JP2005052478A - 遊技用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】現実遊技場の営業期間外は仮想遊技場に遊技客を呼び込みたいとの運営者の要望に答えられるようにする。
【解決手段】仮想遊技場の仮想価値の大きさと、現実遊技場の現実価値の大きさとを当該遊技者を特定可能な遊技者特定情報に対応付けて記億する価値記憶手段15と、仮想価値更新手段11と、現実価値更新手段11と、前記現実遊技場の営業時間中において前記現実価値を前記仮想価値に変換するときに適用される第1の変換率と、営業時間外において前記現実価値を前記仮想価値に変換するときに適用される第2の変換率とを設定するための変換率設定手段1、9と、前記営業時間中においては前記第1の変換率にて、前記営業時間外においては前記第2の変換率にて前記現実価値を前記仮想価値に変換する現実価値変換手段9と、該変換された前記仮想価値を前記仮想遊技場における遊技に使用させるための処理を行う仮想再遊技使用処理手段1、9と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、現実の遊技場における遊技にて獲得した現実価値を、インターネット等の通信回線網であるコンピュータネットワーク上に設けられた仮想遊技場にて使用可能な仮想価値に変換して使用することのできる遊技用システムに関する。
近年のインターネット等のコンピュータネットワークの普及に伴ない、遊技場に出向くことなく、自宅や出先から、パソコンや携帯電話を利用していつでも遊技を実施することのできる仮想遊技場が、一部実用化されてきている。
また、遊技者は、前記仮想遊技場のみではなく、現実の遊技場に出向いて遊技をする場合もあり、これら現実の遊技場の遊技にて獲得した現実価値を仮想遊技場において使用可能とした遊技用システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−53006号公報 (第4頁、第1図)
これら現実の遊技場の遊技にて獲得した現実価値を仮想遊技場において使用可能とした遊技用システムにおいては、現実の遊技場の遊技にて獲得した現実価値を仮想遊技場において使用可能とするために、通常において、現実遊技場と仮想遊技場とが同一の運営者にて運営する必要があり、この場合には、現実遊技場の営業期間中は現実遊技場に、現実遊技場の営業期間外は仮想遊技場に遊技客を呼び込みたいとの要望が考えられるが、前記特許文献1に示した遊技用システムにあっては、現実遊技場の営業期間中と営業期間外とで仮想遊技場での遊技において、遊技者にとっての有利性に差が無く、よって、現実遊技場の営業期間中は現実遊技場に、現実遊技場の営業期間外は仮想遊技場に遊技客を呼び込みたいとの運営者の要望に答えられないという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、現実遊技場の営業期間中は現実遊技場に、現実遊技場の営業期間外は仮想遊技場に遊技客を呼び込みたいとの運営者の要望に答えることのできる遊技用システムを提供することを目的としている。
上記の目的を解決するために、本発明の請求項1の遊技用システムは、
通信回線網を介して接続された遊技者の情報端末に対し、仮想遊技場における仮想遊技を行うための遊技機ゲームプログラムを配信する仮想遊技場管理装置と、
前記仮想遊技場の仮想遊技機における遊技の結果獲得した仮想価値の大きさと、現実遊技場の遊技機における遊技の結果獲得した現実価値の大きさと、を当該遊技者を特定可能な遊技者特定情報に対応付けて記億する価値記憶手段と、
前記仮想遊技場における遊技結果に基づいて前記価値記億手段に記憶された仮想価値の大きさを更新する仮想価値更新手段と、
前記現実遊技場における遊技結果に基づいて前記価値記億手段に記億された現実価値の大きさを更新する現実価値更新手段と、
前記現実遊技場の営業時間を設定する営業時間設定手段と、
該営業時間設定手段により設定された前記現実遊技場の営業時間中において前記現実価値を前記仮想価値に変換するときに適用される第1の変換率と、前記現実遊技場の営業時間外において前記現実価値を前記仮想価値に変換するときに適用される第2の変換率とを設定するための変換率設定手段と、
前記現実遊技場の営業時間中においては前記第1の変換率にて前記現実価値を前記仮想価値に変換し、前記現実遊技場の営業時間外においては前記第2の変換率にて前記現実価値を前記仮想価値に変換する現実価値変換手段と、
該現実価値変換手段により変換された前記仮想価値を前記仮想遊技場における遊技に使用させるための処理を行う仮想再遊技使用処理手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、現実遊技場の営業時間中において現実価値を仮想価値に変換するときに適用される第1の変換率と、前記現実遊技場の営業時間外において現実価値を仮想価値に変換するときに適用される第2の変換率とを設定でき、例えば第2の変換率を第1の変換率より高く設定することで、現実遊技場の営業期間中は現実遊技場に、現実遊技場の営業期間外は仮想遊技場に遊技客を呼び込みたいとの運営者の要望に答えることができる。
本発明の請求項2の遊技用システムは、請求項1に記載の遊技用システムであって、
記変換率設定手段は、前記第1の変換率および/または前記第2の変換率を設定変更する設定変更手段を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、前記第1の変換率および/または前記第2の変換率を適宜に変更できるので、運営者の要望に沿うことができる。
本発明の請求項3の遊技用システムは、請求項1または2に記載の遊技用システムであって、
前記現実遊技場の営業時間を設定変更するための営業時間設定変更手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、現実遊技場の営業時間が、例えば新装開店等に伴って変化しても、これらの営業時間の変化に対応することができる。
本発明の請求項4の遊技用システムは、請求項1〜3のいずれかに記載の遊技用システムであって、
前記仮想価値を所定の変換率で前記現実価値に変換する仮想価値変換手段と、
該仮想価値変換手段により変換された前記現実価値を前記現実遊技場における遊技に使用させるための処理を行う現実再遊技使用処理手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、前記仮想価値を前記現実価値に変換して、現実遊技場において遊技を実施できるため、遊技者の利便性が向上する。
本発明の請求項5の遊技用システムは、請求項1〜4のいずれかに記載の遊技用システムであって、
前記現実遊技場の営業時間中において前記仮想遊技場にて遊技を実施した利用者数と、前記現実遊技場の営業時間外において前記仮想遊技場にて遊技を実施した利用者数とを集計する集計手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、前記現実遊技場の営業時間中並びに営業時間外において仮想遊技場にて遊技を実施した利用者数を、それぞれ把握することができることから、第1の変換率と第2の変換率とを設定する上での参考に資することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
まず図1は、本発明の遊技用システムの構成を示すシステム図であり、図2は、本実施例の遊技用システムに用いた配信センターのサイトサーバ1と管理サーバ9の構成を示すブロック図であり、図6は、本実施例の遊技用システムに用いた配信センターのサイトサーバ1と管理サーバ9における処理動作を示す図である。
まず、本実施例の遊技用システムは、図1に示すように、通信回線網としてのインターネット網8に接続されたアクセス利用者である利用者a、b・・・の情報端末である携帯電話端末3やノートパソコン4等や遊技場管理者の管理者用端末31や、現実の遊技場であるホールに設けられ、これら各ホールに設置されたパチンコ機22の側方に各パチンコ機22に対応して設けられたカードユニット23から各種データを収集するとともに、会員に関する情報を管理する会員管理コンピュータ6と、配信センターに設置され、前記インターネット網8に通信装置2を介して接続される仮想遊技を提供するためのサイトサーバ1や、前記会員管理コンピュータ6に通信回線7並びに通信装置5を介して接続された各データベースを管理するための管理サーバ9とから主に構成されており、利用者a、b・・・の情報端末である携帯電話端末3やノートパソコン4や管理者用の管理者用端末31とサイトサーバ1とは、インターネット網8を介して双方にデータ送受可能に構成され、会員管理コンピュータ6と管理サーバ9とは双方にデータ送受可能に構成されている。また配信センターに設置されたサイトサーバ1と管理サーバ9とは、LANケーブル30により接続され双方に高速のデータ送受信を可能に構成されている。
この本実施例において用いた遊技者の情報端末としての携帯電話端末3は、インターネット接続機能を有するとともに、前記ノートパソコン4は、カードスロットに装着されたモデムカード4bを通じてインターネット網8に接続可能とされていて、該インターネット網8を介して前記サイトサーバ1にアクセス可能とされており、該サイトサーバ1から配信される各種ページにおいて、携帯電話3に設けられたテンキーや十字キー等の入力部や、ノートパソコン4に接続されたマウスやキーボード等の入力装置4aを操作することで、各種の入力や選択ならびに仮想遊技を実施できるようになっている。
また管理者用端末31も上記携帯電話3、ノートパソコン4と同様にインターネット接続機能を有しており、インターネット網8に接続可能とされていて、管理者がサイトサーバ1にアクセスして種々の設定を行なえるようになっている。
この本実施例において使用した管理サーバ9とサイトサーバ1の構成を図2を用いて説明すると、サイトサーバ1はコンピュ−タ内部にてデ−タの送受を行うデ−タバス20に、該サイトサーバ1が実施する各種処理等を実施する中央演算処理装置(CPU)21や、該CPU21が行う処理に使用されるワークメモリ等として使用されるRAM22や、時刻情報や任意の年月日、曜日等のカレンダ情報を出力可能なリアルタイムクロック(RTC)27と、前記通信装置2に接続されてインターネット網8に接続された遊技者の情報端末である携帯電話端末3やノートパソコン4、並びに管理者用端末31とデータの送受信を行う第1の通信インターフェイス23と、LANケーブル30を通じて管理サーバ9とのデータの送受信を行う第2の通信インターフェイス28と、磁気ディスクや光磁気ディスクから成り、前記CPU21が実施する各種処理を実施するための処理プログラムや、会員が後述する仮想遊技を行なうためのゲームプログラムや、サイトを構築・運営するためのHTMLデータ等からによるWWW(ワールドワイドウェッブ)データ等の各種データが記憶された記憶装置15と、が接続された比較的高速の演算処理が可能なコンピュータとされている。
また管理サーバ9はコンピュ−タ内部にてデ−タの送受を行うデ−タバス10に、モニタ等の表示装置14や、キーボードやマウス等の入力装置16や、該管理サーバ9が実施する各種処理等を実施する中央演算処理装置(CPU)11や、該CPU11が行う処理に使用されるワークメモリ等として使用されるRAM12や、時刻情報や任意の年月日、曜日等のカレンダ情報を出力可能なリアルタイムクロック(RTC)17と、前記サイトサーバ1の第2の通信インターフェイス28にLANケーブル30で相互に接続とされてデータの送受信を行う第1の通信インターフェイス13と、前記通信装置5並びに通信回線7を通じて現実遊技場に設置された会員管理コンピュータ6とのデータの送受信を行う第2の通信インターフェイス18と、磁気ディスクや光磁気ディスクから成り、前記CPU11が実施する各種処理を実施するための処理プログラムや、後述する利用者データベース(DB)、管理者用データベース(DB)、遊技履歴データベース(DB)、変換履歴データベース(DB)等の各種データが記憶された記憶装置15と、が接続された比較的高速の演算処理が可能なコンピュータとされている。
また前記記憶装置15には、図3に示すような各会員IDごとに会員に関する会員帰属情報が記憶されている利用者データベース(DB)や、管理者用の各種設定データが更新登録される管理者用データベース(DB)や、前記サイトサーバ1において遊技した会員の遊技履歴が記憶される遊技履歴データベース(DB)と、前記サイトサーバ1において会員が使用可能な仮想ポイントと現実の遊技場において会員が使用可能な現実貯玉との変換履歴が記憶される変換履歴データベース(DB)が記憶されている。
本実施例での遊技履歴データベース(DB)には会員の遊技履歴として、会員IDと遊技開始時間と遊技結果が記憶されており、該遊技履歴データベース(DB)の登録内容を集計することで、後述する営業時間設定ページにて設定されている営業時間中と営業時間外に遊技を開始した遊技者の数等の集計を実施できるようになっている。
この本実施例に用いた利用者データベース(DB)は、図3に示すような構成とされ、ユーザ(利用者)を特定するための仮想遊技場と現実遊技場とで共通とされた会員IDと、ユーザ認証を行うためのパスワードと、利用者の氏名と、性別と、住所と、生年月日と、メールアドレスと、仮想ポイントと現実貯玉と、が登録されており、仮想遊技に使用される仮想価値である仮想ポイントと、現実の遊技場で使用できる現実価値としての現実貯玉とを個別に記憶、管理できるようになっている。尚、仮想ポイントとはサイトサーバ1に構築されたWWW(ワールドワイドウェッブ)サイト内の仮想遊技において使用可能な仮想価値であり、現実貯玉は現実の遊技場の遊技機であるパチンコ機22における現実遊技等で会員が使用可能な現実価値である貯蓄玉数と等価である。
次いで、現実遊技場に設置された前記会員管理コンピュータ6には、図4に示す会員情報テーブルが記憶されている。この会員情報テーブルには、ユーザを特定するための会員IDに対応付けて、会員に交付される会員カードに記憶される番号である会員カードIDと、貯蓄玉数(現実貯玉)と、ユーザ認証を行うためのパスワード(暗証番号)と、来店回数と、来店Pt(来店ポイント)と、ランクと、会員帰属情報である名字・名前、性別、年齢、誕生日、職業、並びに住所や、イベント対象の有無(Yes/No)と、更新の有無(Yes/No)の会員に関する情報が登録、管理されている。
この本実施例に用いた会員管理コンピュータ6には、該現実遊技場内に設置された遊技機であるパチンコ機22に1対1に対応して設けられているカードユニット23が接続されており、会員遊技者は、会員登録時に発行された会員カードをカードユニット23に挿入することで、該会員カードに記憶されているプリペイド度数を用いて遊技媒体であるパチンコ球を借り受けて遊技を実施できるとともに、該遊技によって獲得したパチンコ球を、当該現実遊技場内の所定位置に設けられた計数器(図示略)に前記会員カードを挿入した状態で投入して計数することで、該計数されたパチンコ球数と会員カードに記憶されている会員IDとが会員管理コンピュータ6に送信されて、図4に示す会員情報テーブルの当該会員IDに対応する貯蓄玉数に加算更新されることで、該貯蓄玉数を再度遊技に使用できるようになっている。
これら貯蓄した貯蓄玉数を再度遊技に使用する場合は、前記カードユニット23に会員カードを挿入して所定の再プレイ操作を行うことで、これら1回の再プレイ操作において、例えば500円分に相当する125球の返却が対応するパチンコ機22にて実施されるとともに、該返却に伴って前記会員管理コンピュータ6が、返却玉数である125球に貯玉の使用手数料、例えば13球を加えた138球(手数料1割に相当)を、前記会員情報テーブルの貯蓄玉数から減算するようになっている。
尚、本実施例では、前記会員情報テーブルの貯蓄玉数に前記仮想遊技場において使用可能な仮想価値である仮想ポイントから変換された現実貯玉が、前記管理サーバ9からの更新データに基づいて加算更新されることで、仮想遊技場にて獲得した仮想ポイントを使用して、現実の遊技場においても遊技を実施できるようになっている。
次に図5を用いて会員管理コンピュータ6と管理サーバ9との間において送受されるデータの流れを説明する。現実の遊技場において会員の現実貯玉数の増減や個人情報の変更・更新が行なわれた場合には、図5(a)に示すように会員管理コンピュータ6の前記会員情報テーブルが変更・更新されることに伴って、会員管理コンピュータ6から管理サーバ9に対して該変更・更新内容を、該変更のあった会員IDとともに通知する。
そして、管理サーバ9は会員管理コンピュータ6より送信された会員IDに一致する会員IDの登録データを利用者データベース(DB)にて特定し、該特定した登録データを送信されてきた変更・更新内容に基づいて変更・更新する。例えば、遊技者が貯玉を再遊技に使用した場合には、管理サーバ9の利用者データベース(DB)の現実貯玉数から再遊技玉数および手数料玉数が減算更新され、遊技者が遊技の結果獲得した玉数を貯玉した場合には、利用者データベースの現実貯玉数に当該貯玉数が加算更新されることで、管理サーバ9並びに会員管理コンピュータ6の双方にて管理されている現実貯玉数の整合性が保たれるようになっている。
一方、図5(b)に示すように仮想ポイントと現実貯玉の変換処理によって現実貯玉数の変更が行なわれると、管理サーバ9は、変換履歴データベース(DB)に該変換履歴を登録するとともに、会員管理コンピュータ6に対して現実貯玉数の変更内容を、該現実貯玉数の変更があった会員IDとともに通知することで、会員管理コンピュータ6は、管理サーバ9より送信された会員IDに一致する会員IDの登録データを会員情報テーブルにて特定し、該特定した登録データを送信されてきた変更・更新内容に基づいて変更・更新するようになっており、このようにすることで、管理サーバ9並びに会員管理コンピュータ6の双方にて管理されている現実貯玉数の整合性が保たれるようになっている。
また、サイトサーバ1の前記CPU21は、インターネット網8を介してサイトサーバ1のWWW(ワールドワイドウェッブ)サイトにアクセスしてきたユーザ(利用者)のログインに対して行なう認証処理や、管理者の認証処理や、サイト利用者が仮想遊技を行なうためのゲームプログラム処理や、管理者から各種設定項目の内容を受付けて設定する処理や、前記管理者の設定項目に基づいて利用者が仮想遊技に必要な仮想ポイントの購入や変換を行なう処理や、仮想ポイントから現実貯玉に、或いは現実貯玉から仮想ポイントへの変換処理等を実施するようになっている。
また前記処理において発生する各種データは、管理サーバ9内の各種データベースに送信されて記憶、更新されることで、該データベースには常に最新のデータが記憶されるようになっている。つまり、CPU21は各種処理において必要な情報があった場合には管理サーバ9内の各データベースにアクセスして情報を取得して処理を行なう。
また、前記記憶装置25には、利用者並びに遊技場が使用する各情報端末のプラットホーム(オペレーションシステム)等に依存せずに、どのプラットホームにおいても相互に使用可能なHTML(ハイパーテキストマークアップラングエッジ)言語にて記述され、各プラットホームにおいて動作するブラウザソフトを用いて情報の閲覧、入力が実施できるホームページ形式のWWW(ワールドワイドウェッブ)データが記憶されており、これらWWW(ワールドワイドウェッブ)データと前記各種処理プログラムとが協調して、ゲームプログラム等の処理を実施するようになっている。
以下、本実施例のサイトサーバ1と管理サーバ9の処理状況を図6に基づいて説明すると、まず利用者がインターネット網8を介してサイトサーバ1にアクセスした際にトップページが配信される。このトップページは「ログイン」、「遊技説明」、「管理者専用」の選択入力部が設けられている。
このトップページにおいて、「ログイン」の項目を選択すると、会員IDと暗証番号(パスワード)を入力するログインページが表示され、「遊技説明」の項目を選択すると当サイトの利用説明方法が記載された遊技説明ページが表示され、「管理者専用」の項目を選択すると管理者が管理者設定項目ページにログインするための、管理者IDとパスワードを入力するための管理者認証ページが表示される。
まず、トップページの「管理者専用」をアクセス利用者が選択した場合について説明すると、該選択により管理者IDとパスワードを入力するための管理者認証ページ(図6参照)が配信されて管理者用端末31に表示される。管理者は、該表示される管理者認証ページにおいて、「ID」と「パスワード」を入力したのち「ログイン」を選択することで、サイトサーバ1は、管理サーバ9の管理者用DBに登録されている管理者の「ID」と「パスワード」と照合し、照合が一致すると、管理者が各設定項目を設定するための管理者設定項目ページ(図6参照)を配信する。
この管理者設定項目ページには、図6に示すように、「仮想遊技ポイント価値設定」、「変換率設定」、「遊技者数確認」、「営業時間設定」、「変換状況確認」の選択入力部が設けられている。この「仮想遊技ポイント価値設定」の項目を選択することにより仮想価値である仮想ポイントを購入する際の貨幣とのレート設定するための仮想遊技ポイント価値設定ページ(図示略)が配信されることで仮想ポイントのレート設定を実施でき、「変換率設定」の項目が選択されると現実貯玉と仮想ポイントとの変換を行なうための変換率を、現実遊技場の営業時間中と営業時間外とにおいて個別に設定するための図11に示す変換率設定ページが配信されることで各変換率の設定を実施でき、「遊技者数確認」の項目を選択することにより、前日の遊技履歴データベースに登録されている遊技履歴に基づいて、営業時間中と営業時間外並びに合計の各遊技者数が集計されて図9に示す利用者数確認ページが配信されることで各遊技者数を確認でき、「営業時間設定」の項目を選択することにより、現実遊技場の営業開始時間と営業終了時間とを設定するための図10に示す営業時間設定ページが配信されることで現実遊技場の営業開始時間と営業終了時間を設定でき、「変換状況確認」の項目を選択することにより、現実貯玉と仮想ポイントとの変換に使用された現実貯玉数と仮想ポイント数を表示する変換状況確認ページ(図示略)が配信されることで変換状況を把握できる。
本実施例の変換率設定ページには、図11に示すように、会員が仮想遊技場で使用可能な仮想ポイントから現実貯玉へ、または現実貯玉から仮想ポイントへ、仮想ポイントから再遊技する場合の仮想ポイントへの変換するための変換率を設定できるようになっているとともに、会員が仮想遊技場で使用可能な仮想ポイントから現実貯玉へ、または現実貯玉から仮想ポイントへの変換率にあっては、前記営業時間設定ページ(図10参照)にて設定された営業時間中と営業時間外とで個別の変換率、つまりは営業時間中に対応する変換率である第1の変換率としての営業時間中変換率と、営業時間外に対応する変換率である第2の変換率としての営業時間外変換率とを設定できるようになっており、営業時間中においては営業時間中変換率が、営業時間外においては営業時間外変換率がそれぞれ変換処理において適用されて変換が実施される。
次に、アクセス利用者が仮想遊技場において仮想遊技や景品交換並びにポイント変換を行う場合について説明すると、まず、前記トップページにおいて「ログイン」を選択することで、会員IDと暗証番号(パスワード)を入力するログインページがアクセス利用者の情報端末である携帯電話端末3やノートパソコン4に配信、表示される。
アクセス利用者は、このログインページにおいて、会員IDと「パスワード」を入力したのち「ログイン」を選択すると、管理サーバ9の利用者DBの登録データに基づいて、会員IDと「パスワード」が一致するか照合され、該照合が一致すると、ユーザページ(図6参照)が配信される。
このユーザページには「ゲーム画面」、「景品交換」、「ポイント変換」、「トップページ」(図示略)、「ログアウト」(図示略)の選択入力部が設けられている。まず、アクセス利用者が「ゲーム画面」を選択すると、該選択と同時に記憶装置25からゲームプログラム内の全てのゲームタイトルのデータが抽出され、該抽出された全ゲームタイトルが選択可能とされた機種選択ページ(図示略)が配信される。
この機種選択ページにてアクセス者は、自分が仮想遊技を行いたい機種を選択した後、「決定」を選択することで、該選択された機種の遊技機ゲームプログラム、例えば機種として「CR−FXX・・・DX」が選択された場合には、該「CR−FXX・・・DX」のゲームプログラムが、前記記憶装置25から読み出されてアクセス利用者の情報端末へ配信されることにより、図7に示す遊技画面ページがアクセス利用者の情報端末に表示されてゲームを実施できるようになる。
この遊技画面ページには、機種選択した「CR−FXX・・・DX」の遊技盤の画像とともに、該アクセス利用者(仮想遊技者)が所持する遊技に使用可能なポイント数が表示される「現在の仮想ポイント」の表示部と、「ポイント購入」、「ポイント変換」、並びに「終了」の選択入力部とともに、前記画像の遊技盤上に発射される仮想パチンコ球の発射強度を調節するための操作部である「発射強度「左矢印」「右矢印」」が設けられていて、アクセス者は「左矢印」「右矢印」を適宜に選択して発射強度を調整することで、仮想遊技を楽しむことができる。
尚、アクセス利用者が仮想遊技に使用可能なポイント数を所有していない場合には、「ポイント購入」を選択することでポイント購入ページへ移動して「仮想ポイント」を購入することができる。
また、アクセス利用者が現実の遊技場において現実貯玉を所有している場合には、「ポイント変換」を選択することで、現実貯玉を仮想ポイント(再遊技)に変換することが可能であり、アクセス利用者は現実貯玉から変換した仮想ポイントを仮想遊技に使用することができるようになっている。尚、「終了」は遊技画面ページを会員が終了したい場合に選択する。
ここで、「ポイント変換」を選択した場合の状況を説明すると、前記「ポイント変換」を選択入力すると、前記管理者DBからは、その時点の時間が現実遊技場の営業時間中である場合には営業時間中に対応して設定されている変換率設定のデータが、その時点の時間が現実遊技場の営業時間外である場合には営業時間外に対応して設定されている変換率設定のデータが、それぞれ抽出されるとともに、利用者DBからは、会員所有の現実貯玉と仮想ポイントのデータとが抽出されることにより、これらの各データが表示された図8に示すポイント変換ページが配信、表示される。
現実貯玉を仮想(再遊技)ポイントに変換する場合には、現実貯玉→仮想(再遊技)ポイントのチェックボックスをチェックして選択するとともに、「変換貯玉数」の入力項目に変換したい現実貯玉の玉数を入力した後、「確認」を選択することで、営業時間外に対応する変換率である貯玉/ポイント=2/1に、再使用に伴う手数料である10%が徴収されることに伴い、実際の変換レートは9/5となり、この変換レート9/5に基づいて算出された仮想ポイント数が、変換後ポイント数の欄に表示される。例えば、現実貯玉の玉数に500を入力し「確認」を選択すると、変換後ポイント数の欄に900が表示される。
また、仮想遊技にて獲得した仮想ポイントを、再度仮想遊技に使用可能な仮想(再遊技)ポイントに変換する場合には、会員は「変換ポイント数」の入力項目に変換したい仮想ポイント数(500ポイント)を入力した後、「確認」を選択すると、これら仮想ポイントから仮想(再遊技)ポイントへの変換レート9/10に基づいて変換後の仮想(再遊技)ポイント数(450ポイント)が算出され、変換後ポイント数の欄に表示される。尚、変換ポイント入力項目に会員が数値を誤って入力した場合にはクリアを選択することにより、入力内容を消去できる。
そしてアクセス利用者は、「変換ポイント入力項目」欄に表示された変換後の仮想ポイント数を確認した後、変換を行なうのであれば「変換」を選択することにより、これらポイント変換ページにて仮想ポイントを仮想(再遊技)ポイントに変換するために使用した「変換使用仮想ポイント」の大きさ、または現実貯玉を仮想(再遊技)ポイントに変換するために使用した「変換使用現実貯玉」の大きさのデータが、変換履歴として変換履歴DBに登録され、前記利用者DBの該アクセス利用者が所有する現実貯玉または仮想ポイントから、これら変換によって使用された現実貯玉の大きさまたは仮想ポイントの大きさが減算されるとともに、これら変換された仮想遊技に再使用可能な変換仮想(再遊技)ポイントが、図7の遊技画面ページの現在のポイントの欄に加算更新され変換が完了する。尚、これらポイント変換ページにおいて「変換」を行なわずにキャンセルしたい場合には「キャンセル」を選択することにより、前記遊技画面ページ戻るようになっている。
そして、アクセス利用者(遊技者)は、購入または変換された仮想遊技に使用可能な仮想ポイントを用いて仮想遊技を行うことができ、その遊技状況に応じて、遊技画面ページの「現在の仮想ポイント」の残高が加減算される。例えば、仮想遊技機がパチンコ機の場合、玉の発射ごとにポイントが1ずつ減算される一方、玉が入賞口に入賞するごとに所定のポイント数が加算される。
また、図7の遊技画面ページにおいて「終了」を選択すると、該遊技画面ページの「現在の仮想ポイント」の残高が利用者DBの該アクセス利用者の会員IDに対応する仮想ポイントに加算され、更新後の仮想ポイントと現実貯玉とのデータが表示された仮想遊技結果ページ(図示略)が配信、表示され、該仮想遊技結果ページにて「確認」を選択することでユーザページに戻ることができるとともに、管理サーバ9は、当該遊技履歴を前記遊技履歴データベース(DB)に登録する。
ここで、仮想遊技にて獲得した仮想ポイントを現実の遊技場にて使用できる現実貯玉に変換したい場合には、該ユーザページにおける「ポイント変換」を選択することで、図12に示す貯玉ポイント変換ページが配信、表示される。この貯玉ポイント変換ページには、「会員ID」、「氏名」、「現在所有の現実貯玉(○○○○○玉)・仮想ポイント(×××××p)」が表示されるとともに「変換貯玉ポイント入力項目」が設けられている。
ここで、アクセス利用者が仮想ポイントを現実貯玉に変換する場合には、仮想ポイント→現実貯玉のチェックボックスをチェックして選択するとともに、「仮想ポイント数」の入力項目に変換したい仮想ポイント数を入力し、「確認」を選択入力することで、前記管理者DBからは、その時点の時間が現実遊技場の営業時間中である場合には営業時間中に対応して設定されている現実貯玉への変換率のデータが、その時点の時間が現実遊技場の営業時間外である場合には営業時間外に対応して設定されている現実貯玉への変換率のデータが、それぞれ抽出されるとともに、該抽出された変換率に基づいて変換後現実貯玉数が算出され、該算出された変換後現実貯玉数が「現実貯玉数」の欄に表示される。例えば、現実遊技場の営業時間外である場合、「仮想ポイント数」の欄に500Pを入力し「確認」を選択すると、「現実貯玉数」の欄に「250」が表示される。
尚、本実施例では、該貯玉ポイント変換ページにおいて、現実貯玉を仮想ポイントに変換することもでき、例えば景品交換(図6、ユーザページの「景品交換」参照)において必要な仮想ポイント数が希望する商品に対して不足している場合等において、現実貯玉を仮想ポイントに変換して仮想ポイントを増やして景品交換に使用することができるようになっている。
このように、前記「確認」の選択入力により表示される変換後の「仮想ポイント数」「現実貯玉数」を確認した後、アクセス利用者が「変換」を選択することより、現実貯玉を仮想ポイントに変換するために使用した「現実貯玉数」の大きさ、または仮想ポイントを現実貯玉に変換するために使用した「仮想ポイント数」の大きさの変換履歴が、変換履歴DBに登録される一方、利用者DBの会員データから現実貯玉を仮想ポイントに変換するために使用した「現実貯玉数」の大きさ、または仮想ポイントを現実貯玉に変換するために使用した「仮想ポイント数」の大きさが減算更新されるとともに、これら変換された「仮想ポイント数」の大きさ、または変換された「現実貯玉数」の大きさが加算更新される。
以上、本実施例の遊技用システムによれば、現実遊技場の営業時間中において現実価値である現実貯玉を仮想価値である仮想ポイントに変換するときに適用される営業時間中変換率である第1の変換率と、前記現実遊技場の営業時間外において適用される営業時間外変換率である第2の変換率とを設定でき、例えば営業時間外変換率である第2の変換率を営業時間中変換率である第1の変換率より高く設定することで、現実遊技場の営業期間中は現実遊技場に、現実遊技場の営業期間外は仮想遊技場に遊技客を呼び込みたいとの運営者の要望に答えることができる。
また、本実施例の遊技用システムによれば、営業時間中変換率である第1の変換率並びに営業時間外変換率である第2の変換率を、前記変換率設定ページにおいて適宜に変更できるので、運営者の要望に沿うことができる。
また、本実施例の遊技用システムによれば、現実遊技場の営業時間を、前記営業時間設定ページにおいて変更でき、これら営業時間が例えば新装開店等に伴って変化しても、これらの営業時間の変化に対応することができる。
また、本実施例の遊技用システムによれば、貯玉ポイント変換ページにおいて、前記仮想価値である仮想ポイントを現実貯玉に変換し、該変換した現実貯玉が、会員管理コンピュータ6にて管理されている貯蓄玉数に加算されて現実遊技場において再プレイ遊技に使用できるようになるため、遊技者の利便性が向上する。
また、本実施例の遊技用システムによれば、現実遊技場の営業時間中と営業時間外において仮想遊技場である仮想遊技場サイトにて遊技した会員遊技者の数が集計されて、前記利用者数確認ページに表示されるようになるため、前記現実遊技場の営業時間中並びに営業時間外において仮想遊技場サイトにて遊技を実施した利用者数を、それぞれ把握することができることから、第1の変換率である営業時間中変換率と第2の変換率である営業時間外変換率とを設定する上での参考に資することができる。、
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、第1の変換率である営業時間中変換率と第2の変換率である営業時間外変換率の双方を変更できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら第1の変換率である営業時間中変換率と第2の変換率である営業時間外変換率のいずれか一方のみを変更でき、他方は変更できないようにしても良い。
また、前記実施例においては、営業時間の設定や変換率の設定を管理者用端末31からサイトサーバ1にアクセスして、管理者用端末31より実施できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの設定を前記会員管理コンピュータ6や管理サーバ9にて実施できるようにしても良い。
また、前記実施例では、営業時間中においては、仮想ポイントを現実貯玉に変換する変換率を、現実貯玉を仮想ポイントに変換する変換率よりも遊技者にとって有利となる変換率に設定し、逆に、営業時間外においては、現実貯玉を仮想ポイントに変換する変換率を仮想ポイントを現実貯玉に変換する変換率よりも遊技者にとって有利となる変換率に設定することで、営業時間中においては現実遊技場における遊技を、営業時間外においては仮想遊技場における遊技を、各々促進するようにしているが、仮想価値である仮想ポイントを現実価値である現実貯玉に変換する変換率と、現実価値である現実貯玉を仮想価値である仮想ポイントに変換する変換率とを、営業時間中並びに営業時間外にて同一としても良い。
また、前記実施例では、仮想価値である仮想ポイントを現実価値である現実貯玉に変換できるようになっており、このようにすることは、前記仮想価値を前記現実価値に変換して、現実遊技場において遊技を実施できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら仮想価値である仮想ポイントを現実価値である現実貯玉に変換できない構成しても良い。
また、前記利用者数確認ページでは、前日の遊技履歴に基づいて営業時間中と営業時間外並びに合計の各遊技者数が集計されるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの集計を、最近1週間や、最近1ヶ月のように、所定期間を指定して集計できるようにしても良いし、更には、最近1週間の各日の利用者数を個別に集計して、その推移を把握できるようにしても良い。
また、前記実施例では、会員IDを仮想遊技場と現実遊技場とで同一としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら仮想遊技場と現実遊技場とで個別の会員IDを使用するようにしても良い。
また、前記実施例では、仮想遊技場での遊技としてパチンコを例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら仮想遊技場での遊技をスロット遊技としても良い。
また、前記実施例においては現実の遊技場の現実遊技としてパチンコ機22を例示して説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スロットマシン等のコイン遊技機や、完全封入式のパチンコや完全クレジット式のスロットマシン、画像式の遊技機(パチンコもしくはスロットマシン)等にしても良い。
また、前記実施例では、仮想価値の形態としてポイントを使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら仮想価値の形態は適宜に選定すれば良い。
また、前記実施例では、現実価値の形態として貯玉を使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら現実価値の形態として、例えば再プレイ回数等としても良く、これら現実価値の形態は適宜に選定すれば良い。
また、前記実施例では、遊技者が仮想ポイントを使用して現実遊技場で遊技を行う場合、あらかじめ自己の顧客端末からサイトサーバ1にアクセスして仮想ポイントから現実貯玉への変換操作をしておくこととされているが、現実遊技場に設置された店内端末やカードユニット23にサイトサーバ1にアクセスする機能を付加し、店内端末やカードユニット23から変換操作を行えるようにしてもよい。
さらに、カードユニット23にサイトサーバ1にアクセスする機能を付加した場合には、仮想ポイントを直接再遊技用の玉数に変換できるようにしてもよい。すなわち、カードユニットにおいて所定の再プレイ操作を行うことで、1回の再プレイ操作に対する数量の玉(実施例では125玉)が払い出されるとともに、管理サーバ9の利用者データベースの仮想ポイントから前記払い出された玉数および手数料玉数(実施例では、13玉)に対応したポイント数(実施例では、138*2=276ポイント)が減算更新されるようにしてもよい。
また、前記実施例では、現実の遊技場における再遊技の際の手数料率(貯玉を実際に遊技を行うための玉に変換する際の変換率に対応する)は、払出玉数の1割に予め設定されているが、この手数料率(変換率)を管理者専用の変換率設定ページで設定変更できるようにしてもよい。
また、前記実施例では、サイトサーバ1と管理サーバ9とを個別に設けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら各サーバを1つのサーバにて構築しても良い。
更には、前記実施例では、サイトサーバ1と管理サーバ9とを配信センタに設けた例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、サイトサーバ1や管理サーバ9を遊技場に設置した構成としても良い。
また、前記実施例においては顧客端末として遊技者が所持する携帯電話3やノートパソコン4を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばこれら顧客端末としては、遊技場において貸し出される携帯電話端末であっても良いし、遊技場内に配置されたパソコンや、該パソコンを内在した専用の顧客端末装置としても良い。
前記各実施例における各要素は、本発明に対して以下のように対応している。
本発明の請求項1は、通信回線網(インターネット網8)を介して接続された遊技者の情報端末(携帯電話端末3、ノートパソコン4)に対し、仮想遊技場(仮想遊技場サイト)における仮想遊技を行うための遊技機ゲームプログラムを配信する仮想遊技場管理装置(サイトサーバ1)と、前記仮想遊技場の仮想遊技機における遊技の結果獲得した仮想価値(仮想ポイント)の大きさと、現実遊技場(ホール)の遊技機(パチンコ機22)における遊技の結果獲得した現実価値(現実貯玉)の大きさと、を当該遊技者を特定可能な遊技者特定情報(会員ID)に対応付けて記億する価値記憶手段(記憶装置15;利用者データベース)と、前記仮想遊技場における遊技結果に基づいて前記価値記億手段に記憶された仮想価値の大きさを更新する仮想価値更新手段(管理サーバ9;CPU11)と、前記現実遊技場における遊技結果に基づいて前記価値記億手段に記億された現実価値の大きさを更新する現実価値更新手段(管理サーバ9;CPU11)と、前記現実遊技場の営業時間を設定する営業時間設定手段(サイトサーバ1、管理サーバ9)と、該営業時間設定手段により設定された前記現実遊技場の営業時間中において前記現実価値を前記仮想価値に変換するときに適用される第1の変換率(営業時間中変換率)と、前記現実遊技場の営業時間外において前記現実価値を前記仮想価値に変換するときに適用される第2の変換率(営業時間外変換率)とを設定するための変換率設定手段(サイトサーバ1、管理サーバ9)と、前記現実遊技場の営業時間中においては前記第1の変換率にて前記現実価値を前記仮想価値に変換し、前記現実遊技場の営業時間外においては前記第2の変換率にて前記現実価値を前記仮想価値に変換する現実価値変換手段(管理サーバ9)と、該現実価値変換手段により変換された前記仮想価値を前記仮想遊技場における遊技に使用させるための処理を行う仮想再遊技使用処理手段(サイトサーバ1、管理サーバ9)と、を備える。
本発明の請求項2は、前記変換率設定手段は、前記第1の変換率および/または前記第2の変換率を設定変更する設定変更手段を含む。
本発明の請求項3は、前記現実遊技場の営業時間を設定変更するための営業時間設定変更手段(サイトサーバ1、管理サーバ9)を備える。
本発明の請求項4は、前記仮想価値(仮想ポイント)を所定の変換率で前記現実価値(現実貯玉)に変換する仮想価値変換手段(管理サーバ9)と、該仮想価値変換手段により変換された前記現実価値を前記現実遊技場(ホール)における遊技に使用させるための処理を行う現実再遊技使用処理手段(会員管理コンピュータ6、カードユニット23)と、を備える。
本発明の請求項5は、前記現実遊技場(ホール)の営業時間中において前記仮想遊技場(仮想遊技場サイト)にて遊技を実施した利用者数と、前記現実遊技場の営業時間外において前記仮想遊技場にて遊技を実施した利用者数とを集計する集計手段(管理サーバ9)を備える。
本発明の実施例における遊技用システムの構成を示すシステム図である。 本発明の実施例における遊技用システムに用いたサイトサーバと管理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例における管理サーバの利用者データベースの登録状況を示す図である。 本発明の実施例における会員管理コンピュータの会員情報テーブルを示す図である。 (a)、(b)は、本発明の実施例における管理サーバと会員管理コンピュータとの間のデータの流れを示す図である。 本発明の実施例におけるサイトサーバと管理サーバの処理状況を示す図である。 本発明の実施例における遊技画面ページを示す図である。 本発明の実施例におけるポイント変換ページを示す図である。 本発明の実施例における利用者数確認ページを示す図である。 本発明の実施例における営業時間設定ページを示す図である。 本発明の実施例における変換率設定ページを示す図である。 本発明の実施例における貯玉ポイント変換ページを示す図である。
符号の説明
1 サイトサーバ
3 携帯電話端末
4 ノートパソコン
6 会員管理コンピュータ
8 インターネット網
9 管理サーバ
11 CPU
15 記憶装置
22 パチンコ機
23 カードユニット
31 管理者用端末

Claims (5)

  1. 通信回線網を介して接続された遊技者の情報端末に対し、仮想遊技場における仮想遊技を行うための遊技機ゲームプログラムを配信する仮想遊技場管理装置と、
    前記仮想遊技場の仮想遊技機における遊技の結果獲得した仮想価値の大きさと、現実遊技場の遊技機における遊技の結果獲得した現実価値の大きさと、を当該遊技者を特定可能な遊技者特定情報に対応付けて記億する価値記憶手段と、
    前記仮想遊技場における遊技結果に基づいて前記価値記億手段に記憶された仮想価値の大きさを更新する仮想価値更新手段と、
    前記現実遊技場における遊技結果に基づいて前記価値記億手段に記億された現実価値の大きさを更新する現実価値更新手段と、
    前記現実遊技場の営業時間を設定する営業時間設定手段と、
    該営業時間設定手段により設定された前記現実遊技場の営業時間中において前記現実価値を前記仮想価値に変換するときに適用される第1の変換率と、前記現実遊技場の営業時間外において前記現実価値を前記仮想価値に変換するときに適用される第2の変換率とを設定するための変換率設定手段と、
    前記現実遊技場の営業時間中においては前記第1の変換率にて前記現実価値を前記仮想価値に変換し、前記現実遊技場の営業時間外においては前記第2の変換率にて前記現実価値を前記仮想価値に変換する現実価値変換手段と、
    該現実価値変換手段により変換された前記仮想価値を前記仮想遊技場における遊技に使用させるための処理を行う仮想再遊技使用処理手段と、
    を備えることを特徴とする遊技用システム。
  2. 前記変換率設定手段は、前記第1の変換率および/または前記第2の変換率を設定変更する設定変更手段を含む請求項1に記載の遊技用システム。
  3. 前記現実遊技場の営業時間を設定変更するための営業時間設定変更手段を備える請求項1または2に記載の遊技用システム。
  4. 前記仮想価値を所定の変換率で前記現実価値に変換する仮想価値変換手段と、
    該仮想価値変換手段により変換された前記現実価値を前記現実遊技場における遊技に使用させるための処理を行う現実再遊技使用処理手段と、
    を備える請求項1〜3のいずれかに記載の遊技用システム。
  5. 前記現実遊技場の営業時間中において前記仮想遊技場にて遊技を実施した利用者数と、前記現実遊技場の営業時間外において前記仮想遊技場にて遊技を実施した利用者数とを集計する集計手段を備える請求項1〜4のいずれかに記載の遊技用システム。
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