JP2005042301A - 集水管 - Google Patents

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Michio Kudo
道男 工藤
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Toshin KK
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Toshin KK
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
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Abstract

【課題】継手による段差を解消するとともに、集水管の上流側端部の開口部から土砂などが流入しないようにする。
【解決手段】管体をなす集水管本体の横断面形状が凸部と凹部とが連続する波形形状に形成され、この凸部の肉厚部に補強用の金属線条が埋設され、上記凹部に多数の集水孔が穿設された集水管において、集水管本体の上流側端部の開口部に、この開口部を塞ぐ先端キャップ7を螺着し、継手10の下流側一端が一方の集水管本体の端部内周部に固着され、継手10の上流側他端が他方の集水管本体の端部内周部に固着され、継手10の上流側端部内周部に、集水管本体内周部との段差をなくすためのテーパー部13を形成した。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地滑り対策用に用いられ、地下水を集水して地表部に排水する集水管に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の集水管としては、特願2000−058036号や特願2001−262477号などの公報に記載されるものなどが知られている。この集水管を継手を介して接続して連結集水管とするには、従来、図9に示すような継手30が用いられている。この継手30は、中空円筒体をなし、外周部に雄ねじ31が一様に形成されている。また、一方の集水管1の端部の内周部および他方の集水管1の端部の内周部には、それぞれ雌ねじ32が形成されている。この継手30を用いて集水管1,1の端部同士を接続するには、まず一方の集水管1の端部に継手30の一端部を螺合させ、続いて他方の集水管1の端部に継手30の他端部を螺合させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の継手30では、集水管1の上流側に、継手30の肉厚による段差33ができてしまい、この段差33により集水管1内部を水がスムーズに流れなくなり、砂などが堆積してしまうという問題が生じていた。
また、集水管1の上流側端部が開口しており、この開口部34から土砂などが集水管内部に流入してしまうという問題があった。
【0004】
本発明は、このような従来の技術が有する課題を解決するために提案されたものであり、継手による段差を解消するとともに、上流側端部の開口部から土砂などが流入することのない集水管を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明は、管体をなす集水管本体の横断面形状が凸部と凹部とが連続する波形形状に形成され、この凸部の肉厚部に補強用の金属線条が埋設され、上記凹部に多数の集水孔が穿設された集水管において、集水管本体の上流側端部の開口部に、この開口部を塞ぐ先端キャップを螺着した構成としてある。
【0006】
また、本発明は、管体をなす集水管本体の横断面形状が凸部と凹部とが連続する波形形状に形成され、この凸部の肉厚部に補強用の金属線条が埋設され、上記凹部に多数の集水孔が穿設された集水管において、継手の下流側一端が一方の集水管本体の端部内周部に固着され、継手の上流側他端が他方の集水管本体の端部内周部に固着され、継手の上流側端部内周部に、集水管本体内周部との段差をなくすためのテーパー部を形成した構成としてある。
【0007】
また、本発明は、管体をなす集水管本体の横断面形状が凸部と凹部とが連続する波形形状に形成され、この凸部の肉厚部に補強用の金属線条が埋設され、上記凹部に多数の集水孔が穿設された集水管において、継手の左右方向中央部にねじ把手が設けられ、継手の下流側一端外周部に左ねじの雄ねじが形成され、この雄ねじに螺合する雌ねじが一方の集水管本体の端部内周部に形成されているとともに、継手の上流側他端外周部に右ねじの雄ねじが形成され、この雄ねじに螺合する雌ねじが他方の集水管本体の端部内周部に形成され、継手の上流側端部内周部に、集水管本体内周部との段差をなくすためのテーパー部を形成した構成としてある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
まず、集水管の構成を説明する。図1および図3に示すように、この集水管1は、合成樹脂製の管体の横断面形状が凸部2と凹部3とが連続する波形形状に形成されるとともに、凸部2の肉厚部4に補強用の金属線条5が軸方向に埋設されている。この中空円筒をなす管体の凹部3の底部には、所定ピッチをもって集水孔6が多数穿設されている。
このように構成される集水管1は、所定長さに成形した単一集水管として、あるいは単一集水管を継手を介して接続した連結集水管として地下水層にボーリングされたボアホールに挿入して使用される。
【0009】
つぎに、集水管の上流側端部の開口部を塞ぐ先端キャップについて図2および図5に基づいて説明する。この先端キャップ7は、ABS樹脂などにより形成され、先端部が略円錐状に形成されている。先端キャップ7の外径は、集水管1の外径とほぼ等しく形成されている。また、集水管1の上流側端部の開口部との結合部には、左ねじの雄ねじ8が形成されている。集水管1の上流側端部の内周部には、左ねじの雌ねじ9が形成されている。先端キャップ7の雄ねじ8をこの集水管1の上流側端部の雌ねじ9に螺合することにより、先端キャップ7が集水管1の上流側端部の開口部に取り付けられる。
このように先端キャップ7を集水管1の上流側端部に取り付けることにより、集水管1の上流側端部からの土砂などの流入を防ぐことができる。
【0010】
つぎに、集水管の端部同士を接続する継手の構成を図2、図4、図6、図7に基づいて説明する。この継手10は、合成樹脂からなる中空円筒体をなし、外周部に左ねじの雄ねじ11が一様に形成されている。また、一方の集水管1の端部の内周部および他方の集水管1の端部の内周部には、それぞれ左ねじの雌ねじ12が形成されている。
【0011】
また、この継手10の上流側端部の内周部には、集水管内周部との段差をなくすためのテーパー部13が形成されている。継手10の上流側端部にテーパー部13を設けたことで、集水管内部の水の流れがスムーズとなり、土砂などが堆積するのを防ぐことができる。
上記継手10を用いて集水管1,1の端部同士を接続するには、まず一方の集水管1の端部に継手10の一端部を螺合させ、続いて他方の集水管1の端部に継手10の他端部を螺合させる。
【0012】
つぎに、他の実施形態の継手を図8に基づいて説明する。この継手14は、中空円筒体をなし、左右中央部にねじ把手15が設けられている。このねじ把手15の左右部にはねじ把手15を多少左右に移動できるようにねじ16が形成されている。この継手14の左部外周部には左ねじの雄ねじ17が形成されており、継手14の右部外周部には右ねじの雄ねじ18が形成されている。一方の集水管1の端部内周部には、継手14の左ねじの雄ねじ17に螺合する左ねじの雌ねじ19が形成され、他方の集水管1の端部内周部には、継手14の右ねじの雄ねじ18に螺合する右ねじの雌ねじ20が形成されている。
【0013】
また、この継手14の上流側端部の内周部には、集水管内周部との段差をなくすためのテーパー部21が形成されている。継手14の上流側端部にテーパー部21を設けたことで、集水管内部の水の流れがスムーズとなり、土砂などが堆積するのを防ぐことができる。
このように構成される継手14では、ねじ把手15を一方側に回すことで、左右の集水管1,1が継手14の中央側に引き寄せられて結合され、集水管1,1の端部同士を簡単に接続することができる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、集水管の上流側端部開口部に、この開口部を塞ぐ先端キャップを螺着したので、土砂などが集水管内部に入り込むのを防止することができるという利点がある。また先端キャップを樹脂材で形成したので防錆効果と耐腐蝕効果が生ずる。
【0015】
また、本発明によれば、継手の上流側端部内周部に、集水管内周部との段差をなくすためのテーパー部を形成したので、集水管内部の流れがスムーズとなり、土砂などが堆積するのを防止できるという利点がある。
【0016】
また本発明によれば、継手の左右外周部に逆ねじの雄ねじをそれぞれ形成し、左右の集水管の端部内周部に逆ねじの雌ねじをそれぞれ形成したので、左右の集水管を連結させる際に、継手のねじ把手を一方側に回すだけで、左右の集水管が内側に引き寄せられて結合され、継手による集水管の連結作業を容易に行なうことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集水管を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態の集水管を示す断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】本発明による先端キャップを示す断面図である。
【図6】本発明による継手を示す側面図である。
【図7】本発明による継手のテーパー部を拡大して示す断面図である。
【図8】本発明の他の実施形態の継手を示す断面図である。
【図9】従来の継手を示す断面図である。
【符号の説明】
1 集水管
2 凸部
3 凹部
4 肉厚部
5 金属線条
6 集水孔
7 先端キャップ
8 雄ねじ
9 雌ねじ
10 継手
11 雄ねじ
12 雌ねじ
13 テーパー部
14 継手
15 ねじ把手
16 ねじ
17 左ねじの雄ねじ
18 右ねじの雄ねじ
19 左ねじの雌ねじ
20 左ねじの雌ねじ
21 テーパー部

Claims (3)

  1. 管体をなす集水管本体の横断面形状が凸部と凹部とが連続する波形形状に形成され、この凸部の肉厚部に補強用の金属線条が埋設され、上記凹部に多数の集水孔が穿設された集水管において、
    集水管本体の上流側端部の開口部に、この開口部を塞ぐ先端キャップを螺着したことを特徴とする集水管。
  2. 管体をなす集水管本体の横断面形状が凸部と凹部とが連続する波形形状に形成され、この凸部の肉厚部に補強用の金属線条が埋設され、上記凹部に多数の集水孔が穿設された集水管において、
    継手の下流側一端が一方の集水管本体の端部内周部に固着され、継手の上流側他端が他方の集水管本体の端部内周部に固着され、
    継手の上流側端部内周部に、集水管本体内周部との段差をなくすためのテーパー部を形成したことを特徴とする集水管。
  3. 管体をなす集水管本体の横断面形状が凸部と凹部とが連続する波形形状に形成され、この凸部の肉厚部に補強用の金属線条が埋設され、上記凹部に多数の集水孔が穿設された集水管において、
    継手の左右方向中央部にねじ把手が設けられ、
    継手の下流側一端外周部に左ねじの雄ねじが形成され、この雄ねじに螺合する雌ねじが一方の集水管本体の端部内周部に形成されているとともに、
    継手の上流側他端外周部に右ねじの雄ねじが形成され、この雄ねじに螺合する雌ねじが他方の集水管本体の端部内周部に形成され、
    継手の上流側端部内周部に、集水管本体内周部との段差をなくすためのテーパー部を形成したことを特徴とする集水管。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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TWI674932B (zh) * 2018-10-08 2019-10-21 品岳科技股份有限公司 管件加工孔強化結構

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