JP2005045088A - インターポーザ基板の積層方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 非接触IDカード類の連続製造ラインにおいて実施するに好適な、生産性を向上させることができて積層コストの低減化を図ることができるインターポーザー基板の積層方法及びその装置を提供すること。
【解決手段】 アンテナ基板用テープ1及び導電性接着積層テープ8を連続送りする。導電性接着積層テープ8は、ICチップ搭載部を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープの拡大電極上に導電性接着膜を形成している。基板接着装置10は、導電性接着積層テープ8をICチップ搭載部単位に先送り順に切断して導電性接着膜付きインターポーザー基板を形成し、それを回転ローラ型基板移送器25a,25bで移送してアンテナ基板用テープ1に対して次々と接着する。回転ローラ型基板移送器25a,25bは、吸気によって導電性接着膜付きインターポーザー基板を保持し、排気によって離脱する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非接触ID(識別情報)カード類の製造ラインにおいて実施されるインターポーザー基板の積層方法及びその装置に関する。
従来、非接触IDカードや非接触タグ等の非接触IDカード類は、各種型式の
ものが公知である。その代表例として、搭載ICチップの電極に接続された拡大電極を備えたインターポーザー基板と、アンテナに接続されたアンテナ電極を備えたアンテナ基板とを積層した型式のものが挙げられるが、それらにおいては、アンテナ電極と拡大電極とを対面させた姿に両電極同士を導電性接着材で接着したり、或るいは、アンテナ電極と拡大電極とを対面させた姿に両電極同士を直接、接触させるようにインターポーザー基板の基材とアンテナ基板の基材とを絶縁性接着材で接着している(例えば、下記特許文献1参照)。
上述の非接着IDカード類は、大量の情報を同時に読み取ったり書き込んだりすることができ、しかも、セキュリティ性が高いことからして、ID認識や電子決済のため等、幅広い応用性を秘めているので、製造コストを低減化できれば、その汎用性を飛躍的に促進することができる。その為、テープ送り式の連続製造方法が一般に提案されているが、かかるテープ送り式連続製造方法は、導電性接着膜を用いる方法(以下、導電性接着膜式という。)と絶縁性接着膜を用いる方法(以下、絶縁性接着膜式という。)とに分けられる。
上述の導電性接着膜式においては、アンテナ電極を備えたアンテナ部を所定ピッチに形成したアンテナ基板用テープと、拡大電極を備えたICチップ搭載部を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープの前記拡大電極上に導電性接着膜を形成して成る導電性接着積層テープとを用い、そして、絶縁性接着膜式においては、アンテナ電極を備えたアンテナ部を所定ピッチに形成したアンテナ基板用テープと、拡大電極を備えたICチップ搭載部を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープの前記拡大電極形成側テープ面上に絶縁性接着膜を形成して成る絶縁性接着積層テープとを用いている。
上述の導電性接着膜式又は絶縁性接着膜式のいずれにおいても、アンテナ基板用テープを連続送りする一方において、導電性接着積層テープ又は絶縁性接着積層テープを間欠又は連続送りし、次いで、導電性接着積層テープ又は絶縁性接着積層テープをICチップ搭載部単位に先送り順に切断して導電性接着膜付きインターポーザー基板又は絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を形成した上で、それを連続送りされているアンテナ基板用テープに対して接着せしめることによって仮付け状態に積層している。
なお、上述の積層に際し、導電性接着膜付きインターポーザー基板又は絶縁性接着膜付きインターポーザー基板は、その切り出し位置、すなわち、導電性接着積層テープ又は絶縁性接着積層テープを切断して当該インターポーザー基板を形成する位置から、連続送りされているアンテナ基板用テープの接着位置へ移送されて接着される。
ところが、上述の接着位置への移送を、例えば、上記特許文献1の図15に示されている如くに、切り出し位置で導電性接着膜付きインターポーザー基板又は絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を吸着保持し、かつ、それをチャック付きスライダーへ受け渡す位置へ移送する昇降及び水平回転自在の第1の移送手段と、チャック付きスライダーが移送して来た導電性接着膜付きインターポーザー基板又は絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を吸着保持し、それをアンテナ基板用テープの接着位置上へ移送する昇降及び水平直線移動自在の第2の移送手段とを用いて行っていた為に、かかる第1,2の移送手段とチャック付きスライダーとの間における基板受け渡しが煩わしい等に起因して正確かつ迅速に移送することが妨げられ、その為、生産性が不十分で積層コストの低減化が困難であった。 上述の欠点は、導電性接着膜付きインターポーザー基板又は絶縁性接着膜付きインターポーザー基板が、樹脂フイルムで構成されて可撓性を有している場合において顕著であって、導電性接着積層テープ又は絶縁性接着積層テープを連続送りして生産性を高めようとしても、導電性接着膜付きインターポーザー基板又は絶縁性接着膜付きインターポーザー基板の移送ミス等が発生し易い為に、微細なアンテナ電極と拡大電極とを対面させた姿に位置させることができるように正確かつ迅速に移送することが困難であった。
国際公開第01/62517号パンフレット(図1,10参照)。
本発明は、上述の欠点に鑑みて発明されたものであって、その目的は、非接触IDカード類の連続製造ラインにおいて実施するに好適な、生産性を向上させることができて積層コストの低減化を図ることができるインターポーザー基板の積層方法及びその装置を提供することである。
本発明においては、上記課題を達成する為に、その一つの方法においては、アンテナ電極を備えたアンテナ部を所定ピッチに形成したアンテナ基板用テープを連続送りする一方において、拡大電極を備えたICチップ搭載部を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープの前記拡大電極上に導電性接着膜を形成して成る導電性接着積層テープを連続送りし、前記導電性接着積層テープを前記ICチップ搭載部単位に先送り順に切断して形成した導電性接着膜付きインターポーザー基板を吸気によって保持し、かつ排気によって離脱し得る回転ローラ型基板移送器を備えた基板接着装置を用いて前記拡大電極と前記アンテナ電極とを前記導電性接着膜で対面接着させるように前記アンテナ基板用テープに対して前記導電性接着膜付きインターポーザー基板を積層するようにしている。
また、他の一つの方法においては、アンテナ電極を備えたアンテナ部を所定ピッチに形成したアンテナ基板用テープを連続送りする一方において、拡大電極を備えたICチップ搭載部を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープの前記拡大電極形成側テープ面上に絶縁性接着膜を形成して成る絶縁性接着積層テープを連続送りし、前記絶縁性接着積層テープを前記ICチップ搭載部単位に先送り順に切断して形成した絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を吸気によって保持し、かつ排気によって離脱し得る回転ローラ型基板移送器を備えた基板接着装置を用いて前記拡大電極と前記アンテナ電極とを直接、対面接触させるように前記アンテナ基板用テープに対して前記絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を接着して積層するようにしている。
また、その一つの装置においては、アンテナ電極を備えたアンテナ部を所定ピッチに形成したアンテナ基板用テープを連続送りする第1のテープ送り装置と、拡大電極を備えたICチップ搭載部を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープの前記拡大電極上に導電性接着膜を形成して成る導電性接着積層テープを連続送りする第2のテープ送り装置と、前記導電性接着積層テープを前記ICチップ搭載部単位に先送り順に切断して形成した導電性接着膜付きインターポーザー基板を吸気によって保持し、かつ排気によって離脱し得る回転ローラ型基板移送器を備えた基板接着装置とを備え、前記基板接着装置が、前記拡大電極と前記アンテナ電極とを前記導電性接着膜で対面接着させるように前記アンテナ基板用テープに対して前記導電性接着膜付きインターポーザー基板を積層し得るように構成している。
また、他の一つの装置においては、アンテナ電極を備えたアンテナ部を所定ピッチに形成したアンテナ基板用テープを連続送りする第1のテープ送り装置と、拡大電極を備えたICチップ搭載部を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープの前記拡大電極形成側テープ面上に絶縁性接着膜を形成して成る絶縁性接着積層テープを連続送りする第2のテープ送り装置と、前記絶縁性接着積層テープを前記ICチップ搭載部単位に先送り順に切断して形成した絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を吸気によって保持し、かつ排気によって離脱し得る回転ローラ型基板移送器を備えた基板接着装置とを備え、前記基板接着装置が、前記拡大電極と前記アンテナ電極とを直接、対面接触させるように前記アンテナ基板用テープに対して前記絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を接着して積層し得るように構成している。
上述のように、いずれにおいても、連続送り中のアンテナ基板用テープに対して導電性接着膜付きインターポーザー基板又は絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を、回転ローラ型基板移送器を備えた基板接着装置を用いて接着して積層するようにしているので、微細なアンテナ電極と拡大電極とを対面させた姿に位置させることができるように、導電性接着膜付きインターポーザー基板又は絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を正確かつ迅速に移送することができ、従って、生産性を向上させることができて積層コストの低減化を図ることができる。
上述の如く、本発明によると、非接触IDカード類の連続製造ラインにおいて実施するに好適な、生産性を向上させることができて積層コストの低減化を図ることができるインターポーザー基板の積層方法及びその装置を得ることができる。
正面図である図1は、非接触IDカード類の連続製造ラインの一部であるインターポーザー基板の積層ラインを示している。上述の非接触IDカード類とは、非接触IDカードや非接触タグ等の総称であるが、同図において、アンテナ基板用テープ1は、第1のテープ送り装置2で前工程側から後工程側へ向って(図示矢印方向へ)連続送り、すなわち、積層中において常時、テープ送りされる。上述の第1のテープ送り装置2は、ガイドローラ3a,3b及び駆動送りローラ4a、4b等を備え、かつ、アンテナ基板用テープ1は、駆動送りローラ4a、4bで所定にニップされて移送される。
また、アンテナ基板用テープ1は、図2に示す如く、長尺基材である絶縁性樹脂フイルムテープ5の一面上にアンテナ部6を所定ピッチに形成している。かかるアンテナ部6は、図3に示す如く、アンテナ電極7a,7bを備えている。なお、アンテナ部6は、ガイドローラ3bを通過したアンテナ基板用テープ1の下面側に形成されている。
一方、導電性接着積層テープ8は、第2のテープ送り装置9で前工程側から基板接着装置10側へ向って連続送り(積層中において常時、テープ送り)される。第2のテープ送り装置9は、ガイドローラ11及び駆動送りローラ12a、12b等を備え、導電性接着積層テープ8は、駆動送りローラ12a、12bで所定にニップされて移送される。上述の導電性接着積層テープ8は、平面図である図4に示す如く、長尺のインターポーザー基板用テープ13の一面上に、長尺の導電性接着膜14a,14bを形成している。また、インターポーザー基板用テープ13は、図5に示す如く、長尺基材である絶縁性樹脂フイルムテープ15の一面上にICチップ搭載部16を所定ピッチに形成している。
上述のICチップ搭載部16は、図4のX−X断面図である図6及び図6の平面図である図7に示す如く、絶縁性樹脂フイルムテープ15に埋設されたICチップ17と、ICチップ17の電極18a,18bと接続されるように絶縁性樹脂フイルムテープ15の上面上に形成された拡大電極19a,19bとを備え、かつ更に絶縁樹脂層20を形成している。
なお、前工程側から基板接着装置10側へ向って連続送りされる導電性接着積層テープ8は、前工程側においては、導電性接着膜14a,14b上にカバーフイルム21a、21b(図6参照)を貼着しているが、ガイドローラ11の所へ移送されて来る途中において、それらが剥離されると共に図示されていないローラで巻き取られる。
その為、導電性接着積層テープ8は、導電性接着膜14a,14bのカバーフイルム剥離面を露出した姿でガイドローラ11の所へ移送されて来る。その際、導電性接着積層テープ8の拡大電極19a,19b及び導電性接着膜14a,14bは、テープ上面側に位置されている。以下、導電性接着積層テープ8は、駆動送りローラ12a、12bによって基板接着装置10側へ送られる。
上述の基板接着装置10は、回転ローラ型基板移送器25a,25b、回転カッター26及び圧着ローラ27等を備えている。回転ローラ型基板移送器25a,25bは共に、後述の如く、駆動回転自在のローラ体に設けられ、かつ下方の回転ローラ型基板移送器25aは、右回りに駆動回転されると共に上方の回転ローラ型基板移送器25bは、左回りに駆動回転される。その為、駆動送りローラ12a、12bを通過した導電性接着積層テープ8は、回転ローラ型基板移送器25aで吸着保持されて回転カッター26側へ移送される。
図1に示すA箇所は、回転ローラ型基板移送器25aと駆動送りローラ12bとで導電性接着積層テープ8をニップする箇所を、同B箇所は、回転カッター26で導電性接着積層テープ8を切断する箇所を夫々示しているが、回転カッター26は、複数の刃物28が取り付けられた本体29を、図示矢印方向へ駆動回転させることによって、回転ローラ型基板移送器25aで吸着保持されて移送されて来る導電性接着積層テープ8を、ICチップ搭載部16単位に先送り順に切断する。その際、刃物28は、導電性接着積層テープ8を幅方向(図7において左右方向)に切断する。
よって、一定大きさの導電性接着膜付きインターポーザー基板30(図8参照)を形成することができる。図8においては、拡大電極19a,19b上に形成されている導電性接着膜14a,14b(図6,7参照)が省かれている。また、図9に示す如く、上述の回転ローラ型基板移送器25a,25bは、駆動装置31の出力軸に取り付けられている。回転ローラ型基板移送器25a,25bには、吸気孔32及び排気孔33が設けられていると共にそれらと連通して吸気したり排気したりし得るように吸排気ヘッダー34が設けられている。
図示されていないが、吸排気ヘッダー34は、回転できないように適当な手段によって、図示されていない装置フレームに固定されている。上述の吸気孔32は、平面図である図10に示す如く、円周方向に所定ピッチに二列状に設けられていると共に排気孔33は、吸気孔32の一方の円周方向列と他方のそれとの中間位置に所定ピッチに設けられている。なお、吸排気ヘッダー34には、円形溝35(図11参照)及びそれに連通された吸気孔36が設けられている。
その為、回転ローラ型基板移送器25a,25bが回転しても、それに設けられている吸気孔32と、固定側の吸排気ヘッダー34に設けられている円形溝35との連通を保つことができるので、円形溝35に連通されている吸気孔36から吸気することができ、従って、導電性接着積層テープ8を吸着保持することができると共に、かかる導電性接着積層テープ8を切断して形成した導電性接着膜付きインターポーザー基板30も吸着保持することができる。
導電性接着膜付きインターポーザー基板30の吸着保持姿を図10に鎖線で示すが、次々と図示のW寸法(図8参照)に切断されて形成された導電性接着膜付きインターポーザー基板30は、アンテナ基板用テープ1のアンテナ部6の形成ピッチPと同一ピッチに保たれるように所定間隔に吸着保持される。そのように吸着保持するのは、導電性接着積層テープ8のICチップ搭載部16の形成ピッチが、通常において、アンテナ基板用テープ1のアンテナ部6の形成ピッチPよりも小さいからである。
上述の吸排気ヘッダー34には、円形溝35及び吸気孔36に加えて更に1個の排気孔37が設けられている。その為、下側の回転ローラ型基板移送器25aで吸着保持されてCの位置(図1参照)に導電性接着膜付きインターポーザー基板30が移送されて来ると、回転ローラ型基板移送器25aに設けられている排気孔33と吸排気ヘッダー34に設けられている排気孔37とが連通される。従って、排気孔33から排気され、これによって、回転ローラ型基板移送器25aで吸着保持されている導電性接着膜付きインターポーザー基板30が、上側の回転ローラ型基板移送器25bの方へと押し付けられて回転ローラ型基板移送器25aから離脱される。
なお、上述のC箇所は、導電性接着膜付きインターポーザー基板30を受け渡す位置を示し、ここに、導電性接着膜付きインターポーザー基板30が移送されて来ると、上述の如く、排気孔33から排気されると共に上側の回転ローラ型基板移送器25bに設けられている吸気孔32から吸気される。その為、下側の回転ローラ型基板移送器25aによって移送されて来る導電性接着膜付きインターポーザー基板30が、上側の回転ローラ型基板移送器25bに移し渡されて吸着保持される。
このように、下側の回転ローラ型基板移送器25aと上側の回転ローラ型基板移送器25bとの間で導電性接着膜付きインターポーザー基板30の受け渡しを行うことができるように、下側の回転ローラ型基板移送器25aと上側の回転ローラ型基板移送器25bとが、C箇所において互いに所定間隔に離別されており、そして、下側の回転ローラ型基板移送器25aから上側の回転ローラ型基板移送器25bへ受け渡された導電性接着膜付きインターポーザー基板30は、引き続いて、回転ローラ型基板移送器25bで吸着保持されてD箇所(図1参照)へ移送される。
その際、回転ローラ型基板移送器25bは、拡大電極19a、19b及び導電性接着膜14a,14bが形成されていない方の基板面を吸着保持する。従って、連続送り中のアンテナ基板用テープ1の下面側に導電性接着膜付きインターポーザー基板30を移送することができるから、回転ローラ型基板移送器25bと圧着ローラ27とで、アンテナ基板用テープ1及び導電性接着膜付きインターポーザー基板30をニップすることによって、両者を所定に仮接着することができる。
上述の圧着ローラ27は、駆動回転ローラで構成され、アンテナ基板用テープ1及び導電性接着膜付きインターポーザー基板30のニップを一定に行えるように所定レベルに設けられている。平面図である図12及び図12のY−Y断面である図13において、アンテナ基板用テープ1に対して導電性接着膜付きインターポーザー基板30を仮接着した姿が示されている。このように、拡大電極19a,19bとアンテナ電極7a,7bとを、導電性接着膜14a,14bで対面接着させるように、アンテナ基板用テープ1に対して導電性接着膜付きインターポーザー基板30を次々と積層することができる。
上述の積層において、第1のテープ送り装置2によるアンテナ基板用テープ1の送り速度、第2のテープ送り装置9による導電性接着積層テープ8の送り速度、回転ローラ型基板移送器25a,25bによる導電性接着膜付きインターポーザー基板30の移送速度等が互いに関係されて連続積層に適した速度に所定に制御される。回転ローラ型基板移送器25a,25bにあっては、C箇所での基板受け渡しとD箇所での仮接着とを同時に行えるように所定回転速度に制御される。また、回転カッター26による導電性接着積層テープ8の切断にあっては、一定幅W(図8,10参照)に切断するように、刃物28が取り付けられている本体29の回転速度が所定に制御される。
第1の制御装置40及び第2の制御装置41(図1参照)は、その為の一手段であって、第1の制御装置40は、導電性接着積層テープ8に形成されているICチップ搭載部16のパターン画像をCCDカメラで取り込み、その画像取込み時刻、画像処理装置で求めたパターン画像データ及びテープ送り速度データ等から導電性接着積層テープ8の送り量を計算し、それに基づいて駆動送りローラ12a,12b及び回転カッター26の回転制御を行う。
また、第2の制御装置41は、アンテナ基板用テープ1に形成されているアンテナ部6のパターン画像をCCDカメラで取り込み、その画像取込み時刻、画像処理装置で求めたパターン画像データ及びテープ送り速度データ等からアンテナ基板用テープ1の送り量を計算し、それに基づいて駆動送りローラ4a,4bの回転制御を行う。
上述の如く、アンテナ電極7a,7bを備えたアンテナ部6を所定ピッチに形成したアンテナ基板用テープ1を連続送りする一方において、拡大電極19a,19bを備えたICチップ搭載部16を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープ13の拡大電極上19a,19bに導電性接着膜14a,14bを形成して成る導電性接着積層テープ8を連続送りし、導電性接着積層テープ8をICチップ搭載部16単位に先送り順に切断して形成した導電性接着膜付きインターポーザー基板30を吸気によって保持し、かつ排気によって離脱し得る回転ローラ型基板移送器25a,25bを備えた基板接着装置10を用いて拡大電極19a,19bとアンテナ電極7a,7bとを導電性接着膜14a,14bで対面接着させるようにアンテナ基板用テープ1に対して導電性接着膜付きインターポーザー基板30を積層するようにしている。
その為、微細なアンテナ電極7a,7bと拡大電極19a,19bとを対面させた姿に位置させることができるように、導電性接着膜付きインターポーザー基板30を正確かつ迅速に移送することができ、従って、生産性を向上させることができて積層コストの低減化を図ることができる。
以下、導電性接着膜付きインターポーザー基板30を積層したアンテナ基板用テープ1は、後工程側へ送られて加熱装置42を通過する。その際、所定に加熱されて導電性接着膜14a,14bの樹脂成分が硬化される。その為、仮接着状態に積層されているインターポーザー基板が本接着、すなわち、拡大電極19a,19bとアンテナ電極7a,7bとが導通状態に強固に接着される。
上述の基板接着装置10は、2個の回転ローラ型基板移送器を備えているが、それに限定されず、1個の回転ローラ型基板移送器を備えたものであってもよい。そのような基板接着装置10を設けたインターポーザー基板の積層ラインを図14に示す。
同図において、基板接着装置10は、1個の回転ローラ型基板移送器25cを備えているが、これは、上述の回転ローラ型基板移送器25a又は25bと同一構造に設けられている。導電性接着積層テープ8は、カバーフイルム21a、21bを貼着した姿で前工程側から送られて来る。そして、ガイドローラ11a,11bを通過する際に、それが剥離されてローラ43で巻き取られる。剥離されたカバーフイルム21a、21bは、カイドローラ11cを通過して巻き取られる。一方、アンテナ基板用テープ1は、ガイドローラ3c〜3e等を通過して加熱装置42側へ送られる。
なお、1個の回転ローラ型基板移送器を備えた基板接着装置10は、アンテナ部6及びICチップ搭載部16が共に均一ピッチに形成されている場合において用いられる。それに対し、複数個の回転ローラ型基板移送器を備えた基板接着装置10は、かかるアンテナ部6及びICチップ搭載部16のどちらか一方又は両方が不均一ピッチに形成されている場合において用いられる。
回転ローラ型基板移送器自体についても、上述の構造に設けられたものに限定されず、図15に示される構造ものであってもよい。同図において、回転ローラ型基板移送器25d,25eは、駆動装置45の出力軸46に取り付けられていると共に回転ローラ型基板移送器25fは、駆動装置47の出力軸48に取り付けられている。
回転ローラ型基板移送器25fには、複数の吸排気孔49が設けられていると共に、それらと連通して吸気したり排気したりし得るように吸排気ヘッダー50が設けられている。図示されていないが、吸排気ヘッダー50は、回転できないように適当な手段によって、図示されていない装置フレームに固定されている。上述の吸排気ヘッダー50には、円形状溝51(図16参照)及びそれに連通された吸気孔52が設けられている。
その為、回転ローラ型基板移送器25fが回転しても、それに設けられている吸排気孔49と、固定側の吸排気ヘッダー50に設けられている円形状溝51との連通を保つことができるので、円形状溝51に連通されている吸気孔52から吸気することができる。また、上述の吸排気ヘッダー50には、円形状溝51及び吸気孔52に加えて更に1個の排気孔53が設けられている。その為、回転ローラ型基板移送器25fに設けられている吸排気孔49と、吸排気ヘッダー50に設けられている排気孔53とが連通されると、吸排気孔49から排気することができる。
一方、回転ローラ型基板移送器25d,25eには、吸排気孔55が設けられていると共にそれが、駆動装置45の出力軸46に設けられている吸排気孔56に連通されている。かかる出力軸46の他端は、適当な手段によって図示されていない装置フレームに固定されている吸排気ヘッダー57に、回転自在に支持されている。また、吸排気ヘッダー57には、吸気孔58及び排気孔59が設けられている。吸気する位置に回転ローラ型基板移送器25dが回転されると共に排気する位置に回転ローラ型基板移送器25eが回転された姿が図15に示されている。
上述の回転ローラ型基板移送器25dと回転ローラ型基板移送器25eは、一方が吸気する位置に回転位置決めされると同時に他方が排気する位置に回転位置決めされるように回転制御される。図17は、回転ローラ型基板移送器25dが吸気する位置に回転された際の吸排気ヘッダー57部の断面図であるが、同図において、吸排気ヘッダー57に設けられている吸気孔58と、駆動装置45の出力軸46に設けられている吸排気孔56とが連通され、かつ吸排気ヘッダー57に設けられている排気孔59と、駆動装置45の出力軸46に設けられている吸排気孔56とが、シール部60によって非連通状態に保たれている。
次いで、出力軸46が180度回転されて、他方の回転ローラ型基板移送器25eと同様に、排気する位置に回転ローラ型基板移送器25dが回転位置決めされると、吸排気ヘッダー57に設けられている排気孔59と、駆動装置45の出力軸46に設けられている吸排気孔56とが連通される。その為、回転ローラ型基板移送器25dから排気することができる。
よって、3個の回転ローラ型基板移送器25d〜25fを備えた基板接着装置10によると、図18に示す如く、カム型カッター65によって切断されて形成された導電性接着膜付きインターポーザー基板30を、連続送り中のアンテナ基板用テープ1に仮接着して積層することができる。
同図において、導電性接着積層テープ8は、カバーフイルム21a、21bを剥離した姿で前工程側から送られて来る。その際、導電性接着積層テープ8の拡大電極19a、19b及び導電性接着膜14a,14bは、テープ下面側に位置されている。そして、カム型カッター65によって切断されて導電性接着膜付きインターポーザー基板30を形成すると共にそれを回転ローラ型基板移送器25fに供給する。
カム型カッター65は、カム・リンク機構66によって上刃物68を上下動しながら左右方向へ移動し得るように構成され、かつ上刃物68に、導電性接着積層テープ8を吸着保持する為の吸気孔を設けている。その為、先端が所定長さに下刃物69より右側へ送出された導電性接着積層テープ8を、上刃物68で吸着保持しながら切断して導電性接着膜付きインターポーザー基板30を形成することができると共にそれを、回転ローラ型基板移送器25fとの基板受け渡し位置へ移送することができる。
また、導電性接着膜付きインターポーザー基板30が基板受け渡し位置へ移送されると、回転ローラ型基板移送器25fの吸排気孔49からの吸気によって、導電性接着膜付きインターポーザー基板30が上刃物68から回転ローラ型基板移送器25fに受け渡される。かかる基板受け渡しに際し、上刃物68の吸気は停止される。
引き続いて、導電性接着膜付きインターポーザー基板30が、回転ローラ型基板移送器25fから回転ローラ型基板移送器25dに受け渡される。回転ローラ型基板移送器25dに受け渡された導電性接着膜付きインターポーザー基板30は、拡大電極19a、19b及び導電性接着膜14a,14bが形成されていない方の面を回転ローラ型基板移送器25dで吸着保持される。その為、回転ローラ型基板移送器25dの180度回転により、アンテナ基板用テープ1に導電性接着膜付きインターポーザー基板30を仮接着することができる。
なお、回転ローラ型基板移送器25dと回転ローラ型基板移送器25eは、その一方が、上刃物68との基板受け渡しを行っているときに、他方が、アンテナ基板用テープ1に対する導電性接着膜付きインターポーザー基板30の仮接着を行うように回転制御され、このようにして、連続送り中のアンテナ基板用テープ1に対して導電性接着膜付きインターポーザー基板30を次々と積層することができる。
上述の導電性接着膜14a,14bは、前工程において、導電性接着フィルムテープの貼着又は導電性接着ペーストの塗布、好ましくは、印刷によって形成される。導電性接着フィルムテープとして、一般的には導電性粘着フィルムテープが選択されると共に導電性接着ペーストとして導電性粘着ペーストが選択される。前記導電性粘着フィルムテープは、粘着性のバインダー(例えば、アクリル系樹脂バインダー等)に、導電性粒子(例えば、カーボン微粒子にニッケルメッキしてなる導電性粒子等)を分散させて25μm〜100μmの厚さに成形したものが用いられるが、厚さが50μm程度ものが最も多く用いられる。
また、上述のアンテナ基板用テープ1及びインターポーザー基板用テープ13の基材は、絶縁性樹脂フィルム材以外の例えば、紙類等のような絶縁性フィルム材であってあってもよい。
また、回転ローラ型基板移送器25a、25cは、導電性接着積層テープ8を比較的弱く吸着保持し、そして、切断されて形成された導電性接着膜付きインターポーザー基板30については、かかる導電性接着積層テープ8よりも強く吸着保持し得るように設けるのが好ましい。これによって、低バキューム域(例えば、図1のAB間)では、導電性接着積層テープ8が、回転ローラ型基板移送器上においてスリップすることを許容し、かつ回転カッター26及び駆動送りローラ12a、12bを所定に回転制御することによって、導電性接着積層テープ8の切断を正確に行うことができ、しかも、かかる切断により形成された導電性接着膜付きインターポーザー基板30を、位置ずれ等を発生させずに、アンテナ基板用テープ1のアンテナ部6の形成ピッチPと同一ピッチに保つように所定間隔に吸着保持して移送することができる。
また、第1の制御装置40及び第2の制御装置41は、CCDカメラ型以外の例えば、透過型レーザービームで孔パターンを検出したり或るいは反射型レーザービームでマークパターンを検出したりする等、非接触型であれば、いかなる型式のものであってよい。
また、加熱装置42に代えて、カシメ装置、超音波振動装置又は圧延ローラ装置等を設けてもよい。それらによって、アンテナ電極7a,7bと拡大電極19a,19bとの導通状態を良好にすることができる。
また、導電性接着膜14a,14bは、上述の如くに、それ付きインターポーザー基板30を、アンテナ基板用テープ1に対して仮接着した後、本接着するものに限定されず、アンテナ基板用テープ1に対して直接、本接着するものであってもよく、必要に応じて所定の導電性接着膜14a,14bを選択することができる。
以上、導電性接着積層テープ8を用いる場合について述べたが、それに代えて、絶縁性接着積層テープを用いてもよい。かかる絶縁性接着積層テープは、拡大電極19a,19bを備えたICチップ搭載部16を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープ13の拡大電極形成側テープ面上に絶縁性接着膜を形成して成る。ここで、拡大電極形成側テープ面上とは、インターポーザー基板用テープ13の拡大電極19a,19b上ではなくて、拡大電極19a,19bが形成されている方のテープ面の余白部分(拡大電極19a,19bが形成されていない部分。例えば、図7に示すS部)のことである。
上述の絶縁性接着膜についても、導電性接着膜14a,14bと同様に、絶縁性接着フィルムテープの貼着又は絶縁性接着ペーストの塗布、好ましくは、印刷によって形成することができる。かかる絶縁性接着フィルムテープとして、一般には絶縁性粘着フィルムテープが選択されると共に絶縁性接着ペーストとして絶縁性粘着ペーストが選択される。
よって、上述の絶縁性接着積層テープを用いる場合においても、拡大電極19a,19bとアンテナ電極7a,7bとを直接、対面接触させるようにアンテナ基板用テープ1に対して絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を接着、すなわち、拡大電極19a、19bとアンテナ電極7a、7bとを、導電性接着膜14a、14bで対面接着しないで直接、対面接触させるように絶縁性接着膜付きインターポーザー基板の絶縁性樹脂フイルムテープとアンテナ基板基板用テープ1の絶縁性樹脂フイルムテープ5とを仮接着し、次いで本接着するか又は直接、本接着して積層することができる。
その為、かかる積層に際し、微細なアンテナ電極7a,7bと拡大電極19a,19bとを対面させた姿に位置させることができるように、導電性接着膜付きインターポーザー基板30を正確かつ迅速に移送することができるから、生産性を向上させることができて積層コストの低減化を図ることができる。
なお、カバーフイルム21a、21bを剥離した導電性接着積層テープ8又は絶縁性接着積層テープを基板接着装置10へ供給している為に、カバーフイルム21a、21bを貼着したままで、それを供給し、かつ切断してカバーフイルム及び導電性接着膜が付着されたインターポーザー基板を形成した後で前記カバーフイルムを剥離する場合に比して、移送トラブルが発生し難いと共に生産性を一段と向上させることができる。
インターポーザー基板の積層ラインを示す図である。 アンテナ基板用テープの平面図である。 アンテナ部の拡大された平面図である。 導電性接着積層テープの平面図である。 インターポーザー基板用テープの平面図である。 図4のX−X断面図である。 図6の平面図である。 導電性接着膜付きインターポーザー基板の平面図である。 回転ローラ型基板移送器の縦断面図である。 回転ローラ型基板移送器の平面図である。 吸排気ヘッダーの側面図である。 導電性接着膜付きインターポーザー基板の仮接着姿を示す平面図である。 図12のY−Y断面図である。 インターポーザー基板の積層ラインを示す図である。 回転ローラ型基板移送器の縦断面図である。 吸排気ヘッダーの側面図である。 図15のZ−Z断面図である。 インターポーザー基板の積層ラインを示す図である。
符号の説明
1:アンテナ基板用テープ
2:第1のテープ送り装置
6:アンテナ部
7a,7b:アンテナ電極
8:導電性接着積層テープ
9:第2のテープ送り装置
10:基板接着装置
13:インターポーザー基板用テープ
14a,14b:導電性接着膜
16:ICチップ搭載部
17:ICチップ
18a,18b:ICチップの電極
19a,19b:拡大電極
25a〜25f:回転ローラ型基板移送器
30:導電性接着膜付きインターポーザー基板

Claims (24)

  1. アンテナ電極を備えたアンテナ部を所定ピッチに形成したアンテナ基板用テープを連続送りする一方において、拡大電極を備えたICチップ搭載部を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープの前記拡大電極上に導電性接着膜を形成して成る導電性接着積層テープを連続送りし、前記導電性接着積層テープを前記ICチップ搭載部単位に先送り順に切断して形成した導電性接着膜付きインターポーザー基板を吸気によって保持し、かつ排気によって離脱し得る回転ローラ型基板移送器を備えた基板接着装置を用いて前記拡大電極と前記アンテナ電極とを前記導電性接着膜で対面接着させるように前記アンテナ基板用テープに対して前記導電性接着膜付きインターポーザー基板を積層することを特徴とするインターポーザ基板の積層方法。
  2. 前記基板接着装置が、前記回転ローラ型基板移送器を数個備えていることを特徴とする請求項1に記載のインターポーザ基板の積層方法。
  3. 前記導電性接着膜を、前記インターポーザ基板用テープの拡大電極上に導電性接着フィルムテープを貼着して形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のインターポーザー基板の積層方法。
  4. 前記導電性接着フィルムテープを、導電性粘着フィルムテープで構成したことを特徴とする請求項3に記載のインターポーザー基板の積層方法。
  5. 前記導電性接着膜を、前記インターポーザ基板用テープの拡大電極上に導電性接着ペーストを塗布して形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のインターポーザー基板の積層方法。
  6. 前記導電性接着ペーストを、導電性粘着ペーストで構成したことを特徴とする請求項5に記載のインターポーザー基板の積層方法。
  7. アンテナ電極を備えたアンテナ部を所定ピッチに形成したアンテナ基板用テープを連続送りする一方において、拡大電極を備えたICチップ搭載部を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープの前記拡大電極形成側テープ面上に絶縁性接着膜を形成して成る絶縁性接着積層テープを連続送りし、前記絶縁性接着積層テープを前記ICチップ搭載部単位に先送り順に切断して形成した絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を吸気によって保持し、かつ排気によって離脱し得る回転ローラ型基板移送器を備えた基板接着装置を用いて前記拡大電極と前記アンテナ電極とを直接、対面接触させるように前記アンテナ基板用テープに対して前記絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を接着して積層することを特徴とするインターポーザ基板の積層方法。
  8. 前記基板接着装置が、前記回転ローラ型基板移送器を数個備えていることを特徴とする請求項7に記載のインターポーザ基板の積層方法。
  9. 前記絶縁性接着膜を、前記インターポーザ基板用テープの拡大電極形成側テープ面上に絶縁性接着フィルムテープを貼着して形成したことを特徴とする請求項7又は8に記載のインターポーザー基板の積層方法。
  10. 前記絶縁性接着フィルムテープを、絶縁性粘着フィルムテープで構成したことを特徴とする請求項9に記載のインターポーザー基板の積層方法。
  11. 前記絶縁性接着膜を、前記インターポーザ基板用テープの拡大電極形成側テープ面上に絶縁性接着ペーストを塗布して形成したことを特徴とする請求項7又は8に記載のインターポーザー基板の積層方法。
  12. 前記絶縁性接着ペーストを、絶縁性粘着ペーストで構成したことを特徴とする請求項11に記載のインターポーザー基板の積層方法。
  13. アンテナ電極を備えたアンテナ部を所定ピッチに形成したアンテナ基板用テープを連続送りする第1のテープ送り装置と、拡大電極を備えたICチップ搭載部を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープの前記拡大電極上に導電性接着膜を形成して成る導電性接着積層テープを連続送りする第2のテープ送り装置と、前記導電性接着積層テープを前記ICチップ搭載部単位に先送り順に切断して形成した導電性接着膜付きインターポーザー基板を吸気によって保持し、かつ排気によって離脱し得る回転ローラ型基板移送器を備えた基板接着装置とを備え、前記基板接着装置が、前記拡大電極と前記アンテナ電極とを前記導電性接着膜で対面接着させるように前記アンテナ基板用テープに対して前記導電性接着膜付きインターポーザー基板を積層し得るように構成されていることを特徴とするインターポーザー基板の積層装置。
  14. 前記基板接着装置が、前記回転ローラ型基板移送器を数個備えていることを特徴とする請求項13に記載のインターポーザ基板の積層装置。
  15. 前記導電性接着膜を、前記インターポーザ基板用テープの拡大電極上に導電性接着フィルムテープを貼着して形成したことを特徴とする請求項13又は14に記載のインターポーザー基板の積層装置。
  16. 前記導電性接着フィルムテープを、導電性粘着フィルムテープで構成したことを特徴とする請求項15に記載のインターポーザー基板の積層装置。
  17. 前記導電性接着膜を、前記インターポーザ基板用テープの拡大電極上に導電性接着ペーストを塗布して形成したことを特徴とする請求項13又は14に記載のインターポーザー基板の積層装置。
  18. 前記導電性接着ペーストを、導電性粘着ペーストで構成したことを特徴とする請求項17に記載のインターポーザー基板の積層装置。
  19. アンテナ電極を備えたアンテナ部を所定ピッチに形成したアンテナ基板用テープを連続送りする第1のテープ送り装置と、拡大電極を備えたICチップ搭載部を所定ピッチに形成したインターポーザー基板用テープの前記拡大電極形成側テープ面上に絶縁性接着膜を形成して成る絶縁性接着積層テープを連続送りする第2のテープ送り装置と、前記絶縁性接着積層テープを前記ICチップ搭載部単位に先送り順に切断して形成した絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を吸気によって保持し、かつ排気によって離脱し得る回転ローラ型基板移送器を備えた基板接着装置とを備え、前記基板接着装置が、前記拡大電極と前記アンテナ電極とを直接、対面接触させるように前記アンテナ基板用テープに対して前記絶縁性接着膜付きインターポーザー基板を接着して積層し得るように構成されていることを特徴とするインターポーザー基板の積層装置。
  20. 前記基板接着装置が、前記回転ローラ型基板移送器を数個備えていることを特徴とする請求項19に記載のインターポーザ基板の積層装置。
  21. 前記絶縁性接着膜を、前記インターポーザ基板用テープの拡大電極形成側テープ面上に絶縁性接着フィルムテープを貼着して形成したことを特徴とする請求項19又は20に記載のインターポーザー基板の積層装置。
  22. 前記絶縁性接着フィルムテープを、絶縁性粘着フィルムテープで構成したことを特徴とする請求項21に記載のインターポーザー基板の積層装置。
  23. 前記絶縁性接着膜を、前記インターポーザ基板用テープの拡大電極形成側テープ面上に絶縁性接着ペーストを塗布して形成したことを特徴とする請求項19又は20に記載のインターポーザー基板の積層装置。
  24. 前記絶縁性接着ペーストを、絶縁性粘着ペーストで構成したことを特徴とする請求項23に記載のインターポーザー基板の積層装置。
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