JP2005052397A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長時間稼動してメダルの投入が継続的に行なわれても、規定よりも小さな不正なメダルを正確に選別して確実に排出すると共に、正規のメダルを誤って排出することのない、選別精度を持続させることのできる動作の安定したメダルセレクタを備える遊技台を提供する。
【解決手段】 スロットマシンにおいて、規定の外径よりも小さいメダルMを選別して排除するメダルセレクタの移送ガイド65のメダル転動面652を、メダルMの下方部分を側面からガイドする下部ガイド68側が低くなる傾斜面とした。
【選択図】 図11

Description

本発明は、通称「パチスロ」と呼ばれているスロットマシンに代表される遊技台に関するものである。
遊技台の一つとしてスロットマシンが従来より知られている。このスロットマシンは、一般に、複数種類の絵柄が施された複数のリールと、メダルの投入を前提条件として、リールの回転開始を指示するスタートスイッチと、各リールに対応して設けられ、各リールを個別に停止させるためのストップスイッチと、予め定めた入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、入賞役に内部当選した場合であって、停止時のリールによって表示される絵柄の組合せが、内部当選した入賞役に対応して予め定めた絵柄の組合せである場合に、その入賞役に入賞し、払い出しが必要な場合には所定数のメダルを払い出す遊技台である。
メダルの投入方式としては、電子的に貯留されているメダルを投入する場合と、メダル投入口より、実物のメダルを実際に投入する場合とがある。
メダル投入口に投入されたメダルは、スロットマシン内部に配設されたメダルセレクタを通過し、この際、不正なメダル(偽メダル)が排除される。即ち、規定の大きさよりも小さいメダルが、メダルセレクタによって選別されて、小さいと認定されたメダルがメダル排出口から排出される。
従来のメダルセレクタは、例えば、図12(a)〜(c)に示すように構成されていた。即ち、メダルセレクタの概略は、メダル投入口に投入されたメダルMを、図示していないメダル送り口へガイドするためのガイド部材と、規定より小さいメダルを排除するための押出しガイドとを備えている。
尚、図12(a)〜(c)には、遊技者がメダル詰まりを解消するために返却ボタンを操作したときに、傾動して通過中のメダルMを押し出す押出し部材73が画かれている。また、図示されていないが、メダルセレクタには、通常、規定枚数以上投入されたメダルMを受け皿に戻すためのメダルブロッカが並設されている。
メダルMをガイドするためのガイド部材は、具体的には、メダルMの上縁が係止する爪部711を有する上部ガイド712と、メダルMの下部側面が摺接する下部ガイド713と、メダルMの下面を支え、メダルMが転動する移送ガイド714と、から構成されている。
また、前記上部ガイド712と、移送ガイド714との中間よりやや上方には、基板721に回動自在に設けられると共に、図示していないトーションスプリングによりメダルMを押圧する方向に緩く付勢された可動型押出しガイド722の押圧片723の先端が臨んでいる。
前記のような従来のメダルセレクタにおいて、メダル投入口に投入されたメダルMが定められた外径を有する正規なメダルな場合は、図12(b)に示すように、メダルMの上縁を上部ガイド712の爪部711に係止させながら、移送ガイド714の転動面715上を転動して図示していないメダル送り口からホッパーのメダルタンクへ取り込まれる。このとき、可動型押出しガイド722の押圧片723が、転動するメダルMのガイドとして機能している。
一方、外径が正規のメダルよりも小さい場合には、メダルMの下面が移送ガイド714の転動面715に載っても、上縁が上部ガイド712の爪部711に係止していないので、図12(c)に示すように、メダルMの中段よりやゝ上部を、可動型押出しガイド722の押圧片723により側方から押圧されると、傾倒して下面が移送ガイド714から外れて落下し、受け皿に排出される(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−336416号公報
ところで、遊技に使用されたメダルMは、遊技者の手垢等でかなり汚れている。このため、長い期間通して数万枚或いは数十万枚のメダルMが投入されると、その汚れRがメダルMの通過軌跡に沿って堆積する。即ち、例えば、図13(b)に示すように、移送ガイド714の転動面715に汚れRが堆積してしまう。
このように汚れRが堆積してしまうと、転動するメダルMが堆積した汚れRの上に載り(図13(c))、転動が不安定となって傾き(図13(d))、メダルMが転動面715から外れてしまい(図13(e))、正規のメダルMまでもが、排出されてしまうという問題がしばしば発生しているのが現状である。
本発明が解決しようとする課題は、長時間稼動してメダルの投入が継続的に行なわれても、規定よりも小さな不正なメダルを正確に選別して確実に排出すると共に、正規のメダルを誤って排出することのない、選別精度を持続させることのできる動作の安定したメダルセレクタを備える遊技台を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、メダル投入口より投入されたメダルを、当該メダルの大きさに基づいて選別するメダルセレクタを備えた遊技台であって、前記投入されたメダルが転動しながら目的の方向へ移動する下り傾斜を有するメダル通路を備える前記メダルセレクタには、前記メダルが転動するメダル転動面を有する移送ガイドと、前記転動するメダルの下部一側をガイドする下部ガイドと、前記転動するメダルの上部一側をガイドする上部ガイドと、を設け、前記移送ガイドの前記メダル転動面を、前記下部ガイド側が低くなる傾斜面としたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成に加えて、前記移送ガイドのメダル転動面を、前記下部ガイドと離間して配置したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1また2の構成に加えて、前記移送ガイドのメダル転動面には、滑りをよくするための平滑層を設けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明において、下部ガイド側へ下り傾斜したメダル転動面を転動するメダルには、転動面の傾斜に対応する分力が生じ、転動するメダルが傾斜下側の下部ガイド側へ付勢され、メダルのガイド力が向上する。このため、転動するメダルがメダル転動面に堆積した汚れに乗り上げても、このメダルが直ちに転倒することがなく、堆積した汚れに起因する誤動作を確実に防止することができる。
また、メダル転動面が傾斜しているので、メダルと転動面との接触面積が減少し、転動時の抵抗が少ない。このため、メダルがスムーズに転動するので、堆積した汚れの影響を受け難くなる。
更に、メダル転動面が傾斜しているため、汚れ自身も傾斜の影響を受けて傾斜の下側となる下部ガイドに寄った位置に堆積することになる。しかし、この下部ガイド側では、転動面とメダルの下面とは接触することがなく空間となっているので、この空間内に汚れが堆積しても、転動するメダルは当該汚れの影響を受けることがない。たとえ、この空間から溢れる程に汚れが堆積しても、前記したように、転動するメダルには下部ガイド側へ付勢する分力が働いて、メダルのガイド力が向上しているので、転倒し難く、堆積した汚れの影響を受け難い。
従って、請求項1に係る発明によれば、メダル転動面に堆積した汚れが原因となって、正規のメダルまでもが排除されてしまう誤動作が発生することがなく、長期間に亘って安定したメダルの選別が可能である。
請求項2に係る発明においては、メダル転動面が傾斜しているばかりではなく、当該メダル転動面と下部ガイドとの間に隙間を設けているので、メダルから剥がれ落ちる汚れを、前記隙間から排除することができる。
このため、メダルから剥がれ落ちる汚れの影響を受けることなくメダルが転動可能であり、汚れに起因する誤動作が発生することがない。たとえ、排除しきれずに汚れがメダル転動面に堆積することがあっても、当該メダル転動面が傾斜しているので、転動するメダルには傾斜に対応した分力が働いており、メダルが下部ガイド側へ付勢されてメダルのガイド力が向上しているため、堆積した汚れの影響を受け難く安定した転動が可能である。
従って、請求項2に係る発明によれば、メダル転動面に堆積した汚れが原因となって、正規のメダルまでもが排除されてしまう誤動作が発生することがなく、長期間に亘って安定したメダルの選別が可能である。
請求項3に係る発明においては、メダル転動面に平滑層を設けているので、この平滑層の作用により、メダルの滑りがよくなると共に、汚れの堆積を防止可能であり、また耐摩耗性を向上させることができる。
しかも、メダル転動面が傾斜しているので、転動するメダルには傾斜に対応する分力が働いており、メダルが下部ガイド側へ付勢されてメダルのガイド力が向上しているため、堆積した汚れの影響を受け難く安定した転動が可能である。
従って、請求項3に係る発明によれば、メダル転動面に堆積した汚れが原因となって、正規のメダルまでもが排除されてしまう誤動作が発生することがなく、長期間に亘って安定したメダルの選別が可能である。
複数種類の絵柄が施された複数のリールと、メダルの投入を前提条件として、リールの回転開始を指示するスタートスイッチと、各リールに対応して設けられ、各リールを個別に停止させるためのストップスイッチと、予め定めた入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、入賞役に内部当選した場合であって、停止時のリールによって表示される絵柄の組合せが、内部当選した入賞役に対応して予め定めた絵柄の組合せである場合に、その入賞役に入賞し、払い出しが必要な場合には所定数のメダルを払い出すスロットマシンにおいて、規定の外径よりも小さいメダルを選別して排除するメダルセレクタの移送ガイド手段のメダル転動面を、メダルの下方部分を側面からガイドする下部ガイド側が低くなる傾斜面として、メダルとメダル転動面との接触面積を減らし、安定した選別機能を実現した。
<全体の構成>
図1は、本発明の第1実施例に係る遊技台としてのスロットマシンの外観を示す正面図である。
図1に示すように、スロットマシン100の中央内部には、外周面に複数種類の絵柄(「7」、「Bar」、「ベル」、「リプレイ」等:図示省略)を配列した円筒状のリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、本体101の内部で回転できるように構成されている。
前面扉102には、リール表示窓113が設けられており、各リール110〜112を正面から眺めると、これに施された絵柄がリール表示窓113から縦方向に3つ見えるようになっている。つまり、各リール110〜112が停止した場合、遊技者は、合計9(3×3)個の絵柄を見ることができる。この各リール110〜112が回転し、停止することにより、様々な絵柄の組合せが表示されることになる。なお、本実施形態では、3個のリールを備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各リール110〜112の裏側には、リール表示窓113に表示される個々の絵柄を照らすためのバックライト(図示せず)が配置されている。このバックライトは、例えば、7色(赤、緑、青紫の三原色と、白色等をはじめとするこれらの混合色)の光を発することが可能であり、各原色に対応したLED等を含んで構成される。
入賞ライン表示ランプ120は、各遊技毎に有効となる入賞ライン114を示すランプである。有効となる入賞ライン114は、スロットマシン100に投入された遊技媒体(本実施形態ではメダルを想定する。)の枚数によって変化する。例えば、図1に示すように、水平に平行する3本の線と、斜めに交差する2本の線とからなる5本の入賞ライン114を有する場合、メダルを1枚投入したときは中段の水平な入賞ライン114、メダルを2枚投入したときは、上段及び下段の水平な入賞ライン114を加えた3本の入賞ライン114、メダルを3枚投入したときは、更に2本の斜めの入賞ライン114を加えた5本の入賞ライン114が有効となり、有効な入賞ライン114上に揃った絵柄の組合せによって入賞が判断されることとなる。勿論、入賞ライン114の数は5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、各リール110〜112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、入賞役である再遊技に入賞したとき(例えば、リプレイ−リプレイ−リプレイの再遊技絵柄の組合せが揃ったとき)、遊技者へ次の遊技が再遊技であることを知らせるランプである。再遊技の場合、次遊技において遊技媒体であるメダルの投入が免除される。告知ランプ123は、特別な入賞役(例えば、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB))に内部当選した状態にあることを遊技者に報知するランプである。メダル投入ランプ124は、遊技者にメダルの投入が可能であることを知らせるランプである。
払出枚数表示器125は、メダルの払い出しのある何らかの入賞役に入賞したとき、遊技者へ払い出されるメダルの枚数を表示する表示器である。遊技回数表示器126は、ビッグボーナスゲーム中の一般ゲームの回数等を表示する表示器である。貯留枚数表示器127は、電子的に貯留(クレジット)しているメダルの枚数を表示する表示器である。演出用ランプ128は、遊技の興趣を高めるための演出に使用されるランプである。
メダル投入ボタン130,131は、貯留されたメダルをスロットマシン100へ電子的に投入するための投入ボタンであり、いわゆる、ベットボタンと呼ばれているものである。本実施形態では、最大メダル投入ボタン130(いわゆる、マックスベットボタン)と、1枚メダル投入ボタン131を有し、これらのボタンのいずれかを押下することによって遊技に必要な1枚〜3枚のメダルがスロットマシン100へ電子的に投入される。2枚のメダルを投入する場合は、1枚メダル投入ボタン131を2回押下することとなる。投入されたメダル枚数分は、現在の貯留枚数から減算されて残枚数が貯留枚数表示器127に表示される。
メダル投入口ブロック134は、遊技を開始するに当たって遊技者が直接メダルを投入するための投入口を有する。スタートレバー135は、遊技の開始操作として、各リール110〜112の回転を開始させるレバー型のスイッチである。
ストップボタンユニット136には、各ストップボタン137〜139が設けられている。各ストップボタン137〜139は、押下することによって対応する各リール110〜112を停止させるボタン型のスイッチである。各ストップボタン137〜139の内部にはランプ(図示せず)が設けられており、スタートレバー135が操作された後、各リール110〜112の停止操作が可能な状態になると、全ランプが点灯し、各ストップボタン137〜139が押下されるごとに消灯する。
精算ボタン132は、遊技者が獲得したメダルを精算して排出させる精算処理を行う場合に押下されるボタンである。なお、精算ボタン132は、遊技者がメダル投入口ブロック134から投入したメダルのうち所定枚数(例えば、3枚)以上のメダルまたは入賞によって獲得したメダルを最大50枚まで貯留するか否かを切り換える場合にも使用され、例えば、一回精算ボタン132が押下されて精算処理が行われると、非貯留モードが設定され、もう一度精算ボタン132が押下されると、貯留モードが設定される。ここに、メダルの貯留とは、メダルを直接払い出さずに、電子的にその枚数を後述する制御部に一時記憶しておくことを意味する。メダル返却ボタン133は、詰まったメダルを返却するためのボタンである。
キー孔140は、扉開閉用のキーを差し込む孔で、キーを差し込んで時計方向へ回すと、ロックが解除され、スロットマシン100の前面扉102を開けることができる。メダル排出口156は、メダルを排出するための開口であり、入賞時に払い出されるメダルはここから排出される。排出されたメダルは、受け皿500に溜まるようになっている。
上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、受け皿ランプ(受け皿500)は、遊技を盛り上げるための演出用のランプであり、遊技状態に応じて点灯/消灯/点滅する。
ドットマトリクスLED表示装置170は、複数のLEDを2次元に配置した表示装置であり、遊技に関する各種の情報(ゲームを盛り上げるためキャラクター等を登場させるゲーム画面、スロットマシン100の内部で異常が発生した場合にエラーの内容を表示するエラー画面など)を表示することができる。このドットマトリクスLED表示装置170に代えて、演出用のリールを装備してもよい。演出用のリールは、各リール110〜112に対応させて3つ設けるようにしてもよい。更に、前記ドットマトリクスLED表示装置170に代えて、液晶表示装置を用いて演出表示等を行うようにしてもよい。
上部スピーカの音孔160と、中央スピーカの音孔161とは、装飾が施されたスピーカカバーが装着され、ここから遊技の効果音が出力される。
<制御部>
図2を参照してスロットマシンの制御部の構成について説明する。
本実施例における制御部は、全体を制御する主制御部300と、遊技を盛り上げるための演出に関する制御等を遂行する副制御部400と、ドットマトリクスLED表示装置170を制御するドットマトリクスLED表示制御部(図示省略)で構成されている。尚、ドットマトリクスLED表示装置170に代えて、液晶表示装置や演出用のリール等を用いる場合には、それらの表示制御部で構成する。
<主制御部300>
マイクロプロセッサ(以下、MainCPUと称す)310は、スロットマシン100における制御の中枢となるものであり、バス370を介して、周辺部との間で制御信号やデータの受渡が行われる。
乱数発生器311は、内部抽選等に用いられる乱数を発生するもので、複数のカウンタ、クロック発振器、分周器及びラッチ回路等で構成される。乱数発生器311が発生した乱数値は、バス370を介して、RAM313の乱数記憶領域に記憶され、必要に応じてMainCPU310へ送られる。
MainCPU310には、入力インターフェース360およびバス370を介して、メダル投入口ブロック134の投入口から投入されたメダルを検知するメダルセンサ320、スタートレバー135の操作を検知するスタートレバーセンサ321、ストップボタン137〜139のいずれかが押された場合、どのストップボタンが押されたかを検知するストップボタンセンサ322、及び、メダル投入ボタン130,131のいずれかが押下された場合、どのメダル投入ボタンが押されたかを検知するメダル投入ボタンセンサ323、精算ボタン133の押下に伴って動作する精算ボタンスイッチ324が接続されている。
ROM(リード・オンリー・メモリ)312は、各種制御を行うためのプログラムや、後述する各種テーブルデータ等を記憶する記憶手段の一つである。RAM(ランダム・アクセス・メモリ)313は、MainCPU310によって処理されるプログラムのワークエリアを有し、可変データ等を記憶する記憶手段の一つである。
また、各リール110〜112の回転と停止を行うモーター(図示省略)を制御するモーター制御部330、及び、メダル払出装置(いわゆる、ホッパー:図示省略)を制御するホッパー制御部331が、入出力インターフェース332及びバス370を介してMainCPU310に接続されている。
演出用ランプ・表示器類340とは、図1で示した入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122等のランプ類や、払出枚数表示器125、遊技回数表示器126等の各種表示器をまとめて表したもので、出力インターフェース342およびバス370を介してMainCPU310に接続されている。
出力インターフェース350は、MainCPU310の指示に基づき、各種のコマンドを副制御部400の入力インターフェース440へ送信する。コマンドには、例えば、メダルが投入されたことを示すコマンド、スタートレバー135が操作されたことを示すコマンド、押されたストップボタン137〜139を示すコマンド、演出の内容(バックライト、上部ランプ150、音声出力、ドットマトリクスLED表示装置170等による演出の内容)を規定したコマンド等がある。
<副制御部400>
マイクロプロセッサ(以下、SubCPUと称す)410は、主制御部300から送信された各種コマンドを入力インターフェース440およびバス430を介して受信し、受信したコマンドの内容に応じて副制御部400全体を制御する。
ROM411は、副制御部400全体を制御するためのプログラムやデータ等を記憶する記憶手段の一つである。RAM412は、SubCPU410で処理されるプログラムのワークエリアを有し、可変データ等を記憶する記憶手段の一つである。
バックライト420は、リールの絵柄を照らすライトで、SubCPU410の指示に従って点灯/点滅/消灯する。演出用ランプ421は、上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、受け皿ランプ(受け皿500)をまとめて表したもので、SubCPU410の指示に従って点灯/点滅/消灯する。バックライト420および演出用ランプ421は、出力インターフェース422を介してバス430を経てSubCPU410と接続されている。
出力インターフェース450は、SubCPU410の指示に基づき、各種制御データをドットマトリクスLED表示制御部(図示省略)へ送信する。この制御データに基づいて、ドットマトリクスLED表示制御部は、ドットマトリクスLED表示装置170を制御する。
楽音信号形成部460は、SubCPU410から受け渡された制御信号やデータに基づいて、楽音信号を形成して出力する。この楽音信号は、アンプ461で増幅された後、スピーカ(具体的には上部スピーカ及び中央スピーカ)462から音として出力される。
<遊技の基本的制御>
図3は、本実施形態のスロットマシン100における遊技の基本的制御を示すフローチャートである。
遊技の基本的制御は、MainCPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、同図の処理を繰り返し実行する。
先ず、S101では、RAM313のクリヤや初期値の設定等の初期化処理を実行する。次に、S102では、メダル投入処理として、メダルの投入数に応じた入賞ライン表示ランプ120の点灯等を行う。尚、メダル投入ボタン130,131によるクレジットによる投入も、メダル投入口ブロック134の投入口から、実際のメダルを投入する場合も同等に処理する。
S103では、遊技のスタート操作に関する処理を行う。スタートレバー135が操作された場合、投入されたメダル枚数を確定する。次いで、S104では、確定されたメダル枚数に基づいて、有効な入賞ライン114を確定する。
S105では、乱数発生器311で発生させた乱数値を取得する。
S106では、ROM312に格納されている抽選データテーブルと、S105で取得した乱数値を用いて、入賞役の内部当選の当否を定める内部抽選を行う。なお、抽選データテーブルには、あらかじめ、BB、RB、小役等の抽選確率に応じたデータが格納されている。
S107では、例えば、ドットマトリクスLED表示装置170においてどのような演出を行うか決めたり、ゲームを盛り上げるためキャラクター等を登場させる、演出抽選処理を行う。
S108では、S105で取得した乱数値を用いて、リール停止制御テーブルを選択し、各リール110〜112の回転を開始させる。
S109では、ストップボタン137〜139の受付が可能になり、いずれかのストップボタンが押されると、押されたストップボタンに対応するリールを、S106で選択したリール停止制御テーブルに基づいて停止させる。
S110では、入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、入賞役に対応する絵柄組合せが表示された場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、例えば「ベル−ベル−ベル」が揃っていたならば、ベル入賞と判定する。また、例えば「青7−青7−青7」が揃っていたならば、BB入賞と判定する。
S111では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを払い出す。
S112では、遊技状態を制御する。例えば、BB入賞時には、次の遊技からBBゲームが開始されるように準備をし、BB終了時には、次の遊技から通常の遊技が開始されるように準備させる。
<メダルセレクタ>
図4はメダルセレクタの組立斜視図、図5は分解斜視図、図6は要部の斜視図である。また、図7はメダルセレクタの正面説明図、図8は図7におけるX−X′線断面図、図9は図7におけるY−Y′線断面図、図10は図7におけるZ−Z′線断面図である。
メダルセレクタ6は、メダル投入口ブロック134のメダル投入口に投入されたメダルを選別し、サイズの小さい不正なメダルを選別して受け皿500に排出すると共に、正規のメダルを取り込んでホッパーのメダルタンク(図示せず)に送り出すユニット化された装置である。即ち、このメダルセレクタ6は、例えば図5に示すように、メダル通路を形成するセレクタ本体ユニット61と、このセレクタ本体ユニット61に着脱自在に設けられる側面ガイドユニット62と、投入されたメダルMを受け皿500に案内する開閉及び着脱可能なカバーガイド63と、から構成されている。尚、メダルセレクタ6は、取付基板64を介してスロットマシン100の前面扉102の裏面側に、着脱可能に取り付られる。
セレクタ本体ユニット61は、メダル選別口611を開設した平面形状がほゞコ字状のベース基板612を中心に構成してある。上記メダル選別口611は、底辺がメダルMの移送方向に沿って下り傾斜する斜めに開設した横長な開口であって、このメダル選別口611の下縁付近には、投入されたメダルMが転動しながらメダルタンクの方向へ移動するメダル通路を形成する移送ガイド65が、ネジ等の止着手段651によって取り付けてある。
上記メダル選別口611の上縁付近には、スペーサ部材661を設ける。このスペーサ部材661は、例えば合成樹脂製の板材であって、ほゞメダルMと同じ厚さを有し、前記ベース基板612にネジ663等の止着手段で着脱可能に取り付けられている。また、上記スペーサ部材661は、投入されて転動するメダルMの上縁が係止する係止爪662を有し、転動するメダルMの上部一側をガイドする上部ガイド66を構成する。
前記メダル選別口611には、投入されたメダルMを、遊技者の操作に応じて、受け皿500に返却するためのメダル返却装置67が臨ませてある。このメダル返却装置67は、図6或いは図8に示すように、遊技者が操作した返却ボタン133に対応する受圧部671を有する返却プレート672が、軸673を支点に回動自在に装着され、この軸673に嵌装した戻りスプリング674により、前記返却プレート672の先端部675を、前記メダル選別口611から追い出す方向に付勢している。このため、通常では、返却プレート672の先端部675が前記メダル選別口611から外れているので、当該返却プレート672の影響を受けることなく、投入されたメダルMが、図5に示す取付基板64に設けた断面ほゞJ字状の搬送樋641を介して、図示していないホッパーのメダルタンクへ向けて移送される。
一方、遊技者が、メダル詰まりを解除するために、返却ボタン133を操作すると、当該ボタン133の押圧部133aが、返却プレート672の受圧部671を押圧し、返却プレート672が前記戻りスプリング674の付勢に抗して回動し、先端部675がメダル選別口611の中に突入する。すると、突入した先端部675により、メダル通路に詰まったメダルMが落下して受け皿500に返却される。
前記メダル選別口611には、投入されたメダルMを側面からガイドする側面ガイドユニット62を臨ませる。この側面ガイドユニット62は、前記したベース基板612に対して回動自在且つ着脱自在に設けられている。即ち、前記したメダル返却装置67の軸673を、この側面ガイドユニット62も支軸621として共有し、当該軸621に嵌装した装着スプリング622により、着脱自在且つ回動自在に装着してある。
このため、側面ガイドユニット62は、装着時に、前記したベース基板612に対峙するガイド基板623を有し、このガイド基板623に軸受部624と、後述する押圧片625とが装着してある。上記軸受部624は、ガイド基板623の一部をほゞコ字状に屈曲成型し、屈曲先端部に軸受溝624aを形成したものである。尚、ガイド基板623の上流側の上縁が外向きに屈曲されて、ベース基板612と対峙したときの間隔を拡げて、メダル投入口に投入されたメダルMを、前記ベース基板612と間に落とし込むようになっている。
また、前記装着スプリング622は、中央部分に係止端部622aが形成してあり、前記軸受溝624aに前記軸673を嵌着したときに、この係止端部622aが前記ガイド基板623に開設した係止口626に係止することにより、側面ガイドユニット62がセレクタ本体ユニット61に装着される。
側面ガイドユニット62は、可動型押出しガイド627を備える。即ち、この可動型押出しガイド627は、前記ガイド基板623に軸628により回動自在に設けられると共に、この軸628に巻装したトーションスプリング629によりメダルMを押圧する方向に緩く付勢され、当該可動型押出しガイド627の押圧片625の先端が、前記メダル選別口611に臨んでいる。
前記メダル選別口611の下縁付近には、投入されたメダルMが転動するメダル転動面652を有する移送ガイド65が、メダルMの下部一側をガイドするベース基板612に対して止着されている。
この移送ガイド65は、例えば図8、9、10等に示すように、前記したスペーサ部材661とほゞ同じ厚さを有する板材であって、ネジ等の止着手段651によって、前記メダル選別口611の下縁から若干下がった位置に取り付けてある。また、この移送ガイド65は、メダルMが転動して流下するように下り傾斜が設けてある。そして、メダルセレクタ6を、図5に示す取付基板64に装着した場合に、前記移送ガイド65の流下端が、前記した取付基板64の搬送樋641の入口に連絡し、投入されたメダルMを図示していないホッパーのメダルタンクへ移送するメダル通路を形成する。
そして、前記移送ガイド65のメダル転動面652を、メダルMの下部一側をガイドする下部ガイド68としてのベース基板612側が低くなるように、傾斜させている。即ち、図11の断面図に示すように、メダル転動面652を傾斜面としている。この傾斜角θは、水平面に対して例えば3〜10°程度、好ましくは、5°前後に設定するのが好適である(図11(a)参照)。
上記のように、メダル転動面652が傾斜していると、この傾斜に対応して分力が生じて、メダルMがベース基板612側に付勢され、メダルMのガイド力が向上する(図11(b)参照)。また、メダル転動面652が傾斜していると、メダルMとメダル転動面652との接触面積が最小となるので、溜まった汚れRの影響を受け難い(図11(b)参照)。
従って、正規のメダルMが堆積した汚れRに乗り上げるために発生するところの、正規のメダルMまでもが誤って排除されてしまう誤動作を確実に防止することができる。しかも、メダル転動面652が傾斜することで、汚れRがベース基板612に寄った傾斜下流側に堆積することになり、この堆積した汚れRはメダルMとメダル転動面652との接触点より下側となるため、更に汚れRの影響を受け難くなる(図11(c)参照)。
図(d)は、本発明の第2の実施例を示す断面図である。この実施例では、移送ガイド65の転動面652を下部ガイド68と離間して配置している。即ち、移送ガイド65と、下部ガイド68であるベース基板612との間に、隙間Pを設けている。
この実施例によれば、メダルMから剥がれ落ちる汚れRを、メダル転動面652に堆積させることなく、隙間Pから排除することができるので、汚れRの影響を受けることなくメダルMが転動可能である。
従って、堆積した汚れRの影響で、正規のメダルまでもが排除される誤動作が発生することがなく、安定したメダルの選別が可能である。
尚、この実施例における遊技台としてのスロットマシン及びコインセレクタの構成は、前記した第1の実施例におけるスロットマシン及びコインセレクタの構成と同様なので説明を省略する。
図11(e)は、本発明の第3の実施例を示す断面図である。この実施例では、メダル転動面652に、平滑層653を設けている。この平滑層653は、例えばフッソ樹脂のコーティングや塗布等によって形成したり、平滑テープを貼着することにより形成する。
この実施例によれば、平滑層653の作用により、メダルMの滑りがよくなるばかりではなく、汚れRの堆積も防止可能である。また、耐摩耗性を向上させることもできる。
尚、この第3の実施例を前記した第2の実施例と組み合わせて、メダル転動面652に平滑層653を設けると共に、下部ガイド68であるベース基板612との間に隙間Pを設けることも可能である。
また、この実施例における遊技台としてのスロットマシン及びコインセレクタの構成は、前記した第1の実施例におけるスロットマシン及びコインセレクタの構成と同様なので説明を省略する。
図11(f)は、本発明の第4の実施例を示す断面図である。この実施例では、メダル転動面652を、下部ガイド68であるベース基板612側が下がった傾斜面とする共に、下に向けて凸状の円弧面654を形成している。
この実施例によっても、メダルと転動面652との接触抵抗が少なく、汚れRの影響を受け難くなる。
尚、この実施例における遊技台としてのスロットマシン及びコインセレクタの構成は、前記した第1の実施例におけるスロットマシン及びコインセレクタの構成と同様なので説明を省略する。
次に、前記したような構成のメダルセレクタ6の動作を簡単に説明する。メダルセレクタ6を備えるスロットマシンにおいて、遊技を行うために、遊技者がメダルMをメダル投入ブロック134のメダル投入口へ投入する。
メダル投入口から投入したされたメダルMは、メダル通路を例えば図7に二点鎖線で示すA〜Fの経路で流下する。このとき、メダルMの下縁を傾斜状に形成したメダル転動面652が支えると共に、側面ガイドユニット62の可動型の押出しガイド627が側方より緩く押圧する。このため、メダルMが正規のものであって規定の外径を有していれば、上縁が上部ガイド66である係止爪662に係止する。従って、当該メダルMは、メダル通路を形成する移送ガイド65の下り傾斜にしたがって、メダルタンクへ連なる送り出し口へ向けて転動しながら流下する。
このとき、本発明においては、前記したように、メダル転動面652が、下部ガイド68であるベース基板612側が低くなるように傾斜している。このため、下部ガイド68側へ下り傾斜したメダル転動面652を転動するメダルMには、メダル転動面652の傾斜に対応した分力が生じ、転動するメダルが傾斜下側の下部ガイド側へ付勢され、メダルMのガイド力が向上する(図11(b)参照)。
また、メダル転動面652が傾斜しているので、メダルMとメダル転動面652との接触面積が減少し、転動時の抵抗も少ない。
更に、メダル転動面652が傾斜しているため、汚れRも傾斜の影響を受けて傾斜の下側となる下部ガイド68に寄った位置に堆積することになるが、この下部ガイド68側では、メダル転動面652とメダルMの下面とは接触することがなく空間となっているので、この空間内に汚れが堆積しても、転動するメダルMは当該汚れRの影響を受けることがない(図11(c)参照)。たとえ、この空間から溢れる程に汚れRが堆積しても、前記したように、転動するメダルMには、下部ガイド68側へ付勢する分力が働いて、メダルMのガイド力が向上しているので、転倒し難く、汚れRの影響を受け難い。
このため、メダル転動面652に汚れRが堆積していても、汚れRの影響を受け難く、メダルMが転倒して、メダル選別口611からカバーガイド63との間の空間に落下して、受け皿500へ返却されてしまうことがない。
従って、ゲームに必要な規定枚数のメダルMを投入したにも拘らず、遊技者が望んだ入賞ラインにならなかったり、メダルMを再投入するために遊技のリズムを崩されることがない。
一方、遊技者が投入したメダルMが、規定の外径よりも小さい不正なメダルの場合には、メダルMの上縁が、上部ガイド66である係止爪662に係止しなかったり、係止しても係止幅が僅かなので、側面ガイドである押出しガイド627により側方を緩く押圧されると、容易にメダルMが転倒して、メダル選別口611から落下し、受け皿500に返却される(図9参照)。
前記のようにして、メダル通路を転動して送り出し口に達した正規のメダルMは、メダル通路の終端付近に臨ませたメダル投入センサSによって検出される。これにより、投入されたメダルMが規定枚数に達したときには、ブロッカソレノイド691を作動させて、メダルブロッカ692をメダル選別口611内に突入させて、以後、投入されるメダルMを、強制的に受け皿500に返却するようになっている(図10参照)。また、前記ブロッカソレノイド691は、所定の絵柄が揃って、メダルMの再投入なしに再遊技が可能なときにも作動して、誤って投入されるメダルMを返却する(図10参照)。そして、前記メダル投入センサSを通過した正規のメダルMは、図5に示す取付基板64の搬送樋641を介して図示していないホッパーのメダルタンクへ貯留されることになる。
ところで、前記した本発明においては、メダル転動面を傾斜させることで、メダルの重量に基づく分力を発生させて、メダルのガイド力、言い換えるとメダルの支持力を増している。この支持力を増すためには、メダル通路自体を傾斜させて、メダルを側面からも支持するようにすればよい。
しかしながら、メダルを側面からも支持したのでは、メダルとメダル通路を構成するガイド部材との接触抵抗が著しく増大してしまうため、メダルのスムーズな転動が不可能になってしまう。
そこで、本発明は、遊技台のメダルセレクタにおいてメダルのスムーズな転動を損なうことなく、安定した選別を可能にするためのものであって、単にメダル転動面を傾斜させたものではない。
本発明に係るメダルセレクタを備える遊技台としてのスロットマシンの外観を示す正面図である。 本発明に係る遊技台としてのスロットマシンの制御ブロック図である。 本発明に係る遊技台としてのスロットマシンの遊技の基本的制御を示すフローチャートである。 メダルセレクタの組立斜視図である。 メダルセレクタの分解斜視図である。 メダルセレクタの要部の斜視図である。 メダルセレクタの正面説明図である。 図7におけるX−X′線断面図である。 図7におけるY−Y′線断面図である。 図7におけるZ−Z′線断面図である。 メダル通路の断面を示す説明図であり、(a)〜(b)は第1の実施例の説明図、(d)は第2の実施例の説明図、(e)は第3の実施例の説明図、(f)は第4の実施例の説明図である。 従来のメダルセレクタにおける動作を説明する要部の断面図であり、(a)はメダルが投入される前、(b)はメダルを移送中、(c)はメダルを排出する状態を、それぞれ示す。 従来のメダルセレクタにおいてメダルが誤って排出される過程を説明する要部の断面図であって、(a)は汚れが堆積していない状態、(b)は汚れが堆積した状態、(c)は堆積した汚れにメダルが載った状態、(d)は汚れによってメダルが傾倒した状態、(e)はメダルが更に傾倒して移動ガイドから外れた状態、をそれぞれ示す。
符号の説明
6 メダルセレクタ
61 セレクタ本体ユニット
62 側面ガイドユニット
63 カバーガイド
64 取付基板
65 移送ガイド
66 上部ガイド
67 メダル返却装置
68 下部ガイド
73 押出し部材
100 スロットマシン
101 本体
102 前面扉
134 メダル投入口ブロック
500 受け皿
611 メダル選別口
612 ベース基板
623 ガイド基板
625 押圧片
627 押出しガイド
652 メダル転動面
653 平滑層
654 円弧面
662 係止爪
691 ブロッカソレノイド
692 メダルブロッカ
711 爪部
712 上部ガイド
713 下部ガイド
714 移送ガイド
715 転動面
722 押出しガイド
723 押圧片

Claims (3)

  1. メダル投入口より投入されたメダルを、当該メダルの大きさに基づいて選別するメダルセレクタを備えた遊技台であって、
    前記投入されたメダルが転動しながら目的の方向へ移動する下り傾斜を有するメダル通路を備える前記メダルセレクタには、
    前記メダルが転動するメダル転動面を有する移送ガイドと、
    前記転動するメダルの下部一側をガイドする下部ガイドと、
    前記転動するメダルの上部一側をガイドする上部ガイドと、
    を設け、
    前記移送ガイドの前記メダル転動面を、前記下部ガイド側が低くなる傾斜面としたことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1記載の遊技台であって、
    前記移送ガイドのメダル転動面を、前記下部ガイドと離間して配置したことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1または2記載の遊技台であって、
    前記移送ガイドのメダル転動面には、滑りをよくするための平滑層を設けたことを特徴とする遊技台。
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