JP2005042635A - スクリュ圧縮機の運転方法 - Google Patents

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和夫 久保
Junichiro Totsuka
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Abstract

【課題】 動力消費効率の向上を可能としたスクリュ圧縮機の運転方法を提供する。
【解決手段】 吐出圧力と設定圧力との差をなくすために、圧縮機本体の駆動用モータの回転数が設定回転数よりも大の場合には、モータの回転数を調節する回転数制御を行い、回転数が低下して設定回転数に達した場合には、圧縮機本体の吸込み側に設けられた吸気調節弁の開閉によるロード・アンロード制御を行うスクリュ圧縮機の運転方法において、スクリュ圧縮機の周囲温度を検出し、設定回転数を、周囲温度及び設定圧力下における圧縮機使用可能なモータの回転数範囲の下限値に定めることにより設定回転数を可変としてある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばインバータ制御されるモータを駆動部とするスクリュ圧縮機の運転方法に関するものである。
従来、スクリュ圧縮機の吐出圧力と設定圧力との差を打消すために回転数制御或いはロード・アンロード制御するようにした運転方法は公知である(例えば特許文献1参照)。
特開2002−054578号公報。
特許文献1には、圧縮機駆動用のモータの回転数が設定回転数よりも大きい場合には、吐出圧力と設定圧力との差を打消すために回転数制御を行い、上記回転数が低下し、上記設定回転数に達した場合には、ロード・アンロード制御に切換えるようにした運転方法が開示されている。
一般的に、スクリュ圧縮機の吐出圧力の調節は、図3に示すように、できるだけ消費動力を無駄にしない回転数制御によるのが好ましいが、スクリュ圧縮機の回転数の低下には限度があり、その下限値、即ち上記設定回転数以下の場合には、上記ロード・アンロード制御に切換えられる。なお、図3の横軸はスクリュロータ駆動用のモータの回転数を定格回転数に対する比とした回転数N(%)を表し、横軸上のNは上記設定回転数に対応する設定回転数で、縦軸は上記モータの消費動力を表している。回転数制御により吐出圧力を制御できるスクリュ圧縮機の回転数の範囲、即ち回転数制御範囲は、圧縮機の周囲温度と調節しようとする吐出圧力によって変化する。そして、許容可能な周囲温度、設定可能な吐出圧力、この周囲温度及び吐出温度によって定まる回転数制御範囲の三つのファクターにより限定される範囲がスクリュ圧縮機の使用可能範囲で、この使用可能範囲はできるだけ広いことが望まれる。
例えば、オイルフリースクリュ圧縮機について一例を挙げれば、設定可能な吐出圧力の範囲は0.39MPa〜0.69MPaで、許容可能な周囲温度Taの範囲は0℃〜40℃となっている。さらに、これに加えて、上記モータの回転数N(%)との関係で上記使用可能範囲を示すと、図4のようになる。即ち、周囲温度Taが40℃の場合、上記使用可能範囲はハッチング部で示す点A,B,C,Dで囲まれた部分となり、周囲温度Taが0℃の場合、上記使用可能範囲は点A’,B,C,D’で囲まれた部分となる。なお、図4の横軸は上記モータの回転数N(%)、縦軸は吐出圧力Pd(MPa)を示している。
上記特許文献1に記載の運転方法では、上記設定回転数は一定となっている。従って、例えば、上記設定回転数を定格回転数の40%(回転数=40)にすると、周囲温度Ta=0℃の場合、吐出圧力が0.39MPa〜0.69MPaの範囲で使用可能で問題はないが、周囲温度Ta=40℃の場合、吐出圧力が高くなると使用可能範囲から外れてしまう。このため、周囲温度Ta=40℃の場合において、吐出圧力が0.39MPa〜0.69MPaの範囲で使用可能とするには、上記設定回転数を定格回転数の50%(回転数=50)にする必要がある。
このように、上記設定回転数を大きくすると、スクリュ圧縮機の回転数制御範囲が狭くなるとともに、圧力一定の制御幅も狭くなり、エネルギー消費効率が低下するという問題が生じる。
本発明は、上記問題をなくすことを課題とし、動力消費効率の向上を可能としたスクリュ圧縮機の運転方法を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、吐出圧力と設定圧力との差をなくすために、圧縮機本体の駆動用モータの回転数が設定回転数よりも大の場合には、上記モータの回転数を調節する回転数制御を行い、上記回転数が低下して上記設定回転数に達した場合には、上記圧縮機本体の吸込み側に設けられた吸気調節弁の開閉によるロード・アンロード制御を行うスクリュ圧縮機の運転方法において、スクリュ圧縮機の周囲温度を検出し、上記設定回転数を、上記周囲温度及び上記設定圧力下における圧縮機使用可能な上記モータの回転数範囲の下限値に定めることにより上記設定回転数を可変とした。
本発明によれば、上記設定回転数が、上記周囲温度及び上記設定圧力下における圧縮機使用可能な範囲に対応して定められ、可変である故、回転数制御範囲が広がり、また圧力一定制御範囲も広がり、動力消費効率が向上するという効果を奏する。
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明に係る運転方法が適用されるスクリュ圧縮機1を示し、このスクリュ圧縮機1における圧縮機本体11に回転可能に収容された互いに噛合う雌雄一対の図示しないスクリュロータはインバータ12を介して回転数制御されるモータ13により駆動される。この圧縮機本体11の吸込み側には、吸気調節弁14が介設された吸込流路15が接続され、その吐出側には、アフタークーラ16、逆止弁17が介設された吐出流路18が接続されており、アフタークーラ16の一次側における吐出流路18の部分からは、放気弁19が介設され、吸気調節弁14を経て大気に通じる放気流路21が分岐している。また、吸気調節弁14より上流側の吸込流路15の部分には温度検出可能に温度センサ22が設けられ、逆止弁17の二次側における吐出流路18の部分には圧力検出可能に圧力センサ23が設けられている。温度センサ22からは検出された吸込温度、つまりスクリュ圧縮機1の周囲温度を示す温度信号が、また、圧力センサ23からは検出された吐出圧力を示す圧力信号が制御手段24に入力され、これらの信号に基づき、以下に述べるように、制御手段24からインバータ12或いは吸気調節弁14に対して制御信号が出力され、回転数制御、或いはロード・アンロード制御が行われる。
次に、スクリュ圧縮機1に適用される上記運転方法について説明する。
スクリュ圧縮機1の設定可能な吐出圧力の上限圧力をP(MPa)、下限圧力をP(MPa)とし、許容可能な周囲温度Taの上限温度をT(℃)、下限温度をT(℃)とすると、周囲温度TaがT以下でT以上の温度である場合、圧縮機使用可能範囲は図2におけるハッチング部で示す点S,T,U,Vに囲まれた部分となる。なお、図2の横軸はモータ13の回転数N、縦軸は吐出圧力Pd(MPa)を表している。
また、吐出圧力がPのときの圧縮機使用可能なモータ13の回転数の下限値をN、吐出圧力がPのときの圧縮機使用可能なモータ13の回転数の下限値をNとすると、線分SVを通る直線は次式で表される。
Pd={(P−P)/(N−N)}・N
+(P・N−P・N)/(N−N) (1)
そこで、吐出圧力Pdの予め目標値としてP以下で、かつP以上の設定圧力Pを定めておくと、このときの圧縮機使用可能なモータ13の回転数の下限値である設定回転数Nは次式で表される。
={P−(P・N−P・N)/(N−N)}
・{(N−N)/(P−P)} (2)
モータ13の回転数がこの設定回転数Nよりも大の場合は、回転数制御が行われ、設定回転数N以下の場合はロード・アンロード制御が行われ、設定回転数Nは周囲温度Ta、設定圧力Pに対応して上述のように変化する。
さらに詳述すれば、制御手段24には、予め図2に関するデータが入力されており、温度センサ22からの温度信号、圧力センサ23からの圧力信号、及び(2)式に基づき、制御手段24にて、モータ13の設定回転数Nが算出される。そして、モータ13の回転数Nが設定回転数Nよりも大である場合、制御手段24からインバータ12への制御信号により、吐出圧力Pdが設定圧力Pよりも高くなるとモータ13の回転数が低下させられ、逆に吐出圧力Pdが設定圧力Pよりも低くなるとモータ13の回転数Nが上昇させられ、吐出圧力Pdが設定圧力Pに等しいと現状の回転数が維持される。
一方、モータ13の回転数Nが低下して設定回転数Nに達している場合、制御手段24から吸気調節弁14への制御信号により、吐出圧力Pdが設定圧力Pよりも高くなると吸気調節弁14が閉じられ、逆に吐出圧力Pdが設定圧力Pよりも低くなると吸気調節弁14が開かれ、吐出圧力Pdが設定圧力Pに等しいと現状の吸気調節弁14の状態が維持される。
以上の説明より明らかなように、設定回転数Nは、周囲温度Ta及び設定圧力Pに対応して定められ、可変である。この結果、回転数制御範囲が広がり、また圧力一定制御範囲も広がり、動力消費効率が向上する。
本発明に係る運転方法が適用されるスクリュ圧縮機の全体構成の概略を示す図である。 図1に示すスクリュ圧縮機の使用可能範囲と設定圧力と設定回転数との関係を示す図である。 スクリュ圧縮機における回転数制御とロード・アンロード制御との関係を示す図である。 スクリュ圧縮機の使用可能範囲を例示した図である。
符号の説明
1 スクリュ圧縮機
11 圧縮機本体
12 インバータ
13 モータ
14 吸気調節弁
15 吸込流路
16 アフタークーラ
17 逆止弁
18 吐出流路
19 放気弁
21 放気流路
22 温度センサ
23 圧力センサ
24 制御手段

Claims (1)

  1. 吐出圧力と設定圧力との差をなくすために、圧縮機本体の駆動用モータの回転数が設定回転数よりも大の場合には、上記モータの回転数を調節する回転数制御を行い、上記回転数が低下して上記設定回転数に達した場合には、上記圧縮機本体の吸込み側に設けられた吸気調節弁の開閉によるロード・アンロード制御を行うスクリュ圧縮機の運転方法において、スクリュ圧縮機の周囲温度を検出し、上記設定回転数を、上記周囲温度及び上記設定圧力下における圧縮機使用可能な上記モータの回転数範囲の下限値に定めることにより上記設定回転数を可変としたことを特徴とするスクリュ圧縮機の運転方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006152884A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Hokuetsu Kogyo Co Ltd オイルフリー圧縮機の速度制御方法
CN106499617A (zh) * 2016-11-02 2017-03-15 苏州能讯高能半导体有限公司 一种空压机节能调控方法、装置及系统

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