JP2005039746A - 通信品質表示装置及び通信品質表示方法 - Google Patents

通信品質表示装置及び通信品質表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯電話による通話時の通話遅延の情報をユーザに提示し、通信品質を選んだ会話を可能とする。
【解決手段】 DTMFジェネレータ12aはコード信号を生成し、発信者側携帯端末2aの音声入力部23aに供給する。発信者側携帯端末2aはコード信号を基地局を介して送信する。受信者側携帯端末2bはこれを受信し、受信側装置1bのDTMFデコーダ13bは受信したコード信号を復号する。コード判定部14bは復号されたコード信号が所定の桁数を持つか否かを判定し、所定の桁数であった場合、これを音声入力部23bに供給する。受信者側携帯端末2bはコード信号を送信し、送信者側携帯端末2aはこれを受信する。遅延計算部15aは、この受信時刻と発信時刻との時間差を遅延時間として算出し、品質表示制御部16aは算出結果を発信者側携帯端末2aの表示部22aに表示させる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、携帯端末における通信の品質を表示する技術に関する。より詳細には、携帯端末による通話時に生じる音声の遅延時間を算出し、通話者に提示する技術に関する。
携帯端末による通話では、携帯端末により音声情報をデジタル信号に変換し、その携帯端末に対応した基地局が公衆網と通話相手に対応した基地局を経由し、通話相手の携帯端末にてデジタル信号から音声信号に復号される過程を経る。即ち、通信は全二重化されている。
携帯端末には、対応している基地局と携帯端末との間の電波状態を示すメータが装備されている。メータは対応する基地局が変更された場合、その基地局と携帯端末との間の電波状態を動的に示すことができる(例えば、特許文献1。)。
特開平5−344060(例えば、図1)
携帯端末における音声情報のデジタル化や基地局間の電波状態に応じた信号再送、通話相手の携帯端末における復号化の過程で、通話遅延が生じる。この通話遅延は、割り当てられた基地局との間の距離や電波状況、基地局の利用者数に応じて増大する。基地局に近く電波状態がよい場合でも、基地局の利用者数が多い場合には通話遅延が増大するため、携帯端末に表示される電波状態を示すメーターがよい状態を示したとしても、通話遅延が生じないとは限らない。また、電波状態が悪いからといって通話遅延が大きいわけではない。したがって、電波状態を示すメーターは通信品質を同定するための情報とはいえない。
そのため現状では、割り当てられた基地局と携帯端末との間で、電波状態の良い位置を探して通話を行おうとするが、通話音声情報の明瞭度は向上するかもしれないが、通信品質を把握した上で通話をすることができない。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであり、携帯端末での通話中に、通信品質を通話者に提示する装置を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る装置は、
表示手段と通信手段とを備える携帯端末に接続される装置であって、
所定のコード信号を生成するコード信号生成手段と、
前記コード信号を音声信号に変換する信号変換手段と、
前記音声信号を前記携帯端末から他の通信端末へと送信させる送信制御手段と、
前記送信時の送信時刻を記憶する送信時刻記憶手段と、
前記他の通信端末から前記音声信号が返信された場合に、前記携帯端末が前記音声信号を受信した受信時刻を記憶する受信時刻記憶手段と、
前記送信時刻と前記受信時刻との時間差を算出する算出手段と、
前記算出の算出結果を前記携帯端末の前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
この構成によれば、音声信号を送信してそれが返信されるまでにかかる時間を確認しながら、携帯端末を用いての通話を行うことができる。
前記携帯端末が受信した前記音声信号をコード信号へと復号する復号手段と、
前記復号されたコード信号と前記コード信号生成手段が生成した前記コード信号とが一致するか否かを判定するコード判定手段と、
をさらに備え、
一致すると判定した場合にのみ、前記算出手段は前記時間差を算出するものであってよい。
この構成によれば、何らかの誤りで異なったコード信号を受信してしまった場合に、装置の誤作動を防止することができる。
前記携帯端末が受信した音声信号をコード信号へと復号する復号手段と、
復号された前記コード信号が所定の条件を満足するか否かを判定するコード判定手段と、
をさらに備え、
所定の条件を満足すると判定した場合に、前記信号変換手段は前記復号されたコード信号を音声信号に変換し、前記送信制御手段は前記変換された音声信号を前記携帯端末から前記音声信号の送信元へと返信させるものであってもよい。
この構成によれば、受信側で音声信号を復号する作業によって生じる時間の遅延を確認しながら、携帯端末を用いての通話を行うことができる。
本発明の第2の観点に係る通信品質表示装置は、
通信手段と、
所定のコード信号を生成するコード信号生成手段と、
前記コード信号を音声信号に変換する信号変換手段と、
前記音声信号を他の通信端末へと送信する送信手段と、
前記送信時の送信時刻を記憶する送信時刻記憶手段と、
前記他の通信端末から前記音声信号が返信された場合に、前記音声信号を受信した受信時刻を記憶する受信時刻記憶手段と、
前記送信時刻と前記受信時刻との時間差を算出する算出手段と、
前記算出結果を表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする。
この構成によれば、携帯電話に接続しなくても、装置単独で本発明の目的が実現可能となる。
受信した前記音声信号をコード信号へと復号する復号手段と、
前記復号されたコード信号と前記コード生成手段が生成した前記コード信号とが一致するか否かを判定するコード判定手段と、
をさらに備え、
一致すると判定した場合にのみ、前記算出手段は前記時間差を算出するものであってよい。
受信した音声信号をコード信号へと復号する復号手段と、
復号された前記コード信号が所定の条件を満足するか否かを判定するコード判定手段と、
をさらに備え、
所定の条件を満足すると判定した場合に、前記信号変換手段は前記復号されたコード信号を音声信号に変換し、前記送信制御手段は前記変換された音声信号を前記音声信号の送信元へと返信するものであってよい。
本発明の第3の観点に係る通信品質表示方法は、
相互に通信を行う第1の装置と第2の装置との間で、
前記第1の装置において、所定のコード信号を生成し、該コード信号を復号可能な音声信号に変換し、該音声信号を前記第2の装置に送信し、送信時刻を記憶し、
前記第2の装置は、前記音声信号を受信し、受信した前記音声信号をコード信号へと復号し、復号された前記コード信号が所定の条件を満足するか否かを判定し、所定の条件を満足すると判定した場合に前記復号されたコード信号を音声信号に変換し、変換した前記音声信号を前記第1の装置に送信し、
前記第1の装置は、前記音声信号を受信し、受信時刻を記憶し、前記送信時刻と前記受信時刻との時間差を算出し、算出結果を視認できる形で表示する、
ことを特徴とする。
この構成によれば、2台の装置間で遅延時間を認識しながらの通話が可能となる。
通信品質を確認しながら、携帯端末での通話を行うことが可能となる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る通信品質表示装置を説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態に係る通信品質表示装置1は、任意の携帯端末に接続可能に形成されており、図1に示すように、制御部11と、DTMFジェネレータ12と、DTMFデコーダ13と、コード判定部14と、遅延計算部15と、品質表示制御部16と、ミキサ17と、記憶部18と、を有している。また、通信品質表示装置1の隣に図示するのは通信品質表示装置1が取り付け可能な任意の携帯端末2であり、制御部21と、表示部22と、音声入力部23と音声出力部24と、通信部25と、アンテナ26と、を有する。
制御部11は、通信品質表示装置1の全体の動作を制御するためのものであり、マイクロプロセッサ等から構成され、記憶部18に格納された動作プログラムに従って動作する。また制御部11は、計時機能を有する図示せぬ内部タイマを備え、音声信号(コード信号)の送信時および受信時の時刻を計時して、記憶部18に記憶させる。
DTMFジェネレータ12は、所定のコード信号を連続的に生成し、復号可能な形に変換して携帯端末2の音声入力部23に供給する。具体的には、一般に携帯端末2で通話相手を呼び出すために用いられるDTMF(Dial Tone Multi Frequency)方式を利用してコード信号を音声情報に変換し、携帯端末2の音声入力部23に供給する。本実施の形態では、携帯端末2に付与されている11桁の電話番号をコードとして用いるものとする。尚、DTMFジェネレータ12は、携帯端末2が通話可能状態である間、連続的にコード信号を生成し続ける。
DTMFデコーダ13は、携帯電話2の音声出力部24から転送された音声信号を復号してコード信号の形に変換し、コード判定部14に供給する。
コード判定部14は、DTMFデコーダ13によって復号されたコード信号が正しいものであるか否か、あるいは復号されたコード信号がDTMFジェネレータ12で生成されたものであるか否かを判定する。
遅延計算部15は、携帯端末2がコード信号を送信した時刻を記憶部18から呼び出し、また、携帯電話2がコード信号を受信した時刻を記憶部18から呼び出して、これらから通話の遅延時間を算出する。
品質表示制御部16は、遅延計算部15が算出した遅延時間から、現在おこなわれている通話の品質を判定して判定結果を携帯端末2に供給し、表示部22に視認可能な所定の形に変換して表示させる。
ミキサ17は、コード判定部14からコード信号を受け取り、それを音声信号に変換して携帯端末2の音声入力部23に供給する。
記憶部18は、フラッシュメモリやハードディスク装置等から構成され、制御部11の動作を規定する動作プログラムを格納する。また、制御部11からの指示を受けて、制御部21の内部タイマが計時した時刻を記憶する。
携帯端末2は、通信品質表示装置1が取り付け可能な任意の携帯端末であり、制御部21と、表示部22と、音声入力部23と、音声出力部24と、通信部25と、アンテナ26と、を備える。
制御部21は、マイクロプロセッサ等から構成され、この携帯端末2全体の動作を制御するためのものである。制御部21は、OS(オペレーティングシステム)の制御の下、例えば図示せぬ記憶装置に記録されているプログラムを読み出して、各種のアプリケーション等を実行する。
表示部22は、例えばLCDパネル等から構成され、制御部21や、通信品質表示装置1の品質表示制御部16の制御に従った画像等を表示するためのものである。
音声入力部23は、携帯端末2の通話時に音声信号の入力を行う部分であり、マイクロフォン等から構成される。音声出力部24は、音声信号の出力を行う部分であり、スピーカ等から構成される。
通信部25は、通常携帯電話機が備えている機能として基地局と情報の交換をするものであり、制御部21からの指示に基づいて、データを送受信する。
本実施の形態に係る通信品質表示装置1は、動作時において、その役割から発信側装置1aと受信側装置1bとに区別することができる。図2に示すように、発信側装置1aと受信側装置1bとは所定の基地局を介して通信を行う。発信側装置1aにおける11a〜18aと、受信側装置1bにおける11b〜18bとは、図1に示した通信品質表示装置1における11〜18の各部分にそれぞれ対応している。尚、発信側装置1aと受信側装置1bとが動作する過程において必要でない部分(動作に用いられない部分)は、ここでは省略して図示している。
本実施の形態に係る通信品質表示装置1の発信側装置1aの動作を図3のフローチャートを参照して説明する。まず、発信者が発信者側携帯端末2aに受信者側(通話相手)の電話番号を入力し、携帯端末間の通信路を確立する。発信者側携帯端末2aは通話可能状態に入る。この状態から、発信側装値1aの動作がスタートする。
まず、制御部11aは、発信者側携帯端末2aが通話状態であることを示す所定レベルの信号を発信者側携帯端末2aから受信すると、DTMFジェネレータ12aに対してコード信号を生成するよう指示を送る。DTMFジェネレータ12aは、所定のコード信号を連続的に生成し、生成したコード信号をDTMF信号の形に変換して発信者側携帯端末2aの音声入力部23aに入力する。制御部11aは、発信者側携帯端末2aに指示を出し、入力されたDTMF信号を、所定の基地局を介して通話相手である受信者側携帯端末2bに送信させる(ステップS101)。制御部11aは、DTMF信号が送信されたことを示す所定の割り込み信号を発信者側携帯端末2aから受け取り、送信時刻を記憶部18aに記憶させる(ステップS102)。また、制御部11aは記憶部18aから後述する待機モードを制御する所定のプログラムを呼び出し、自己の内部タイマに従って所定時間のカウントダウンを始める。
発信側装置1aおよび発信者側携帯端末2aは、受信者側携帯端末2bからDTMF信号が送られてくる(エコーバックされる)のを待つ、待機モードに入る(ステップS103)。制御部11aは、待機モードに突入してから所定時間が経過したか否かを判別する(ステップS104)。待機中のまま発信者側携帯端末2aがDTMF信号を受信せずに所定時間が経過してしまった場合、即ちタイムアウトになった場合(S104:Yes)、そのまま処理を終える。
一方、所定時間経過前に、DTMF信号を受信したことを示す所定の信号が発信者側携帯端末2aの制御部21aから出され、制御部11aがそれを受け取った場合(S104:No)、制御部11aは現在の時刻を受信時刻として記憶部18aに記憶させる(ステップS105)。また、制御部11aは発信者側携帯端末2aの制御部21aに対して、受信したDTMF信号を発信側装置1aに転送するよう要求する。その要求を受けて、発信者側携帯端末2aは自身の音声出力部24aに指示を出して、受信したDTMF信号を発信側装置1aのDTMFデコーダ13aに供給させる。DTMFデコーダ13aは、音声出力部24aからDTMF信号を受け取り、それを復号する(ステップS106)。
制御部11aはDTMFデコーダ13aに、復号したコード信号をコード判定部14aに転送するよう指示する。DTMFデコーダ13aはその指示を受けて、復号したコード信号をコード判定部14aに供給する。コード判定部14aは、復号されたコード信号を受け取り、ステップS101において送信したコード信号と合致するか否かを判定する(ステップS107)。
コードが合致しなかった場合(S107:No)、そのまま処理を終える。一方、コードが合致した場合(S107:Yes)、コード判定部14aはその旨を告げる所定の信号を制御部11aに発信する。それを受けて、制御部11aは、記憶部18aに記憶されている送信時刻と受信時刻とを呼び出し、それらを遅延計算部15aに供給する。遅延計算部15aは、その送信時刻と受信時刻との時間差を算出し(ステップS108)、算出結果を品質表示制御部16aに供給する。
品質表示制御部16aは、遅延計算部15aから供給された遅延時間を1)0.0秒以上0.3秒未満、2)0.3秒以上0.5秒未満、3)0.5秒以上の3段階の通信品質に分別する。制御部11aは、品質表示制御部16aに指示を送り、分別結果を発信者側携帯端末2aに転送させる。発信者側携帯端末2aの制御部21aは、分別結果を受け取ると表示部22aに指示を出し、分別結果を視認できる形で表示させる(ステップS109)。具体的には、携帯端末と基地局との間の電波状態を示す従来の表示の色を、分別された通信品質に基づいて青(0.0秒以上0.3秒未満)、黄(0.3秒以上0.5秒未満)、赤(0.5秒以上)の3色に変換して表示する。
以上が、発信側装置1a及び発信者側携帯端末2aの処理動作である。発信側装置1a及び発信者側携帯端末2aは、発信者と受信者との間の通話が終了するまで、この一連の動作を繰り返す。
次に、受信側装置1bの処理動作を図4のフローチャートを参照して説明する。動作の開始時点は、発信側装置1aの場合と同様、発信者側携帯端末2aと受信者側携帯端末2bとが通話可能状態に入った時点である。
まず、受信者側携帯端末2bが通話状態であることを示す所定の信号が受信者側携帯端末2bから送信され、制御部11bがそれを受信すると、制御部11bは受信側装置1bの各部全体に、発信者側携帯端末2aからのDTMF信号の送信を待つ、信号待ちの状態(信号待ちモード)になるよう、指示を送る(ステップS201)。また、制御部11bは記憶部18bから信号待ちモードを制御する所定のプログラムを呼び出し、自己の内部タイマに従って所定時間のカウントダウンを始める。
制御部11bは、信号待ちモードに突入してから所定時間が経過したか否かを判別する(ステップS202)。待機中のままで、携帯端末2bがDTMF信号を受信せずに所定時間が経過してしまった場合、即ちタイムアウトになった場合(S202:Yes)、処理はリターンにジャンプする。
一方、所定時間経過前である場合(S202:No)、制御部11bはDTMF信号を受信したことを示す所定の信号が受信者側携帯端末2bの制御部21bから出されているか否かを判別する(ステップS203)。制御部11bが所定の信号を受信していない場合(S203:No)、処理はステップS202に戻る。一方、制御部11bが所定の信号を受け取った場合(S203:Yes)、制御部11bは受信者側携帯端末2bの制御部21bに対して、受信したDTMF信号を受信側装置1bに転送するよう要求する。その要求を受けて、受信者側携帯端末2bの制御部21bは音声出力部24bに指示を出し、受信したDTMF信号を受信側装置1bのDTMFデコーダ13bに供給させる。DTMFデコーダ13bは、音声出力部24bからDTMF信号を受け取り、それを復号する(ステップS204)。
制御部11bはDTMFデコーダ13bに、復号したコード信号をコード判定部14bに転送するよう指示する。DTMFデコーダ13bはその指示を受けて、復号したコード信号をコード判定部14bに供給する。コード判定部14bは、復号されたコード信号を受け取り、そのコード信号が所定の桁数のものであるか否かを判定する(ステップS205)。
所定の桁数と異なるコードであると判定した場合(S205:No)、処理はリターンにジャンプする。一方、所定の桁数を持ったコードであると判定した場合(S205:Yes)、コード判定部14bはその旨を告げる信号を制御部11bに発信する。それを受けて、制御部11bは、判定したコード信号をミキサ17bに供給するよう、コード判定部14bに指示を送る。コード判定部14bはその指示に従って、判定されたコードをミキサ17bに供給する。ミキサ17bはコード判定部14bから供給されたコード信号をDTMF信号に変換し、受信者側携帯端末2bの音声入力部23bに入力する(ステップS206)。受信者側携帯端末2bは、入力されたDTMF信号を、自己の通信部25bから基地局を介して発信者側携帯端末2aに送信する。
以上が受信側装置1b及び受信者側携帯端末2bの処理動作である。受信側装置1b及び受信者側携帯端末2bは、発信者と受信者との間の通話が終了するまで、発信側装置1aが連続発生しているコード信号を受信しながら同時に送信する(エコーバックさせる)動作を繰り返す。
以上説明したように、上記構成によれば、通話の際に生じる遅延時間を通信品質として提示することにより、状況に応じて通信品質を選択した通話を行うことが可能となる。また、通話中に携帯端末の表示部22に通信品質がリアルタイムで表示されるため、ユーザはその表示を視認して通信品質を確認しながら通話することができる。また、音声情報をコード信号として利用するため、特定の携帯端末や通信方式、加入キャリアに依存せずに通信品質を提供することが可能である。
(第2の実施の形態)
本実施の形態に係る通信品質表示装置1cは、携帯電話端末を応用したものであり、図5に示すように、制御部11cと、DTMFジェネレータ12cと、DTMFデコーダ13cと、コード判定部14cと、遅延計算部15cと、品質表示制御部16cと、ミキサ17cと、記憶部18cと、表示部22cと、音声入力部23cと音声出力部24cと、通信部25cと、アンテナ26cと、を有する。通信品質表示装置1cは上述の実施例1のものとほぼ同様の処理動作を示すため、ここでの説明は省略する。
本実施の形態に係る通信品質表示装置1cが上述の通信品質表示装置1(1a及び1b)と異なる点は、携帯電話の内部に通信品質表示のための機能が全て備わっている点である。この構成によれば、装置全体の大きさを抑えつつ、通話遅延を視認しながらの通話が可能となる。
尚、本発明の通信品質表示装置は上記実施の形態に限られず、様々な変形及び応用が可能である。
例えば、本実施の形態ではコード信号として携帯端末2の電話番号を用いるとしたが、これに限られず、電話番号以外の専用のコード信号を用いることももちろん可能である。
また、上記実施の形態では、電波状態を示す従来の表示の色を青、黄、赤の3色に変換することによって通信品質を表示するとしたが、表示方法はこれに限定されない。例えば、通信品質を示す弱、中、強などの文字を画面の片隅に表示させるような構成も、勿論可能である。
また、通信品質の分類も上記の3段階に限定されるものではなく、2段階で分類してもよいし、もっと詳細に何段階にも分類させることも可能である。
本発明の実施の形態に係る通信品質表示装置の構成図である。 本実施の形態に係る通信品質表示装置の発信側装置と受信側装置とが基地局を介して送受信する様子を模式的に示した図である。 発信側装置の処理動作を説明するためのフローチャートである。 受信側装置の処理動作を説明するためのフローチャートである。 通信品質表示装置が携帯端末と一体である場合の構成図を示した図である。
符号の説明
11、11a、11b 制御部
12、12a DTMFジェネレータ
13、13a、13b DTMFデコーダ
14、14a、14b コード判定部
15、15a 遅延計算部
16、16a 品質表示制御部
17、17b ミキサ
18、18a、18b 記憶部
21、21a、21b 制御部
22、22a 表示部
23、23a、23b 音声入力部
24、24a、24b 音声出力部
25、25a、25b 通信部
26、26a、26b アンテナ

Claims (7)

  1. 表示手段と通信手段とを備える携帯端末に接続される装置であって、
    所定のコード信号を生成するコード信号生成手段と、
    前記コード信号を音声信号に変換する信号変換手段と、
    前記音声信号を前記携帯端末から他の通信端末へと送信させる送信制御手段と、
    前記送信時の送信時刻を記憶する送信時刻記憶手段と、
    前記他の通信端末から前記音声信号が返信された場合に、前記携帯端末が前記音声信号を受信した受信時刻を記憶する受信時刻記憶手段と、
    前記送信時刻と前記受信時刻との時間差を算出する算出手段と、
    前記算出の算出結果を前記携帯端末の前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信品質表示装置。
  2. 前記携帯端末が受信した前記音声信号をコード信号へと復号する復号手段と、
    前記復号されたコード信号と前記コード信号生成手段が生成した前記コード信号とが一致するか否かを判定するコード判定手段と、
    をさらに備え、
    一致すると判定した場合にのみ、前記算出手段は前記時間差を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信品質表示装置。
  3. 前記携帯端末が受信した音声信号をコード信号へと復号する復号手段と、
    復号された前記コード信号が所定の条件を満足するか否かを判定するコード判定手段と、
    をさらに備え、
    所定の条件を満足すると判定した場合に、前記信号変換手段は前記復号されたコード信号を音声信号に変換し、前記送信制御手段は前記変換された音声信号を前記携帯端末から前記音声信号の送信元へと返信させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信品質表示装置。
  4. 通信手段と、
    所定のコード信号を生成するコード信号生成手段と、
    前記コード信号を音声信号に変換する信号変換手段と、
    前記音声信号を他の通信端末へと送信する送信手段と、
    前記送信時の送信時刻を記憶する送信時刻記憶手段と、
    前記他の通信端末から前記音声信号が返信された場合に、前記音声信号を受信した受信時刻を記憶する受信時刻記憶手段と、
    前記送信時刻と前記受信時刻との時間差を算出する算出手段と、
    前記算出結果を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする通信品質表示装置。
  5. 受信した前記音声信号をコード信号へと復号する復号手段と、
    前記復号されたコード信号と前記コード信号生成手段が生成した前記コード信号とが一致するか否かを判定するコード判定手段と、
    をさらに備え、
    一致すると判定した場合にのみ、前記算出手段は前記時間差を算出する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信品質表示装置。
  6. 受信した音声信号をコード信号へと復号する復号手段と、
    復号された前記コード信号が所定の条件を満足するか否かを判定するコード判定手段と、
    をさらに備え、
    所定の条件を満足すると判定した場合に、前記信号変換手段は前記復号されたコード信号を音声信号に変換し、前記送信制御手段は前記変換された音声信号を前記音声信号の送信元へと返信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信品質表示装置。
  7. 相互に通信を行う第1の装置と第2の装置との間で、
    前記第1の装置において、所定のコード信号を生成し、該コード信号を復号可能な音声信号に変換し、該音声信号を前記第2の装置に送信し、送信時刻を記憶し、
    前記第2の装置は、前記音声信号を受信し、受信した前記音声信号をコード信号へと復号し、復号された前記コード信号が所定の条件を満足するか否かを判定し、所定の条件を満足すると判定した場合に前記復号されたコード信号を音声信号に変換し、変換した前記音声信号を前記第1の装置に送信し、
    前記第1の装置は、前記音声信号を受信し、受信時刻を記憶し、前記送信時刻と前記受信時刻との時間差を算出し、算出結果を視認できる形で表示する、
    ことを特徴とする通信品質表示方法。
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KR100704121B1 (ko) 2006-04-26 2007-04-09 에스케이 텔레콤주식회사 복합 단말기의 시간 표시 장치 및 그 방법

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