JP2005041072A - ゴム練りロール装置におけるストックガイド装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記ガイド部材14a(14b)は、図2及び図3に示すように、ガイド部材14a,14bの内面中央部に混練するゴム材料Wを常にロール中央側にガイドするガイド突起6a,6bが設けてある。 前記一対のガイド部材14a,14bは、フロントロール2とバックロール3との中央上部において図示しない移動装置を介して接近離反可能に配設され、前記ガイド突起6a,6bは、一対のガイド部材14a,14bの底面中央部に向かって先細りとなるようにテーパ状に突出させて形成してある。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ゴム練りロール装置におけるストックガイド装置に係わり、更に詳しくは混練するゴム材料の一部がガイド部材の外側や、反転コンベヤの外側に脱落するのを防止し、常に均一な配合の混練ゴム材料を得ることが出来るゴム練りロール装置におけるストックガイド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴム材料等を繰返し混練し、最終的にシート状材料を成形する装置としてゴム練りロール装置やカレンダー装置等が知られている。
【0003】
このようなロール装置としては、例えば、図5に示すように、搬送コンベヤ1上に水平に配設された回転自在な一対のフロントロール2とバックロール3との間の両端側に、混練するゴム材料Wが前記フロントロール2とバックロール3との両側からはみ出されないように図6(a),(b)に示すように、一対の板状のガイド部材4a,4bが相対向して配設されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2757508号公報(第1〜第3頁、図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上記のようなロール装置は、フロントロール2とバックロール3とゴム材料Wを巻付けて作業する場合は上記のような板状のガイド部材4a,4bで良いが、フロントロール2,バックロール3から出たゴム材料Wを図7及び図8に示すように、搬送コンベヤ1及び反転コンベヤ5を介してフロントロール2とバックロール3との上部側に戻す方法を行うと、ガイド部材4a,4bの内幅よりもゴム材料Wのシート幅が広くなる。
【0006】
このため、シート状のゴム材料Wの外側部分のゴム片Waがガイド部材4a,4bの外側に落下し、作業環境を悪化させたり、また無駄になるゴムが多数発生し、更に均一な配合が損なわれる等の問題があった。
【0007】
この発明はかかる従来の問題点に着目し、ゴム材料を繰返し練る場合に、ゴム材料の破片等がガイド部材の外側に落下するのを有効に防止し、フロントロールとバックロールとの投入部側に戻すようにすることで、常に均一な配合のゴム材料を得ることが出来るゴム練りロール装置におけるストックガイド装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するため、一対のガイド部材の内面中央部に、混練するゴム材料を常にロール中央側にガイドするガイド突起を設けたこと要旨とするものである。
【0009】
また、前記一対のガイド部材は、接近離反可能で、ガイド突起を一対のガイド部材の底面中央部に突出させて形成し、このガイド突起は、ロール中央側に向かって100mm以上、500mm以下に設定することが望ましい。
【0010】
このように、一対のガイド部材の内面中央部に、混練するゴム材料を常にロール中央側にガイドするガイド突起を設けたことにより、ゴム材料の破片等がガイド部材の外側に落下するのを有効に防止し、フロントロールとバックロールとの投入部側に戻すようにすることで、常に均一な配合のゴム材料を得ることが出来るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
【0012】
なお、以下の説明において、従来例と同一構成要素は同一符号を付して説明は省略する。
【0013】
図1(a),(b)は、フロントロール2とバックロール3との間の一側部側上に設置したこの発明の一対のガイド部材14a(14b)の側面図と、ガイド部材14a(14b)の正面図を示し、前記ガイド部材14a(14b)は、図2及び図3に示すように、ガイド部材14a,14bの内面中央部に混練するゴム材料Wを常にロール中央側にガイドするガイド突起6a,6bが設けてある。
【0014】
前記一対のガイド部材14a,14bは、フロントロール2とバックロール3との中央上部において図示しない移動装置を介して接近離反可能に配設され、前記ガイド突起6a,6bは、一対のガイド部材14a,14bの底面中央部に向かって先細りとなるようにテーパ状に突出させて形成してある。
【0015】
また、このガイド突起6a,6bは、ロール中央側に向かって所定の長さL、例えば、100mm以上、500mm以下に設定することが望ましい。100mm以下であると、従来と同様に、ゴム材料Wの破片等がガイド部材14a,14bの外側に落下する危険があり、また500mm以上であるとフロントロール2とバックロール3との中央のゴム材料Wの食い込む部の間隔が狭くなり、効率良くゴム材料Wの混練りが出来なくなる。
【0016】
このように、一対のガイド部材14a,14bの底面中央部に、混練するゴム材料Wを常にロール中央側にガイドするテーパ状のガイド突起6a,6bを突出させて設けることで、図4に示すように、ゴム材料Wはフロントロール2とバックロール3との中央側に常にガイドされ、従って、ゴム材料Wのゴム片Wa等の破片がガイド部材14a,14bの外側に落下することがなく、常に均一な配合のゴム材料を得ることが出来るものである。
【0017】
【発明の効果】
この発明は、上記のように一対のガイド部材の内面中央部に、混練するゴム材料を常にロール中央側にガイドするガイド突起を設けたことにより、以下のような優れた効果を奏するものである。
(a).ゴム材料を繰返し練る場合に、ゴム材料の破片等がガイド部材の外側に落下するのを有効に防止し、作業環境を悪化させたり、また無駄になるゴムが多数発生させることがない。
(b).ゴム材料の破片等がガイド部材の外側に落下するのを有効に防止し、常に均一な配合のゴム材料を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は、フロントロールとバックロールとの間の一側部側上に設置したこの発明の一対のガイド部材の側面図と、ガイド部材の正面図である。
【図2】フロントロールとバックロールとの間の一側部側上に設置したガイド部材の平面図である。
【図3】図2のA−A矢視側面図である。
【図4】この発明のゴム材料をフロントロールとバックロールとの投入部に戻し時の平面図である。
【図5】従来のゴム練りロール装置におけるストックガイド装置の斜視図である。
【図6】(a),(b)は、従来のガイド部材の側面図と、ガイド部材の正面図である。
【図7】従来のフロントロールとバックロールとの投入部にゴム材料を戻す時の作動を示す側面図である。
【図8】図7の平面図である。
【符号の説明】
1 搬送コンベヤ 2 フロントロール
3 バックロール 4a,4b ガイド部材
5 反転コンベヤ
6a,6b ガイド突起
14a,14b ガイド部材 W ゴム材料
Wa ゴム片
L ガイド突起の長さ
Claims (3)
- 反転コンベヤ上に水平に配設された回転自在な一対のフロントロールとバックロールとの間の両端側に、混練するゴム材料が前記フロントロールとバックロールとの両側からはみ出されないように一対のガイド部材を配設して成るゴム練りロール装置におけるストックガイド装置において、
前記一対のガイド部材の内面中央部に、混練するゴム材料を常にロール中央側にガイドするガイド突起を設けたことを特徴とするゴム練りロール装置におけるストックガイド装置。 - 前記一対のガイド部材は、接近離反可能で、ガイド突起を一対のガイド部材の底面中央部に突出させて形成した請求項1に記載のゴム練りロール装置におけるストックガイド装置。
- 前記ガイド突起をロール中央側に向かって100mm以上、500mm以下に設定した請求項1または2に記載のゴム練りロール装置におけるストックガイド装置。
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WO2013054641A1 (ja) * | 2011-10-13 | 2013-04-18 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴム成形装置 |
CN112277182A (zh) * | 2020-09-25 | 2021-01-29 | 陈昊 | 一种硅胶炼胶机 |
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JP2013086265A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-13 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴム成形装置 |
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