JP2005039756A - アンテナ装置 - Google Patents

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岳仁 野呂
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Abstract

【課題】直線偏波アンテナの偏波方向を複数の方向に切替えることができ、相手方の直線偏波アンテナの偏波方向が変化する場合でも通信可能状態に保持できるようにする。
【解決手段】例えば六角形に形成されたパッチアンテナ31は、中心点に対して等角度の間隔で設けられた3つの給電点を備え、グランド板33上に所定の間隔で保持される。グランド板33は、パッチアンテナ31に設けられた各給電点に対向する位置に給電端子34a〜34cを備え、両者間を給電ピン35a〜35cにより接続する。給電端子34a〜34cは、スイッチ回路36を介して入出力端子37に接続される。上記スイッチ回路36は、スイッチ制御部38からの制御指令に従って動作し、給電端子34a〜34cを順次切替えて、相手方の直線偏波アンテナの偏波方向が変化する場合でも通信できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直線偏波の偏波方向を切替えるアンテナ装置に関する。
従来、商品や物品等に無線IDタグ(応答器)を取り付け、この無線IDタグに予め設定されている固有の識別データをIDリーダにより無線で読取る無線タグシステムが実用化されている。また、上記IDタグの他、ICカードなどに記憶されたデータをリーダにより無線で読出すシステムも実用化されている。
図9は、無線タグシステムの一般的な構成例について示したものである。IDリーダ10は、送信部11及び受信・復調部12を備えている。送信部11は、マイクロ波例えば2.45GHzの送信搬送波を問い合わせ信号及びクロックで振幅変調して出力する。上記送信部11から出力される送信信号は、方向性結合器13及びサーキュレータ14を介してアンテナ15に入力され、このアンテナ15から無線IDタグ20に送信される。また、上記送信部11の出力信号の一部は、方向性結合器13を介して受信・復調部12に入力される。
上記無線IDタグ20は、一般にICチップを用いて構成されており、IDリーダ10のアンテナ15から送信される電波をタグアンテナ21で受信し、その受信電波から駆動電力を生成して内部の論理回路を動作させ、メモリに予め記憶されている固有の識別データを読出してIDリーダ10からの送信搬送波を振幅変調し、IDリーダ10へ返送波として再放射する。
IDリーダ10は、無線IDタグ20からの返送波をアンテナ15で受信し、サーキュレータ14を介して受信・復調部12に入力する。受信・復調部12は、方向性結合器13を介して入力される送信部11の出力信号からクロック信号を抽出して無線IDタグ20からの識別データを復調し、デジタルデータに変換してホスト機器例えばパーソナルコンピュータ(図示せず)へ送出する。
上記データ検出システムにおいて、IDリーダ10のアンテナ15及びタグアンテナ21に直線偏波を用いた場合、アンテナ15、21の電界面を並行状態に保つことができず、通信ができなくなることがある。すなわち、無線IDタグ20は、商品や物品等に取り付けられるので、その取付け状態や商品や物品の搬送状態等によってタグアンテナ21の向きが変化し、アンテナ15と並行状態に保つことができない場合がある。
このような場合、上記IDリーダ10のアンテナ15またはタグアンテナ21のどちらかを円偏波とすることで、通信できないといった問題を解決することができる。
しかし、送信側であるIDリーダ10のアンテナ15として直線偏波アンテナを使用し、受信側のタグアンテナ21として円偏波アンテナを使用した場合、円偏波アンテナの利得は3dB無駄になる。例えば3dBiのダイポールアンテナを2つ使用して同一面上に直交配置し、位相差が90°で同じ出力の信号e1、e2により給電すると、6dBiの円偏波を発生することができ、円偏波アンテナとして利用できる。この円偏波アンテナを受信側に設置し、直線偏波アンテナから送信される信号を受信すると、2つのダイポールアンテナのうち、何れか一方のアンテナのみが送信アンテナと偏波が一致することになるので、結果的に3dBiしか受信できず、利得が3dB落ちてしまう。
このため円偏波アンテナの利得を最初から高めに設計しなければならない。しかし、アンテナの利得の上限が決まっているシステムでは、上記のように円偏波アンテナを使用する方法では対処することができない。例えば特定小電力無線局に関する標準規格では、アンテナ利得が6dBi、IDリーダの出力が10mW/MHz以下、あるいは3mW/MHz以下に定められている。
また、従来では、水平偏波と垂直偏波とを切替えて送受信できるアンテナ装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。このようなアンテナ装置をIDリーダ10のアンテナ15として使用することにより、無線IDタグ20との間で、偏波方向の不一致により生じる通信不能の状態を軽減することが可能となる。
特開平11−220325号公報
しかし、無線IDタグ20は、商品や物品等に取り付けられるので、その取付け状態や商品や物品の搬送状態等によってタグアンテナ21の向き(偏波方向)が変化するので、上記のように水平偏波と垂直偏波とを切替えるだけのアンテナ装置では、偏波方向を切替えてもタグアンテナ21の向きに対応できない場合が発生し、通信不能の状態となる。
また、上記従来の水平偏波と垂直偏波とを切替えるアンテナ装置は、多層印刷配線板を用いて構成したものであり、その構成が非常に複雑である。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、直線偏波アンテナの偏波方向を複数の方向に切替えることができ、送信及び受信の双方に直線偏波のアンテナを使用し、且つアンテナの偏波方向が変化する場合でも通信可能状態に保持でき、しかも構成が簡易なアンテナ装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係るアンテナ装置は、金属板により形成したパッチアンテナに複数の給電点あるいはショート点を中心点に対して略等角度の間隔で設けて1パッチ直線偏波アンテナを構成したことを特徴とする。
第2の発明に係るアンテナ装置は、金属板により形成したパッチアンテナに複数の給電点を中心点に対して略等角度の間隔で設けてなる1パッチ直線偏波アンテナと、前記複数の給電点を順次選択して給電する高周波スイッチとを具備したことを特徴とする。
第3の発明に係るアンテナ装置は、金属板により形成したパッチアンテナに複数の給電点を中心点に対して略等角度の間隔で設けてなる1パッチ直線偏波アンテナと、前記直線偏波アンテナに所定の間隔で対向して設けられる誘電体基板と、誘電体基板に設けられるアース板と、前記誘電体基板に設けられ、前記複数の給電点を順次切替えて給電する高周波スイッチと、前記高周波スイッチを切替え制御するスイッチ制御手段とを具備したことを特徴とする。
第4の発明に係るアンテナ装置は、パッチアンテナと、前記パッチアンテナに対向して設けられるアース板と、前記パッチ素子の中央部に設けられる給電点と、前記パッチアンテナに中心点に対して略等角度の間隔で設けられる複数のショート点と、前記パッチアンテナに設けられたショート点を順次切替えて前記アース板に接続する高周波スイッチとを具備し、前記ショート点の切替えにより直線偏波の偏波面を切替えることを特徴とする。
本発明によれば、パッチ素子に複数の給電点あるいはショートを設け、上記複数の給電点あるいはショートを高周波スイッチにて切替えることにより、簡易な構成で偏波方向を複数の方向に任意に切替えることができ、送信及び受信の双方に直線偏波のアンテナを使用し、且つ相手側のアンテナの状態によって偏波方向が変化する場合でも常に通信可能状態に保持することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るアンテナ装置の基本的な構成を示したものである。また、図2は、同実施形態で使用されるパッチアンテナの上面図である。
図1において、31はパッチアンテナで、グランド板(アース板)33上に所定の間隔例えば約λ/20(λ:自由空間波長)の間隔で対向して設けられる。上記グランド板33は、パッチアンテナ31より大きな面積を有し、中心部において支持棒(図示せず)によりパッチアンテナ31を保持している。
上記パッチアンテナ31は、図2に示すように金属板により多角形例えば六角形に形成され、3つの給電点32a〜32cが中心点に対して略等角度θの間隔、すなわち120°の間隔で設けられて1パッチ直線偏波アンテナを構成している。また、パッチアンテナ31の対角線の長さは、例えば約λ/2に設定される。
上記グランド板33には、パッチアンテナ31の給電点32a〜32cに対向する位置に給電端子34a〜34cが設けられ、上記給電点32a〜32cと給電端子34a〜34cとの間は給電ピン35a〜35cにより接続される。
上記給電端子34a〜34cは、スイッチ回路36を介して入出力端子37に接続される。上記スイッチ回路36は、例えば半導体スイッチ(高周波スイッチ)により構成したもので、スイッチ制御部38からの制御指令に従って動作し、給電端子34a〜34cを順次切替えて入出力端子37に接続する。この入出力端子37には、処理装置例えば図9に示したIDリーダ10が接続される。
上記の構成において、スイッチ制御部38は、常に所定の速度でスイッチ回路36を切替え制御している。このスイッチ制御部38による切替え周期は、IDリーダ10が無線IDタグ20(図9参照)に問い合わせ信号を送ってから、その応答信号を受信するまでの時間間隔より遅い周期、例えば100ミリ秒等に設定される。
上記スイッチ回路36によりパッチアンテナ31の給電点32a〜32cが順次切替えられると、それに伴ってパッチアンテナ31の直線偏波の方向が3方向に順次切替えられる。従って、例えば無線IDタグ20が取り付けられている物品の搬送状態等によってタグアンテナ21の偏波方向がどの方向に変化しても、パッチアンテナ31の給電点32a〜32cの何れかにおいてパッチアンテナ31の偏波方向とタグアンテナ21の偏波方向が一致し、IDリーダ10と無線IDタグ20との間で無線通信を行なうことができる。
このためIDリーダ10は、タグアンテナ21の状態に拘わらず、問い合わせ信号に対する無線IDタグ20からの応答信号を確実に受信して処理することができる。
なお、上記第1実施形態では、スイッチ制御部38の制御信号によりスイッチ回路36を常に切替える場合について示したが、その他、例えばIDリーダ10により受信した無線IDタグ20からの応答信号、あるいはスイッチ回路36により選択した信号をスイッチ制御部38に入力し、無線IDタグ20からの応答信号を受信できない状態ではスイッチ回路36の切替えを継続して行ない、上記応答信号を受信するとスイッチ回路36の切替えをその位置で停止するようにしても良い。スイッチ回路36の切替えを停止した後、無線IDタグ20からの応答信号を受信できなくなった場合は、スイッチ制御部38によるスイッチ回路36の切替えを再度実行する。
また、上記実施形態では、パッチアンテナ31を六角形として3つの給電点32a〜32cを設けた場合について示したが、更に六角形以上の多角形として4つ以上の給電点を設けて切替えるようにしても良い。
また、上記実施形態では、パッチアンテナ31を多角形に形成した場合について示したが、円形に形成しても良い。
また、上記実施形態では、パッチアンテナ31に複数の給電点32a〜32cを設けた場合について示したが、給電点32a〜32cに代えて複数のショート点、すなわちパッチアンテナ31をグランド板33にショートするショート点を設けても良い。この場合、給電点は、パッチアンテナ31の中心部に設ける。そして、上記複数のショート点をスイッチ回路により切替えることにより、上記給電点32a〜32cの場合と同様にして直線偏波の方向を切替えることができる。
次に、上記アンテナ装置の具体的な構成例について図3〜図5を参照して説明する。図3は、3点給電六角形アンテナに実施した場合の具体的な構成例を示したもので、(a)は表面側に設けられるアンテナ面の構成図、(b)は同裏面側に設けられる基板上の線路図(線路パターン)である。なお、上記図3(a)、(b)は、何れもアンテナ面側から見た状態を示している。図4は、図3(b)に示した線路パターン及び電子部品からなる回路構成図である。図5は、スイッチ回路の切替え動作を説明するためのタイミングチャートである。
図3において、41は誘電体基板で、上側面にグランド板33が形成され、下側面に線路パターン42がエッチング等により形成される。上記誘電体基板41には、グランド板33より例えばλ/20の間隔を保ってパッチアンテナ31が設けられる。上記誘電体基板41は、中心部において支持棒(図示せず)によりパッチアンテナ31を保持する。
上記パッチアンテナ31は、で、金属板により正六角形に形成され、3つの給電点32a〜32cが120°の角度で設けられる。上記パッチアンテナ31の給電点32a〜32cは、図1に示した給電ピン35a〜35cを介して上記線路パターン42に接続される。
上記誘電体基板41の下側面に形成される線路パターン42には、スイッチ及び該スイッチを駆動するインバータ等の電子部品が装着され、図4に示す回路が構成される。
図4において、51は第1のスイッチ、52は第2のスイッチで、これらのスイッチ51、52により、図1に示したスイッチ回路36を構成している。上記スイッチ51、52は、例えば半導体ICによる高周波スイッチを用いて構成され、何れもの固定の接点a、bと切替接点cを備え、接点a、bを切替接点cにより切替えるようになっている。
上記第1のスイッチ51は、切替接点cが入出力端子37に接続され、接点aが線路Dにより第2のスイッチ52の切替接点cに接続される。第2のスイッチ52は、接点aが線路Aによりパッチアンテナ31の給電点32aに接続され、接点bが線路Bにより給電点32bに接続される。また、第1のスイッチ51の接点bは、線路Cにより給電点32cに接続される。
また、上記スイッチ51、52は、それぞれ2つの制御端子d1、d2を備えており、一方の制御端子d1に駆動電圧が与えられた時に切替接点cが接点a側に切替えられ、他方の制御端子d2に駆動電圧が与えられた時に切替接点cが接点b側に切替えられるようになっている。
上記スイッチ51、52の制御端子d1、d2には、スイッチ制御部38から制御信号が与えられる。このスイッチ制御部38は、第1のインバータ53と第2のインバータ54からなり、外部から与えられるパルス信号P1、P2に応じてスイッチ51、52を切替え制御する。
上記第1のインバータ53には、外部から端子55を経由してパルス信号P1が入力され、第2のインバータ54には、外部から端子56を経由してパルス信号P2が入力される。上記パルス信号P1は、パルス信号P2の2倍の周期に設定される。また、インバータ53、54には、外部から端子57を経由して電源電圧が与えられる。
上記第1のインバータ53は、入力信号すなわちパルス信号P1を反転した信号を出力端子Oから出力する。この第1のインバータ53の出力端子Oから出力される信号は、第1のスイッチ51の制御端子d2に供給される。また、第1のスイッチ51の制御端子d1には、外部から上記端子55に入力されるパルス信号P1が直接与えられる。
また、第2のインバータ54は、2つの出力端子O1、O2を備えており、出力端子O1からは入力信号すなわちパルス信号P2と同相の信号を出力し、出力端子O2からはパルス信号P2を反転した信号を出力する。上記出力端子O1から出力される信号は、第2のスイッチ52の制御端子d1に供給され、出力端子O2から出力される信号は、第2のスイッチ52の制御端子d2に供給される。
次に、上記スイッチ51、52の切替え動作を図5に示すタイミングチャートを参照して説明する。図5(a)はパルス信号P1の波形、同図(b)はパルス信号P2の波形を示している。上記パルス信号P1の1周期Tの時間は、例えば400ミリ秒であり、200ミリ秒毎に信号レベルが反転する。また、パルス信号P2は、1周期の時間が200ミリ秒であり、100ミリ秒毎に信号レベルが反転する。
今、時刻t1において、図5(a)に示すパルス信号P1及び同図(b)に示すパルス信号P2が共にハイレベルに立上がったとすると、第1のインバータ53の出力がローレベル、第2のインバータ54のO1出力がハイレベル、O2出力がローレベルとなる。この結果、スイッチ51、52の制御端子d1に与えられる信号が共にハイレベル、制御端子d2側が共にローレベルとなり、スイッチ51、52は何れも切替接点cが接点a側に切替えられる。このため入出力端子37が線路D及び線路Aを経由してパッチアンテナ31の給電点32aに接続される。
次に図5(b)に示すように、時刻t2においてパルス信号P2がローレベルに立下がると、第2のインバータ54のO1出力がローレベル、O2出力がハイレベルとなる。従って、第2のスイッチ52の制御端子d1側がローレベル、制御端子d2側がハイレベルとなり、第2のスイッチ52は切替接点cが接点b側に切替えられる。このときパルス信号P1はハイレベルに保持されているので、第1のスイッチ51は接点aが選択された状態に保たれている。このため線路D及び線路Bを経由してパッチアンテナ31の給電点32bが選択される。
次に図5(a)に示すように、時刻t3においてパルス信号P1がローレベルに立下がると、第1のスイッチ51の制御端子d1側がローレベル、制御端子d2側がハイレベルとなり、第1のスイッチ51は切替接点cが接点b側に切替えられる。この結果、線路Cを経由してパッチアンテナ31の給電点32cが選択される。
上記時刻t3では、パルス信号P2がハイレベルに立上がり、第2のスイッチ52は接点a側に切替えられるが、このとき上記したように第1のスイッチ51が接点b側に切替えられるので、給電点32aが選択されることはない。
また、図5(b)に示すように、時刻t4においてパルス信号P2がローレベルに立下がると、第2のスイッチ52は接点b側に切替えられるが、パルス信号P1がローレベルとなっているので、第1のスイッチ51により給電点32cが選択された状態に保持される。
その後、時刻t5になると、パルス信号P1、P2が共にハイレベルに立上がるので、上記時刻t1の場合と同様にスイッチ51、52は何れも接点a側に切替えられて給電点32aが選択される。以下、同様にしてパルス信号P1、P2に基づいてスイッチ51、52が動作し、パッチアンテナ31の給電点32a〜32cが順次切替えられる。
図6(a)は、上記図3及び図4に示した直線偏波のアンテナ装置において、中心周波数を2.45GHz、パッチアンテナ31の対角線の長さをλ/2、パッチアンテナ31と誘電体基板41との間隔をλ/20に設定した場合の利得特性(実測値)であり、横軸に直線偏波の回転角度[度]、縦軸に絶対利得[dBi]をとって示した。また、図中aはパッチアンテナ31の給電点32aにおける特性、bは給電点32bにおける特性、cは給電点32cにおける特性を示している。
図6(b)は、上記利得特性におけるパッチアンテナ31の給電点32a〜32cの位置と偏波回転角度との関係を示したものである。この場合の例では、給電点32aの方向を基準(0°)としており、例えば回転角度90°は給電点32bの方向に該当する。
上記図6から明らかなように、受信電波(直線偏波)の偏波の方向がどの方向であっても、給電点32a〜32cの何れかで所定の利得が得られる。従って、受信電波の偏波の方向がどのように変化しても、パッチアンテナ31の給電点32a〜32cを順次切替えることにより、確実に受信することができる。
このため本発明に係るアンテナ装置を図9に示した無線タグシステムにおけるIDリーダ10のアンテナ15として使用した場合、タグアンテナ21の向き(偏波方向)が水平及び垂直方向だけでなく、その他の方向であっても、パッチアンテナ31の給電点32a〜32cを順次切替えることで、IDリーダ10と無線IDタグ20との間における通信を確実に行なうことができる。
また、パッチアンテナ31は、1枚の金属板に複数の給電点32a〜32cを設けただけであるので、きわめて簡単な構成となっている。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態に係るアンテナ装置について、図7を参照して説明する。図7(a)は第2実施形態に係るアンテナ装置の平面図、図7(b)は同側面図、同底面図である。
図7において、61は例えば方形状に形成された回路基板で、この回路基板61の下面に後述する回路パターンが形成され、上面にアースパターン(アース板)62が全面に設けられる。すなわち、回路基板61の両面に回路パターンとアースパターン62が分離して設けられる。
また、上記回路基板61の上側にスペーサ63を介してアンテナ基板64が設けられる。アンテナ基板64は、回路基板61と同様に方形状に形成されるが、回路基板61より少し小さく形成され、その上面に例えば円形のパッチアンテナ65が設けられる。このパッチアンテナ65には、中心部に給電点66が設けられる。また、上記パッチアンテナ65には、複数例えば3つのショート点67a〜67cが中心部より略等角度θの間隔、この場合には120°の間隔で設けられる。
そして、上記回路基板61とアンテナ基板64との間には、上記ショート点67a〜67cに対応させてショートピン68a〜68cが設けられる。上記ショートピン68a〜68cの上端は、アンテナ基板64内を挿通してパッチアンテナ65のショート点67a〜67cに電気的に接続される。また、ショートピン68a〜68cの下端は、アースパターン62と絶縁した状態で回路基板61に装着される。
上記回路基板61の下側には、図7(c)に示すように上記ショートピン68a〜68cに対応する位置に例えばピンダイオード等の偏波選択用の高周波スイッチ69a〜69cが配設される。この高周波スイッチ69a〜69cは、一端が上記ショートピン68a〜68cに接続され、他端がアースパターン62に接続される。また、回路基板61の下面には、高周波スイッチ69a〜69cをオン/オフ制御するための制御信号線70a〜70cが回路パターンにより形成される。上記制御信号線70a〜70cは、高周波スイッチ69a〜69cと偏波選択用のスイッチ制御部71との間を接続する。
上記の構成において、パッチアンテナ65の給電点66は、処理装置例えば図9に示したIDリーダ10が接続される。また、スイッチ制御部71は、高周波スイッチ69a〜69cを所定の速度で順次オン/オフ制御し、ショートピン68a〜68cを順次アースパターン62に接続する。上記スイッチ制御部71による高周波スイッチ69a〜69cの切替え周期は、上記第1実施形態におけるスイッチ制御部38の場合と同様にIDリーダ10が無線IDタグ20(図9参照)に問い合わせ信号を送ってから、その応答信号を受信するまでの時間間隔より遅い周期、例えば100ミリ秒等に設定される。
上記スイッチ制御部71の制御に基づいて高周波スイッチ69a〜69cが動作し、ショートピン68a〜68cが順次切替えられると、それに伴ってパッチアンテナ65の直線偏波の方向が3方向に順次切替えられる。高周波スイッチ69a〜69cによってショートピン68a〜68cの何れかが選択されると、それに対応するパッチアンテナ65のショート点67a〜67cがアースパターン62にショートされて給電点66と選択されたショート点との間に電流が流れ、その選択されたショート点の方向が直線偏波の方向となる。
従って、例えば無線IDタグ20が取り付けられている物品の搬送状態等によってタグアンテナ21の偏波方向がどの方向に変化しても、ショートピン68a〜68cの何れかのショート動作によってパッチアンテナ65の偏波方向とタグアンテナ21の偏波方向が一致し、IDリーダ10と無線IDタグ20との間で無線通信を行なうことができる。
このためIDリーダ10は、タグアンテナ21の状態に拘わらず、問い合わせ信号に対する無線IDタグ20からの応答信号を確実に受信して処理することができる。
以上の説明では、スイッチ制御部71の制御信号により高周波スイッチ69a〜69cを常に切替えるようにしたが、その他、例えばIDリーダ10により受信した無線IDタグ20からの応答信号、あるいはパッチアンテナ65の給電点66からの信号をスイッチ制御部71に入力し、無線IDタグ20からの応答信号を受信できない状態では高周波スイッチ69a〜69cの切替えを継続して行ない、上記応答信号を受信すると高周波スイッチ69a〜69cの切替えを停止するようにしても良い。高周波スイッチ69a〜69cの切替えを停止した後、無線IDタグ20からの応答信号を受信できなくなった場合は、スイッチ制御部71による高周波スイッチ69a〜69cの切替えを再度実行する。
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態に係るアンテナ装置について、図8を参照して説明する。図8(a)は第3実施形態に係るアンテナ装置の平面図、図8(b)は同側面図、図8(c)は同底面図である。
この第3実施形態は、図8に示すように回路基板61上にアンテナ基板64を積層し、アンテナ装置の薄型化を図ったものである。上記アンテナ基板64には、上記第2実施形態と同様に上面にアースパターン62が設けられ、下面に高周波スイッチ69a〜69c及び制御信号線70a〜70cが設けられる。
また、アンテナ基板64の上面にパッチアンテナ65が設けられ、その中心部に給電点66が設けられる。また、パッチアンテナ65には、ショート点67a〜67cが中心部より略等角度θの間隔で設けられる。
そして、上記パッチアンテナ65のショート点67a〜67cと高周波スイッチ69a〜69cの一端をショートピン68a〜68cによって接続し、高周波スイッチ69a〜69cの他端をアースパターン62に接続する。その他の構成及び偏波切替え動作は、上記第2実施形態の場合と同様であるので、詳細な説明は省略する。
なお、上記第2及び第3実施形態では、パッチアンテナ65を円形に形成した場合について示したが、その他の形状例えば多角形に形成しても良い。
また、上記各実施形態では、無線タグシステムのアンテナとして使用する場合について示したが、その他、例えばICカードに記憶されたデータを読出すカードシステムや移動無線等のアンテナとして利用し得るものである。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の第1実施形態に係るアンテナ装置の基本的な構成を示す図である。 同実施形態におけるパッチアンテナ部分の平面図である。 同実施形態におけるアンテナ装置の具体的な構成例を示すもので、(a)はアンテナ面の構成図、(b)は基板裏面側に形成される線路図である。 同実施形態におけるアンテナ装置の回路構成図である。 同実施形態におけるスイッチの切替え動作を説明するためのタイミングチャートである。 同実施形態における利得特性を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るアンテナ装置の構成例を示すもので、(a)は平面図、(b)は同側面図、(c)は同底面図である。 本発明の第3実施形態に係るアンテナ装置の構成例を示すもので、(a)は平面図、(b)は同側面図、(c)は同底面図である。 一般的な無線タグシステムの構成例を示す図である。
符号の説明
20…無線IDタグ、21…タグアンテナ、31…パッチアンテナ、32a〜32c…給電点、33…グランド板、34a〜34c…給電端子、35a〜35c…給電ピン、36…スイッチ回路、37…入出力端子、38…スイッチ制御部、41…誘電体基板、42…線路パターン、51…第1のスイッチ、52…第2のスイッチ、53…第1のインバータ、54…第2のインバータ、55〜57…端子、61…回路基板、62…アースパターン、63…スペーサ、64…アンテナ基板、65…パッチアンテナ、66…給電点、67a〜67c…ショート点、68a〜68c…ショートピン、69a〜69c…高周波スイッチ、70a〜70c…制御信号線、71…スイッチ制御部。

Claims (1)

  1. 金属板により形成したパッチアンテナに複数の給電点あるいはショート点を中心点に対して略等角度の間隔で設けて1パッチ直線偏波アンテナを構成したことを特徴とするアンテナ装置。
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