JP2005045490A - 携帯端末機器のコネクタ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】過度の負荷が作用した場合には、コネクタ接続口からコネクタ本体が外れることにより、基板やコネクタ本体の破損を防止し得、又、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時には、コネクタ接続口からコネクタ本体を自動的に外すことができ、信頼性向上を図り得る携帯端末機器のコネクタ構造を提供する。
【解決手段】コネクタ本体3に電磁石11を取り付けると共に、コネクタ接続口2に、電磁石11に吸着される金属片12を取り付け、携帯端末機器本体から出力される制御信号13に基づいて電磁石11への通電・非通電を切り換えるスイッチ回路14を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】コネクタ本体3に電磁石11を取り付けると共に、コネクタ接続口2に、電磁石11に吸着される金属片12を取り付け、携帯端末機器本体から出力される制御信号13に基づいて電磁石11への通電・非通電を切り換えるスイッチ回路14を備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末機器のコネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、携帯電話、PHS(簡易型携帯電話)等の小型の携帯端末機器においては、携帯端末機器本体にコネクタ接続口が設けられており、該コネクタ接続口に、AC電源等の電源に対しアダプターを介してつないだ充電用ケーブルのコネクタ本体を接続したり、或いはモバイルパソコンにつないだデータ通信用ケーブルのコネクタ本体を接続することにより、バッテリーへの充電やデータ通信を行うようになっている。
【0003】
尚、携帯端末機器の充電に関する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−205413号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の携帯端末機器本体のコネクタ接続口に接続されるコネクタ本体はプラグインタイプとなっているため、その接続部分に誤って大きな力を掛けてしまうと、基板やコネクタ本体が破損してしまう虞があった。
【0006】
又、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時には、前記コネクタ接続口からコネクタ本体を外すのが好ましいが、従来の場合には、コネクタ本体は、人が外さない限りコネクタ接続口に接続されたまま保持されることとなっていた。
【0007】
本発明は、斯かる実情に鑑み、過度の負荷が作用した場合には、コネクタ接続口からコネクタ本体が外れることにより、基板やコネクタ本体の破損を防止し得、又、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時には、コネクタ接続口からコネクタ本体を自動的に外すことができ、信頼性向上を図り得る携帯端末機器のコネクタ構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、携帯端末機器本体のコネクタ接続口と、該コネクタ接続口に接続されるコネクタ本体とのうちいずれか一方に電磁石を取り付け、いずれか他方に電磁石に吸着される金属片を取り付け、携帯端末機器本体から出力される制御信号に基づいて電磁石への通電・非通電を切り換えるスイッチ回路を備えたことを特徴とする携帯端末機器のコネクタ構造にかかるものである。
【0009】
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0010】
バッテリーへの充電やデータ通信を行う際、携帯端末機器本体のコネクタ接続口にコネクタ本体を接続すると、携帯端末機器本体からコネクタ本体の接続を示す制御信号が出力され、該制御信号に基づいてスイッチ回路により電磁石への通電が行われるため、電磁石による金属片の吸着力が発生し、コネクタ接続口にコネクタ本体が接続された状態に保持されるが、この状態で、コネクタ接続口とコネクタ本体との接続部分に誤って大きな力を掛けてしまった場合には、コネクタ接続口からコネクタ本体が簡単に外れるため、基板やコネクタ本体が破損してしまう心配はない。
【0011】
又、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時には、携帯端末機器本体から対応する制御信号が出力され、該制御信号に基づいてスイッチ回路により電磁石への通電が打ち切られ、該電磁石が通電状態から非通電状態に切り換えられるため、電磁石による金属片の吸着力がなくなり、人が外さなくても、コネクタ接続口からコネクタ本体が自動的に外れる形となる。
【0012】
前記携帯端末機器のコネクタ構造においては、コネクタ本体が充電用である場合に、電磁石を通電状態から非通電状態へ切り換える時、携帯端末機器本体のバッテリーへの電力供給を停止させる機能をスイッチ回路に付加することができ、このようにすると、充電満了時や異常充電発生時には、スイッチ回路により電磁石への通電が打ち切られると共に、バッテリーへの電力供給が停止されるため、バッテリーに対して必要以上に電力が供給されず、無駄もなくなる。
【0013】
又、前記携帯端末機器のコネクタ構造においては、電磁石による金属片の吸着力より弱い反発力を有し且つ電磁石が通電状態から非通電状態へ切り換えられた際にコネクタ本体を切り離す方向へ付勢する弾性部材を備えることができ、このようにすると、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時に、携帯端末機器本体から対応する制御信号が出力され、該制御信号に基づいてスイッチ回路により電磁石への通電が打ち切られ、該電磁石が通電状態から非通電状態に切り換えられると、弾性部材の反発力によりコネクタ接続口からコネクタ本体が強制的に切り離されるため、携帯端末機器本体を寝かせた状態でバッテリーへの充電やデータ通信を行っていた場合にも、電磁石への通電が打ち切られた後にそのままコネクタ本体がコネクタ接続口から離れずに保持されてしまうようなことが確実に避けられることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0015】
図1〜図6は本発明を実施する形態の一例であって、図中、1は携帯端末機器本体、2は携帯端末機器本体1のコネクタ接続口、3はコネクタ接続口2に接続されるコネクタ本体、4a,4bはコネクタ接続口2とコネクタ本体3に設けられた電源用端子、5a,5bはコネクタ接続口2とコネクタ本体3に設けられたグラウンド用端子、6a,6bはコネクタ接続口2とコネクタ本体3に設けられた制御信号用端子、7は携帯端末機器本体1側の電源用端子4aとグラウンド用端子5aに接続された電源回路、8は携帯端末機器本体1のバッテリー、9は充電用のアダプタ、10はAC電源等の電源であり、前記コネクタ本体3に電磁石11を取り付けると共に、前記コネクタ接続口2に、電磁石11に吸着される金属片12を取り付け、携帯端末機器本体1から出力される制御信号13に基づいて電磁石11への通電・非通電を切り換えるスイッチ回路14を備えるようにしたものである。尚、前記コネクタ接続口2に電磁石11を取り付けると共に、前記コネクタ本体3に金属片12を取り付けることも可能である。
【0016】
前記スイッチ回路14は、コネクタ本体3が充電用である場合に、電磁石11を通電状態から非通電状態へ切り換える時、携帯端末機器本体1のバッテリー8への電力供給を停止させる機能を有している。
【0017】
又、前記電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bは、図3に示す如く、中途部を屈曲させた形状とすることにより、端子自体が、前記電磁石11による金属片12の吸着力より弱い反発力を有し且つ電磁石11が通電状態から非通電状態へ切り換えられた際にコネクタ本体3を切り離す方向へ付勢する弾性部材としての機能を備えるようにしてある。ここで、前記電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bは、それ自体を弾性部材とする代りに、例えば、図4に示す如く、凸形状に折り曲げ、その内側にスプリング等の弾性部材15を設けることにより、電磁石11への通電による金属片12の吸着時には、電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bが、弾性部材15の付勢力に抗してコネクタ本体3の内側に押し込まれ、逆に、電磁石11が通電状態から非通電状態へ切り換えられた際には、弾性部材15の反発力によって電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bがコネクタ本体3の外側に押し出されるようにすることもできる。又、前記電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bは、図5に示す如く、コネクタ本体3の表面から斜めに張り出すようにして、その内側にスプリング等の弾性部材15を設けることにより、電磁石11への通電による金属片12の吸着時には、電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bが、弾性部材15の付勢力に抗してコネクタ本体3の表面に押し付けられ、略平坦となり、逆に、電磁石11が通電状態から非通電状態へ切り換えられた際には、弾性部材15の反発力によって電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bがコネクタ本体3の表面から斜めに張り出されるようにすることもできる。尚、図3、図4、図5に示すような端子の構造を、電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bに採用する代りに、コネクタ接続口2の電源用端子4a、グラウンド用端子5a、制御信号用端子6aに適用することも可能である。
【0018】
一方、前記携帯端末機器本体1のバッテリー8への充電時には、図6に示す如く、携帯端末機器本体1のコネクタ接続口2にコネクタ本体3を接続し(STEP1)、携帯端末機器本体1から出力される制御信号13をスイッチ回路14で検出し(STEP2)、該制御信号13がコネクタ本体3の接続を示す高信号としてのHi(或いは低信号としてのLo)であるか否かの判断を行い(STEP3)、Hi(或いはLo)である場合には、スイッチ回路14により電磁石11と電源用端子4bへのスイッチをONとし(STEP4)、電磁石11による金属片12の吸着力を発生させると同時にバッテリー8への電力供給を開始し(STEP5)、コネクタ接続口2にコネクタ本体3が接続された状態に保持し、この後、携帯端末機器本体1から出力される制御信号13をスイッチ回路14で検出し(STEP6)、該制御信号13が充電満了や異常充電発生を示す低信号としてのLo(或いは高信号としてのHi)であるか否かの判断を行い(STEP7)、Lo(或いはHi)である場合には、スイッチ回路14により電磁石11と電源用端子4bへのスイッチをOFFとし(STEP8)、電磁石11による金属片12の吸着力を消失させると同時にバッテリー8への電力供給を停止し(STEP9)、弾性部材(電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bといった端子自体、或いは弾性部材15)の反発力によりコネクタ接続口2からコネクタ本体3を強制的に切り離す(STEP10)よう構成してある。
【0019】
次に、上記図示例の作用を説明する。
【0020】
携帯端末機器本体1のバッテリー8への充電を行う際、携帯端末機器本体1のコネクタ接続口2にコネクタ本体3を接続すると(図6のSTEP1)、携帯端末機器本体1から出力される制御信号13がスイッチ回路14で検出され(図6のSTEP2)、該制御信号13がコネクタ本体3の接続を示す高信号としてのHi(或いは低信号としてのLo)であるか否かの判断が行われ(図6のSTEP3)、Hi(或いはLo)である場合には、スイッチ回路14により電磁石11と電源用端子4bへのスイッチがONとされ(図6のSTEP4)、電磁石11による金属片12の吸着力が発生すると同時にバッテリー8への電力供給が開始され(図6のSTEP5)、コネクタ接続口2にコネクタ本体3が接続された状態に保持されるが、この状態で、コネクタ接続口2とコネクタ本体3との接続部分に誤って大きな力を掛けてしまったような場合には、コネクタ接続口2からコネクタ本体3が簡単に外れるため、基板やコネクタ本体3が破損してしまう心配はない。
【0021】
前記電磁石11による金属片12の吸着力によって、コネクタ接続口2にコネクタ本体3が接続された状態となった後、携帯端末機器本体1から出力される制御信号13がスイッチ回路14で検出され(図6のSTEP6)、該制御信号13が充電満了や異常充電発生を示す低信号としてのLo(或いは高信号としてのHi)であるか否かの判断が行われ(図6のSTEP7)、Lo(或いはHi)である場合には、スイッチ回路14により電磁石11と電源用端子4bへのスイッチがOFFとされ(図6のSTEP8)、電磁石11による金属片12の吸着力が消失すると同時にバッテリー8への電力供給が停止され(図6のSTEP9)、弾性部材(電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bといった端子自体、或いは弾性部材15)の反発力によりコネクタ接続口2からコネクタ本体3が強制的に切り離される(図6のSTEP10)。
【0022】
このため、人が外さなくても、コネクタ接続口2からコネクタ本体3が自動的に外れる形となり、更に、携帯端末機器本体1を寝かせた状態でバッテリー8への充電を行っていた場合にも、電磁石11への通電が打ち切られた後にそのままコネクタ本体3がコネクタ接続口2から離れずに保持されてしまうようなことが確実に避けられることとなる。
【0023】
又、本図示例においては、コネクタ本体3が充電用である場合に、電磁石11を通電状態から非通電状態へ切り換える時、携帯端末機器本体1のバッテリー8への電力供給を停止させる機能をスイッチ回路14に付加してあるため、充電満了時や異常充電発生時には、スイッチ回路14により電磁石11への通電が打ち切られると共に、バッテリー8への電力供給が停止される形となり、バッテリー8に対して必要以上に電力が供給されず、無駄もなくなる。
【0024】
尚、バッテリー8への充電用のコネクタ本体3と同様に、データ通信用のコネクタ本体3に、電磁石11を設けると共に、スイッチ回路14を設けることにより、データ通信完了時に、コネクタ接続口2からコネクタ本体3が自動的に外れるようにすることも可能である。
【0025】
こうして、過度の負荷が作用した場合には、コネクタ接続口2からコネクタ本体3が外れることにより、基板やコネクタ本体3の破損を防止し得、又、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時には、コネクタ接続口2からコネクタ本体3を自動的に外すことができ、信頼性向上を図り得る。
【0026】
尚、本発明の携帯端末機器のコネクタ構造は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は携帯端末機器本体のコネクタ接続口と、該コネクタ接続口に接続されるコネクタ本体とのうちいずれか一方に電磁石を取り付け、いずれか他方に電磁石に吸着される金属片を取り付け、携帯端末機器本体から出力される制御信号に基づいて電磁石への通電・非通電を切り換えるスイッチ回路を備えたことにより、過度の負荷が作用した場合には、コネクタ接続口からコネクタ本体が外れることにより、基板やコネクタ本体の破損を防止し得、又、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時には、コネクタ接続口からコネクタ本体を自動的に外すことができ、信頼性向上を図り得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の斜視図である。
【図2】本発明を実施する形態の一例の概要構成図である。
【図3】本発明を実施する形態の一例におけるコネクタ本体の端子部分の構造を示す断面図であって、図1のIII−III矢視相当図である。
【図4】コネクタ本体の端子部分の構造の変形例を示す断面図であって、図1のIII−III矢視相当図である。
【図5】コネクタ本体の端子部分の構造の他の変形例を示す断面図であって、図1のIII−III矢視相当図である。
【図6】本発明を実施する形態の一例における充電時のコネクタ本体の接続から切り離しまでの過程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯端末機器本体
2 コネクタ接続口
3 コネクタ本体
4b 電源用端子(弾性部材)
5b グラウンド用端子(弾性部材)
6b 制御信号用端子(弾性部材)
8 バッテリー
11 電磁石
12 金属片
13 制御信号
14 スイッチ回路
15 弾性部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末機器のコネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、携帯電話、PHS(簡易型携帯電話)等の小型の携帯端末機器においては、携帯端末機器本体にコネクタ接続口が設けられており、該コネクタ接続口に、AC電源等の電源に対しアダプターを介してつないだ充電用ケーブルのコネクタ本体を接続したり、或いはモバイルパソコンにつないだデータ通信用ケーブルのコネクタ本体を接続することにより、バッテリーへの充電やデータ通信を行うようになっている。
【0003】
尚、携帯端末機器の充電に関する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−205413号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の携帯端末機器本体のコネクタ接続口に接続されるコネクタ本体はプラグインタイプとなっているため、その接続部分に誤って大きな力を掛けてしまうと、基板やコネクタ本体が破損してしまう虞があった。
【0006】
又、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時には、前記コネクタ接続口からコネクタ本体を外すのが好ましいが、従来の場合には、コネクタ本体は、人が外さない限りコネクタ接続口に接続されたまま保持されることとなっていた。
【0007】
本発明は、斯かる実情に鑑み、過度の負荷が作用した場合には、コネクタ接続口からコネクタ本体が外れることにより、基板やコネクタ本体の破損を防止し得、又、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時には、コネクタ接続口からコネクタ本体を自動的に外すことができ、信頼性向上を図り得る携帯端末機器のコネクタ構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、携帯端末機器本体のコネクタ接続口と、該コネクタ接続口に接続されるコネクタ本体とのうちいずれか一方に電磁石を取り付け、いずれか他方に電磁石に吸着される金属片を取り付け、携帯端末機器本体から出力される制御信号に基づいて電磁石への通電・非通電を切り換えるスイッチ回路を備えたことを特徴とする携帯端末機器のコネクタ構造にかかるものである。
【0009】
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0010】
バッテリーへの充電やデータ通信を行う際、携帯端末機器本体のコネクタ接続口にコネクタ本体を接続すると、携帯端末機器本体からコネクタ本体の接続を示す制御信号が出力され、該制御信号に基づいてスイッチ回路により電磁石への通電が行われるため、電磁石による金属片の吸着力が発生し、コネクタ接続口にコネクタ本体が接続された状態に保持されるが、この状態で、コネクタ接続口とコネクタ本体との接続部分に誤って大きな力を掛けてしまった場合には、コネクタ接続口からコネクタ本体が簡単に外れるため、基板やコネクタ本体が破損してしまう心配はない。
【0011】
又、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時には、携帯端末機器本体から対応する制御信号が出力され、該制御信号に基づいてスイッチ回路により電磁石への通電が打ち切られ、該電磁石が通電状態から非通電状態に切り換えられるため、電磁石による金属片の吸着力がなくなり、人が外さなくても、コネクタ接続口からコネクタ本体が自動的に外れる形となる。
【0012】
前記携帯端末機器のコネクタ構造においては、コネクタ本体が充電用である場合に、電磁石を通電状態から非通電状態へ切り換える時、携帯端末機器本体のバッテリーへの電力供給を停止させる機能をスイッチ回路に付加することができ、このようにすると、充電満了時や異常充電発生時には、スイッチ回路により電磁石への通電が打ち切られると共に、バッテリーへの電力供給が停止されるため、バッテリーに対して必要以上に電力が供給されず、無駄もなくなる。
【0013】
又、前記携帯端末機器のコネクタ構造においては、電磁石による金属片の吸着力より弱い反発力を有し且つ電磁石が通電状態から非通電状態へ切り換えられた際にコネクタ本体を切り離す方向へ付勢する弾性部材を備えることができ、このようにすると、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時に、携帯端末機器本体から対応する制御信号が出力され、該制御信号に基づいてスイッチ回路により電磁石への通電が打ち切られ、該電磁石が通電状態から非通電状態に切り換えられると、弾性部材の反発力によりコネクタ接続口からコネクタ本体が強制的に切り離されるため、携帯端末機器本体を寝かせた状態でバッテリーへの充電やデータ通信を行っていた場合にも、電磁石への通電が打ち切られた後にそのままコネクタ本体がコネクタ接続口から離れずに保持されてしまうようなことが確実に避けられることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0015】
図1〜図6は本発明を実施する形態の一例であって、図中、1は携帯端末機器本体、2は携帯端末機器本体1のコネクタ接続口、3はコネクタ接続口2に接続されるコネクタ本体、4a,4bはコネクタ接続口2とコネクタ本体3に設けられた電源用端子、5a,5bはコネクタ接続口2とコネクタ本体3に設けられたグラウンド用端子、6a,6bはコネクタ接続口2とコネクタ本体3に設けられた制御信号用端子、7は携帯端末機器本体1側の電源用端子4aとグラウンド用端子5aに接続された電源回路、8は携帯端末機器本体1のバッテリー、9は充電用のアダプタ、10はAC電源等の電源であり、前記コネクタ本体3に電磁石11を取り付けると共に、前記コネクタ接続口2に、電磁石11に吸着される金属片12を取り付け、携帯端末機器本体1から出力される制御信号13に基づいて電磁石11への通電・非通電を切り換えるスイッチ回路14を備えるようにしたものである。尚、前記コネクタ接続口2に電磁石11を取り付けると共に、前記コネクタ本体3に金属片12を取り付けることも可能である。
【0016】
前記スイッチ回路14は、コネクタ本体3が充電用である場合に、電磁石11を通電状態から非通電状態へ切り換える時、携帯端末機器本体1のバッテリー8への電力供給を停止させる機能を有している。
【0017】
又、前記電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bは、図3に示す如く、中途部を屈曲させた形状とすることにより、端子自体が、前記電磁石11による金属片12の吸着力より弱い反発力を有し且つ電磁石11が通電状態から非通電状態へ切り換えられた際にコネクタ本体3を切り離す方向へ付勢する弾性部材としての機能を備えるようにしてある。ここで、前記電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bは、それ自体を弾性部材とする代りに、例えば、図4に示す如く、凸形状に折り曲げ、その内側にスプリング等の弾性部材15を設けることにより、電磁石11への通電による金属片12の吸着時には、電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bが、弾性部材15の付勢力に抗してコネクタ本体3の内側に押し込まれ、逆に、電磁石11が通電状態から非通電状態へ切り換えられた際には、弾性部材15の反発力によって電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bがコネクタ本体3の外側に押し出されるようにすることもできる。又、前記電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bは、図5に示す如く、コネクタ本体3の表面から斜めに張り出すようにして、その内側にスプリング等の弾性部材15を設けることにより、電磁石11への通電による金属片12の吸着時には、電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bが、弾性部材15の付勢力に抗してコネクタ本体3の表面に押し付けられ、略平坦となり、逆に、電磁石11が通電状態から非通電状態へ切り換えられた際には、弾性部材15の反発力によって電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bがコネクタ本体3の表面から斜めに張り出されるようにすることもできる。尚、図3、図4、図5に示すような端子の構造を、電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bに採用する代りに、コネクタ接続口2の電源用端子4a、グラウンド用端子5a、制御信号用端子6aに適用することも可能である。
【0018】
一方、前記携帯端末機器本体1のバッテリー8への充電時には、図6に示す如く、携帯端末機器本体1のコネクタ接続口2にコネクタ本体3を接続し(STEP1)、携帯端末機器本体1から出力される制御信号13をスイッチ回路14で検出し(STEP2)、該制御信号13がコネクタ本体3の接続を示す高信号としてのHi(或いは低信号としてのLo)であるか否かの判断を行い(STEP3)、Hi(或いはLo)である場合には、スイッチ回路14により電磁石11と電源用端子4bへのスイッチをONとし(STEP4)、電磁石11による金属片12の吸着力を発生させると同時にバッテリー8への電力供給を開始し(STEP5)、コネクタ接続口2にコネクタ本体3が接続された状態に保持し、この後、携帯端末機器本体1から出力される制御信号13をスイッチ回路14で検出し(STEP6)、該制御信号13が充電満了や異常充電発生を示す低信号としてのLo(或いは高信号としてのHi)であるか否かの判断を行い(STEP7)、Lo(或いはHi)である場合には、スイッチ回路14により電磁石11と電源用端子4bへのスイッチをOFFとし(STEP8)、電磁石11による金属片12の吸着力を消失させると同時にバッテリー8への電力供給を停止し(STEP9)、弾性部材(電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bといった端子自体、或いは弾性部材15)の反発力によりコネクタ接続口2からコネクタ本体3を強制的に切り離す(STEP10)よう構成してある。
【0019】
次に、上記図示例の作用を説明する。
【0020】
携帯端末機器本体1のバッテリー8への充電を行う際、携帯端末機器本体1のコネクタ接続口2にコネクタ本体3を接続すると(図6のSTEP1)、携帯端末機器本体1から出力される制御信号13がスイッチ回路14で検出され(図6のSTEP2)、該制御信号13がコネクタ本体3の接続を示す高信号としてのHi(或いは低信号としてのLo)であるか否かの判断が行われ(図6のSTEP3)、Hi(或いはLo)である場合には、スイッチ回路14により電磁石11と電源用端子4bへのスイッチがONとされ(図6のSTEP4)、電磁石11による金属片12の吸着力が発生すると同時にバッテリー8への電力供給が開始され(図6のSTEP5)、コネクタ接続口2にコネクタ本体3が接続された状態に保持されるが、この状態で、コネクタ接続口2とコネクタ本体3との接続部分に誤って大きな力を掛けてしまったような場合には、コネクタ接続口2からコネクタ本体3が簡単に外れるため、基板やコネクタ本体3が破損してしまう心配はない。
【0021】
前記電磁石11による金属片12の吸着力によって、コネクタ接続口2にコネクタ本体3が接続された状態となった後、携帯端末機器本体1から出力される制御信号13がスイッチ回路14で検出され(図6のSTEP6)、該制御信号13が充電満了や異常充電発生を示す低信号としてのLo(或いは高信号としてのHi)であるか否かの判断が行われ(図6のSTEP7)、Lo(或いはHi)である場合には、スイッチ回路14により電磁石11と電源用端子4bへのスイッチがOFFとされ(図6のSTEP8)、電磁石11による金属片12の吸着力が消失すると同時にバッテリー8への電力供給が停止され(図6のSTEP9)、弾性部材(電源用端子4b、グラウンド用端子5b、制御信号用端子6bといった端子自体、或いは弾性部材15)の反発力によりコネクタ接続口2からコネクタ本体3が強制的に切り離される(図6のSTEP10)。
【0022】
このため、人が外さなくても、コネクタ接続口2からコネクタ本体3が自動的に外れる形となり、更に、携帯端末機器本体1を寝かせた状態でバッテリー8への充電を行っていた場合にも、電磁石11への通電が打ち切られた後にそのままコネクタ本体3がコネクタ接続口2から離れずに保持されてしまうようなことが確実に避けられることとなる。
【0023】
又、本図示例においては、コネクタ本体3が充電用である場合に、電磁石11を通電状態から非通電状態へ切り換える時、携帯端末機器本体1のバッテリー8への電力供給を停止させる機能をスイッチ回路14に付加してあるため、充電満了時や異常充電発生時には、スイッチ回路14により電磁石11への通電が打ち切られると共に、バッテリー8への電力供給が停止される形となり、バッテリー8に対して必要以上に電力が供給されず、無駄もなくなる。
【0024】
尚、バッテリー8への充電用のコネクタ本体3と同様に、データ通信用のコネクタ本体3に、電磁石11を設けると共に、スイッチ回路14を設けることにより、データ通信完了時に、コネクタ接続口2からコネクタ本体3が自動的に外れるようにすることも可能である。
【0025】
こうして、過度の負荷が作用した場合には、コネクタ接続口2からコネクタ本体3が外れることにより、基板やコネクタ本体3の破損を防止し得、又、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時には、コネクタ接続口2からコネクタ本体3を自動的に外すことができ、信頼性向上を図り得る。
【0026】
尚、本発明の携帯端末機器のコネクタ構造は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は携帯端末機器本体のコネクタ接続口と、該コネクタ接続口に接続されるコネクタ本体とのうちいずれか一方に電磁石を取り付け、いずれか他方に電磁石に吸着される金属片を取り付け、携帯端末機器本体から出力される制御信号に基づいて電磁石への通電・非通電を切り換えるスイッチ回路を備えたことにより、過度の負荷が作用した場合には、コネクタ接続口からコネクタ本体が外れることにより、基板やコネクタ本体の破損を防止し得、又、充電満了時や異常充電発生時、或いはデータ通信完了時には、コネクタ接続口からコネクタ本体を自動的に外すことができ、信頼性向上を図り得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の斜視図である。
【図2】本発明を実施する形態の一例の概要構成図である。
【図3】本発明を実施する形態の一例におけるコネクタ本体の端子部分の構造を示す断面図であって、図1のIII−III矢視相当図である。
【図4】コネクタ本体の端子部分の構造の変形例を示す断面図であって、図1のIII−III矢視相当図である。
【図5】コネクタ本体の端子部分の構造の他の変形例を示す断面図であって、図1のIII−III矢視相当図である。
【図6】本発明を実施する形態の一例における充電時のコネクタ本体の接続から切り離しまでの過程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯端末機器本体
2 コネクタ接続口
3 コネクタ本体
4b 電源用端子(弾性部材)
5b グラウンド用端子(弾性部材)
6b 制御信号用端子(弾性部材)
8 バッテリー
11 電磁石
12 金属片
13 制御信号
14 スイッチ回路
15 弾性部材
Claims (3)
- 携帯端末機器本体のコネクタ接続口と、該コネクタ接続口に接続されるコネクタ本体とのうちいずれか一方に電磁石を取り付け、いずれか他方に電磁石に吸着される金属片を取り付け、携帯端末機器本体から出力される制御信号に基づいて電磁石への通電・非通電を切り換えるスイッチ回路を備えたことを特徴とする携帯端末機器のコネクタ構造。
- コネクタ本体が充電用である場合に、電磁石を通電状態から非通電状態へ切り換える時、携帯端末機器本体のバッテリーへの電力供給を停止させる機能をスイッチ回路に付加した請求項1記載の携帯端末機器のコネクタ構造。
- 電磁石による金属片の吸着力より弱い反発力を有し且つ電磁石が通電状態から非通電状態へ切り換えられた際にコネクタ本体を切り離す方向へ付勢する弾性部材を備えた請求項1又は2記載の携帯端末機器のコネクタ構造。
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