JP2005040472A - 顔面カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 ヘアスプレー時に安価かつ確実に顔面を保護でき、さらに両手が自由となり、携帯性、折り畳み性にも優れた顔面カバーを提供する。
【解決手段】 毛染め等の使用者の顔面の輪郭部分を被い、可撓性の透明な板又はフィルムからなる顔面カバーであって、顔面の輪郭部分に沿う楕円形の外縁部を備えた環をなし、環を切り離す2つの自由端を有し、自由端の少なくとも一方は各自由端同士の係合位置を調整可能な係合部を備え、係合部によって自由端同士を係合することにより、顔面の輪郭部分に密着するよう装着可能である。
【選択図】 図1
【解決手段】 毛染め等の使用者の顔面の輪郭部分を被い、可撓性の透明な板又はフィルムからなる顔面カバーであって、顔面の輪郭部分に沿う楕円形の外縁部を備えた環をなし、環を切り離す2つの自由端を有し、自由端の少なくとも一方は各自由端同士の係合位置を調整可能な係合部を備え、係合部によって自由端同士を係合することにより、顔面の輪郭部分に密着するよう装着可能である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、毛染め、ヘアスプレー等の際に使用者の顔面を被覆し、薬液の顔面への付着等を防止するための顔面カバーに関する。
近年、白髪染め、ヘアカラーなどの毛染め作業を家庭で手軽に行うための毛染め液やヘアスプレー等が市販されている。そして、これら毛染めやヘアスプレーを行う際の顔面カバーが各種開発されている(例えば特許文献1、2参照)。
しかしながら、上記特許文献1記載の技術の場合、毛染め液をブラシで髪に塗布する際に額の生え際を被覆するに過ぎず、ヘアスプレーのように顔面の広い部分に薬液がかかる場合に対処できないという問題がある。一方、上記特許文献2記載の技術の場合、顔面カバーを片手で保持する必要があり、例えば片手で髪を梳きながらヘアスプレーすることができないとともに、カバー本体が大きいために携帯性やコストの点で問題がある。
さらに、顔面カバーを商品のおまけとして付けることができれば、ヘアスプレーの販促効果が大となり、又、旅行や出先でヘアスプレー等を使用できれば利便性が大となるのでこのような要望が高まっている。しかし、そのための低コストで小さく折り畳め、携帯性に優れた顔面カバーは開発されていない。
さらに、顔面カバーを商品のおまけとして付けることができれば、ヘアスプレーの販促効果が大となり、又、旅行や出先でヘアスプレー等を使用できれば利便性が大となるのでこのような要望が高まっている。しかし、そのための低コストで小さく折り畳め、携帯性に優れた顔面カバーは開発されていない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、特にヘアスプレー時に安価かつ確実に顔面を保護でき、さらに両手が自由となり、携帯性、折り畳み性にも優れた顔面カバーを提供することを目的とする。
本発明の上記の諸目的は、毛染め等の使用者の顔面の輪郭部分を被い、可撓性の透明な板又はフィルムからなる顔面カバーであって、前記輪郭部分に沿う外縁部を備えた環をなし、前記環を切り離す2つの自由端を有し、前記自由端の少なくとも一方は各自由端同士の係合位置を調整可能な係合部を備え、前記係合部によって前記自由端同士を係合することにより、前記顔面の輪郭部分に密着するよう装着可能であることを特徴とする顔面カバーによって達成された。
本発明によれば、特にヘアスプレー時に安価かつ確実に顔面を保護でき、さらに両手が自由となり、携帯性、折り畳み性にも優れた顔面カバーが得られる。
以下本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の顔面カバーの一実施形態の構成を示す図である。本発明の顔面カバーは、毛染め等の使用者の顔面の輪郭部分を被い、主としてヘアスプレーに用いるものである。
図1は、本発明の顔面カバーの一実施形態の構成を示す図である。本発明の顔面カバーは、毛染め等の使用者の顔面の輪郭部分を被い、主としてヘアスプレーに用いるものである。
この図において、顔面カバーは、透明プラスチックや透明フィルム等からなり、顔面の輪郭部分に沿う楕円形の外縁部2を備えた環(リング)をなしている。又、環の内縁部4も楕円形に形成されている。そして、環の下部(使用者の顎に沿う部分)には、外縁部2から中央部分へ向かう線上で環を切り離す2つの舌片状の自由端6a、6bが形成されている。自由端6aの裏面には綿ファスナー(ベルクロ(登録商標)、マジックファスナー(登録商標)等)6xが接着され、自由端6bの表面には同様な綿ファスナー6yが接着されている。これらの綿ファスナーは互いの対向面同士を係合させるものであり、係合位置を調整できる。すなわち、綿ファスナー6x、6yにより、各自由端6a、6b同士の相対位置を調整可能に係合できるようになっている。なお、本発明において、「透明」とは半透明も含む。
このように、顔面カバーが環状で中央部が開口しているため、顔面にカバーが接触することがなく、例えば化粧が済んだ後にヘアスプレーしたい場合に、化粧が落ちる不具合がなく、又、カバーを透明な材料から構成しても、顔面に面する部分が曇ることがなく、さらに顔面が蒸れたり呼吸が苦しくなることもない。
又、顔面カバーが透明材料から構成されているため、ヘアスプレーの使用者は、顔面カバーを介してヘアスプレーのノズル位置等を視認することができ、より正確にスプレーをすることができる。そして、顔面カバーは可撓性の板又はフィルムからなるため、軽量で安価であり、容易に折り畳んで携帯したり、販促物としてヘアスプレー等に添付することができる。特に、プラスチック板やフィルムを用いた場合は、使用後に薬液を洗ってカバーを再利用できる。
さらに、各自由端6a、6b同士の相対位置を調整可能に係合することにより、顔面の輪郭部分に密着するように顔面カバーを装着できる。そのため、顔面カバーが確実に顔面を被覆するとともに、顔面カバーを片手で保持する必要もなく、両手が自由となる。さらに、いわゆるフリーサイズとなるので、使用者の顔面の大きさが異なっても対応できる。
なお、スプレー薬液からの遮蔽効果を高めるためには、環の幅を広くした方がよいが、あまり広くすると中央開口部が小さくなり、又、材料コストや重量も嵩むので、これらを勘案して適宜幅を調整すればよい。例えば、上記幅を3〜5cm程度とすることができる。
さらに、この実施形態においては、外縁部2の上部(使用者の額上部に沿う部分)に切り欠き部10が形成され、より一層額の輪郭に沿うようになっている。又、内縁部4の上部にはひさし12が設けられ、これにより上方からヘアスプレーした際の薬液の顔面への付着をより一層防止できるようになっている。さらに、外縁部2の側部(使用者の耳に隣接する部分)に耳当て14、14が縫い付けられている。この耳当て14、14は、例えば薄い布を袋状に縫ったものであり、袋の開口縁の一部を外縁部2の側部に縫い付け、使用時には開口14aから耳を耳当て内に収容する。これにより、耳に薬液が付着するのを防止できる。そして、外縁部2の上部の裏側には2個の粘着テープ(例えば両面テープ)16、16が貼着されており、使用時に粘着テープ16、16を額に貼り付けることにより、顔面カバーの脱落を防止することができる。
以上述べた顔面カバーは、例えば図2に示すようにして使用者の顔に装着し、使用することができる。
本発明は上記実施形態に限られない。例えば、外縁部の形状は上記した楕円形の他、円形、卵形でもよく、要は顔面の輪郭に沿う湾曲形状(弧状も含む)であれば本発明に含まれる。又、これらの形を多少変形させたものも本発明に含まれる。自由端同士を係合させる係合部としては、上記綿ファスナーに限られず、粘着テープ、スナップ等でもよい。粘着テープを用いる場合は、一方の自由端に粘着テープが設けられていればよい。スナップを用いる場合は、自由端の相対位置を調整できるよう、複数のスナップを自由端の面方向に設けるとよい。
又、上記した係合部や耳当ては、接着、縫い付けに限られず、種々の方法で顔面カバーに設けることができる。又、上記したひさしを延ばして使用者の目の上を覆うようにし、薬液から確実に目を保護できるようにしてもよい。さらに、上記耳当ての代わりに、くし型(耳の上の髪の毛を留める櫛状のもの)を設けると、使用者は耳の上の髪の毛を片手で保持しなくとも当該部位の髪の毛にスプレーすることができる。又、上記した耳当ては、耳を収容する袋状の耳カバーであったが、パッド状の耳当てでもよい。
さらに、上記自由端6a、6bの形成位置も特に限定されないが、例えば環の側方に自由端を形成すると、使用者の髪が長い場合に係合部に髪が引っ掛かり、薬液が付着する場合もあるので、環の下側に設けるのがよい。
2 外縁部
4 内縁部
6a、6b 自由端
6x、6y 綿ファスナー(係合部)
4 内縁部
6a、6b 自由端
6x、6y 綿ファスナー(係合部)
Claims (1)
- 毛染め等の使用者の顔面の輪郭部分を被い、可撓性の透明な板又はフィルムからなる顔面カバーであって、
前記輪郭部分に沿う外縁部を備えた環をなし、
前記環を切り離す2つの自由端を有し、前記自由端の少なくとも一方は各自由端同士の係合位置を調整可能な係合部を備え、前記係合部によって前記自由端同士を係合することにより、前記顔面の輪郭部分に密着するよう装着可能であることを特徴とする顔面カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003279600A JP2005040472A (ja) | 2003-07-25 | 2003-07-25 | 顔面カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003279600A JP2005040472A (ja) | 2003-07-25 | 2003-07-25 | 顔面カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005040472A true JP2005040472A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34265666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003279600A Withdrawn JP2005040472A (ja) | 2003-07-25 | 2003-07-25 | 顔面カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005040472A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101782215B1 (ko) * | 2015-09-15 | 2017-09-27 | 박경신 | 보호 캡 |
JP7422260B1 (ja) | 2023-07-13 | 2024-01-25 | 美江 上田 | スプレーの噴霧飛散防止カバー |
-
2003
- 2003-07-25 JP JP2003279600A patent/JP2005040472A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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