JP2005051532A - 冗長構成制御方法およびブリッジ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ルートブリッジ障害時の高速復旧を図る。
【解決手段】 現用系機構(10a)および予備系機構(10b)からなる冗長構成を有する所定のブリッジ装置(10)を含む複数のブリッジ装置間でMACフレームを伝送するネットワーク(100)において、スパニングツリープロトコルに基づきMACフレームの伝送パスを監視するための第1の制御フレームおよび第2の制御フレームに対し、ブリッジ識別子としてツリートポロジーの最上位層に対応する同一の値を設定すると共に、パスコストについて第2の制御フレームの値を第1の制御フレームの値よりも高く設定し、現用系機構から第1の制御フレームを送出し、予備系機構から第2の制御フレームを送出する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、通信障害に対処するための冗長構成を有するブリッジ装置を含むネットワークにおいて当該冗長構成を制御する方法に関し、特に、その制御プロトコルにスパニングツリープロトコルを用いる冗長構成制御方法に関する。
従来、LANに関し標準化規定を行うIEEE802.1により、Ethernet(登録商標)のようなネットワークにおけるMAC(Media Access Control)フレームの転送方式が規定されている。この転送方式における冗長構成を構築するプロトコルとして、スパニングツリープロトコル(以下、「STP」(Spanning Tree Protocol)と称す。)、及び、これを拡張したRSTP(Rapid STP)がある。STPは、上記の転送方式に用いるMACブリッジ装置で構成されるネットワーク上でツリートポロジーを形成し、回線障害または装置障害発生時にネットワークの経路の復旧または迂回経路の確立を行うためのプロトコルである。RSTPは、STPに基づき、より高速な復旧動作を図るものである。
図5(a)を用いてRSTPの原理を概説すると、まず、MACブリッジ装置1〜6のそれぞれに、ツリートポロジーにおける優先度を示すブリッジ識別子が一意的に設定されると共に、各装置間のリンク回線に、当該回線の転送負荷を示すパスコストが設定される。図示の例では、装置1にブリッジ識別子「A」が設定され、この装置1と隣接の装置2との間のパスコストには「1」が設定されている。
各MACブリッジ装置同士が接続及び起動すると、各装置1〜6は、自己に隣接するMACブリッジ装置に対して、RSTPにおける制御用のMACフレームであるBPDU(Bridge Protocol Data Unit)を送信する。このBPDUには、当該BPDUを送信したブリッジ装置のブリッジ識別子と伝送路のパスコストとが含まれる。各MACブリッジ装置は、受信したBPDU内のブリッジ識別子と、自己のそれとを比較して、ネットワーク内で最も優先度の高いブリッジ識別子を持つMACブリッジ装置を検出する。そして、この装置を、ツリートポロジーの最上位層に対応するルートブリッジと定める。図示の例では、ブリッジ識別子「A」の装置1がルートブリッジに設定される。
さらに、各MACブリッジ装置は、受信したBPDU内のパスコストを用いて、ルートブリッジへの経路に関し最も低いコストの経路を選定し、当該経路に使用する回線ポートを決定する。この回線ポートをRootポートとし、図5(a)では、○印で示されている。また、各装置においてRootポートに対向した、●印で示す回線ポートをDesignatedポートと呼び、RootポートおよびDesignatedポート以外の、△印で示す回線ポートをAlternateポートと呼ぶ。BPDU以外の通信トラヒックは、RootポートおよびDesignatedポート間を流れる。これにより、ツリートポロジーが形成され、ネットワークの経路にループが生じることを防止できる。
BPDUは、ネットワークの通信確立後にルートブリッジから定期的に送信され、各装置が上記のツリートポロジーに基づき正常に稼働していれば、このBPDUが、Alternateポートを含む全てのポートを経由して各装置に伝搬される。また、各装置は、定期間隔で送信されるはずのBPDUが到達しなくなることにより、回線障害や装置障害が発生したことを検知する。このとき、RSTPに基づく手順では、各装置にてRootポートとAlternateポートとを切り替えることにより、数十msec〜数秒程度の短い時間で迂回経路を高速に復旧することが知られている。図5(b)は、図5(a)の装置2に障害が発生し、この装置2に接続される装置4および装置5のポートが切り替わった例である。以後、ルートブリッジへの経路は装置3を経由して確保される。このようなBPDUを用いたSTPに関する技術は、例えば後述の特許文献1に開示されている。
ところで、近年、複数のLANを中継装置を介し接続してWAN(Wide Area Network)に拡張し、WAN内でMACフレームを転送する需要が拡大している。一般的に、その中継装置には、回線ポートを持つパッケージが挿し込まれており、信頼性を高めるための冗長構成として、現用系および予備系の二重化構成を成すパッケージが装備されている。そして、現用系に障害が発生した場合は、他方の予備系に切り替わり、この予備系を介してLANとWANの通信が可能になる。このような二重化構成を持つ中継装置に関する技術として、例えば後述の特許文献2に記載されたものがある。
特開平10−336226号公報 特開平10−065725号公報
しかしながら、上述のような中継装置を介してWANに接続されるLANに、RSTPを適用しようとする場合は、次のような不都合がある。図6に示すように、中継装置1に接続される例えば装置2のような、冗長構成を持たないMACブリッジ装置をルートブリッジに設定した場合、この装置に障害が発生すると、新たなルートブリッジの決定に伴い、LAN内のツリートポロジーを再構築する必要がある。このとき、一般的には数十秒もの長い復旧時間を要するとされている。よって、高速復旧が困難になることから、WANに対する通信が遅延するという不都合がある。
また、中継装置の現用系パッケージをルートブリッジとして運用する場合、他方の予備系は、待機状態にあることからBPDUを取り扱うことができず、ツリートポロジーに参加できない。仮に、それを可能に調整したとしても、図7に示すように、ルートブリッジとなる現用系に障害が発生すると、他方の予備系に切り替わる際、上述と同様に、トポロジーの再構築に時間が掛かるため高速復旧が困難となる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、冗長構成を持つLANにおけるルートブリッジ障害時の復旧を円滑に行う冗長構成制御方法および該方法を実施するためのブリッジ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る冗長構成制御方法は、現用系機構および予備系機構からなる冗長構成を有する所定のブリッジ装置を含む複数のブリッジ装置間でMAC(Media Access Control)フレームを伝送するネットワークにおいて、前記所定のブリッジ装置の冗長構成を制御する方法であって、前記所定のブリッジ装置は、スパニングツリープロトコルに基づきMACフレームの伝送パスを監視するための第1の制御フレームおよび第2の制御フレームに対し、当該各制御フレームを送信したブリッジ装置を識別するためのブリッジ識別子としてツリートポロジーの最上位層に対応する同一の値を設定すると共に、伝送パスの伝送負荷を示すパスコストについて前記第2の制御フレームの値を前記第1の制御フレームの値よりも高く設定し、前記現用系機構から前記第1の制御フレームを送出し、前記予備系機構から前記第2の制御フレームを送出することを特徴とする。
また、本発明に係るブリッジ装置は、MAC(Media Access Control)フレームを伝送するネットワークに含まれ、且つ、現用系機構および予備系機構からなる冗長構成を有するブリッジ装置であって、前記現用系機構および予備系機構のそれぞれは、スパニングツリープロトコルに基づきMACフレームの伝送パスを監視するための制御フレームを形成する制御フレーム形成部と、制御フレームを送信したブリッジ装置を識別するためのブリッジ識別子、および、伝送パスの伝送負荷を示すパスコストに関し、前記制御フレーム形成部で形成する制御フレームに設定すべき値を保持する制御情報保持部とを備え、前記予備系機構の制御情報保持部は、前記ブリッジ識別子の値として、前記現用系機構で保持される値と同一であり且つツリートポロジーの最上位層に対応する値を保持し、前記パスコストの値として、前記現用系機構で保持される値よりも高い値を保持することを特徴とする。
本発明によれば、冗長構成を有するブリッジ装置が、第1及び第2の制御フレームにおけるブリッジ識別子およびパスコストに上述の所定の値を設定して、それぞれを現用系機構および予備系機構から送出することから、ツリートポロジーの最上位層に対応するルートブリッジをネットワーク上に実在させることなく当該ツリートポロジーを構築することができる。
これにより、予備系機構もツリートポロジーに取り込まれることから、冗長構成を有するネットワークでもスパニングツリープロトコルを利用することができる。また、ルートブリッジが実在しないことから、当該ルートブリッジの障害発生に起因した通信の遅延を回避できる。
[実施例]
図1は、本発明の実施例を説明するための説明図である。図1に示すように、LAN100は、MACフレームの転送機能を有するMACブリッジ装置10〜40を備える。MACブリッジ装置10〜40は、IEEE802.1で規定される従来知られたRSTPに基づき動作する機能を有する。
MACブリッジ装置10は、WAN200に対する中継装置として設けられており、LAN100のリンク回線を介してMACブリッジ装置20および30に接続されている。また、MACブリッジ装置20および30には、MACブリッジ装置40が接続されている。各MACブリッジ装置10〜40には、従来と同様に、RSTPに準じたツリートポロジー上で各装置を一意的に識別するブリッジ識別子が割り当てられており、各装置間のリンク回線には、伝送容量のような伝送負荷を示すパスコストが適宜設定されている。
中継装置となるMACブリッジ装置10は、冗長構成としてのパッケージ二重化構成、すなわち、現用系パッケージ(PKG−W)である現用系10aと、予備系パッケージ(PKG−P)である予備系10bとを有する。MACブリッジ装置10では、LAN100およびWAN200からのMACフレームに対し、現用系10aが従来と同様なスイッチ処理を行い、この現用系10aに障害が発生したとき、予備系10bが従来のパッケージ二重化構成の手順と同様な手順により、現用系10aの代替えとして切り替わる。
図2は、現用系10aおよび予備系10bの機能的な構成を示すブロック図である。現用系10aおよび予備系10bは、互いに同一の構成を成し、図2に示すように、WAN200に対する中継手段としてのパケットスイッチ部11、中継回線送信部12および中継回線受信部13とを備える。また、LAN100側の入力信号からMACフレームを抽出する回線受信部14と、この回線受信部14で受信したMACフレームからRSTPの制御フレームであるBPDUを抽出するBPDU抽出部15と、RSTPに基づきBPDUに関する処理を行うRSTP処理部16とを備える。このRSTP処理部16は、新たなBPDUを形成する制御フレーム形成部としての機能も果たす。
BPDU抽出部15は、回線受信部11から供給されるMACフレームのヘッダ情報を検査し、その結果、当該フレームがBPDUである場合、これをRSTP処理部13に出力し、BPDU以外の場合はパケットスイッチ部707に出力する。パケットスイッチ部707は、受け取ったMACフレームの宛先アドレスに従って出力回線を決定し、LAN100またはWAN200に当該MACフレームを転送するよう動作する。
また、図2に示すように、現用系10aおよび予備系10bは、RSTP処理部16で形成する新たなBPDUに設定すべき値を保持する制御情報保持部となる仮想ルートブリッジ情報部17と、RSTP処理部13にて形成されたBPDUをLAN100に送出するためのBPDU挿入部18と、送出すべきBPDUとなるMACフレームや、その他のMACフレームをLAN100側への出力信号に変換する回線送信部19とを備える。
現用系10aおよび予備系10bの各仮想ルートブリッジ情報部17には、BPDUに設定すべきブリッジ識別子およびパスコストの各値が保持されている。BPDUのブリッジ識別子は、従来と同様に、当該BPDUを送信した装置を識別するために付与されるが、このブリッジ識別子に関し、本実施例では、現用系10aおよび予備系10bの双方の仮想ルートブリッジ情報部17に、ツリートポロジーの最上位層に対応する同一の値を格納する。また、パスコストに関しては、「0」以外の任意の値を用いることができるが、予備系10bの仮想ルートブリッジ情報部17には、現用系10aのものよりも高い値を格納する。
BPDUの値に関する上述の設定は、MACブリッジ装置10内に仮想的なルートブリッジを形成するためのものである。仮想的なルートブリッジとは、概念上のものであって、ハードウエアとしては実存しない。すなわち、MACブリッジ装置10の現用系10aおよび予備系10bに、図1に破線で示すような仮想ルートブリッジ10cが接続されていると仮定し、この仮想ルートブリッジ10cをLAN100のルートブリッジとして取り扱う。
その際、仮想ルートブリッジ10cには、ブリッジ識別子と、現用系10aおよび予備系10bに対するパスコストとを予め設定しておく。例えば、LAN100において、ツリートポロジーの最上位層に対応するブリッジ識別子を「A」とするとき、この「A」を仮想ルートブリッジ10cに割り当て、実存する現用系10aおよび予備系10bには、例えば「B」および「C」のような、「A」よりも優先度が低い、他の値を割り当てる。そして、上述した現用系10aおよび予備系10bの各仮想ルートブリッジ情報部17に、同一の「A」を格納する。
また、仮想ルートブリッジ10cおよび現用系10a間の仮想的なパスコスト「M」と、他方の予備系10bとの間のパスコスト「N」とを設定する。このとき、予備系10bとのパスコスト「N」を、現用系10aとの「M」よりも高く設定する(N>M≠0)。この設定は、パスコスト値が低いほど、転送負荷が小さくなることを前提としたものであり、「M」および「N」間に上記のような差異を設けることにより、伝送ルートの決定時、パスコストが低い現用系10aを経由する伝送路が優先的に採用される。このように設定された仮想的なパスコストに関し、現用系10aの仮想ルートブリッジ情報部17に「M」を格納し、他方の予備系10bに「N」を格納する。
現用系10aおよび予備系10bの各RSTP処理部16は、上記設定によるブリッジ識別子およびパスコストの値をそれぞれの仮想ルートブリッジ情報部17から取得し、取得した値を用いてBPDUを形成する。上述の例を用いると、現用系10aで形成される第1の制御フレームとなるBPDUには、ブリッジ識別子「A」およびパスコスト「M」が設定され、他方の予備系10bで形成される第2の制御フレームとなるBPDUには、ブリッジ識別子「A」およびパスコスト「N」が設定される。
このようにして形成された各BPDUは、BPDU挿入部18および回線送信部19を介して、現用系10aおよび予備系10bのそれぞれから独立的にLAN100へ送出される。これにより、LAN100では、仮想ルートブリッジ10cを最上位層としたツリートポロジーが構築されることから、予備系10bがツリートポロジーに参加できないという従来の問題が解消される。
また、図3(a)に示すように、ツリートポロジーの構築後に現用系10aに障害が発生したとき、同図(b)に示すように、予備系10bへの切り替わりと共に、各装置20〜40の回線ポートが切り替わることで、既存のツリートポロジー、すなわち仮想ルートブリッジ10cを最上位層としたツリートポロジーに基づき、主信号の新たな伝送ルートが形成される。
以上説明したように、本実施例では、MACブリッジ装置10の現用系10aおよび予備系10bに仮想ルートブリッジ10cの設定を行うことにより、これらの現用系10aおよび予備系10bが、あたかも実存のルートブリッジに接続されているかのように振る舞う。よって、ルートブリッジが実存しないLAN100では、ルートブリッジに障害が起こるという事態は発生せず、また、実存の現用系10aに障害が発生しても、ツリートポロジーを再構築する必要はないことから、円滑に伝送ルートを切り替えることができ、WAN200との通信遅延を回避できる。
上記の実施例では、MACブリッジ装置10に、MACブリッジ装置20および30といった2つの装置が接続される例を説明したが、接続形態はこの例に限らず、適宜設定することができる。例えば、図4に示すように、現用系10aおよび予備系10bの回線ポート数をそれぞれ4つとし、これらのポートに4つのMACブリッジ装置50〜80が接続されるような場合も、本発明を適用することができる。
また、本発明のブリッジ装置は、上記の実施例のように、中継装置となるMACブリッジ装置に限らない。パッケージ二重化構成を持つ装置であれば、LANを構成する他のMACブリッジ装置を適用することができる。
上記実施例では、冗長構成を制御するプロトコルとしてRSTPを採用したが、これに代えて、STPを適用しても本発明を実施することができる。
本発明に係る冗長構成制御方法の実施例を説明するための説明図である。 本発明による実施例のパッケージの機能構成を示すブロック図である。 本発明による実施例の手順を説明するための説明図である。 本発明による他の実施例を説明するための説明図である。 従来の冗長構成制御方法を説明するための説明図(その1)である。 従来の冗長構成制御方法を説明するための説明図(その2)である。 従来の冗長構成制御方法を説明するための説明図(その3)である。
符号の説明
100 LAN
200 WAN
10〜40 MACブリッジ装置
10a 現用系
10b 予備系
10c 仮想ルートブリッジ

Claims (6)

  1. 現用系機構および予備系機構からなる冗長構成を有する所定のブリッジ装置を含む複数のブリッジ装置間でMAC(Media Access Control)フレームを伝送するネットワークにおいて前記冗長構成を制御する方法であって、
    前記所定のブリッジ装置は、スパニングツリープロトコルに基づきMACフレームの伝送パスを監視するための第1の制御フレームおよび第2の制御フレームに対し、当該各制御フレームを送信したブリッジ装置を識別するためのブリッジ識別子としてツリートポロジーの最上位層に対応する同一の値を設定すると共に、伝送パスの伝送負荷を示すパスコストについて前記第2の制御フレームの値を前記第1の制御フレームの値よりも高く設定し、前記現用系機構から前記第1の制御フレームを送出し、前記予備系機構から前記第2の制御フレームを送出することを特徴とする冗長構成制御方法。
  2. 前記所定のブリッジ装置を介して前記ネットワークを他のネットワークに接続することを特徴とする請求項1記載の冗長構成制御方法。
  3. 前記ネットワークにRSTP(Rapid Spanning Tree Protocol)を用いることを特徴とする請求項1又は2記載の冗長構成制御方法。
  4. MAC(Media Access Control)フレームを伝送するネットワークに含まれ、且つ、現用系機構および予備系機構からなる冗長構成を有するブリッジ装置であって、
    前記現用系機構および予備系機構のそれぞれは、
    スパニングツリープロトコルに基づきMACフレームの伝送パスを監視するための制御フレームを形成する制御フレーム形成部と、
    制御フレームを送信したブリッジ装置を識別するためのブリッジ識別子、および、伝送パスの伝送負荷を示すパスコストに関し、前記制御フレーム形成部で形成する制御フレームに設定すべき値を保持する制御情報保持部とを備え、
    前記予備系機構の制御情報保持部は、前記ブリッジ識別子の値として、前記現用系機構で保持される値と同一であり且つツリートポロジーの最上位層に対応する値を保持し、前記パスコストの値として、前記現用系機構で保持される値よりも高い値を保持することを特徴とするブリッジ装置。
  5. 前記現用系機構および予備系機構のそれぞれは、さらに、前記ネットワークを他のネットワークと通信可能に接続する中継手段を備えることを特徴とする請求項4記載のブリッジ装置。
  6. 前記ネットワークにRSTP(Rapid Spanning Tree Protocol)を用いることを特徴とする請求項4又は5記載のブリッジ装置。
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