JP2005052725A - 破砕機 - Google Patents

破砕機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005052725A
JP2005052725A JP2003285518A JP2003285518A JP2005052725A JP 2005052725 A JP2005052725 A JP 2005052725A JP 2003285518 A JP2003285518 A JP 2003285518A JP 2003285518 A JP2003285518 A JP 2003285518A JP 2005052725 A JP2005052725 A JP 2005052725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushed
crusher
sieve plate
guide path
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003285518A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Shimizu
政紀 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeuchi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takeuchi Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeuchi Manufacturing Co Ltd filed Critical Takeuchi Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2003285518A priority Critical patent/JP2005052725A/ja
Publication of JP2005052725A publication Critical patent/JP2005052725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

【課題】木質系被破砕物を、生分解性プラスチック原料として、二次的に有効利用可能な、粉末状又はそれに近い状態にまで均一に細かく粉砕できる、破砕機を提供する。
【解決手段】2本の回転軸20周囲の破砕刃40により、破砕されながら、案内路10内をその先端まで搬送された木質系被破砕物を、案内路10先端の被破砕物の搬出口18に起立させて備えられた篩板100の内側表面に、回転軸20と共に回転する破砕刃40の搬送力を利用して、強く押し突ける。そして、その木質系被破砕物を、篩板100表面に並べて設けられた複数の各貫通穴102内に強く押し込んで、その複数の各貫通穴102を通して、篩板100外側に押し出す。そして、その木質系被破砕物を、篩板100表面に並ぶ複数の各貫通穴102の内周縁等により、その繊維をさらに細かく剪断して、粉末状又はそれに近い状態にまで均一に細かく再粉砕する。
【選択図】図2

Description

本発明は、間伐材、枝打材、剪定材等の伐採作業や木工所等において排出される木材チップ、廃屋の解体作業等において排出される廃材などの木質系被破砕物を、粉末状又はそれに近い状態にまで細かく破砕する破砕機に関する。
本発明者は、既に、特開2000−262913号公報に記載されたような、破砕機を開発し、該破砕機は、現在、上記間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物を破砕するのに、主として用いられている。
この破砕機においては、図4に示されたように、間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物を搬送する横方向を向く筒状の案内路10が設けられて、その案内路10内の長手方向に、2本の回転軸20が平行に横に並べて備えられている。2本の各回転軸20の周囲には、破砕チップ50が付設された帯状の破砕刃40が互いに逆方向にスパイラル状に起立させて一体に巻き付けられている。そして、その2本の回転軸20を、該2本の各回転軸20の周囲に巻き付けられた破砕刃40の巻き付け方向に同一速度で互いに逆方向に同期回転させた場合に、その2本の各回転軸20周囲のスパイラル状に巻き付けられた破砕刃40やそれに付設された破砕チップ50が、2本の回転軸20の内側間で互いに隙間少なく噛み合いながら回転するように構成されている。
この破砕機によれば、案内路10内に支持された2本の回転軸20を破砕刃40の巻き付け方向に同一速度で互いに逆方向に同期回転させながら、案内路10の後部外側に設けられたホッパー(図示せず)に、間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物を投入することにより、その被破砕物を案内路10内後部に送り込むことができる。そして、その被破砕物を、案内路10内で回転軸20と共に回転する回転軸周囲の破砕刃40により、回転軸20の周囲を回転させながら案内路10内をその先方に搬送できる。その際には、被破砕物を、2本の回転軸20の内側間で互いに隙間少なく噛み合いながら回転する破砕刃40や破砕チップ50の間の微小間隙に押入して、その微小間隙を通過させることができる。そして、その被破砕物を破砕刃40や破砕チップ50により細かく破砕できる。破砕刃40や破砕チップ50により細かく破砕されながら案内路10先端まで達した被破砕物は、回転軸20と共に回転する破砕刃40の搬送力を利用して、案内路10先端に設けられた被破砕物の搬出口18を通して、案内路10下方の被破砕物の収容ボックス(図示せず)等に搬出して、回収できる。
特開2000−262913号公報
上記破砕機により細かく粉砕された間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物は、埋土の代用品や堆肥等に利用される外に、生分解性プラスチック原料として、二次的に有効利用される技術が、近年開発され、木質系廃棄物のリサイクル事業として、有望視されている。
ところで、上記間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物を、生分解性プラスチック原料として、二次利用するには、その被破砕物を、粉末状又はそれに近い状態にまで均一に細かく粉砕する必要がある。
しかしながら、上記破砕機を用いて、間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物を破砕した場合には、その木質系被破砕物を、ある程度までは、細かく粉砕できるが、生分解性プラスチック原料として、二次的に有効利用可能な、粉末状又はそれに近い状態にまで均一に細かく粉砕することができなかった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物を、生分解性プラスチック原料として、二次的に有効利用可能な、粉末状又はそれに近い状態にまでむらなく均一に細かく粉砕できる、破砕機を提供しようとするものである。
このような目的を達成するために、本発明の破砕機は、帯状の破砕刃がその後端からその先端に向けて互いに逆方向にスパイラル状に起立させて一体に巻き付けられた2本の回転軸が、被破砕物を搬送する案内路内に、平行に横に並べて備えられて、その案内路内後部に投入された被破砕物が、前記2本の回転軸と共に破砕刃の巻き付け方向に同一速度で互いに逆方向に噛み合いながら同期回転する回転軸周囲の破砕刃により、破砕されながら、案内路内をその先方に搬送される構造の破砕機において、
前記案内路先端の被破砕物の搬出口に、複数の貫通穴が表面に並べて設けられた篩板が、前記2本の回転軸とほぼ直交させて、2本の回転軸周囲の被破砕物の搬出口を塞ぐように起立させて備えられたことを特徴としている。
このような構成の破砕機においては、2本の回転軸と共に破砕刃の巻き付け方向に同一速度で互いに逆方向に噛み合いながら同期回転する回転軸周囲の破砕刃により、破砕されながら、案内路内をその先端まで搬送された間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物を、案内路先端の被破砕物の搬出口にその搬出口を塞ぐように起立させて備えられた篩板の内側表面に、回転軸と共に回転する破砕刃の搬送力を利用して、強く押し突けることができる。そして、その篩板の内側表面に押し突けられた木質系被破砕物を、篩板表面に並べて設けられた複数の各貫通穴内に強く押し込んで、その複数の各貫通穴を通して、篩板外側に押し出すことができる。そして、その回転軸周囲の破砕刃により細かく粉砕された木質系被破砕物を、篩板表面に並ぶ複数の各貫通穴のナイフエッジ状に鋭く尖った内周縁等により、その繊維をさらに細かく剪断して、粉末状又はそれに近い状態にまで均一に細かく再粉砕できる。そして、その粉末状又はそれに近い状態にまで均一に細かく再粉砕されて、複数の各貫通穴を通して、篩板外側に押し出される被破砕物を、篩板下方に設けられた被破砕物の収容ボックス等に搬出して、回収できる。
本発明の破砕機においては、前記篩板を、上板と下板とから構成して、その上板下端と下板上端とに、該上板下端と下板上端とを互いに接合させた状態において、前記被破砕物の搬出口に突出する2本の回転軸のそれぞれを挿通する挿通穴を形成するための、2つの切り欠きを並べて設けた構造とすると良い。
そうした場合には、その篩板を構成する上板と下板とを、案内路先端の被破砕物の搬出口に横に並んで突出する2本の回転軸周囲に、その上側と下側とから回転軸に対してほぼ垂直に起立させた状態で互いに接近させることができる。その際には、その上板下端と下板上端とに並べて設けられた2つの切り欠きにより形成される2つの挿通穴内側に、案内路先端の被破砕物の搬出口に突出する2本の回転軸のそれぞれを挿通できる。そして、その上板下端と下板上端との間に被破砕物の搬出口に突出する2本の回転軸を挟み込むようにして、その上板下端と下板上端とを、互いに接合させることができる。そして、その上板下端と下板上端とを互いに接合させてなる篩板を、案内路先端の被破砕物の搬出口に突出する2本の回転軸とほぼ直交させて、2本の回転軸周囲の案内路先端の被破砕物の搬出口に、その被破砕物の搬出口を塞ぐように起立させて備えることができる。それと共に、その上板下端と下板上端とを互いに接合させてなる篩板に形成された上記2つの挿通穴内側に、被破砕物の搬出口に突出する2本の回転軸のそれぞれを回転自在に挿通した状態とすることができる。
本発明の破砕機によれば、2本の回転軸周囲の破砕刃により、案内路内をその先端まで搬送された間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物を、案内路先端の被破砕物の搬出口に被破砕物の搬出口を塞ぐように起立させて備えられた篩板表面に並ぶ複数の各貫通穴内に強く押し込むことができる。そして、その回転軸周囲の破砕刃により繊維状又はそれに近い状態に粉砕された被破砕物を、篩板表面に並ぶ複数の各貫通穴のナイフエッジ状に鋭く尖った内周縁等により、その繊維をさらに細かく剪断して、粉末状又はそれに近い状態にまで均一に細かく再粉砕できる。そして、その篩板表面に並ぶ複数の各貫通穴を通して、篩板外側に押し出される被破砕物を、生分解性プラスチック原料として二次利用可能な、粉末状又はそれに近い状態にまで均一に細かく粉砕した状態とすることができる。
次に、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
図1ないし図3は本発明の破砕機の好適な実施の形態を示し、図1はその正面図、図2はその一部拡大破断平面図、図3はその篩板部分の拡大正面図である。以下に、この破砕機を説明する。
図において、10は、間伐材、枝打材、剪定材、木材チップ等の木質系被破砕物を搬送するほぼ筒状をした横長の案内路である。案内路10内側底部の長手方向には、後述の2本の回転軸20の周囲にスパイラル状に巻き付けられた破砕刃40の外側周囲の形状に倣って、2本の円弧状の溝(図示せず)が横に並んで連なっている。案内路10上端の広く開口した開口部12は、蓋体14により開閉自在に覆われている。
案内路10内の長手方向には、2本の回転軸20が、所定の間隔をあけて平行に横に並べて回転自在に支持されている。
2本の各回転軸20の周囲には、図2に示したように、帯状の破砕刃40が、回転軸20の後端からその先端に向けて互いに逆方向にスパイラル状に起立させて一体に巻き付けられている。2本の各回転軸20の周囲に巻き付けられた破砕刃40は、その2本の各回転軸20を破砕刃40の巻き付け方向に同一速度で互いに逆方向に同期回転させた場合に、2本の回転軸20の内側間で衝突せずに微小間隙をあけて互いに噛み合いながら回転するように、同じピッチで2本の各回転軸20の周囲にスパイラル状に巻き付けられている。
2本の回転軸20には、該2本の各回転軸20を破砕刃40の巻付け方向に同一速度で互いに逆方向に同期回転させる回転手段30が連結されている。回転手段30は、図1に示したように、電動モータ32と該モータの出力軸に連結された2軸構造の歯車箱34等から構成されている。
2本の回転軸20の周囲に巻き付けられた破砕刃40の外側縁の表側とその裏側とには、複数の破砕チップ50が起立させて所定のピッチで並べて付設されている。複数の破砕チップ50は、その2本の各回転軸20を回転手段30により破砕刃40の巻き付け方向に同一速度で互いに逆方向に同期回転させた場合に、2本の回転軸20の内側間でその近くを通過する他の破砕刃40又は他の破砕チップ50と衝突せずに微小間隙をあけて互いに噛み合いながら回転するように、その2本の回転軸20の破砕刃40の外側縁の表側とその裏側とに所定のピッチで並べて付設されている。
案内路10の後部外側には、案内路10内後部に被破砕物を送り込むためのホッパー60の付いた筒状の被破砕物の搬入口16が設けられている。案内路10先端には、破砕刃40からの搬送力を受けて、回転軸20の周囲を回転しながら案内路10内をその先端まで搬送された被破砕物を案内路10先端からその外部に搬出するための被破砕物の搬出口18が設けられている。そして、案内路10内をその先端まで搬送された被破砕物を、案内路10先端に設けられた被破砕物の搬出口18を通して、案内路10下方に設置された収容ボックス(図示せず)内等に搬出して、回収できるように構成されている。
以上の構成は、既述の図4に示した従来の破砕機と同様であるが、図の破砕機においては、案内路10先端の被破砕物の搬出口18に、図3に示したような、複数の貫通穴102が表面に並べて設けられた篩板100が、案内路10先方に並んで突出する2本の回転軸20とほぼ直交させて、2本の回転軸20周囲の被破砕物の搬出口18を塞ぐように起立させて備えられている。
篩板は、図3に示したように、上板104と下板106とから構成されている。上板104下端と下板106上端とには、該上板下端と下板上端とを互いに接合させた状態において、被破砕物の搬出口18に突出する2本の回転軸20のそれぞれを挿通する挿通穴を形成するための、2つの切り欠き108が並べて設けられている。そして、その起立した状態の上板104と下板106とが、案内路10先端の被破砕物の搬出口18に横に平行に並んで突出する2本の回転軸20周囲を、その上側と下側とから、挟み込んでいる。そして、その上板104下端と下板106上端とが互いに接合されている。それと共に、2本の回転軸20が、その互いに接合された上板104下端と下板106上端とに並ぶ2つの切り欠き108により形成された2つの挿通穴内側のそれぞれに挿通されている。そして、その上板104下端と下板106上端とが互いに接合されてなる篩板100が、図2に示したように、案内路10先端の被破砕物の搬出口18に突出する2本の回転軸20とほぼ直交させて、2本の回転軸20周囲の案内路10先端の被破砕物の搬出口18に、その被破砕物の搬出口18を塞ぐように起立させて備えられている。それと共に、案内路10先端の被破砕物の搬出口18に突出する2本の回転軸20が、上板104下端と下板106上端とが互いに接合されてなる篩板100に形成された上記挿通穴内側に回転自在に挿通されている。
上板104と下板106との表面には、その切り欠き108が設けられた箇所を避けて、円形状の複数の貫通穴102が、千鳥状に並べて設けられている。
図1ないし図3に示した破砕機は、以上のように構成されている。
次に、この破砕機の使用例並びにその作用を説明する。
回転手段30の電動モータ32を駆動させて、2軸構造をした歯車箱34を回転させる。そして、その2軸構造の歯車箱34の一方の出力軸に連結された一方の回転軸20を該回転軸周囲の破砕刃40の巻付け方向にゆっくりと回転させる。それと共に、その2軸構造の歯車箱34の他方の出力軸に連結された他方の回転軸20を、その一方の回転軸20と同一速度で他方の回転軸20周囲の破砕刃40の巻き付け方向に同期回転させる。そして、2本の回転軸20を互いに逆方向に同一速度で同期回転させる。
それと共に、ホッパー60の付いた被破砕物の搬入口16から間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物を、案内路10内後部に送り込む。
すると、案内路10内に支持された2本の回転軸20の周囲に互いに逆方向にスパイラル状に起立させて一体に巻き付けられた破砕チップ50が付設された破砕刃40が、2本の回転軸20の内側間で衝突せずに互いに噛み合いながら破砕刃40の巻き付け方向に回転する。そして、案内路10内後部に送り込まれた、上記木質系被破砕物が、破砕刃40の搬送力を受けて、回転軸20の周囲を回転しながら案内路10内をその先方に搬送される。そして、その案内路10内をその先方に搬送される被破砕物が、2本の回転軸20の内側間で隙間少なく互いに噛み合いながら回転する破砕刃40や破砕チップ50により、繊維状又はそれに近い状態に細かに粉砕される。
次いで、このようにして、2本の回転軸20と共に破砕刃40の巻き付け方向に同一速度で互いに逆方向に噛み合いながら同期回転する回転軸20周囲の破砕刃40や破砕チップ50により、破砕されながら、案内路10内をその先端まで搬送された間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物は、案内路10先端の被破砕物の搬出口18にその搬出口18を塞ぐように起立させて備えられた篩板100の内側表面に、回転軸20と共に回転する破砕刃40の搬送力を受けて、次々と強く押し突けられる。そして、その篩板100の内側表面に押し突けられた木質系被破砕物が、篩板100表面に並ぶ複数の小径の各貫通穴102内に強く押し込まれて、その複数の各貫通穴102を通して、次々と篩板100外側に押し出される。そして、その回転軸20周囲の破砕刃40や破砕チップ50により繊維状又はそれに近い状態に粉砕された木質系被破砕物が、篩板100の表面に並ぶ複数の各貫通穴102のナイフエッジ状に鋭く尖った内周縁等により、その繊維がさらに細かく剪断されて、粉末状又はそれに近い状態にまで均一に細かく再粉砕される。そして、その粉末状又はそれに近い状態にまで均一に細かく再粉砕された被破砕物が、篩板100表面に並ぶ複数の各貫通穴102を通して、篩板100外側に押し出されて、篩板100下方に設けられた収容ボックス(図示せず)内等に次々と搬出されて、回収される。
この破砕機においては、その篩板100の表面に並べて設ける複数の貫通穴102の内径を、広げたり狭めたりすることにより、その篩板100の表面に並ぶ複数の各貫通穴102を通して、篩板100外側に粉末状又はそれに近い状態にまで粉砕して押し出す被粉砕物の粒径を大小に調整することが可能である。
実験によれば、篩板100の表面に並べて設ける複数の貫通穴102の内径は、10〜20mmとするのが好適であり、そのようにすれば、その篩板100表面に並ぶ複数の各貫通穴102を通して、篩板100外側に押し出される被粉砕物を、生分解性プラスチック原料として、二次的に有効利用可能な、粉末状又はそれに近い状態にまで均一に確実に細かく粉砕できることが確認された。
本発明の破砕機は、帯状の破砕刃40がその後端からその先端に向けて互いに逆方向にスパイラル状に起立させて一体に巻き付けられた2本の回転軸20が、被破砕物を搬送する案内路10内に、平行に横に並べて備えられて、その案内路10内後部に送り込まれた被破砕物が、2本の回転軸20と共に破砕刃40の巻き付け方向に同一速度で互いに逆方向に噛み合いながら同期回転する回転軸20周囲の破砕刃40により、破砕されながら、案内路10内をその先方に搬送される、破砕刃40に破砕チップ50が付設されていない構造の破砕機にも、利用可能である。
本発明の破砕機は、間伐材、枝打材、剪定材等の木質系被破砕物を、生分解性プラスチック原料として、二次的に有効利用可能な、粉末状又はそれに近い状態にまで細かく均一に粉砕するための、破砕機として、有効利用可能である。
本発明の破砕機の正面図である。 本発明の破砕機の一部破断拡大平面図である。 本発明の破砕機の篩部分の拡大正面図である。 従来の破砕機の一部破断拡大平面図である。
符号の説明
10 案内路
16 被破砕物の搬入口
18 被破砕物の搬出口
20 回転軸
30 回転手段
40 破砕刃
50 破砕チップ
60 ホッパー
100 篩板
102 貫通穴
104 上板
106 下板
108 切り欠き

Claims (3)

  1. 帯状の破砕刃がその後端からその先端に向けて互いに逆方向にスパイラル状に起立させて一体に巻き付けられた2本の回転軸が、被破砕物を搬送する案内路内に、平行に横に並べて備えられて、その案内路内後部に投入された被破砕物が、前記2本の回転軸と共に破砕刃の巻き付け方向に同一速度で互いに逆方向に噛み合いながら同期回転する回転軸周囲の破砕刃により、破砕されながら、案内路内をその先方に搬送される構造の破砕機において、
    前記案内路先端の被破砕物の搬出口に、複数の貫通穴が表面に並べて設けられた篩板が、前記2本の回転軸とほぼ直交させて、2本の回転軸周囲の被破砕物の搬出口を塞ぐように起立させて備えられたことを特徴とする破砕機。
  2. 前記篩板が、上板と下板とから構成されて、その上板下端と下板上端とには、該上板下端と下板上端とを互いに接合させた状態において、前記被破砕物の搬出口に突出する2本の回転軸のそれぞれを挿通する挿通穴を形成するための、2つの切り欠きが並べて設けられたことを特徴とする請求項1記載の破砕機。
  3. 前記篩板が、その表面に、直径が10〜20mmの円形状の複数の貫通穴が千鳥状に並べて設けられたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の破砕機。
JP2003285518A 2003-08-04 2003-08-04 破砕機 Pending JP2005052725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003285518A JP2005052725A (ja) 2003-08-04 2003-08-04 破砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003285518A JP2005052725A (ja) 2003-08-04 2003-08-04 破砕機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005052725A true JP2005052725A (ja) 2005-03-03

Family

ID=34365118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003285518A Pending JP2005052725A (ja) 2003-08-04 2003-08-04 破砕機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005052725A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105397939A (zh) * 2015-12-10 2016-03-16 巴州汇丰塑业有限公司 一种撕碎机
CN109849171A (zh) * 2019-03-16 2019-06-07 洛阳市科创绿色建材研究院 抛光砖原料除钙装置及其除钙工艺
CN112090533A (zh) * 2020-07-22 2020-12-18 甘肃傲农饲料科技有限公司 一种饲料生产用粉碎装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105397939A (zh) * 2015-12-10 2016-03-16 巴州汇丰塑业有限公司 一种撕碎机
CN109849171A (zh) * 2019-03-16 2019-06-07 洛阳市科创绿色建材研究院 抛光砖原料除钙装置及其除钙工艺
CN109849171B (zh) * 2019-03-16 2023-10-27 洛阳市科创绿色建材研究院 抛光砖原料除钙装置及其除钙工艺
CN112090533A (zh) * 2020-07-22 2020-12-18 甘肃傲农饲料科技有限公司 一种饲料生产用粉碎装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101436698B1 (ko) 분쇄기능을 갖는 자력선별기
JP2007245023A (ja) 廃石膏ボードのリサイクル装置
JP5081945B2 (ja) 一軸破砕機
KR101935590B1 (ko) 스티로폼 파쇄장치
US8714468B2 (en) Plastic scrap crushing apparatus
JP2005052725A (ja) 破砕機
US8882008B1 (en) Dual shredding system for a mobile document shredding vehicle and method of use
KR100795535B1 (ko) 임목폐기물의 재생절단장치
US20150115083A1 (en) Recycling machine
JP2002095990A (ja) 粉砕分別機
CN105903531A (zh) 一种切割粉碎机构
CN205946638U (zh) 一种秸秆粉碎机
CA1227996A (en) Crop blower-chopper with supplementary comminuter
JP3252958B2 (ja) 破砕機
JP2002102734A (ja) 破砕機
JP4850023B2 (ja) 樹枝粉砕機
JP2006088132A (ja) 廃プラスチック処理装置
JP2006122798A (ja) 粉砕刃及びそれを利用した粉砕装置
JP2002282732A (ja) 生ごみ処理設備における生ごみ供給装置
JP2006000712A (ja) 剪定材の破砕処理装置
KR101732949B1 (ko) 수목가지 파쇄 장치
CN219024536U (zh) 碎纸机及其双级碎纸装置
CN211838356U (zh) 一种国学机的包装盒的废料回收装置
CN211359072U (zh) 一种环保节能物料粉碎装置
KR102599595B1 (ko) 폐 단열재 용기를 분쇄하고 선별하는 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20060202

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060213

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060628