸の網面に直接取り付けし、圧着する取り付け部と羽根先部を外側に向けて雨返しする傾斜部を持つ羽根を上下に並設させた屋外に面した建具および羽根。
  23. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根において、羽根先部を外側に向けて雨返しする傾斜部の上面に植毛を設けることにより水の流れを設定できる屋外に面した建具および羽根。
  24. 建造物の開口部に羽根を上下に並設させた羽根において、羽根先部を外側に向けて雨返しする傾斜部の上面に凹または凸部を設けることにより水の流れを設定できる屋外に面した建具および羽根。
  25. 各羽根を連結材にてつなぎ、羽根の開閉角度を揃えることを特徴とする上記請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、または、24記載の屋外に面した建具および構造。
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