JP2005040162A - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005040162A JP2005040162A JP2003200012A JP2003200012A JP2005040162A JP 2005040162 A JP2005040162 A JP 2005040162A JP 2003200012 A JP2003200012 A JP 2003200012A JP 2003200012 A JP2003200012 A JP 2003200012A JP 2005040162 A JP2005040162 A JP 2005040162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image guide
- endoscope
- eyepiece
- unit
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Lenses (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
【解決手段】イメージガイド12の一端をフランジ付き保持部材13に気密を保って内挿して、イメージガイド12の後端面に透明なカバーガラス14を配し、このカバーガラス14をイメージガイドワク15を介してフランジ付き保持部材13に気密接合し、このフランジ付き保持部材13を、弾性部材22を介して内視鏡操作部10に気密及び水密を保って組付けて、気密及び水密を保った状態でイメージガイド12の後端面の位置を、接眼レンズ部11に対して中心、傾き、ピント合わせの調整を行い得るように構成したものである。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、イメージガイドを有し、接眼光学系で像を拡大することで画像を得る内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療分野で使用される内視鏡は、体内挿入部の先端に配した対物光学系で取り込んだ被写体像の画像をイメージガイドを用いて接眼部に取り込んだり、体内挿入部に処置具を挿通させて患部の処置が行われる。このため、内視鏡は、患者間感染を防止する必要から、検査・処置終了後に、その体内挿入部や附属品の洗滌消毒、滅菌処理が施される。
【0003】
このような内視鏡及びその附属品の消毒滅菌処理としては、エチレンオキサイドガス(EOG)等のガスや、消毒液が使用されている。そして、最近では、煩雑な作業を伴わず滅菌後すぐに使用でき、しかもランニングコストの安いオートクレーブ滅菌(高圧蒸気滅菌)が主流になりつつある。
【0004】
また、体内挿入部に軟性部を有する内視鏡は、ゴム、エラストマー、樹脂(プラスチックス)等の高分子材料を主成分とする素材、接着剤を使用し、シリコーンゴム製のOリングやシリコーン系接着剤等で水密構造に構成される。
【0005】
しかしながら、上記水密構造の内視鏡にあっては、オートクレーブ滅菌時に、かなりの高圧高温水蒸気にさらされるため、その構造上、高圧高温水蒸気が内視鏡内部に侵入し、イメージガイド端面やカバーガラス内面やレンズ表面に水滴が付着し、内視鏡の観察性能を著しく損なうおそれを有する。
【0006】
そこで、水密構造の内視鏡としては、接眼枠と本体部とを着脱自在にすることによって、接眼部と内視鏡操作部との間に形成される空間部に水蒸気が侵入してカバーガラスのガラス表面に結露が生じた場合には、分離させて別体にして結露した面を清掃することように構成したものが提案されている(例えば特許文献1参照。)。
【0007】
ところが、上記内視鏡では、イメージガイドの端面が、本体内視鏡操作部の端部の部品に直接固定される構造のため、接眼部との位置関係の調整代を有せず、イメージガイド端面の位置の調整が困難であるという問題を有する。
【0008】
また、上記イメージガイド端面の位置の調整方法としては、イメージガイド端面の位置を調整するイメージガイド位置調整機構が提案され(例えば、特許文献2参照。)たり、あるいは接眼レンズ部を内視鏡操作部に対して着脱可能とし、かつこの接眼レンズ部を着脱すべき内視鏡操作部側の着脱部に、内視鏡操作部端面側のイメージガイド後端に内視鏡操作部を水密化するカバーガラスを設ける方法が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
【0009】
【特許文献1】
特開2000―139819号公報
【0010】
【特許文献2】
実用新案登録第2532370号公報
【0011】
【特許文献3】
特公平2−16886号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記調整構造を有した内視鏡では、いずれもオートクレーブ滅菌を行い、高圧高温水蒸気雰囲気中にさらされると、該水蒸気がイメージガイド端面と観察窓間の空間に進入してしまい、イメージガイド端面やカバーガラス内面に水滴が付着したりして、視野の劣化を招くという問題を有している。
【0013】
また、蒸気蒸気高圧高温水蒸気の進入を防止する構造としては、一般的に、各接合部をレーザー溶接と、半田付け、ロウ付けで内部空間を気密化する方法が知られているが、内視鏡操作部側全体を気密構造に形成すると、多くの個所に対して気密接合を行わなければならないために、その組立て性や修理性が非常に悪くなり、保守を含む製作が困難となるという問題を有する。
【0014】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡易な構成で、且つ、簡便にして容易なイメージガイドの位置調整手段を有したうえで、高圧高温蒸気にさらされた後でも、画像観察時の視野の劣化がない内視鏡を提供することを目的にしている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明は、少なくとも被写体像の画像を取得するイメージガイドが内蔵された挿入部と、前記イメージガイドの後端部を支持する内視鏡操作部と、前記イメージガイドの後端部の少なくとも観察方向面に対向して透明部材が配され、前記イメージガイドを前記内視鏡操作部に気密収容する気密保持手段と、前記気密保持手段を介して前記内視鏡操作部に気密収容された前記イメージガイドの位置調整を行う位置調整機構と、前記内視鏡操作部に着脱自在に装着されるものであって、前記イメージガイドの後端部の像を観察する接眼レンズ部とを備えて内視鏡を構成した。
【0016】
上記構成によれば、イメージガイドはその後端部の観察方向面に透明部材を設けた部材で覆われ、微小空間で気密化される。その部位を内視鏡操作部に対し位置調整機構を介し取り付けられる。観察のための接眼部とイメージガイド観察部の端面は気密化されない空間のため、高温蒸気が侵入し結露することがあるが、その際は接眼部を分割し結露や曇りを拭き取ることが可能である。しかも、本構成によれば気密化のための接合箇所を内視鏡全体でなく、ごく限られた箇所に限定して行うことで機能を達成することが可能であるので、組立て性や修理性を良好とすることが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
(第1の実施の形態)
図1及び図2は、この発明の第1の実施の形態に係る内視鏡の要部を示すもので、図1は、内視鏡操作部10及び接眼レンズ部11の分離状態を示し、図2は、内視鏡操作部10及び接眼レンズ部11の合体状態を示す。
【0019】
即ち、図中12は、イメージガイド12で、このイメージガイド12の基端部は、フランジ付き保持部材13内に挿入されて接着剤121を用いて接着される(図3参照)。そして、このフランジ付き保持部材13の一端部には、上記イメージガイド12の後端面を、覆うようにカバーガラス14が被着される。このカバーガラス14は、例えば気密隔壁部材であるサファイヤ等の高耐圧ガラス等で形成され、その外周部には、例えばメタライズ処理による表面処理が施された金属製の取付け用イメージガイドワク15がロー付け等により接合されて設けられる。このイメージガイドワク15は、上記フランジ付き保持部材13に対して半田付けやレーザー溶接等の気密接合手段により接合され、その内部空間が気密密閉部として供される。
【0020】
上記フランジ付き保持部材13は、上記内視鏡操作部10に固定される中空の円筒部材16に挿着される。この円筒部材16は、その周壁に所定の間隔を有して、複数、例えば位置調整機構を構成する3個の先端方向に尖った調整螺子17が、中心軸に対して略直交する方向に螺合調整自在に設けられ、この調整螺子17を用いて上記円筒部材16に対して位置決め固定される。そして、この3個の調整螺子17の螺合調整により、フランジ付き保持部材13は、その中心軸が円筒部材16に対して移動調整されて、内挿されるイメージガイド12の中心位置の接眼レンズ部11に対する位置調整が行われる。
【0021】
また、上記円筒部材16は、いわゆる切り欠き構造に形成され、この切り欠き構造を利用して、イメージガイドワク15を介してカバーガラス14の被着されたイメージガイド12が内挿されるフランジ付き保持部材13が、直接的に着脱自在に内挿されて取付けられる。これにより、イメージガイド12が内挿されたフランジ付き保持部材13は、円筒部材16への組立て作業及び修理作業性の向上が図れる。
【0022】
さらに、上記フランジ付き保持部材13には、図4に示すようにそのフランジ面に複数、例えば傾き調整機構を構成する3個の螺子孔及び3個の挿通穴(但し、図4中では、図の都合上、図示せず)が所定の間隔を有して交互に設けられる。このうち3個の螺子孔には、先端の尖っている調整螺子18が、螺合調整自在に螺着され、この調整螺子18の螺合調整により上記円筒部材16の端面に対して該調整螺子18の先端を選択的に圧接して円筒部材16に対するイメージガイド12の傾き量の調整が行われる。
【0023】
他方、フランジ付き保持部材16の3個の挿通孔には、それぞれ固定螺子19が挿通され、各固定螺子19の先端が、上記円筒部材16の端面に設けられる図示しない螺子孔に螺合される。これにより、フランジ付き保持部材13は、固定螺子19を介して円筒部材16に締結される。
【0024】
また、円筒部材16の外周には、螺子部161が設けられ、この螺子部161にカバー部材20の内周に設けられた螺子孔201が螺合されて該カバー部材20が外装される。この際、カバー部材20は、上記内視鏡操作部10が接する面にOリング21が介在されて該Oリング21を介して相互間の水密状態が保たれる。
【0025】
ここで、上記フランジ付き保持部材13は、上記カバーガラス14の周辺の端部のみが露出されて内視鏡操作部10に組付け配置され、上記カバー部材20との間に、ゴム部材やシリコン系の弾性体で形成されるブーツと称する弾性部材22が介在される。この状態で、カバー部材20には、その螺子孔201に蓋体23が、弾性部材22を、適正量だけ潰して所望の水密が保たれるように螺合される。これにより、フランジ付き保持部材13は、相互間が移動調整された状態においても、カバー部材20との間に介在された弾性部材22が変形して、相互間の気密が、所望の状態に保たれる。
【0026】
また、上記カバー部材20の外周には、螺子部202が設けられ、その螺子部202に対してリング部材24の内壁に設けられる螺子部241が螺合されて該リング部材24が取付けられる。このリング部材24には、その周壁に複数のロック螺子孔241が周方向に所定の間隔に設けられ、このロック螺子孔241には、ロックボルト244が螺合調整自在に螺着される。これにより、リング部材24は、そのロックボルト244を緩めた状態で、螺子部241が螺合調整されると、カバー部材20上を上記接眼レンズ部11に対向して出入りされ、その移動位置において、ロックボルト244が締め付けられてカバー部材20上の所望の位置に位置決めされる。このリング部材24は、その端面が合体用規制部を構成し、上記カバー部材20上の移動位置において、その端面に対して接眼レンズ部11の端面が当接された状態で、該接眼レンズ部11を上記内視鏡操作部10に対して位置決めする(図2参照)。
【0027】
さらに、リング部材24には、その外周に接眼レンズ部取付け用の螺子部242が設けられ、この螺子部242には、上記接眼レンズ部11に設けられる螺子孔部111が螺合されて該接眼レンズ部11が合体される。これにより、接眼レンズ部11は、リング部材24のカバー部材20に対する螺合が調整されて相対位置が可変されると、そのリング部材24が光軸方向に移動され、その移動位置に応じて、該リング部材24による螺子孔部111の位置決め位置が変化されることにより、上記イメージガイド12の端面との位置が調整されてピント合わ調整が行われる。
【0028】
ここで、リング部材24は、その内周の螺子部241が、例えば左螺子で形成され、その外周の螺子部242が右螺子で形成される。このように、リング部材24の内周及び外周に異なる螺子構造の螺子部241,242を形成して、カバー部材20への取り付け、及び接眼レンズ部11への取り付けを可能としていることにより、接眼レンズ部11の取付け部品の点数が軽減され、構成の簡略化が図れる。そして、これによれば、このピント合わせのためのリング部材24の位置は、接眼レンズ部11を固定する螺子回し力に対して反力がかかり固定が強固になる構成となっているため、接眼レンズ部11の着脱を繰り返しても螺合状態に緩みが起こることなく、しかも、ピント調整位置ずれを起こすことなく、調整状態が初期状態に保たれる。
【0029】
例えば、上記カバー部材20及び接眼レンズ部11は、その外形寸法が、それ自体の部品加工寸法公差を考慮して、隙間バメ構造に形成される。これにより、カバー部材20及び接眼レンズ部11は、さらに回転方向の高精度な調整が可能となり、相互間の高精度な位置調整が実現される。
【0030】
上記カバー部材20及び接眼レンズ部11は、例えば接眼レンズ部11に凸部を設けて、そのカバー部材20に凹部を設け、これら凸部と凹部を合致させることにより、組立て再現性が得られるように構成される。そして、これらカバー部材20及び接眼レンズ部11には、例えば位置合わせ用の指標を対応して設けたり、いわゆるDカット形状に形成することにより、さらに容易な組立て再現性を得ることが可能となる。
【0031】
ここで、上記接眼レンズ部11には、接眼ユニット112が内装される。この接眼ユニット112は、枠体113内に接眼レンズ114がカバーガラス115により挟装された状態で、ロー付け等の手法により気密状態に組付け配置される。これにより、接眼レンズ部11の接眼ユニット112は、その接眼レンズ114が気密状態に保たれ、上記内視鏡操作部10のカバー部材20に組付けられた状態において、その気密が保たれる。
【0032】
また、上記イメージガイド12の先端部は、図5に示すように体内挿入部25に配置される。このイメージガイド12の先端部は、同様にオートクレーブ滅菌時にも高圧高温水蒸気の混入による視野の劣化などを防止するために、挿入部先端側も接眼部側端部と同様に気密に近い状態に構成される。
【0033】
即ち、体内挿入部25の先端には、ワク部材251が設けられ、このワク部材251には、対物光学系26が上記イメージガイド12の先端に対向して配される。このワク部材251の先端には、例えば金メッキの施された段状の凹部252が設けられ、この凹部252の下段には、周壁にメタライズ処理の施されたカバーガラス27が、収容されて半田接合されて所望の気密を保った状態に取付けられる。
【0034】
ここで、上記半田接合時において、半田28は、ワク部材251の凹部252に施した金メッキの作用により、例えば多すぎた半田28が凹部252内の金メッキ範囲に留まり、装置内部に過剰に侵入したり、カバーガラス27面に流れ出したりすることが防止される。これにより、確実な気密接合を簡便にして容易に実現することが可能となり、組立て作業の簡略化を図ることが可能となる。
【0035】
また、上記図5においては、イメージガイド12に対向配置される対物光学系26の前にカバーガラス27を、ワク部材251を介して配するように構成したが、これに限ることなく、例えば図6に示すように対物光学系26を構成する凸レンズを、カバーガラスとして兼用するように構成することも可能である。この場合には、対物光学系26のレンズ順番や、組付け方法に影響を及ぼさないうえ、部品点数の削減が図れることにより、さらに、設計を含む製作の簡略化を図ることが可能となる。
【0036】
上記構成により、イメージガイド12の位置を接眼レンズ部11に対して中心、傾きの調整を行う場合には、その側面及び接眼レンズ面側に配される調整螺子17、18を調整操作することにより行われる。そして、消毒滅菌処理としてエチレンオキサイドガス(EOG)等のガスや消毒液を使用する場合にも、イメージガイド12のイメージガイドワク15、フランジ付き保持部材13が気密化され、該フランジ付き保持部材13と円筒部材16、カバー部材20及び蓋体23の対向部位は、弾性部材22を介して水密状態に組付けられていることで、水分の侵入が確実に防止され、処理後、再び初期の視野精度での観察を行うことができる。
【0037】
このように、上記内視鏡は、イメージガイド12の一端をフランジ付き保持部材13に内挿して、イメージガイド12の後端面に透明なカバーガラス14を配し、このカバーガラス14をイメージガイドワク15を介してフランジ付き保持部材13に気密接合し、このフランジ付き保持部材13を、弾性部材22を介して内視鏡操作部10に組付けて、操作部内を水密を保った状態でイメージガイド12の後端面の位置を、接眼レンズ部11に対して中心、傾き、ピント合わせの調整を行い得るように構成した。
【0038】
これによれば、一部領域を気密構造とするだけの簡単な構成で、高精度な気密構造が実現されて、例えばオートクレーブ滅菌時にも高圧高温水蒸気の侵入を効果的に防止することが可能となり、接眼部との空間に蒸気による結露、くもりが発生しても接眼部を分割し結露やくもりを拭き取ることができることで、高精度な視野の確保が実現され、しかも、その保守点検を含む組立て作業の簡便化が図れる。
【0039】
また、所望の気密及び水密を保った状態で、イメージガイド12の後端面の位置を接眼レンズ部11に対して中心、傾き、ピント合わせの調整を簡単な構造で構成することができることにより、簡便にして容易な位置調整操作が実現され、その取扱い性の向上が図れる。
【0040】
(第2の実施の形態)
図7及び図8は、この発明の第2の実施の形態に係る内視鏡の要部を示すもので、図7は、内視鏡操作部30及び接眼レンズ部31の分離状態を示し、図7は、接眼レンズ部31を内視鏡操作部30に合体させた合体状態を示す。
【0041】
この第2の実施の形態においても、上述した第1の実施の形態と略同様の効果を期待することができる。但し、この図7及び図8においては、上記第1の実施の形態と同一部分について同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0042】
即ち、この第2の実施の形態においては、上記フランジ付き保持部材13のフランジの一方面と上記円筒部材16との接触部位に扁平シートでリング形状に形成されたパッキン32が載置され、このパッキン32上には、リング状のカラー33が積重される。
【0043】
そして、この円筒部材16の基端には、蓋体34が上記カラー33を介在させてパッキン32を圧接するように螺着される。この際、パッキン32は、カラー33を介して蓋体34の付勢力が均一的に付与されて、均一に沈み込み込み、フランジ付き保持部材13と円筒部材16との間に圧接され、フランジ付き保持部材13のフランジの一方面と上記円筒部材16との間を気密及び水密状態とする。このようにパッキン32を蓋体34を用いて均一的に圧接して気密密閉状態を保つように構成していることにより、気密を保つための気密・水密構造の簡略化が図れる。
【0044】
また、上記円筒部材16には、カバー部材35が外装され、このカバー部材35がOリング36を介して上記内視鏡操作部30に着脱自在に取付けられる。これにより、カバー部材35は、内視鏡操作部30に対して水密をとって取付けられる。そして、カバー部材35には、例えば上記第1の実施の形態におけるリング部材24の外周部形状と略同様の合体用の螺子部351が設けられ、この螺子部351に対して接眼レンズ部31に設けられる螺子孔部311が螺合されて着脱自在に合体される(図8参照)。
【0045】
上記接眼レンズ部31には、接眼レンズ群312が光軸方向に移動自在に内装され、その外周部に回転リング部材313が回転操作自在に取付けられる。そして、これら接眼レンズ部31の回転リング部材313及び接眼レンズ群312の間には、複数本のOリング37が介在され、このOリング37により相互間が水密状態に保たれる。
【0046】
上記回転リング部材313には、カム機構38が係合され、このカム機構38の駆動部には、上記接眼レンズ群312が光軸方向に移動調整自在に係合される。これにより、回転リング部材313は、回転操作されると、カム機構38を駆動して上記接眼レンズ群312を光軸方向に直線移動させる。ここで、接眼レンズ群312の移動範囲は、その視度調整範囲に加えてイメージガイド12の後端面との位置調整範代も考慮して設定され、上記第1の実施の形態におけるリング部材24の移動範囲も網羅するように設定することにより、ピント調整するためのピント調整機能が兼用される。
【0047】
また、上記接眼レンズ部31は、内視鏡操作部30に対してOリング39を介して上記第1の実施の形態の合体構造と略同様にして着脱自在に合体されると、該Oリング39を介して相互間が水密状態に設定される。
【0048】
上記構成により、イメージガイド側面の位置を接眼レンズ部31に対して中心、傾きの調整を行う場合には、接眼レンズ部31を内視鏡操作部30に合体した状態で、その側面側に配される回転リング部材313や調整螺子17を調整操作することにより行われる。そして、消毒滅菌処理としてエチレンオキサイドガス(EOG)等のガスや消毒液を使用する場合にも、イメージガイド12のイメージガイドワク15、フランジ付き保持部材13が気密化され、該フランジ付き保持部材13と円筒部材16、カバー部材35及び蓋体34の対向部位は、パッキン32及びカラー33を介して水密状態に組付けられていることで、水分の侵入が確実に防止され、処理後、再び初期の視野精度での観察を行うことができる。また、接眼レンズ部31及び内視鏡操作部30の連結部位は、上述したようにパッキン32及びOリング39を介して水密状態に合体されていることで、水分の侵入が確実に防止される。
【0049】
この第2の実施の形態によれば、接眼レンズ部31に接眼レンズ群312を光軸方向に移動自在に配して、この接眼レンズ群312を移動させて視度調整を行うようにしている。この結果、ピント調整機構を配することなく、ピント調整機能を兼用することが可能となり、構成の簡略化が図れると共に、その調整操作の簡便化が図れる。
【0050】
また、接眼レンズ部31を内視鏡操作部30に合体した状態においても、気密及び水密が確保できることにより、例えば消毒滅菌処理としてエチレンオキサイドガス(EOG)等のガスや消毒液を使用する場合、内視鏡操作部30と接眼レンズ部31を分離することなく、消毒滅菌処理が可能となるため、その洗浄作業を含む取り扱い性の向上を図ることができる。
【0051】
(第3の実施の形態)
図9及び図10は、この発明の第3の実施の形態に係る内視鏡の要部を示すもので、図9は、内視鏡操作部40及び接眼レンズ部41の分離状態を示し、図10は、接眼レンズ部41を内視鏡操作部40に合体させた合体状態を示す。
【0052】
この第3の実施の形態においても、上述した第1及び第2の実施の形態と略同様の効果を期待することができる。但し、図9及び図10においては、上記第1及び第2の実施の形態と同一部分について同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0053】
第3の実施の形態においては、イメージガイド12の後端面に、イメージガイドワク15を介して透明部材であるカバーガラス14を被着して第1の円筒部材401内に内装させ、相互間が半田付け等により、接合されて気密密閉状態に取付けられる。そして、この第1の円筒部材401は、第2の円筒部材402内に遊挿される。この第2の円筒部材402には、その基端側に複数、例えば3個の固定螺子403が周方向に所定の間隔を有して螺合調整自在に螺着される。
【0054】
また、第2の円筒部材402には、その先端側に複数、例えば3個の調整螺子404が周方向に所定の間隔を有して螺合調整自在に螺着される。この調整螺子404は、例えば先端方向に尖った形状に形成され、その突出量を調整することにより、第1の円筒部材401の傾き角を可変させてイメージガイド12の傾きを可変設定させる。
【0055】
上記第2の円筒部材402は、第3の円筒部材405に遊挿された後、該第3の円筒部材405と共に第4の円筒部材406に遊挿され、これら第3及び第4の円筒部材405,406で挟装されて光軸方向の位置が規制される。このうち第4の円筒部材406は、その周囲部に複数、例えば3個の固定螺子407が周方向に所定の間隔を有して螺合調整自在に設けられ、この固定螺子407を介して第3の円筒部材405の外周部に取付けられる。
【0056】
また、第3の円筒部材405の周囲には、カバー部材408がOリング42を介在して被着され、相互間が固定螺子409を用いて螺着される。これにより、第3の円筒部材405とカバー部材408との間は、所望の気密及び水密が得られる。
【0057】
そして、上記カバー部材408は、上記内視鏡操作部40にOリング43を介して相互間の水密が得られるように取付けられる。また、上記第4の円筒部材405は、その基端において、上記第1の円筒部材401の間にOリング44が介在され、このOリング44を介して上記第1の円筒部材401の外周壁の間に所望の気密及び水密を有して取付けられる。
【0058】
上記第4の円筒部材406は、その基端部が、Oリング45を介在して接眼レンズ部41に内挿されて、該Oリング45により相互間が水密を有して取付けられる(図10参照)。この第4の円筒部材406には、その外周部に例えば上記第1の実施の形態におけるリング部材24(上記図1及び図2参照)の外周部形状と略同様の合体用の螺子部を有した係合部406aが設けられ、この係合部406aに対して接眼レンズ部41に設けられる係合螺子部411が螺合されて着脱自在に合体される。
【0059】
上記接眼レンズ部41は、上記第2の実施の形態と略同様に形成される。即ち、上記接眼レンズ部41には、接眼レンズ群412が光軸方向に移動自在に内装され、その外周部に回転リング部材413が回転操作自在に取付けられる。これら接眼レンズ部41の回転リング部材413及び接眼レンズ群412の間には、Oリング46が介在されて相互間の水密が保たれる。
【0060】
上記回転リング部材413には、カム機構414が係合され、このカム機構414の駆動部には、上記接眼レンズ群412が移動調整自在に係合される。これにより、回転リング部材413は、回転操作されると、カム機構414を駆動して上記接眼レンズ群412を光軸方向に直線移動させる。ここで、接眼レンズ群412の移動範囲は、その視度調整範囲に加えてイメージガイド12の後端面との位置調整範代も考慮して設定され、上記第1の実施の形態におけるリング部材24の移動範囲も網羅するように設定することにより、ピント調整するためのピント調整機能が兼用される。
【0061】
上記接眼レンズ部41は、上述したように内視鏡操作部40に対してOリング45を介して上記第1の実施の形態の合体構造と略同様にして着脱自在に合体されると、該Oリング45を介して水密状態が保たれる。
【0062】
上記構成により、イメージガイド12側面の位置を接眼レンズ部41に対して中心、傾きの調整を行う場合には、接眼レンズ部41を内視鏡操作部40に合体した状態で、その側面側に配される回転リング部材413や調整螺子404を調整操作することにより行われる。そして、消毒滅菌処理としてエチレンオキサイドガス(EOG)等のガスや消毒液を使用する場合にも、イメージガイド12のイメージガイドワク15、第1の円筒部材401が気密化され、該第1の円筒部材401が、調整機構を構成する第2及び第3の円筒部材402、405を介して第4の円筒部材406に対してOリング44を介して水密状態に組付けられていると共に、第4の円筒部材406が内視鏡操作部40に対してOリング42、43を介して水密状態に組付けていることで、水分の侵入が確実に防止され、処理後、再び初期の視野精度での観察を行うことができる。また、接眼レンズ部41及び内視鏡操作部40の連結部位は、上述したようにOリング42,43,45を介して気密及び水密状態に合体されていることで、水分の侵入が確実に防止される。
【0063】
この第3の実施の形態によれば、上記第2の実施の形態と略同様に接眼レンズ部41に接眼レンズ群412を光軸方向に移動自在に配して、この接眼レンズ群412を移動させて視度調整を行うように構成している。この結果、ピント調整機構を配することなく、ピント調整機能を兼用することが可能となり、構成の簡略化が図れると共に、その調整操作の簡便化が図れる。
【0064】
また、接眼レンズ部41を内視鏡操作部40に合体した状態においても、気密及び水密が確保できることにより、例えば消毒滅菌処理としてエチレンオキサイドガス(EOG)等のガスや消毒液を使用する場合、内視鏡操作部40と接眼レンズ部41を分離することなく、消毒滅菌処理が可能となるため、その洗浄作業を含む取り扱い性の向上を図ることができる。
【0065】
よって、この発明は、上記実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
【0066】
例えば上記実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0067】
また、この発明は、上記各実施の形態によれば、次のような構成を得ることもできる。
【0068】
(付記1)
イメージガイドを内蔵した体内挿入部と、イメージガイドの後端部を支持する内視鏡操作部と、イメージガイド後端の像を観察する接眼レンズ部を有し、接眼レンズ部を内視鏡操作部に対して着脱可能な構造とする内視鏡において、
イメージガイドの後端部の傾き、中心位置の位置調整が可能な機構を有し、イメージガイドの後端部の観察方向面に対し、透明部材を設けた部品で覆い気密化し、気密化範囲の一部分を内視鏡操作部の外部に露出するように配置し、内視鏡操作部と露出部の側面を軟性の部材で覆い、内視鏡操作部全体の水密を保持することを特徴とする内視鏡。
【0069】
(付記2)
付記1の内視鏡において、イメージガイドをフランジを有する部材に固定し、フランジ面に少なくとも3個の調整螺子を組み付け、調整螺子の突き出し量で取り付け部に対するイメージガイドの傾き(片ボケ)調整を行う構成としたことを特徴とする内視鏡。
【0070】
(付記3)
付記1の内視鏡において、イメージガイド保持部の外筒に移動可能なリング部材を設け、着脱する接眼レンズ部はリング端面に当てつけて位置出しを行い、リング位置を調整することで接眼レンズ部の位置を調整し、ピント合わせ調整を行う構成としたことを特徴とする内視鏡。
【0071】
(付記4)
付記3の内視鏡において、ピント合わせ調整を行うリング部材の外周に螺子を設けると同時に、接眼レンズ部にも同径の螺子を設け、リング部材が接眼レンズ部分を固定できる部材を兼ねるように構成したことを特徴とする内視鏡。
【0072】
(付記5)
付記3の内視鏡において、ピント合わせ調整を行うリング部材の螺子部を左螺子で、リング外周螺子部を右螺子で構成することで、接眼レンズ部分の着脱を繰り返してもピント調整位置ずれを起こしにくいように構成したことを特徴とする内視鏡。
【0073】
(付記6)
付記3において、前記リング部材は、外周部に螺子部を設けて、前記接眼レンズ部に前記リング部材の螺子部に螺合する螺子部を設け、前記接眼レンズ部の螺子部を前記リング部材の螺子部に螺合させて前記接眼レンズ部を取り付け配置したことを特徴とする内視鏡。
【0074】
(付記7)
付記3又は4において、前記リング部材は、内壁と外周壁に形式の異なる螺子部を設けて構成したことを特徴とする内視鏡。
【0075】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、簡易な構成で、且つ、簡便にして容易なイメージガイドの位置調整手段を有したうえで、高圧高温蒸気にさらされた後でも、画像観察時の視野の劣化がない内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る内視鏡の要部を分離して示した断面図である。
【図2】図1の合体状態を示した断面図である。
【図3】図1のイメージガイドをカバーガラス、イメージガイドワクを介してフランジ付き保持部材に対して気密状態に組付けた状態を示した断面図である。
【図4】図1のフランジ付き保持部材とイメージガイドの組付け状態を示した一部斜視図である。
【図5】図1のイメージガイドの体内挿入部の先端における配置構成を示した一部断面図である。
【図6】図1のイメージガイドの体内挿入部の先端における配置構成の変形例を示した一部断面図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態に係る内視鏡の要部を分離して示した断面図である。
【図8】図6の合体状態を示した断面図である。
【図9】この発明の第3の実施の形態に係る内視鏡の要部を分離して示した断面図である。
【図10】図8の合体状態を示した断面図である。
【符号の説明】
10,30,40…内視鏡操作部、11,31,41…接眼レンズ部、111…螺子孔、112…接眼レンズユニット、12…イメージガイド、13…フランジ付き保持部材、14…カバーガラス、15…イメージガイドワク、16…円筒部材、17,18…調整螺子、19…固定螺子、20…カバー部材、201…螺子孔、202…螺子部、21…Oリング、22…弾性部材、23…蓋体、24…リング部材、241,242…螺子部、243…ロック螺子孔、244…ロックボルト、25…体内挿入部、251…ワク部材、252…凹部、26…対物光学系、27…カバーガラス、28…半田、32…パッキン、33…カラー、34…蓋体、35…カバー部材、311…螺子孔部、312…接眼レンズ群、313…回転リング部材、36,37,39…Oリング、38…カム機構、401…第1の円筒部材、402…第2の円筒部材、403…固定螺子、404…調整螺子、405…第3の円筒部材、406…第4の円筒部材、407…固定螺子、408…カバー部材、409…固定螺子、42,43,44,45,46…Oリング、411…係合螺子部、412…接眼レンズ群、413…回転リング部材、414…カム機構。
Claims (3)
- 少なくとも被写体像の画像を取得するイメージガイドが内蔵された挿入部と、
前記イメージガイドの後端部を支持する内視鏡操作部と、
前記イメージガイドの後端部の少なくとも観察方向面に対向して透明部材が配され、前記イメージガイドを前記内視鏡操作部に気密収容する気密保持手段と、
前記気密保持手段を介して前記内視鏡操作部に気密収容された前記イメージガイドの位置調整を行う位置調整機構と、
前記内視鏡操作部に着脱自在に装着されるものであって、前記イメージガイドの後端部の像を観察する接眼レンズ部と、
を具備することを特徴とする内視鏡。 - 位置調整機構は、前記イメージガイドをフランジを有するガイド部材に固定し、前記フランジのフランジ面に少なくとも3個のビスを組み付け、ビスの突き出し量で前記イメージガイドの傾きを調整することを特徴とする請求項1記載の内視鏡。
- さらに、前記気密保持手段の外周部に、軸方向にリング部材を移動自在に配して、このリング部材に対して前記接眼レンズ部を当接させて配し、イメージガイド保持部の外筒に移動可能なリングを設け、前記リング部材の移動位置に応じて前記接眼レンズ部の位置を設定してピント合わせ調整を行うピント調整手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003200012A JP4398189B2 (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003200012A JP4398189B2 (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005040162A true JP2005040162A (ja) | 2005-02-17 |
JP4398189B2 JP4398189B2 (ja) | 2010-01-13 |
Family
ID=34260593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003200012A Expired - Fee Related JP4398189B2 (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4398189B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009525817A (ja) * | 2006-02-10 | 2009-07-16 | ヴォルク オプティカル インコーポレーテッド | 硝子体網膜手術用のレンズアセンブリ |
CN110944570A (zh) * | 2017-07-31 | 2020-03-31 | 索尼奥林巴斯医疗解决方案公司 | 用于内窥镜的摄像头 |
WO2020188685A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | オリンパス株式会社 | 内視鏡の先端ユニット |
-
2003
- 2003-07-22 JP JP2003200012A patent/JP4398189B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009525817A (ja) * | 2006-02-10 | 2009-07-16 | ヴォルク オプティカル インコーポレーテッド | 硝子体網膜手術用のレンズアセンブリ |
CN110944570A (zh) * | 2017-07-31 | 2020-03-31 | 索尼奥林巴斯医疗解决方案公司 | 用于内窥镜的摄像头 |
CN110944570B (zh) * | 2017-07-31 | 2023-06-23 | 索尼奥林巴斯医疗解决方案公司 | 用于内窥镜的摄像头 |
US11717143B2 (en) | 2017-07-31 | 2023-08-08 | Sony Olympus Medical Solutions Inc. | Endoscope camera head |
WO2020188685A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | オリンパス株式会社 | 内視鏡の先端ユニット |
CN113382669A (zh) * | 2019-03-18 | 2021-09-10 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜的前端单元 |
US11963660B2 (en) | 2019-03-18 | 2024-04-23 | Olympus Corporation | Distal end unit of endoscope, and endoscope |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4398189B2 (ja) | 2010-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3297033B2 (ja) | 内視鏡 | |
EP1986420B1 (en) | Image pickup unit and manufacturing method of image pickup unit | |
US8456562B2 (en) | Image pickup unit | |
JP5143332B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置用固定部材及び撮像装置の修理方法 | |
US7714885B2 (en) | Endoscope imaging apparatus | |
WO2006004123A1 (ja) | 電子内視鏡 | |
US6923758B2 (en) | Endoscope | |
JP5389376B2 (ja) | 内視鏡用撮像ユニット | |
JP4398189B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP2000139821A (ja) | 内視鏡装置 | |
JPH10170794A (ja) | 内視鏡のレンズ装置 | |
JP2000139819A (ja) | 内視鏡 | |
JP2000102508A (ja) | 内視鏡 | |
JP7335181B2 (ja) | カメラヘッド | |
JP4242668B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP3903737B2 (ja) | 内視鏡の挿入部 | |
JP5006125B2 (ja) | 内視鏡及び内視鏡用光学アダプタ | |
JP2005237982A (ja) | 内視鏡装置および撮像装置 | |
JP2000139817A (ja) | 内視鏡装置 | |
JP3523666B2 (ja) | 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 | |
JP3958597B2 (ja) | 撮像装置 | |
JPS62212614A (ja) | 内視鏡 | |
JPH11216102A (ja) | 内視鏡用撮像装置 | |
JP2001029311A (ja) | 内視鏡 | |
JP2003070723A (ja) | 電子内視鏡 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090609 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090929 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091022 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4398189 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |