JP2005053587A - 改良ひだ構造を備えた、化粧用、人間治療用、または人間衛生用製品の包装箱、包装方法、および包装箱自動折り曲げ機 - Google Patents

Abstract

【課題】化粧用、人間治療用、または人間衛生用製品の容器を陳列する時、表示面が回転し、消費者の見えない面になる時がある。容器（例えばポット）の位置を高くするための接近した両下側片部を備えることにより、その容器を所定位置に良好に保持する箱を提供する。
【解決手段】この箱は２つの対向面３０を有し、これらの面３０は下側片部３４によって境をつけた窓３２をそれぞれ備えている。下側片部３４は内側に移動してその上縁に容器を支持する。箱は容器を部分的に通すことができる窓２２を備えた別の面１０を有し、窓２２はその内部に切り抜いたフラップ２４を備え、このフラップ２４は支持片部３４の上縁を覆って容器の受け台を構成することを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本発明は、例えばメーキャップ落し品、シャンプー品、または治療ケア品などの化粧用、人間治療用、または人間衛生用製品の容器の包装に関する。更に言えば、本発明は特に化粧品産業、より広くはスキンケア産業におけるクリームまたはパウダーのポットに関する。

厚紙またはプラスチック製のポットに合った箱の異形体が多数提案されている。これらの異形体は、ポットを商店の棚に効率的に保管かつ陳列するためにポットを所定位置に保持する手段を提供することができる。特に、これらの異形体はポットを箱の内側で高く位置させることができ、ポットを高く位置させる様々な手段が提案されている。

この特許は下側で盛り上がった支持部を提案している。この支持部は、箱の対向する２つの壁に窪みを設け、これらの２つの窪みをそれぞれ囲む下側片部を箱の内側に変形させることによって得られている。それらの２つの下側片部は、互いに箱の中央近傍に移動してポットの下に広がっている。

サンクチュアリイ（SANCTUARY）社は、プラスチック材料の平坦片から作ったクリームポット包装用の箱を提案している。各片部がひだの形となるように、２つの片部は特にそれらの中央の折り目の所が相手側に移動している。この箱の最上部近傍の構造は類似している。この結果、ポットは互いに向かい合う２対のひだによって囲まれた箱の中央に嵌っている。この箱の残りの２つの面、すなわち正面と背面には開口が存在していない。そして、一方の面は部分的に透明な材料から作ってあり、製品を棚の正面から見ることができるようにしてある。

この種の考案はポットを陳列するのに都合がよく、棚上に保管するのを容易にするが、重大な欠点も有している。次に述べるように、ポットは十分信頼されるように支持されない。特に、ポットは包装箱の内部で回転し、その結果としてポット上の極めて重要な表示が消費者の目に見える正面から消えてしまう傾向がある。
本発明の一つの特別な目的は、容器（例えばポット）の位置を高くするための接近した両下側片部を備えることにより、その容器を所定位置に良好に保持する箱を提案することにある。

現存の箱のもう一つの欠点は、ポットが開口のない正面の壁と背面の壁によって囲まれている結果、正面の壁が透明性を有していてもポットがはっきり見えないことに起因している。
したがって、本発明のもう一つの理想的な目的は、容器を消費者に見えるように効率的に陳列する箱を提案することにある。

現存の箱のその他の欠点は、それらの箱を自動工業プロセスで製作するのが困難であるということである。
本発明の第３の目的は、自動包装方法で容易に組み立てられる箱を提案することにある。

結局のところ、現存の箱の一つの欠点は、それらの箱がポットの大きさに比べてゆったりし過ぎているということである。
本発明のその他の好ましい特徴は、容器の大きさに比べてより小さな箱を提案するということにある。

これらの目的は、化粧用、人間治療用、または人間衛生用製品に適した容器の包装箱を用いる本発明に従って達成する。この箱は対向する２つの側面を有し、各側面は開口を備えている。開口の下側部分は、箱の内側に移動する片部によって縁取りし、片部の上縁に前記容器を支持する。この箱は、容器を部分的に突出させ得る窓を備えた別の正面を有することを特徴とする。この窓はそこから切り抜いたフラップを備え、このフラップは支持片部の上縁を覆って容器の受け台を構成する。

本発明は、化粧用、人間治療用、または人間衛生用製品の容器の包装方法も提案する。この方法は、容器の受容箱を形成するために設計した側面であって、開口をそれぞれ有する２つの対向面を備えた側面を用意することから成る工程と、それぞれが対向面の一方に属するとともに２つの開口の一方の下縁の境界を定める２つの片部を内側に押し込んで容器の下側支持部を形成することから成る工程と、容器が部分的に通ることができるように、十分に開いた窓を箱の第３の面に用意することから成る工程と、窓の下縁に繋がるフラップを用意するとともにフラップを箱の内側に押し込むことによって、フラップが箱の下側支持片部の上縁を覆って容器の支持台を構成することから成る工程を含むことを特徴とする。

化粧用、人間治療用、または人間衛生用製品の容器に適した包装箱の自動折り曲げ機も提案する。この折り曲げ機は、箱の構成部材を折り曲げて閉じる手段を備え、この手段は箱の２つの対向面の対応する下側片部を内側に変位させる手段を含んでいる。この折り曲げ機は、対向面の対応する下側片部を変位させた後に、箱の正面の典型的な部分にある窓のフラップを２つの対向面から離れるように箱の内側に変位させる手段も備えていることを特徴とする。

本発明の容器の包装箱は、容器を所定位置に保持するのに極めて有効である。特に容器上の表示や中身の様子を消費者に特に明瞭かつ直接的に見せる。また、消費者に製品に容易に手を触れさせることができる。また、容器を突出させるので、容器の体積と比べて特に小型にすることができる。そして、小型にすることができるため、多数の箱を商店棚に並べることができる。また、材料を少ししか必要としないので、作るのが安価となる。

その上に、本発明の容器の包装箱は、容器が摺動する可能性、特に回転する可能性を減らす。また、容器の重量を片部の全体に分散させる。さらに、容器の上部と底部を囲み、容器が動くのを不可能とする。すなわち、厚みを減らして容器を正面窓から押し出すので、優れた保持機能と表示機能を実現することができる。そして、本願発明の自動折り曲げ機は、箱を自動的に容易に組み立てることができる。

本発明のその他の目的、特徴、および利点は、以下に図面を参照して与える詳細な説明を読んだ後に明瞭になるであろう。

本発明の好適な具体例を構成する箱は、以下に説明するように、１片の厚紙から製作する。厚紙には溝、切込、および予備切込を形成し、箱の形成を容易にしてある。先ず図１を参照すると、あたかも不図示のポットを内部に配置してあるように、箱を閉じて示してある。箱の外観形状は、高さがその他の寸法よりも長い平行六面体の形としてある。この場合に、箱はその半分の高さのポットを収容するように設計してある。

箱の４つの長手壁のうちの３つの壁１０、２０、３０に３つの開口１２、２２、３２を割り当ててある。開口１２、２２、３２を有する３つの壁１０、２０、３０のうちの１つの壁２０は、その他の２つの壁１０、３０によって囲んである。この囲んである壁、すなわち正面壁２０の形状は平面としてある。

開口すなわち窓２２は壁２０のほぼ中央に設けてあり、その高さは収容するポットと同じとし、その幅は壁２０の縁部まで広がるように選んである。その他の２つの開口１２、３２は２つの側壁１０、３０に形成してあり、これらの側壁１０、３０は当該平行六面体の水平面に内接しない大きさに限定してある。これらの２つの側壁１０、３０は、開口１２、３２を前述の正面窓２２と同じ高さでほぼ中央にそれぞれ有している。

したがって、側面開口１２、３２は、それらの上縁および下縁の境界をそれぞれ定める下側片部１４、３４および上側片部１６、３６をそれぞれ有している。これらの片部１４、１６、３４、３６は、上下方向に端から端に延びて箱の内側に引かれる折り目１５、１７、３５、３７をそれぞれ有している。この結果、当該片部１４、１６、３４、３６が箱の内側に移動することにより、少なくとも１つのひだを形成する。上下方向に延びる折り目は片部１４、１６、３４、３６の中央に位置させるのが好ましい。

この場合に、開口１２、３２の下側片部１４、３４の軌道は折り曲げ形ひだの軌道であり、下側片部１４、３４の中央が箱の内側に尖るＶ形である。対向する下側片部１４、３４が構成する２つのＶ形は箱の下部容積を占め、ポットが箱の底部に落下しないようにする。開口１２、３２のそれぞれの上側片部１６、３６の形状は類似し、ポットが箱の上端側に移動しないようにする。

この例では、箱を厚紙で形成してあるが、その強さを増加させるようにする一連の構成を用意してある。特に、箱の側壁１０、３０を横切る通しリブ１８、３８が存在し、この例では側壁１０、３０のそれぞれに３本存在している。したがって、図１に示す壁３０のように、壁３０は当該開口３２の下側の第１の通しリブ３８と、開口３２の上側の第２の通しリブ３８を有している。第３のリブ３８は２つの部分に分かれ、各部分は当該開口３２の両側において壁３０の縁部を端から端まで横切っている。

この例におけるもう一つの構成は、側壁１０、３０の端部から延びて箱閉じ用フラップと共に折れ曲がるタブの存在である。例えば、箱の下端では、２つの三角形のタブを側壁１０、３０にそれぞれ設け、箱の下面の平面内に位置するように折り曲げる。留意すべきことは、壁１０、３０にそれぞれ形成した２つのタブは、線形の折り目の付いた最初の１つだけのタブを準備し、中央の部分を切り取って２つのタブにすることによって形成することである。

各タブは当該上側片部１６、３６の半分の部分に設ける。なるべくなら、箱の上端では１つだけのタブを側壁１０、３０のそれぞれに、すなわち、ひだを構成する２つの部分のうちの一方の部分のみに形成し、利用者がポットを抜き取る際にポットへの接近の邪魔とならないようにする。これらの個々のタブは、箱を確実に閉め切るためにそれ自体に公知の機能を果たす。上記利点は別として、この箱は、正面に特に広い開放窓２２が存在していても、ポットを所定位置に保持するのに極めて有効である。

第一に留意することは（図３および図４）、この実施の形態に係る箱の大きさは、ポット１００が正面窓２２から少なくとも部分的に突出するように、ポット１００の体積に関して決めてあることである。このことを達成するため、箱の正面２０と背面４０の間の測定箱厚は、ポット１００の直径よりも小さくなるように選んである。この結果、箱の背面４０はポット１００を正面窓２２から強制的に突出させる。

その上に留意することは、ポット１００を前方の突出位置に精確に位置させるため、側方の窓１２、３２を中央から正面２０側に若干片寄らせて位置させることである。これにより、側方の開口１２、３２の後ろ側の垂直縁１３、３３もポット１００を箱の正面側に押し付ける。

ポット１００を前方に突出させるこの構成は、本質的に優れている。それは、特にポット１００上の表示や中身の様子を消費者に特に明瞭かつ直接的に見せる。また、消費者はその商品に容易に手を触れることができる。これにより、商品との特に許された直接的な接触が可能となる。

この突出させる構成によって、この実施の形態におけるように、ポット１００の体積と比べて特に小さな体積の箱を利用することができる。その理由は、ポット１００が箱の全体積を超えて突出するからである。箱が小型であるため、多数の箱を商店棚に並べることができる。また、この種の箱は材料を少ししか必要としないので、作るのが安価である。

ポット１００を特に確実に保持するため、ポット１００を支え上げるのに顕著な影響を及ぼす構成を提案する。例えば、正面窓２２は、切り抜いた部分２４をその窓２２内に留めておき、その後に箱の内側に折り曲げることによって作るのが好ましい。

平行六面体の正面窓２２は、箱の内側に動くフラップ２４を形成するＵ字形の切込みを用いて作る。そのフラップ２４の切り込まない縁部２５は特にポット１００の下に位置させ、側壁１０、３０に属する下側片部１４、３４の上縁を覆う。上記のように形成して箱の内側に折り曲げたフラップ２４は、要するにポット１００のための受け台を下側の支持片部１４、３４の上に構成する。

したがって、上記のように位置させたフラップ２４は、ポット１００の底に接触する。そして、その広さによって、ポット１００が箱内で摺動する可能性、特に回転する可能性を減らす。その上に、このフラップ２４は、ポット１００の重量が下側の支持片部１４、３４の全体に分散するのを助長する。

ポット１００の保持を更に改良するために、フラップ２４の存在はポット１００と箱の接触を更に改良する接着剤の小塊を置くために利用する。ポット１００が偶発的に回転することは、ポット１００上の表示を見えなくするという都合の悪い結果をもたらすが、特に信頼し得る方法で不可能にする。正面窓２２のフラップ２４を効率的に折り曲げるため、予備の不連続切込み２７をフラップ２４の折り目線に沿って採り入れるのが好ましい。

上述の包装箱の形成方法の連続工程と、これらの個々の工程を自動的に実施する手段を今から説明する。図５ａから図５ｇは好適な方法における連続工程を示している。

図５ａは、自動折り曲げ機に供給した際の予め折り曲げて接着してある厚紙の側面を示している。この段階では、その側面が重なっていることに留意すべきである。対向する壁１０、３０を引き離しただけで箱が平行六面体の筒の形になるように、側面は長手方向の縁取りに接着してある。

したがって、図５ｂに示すように、対向する壁１０、３０を引き離すこの局面は、これらの壁１０、３０の一方に吸盤を位置させた後にその吸盤を引いて壁１０、３０を引き離す自動手段によって達成する。

図５ｃは、箱の上面を閉じることから成る第３の形作り工程を示している。上面を閉じるのは特に容易である。なぜなら、上側の閉じ用フラップ５０の端部の折った部分５５を、それ自体の従来の方法で挿し込むだけの固定手段として設けてあるからである。しかし、留意すべきことは、下面を構成するフラップ６０を閉じるのは、側壁１０、３０の下側ひだ１４、３４を内側に押し込んで箱の底部における箱の厚みを減らした後に限って可能であることである。

自動折り曲げ機は、ひだ１４、３４を押し込むことができるという目的に合った移動フィンガを備えている。これらのフィンガは、箱の下側フラップ６０を閉じる自動手段が作動する際に同時に動く。

図５ｄに示す工程では、正面窓２２のフラップ２４を自動折り曲げ手段によって箱の内側に折り曲げる。窓フラップ２４の折り曲げ手段はまた、フラップ２４に接触して箱の内側に移動するフィンガから構成するのが好ましい。

その後に、窓フラップ２４の上に接着剤の小塊を置いてポット１００を上部開口から箱の中に挿し入れる（図５ｅ）。この段階では側壁１０、３０の上部１６、３６に保持用ひだを形成していないので、ポット１００は容易に入る。

しかし、ポット１００を入れた後は、図５ｆ、図５ｇに示すように、側壁１０、３０の上側片部１６、３６を移動フィンガ形の自動変形手段によって箱の内側に押し込む。これらの内側に押し込んだ片部１６、３６は、ポット１００に寸法的に適合した形状となってポット１００の上部の規制ひだとしての形状を取り続ける。それゆえに、ポット１００は上部と底部において囲まれ、箱内で動くのが不可能となる。

この作業は箱の上部の厚みを減らし、ポット１００を正面窓２２から押し出す。自動手段が箱の上部フラップ５０を動かして箱を閉じる。したがって、箱は上述した優れた保持機能と表示機能を実現する。

本発明を開口のない壁の反対側の壁２０から部分的に突出させる窓２２に関して説明したが、部分的に突出させる窓２２を対向する２つの面、すなわち正面２０と背面に設けることを含む一変形例も存在する。したがってこの場合には、図６に示すように窓２２と同様な窓４２を取り入れる。

窓２２が矩形である実施の形態を説明したが、例えばその他の形状の容器に適合するその他の任意の形状が可能である。

本発明の具体的な実施態様は以下の通りである。
（１）請求項１に係る包装箱、および包装箱内に置いた容器（１００）から成るアセンブリ。
（２）容器（１００）は皮膚の外用薬品のポットであることを特徴とする実施態様（１）に係るアセンブリ。
（３）容器（１００）は窓（２２）を囲む面（２０）の主平面を超えて窓（２２）から突出することを特徴とする実施態様（１）または実施態様（２）に係るアセンブリ。
（４）箱は、上記窓（２２）を構成する面（２０）とその背面（４０）との間で測定して、容器（１００）の直径よりも小さい厚みを有することを特徴とする実施態様（１）から実施態様（３）のいずれか１つに係るアセンブリ。
（５）窓（２２）の高さは容器（１００）の高さに等しいことを特徴とする実施態様（１）から実施態様（４）のいずれか１つに係るアセンブリ。

（６）箱の側壁（１０、３０）に形成した開口（１２、３２）は、窓（２２）を構成している面（２０）の方向に僅かに片寄っていることを特徴とする実施態様（１）から実施態様（５）のいずれか１つに係るアセンブリ。
（７）フラップ（２４）の表面と容器（１００）の下部とを結合する少なくとも１つの接着剤小塊を有することを特徴とする実施態様（１）から実施態様（６）のいずれか１つに係るアセンブリ。
（８）開口（１２、３２）を構成する壁（１０、３０）を横切る一連の補強リブを有することを特徴とする実施態様（１）から実施態様（７）のいずれか１つに係るアセンブリ。
（９）フラップ（２４）は予備の不連続切込み（２７）で形成した折り目線を有することを特徴とする実施態様（１）から実施態様（８）のいずれか１つに係るアセンブリ。
（１０）箱は厚紙の面で形成してあることを特徴とする実施態様（１）から実施態様（９）のいずれか１つに係るアセンブリ。

（１１）箱が第１の窓（２２）に対向する第２の窓（４２）を有すること、およびこれらの２つの窓（２２、４４）が双方とも容器（１００）を部分的に通すことを特徴とする上記実施態様のいずれか１つに係るアセンブリ。
（１２）接着剤小塊をフラップ（２４）の一面に塗ること、および容器（１００）を接着剤小塊に接触させて配置することから成る工程も含むことを特徴とする請求項２に係る方法。
（１３）容器（１００）は皮膚の外用薬品のポットであることを特徴とする請求項２または実施態様（１２）に係る方法。
（１４）請求項３に係る折り曲げ機を備えていること、および接着剤小塊を窓フラップ（２４）に塗布するために配置した自動接着手段と接着剤小塊を所定位置に塗布した後に容器（１００）を箱内に自動的に導入する手段とを備えていることを特徴とする化粧用、人間治療用、または人間衛生用製品の容器の包装アセンブリ。

本発明に係るポット用の包装箱の斜視図であり、折り曲げたフラップを２つの支持片部に重ねてある。 同箱の斜視図であり、フラップを半分立ててある。 同箱の斜視図であり、箱がポットを収容している。 同箱の側面図であり、同様にポットを収容している。 上記箱を形成する方法の連続する工程を示している。 上記箱を形成する方法の連続する工程を示している。 上記箱を形成する方法の連続する工程を示している。 上記箱を形成する方法の連続する工程を示している。 上記箱を形成する方法の連続する工程を示している。 上記箱を形成する方法の連続する工程を示している。 上記箱を形成する方法の連続する工程を示している。 本発明の異形体を示し、部分的に貫通した２つの窓が存在している。

Claims (3)

1. 開口（１２、３２）をそれぞれ備えた２つの対向側面（１０、３０）を有し、開口（１２、３２）の下部境界は内側に移動して上縁に容器（１００）を支持する片部（１４、３４）によって定めてある、化粧用、人間治療用、または人間衛生用製品の容器（１００）の包装箱であって、容器（１００）を部分的に突出させ得る窓（２２）を備えた別の面（２０）を有し、窓（２２）はそこから切り抜いたフラップ（２４）を備え、このフラップ（２４）は片部（１４、３４）の上縁を覆って容器（１００）の受け台を構成していることを特徴とする包装箱。
2. 化粧用、人間治療用、または人間衛生用製品の容器（１００）の包装方法であって、
   容器（１００）の収容箱を形成するために設計した側面であって、開口（１２、３２）をそれぞれ備えた２つの対向面（１０、３０）を有する側面を用意することから成る工程と、
   それぞれが対向面（１０、３０）の一方に属するとともに２つの開口（１２、３２）の一方の下縁の境界を定める２つの片部（１４、３４）を内側に押し込んで容器（１００）の下側支持部を形成することから成る工程と、
   容器（１００）が部分的に通ることができるように十分に開いた窓（２２）を箱の第３の面（２０）に用意することから成る工程と、
   窓（２２）の下縁に繋がるフラップ（２４）を用意するとともにそのフラップ（２４）を箱の内側に押し込むことにより、フラップ（２４）が下側片部（１４、３４）の上縁を覆って容器（１００）の支持台を形成することから成る工程を含んでいることを特徴とする包装方法。
3. 箱の２つの対向面（１０、３０）の対応する下側片部（１４、３４）を内側に変位させる手段を有して箱の構成部分を折り曲げかつ閉じる手段を備えている、化粧用、人間治療用、または人間衛生用製品の容器（１００）の包装箱の自動折り曲げ機であって、２つの対向面（１０、３０）の対応する片部（１４、３４）を変位させた後に、対向面（１０、３０）とは別の面（２０）の典型的な部分にある窓（２２）のフラップ（２４）を箱の内側に変位させる手段も備えていることを特徴とする自動折り曲げ機。

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