JP2005044285A - 電子機器端末 - Google Patents

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誠 越智
Shinji Inoue
信治 井上
Hirokazu So
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Takuji Maeda
卓治 前田
Masato Sudo
正人 須藤
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Abstract

【課題】情報記録媒体が接続される電子機器端末において、情報記録媒体の使用を繰り返すことで書換え速度が低下する。このような情報記録媒体の書換え速度を随時に高速化すること。
【解決手段】電子機器端末1は、映像又はオーディオデータを入力するカメラ部・マイク部2、外部機器のデータを入出力する外部データ入出力部4、表示を行う表示部5、様々な制御を行う制御部6、情報記録媒体I/F12、データを記録する情報記録媒体12、13、14を備える。制御部6は、情報記録媒体にデータを記録する毎に書換え速度を計測しておき、所定の書換え速度よりも低下した場合には、情報記録媒体の書換え速度が高速となるような最適化処理を実施する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体メモリカードなどの情報記録媒体に各種デジタルデータを記録する電子機器端末に関わり、特に、頻繁なデータの書換えに伴う情報記録媒体の書換え速度の低下に対して、情報記録媒体の書換え速度の性能を回復させる機能を有する電子機器端末に関する。
デジタルデータの記録機能を搭載したPDA、デジタルカメラ、携帯電話等の電子機器端末では、ユーザにより与えられる記録指示に応じて色々な情報が記録される。例えばカメラ機能を搭載する電子機器端末の場合には、撮影した画像を着脱可能な情報記録媒体に記録できるものがある。このように情報記録媒体に記録された画像は、後にパソコン等の他の機器で利用することができる。
着脱可能な情報記録媒体は、不揮発性であること、すなわち電源供給を受けない場合でも記録内容を失わないことが必要であり、また小型軽量であることが望ましい。このような不揮発性の情報記録媒体は、フラッシュメモリ等の半導体メモリを内蔵した半導体メモリカード、カード状の形状を始めとする様々な形状のハードディスク、更にはCD、MD、DVD等の光ディスク媒体、テープ媒体などが挙げられる。
近年、光ディスク媒体を始め、特に半導体メモリカードやカード状の形状をしたハードディスクの種類や容量は多岐に渡っており、形状や書き換え速度等にも違うものが多く、これらの情報記録媒体が製品化され、実用化されている。
このような多様化している光ディスク媒体、テープ媒体等を含めた様々な情報記録媒体に対応した電子機器端末にあっても、1種類の情報記録媒体だけでなく、複数の情報記録媒体が同時に装着可能な電子機器端末も開発されている。
このように、複数の情報記録媒体が装着された電子機器端末は、どの情報記録媒体にデータを記録するのかを決定しなければならない。一般にはこれらを決定する方法として、手動にてスイッチ等で切り替える方法、電子機器端末が自動的に切り替える方法などがある。
特許文献1に記載されたデジタルカメラでは、消費電力などの所定の特性に基づいて1つの情報記録媒体を優先媒体とし、他の情報記録媒体を非優先媒体として扱い、優先媒体が優先的に使用される方法が示されている。
さらに、特許文献2に記載されたデジタルカメラでは、装着された情報記録媒体に対してデータの転送試験を実施して、試験結果が記録する媒体を決定するという方法が示されている。
特開2001−223977号公報 特開2001−245249号公報
半導体メモリカードやハードディスク等の情報記録媒体は、各種デジタルデータの書換え回数が増すにつれて、データ保存領域での論理的及び物理的にデータの断片化が発生するため、データへのアクセス速度が低下する。このため、情報記録媒体自体の特性に応じたデータの最適配置により、当該情報記録媒体の最高の書換え速度を実現する機能を備えたデータ記憶装置もあるが、このような高速にデータの書換えが可能な情報記録媒体であっても、使用するにつれて徐々にデータの書換え速度が低下してしまうことがある。
これらの問題を解消する手段として、半導体メモリカードであれば、メモリの物理的初期化、ハードディスクや光ディスクであれば物理的に分断化されたデータを連続化する処理(デフラグ)といった書換え速度の最適化処理方法がある。特に、内部にCPUを搭載し、単なるメモリ媒体として機能するだけでなく、半導体メモリカード自身で処理機能を持つ半導体メモリカードの場合、物理的初期化処理が半導体メモリカード自体に用意されているものもある。
複数の情報記録媒体が装着可能な電子機器端末において、各々の情報記録媒体の書換え速度が低下した場合には、装着されている情報記録媒体に対して最適化処理を行わなければ、情報記録媒体自体の特性に応じたデータの最適化配置によって、最高の書換え速度を実現できる状態に戻すことができない。電子機器端末に装着されている情報記録媒体の書換え速度の最適化処理(回復処理)を行うと、高速に高密度のデータを情報記録媒体に記録することが可能となり、消費電力の低減にも貢献するなど様々な利点が得られる。しかし、書換え速度が低下した場合の最適化処理の方法について、前述の2つの従来技術には記述されていない。
また、このような情報記録媒体の本来の性能が発揮できる書換え速度に回復するための物理的初期化や、デフラグなどの処理は、特に電子機器端末のうちモバイル端末においては、常に電源が投入されているとは限らないため、それらを考慮した上で最適化処理が実施されなければならない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたもので、装着される情報記録媒体の本来の性能を十分に生かすことのできる機能を持つ電子機器端末を提供することを目的とする。即ち、情報記録媒体への書換え速度が低下した場合には、情報記録媒体の書換え速度が高速になるように最適化処理を行うことができる電子機器端末を実現することである。
本願の請求項1の発明は、各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を装脱可能にした電子機器端末であって、前記情報記録媒体に各種デジタルデータを書き込み又は読み出しする際に、前記デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測すると共に、前記計測速度結果を保持するアクセス速度管理部を具備することを特徴とする。
本願の請求項2の発明は、各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を装脱可能にした電子機器端末であって、前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部を具備することを特徴とする。
本願の請求項3の発明は、請求項2の電子機器端末において、前記アクセス速度管理部による速度の比較結果を表示する表示部を更に設けたことを特徴とする。
本願の請求項4の発明は、各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を装脱可能にした電子機器端末であって、前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、前記アクセス速度管理部の比較結果において前記計測速度が前記基準速度を満たさないとき、前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行又は分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、を具備することを特徴とする。
本願の請求項5の発明は、各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を複数個装脱可能にした電子機器端末であって、前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行すると共に、分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、を具備し、特定の前記情報記録媒体に対して各種デジタルデータの読み出し又は書き込みを行う際に、前記アクセス速度管理部によって前記計測速度が前記基準速度を満たさないと判断された他の前記情報記録媒体に対しては、物理的初期化処理及び連続化処理の少なくとも一方を、特定の前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの読み出し又は書き込みと並行して実施することを特徴とする。
本願の請求項6の発明は、各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を複数個装脱可能にした電子機器端末であって、前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行すると共に、分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、を具備し、前記電子機器端末の電源がオンになった直後、又はオフになる直前に、前記アクセス速度管理部によって前記計測速度が前記基準速度を満たさないと判断された情報記録媒体に対して、物理的初期化処理及び連続化処理の少なくも一方を行うことを特徴とする。
本願の請求項7の発明は、各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を複数個装脱可能にした電子機器端末であって、前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行すると共に、分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、を具備し、前記電子機器端末が電源供給機能を有する機器に接続された際に、前記アクセス速度管理部によって前記計測速度が前記基準速度を満たさないと判断された情報記録媒体に対して、物理的初期化処理及び連続化処理の少なくとも一方を行うことを特徴とする。
本願の請求項8の発明は、各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を複数個装脱可能にした電子機器端末であって、前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出しの速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行すると共に、分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、前記物理的初期化処理及び前記連続化処理の少なくとも一方を指示する最適化スイッチと、を具備し、前記最適化スイッチから信号が出力された際に、前記アクセス速度管理部によって、前記計測速度が前記基準速度を満たさないと判断された情報記録媒体に対して、物理的初期化処理及び連続化処理の少なくとも一方を行うことを特徴とする。
本願の請求項9の発明は、各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を装脱可能にした電子機器端末であって、前記電子機器端末に外部機器が接続されて外部データが入力されるとき、外部機器の出力データのビットレート及びデータ量を解析するデータ解析部と、前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記データ解析部で得られたビットレートに対応する書き込み速度を所定の基準速度とし、前記計測速度と前記基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、前記アクセス速度管理部の比較結果において前記計測速度が前記基準速度を満たさないとき、前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行又は分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、を具備することを特徴とする。
本願の請求項10の発明は、請求項9の電子機器端末において、前記所定の基準速度は、前記データ解析部で解析されたビットレートを満たす速度であることを特徴とする。
本願の請求項11の発明は、請求項1〜8のいずれか1項の電子機器端末において、前記所定の基準速度は、前記コマンド送信部によって更新された速度値に対して、一定の低減率を乗じた値であることを特徴とする。
本願の請求項12の発明は、請求項5の電子機器端末において、前記所定の基準速度は、複数種類の情報記録媒体に対して前記電子機器端末内に予め保持されている速度値に対して、一定の低減率を乗じた値であることを特徴とする。
本願の請求項13の発明は、各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を複数個装脱可能にした電子機器端末であって、前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行すると共に、分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、前記複数の前記情報記録媒体のいずれかに対して各種デジタルデータの書き込みを行う際に、前記アクセス速度管理部によって前記計測速度が前記基準速度を満たすと判断された情報記録媒体を選択するデータ書き込み先判定部と、を具備し、前記データ書き込み先判定部が指定した情報記録媒体にデータを書き込むことを特徴とする。
本発明による電子機器端末では、情報記録媒体に対する書換え速度を、データの書換えがある毎に計測するようにしている。このため、書換え速度が低下してきた場合には、情報記録媒体の性能が最大限発揮できるように最適化処理の指示を出すことができる。
本発明の実施の形態における電子機器端末について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態における記述によって、本発明の技術範囲が制限されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電子機器端末1の概略構成図である。この電子機器端末1は、例えば、PDA、デジタルカメラ、携帯電話、PHS、モバイルパソコンといった電子機器端末とする。電子機器端末1は、カメラ部・マイク部2、キー入力部3、外部データ入出力部4、表示部5、制御部6、情報記録媒体I/F11を含んで構成される。
カメラ部・マイク部2は映像データやオーディオデータを発生する機能ブロックである。キー入力部3はスイッチ操作などによりユーザからの入力を受け付けるものである。外部データ入出力部4は、電子機器端末1とパソコンとの接続や、ケーブル接続によるデータの入出力などを行うものである。表示部5はLCDなどを用いてユーザに対して表示を行うものである。制御部6は電子機器端末1の全体制御を行うと共に、情報記録媒体12〜14に対する様々な制御を情報記録媒体I/F11を介して行うものである。
制御部6は、データ解析部7、アクセス速度管理部8、データ書き込み先判定部9、コマンド送信部10を備える。データ解析部7は情報記録媒体に記録するデジタルデータの内容、例えば1つのコンテンツに対するデータ総量、データ転送に必要なビットレート等を解析するものである。アクセス速度管理部8は、情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み及び読み出し速度を計測し、計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、比較結果を保持するものである。データ書き込み先判定部9は書き込み先の情報記録媒体を判定するものである。コマンド送信部10は、アクセス速度管理部8の比較結果に基づいて、情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行するか、又は分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うものである。情報記録媒体I/F11は情報記録媒体12〜14とのインターフェース部である。
情報記録媒体12〜14は、データを記録する記録媒体であり、SDメモリカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック、xDピクチャーカードなどの半導体メディア、カード形状を始めとする様々な形状を有するハードディスク、CD、MD、DVD等の光ディスク媒体、テープ媒体などがある。
電子機器端末1には複数個の情報記録媒体を装着することができる。図1では3つの情報記録媒体12,13,14が装着されている例を示しているが、3つに限定されるものではない。これらの装着される情報記録媒体は同種類のものに限らず、様々な種類の情報記録媒体を装着することができる。
これらの情報記録媒体が電子機器端末1に装着された際の処理について、図1〜図3を用いて説明する。図2は電子機器端末1に情報記録媒体が装着された際の処理の流れを示すフローチャートである。まず、最初のステップS20において、情報記録媒体が電子機器端末1に装着された際に、制御部6は情報記録媒体I/F11を介して情報記録媒体が装着されたことを検出する。次のステップS21では、装着された情報記録媒体に関して、スロット番号、情報記録媒体のタイプ、情報記録媒体の空き容量、情報記録媒体の固有IDなど各種の情報記録媒体情報を取得する。
次のステップS22では、情報記録媒体情報と制御部6に保持されている情報記録媒体管理テーブルの情報とが一致するか否かの確認を行う。情報記録媒体管理テーブルの情報と一致すれば、処理を終了する。情報記録媒体管理テーブルの情報と一致しなかった場合はステップS23に分岐し、情報記録媒体へ最適化処理を実施する。最適化処理とは、情報記録媒体自体の特性に応じたデータの最適配置により当該情報記録媒体の最高の書換え速度を実現できる性能(情報記録媒体の本来の性能)を最大限発揮させるために情報記録媒体に施す処理である。その方法は情報記録媒体の種類により異なるが、電子機器端末1内に予め保持されている方法に従うものとする。より具体的には、最適化処理は情報記録媒体の全領域に対して実施されるものであってもよいが、情報記録媒体が半導体メディアである場合で既存データが存在する場合には、その領域を除いた空き容量と判断される領域のメモリのみの最適化処理を実施する。情報記録媒体がハードディスクである場合には、デフラグを実施後に空き領域の初期化を実施するなどの方法で最適化処理が実行される。
次のステップS24では、アクセス速度管理部8が最適化処理された情報記録媒体に対して書換え速度の計測を実施する。これは、カメラ部・マイク部2又は外部データ入出力部4からデータが入力されたり、特定サイズの計測用のデータを書き込まれたりするときの書換え速度を計測するものである。次にステップS25に進むと、これらの計測結果などの情報によって、制御部6に保持する情報記録媒体管理テーブルの内容を更新する。
図3は、電子機器端末1の制御部6で管理する情報記録媒体管理テーブルの情報例を示す図である。各情報記録媒体に対して、スロット番号30、媒体ID31、タイプ32、容量33、空き容量34、最適書換え速度35、前回書換え速度36、最適化処理の必要性37などの記載欄が設けられている。
スロット番号30は情報記録媒体が装着されているスロットの番号を示す。媒体ID31は、情報記録媒体に固有に付随しているIDである。タイプ32は各種の情報記録媒体の種類を示す。容量33は情報記録媒体の全体の容量を表わす。空き容量34は情報記録媒体の空き容量を表わす。最適書換え速度35は、情報記録媒体の最適化処理後に実施される情報記録媒体に対する書換え速度の計測で得られた値であり、情報記録媒体の本来の性能とされる書換え速度を表わす。前回書換え速度36は、情報記録媒体に対してデータが書き込まれた際に計測される前回の書換え速度を表わす。最適化処理の必要性37は、情報記録媒体に対して書換え速度の低下による最適化処理が必要か否かを示す情報である。
図3では、電子機器端末1に3つの情報記録媒体が装着されている場合の情報記録媒体管理テーブルの内容例を示している。スロット1には、Aメモリカードが挿入され、20Mの空き容量が確保されている。現在の状態では最適化処理は必要としない。スロット2には、新規に情報記録媒体が装着され、最適化処理が実施された直後であるため、前回の書換え速度は空欄となっている。スロット3にはCメモリが挿入され、前回の書換え速度が1.5MB/Sに低下している。このため最適化処理が必要となっている。
次に、電子機器端末1が情報記録媒体にデータの書き込み処理を行う際の処理手順について、図4のフローチャートを用いて説明する。まずステップS40において、電子機器端末1のキー入力部3からのキー操作を行い、外部データ入出力部4からのデータを入力すると、制御部6のデータ解析部7が情報記録媒体に記録されるべきデータを解析し、情報記録媒体に必要とされる書換え速度を算出する。これは、例えば、電子機器端末1がビデオ撮影機能を持つ場合、ユーザからのキー入力部3へのキー操作入力によって、画質やビットレートが設定される。データ解析部7は、撮影する画像を情報記録媒体に記録するために、高画素又は高ビットレートが設定された場合には、情報記録媒体は書換え速度が高速になると判断し、情報記録媒体に必要とされる書換え速度を新たに算出する。また、外部データ入出力部4にテレビを接続する際には、テレビ側から高ビットレートで情報記録媒体に録画されるので、情報記録媒体の書換え速度は高速になると判断し、データ解析部7は入力データに応じた情報記録媒体に対して必要とされる書換え速度を新たに算出する。
次のステップS41では、制御部6が保持する情報記録媒体管理テーブルを確認する。ステップS42に進むと、このようにデータ解析部7が解析した情報記録媒体に必要とされる書換え速度と、制御部6に保持される情報記録媒体管理テーブルの内容を確認し、制御部6のデータ書き込み先判定部9は、どの情報記録媒体12,13,14にデータの書き込みを行うかの判定を行う。このときの判定条件として、必要とされるデータの書換え速度に対応する情報記録媒体が1つしかなければ、その情報記録媒体を選択する。しかし、必要とされるデータ書換え速度に対応する情報記録媒体が複数装着されている場合には、情報記録媒体管理テーブルに記述されている最適化処理の必要がない情報記録媒体にデータを記録するように判定する。ここで、必要とされるデータの書換え速度に対応する情報記録媒体が複数装着されており、それらの複数の情報記録媒体は最適化処理の必要がない場合には、記録する際に電力消費が最も少なくなる情報記録媒体が一意に決定される。
次のステップS43では、データ書き込み先判定部9によって判断され、データが記録される情報記録媒体が、記録しようとしているデータに対して最適化処理が必要か否かの判定を行う。これは、記録しようとしているデータに必要とされる書換え速度が、現在の情報記録媒体の書換え速度で保証できるか否かの判定を行うことである。
記録しようとしている情報記録媒体の最適化処理が必要であると判断された場合には、ステップS44に分岐する。このステップS44では、例えば電子機器端末がビデオ撮影装置の場合に、撮影のためのデータモードを低ビットのものに設定するなど、現在装着さている情報記録媒体に記録できるようなモードの設定に変更するか否かをユーザに表示するなどして、設定変更の有無を判断する。設定の変更がない場合には、ステップS45に進み、最適化処理を実施する旨をユーザに表示部5などを介して通知する。
次のステップS46に移ると、コマンド送信部10は情報記録媒体の最適化処理を実施する。そして情報記録媒体の最適化処理が終了した後はステップS47に進み、情報記録媒体に対してデータを記録する。このとき、制御部6のアクセス速度管理部8によってデータを書き込む際の書き込み速度を計測しておき、情報記録媒体管理テーブルを更新する。情報記録媒体管理テーブルにおける最適化処理に対する必要性の有無の更新に関しては、その際に計測された速度に応じて判断する。例えば、情報記録媒体の本来の性能で発揮できる書換え速度の70%まで速度が低下していた場合に、“最適化処理必要有り“とするなど、予め電子機器端末の仕様の情報に合わせて制御部6に保持されている情報に従って設定を行う。
ステップS43において、記録しようとしている情報記録媒体の最適化処理が必要でないと判断された場合には、ステップS48に分岐する。ここでは、一意に決められた情報記録媒体にデータを書き込むと同時に、情報記録媒体管理テーブルの情報に基づいて、記録には使用されていないが、最適化処理が必要な他の情報記録媒体に対して、制御部6のコマンド送信部10からコマンドを発行して最適化処理を行う。このときの最適化処理の方法(コマンド)は、情報記録媒体の種類に合わせて、予め制御部6に保持されているものを使用する。
最適化処理は、特定の情報記録媒体に対してデータを記録している間に、他の情報記録媒体に対して行うこともできる。この場合、データの記録の方が情報記録媒体の最適化処理よりも短時間で終了してしまう場合には、電子機器端末1の電源のオフに伴い、最適化処理も途中段階で終了してしまうか、最適化処理が終了してから電源をオフにする。これらの処理方法に関しては、情報記録媒体の性質により異なるため、予め保持している各種の情報記録媒体に関する最適化処理に要する時間情報と、電子機器端末の電源供給の状態を加味して、電源供給が十分に続けられる場合には、最適化処理が終了してから電源をオフが可能となるように、制御部6が最適な方法を決定して実施する。
次に、情報記録媒体に記録されているデータに対して、外部機器からデータを読み出したり、情報記録媒体にデータの書き込みをしたりする方法について説明する。電子機器端末1からデータを読み出す際には、シリアル接続、パラレル接続、USB接続、IEEE1394接続、光ケーブル接続などの接続形態によって、パソコンを始めとする外部機器を外部データ入出力部4に接続する。この状態によって外部接続機器から情報記録媒体に記録されているデータを読み出すことが可能となる。
電子機器端末1に対して外部接続によってデータの書き込みを実施する場合には、前述の方法と同様にシリアル接続、パラレル接続、USB接続、IEEE1394接続、光ケーブル接続などの接続形態によって、パソコンを始めとする外部接続機器と外部データ入出力部4とを接続する。この状態で外部機器から情報記録媒体にデータを記録する手順は、電子機器端末1の制御部6によって制御される。この場合の処理は図4を用いて説明した方法と同様の手順で行われ、情報記録媒体にデータが書き込まれる。最適化処理の必要な情報記録媒体に対しては最適化処理が実施される。
このように、電子機器端末1の電源がオンになっている間を有効に利用して、ある情報記録媒体に対して記録を行っている間に、他の情報記録媒体の最適化処理を行う。このことによって、ユーザが手動で最適化処理を指示することなく、情報記録媒体の本来の性能が十分に発揮できるような状態に常に保つことが可能となる。
なお、ここでは電子機器端末に情報記録媒体が装着された際の処理について示したが、情報記録媒体が装着された電子機器端末に電源供給が開始された際の、電子機器端末の起動処理の一つとして実施されてもよい。また、情報記録媒体管理テーブルに記録する各情報記録媒体の最適書換え速度は、情報記録媒体に対する最適化処理後に実際に書換え速度を計測する例で示したが、予め電子機器端末が情報記録媒体に対するそれらの最適書換え速度を保持しており、実際に計測することなく、その値を使用する方法でもよい。
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2における電子機器端末について説明する。ここでは特に情報記録媒体の最適化処理方法において、実施の形態1で示した方法以外の方法について説明する。そしてその他の機能や、情報記録媒体管理テーブルの更新方法など、実施の形態1で説明したものと同様であるものは、ここでの説明は割愛する。
図5は本実施の形態における電子機器端末501の概略構成図である。この電子機器端末501は、実施の形態1と同様にカメラ・マイク部502、キー入力部503、外部データ入出力部504、表示部505、制御部506、情報記録媒体I/F522を備えている。情報記録媒体I/F522には情報記録媒体523、524、525が挿入可能である。本実施の形態では上記の構成に対して電源スイッチ部507が加わっている。また制御部506は、データ解析部508、アクセス速度管理部509、データ書き込み先判定部510、コマンド送信部520に加えて、電源スイッチ検出部521を備える。
ここでは電源スイッチ部507、電源スイッチ検出部521以外の構成とその機能は、実施の形態1と同様であるため、ここでの説明は割愛する。電源スイッチ部507は電子機器端末501の電源スイッチであり、電源のオン/オフの操作を行うものである。また、制御部506の一つの構成要素である電源スイッチ検出部521は、電源スイッチ部507によって、ユーザ操作による電子機器端末501の電源のオン/オフ操作を検出するものである。
以下に電子機器端末501の電源スイッチ部507がユーザによってオンされた際の処理について説明する。電源スイッチ507をオンにした場合、制御部506の電源スイッチ検出部521は電源スイッチ507の状態を検出し、情報記録媒体の本来の性能を発揮できるように最適化処理をするために、図6で示すような処理手順を実施する。
まずステップS60では、媒体情報記録媒体管理テーブルを確認する。これにより、電子機器端末501に装着されている情報記録媒体の詳細を知ることができる。次のステップS61では、最適化処理が必要な情報記録媒体があるか否かのチェックをする。最適化処理が必要ない情報記録媒体のみが装着されている場合には、処理を終了する。最適化処理が必要な情報記録媒体が装着されている場合には、次のステップS62に移り、ユーザが電子機器端末を使用する上で、何らかの影響を受けることなく最適化処理を実施することが可能な情報記録媒体であるか否かの判定を行う。これは、装着された情報記録媒体の種類や個数、また電子機器端末501の仕様によって、制御部6により判断されるものである。例えば、情報記録媒体の最適化処理がユーザの電子機器端末501の使用状態に影響を与えるような場合には、ユーザに対して最適化処理を実施する旨を表示する。使用状態に影響を与えるような場合とは、情報記録媒体の最適化処理に時間を要し、電源スイッチ507のオン後の電子機器端末501で情報記録媒体にデータを記録することができなくなる場合である。そのためステップS63でユーザに通知した後にステップS64に進み、情報記録媒体の最適化処理を実施する。
一方では、情報記録媒体が複数装着され、一つの情報記録媒体だけが最適化処理されていても、制御部506が電子機器端末の動作自体に問題がない最適化処理を実施することができると判断した場合には、ステップS64において情報記録媒体の最適化処理が実施される。
これらの操作によって、電子機器端末501の電源スイッチ部507をユーザがオンにすることで、装着されている情報記録媒体に対して最大限の性能が発揮できるように最適化処理を実施することが可能となる。
なお、電源スイッチ部507が電子機器端末501に設けられるのではなく、キー入力部503や表示部505によって実現されるタッチパネル式の操作によって実現できる電源のオン/オフ機能であっても構わない。また、電子機器端末501の電源スイッチ部507をユーザがオフにした際に制御部506の電源スイッチ検出部521が電源スイッチ507の状態を検出し、同様の処理手順を実施してもよい。この場合には、電子機器端末501の電源スイッチ部507をオフにした際に、情報記録媒体の本来の性能が発揮できるように最適化処理を実施し、その後電子機器端末1の実際に電源をオフにすることで、電源オフに伴い、情報記録媒体の本来の性能を発揮することができる。
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3における電子機器端末について説明する。ここでは特に情報記録媒体の最適化処理方法で、実施の形態1、2で示した方法以外の方法について説明する。その他の機能や、情報記録媒体管理テーブルの更新方法など、実施の形態1で説明したものと同様であり、それらの説明は割愛する。
図7は本実施の形態における電子機器端末701の概略構成図である。この電子機器端末701は、カメラ・マイク部702、キー入力部703、外部データ入出力部704、表示部705、制御部706、外部電源接続部711、情報記録媒体I/F712を含んで構成される。情報記録媒体I/F712には情報記録媒体713、714、715が挿入可能である。制御部706は、データ解析部707、アクセス速度管理部708、データ書き込み先判定部709、コマンド送信部710を有している。この電子機器端末701の構成のうち、外部電源接続部711以外の構成とその機能は、実施の形態1で説明したものとと同様であるため、ここでの説明は割愛する。
外部電源接続部711は、外部からの電源供給を受けるための機能を有する。電子機器端末701が、電源供給のために充電器に接続された際や、電源供給を伴う外部接続としてUSBに接続された際には、外部電源接続部711が電源の供給を検出する。このような電源供給機能を持ち、一般にクレードルと呼ばれる機器に電子機器端末701が接続された場合の処理手順について、図8を用いて説明する。
最初のステップS80では、電子機器端末701が外部からの電源供給を受けることを外部電源接続部711が検出する。次のステップS81では、外部からの電源供給の接続が検出された場合には、制御部6が情報記録媒体管理テーブルの確認を行う。次にステップS82に進み、情報記録媒体管理テーブルの確認によって、最適化処理が必要な情報記録媒体が装着されているかを判断する。
ステップS82において最適化処理が必要な情報記録媒体が装着されていなければ処理を終了する。最適化処理が必要な情報記録媒体が接続されている場合にはステップS83に移り、さらに該当情報記録媒体が最適化処理を実施することが可能であるか否かの判定を行う。これは、装着された情報記録媒体の種類や個数又は電子機器端末の仕様によって制御部706が判断する。ここで、例えば情報記録媒体の最適化処理を行うことが、USB接続によるパソコンなどの端末との接続に影響を与えるような場合には、最適化処理を実施している旨をユーザに対して表示する。接続に影響を与える場合とは、情報記録媒体の最適化処理を実施している最中は、パソコンから情報記録媒体に対してデータの書き込みができないような場合である。そのためステップS84においてユーザに最適化処理を実施することを通知した後に、ステップS85に進み、情報記録媒体に最適化処理を行う。
一方では、電子機器端末701が充電器機能だけを有するクレードルに接続された場合、情報記録媒体の最適化処理を実施することが可能な状態においては、ステップS85で情報記録媒体の最適化処理を実施する。
これらの処理を行うことによって、電子機器端末701は、端末内の電源保持機能を使用することなく、外部からの電源供給があった場合に情報記録媒体の最適化処理を実施することが可能となる。このため、電源供給のある空き時間を利用して、ユーザに知られることなく、本来の性能を最大限に発揮できるよう、情報記録媒体を最適化処理された状態に常に維持しておくことができる。
(実施の形態4)
次に本発明の実施の形態4における電子機器端末について説明する。ここでは、特に情報記録媒体の最適化処理方法で実施の形態1〜3で示した以外の方法について説明する。その他の機能や、情報記録媒体管理テーブルの更新方法などは、実施の形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は割愛する。
図9は本実施の形態における電子機器端末901の概略構成図である。この電子機器端末901は、カメラ・マイク部902、キー入力部903、外部データ入出力部904、表示部905、制御部906、最適化スイッチ部911、情報記録媒体I/F912を含んで構成される。情報記録媒体I/F912には情報記録媒体913、914、915が接続される。さらに制御部906は、データ解析部907、アクセス速度管理部908、データ書き込み先判定部909、コマンド送信部910を有している。
この電子機器端末901の構成のうち、最適化スイッチ部911以外の構成とその機能は、実施の形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は割愛する。最適化スイッチ部911は、電子機器端末901に装着されている情報記録媒体を、本来の性能に回復させるために最適化処理を行うためのスイッチである。実施の形態1で示した処理と同様に、電子機器端末901に装着される情報記録媒体に対するデータの書き込みを行うことによって、制御部906に保持される情報記録媒体管理テーブルの最適化処理の必要性に関しての情報が更新される。
これらの情報記録媒体管理テーブルの更新があった場合の処理手順を図10に示す。まず、最初に電子機器端末901によって情報記録媒体に対してデータの書き込みがあった後に、情報記録媒体管理テーブルが更新されるため、ステップS100では、書き込み終了後に更新のあった情報記録媒体管理テーブルの確認を行う。次のステップS101では、情報記録媒体管理テーブルの確認によって、最適化処理が必要な情報記録媒体が電子機器端末901に装着されているか否かの判断を行う。
ステップS101において、最適化処理が必要な情報記録媒体が装着されていない場合には処理を終了する。最適化処理が必要な情報記録媒体が装着されている場合にはステップS102に進み、電子機器端末901の表示部905に最適化処理を促す表示を行う。ここで、最適化スイッチ911をオンにしなかった場合には、そのまま処理を終了する。一方、次のステップS103において、最適化スイッチ911がオンになった場合には、ステップS104に進み、情報記録媒体の最適化処理を実施する。
これらの処理を行うことによって、ユーザは情報記録媒体の書換え速度の低下を認識すると共に、ユーザの好みの空き時間に情報記録媒体の最適化処理を実施することが可能となる。
なお、電子機器端末901に最適化スイッチ部を設ける例を示したが、キー入力部903に備えてあるキーを複数組み合わせて押すなどの処理で、同機能が実現されてもよい。また、電子機器端末901の表示部905がタッチパネルとなっており、最適化処理を促す表示があった場合には、タッチパネルの操作によって情報記録媒体の最適化処理を実施する方法でもよい。さらに、電子機器端末901へのデータの書き込みがあった後の処理について説明したが、これらの処理が電子機器端末901の電源供給が開始された場合の起動処理に実施してもよい。さらに、ユーザには情報記録媒体の最適化処理を促す表示のみを行い、最適化スイッチを押すのはいつ実施してもよい。
以上説明した実施の形態1、2、3、4については、それぞれ電子機器端末に単独で実施しても構わないし、これらの実施の形態の組み合わせによって実施しても構わない。
本発明に関わる電子機器端末は、この端末に挿入される情報記録媒体のデータ書き込み速度を計測する機能を有している。この機能はメモリ容量の比較的少ない情報記録媒体が装着された情報記録再生装置に対して最適に利用できる。またこの機能は電子機器端末だけではなく、複数の情報記録媒体を持つ携帯用PCにも適用できる。
実施の形態1における電子機器端末の概要を示す構成図である。 実施の形態1における情報記録媒体の装着時における処理手順を示すフローチャートである。 各実施の形態における電子機器端末の管理テーブルの内容を示す説明図である。 実施の形態1における情報記録媒体へデータを記録する際の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2における電子機器端末の概要を示す構成図である。 実施の形態2における情報記録媒体の最適化処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態3における電子機器端末の概要を示す構成図である。 実施の形態3における情報記録媒体の最適化処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態4における電子機器端末の概要を示す構成図である。 実施の形態4における情報記録媒体の最適化処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1、501、701、901 電子機器端末
2、502、702、902 カメラ部・マイク部
3、503、703、903 キー入力部
4、504、704、904 外部データ入出力部
5、505、705、905 表示部
6、506、706、906 制御部
7、508、707、907 データ解析部
8、509、708、908 アクセス速度管理部
9、510、709、909 データ書き込み先判定部
10、520、710、910 コマンド送信部
11、522、712、912 情報記録媒体I/F
12、13、14、523,524,525、713、714、715、913,91 4,915 情報記録媒体
30 スロット番号
31 媒体ID
32 タイプ
33 容量
34 空き容量
35 最適書換え速度
36 前回書換え速度
37 最適化処理の必要性
507 電源スイッチ部
711 外部電源接続部
911 最適化スイッチ部

Claims (13)

  1. 各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を装脱可能にした電子機器端末であって、
    前記情報記録媒体に各種デジタルデータを書き込み又は読み出しする際に、前記デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測すると共に、前記計測速度結果を保持するアクセス速度管理部を具備することを特徴とする電子機器端末。
  2. 各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を装脱可能にした電子機器端末であって、
    前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部を具備することを特徴とする電子機器端末。
  3. 前記アクセス速度管理部による速度の比較結果を表示する表示部を更に設けたことを特徴とする請求項2記載の電子機器端末。
  4. 各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を装脱可能にした電子機器端末であって、
    前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、
    前記アクセス速度管理部の比較結果において前記計測速度が前記基準速度を満たさないとき、前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行又は分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、を具備することを特徴とする電子機器端末。
  5. 各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を複数個装脱可能にした電子機器端末であって、
    前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、
    前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行すると共に、分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、を具備し、
    特定の前記情報記録媒体に対して各種デジタルデータの読み出し又は書き込みを行う際に、前記アクセス速度管理部によって前記計測速度が前記基準速度を満たさないと判断された他の前記情報記録媒体に対しては、物理的初期化処理及び連続化処理の少なくとも一方を、特定の前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの読み出し又は書き込みと並行して実施することを特徴とする電子機器端末。
  6. 各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を複数個装脱可能にした電子機器端末であって、
    前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、
    前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行すると共に、分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、を具備し、
    前記電子機器端末の電源がオンになった直後、又はオフになる直前に、前記アクセス速度管理部によって前記計測速度が前記基準速度を満たさないと判断された情報記録媒体に対して、物理的初期化処理及び連続化処理の少なくも一方を行うことを特徴とする電子機器端末。
  7. 各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を複数個装脱可能にした電子機器端末であって、
    前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、
    前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行すると共に、分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、を具備し、
    前記電子機器端末が電源供給機能を有する機器に接続された際に、前記アクセス速度管理部によって前記計測速度が前記基準速度を満たさないと判断された情報記録媒体に対して、物理的初期化処理及び連続化処理の少なくとも一方を行うことを特徴とする電子機器端末。
  8. 各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を複数個装脱可能にした電子機器端末であって、
    前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出しの速度を計測し、前記計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、
    前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行すると共に、分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、
    前記物理的初期化処理及び前記連続化処理の少なくとも一方を指示する最適化スイッチと、を具備し、
    前記最適化スイッチから信号が出力された際に、前記アクセス速度管理部によって、前記計測速度が前記基準速度を満たさないと判断された情報記録媒体に対して、物理的初期化処理及び連続化処理の少なくとも一方を行うことを特徴とする電子機器端末。
  9. 各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を装脱可能にした電子機器端末であって、
    前記電子機器端末に外部機器が接続されて外部データが入力されるとき、外部機器の出力データのビットレート及びデータ量を解析するデータ解析部と、
    前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、前記データ解析部で得られたビットレートに対応する書き込み速度を所定の基準速度とし、前記計測速度と前記基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、
    前記アクセス速度管理部の比較結果において前記計測速度が前記基準速度を満たさないとき、前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行又は分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、を具備することを特徴とする電子機器端末。
  10. 前記所定の基準速度は、
    前記データ解析部で解析されたビットレートを満たす速度であることを特徴とする請求項9記載の電子機器端末。
  11. 前記所定の基準速度は、
    前記コマンド送信部によって更新された速度値に対して、一定の低減率を乗じた値であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の電子機器端末。
  12. 前記所定の基準速度は、
    複数種類の情報記録媒体に対して前記電子機器端末内に予め保持されている速度値に対して、一定の低減率を乗じた値であることを特徴とする請求項5記載の電子機器端末。
  13. 各種デジタルデータを書き込み及び読み出す情報記録媒体を複数個装脱可能にした電子機器端末であって、
    前記情報記録媒体に対する各種デジタルデータの書き込み速度又は読み出し速度を計測し、計測速度と所定の基準速度との比較を行うと共に、前記比較結果を保持するアクセス速度管理部と、
    前記情報記録媒体の物理的初期化処理のコマンドを発行すると共に、分断化されたデータを連続化する連続化処理を行うコマンド送信部と、
    前記複数の前記情報記録媒体のいずれかに対して各種デジタルデータの書き込みを行う際に、前記アクセス速度管理部によって前記計測速度が前記基準速度を満たすと判断された情報記録媒体を選択するデータ書き込み先判定部と、を具備し、
    前記データ書き込み先判定部が指定した情報記録媒体にデータを書き込むことを特徴とする電子機器端末。
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