JP2005053274A - ワイパブレードのワイパアームへの取付け構造 - Google Patents

ワイパブレードのワイパアームへの取付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】比較的単純な構成でワイパブレードをワイパアームに取り付けることができ、ジャダーを生じ難い新規な取付け構造を提供する。
【解決手段】取り付け構造10は、揺動可能のワイパアーム11の先端に、該ワイパアームの軸線に沿って伸長する連結子12を備え、ワイパブレード13にホルダ14を備える。ホルダ14は、連結子12に取り外し可能に結合され、ワイパブレード13のワイパブレード本体15を保持する。連結子12は、そのU字状の溝24内にホルダ14の両側壁部14b間に配置される枢軸21を受け入れるように、該両側壁部間に配置される。ワイパアーム11の軸線がワイパブレード13の軸線に重複するように両者が結合される。ワイパアーム11及びワイパブレード13の結合状態では、連結子12の一対の係止部27がホルダ14の縁部に係止され、該縁部に形成された弧状案内面23に沿って係止部27の座面27aが枢軸21の回りに案内される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用ワイパに関し、特に、そのワイパブレードのワイパアームへの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用ワイパでは、図3に分解して示すように、枢軸Aの回りに符号Bで示す方向へ揺動可能のワイパアーム1と、ワイパブレード2とが、ワイパアーム側連結子3およびワイパブレード側連結子4を有する接続装置5を介して、相互に着脱可能に接続されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
ワイパアーム側の連結子3は、その基板3aに形成された互いに平行な案内壁3b、3c間に、ワイパアーム1を受け入れる。また、連結子3は、基板3aに形成された互いに平行な案内壁3c、3c間に、ワイパブレード側の連結子4を介してワイパブレード2を受け入れる。連結子4を受け入れる一対の案内壁3c、3cの前縁からなる支持肩3dには弧状の支持面3eが形成され、その後縁には開口3fが形成されている。
【0004】
ワイパブレード側の連結子4は、一対の弾性変形可能な脚部4aが形成された基部4bを有する。各脚部4aの先端には、連結子3の支持肩3dに係止可能の係止爪4cが形成されており、この各係止爪4cにはワイパアーム側連結子3の支持面3eに適合する弧状の受け肩4dが形成されている。また、基部4bには、係止爪4cと反対側に、連結子3の開口3fに受け入れ可能のピン4eが形成されている。ワイパブレード側連結子4のピン4eから受け肩4dに至る曲率半径Rは、ワイパアーム側連結子3の開口3fの中心から支持面3eへの曲率半径Rに等しく設定されている。
【0005】
両連結子3及び4の結合では、ワイパブレード側の連結子4は、一対の脚部4a間にワイパブレード2を位置させた状態で該脚部を互いに近づく方向へ弾性変形される。弾性変形された脚部4aは、その先端からワイパアーム側連結子3の案内壁3c、3c間にその後縁側から挿入される。ワイパアーム側連結子3のワイパブレード側連結子4への挿入により、ワイパブレード側連結子4のピン4eがワイパアーム側連結子3の開口3fに受け入れられた状態で、係止爪4cの受け肩4dが支持面3eに摺動可能に当接する。
【0006】
従来の前記接続装置5によれば、ワイパアーム1の揺動に応じてワイパブレード2を図示しない車両のガラス面上で揺動させることができ、またワイパブレード2は揺動軸Aと直角に配置されたピン4eの回りの揺動が許されていることから、前記ガラス面をその3次曲面に沿って払拭することができる。
【0007】
【特許文献1】
特表2002−541009号公報(第9−13頁、図1、11、13)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の前記接続装置では、ワイパアーム1及びワイパブレード2の両軸線が相互に重複せず、両軸線間に前記ガラス面上に沿って距離δの隔たりが設けられている。そのため、前記ガラス面へのワイパブレードの押圧力点となるピン4eは、ワイパアーム1上から距離δのずれを生じることとなり、このずれδにより、ワイパの作動時にワイパラバーの振動によるジャダーが生じ易い。このジャダーは、特に、ワイパラバーの劣化が進むと、生じ易くなる。
【0009】
また、ワイパアーム及びワイパブレードとは別に、ワイパアーム側の連結子とワイパブレード側の連結子とが必要となり、部品数の増大により構成が複雑化すると言う欠点があった。
【0010】
そこで、本発明の目的は、比較的単純な構成でもってワイパブレードをワイパアームに取り付けることができ、しかもジャダーを生じ難い新規な取付け構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、揺動可能のワイパアームにワイパブレードを取り付けるための取付け構造において、ワイパアームはその先端に該ワイパアームの軸線に沿って伸長する連結子を備え、ワイパブレードは前記連結子に取り外し可能に結合され前記ワイパブレードのワイパブレード本体を保持するホルダを備える。
【0012】
本発明に係るホルダは、基部と、該基部から間隔をおいて立ち上がる一対の互いに対向する側壁部と、該側壁部間を横切って配置される枢軸と、前記ワイパブレード本体を前記基部の前記側壁部と反対側で前記枢軸の軸線方向と直角な方向に沿って保持するための保持部とを有し、前記一対の側壁部のそれぞれの一方の縁部には弧状案内面が形成されている。また、前記連結子には、該連結子の軸線方向に伸長し前記枢軸を受け入れるべく先端部に開放するU字状の溝と、連結子の先端で見て前記U字溝に直交して配置される直交溝とが形成されている。前記連結子には、前記U字状の溝内に前記枢軸が受け入れられるように前記ホルダの前記側壁部間への前記連結子の挿入を許すべく互いに相近づく方向へ弾性変形可能でありかつ前記側壁部の前記縁部に係止可能の一対の係止部が前記直交溝により該直交溝の両側に規定されている。前記各係止部には、前記U字状の溝の底部に前記枢軸を位置させたとき前記弧状案内面に適合して前記枢軸の回りの前記ワイパブレードの相対的な揺動を許す座面が規定されている。
【0013】
本発明に係る前記取付け構造では、ワイパアームの先端に設けられる連結子は、そのU字状の溝内にホルダの両側壁部間に配置される枢軸を受け入れるように、該両側壁部間に配置される。これにより、ワイパアームの軸線がワイパブレードの軸線に重複させるように両者が結合される。また、ワイパアーム及びワイパブレードの結合状態では、連結子の一対の係止部がホルダの縁部に係止され、しかも該縁部に形成された弧状案内面に沿って係止部の座面が前記枢軸の回りに案内される。
【0014】
従って、ワイパブレードは、ワイパアームに関して該ワイパアームの揺動軸と直角な前記枢軸の回りに従来と同様に揺動可能であり、しかも前記したように、ワイパアーム及びワイパブレードの両軸線が重複するように両者が結合されることにより、従来のようなワイパアーム及びワイパブレードの両軸線の相互のずれが防止されることから、このずれに起因するジャダーの発生が抑制される。
【0015】
また、ワイパアームの先端に設けられる連結子と、ワイパブレードのホルダとを結合することにより、ワイパーアームにワイパブレードを取り外し可能に取り付けることができ、比較的単純な構成でもって両者を適正に結合することができる。
【0016】
前記連結子をワイパアームに一体的に樹脂成形することにより、ワイパアームと前記連結子とを一体的に取り扱うことができ、より一層の構成の簡素化が可能となる。
【0017】
前記U字状の溝は前記連結子を前記ホルダ内に挿入するとき前記枢軸を前記U字状の溝内に受け入れ該溝の底部へ向けて案内する作用を果たすことから、前記連結子と前記ホルダとの結合作業は従来に比較して容易に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に沿って詳細に説明する。
【0019】
本発明に係る取付け構造10は、図1に示されているように、揺動軸Aの回りに矢印で示すように揺動可能のワイパアーム11に取り付けられる連結子12と、該連結子に取り外し可能に結合されるワイパブレード13のホルダ14とを備える。連結子12は、図示の例では、合成樹脂材料からなり、ワイパアーム11の先端に該ワイパアームの軸線に一致して一体的に成形されている。
【0020】
ワイパブレード13は、ワイパブレード本体15と、該ワイパブレード本体に保持されるワイパラバー16とを備える。図示の例では、ワイパブレード本体15は、細長い平板状のばね鋼からなるバーティブラである。ワイパラバー16は、ホルダ14と、バーティブラ15の長手方向に互いに間隔をおいて配置される複数のクリップ17とにより、バーティブラ15に係止されている。
【0021】
バーティブラ15の長手方向に間隔をおいて配置されたクリップ17は、バーティブラ15に形成された突起18を受け入れる係合穴19が形成された基部17aと、該基部の両側に連なる爪部17bとを有する。各クリップ17は、その爪部17bで、ワイパラバー16の基部をバーティブラ15と共に、それらの両側から挟み込むことにより、ワイパラバー16をバーティブラ15に保持する。
ワイパラバー16の両側に、図示しないが従来よく知られた例えばばね鋼からなる一対の補強部材を配置することができる。
【0022】
ホルダ14は、バーティブラ15の中央部に配置された一対のクリップ17間で前記バーティブラ15を保持すべく配置されており、ワイパアーム11の連結子12は、このホルダ14で、ワイパブレード13に結合されている。
【0023】
ホルダ14は、図2に示すように、基部14aと、該基部の両側から互いに間隔をおいて対向して平行に立ち上がる一対の側壁部14bと、各側壁部14bに形成された挿通孔20を貫通するピンで構成された枢軸21とを有する。枢軸21は一対の側壁部14b間を横切って配置されている。一対の側壁部14bの下縁には、クリップ17におけると同様に、ワイパラバー16の基部をバーティブラ15と共にそれらの両側から挟み込むための一対の係止爪22からなる保持部が形成されている。ホルダ14は、その一対の係止爪すなわち保持部22により、一対の側壁部14bの立ち上がり方向とは反対側である該側壁部の下縁側で、図1に示したように、枢軸21の軸線と直角な方向に沿ってワイパブレード本体であるバーティブラ15を保持する。
【0024】
一対の側壁部14bの各一方の縁部には、図2に示すように、挿通孔20の中心から曲率半径R2で規定される弧状案内面23が形成されている。
【0025】
ホルダ14に結合される連結子12は、ワイパアーム11の先端部を覆って配置され、全体に矩形の横断面形状を有する。連結子12には、該連結子の中央部からワイパアーム11の軸線に沿ってワイパアーム11と反対側の端面へ向けて伸長する1組のU字状断面形状を有する溝24、25が形成されている。
【0026】
一方の溝24は、連結子12の両側面12aを貫通して形成され、連結子12の側面12aで見てU字状の断面形状を有する。U字状の溝24は、連結子12の中央部から先端に向けて伸長し該先端で開放し、溝24内に枢軸21を受け入れ可能である。
【0027】
他方の溝25は、連結子12の上下の両面12bを貫通して形成され、連結子12の上面12bで見てU字状の断面形状を有する。このU字状の溝25は、連結子12の中央部から先端に向けて伸長し該先端で開放し、連結子12の先端面で見てU字状の溝24に直交して形成されている。枢軸21を受け入れるU字状の溝24に直交して形成された溝25すなわち直交溝25は、該溝の両側に互いに相近づく方向へ弾性変形可能な左右の脚26を規定する。各脚26は、U字状の溝24により、上下の脚部分26aに分割されている。
【0028】
左右のそれぞれの脚26を構成する上下の各脚部分26aの先端部には、側方に張り出す係止部27が形成されている。この係止部27は、後述するように、連結子12がそのU字状の溝24内にホルダ14の枢軸21を受け入れるようにホルダ14内に挿入されたとき、ホルダ14の弧状案内面23が形成された前記各一方の縁部に係止可能な係止爪として作用する。また、係止部27の弧状案内面23に係合可能な座面27aは、U字状の溝24の底部に受け入れられた枢軸21の中心からの曲率半径R1によって規定される弧状面に沿って形成されている。曲率半径R1は、前記したホルダ14の弧状案内面23と連結子12の座面27aとの円滑な係合を可能とすべく、弧状案内面23の曲率半径R2よりも僅かに小さい。
【0029】
本発明に係る取付け構造10では、ワイパアーム11に固定された連結子12がそのU字状の溝24内にホルダ14の枢軸21を受け入れるように、ホルダ14の一対の側壁部14b間に挿入される。この連結子12のホルダ14への挿入のために、例えば、ホルダ14の弧状案内面23が設けられた側と反対側の他方縁部から、U字状の溝24内に枢軸21が受け入れらるように保持した状態で、左右の両脚26が、これらを相近づける方向に作用する外力により、弾性変形を受ける。左右の脚26を相互に近づく方向へ弾性変形させた状態で、該脚の各脚部分26aに設けられた係止部27の座面27aがホルダ14の一対の側壁部14bの弧状案内面23に係合するように、連結子12がホルダ14の一対の側壁部14b間に押し込まれる。
【0030】
この連結子12のホルダ14への押し込みにより、U字状の溝24の底部の壁面にホルダ14の枢軸21が当接すると、この当接状態で、ホルダ14の弧状案内面23に係止部27の座面27aが当接する。弧状案内面23を規定する曲率半径R2および座面27aを規定する曲率半径R1は、枢軸21の回りの連結子12とホルダ14との相対的な摺動が可能となるように、前記したとおり、僅かな差が設けられている。
【0031】
従って、U字状の溝24の底部の壁面にホルダ14の枢軸21が当接した状態では、図1に示すように、ホルダ14の弧状案内面23が設けられた縁部に連結子12の係止部27を係止され、連結子12とホルダ14とが相互に連結される。この連結状態では、連結子12の座面27aはホルダ14の弧状案内面23に係合した状態におかれることから、ワイパブレード13は、ワイパアーム11に関して枢軸21の回りに揺動可能に保持される。また、連結子12が結合されたワイパアーム11の軸線はホルダ14の一対の係止爪22に保持されたワイパブレード13の軸線と重なり合うように、該ワイパブレードとワイパアーム11とが相互に結合される。
【0032】
このため、ワイパアーム11とワイパブレード13とが図1に示す結合状態におかれると、ワイパアーム11とワイパブレード13との両軸線はワイパアーム11の揺動軸Aを横切る平面で見て相互に重なり合う位置に保持される。そのため、ワイパアーム11およびワイパブレード13間に従来のような片寄りδは設けられず、ワイパブレード13への押圧力点となる枢軸21はワイパアーム11の軸線上に位置する。従って、ワイパアーム11が揺動軸Aの回りに揺動されると、従来のような片寄りδによるジャダーを生じることなくワイパアーム11はそのワイパラバー16で図示しない従来と同様なガラス面を該ガラス面に沿って適正に払拭する。
【0033】
また、本発明に係る取付け構造10では、連結子12にホルダ14を結合する際、連結子12の先端で開放するU字状の溝24内にホルダ14の枢軸21を位置させた状態で枢軸21がU字状の溝24の底部へ向けて移動するようにホルダ14が連結子12に挿入される。この挿入作業で、U字状の溝24は連結子12とホルダ14との間で相互の案内作用を果たす。また、挿入作業の当初では、連結子12の先端をそのU字状の溝24内に枢軸21を位置させる限り、ホルダ14の他方の縁部からに限らず、枢軸21の回りのいずれの方向からも連結子12をホルダ14内に挿入させることができる。そのため、連結子12とホルダ14の結合作業は従来に比較して容易になすことができる。
【0034】
相互に連結された連結子12及びホルダ14の取り外しでは、連結子12の各係止部27がホルダ14の一対の側壁部14b間に位置するように、左右の脚26をその両側からの外力によって弾性変形させた状態で、連結子12がホルダ14から引き抜かれる。これにより、容易に両者12、14の結合を解除し、ワイパアーム11からワイパブレード13を取り外すことができる。
【0035】
前記したところでは、連結子12をワイパアーム11に一体的に樹脂成形した例を示したが、ワイパアーム11とは別に予め成形された連結子12を接着材あるいはねじのような固着手段を用いてワイパアーム11に固定することができる。しかしながら、部品点数の削減による構成の簡素化、これに伴う組み立て工程の簡素化を図ることにより、安価に本発明を実施することができる点で、前記したように連結子12をワイパアーム11に一体的に樹脂成形することが望ましい。
【0036】
また、前記したところでは、バーティブラ15からなるワイパブレード本体についての例を示した。これに代えて、図示しないが、例えば、プライマリレバー、該プライマリレバーにリベットで揺動可能に結合されたセカンダリーレバーおよび該セカンダリーレバーにリベットで揺動可能に結合されたヨークを備える従来よく知られたワイパブレード本体を用いることができる。このワイパブレード本体は、従来よく知られているように、前記ヨークで前記一対の補強部材が配置されたワイパラバーを含むいわゆるリフィールを保持する。この場合、連結子12を受けるホルダ14は、その係止爪22で前記プライマリレバーの中央部を挟持することにより、ワイパブレード本体を保持する。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、前記したように、ワイパブレードは、ワイパアームに関して該ワイパアームの揺動軸と直角な前記枢軸の回りに従来と同様に揺動可能であり、しかもワイパアーム及びワイパブレードの両軸線が重複するように両者が結合されることにより、ワイパブレードの押圧力点のワイパアーム上からのずれが防止され、このずれに起因するジャダーの発生を抑制することができる。
【0038】
また、ワイパアームの先端に設けられる連結子と、ワイパブレードのホルダとを結合することにより、ワイパアームにワイパブレードを取り外し可能に取り付けることができ、比較的単純な構成でもって両者を適正に結合することができる。
【0039】
前記連結子をワイパアームに一体的に樹脂成形することにより、より一層の構成の簡素化が可能となる。
【0040】
また、前記連結子に形成されたU字状の溝による該溝内への枢軸の案内作用により、前記連結子と前記ホルダとの結合作業は容易に行うことができ、これによりワイパアームへのワイパブレードの取り付け作業を従来に比較して容易になすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイパアーム及びワイパブレードを両者の結合状態で示す斜視図である。
【図2】図ワイパアーム1に示したワイパアームの連結子とワイパブレードのホルダとを分解した状態で示す斜視図である。
【図3】ワイパアーム及びワイパブレードの従来の結合装置を分解状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
10 取り付け構造
11 ワイパアーム
12 連結子
13 ワイパブレード
14 ホルダ
14a 基部
14b 一対の側壁部
15 バーティブラ(ワイパブレード本体)
21 枢軸
22 一対の係止爪(保持部)
23 弧状案内面
24 U字状の溝
25 直交溝
26 左右の脚
27 係止部

Claims (3)

  1. 揺動可能のワイパアームにワイパブレードを取り付けるための取付け構造であって、前記ワイパアームはその先端に該ワイパアームの軸線に沿って伸長する連結子を備え、前記ワイパブレードは前記連結子に取り外し可能に結合され前記ワイパブレードのワイパブレード本体を保持するホルダを備え、該ホルダは、基部と、該基部から間隔をおいて立ち上がる一対の互いに対向する側壁部と、該側壁部間を横切って配置される枢軸と、前記ワイパブレード本体を前記基部の前記側壁部と反対側で前記枢軸の軸線方向と直角な方向に沿って保持するための保持部とを有し、前記一対の側壁部のそれぞれの一方の縁部には弧状案内面が形成され、
    前記連結子には、該連結子の軸線方向に伸長し前記枢軸を受け入れるべく先端部に開放するU字状の溝と、連結子の先端で見て前記U字溝に直交して配置される直交溝とが形成され、前記U字状の溝内に前記枢軸が受け入れられるように前記ホルダの前記側壁部間への前記連結子の挿入を許すべく互いに相近づく方向へ弾性変形可能でありかつ前記側壁部の前記縁部に係止可能の一対の係止部が前記直交溝により該直交溝の両側に規定され、前記各係止部には、前記U字状の溝の底部に前記枢軸を位置させたとき前記弧状案内面に適合して前記枢軸の回りの前記ワイパブレードの相対的な揺動を許す座面が規定されている、ワイパアームへのワイパブレードの取付け構造。
  2. 前記連結子は前記ワイパアームに一体的に樹脂成形される請求項1に記載の取付け構造。
  3. 前記U字状の溝は、前記連結子を前記ホルダ内に挿入するとき前記枢軸を前記U字状の溝内に受け入れ、該溝の底部へ向けて案内することにより前記連結子の案内作用を果たす請求項1記載の取付け構造。
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