JP2005040352A - 電気掃除機 - Google Patents

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Toshiyuki Fujiyoshi
俊行 藤吉
Yoshiaki Matsumoto
良昭 松本
Hiromichi Matsuhashi
弘道 松橋
Chizuyo Matsumoto
千寿代 松本
Akio Yamazaki
昭雄 山崎
Koichi Nakai
康一 中井
Hideyuki Sasao
英亨 笹尾
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Abstract

【課題】 床面吸込具に内蔵される回転ブラシにおける菌の増殖を防止することにより、菌対応効果を向上させるようにした電気掃除機を提供すること。
【解決手段】床用吸込具、掃除機本体、床用吸込具と掃除機本体とを接続する接続管を有する電気掃除機において、床用吸込具1に設ける回転ブラシ7のブラシ部7b,7c,7dに紫外線により抗菌効果を奏する光触媒を塗布する。紫外線をこの光触媒に照射するために、回転ブラシ近傍の外壁をなすケースに透明部分23を設ける。或いは、ケース内2に紫外線ランプ21を設ける。なお、紫外線ランプは、通風路6の上面壁部に透明部分を形成し、この上面壁部の上側に透明部分を介して回転ブラシに紫外線を照射しうるように紫外線ランプ収納室22を設けるのが好ましい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電気掃除機に関し、特に、電気掃除機の床用吸込具に設けられている回転ブラシの抗菌処理に関する。
従来、電気掃除機は、床面掃除において、回転ブラシにより床面のごみを掻き取って、掻き取ったごみを空気と共に吸い取ることにより清潔を要望する顧客に応えてきたが、近年、床面に存在する菌の対応策についての要望が高まってきている。この要望に応えるには、ただ塵埃を吸い込むだけでは問題があった。また、一つの対応策として、従来、殺菌灯からの殺菌光を床面に照射することが考えられていた。このような電気掃除機としては特許文献1記載のものがある。
実開平3−231016号公報に係る明細書全文 第3頁第10行〜第20行
上記従来のものでは、床面のみが殺菌され、掃除の際、常時使用する回転ブラシが殺菌されず菌が繁殖するという問題があった。また、回転ブラシで菌が繁殖すると、掃除機本体に吸い込まれる吸込空気中の塵埃に菌が付着し、塵埃に付着した菌が電気掃除機からの排気に僅かに含まれて、再度室内にばら撒かれるという問題があり、菌対応効果が薄れるという問題点があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、床面吸込具に内蔵される回転ブラシにおける菌の増殖を防止することにより、菌対応効果を向上させるようにした電気掃除機を提供することにある。
本発明に係る電気掃除機は、このような課題を達成するためになされたものであって、床用吸込具、掃除機本体、床用吸込具と掃除機本体とを接続する接続管を有する電気掃除機において、床用吸込具は、床用吸込具の外壁を構成するケースと、ケースの下面に形成された吸込口と、ケースの一端部に形成された、接続管を接続するための接続口と、ケース内に形成された、吸込口と接続口とを連通する通風路と、吸込口に臨むように通風路内に設けられた回転ブラシとを有し、回転ブラシは、紫外線により抗菌効果を奏する光触媒がブラシ部に塗布されてなることを特徴とする。
また、上記発明において、回転ブラシ近傍のケースに、自然光をケース内に取り込む透明部分を形成しても良い。
また、上記発明において、ケースを不透明部材により形成し、回転ブラシに紫外線を照射する紫外線ランプをケース内に設けてもよい。
また、この場合において、通風路の上面壁部の上側に紫外線ランプを収納する紫外線ランプ収納室を設け、紫外線ランプ収納室に紫外線ランプを収納するとともに、紫外線ランプ下方の通風路の上面壁部に透明部分を形成し、この透明部分を介して紫外線ランプの紫外線を回転ブラシに照射するように構成してもよい。
また、このような構成に代えて、回転ブラシの上方に、紫外線ランプからの紫外線を伝達する発光体棒を軸方向が回転軸と平行となるように設け、発光体棒から発光される紫外線を回転ブラシに照射するようにしてもよい。
また、通風路の上面壁部の上側に紫外線ランプ収納室を設けた場合において、紫外線ランプ収納室内に殺菌灯を設け、殺菌灯からの殺菌光を回転ブラシに照射可能とするとともに、回転ブラシにフローリングシートを巻き付け可能とし、さらに、フローリングシートなしで運転する通常モードの掃除運転と、回転ブラシにフローリングシートを巻き付けて運転する床拭きモードの掃除運転とを切り替えて掃除運転可能とし、通常モードの掃除運転時には紫外線ランプを使用し、床拭きモードの掃除運転時には殺菌灯を使用するようにしてもよい。
また、この発明において、紫外線を照射して運転していることを表示する表示灯を、ケースの上面に設けるようにしてもよい。
また、この表示灯を、発光ダイオードと、発光ダイオードの光を棒状体の一端から受けて棒状体の外周面を発光する発光棒とを備えて形成してもよい。
本発明によれば、紫外線により抗菌効果を奏する光触媒が回転ブラシのブラシ部に塗布されているので、自然光に含まれる紫外線や紫外線ランプから照射する紫外線により回転ブラシを抗菌することができ、回転ブラシにおける菌の繁殖を防止することができる。また、回転ブラシを通過する吸込空気も回転ブラシに触れることにより抗菌処理されて掃除機本体にある集塵袋に蓄積されるので、掃除機の排気中に僅かに含まれる塵埃により室内に再度菌がばら撒かれることが抑制され、菌対応効果が向上する。
また、本発明において、回転ブラシ近傍のケースに、自然光をケース内に取り込む透明部分を設けた場合は、通常の掃除使用中に自然光に含まれる紫外線を回転ブラシに照射することができ、効率良く抗菌効果を奏することができる。
また、本発明において、ケースを不透明部材により形成して、回転ブラシに紫外線を照射する紫外線ランプをケース内に設けた場合は、紫外線ランプからの紫外線を外部に漏らさないように回転ブラシに照射することが可能になり、回転ブラシの光触媒を活性化して、十分な抗菌効果を得ることが可能になる。
また、この場合において、通風路の上面壁部の上側に紫外線ランプを収納する紫外線ランプ収納室を設け、紫外線ランプ収納室に紫外線ランプを収納するとともに、紫外線ランプ下方の通風路の上面壁部に透明部分を形成し、この透明部分を介して紫外線ランプの紫外線を回転ブラシに照射するように構成すると、紫外線ランプが通風路内に配置されないので、紫外線ランプが塵埃で汚れることがない。また、回転ブラシに紫外線が照射されることにより、回転ブラシにおける菌の増殖が抑制されると共に、吸込空気に含まれる塵埃も床用吸込具を通過する際に抗菌して本体に送ることができる。
また、上記のように紫外線ランプを設置する代わりに、回転ブラシの上方に、紫外線ランプからの紫外線を伝達する発光体棒を、その軸方向が回転ブラシの回転軸と平行となるように設け、発光体棒から発光される紫外線を回転ブラシに照射するようにした場合は、照射範囲の狭い紫外線ランプを用いても、発行体棒から回転ブラシ全域に紫外線を照射することができ、回転ブラシをムラなく抗菌処理することができる。
また、紫外線ランプを用いて回転ブラシに紫外線ランプを照射する場合において、紫外線ランプを回転ブラシの回転時のみ照射するようにすると、回転ブラシを効率良くムラなく抗菌処理することができる。また、床用吸込具の不使用時に紫外線の照射が行われないので、不注意により紫外線が取扱者の目を傷つけることを防止することができる。
また、紫外線ランプ収納室内に紫外線ランプを収納する場合において、紫外線ランプ収納室内に紫外線ランプとともに殺菌灯を設ける一方、回転ブラシにフローリングシートを巻き付け可能とし、さらに、フローリングシートなしで運転する通常モードの掃除運転と、回転ブラシにフローリングシートを巻き付けて運転する床拭きモードの掃除運転とを切り替えて掃除運転可能とし、通常モードの掃除運転時には紫外線ランプからの紫外線を照射可能とし、床拭きモードの掃除運転時には殺菌灯からの殺菌光を照射可能とするようにすると、通常モードの掃除運転のときには、紫外線が光触媒に照射されることにより床面の塵埃から回転ブラシに菌が付着して増殖することが防止される、また床拭きモードの掃除運転のときには、フローリングシートが殺菌灯により殺菌されるので、絨毯や床面に雑菌が再付着することを軽減することができる。また、殺菌灯と紫外線ランプとを使い分けることにより、両者の寿命を長くすることができる。
また、紫外線ランプを設ける場合において、紫外線を照射して運転していることを表示する表示灯を、ケースの上面に設けると、取扱者の紫外線に対する注意が喚起され不注意による事故を軽減することができる。
また、この場合において、発光ダイオードと、発光ダイオードの光を棒状体の一端から受けて棒状体の外周面を発光する発光棒とを備えて表示灯を形成すると、幅広い発光範囲を得ることができるため良好な視認性を得ることができ、電気掃除機のデザインを向上させることができる。
以下本発明の実施例につき説明する。
先ず、実施例1について図1に基づき説明する。図1は本発明の実施例1に係る電気掃除機の床用吸込具の側断面図である。
実施例1に係る電気掃除機は、図示しない掃除機本体に吸引ホース及び延長管などの接続管が接続され、この接続管の先端に床用吸込具1が接続されている。床用吸込具1は、図1に示すように、床用吸込具1の外壁を構成するケース2の前面側(図1における左側)底部に吸込口3が形成され、ケース2の後側(図1における右側)に、接続管の接続口4を形成するベンド5が設けられている。また、ケース2内には、吸込口3と接続口4とを連通する通風路6が形成されている。また、通風路6内には吸込口3に臨むように回転ブラシ7が設けられている。
吸込口3は、前後方向の寸法が回転ブラシ7の直径よりやや大きく形成されており、吸込口3の前縁が回転ブラシ7の前面部と略一致するように形成されている。また、吸込口3の左右幅は回転ブラシ7の左右幅と略同寸とされている。
ベンド5は、ロータリーパイプ8を介してケース2に接続されている。ロータリーパイプ8は、ケース2の前後方向の水平軸周りに回転自在に取り付けられている。また、ベンド5は、ロータリーパイプ8に対し上下方向に回転自在に接続されている。この構成により、接続管に対し、床用吸込具1はあらゆる方向に対応可能に構成されている。
回転ブラシ7は、断面が略6角形の棒状芯体7aを有し、この棒状芯体7aの長手方向が左右方向(図1における紙面と直角の方向)となるように配置されている。そして、棒状芯体7aの外周面には、幅の広いブラシ部7bや幅の狭いブラシ部7c、7dが所定の間隔で左右方向に装着されている。また、回転ブラシ7は、モータ駆動とされている。このモータはケース2内に内蔵されている(図示せず)。回転ブラシ7をモータ駆動することで、床面の塵埃が掻き集められ、塵埃が吸込口3から空気と共に吸い込まれる。
また、回転ブラシ7のブラシ部7b、7c、7dには紫外線により抗菌効果を奏する光触媒が塗布されている。このような光触媒としては、酸化チタン、酸化錫、酸化亜鉛などを用いることができる。
ケース2における回転ブラシ7近傍の前方部、すなわち、ケース2の前方部には透明材料からなる略半円の円弧状のシャッター11が設けられている。シャッター11が透明材料から形成されていることにより、床用吸込具1の外部から自然光が回転ブラシ7に対し取り込まれるように構成されている。また、このシャッター11は、後方に回転されることにより、通風路6を形成する上面壁部9上の空間にスライド式に収納されるように構成されている。また、このシャッター11を開放することで、回転ブラシ7の前面部が開放され、回転ブラシ7の点検、取り外し、取付を容易にすることができる。シャッター11の前部(図1における左側)には、当たり棒12が取り付けられている。当たり棒12は、床用吸込具1の前面部が障害物に当たった場合のショックアブソーバの機能をなすものである。
実施例1は、以上のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
紫外線により抗菌効果を奏する光触媒が回転ブラシ7のブラシ部7b、7c、7dに塗布されているので、自然光に含まれる紫外線により回転ブラシ7を抗菌することができ、回転ブラシ7における菌の繁殖を防止することができる。また、回転ブラシ7を通過する吸込空気も回転ブラシ7に触れることにより抗菌処理されて掃除機本体にある集塵袋(図示せず)に蓄積されるので、掃除機の排気中に僅かに含まれる塵埃により室内に再度菌がばら撒かれることが抑制され、菌対応効果が向上する。
また、回転ブラシ7近傍の前方部、すなわち、ケース2の前方部には透明材料からなる略半円の円弧状のシャッター11が設けられているので、通常の掃除使用中に自然光に含まれる紫外線を回転ブラシ7に照射することができ、電気を用いることなく抗菌効果を奏することができる。
次に実施例2について図2及び図3に基づき説明する。図2は実施例2に係る電気掃除機の床用吸込具の側断面図である。図3は同電気掃除機の電気回路図である。なお、実施例1に対応する部分には同一の符合を付しその説明を簡略化する。
実施例2は、紫外線ランプからの紫外線を回転ブラシに照射するようにしたものである。
実施例2の床用吸込具1では、回転ブラシ7の前面部に、実施例1における透明材料からなるシャッター11が設けられていない。しかし、このようなシャッター11に代わり、通風路6の上面壁部9の、回転ブラシ7の上方部分に透明部分23を設け、この透明部分23の上側に紫外線ランプ21を収納する紫外線ランプ収納室22が設けられている。そして、紫外線ランプ21をこの紫外線ランプ収納室22内に設けるとともに、紫外線ランプ21からの紫外線をこの透明部分を介して回転ブラシ7に照射するようにしている。
また、紫外線ランプ21は回転ブラシ7に対し紫外線を強く照射するように、透明部分23を通して回転ブラシ7の上方から紫外線を照射している。なお、この実施例1における透明部分23をさらに後方に拡張して、通風路6を通過する空気中の塵埃に紫外線を照射し得るように構成することもできる。
前記紫外線ランプ21及び回転ブラシ駆動用モータ25は、図3のような電気回路に形成されている。すなわち、紫外線ランプ21及び回転ブラシ駆動用モータ25は、手元グリップ(図示せず)に設けられている手元スイッチ26及び床面検知スイッチ27と直列に接続されている。ここに、手元スイッチ26は電源をオンオフするスイッチであり、床面検知スイッチ27は床面に接触しているリミットスイッチであって、床用吸込具1が床面から離れた場合にこれを検出してオフになるスイッチである。したがって、床用吸込具1が裏返しになるような場合には、この床面検知スイッチ27がオフになる。また、手元スイッチ26又は床面検知スイッチ27により回転ブラシ駆動用モータ25がオフになっているときは、必ず紫外線ランプ21は点灯しない。換言すると、回転ブラシ駆動用モータ25がオンの場合に限り紫外線ランプ21を点灯させることができる。
実施例2は以上のように構成されているので、次のような作用効果を奏することができる。
ケース2を不透明部材により形成し、回転ブラシ7に紫外線を照射する紫外線ランプ21をケース内に設けているので、床用吸込具1を通常の使用状態にしている場合、紫外線ランプ21からの紫外線を外部に漏らせないようにしながら回転ブラシ7のブラシ部7b、7c、7dに照射することが可能になり、回転ブラシ7の抗菌作用を活性化して、十分な抗菌効果を得ることが可能になる。
また、通風路6の上面壁部9の上側に紫外線ランプ21を収納する紫外線ランプ収納室22を設け、紫外線ランプ収納室22に紫外線ランプ21を収納するとともに、紫外線ランプ21下方の通風路6の上面壁部9に透明部分23を形成し、この透明部分23を介して紫外線ランプ21の紫外線を回転ブラシ7に照射するように構成しているので、紫外線ランプ21が通風路6内に晒されないで済む。紫外線ランプ21を通風路内に設置した場合は通風路6を通過する塵埃により紫外線ランプ21の発光面が汚されてしまい、効率が低下するが、この実施例2のようにするとその虞がない。
また、回転ブラシ7を通過する吸込気中に含まれる塵埃も除菌されて掃除機本体に送られる。したがって、掃除機本体に搬送される塵埃に付着している菌の増殖を抑制することができる。このため、掃除機本体排気中に僅かに含まれる塵埃が抗菌作用されていることにより、掃除機本体からの排気により菌が室内にばら撒かれることを低減することができる。
なお、通風路6の上面壁部9に形成する透明部分23を後方へ広げると通風路6内を通過する塵埃をより広く抗菌することができる。
また、上方の紫外線ランプ21から下方の回転ブラシ7に向けて紫外線が照射されるので、回転ブラシ7における菌の繁殖を防止することができるとともに、一部の紫外線が床面にも照射され、床面の抗菌をも行うことができる。
また、回転ブラシ7の回転時のみ紫外線ランプ21を点灯しているので、回転ブラシ7全体を効率よく、かつ、ムラなく抗菌することができる。なお、回転ブラシ7が回転しないときに、紫外線を回転ブラシ7に照射した場合は、紫外線が照射されない部分では雑菌が増加するので、回転ブラシ7全体を効率良く、かつムラなく抗菌することができない。
また、紫外線ランプ21を、床用吸込具1が床面から離れたときに消灯するようにしているので、床用吸込具1が床面から離れたときに紫外線が使用者の目に入って、目を痛める危険性がない。
次に、実施例3を図4に基づいて説明する。図4は、実施例3に係る電気掃除機の床用吸込具の側断面図であって、フローリングシートを回転ブラシに巻き付けた状態図である。なお、実施例2に対応する部分には同一の符号を付しその説明を省略又は簡略化する。
実施例3は、回転ブラシにフローリングシートを巻き付けた床拭きモードの掃除運転を、殺菌しながら可能としたものである。
そのために、この実施例3においては、回転ブラシ7にフローリングシート35を巻きつけ可能としている。このようにフローリングシート35を巻き付けるには所定の低速度で回転ブラシ7を回転させる運転が可能に構成されている。なお、このフローリングシート35は光触媒を塗布したものである必要はない。
次に、この実施例3では、実施例2の場合と同様に形成されている紫外線ランプ収納室22内に殺菌灯36を併設し、透明部分23を介し殺菌灯36からの殺菌光を回転ブラシ7に向けて照射できるようにしている。
また、この実施例3では、図示しないが制御装置により、フローリングシート35なしで運転する通常モードの掃除運転と、回転ブラシ7にフローリングシート35を巻き付けて運転する床拭きモードの掃除運転とを切り替えて掃除運転可能としている。そして、通常モードの掃除運転時には紫外線ランプ21からの紫外線を回転ブラシ7に対し照射可能とし、床拭きモードの掃除運転時には殺菌灯36からの殺菌光を回転ブラシ7に向けて、つまりフローリングシート35に対し照射可能とするようにしている。
実施例3は以上のように構成されているので、通常モードの掃除運転のときには、紫外線が回転ブラシ7のブラシ部7b、7c、7dに塗布されている光触媒に照射されることにより、床面の塵埃から回転ブラシ7に菌が付着して増殖することが防止される、また、床拭きモードの掃除運転のときには、フローリングシート35が殺菌灯により殺菌されるので、絨毯や床面に雑菌が再付着することを軽減することができる。また、殺菌灯と紫外線ランプとを使い分けることにより、両者の寿命を長くすることができる。
次に、実施例4を図5及び図6に基づき説明する。図5は実施例4に係る電気掃除機の側断面図である。図6は、同電気掃除機に使用する紫外線照射装置の原理図である。なお、実施例1に対応する部分には同一の符号を付しその説明を簡略化する。
実施例4は、実施例1において、紫外線ランプから発光する紫外線を回転ブラシに対し広範囲に照射できるようにしたものである。
そのために、先ず、回転ブラシ7前方のシャッター11を開閉できないようにしている。そして、このシャッター11を含むケース2全体の材料を不透明材料にしている。なお、この実施例の場合、シャッター11はその機能を果たしていないので、この部分をケース2として一体に構成してもよい。
また、この実施例における紫外線照射装置は、回転ブラシ7上方の通風路6の上面壁部9の部分に、図6に示すように、紫外線を発光させる紫外線ランプ(V−LED)41と、この紫外線ランプ(V−LED)41から放射された紫外線を伝播する発光体棒42を設置している。
発光体棒42は、図6に示すように、光が透過する伝播部と43と、光が反射する反射部44とから構成されている。そして、この発光体棒42は、軸方向が回転ブラシ7の軸と同一方向となるように設置されており、その長さは回転ブラシ7と略同寸とされている。
このように構成された実施例4では、紫外線ランプ41から発光体棒42の一端面に向けて放射された紫外線は、発光体棒42の内部を伝播し、屈曲のときに側面から一部紫外線(図6における矢印)を放射していく。そのために、紫外線ランプ41から放射された紫外線は、発光体棒42を伝播する間に発光体棒42の側面から出て、回転ブラシ7に対し広範囲に紫外線を照射することができる。また、回転ブラシ7に照射された紫外線は、ブラシ部7b、7c、7dに塗布されている光触媒を広範囲で活性化し、回転ブラシ7全体をムラなく、効率良く抗菌効果を発揮させることができる。
また、本実施例では、ケース2が不透明部材により形成されているので、紫外線ランプ41からの紫外線を外部に漏らせないで回転ブラシ7のブラシ部7b、7c、7dに照射することが可能になる。
次に、実施例5を図7及び図8に基づき説明する。図7は実施例5に係る電気掃除機の床用吸込具の側断面図である。図8は同床用吸込具の外観図である。
実施例5は、実施例1において、回転ブラシ7に対し紫外線ランプからの紫外線を照射するようにすると共に、紫外線ランプによる抗菌運転中であることを表示する表示灯を設けたものである。
そのために、図1におけるシャッター11を含むケース2全体を不透明材料により構成している。
また、回転ブラシ7上方かつ後方よりの通風路6の上面壁部9の上側に紫外線ランプ収納室52を形成し、この中に紫外線ランプ51を収納している。少なくとも紫外線ランプ51より前側の上面壁部9は、紫外線ランプ収納室52から紫外線を回転ブラシ7に照射可能とするために、透明部分53として形成されている。
また、紫外線ランプ収納室52の上部には、紫外線ランプ51による抗菌運転中であることを表示するための表示灯55が収納されている。この表示灯55は、蛍光材料を含ませた透明樹脂製の発光棒56、この発光棒56の一端面に光を照射する発光ダイオード(LED、図示せず)、透明材料からなるランプカバー57などから構成されている。
実施例5は、このように形成されているので、次のような効果を奏することができる。
回転ブラシ7に紫外線を照射する紫外線ランプ51が紫外線ランプ収納室52に収納されているので、実施例2の場合と同様に、紫外線ランプ51からの紫外線を外部に漏らせないようにしながら回転ブラシ7を十分に抗菌することができ、紫外線ランプ51の発光面が塵埃で汚されることがない、また、掃除機本体に搬送される塵埃を抗菌することができ、床面も抗菌することができる。
また、表示灯55を設けることにより、抗菌運転を行っていることの視認性が向上する。また、発光棒56の側面から幅広く発光させるため、良好な視認性が得られ、電気掃除機のデザイン向上にも寄与することもできる。
本発明の実施例1に係る電気掃除機の床用吸込具の側断面図である。 実施例2に係る電気掃除機の床用吸込具の側断面図である。 同電気掃除機の電気回路図である。 図4は、実施例3に係る電気掃除機の床用吸込具の側断面図であって、フローリングシートを回転ブラシに巻き付けた状態図である。 実施例4に係る電気掃除機の側断面図である。 同電気掃除機に使用する紫外線照射装置の原理図である。 実施例5に係る電気掃除機の床用吸込具の側断面図である。 同床用吸込具の外観図である。
符号の説明
1 床用吸込具
2 ケース
3 吸込口
4 接続口
6 通風路
7 回転ブラシ
7b ブラシ部
7c ブラシ部
7d ブラシ部
9 上面壁部
21 紫外線ランプ
22 紫外線ランプ収納室
23 透明部分
36 殺菌灯
41 紫外線ランプ
42 発光体棒
51 紫外線ランプ
52 紫外線ランプ収納室
53 透明部分
55 表示灯
56 発光棒

Claims (9)

  1. 床用吸込具、掃除機本体、床用吸込具と掃除機本体とを接続する接続管を有する電気掃除機において、床用吸込具は、床用吸込具の外壁を構成するケースと、ケースの下面に形成された吸込口と、ケースの一端部に形成された、接続管を接続するための接続口と、ケース内に形成された、吸込口と接続口とを連通する通風路と、吸込口に臨むように通風路内に設けられた回転ブラシとを有し、紫外線により抗菌効果を奏する光触媒が回転ブラシのブラシ部に塗布されていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 回転ブラシ近傍のケースに、自然光をケース内に取り込む透明部分を形成したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. ケースを不透明部材により形成し、回転ブラシに紫外線を照射する紫外線ランプをケース内に設けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 通風路の上面壁部の上側に紫外線ランプを収納する紫外線ランプ収納室を設け、紫外線ランプ収納室に紫外線ランプを収納するとともに、紫外線ランプ下方の通風路の上面壁部に透明部分を形成し、この透明部分を介して紫外線ランプの紫外線を回転ブラシに照射するように構成したことを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
  5. 回転ブラシの上方に、紫外線ランプからの紫外線を伝達する発光体棒を、その軸方向が回転ブラシの回転軸と平行となるように設け、発光体棒から発光される紫外線を回転ブラシに照射するようにしたことを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
  6. 回転ブラシの回転時のみ、回転ブラシに紫外線を照射するようにしたことを特徴とする請求項3〜5の何れか1項記載の電気掃除機
  7. 紫外線ランプ収納室内に紫外線ランプとともに殺菌灯を設ける一方、回転ブラシにフローリングシートを巻き付け可能とし、さらに、フローリングシートなしで運転する通常モードの掃除運転と、回転ブラシにフローリングシートを巻き付けて運転する床拭きモードの掃除運転とを切り替えて運転可能とし、通常モードの掃除運転時には紫外線ランプからの紫外線を照射可能とし、床拭きモードの掃除運転時には殺菌灯からの殺菌光を照射可能とするようにしたことを特徴とする請求項5記載の電気掃除機。
  8. 紫外線を照射して運転していることを表示する表示灯を、ケースの上面に設けたことを特徴とする請求項3〜7の何れか1項記載の電気掃除機。
  9. 表示灯は、発光ダイオードと、発光ダイオードの光を棒状体の一端から受けて棒状体の外周面を発光する発光棒とを備えて形成されていることを特徴とする請求項8記載の電気掃除機。
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