JP2005039360A - 仮想化した入出力通信ポートを複数対具備するマルチ通信試験装置および方法 - Google Patents
仮想化した入出力通信ポートを複数対具備するマルチ通信試験装置および方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005039360A JP2005039360A JP2003197747A JP2003197747A JP2005039360A JP 2005039360 A JP2005039360 A JP 2005039360A JP 2003197747 A JP2003197747 A JP 2003197747A JP 2003197747 A JP2003197747 A JP 2003197747A JP 2005039360 A JP2005039360 A JP 2005039360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- software
- output
- test
- personal computer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】シリアルあるいはパラレル通信の複数台の通信試験が、1台のパソコン等の通信装置を用いて可能なこと。
【解決手段】本発明は、パソコン等の通信装置が離れて設置されている場合や、離れていなくても個々のパソコン等や機器が独立に構成されている場合のシリアルあるいはパラレル通信の複数台の通信試験において、パソコン等の通信装置のハードウエアによる実際の入出力通信ポートではなく、ソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを1台のパソコン等の通信装置に複数対具備することにより、1台のパソコン等の通信装置で、あたかも複数台のパソコン等の通信装置同士の通信試験が可能なマルチ通信試験装置および方法を提供する。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明は、パソコン等の通信装置が離れて設置されている場合や、離れていなくても個々のパソコン等や機器が独立に構成されている場合のシリアルあるいはパラレル通信の複数台の通信試験において、パソコン等の通信装置のハードウエアによる実際の入出力通信ポートではなく、ソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを1台のパソコン等の通信装置に複数対具備することにより、1台のパソコン等の通信装置で、あたかも複数台のパソコン等の通信装置同士の通信試験が可能なマルチ通信試験装置および方法を提供する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパソコン等の通信試験に関し、更に詳しくは、パソコン等のシリアルあるいはパラレル通信における複数の通信用ソフトウエアの確認試験に関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコン等を用いた通信装置の通信試験を行う場合、通常、通信装置はそれぞれ離れた位置に距離を置いて設置されているので、離れた相手装置の通信状態が分からず、通信状態が正常か異常かの確認が取りにくい。また、通信装置が離れた場所に設置されていない場合でも、試験する通信装置は個々に独立して存在するために、通信状態の確認には個々の装置をそれぞれ確認しなければならず、装置間の通信状態の確認が取りにくいのが実情である。
【0003】
この様子を、図1を用いて説明する。通信装置の場合、ハードウエアとして通信の信号を送受信するための入出力通信ポートとソフトウエアとして通信用のソフトウエアが必要である。通信の信号を送受信する為の入出力通信ポートと通信用のソフトウエアを備えた装置であれば、パソコンに限らなくても通信装置として取り上げることができるが、ここでは、通信装置として通常用いられているパソコンを利用した場合について説明する。図1において、複数台のパソコン同士での通信試験を行う場合を示し、10はパソコンAを50はパソコンBを60はパソコンCを、また、70は複数台目のパソコンNを示す。11は10の通信用のソフトウエアA、21、22は10のハードウエアによる入出力通信ポートを、また、23は10のハードウエアによる入出力通信ポートの複数台N番目を示す。51は50の通信用のソフトウエアB、52は50のハードウエアによる入出力通信ポートを、61は60の通信用ソフトウエアC、62は60のハードウエアによる入出力通信ポートを、71は70の通信用ソフトウエアN(N台目のソフトウエア)、72は70のハードウエアによる入出力通信ポート(N台目の入出力通信ポート)をそれぞれ示す。また、30、31、32は10と50、10と60および10と70のそれぞれの通信状態確認用の機器を、40、41、42は30、31、31を間に置いて10と50、10と60および10と70とを結ぶ通信用のケーブルをそれぞれ示す。このような構成の中で、10と50、60、および70の通信試験はそれぞれ11と51、61および71の通信用ソフトウエアにより、21と52、22と62および23と72をそれぞれ通して信号の授受をしながら、30、31、32での通信状態の確認により行う。
【0004】
従来、通信装置としてのパソコンは、このように10と50、60および70が離れて独立に設置され、また、10と50、60および70の間には30、31および32がそれぞれ接続されて10と50、60および70の通信の確認をそれぞれ行っている。10と50、60および70が離れて設置されていない場合でも、10や50、60および70は、また、30、31および32はそれぞれ独立に構成されて設置されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−344454号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した通信装置としてのパソコン同士や通信状態確認機器が離れて設置されている場合、あるいは離れていなくても個々のパソコンや機器が独立に構成されている従来の通信試験装置および方法では、パソコンや通信状態確認機器が離れていることおよびそれぞれが独立のために、通信状態が正常であるか異常であるかの確認が煩雑であり、それに伴う通信ソフトウエアの変更や修正も煩雑で間違いやすく効率が悪い。本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、パソコンのハードウエアによる実際の入出力通信ポートではなく、ソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを1台のパソコンに具備することにより、1台のパソコンであたかも複数台のパソコン同士の通信試験が可能な通信試験装置および方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。即ち、請求項1に記載された発明に係る仮想化された入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置は、パソコン等同士のシリアルあるいはパラレル通信試験において、通信試験のために複数の通信試験用のソフトウエアおよび対になった複数の通信試験用のソフトウエアと、対になった複数のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを1台のパソコン等に具備して、複数台の通信試験用のパソコン等を必要とせず、また、通信状態確認用の機器や通信用のケーブルも用いることなく、複数台のパソコン等同士を用いたと同等の通信試験が、1台のパソコン等だけを用いて可能な、仮想化した入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置および方法。特許請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された仮想化された入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置において、パソコン等のソフトウエアによる仮想化した入出力通信ポートを介してシリアルあるいはパラレル通信の内容を取得することにより、プロトコル等の送受信の通信状態を確認試験することや通信エラー等の発生を模擬してシミュレーションすることができるマルチ通信試験装置および方法。特許請求項3に記載された発明は、請求項1に記載された仮想化された入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置において、2台のパソコン等を用いた場合の通信試験用ソフトウエアと、1台のパソコン等を用いた場合の通信試験用ソフトウエアとを、同一の通信試験用ソフトウエアを用いることにより、2台のパソコン等による実際の通信試験が、1台のパソコン等で等価試験できるハードウエアに依存しないマルチ通信試験装置および方法。特許請求項4に記載された発明は、請求項1に記載された仮想化された入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置において、通信試験が可能で、仮想的な入出力機能を有する、1台のパソコン等の上で動作するソフトウエア。
【0008】
換言すると、本発明は以下のようである。パソコン等を用いた通信装置のシリアルあるいはパラレルの通信確認試験において、通信試験に用いるパソコン等や通信状態確認用機器等を離れて設置することなく、あるいは離れていなくても独立の機器として設置することなく、ソフトウエアによる仮想的な入出力通信用ポートを複数対具備することにより、1台のパソコン等で、あたかも複数台のパソコン等の通信装置の通信確認試験が可能なマルチ通信試験装置および方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る仮想化した入出力通信ポートを具備するマルチ通信試験装置の構成を図2に基づいて説明する。図2において、80は通信試験装置としてのパソコンを、81は通信用のソフトウエアAを、82は通信用のソフトウエアBを、83は通信用のソフトウエアCを、84は複数台目の通信用のソフトウエアNを示し、通常、通信試験を行う場合、81と82、81と83および81と84はそれぞれに対応するハードウエアによる実際の入出力通信ポートが使われる。しかしここでは、81と82、81と83および81と84のハードウエアの入出力通信ポートをそれぞれの通信用のソフトウエアに対応する仮想的なソフトウエア91と94、92と95および複数台目の93と96で構築して、これらの通信用のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートの機能を一体化して99で示し、99を通してそれぞれ対になった組の通信用のソフトウエア81と82、81と83および81と84の通信試験を行う。90は99の内容を確認する通信状態確認用のソフトウエアであり、81と82、81と83および81と84の通信試験の状況を99を通して90で確認する。このようにして、従来であれば図1の10と50、60および70の複数台のパソコンで行っていた通信試験を、図1と図2における11と81、51と82、61と83、71と84の通信用ソフトウエアをそれぞれ同一のものを用いて、図2の80の1台のパソコンで等価試験することができる
【0010】
この通信試験装置の更に詳しい動作内容を図3で説明する。図3において、100は通信用のソフトウエアAを、200は通信用のソフトウエアBを、201は通信用のソフトウエアCを20NはN番目の通信用のソフトウエアNを示し、300は100と200、100と201および100と20Nの通信状態確認用ソフトウエアを示す。100、200、201、20Nおよび300のソフトウエアはパソコンのアプリケーションレベルに配置されている。110は通信用のソフトウエアA側のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートA1を、210は通信用ソフトウエアB側のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを示し、110と210は400のデータ送受信信号を通してお互いの通信内容をやり取りする。601は仮想的な入出力通信ポート管理ソフトウエアであり、110および210の内容は500の通信確認管理信号で601に結ばれている。111と211、11Nと21Nの対の組合わせにおける401と40N、501と50Nおよび602と60Nについても全く同じである。601、602および60Nは一体化した仮想の入出力通信ポート600にまとめられ、更に600は300に結合されており、600の内容は300で確認することができる。110と210、111と211、11Nと21N、601、602、60Nおよび600はパソコンのドライバレベルに配置され、600は図2の仮想的な入出力通信ポート99としてまとめて構成されている。このようにして、100と200の通信試験はそれぞれ110と210のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを介して試験され、110と210の通信状態は601の内容を600を通して300で確認でき、1台のパソコンの中で100と200の通信試験を行うことができる。同様に100と201およびN番目の対の100と20Nの通信状態も602および60Nの内容を600を通して300で確認することができる。このように100と200、100と201、100と20NのN個の複数の対の通信用のソフトウエアの通信試験を1台のパソコンで同時に行うことができる。図3では100と200、201および20Nの組合わせの対について説明したが、図4に示すように、100の通信用のソフトウエアAの代わりに、100とは独立な101の通信用のソフトウエアACおよび10NのN番目の通信用のソフトウエアANを用いれば、100と200、101と201およびN番目の対の組合わせの10Nと20Nの複数の対の通信試験が1台のパソコンで同時に行うことができる。
【0011】
図3の100と200、100と201および100と20Nの組合わせに連動した110と210、111と211および11Nと21Nの対になった複数のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートは、パソコンのハードウエアによる実際の入出力通信ポートに対応付けられており、本通信試験の時だけ使用される。本通信試験の後の実際の通信ではハードウエアによる実際の入出力通信ポートが使用される。これは図4の100と200、101と201、10Nと20Nの組合わせにおいても全く同じである。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明ではパソコンのハードウエアによる実際の入出力通信ポートの代わりにソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを用いて通信試験を行うので、以下のような効果がある。複数対の通信試験の場合、通常は通信試験にはパソコンや通信状態確認機器が離れた位置で、あるいは独立して複数台必要であり、通信状態確認用の機器や通信用のケーブルも複数必要であるが、本発明によればこれらの装置はパソコン1台で済み、通信状態確認用の機器や通信用のケーブルも不要になる。また、ハードウエアによる実際の入出力通信ポートを意識することなく1台のパソコンで複数台のパソコンの通信用ソフトウエアの通信試験が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に係る通信試験の全体構成を説明するための図である。
【図2】本発明の実施形態に係る仮想的な入出力通信ポートを用いた通信試験の構成を示す図である。
【図3】本発明による仮想的な入出力通信ポートを用いた通信試験の動作内容を説明するための図である。
【図4】本発明による仮想的な入出力通信ポートを用いた通信試験の動作内容を説明するための図である。
【符号の説明】
10 パソコンA
11 通信用のソフトウエアA
21 ハードウエアによる入出力通信ポートA1
22 ハードウエアによる入出力通信ポートA2
23 ハードウエアによる入出力通信ポートA3
30 通信状態確認用の機器
31 通信状態確認用の機器
32 通信状態確認用の機器
40 通信用ケーブル
41 通信用ケーブル
42 通信用ケーブル
50 パソコンB
51 通信用のソフトウエアB
52 ハードウエアによる入出力通信ポートB
60 パソコンC
61 通信用のソフトウエアC
62 ハードウエアによる入出力通信ポートC
70 パソコンN
71 通信用のソフトウエアN
72 ハードウエアによる入出力通信ポートN
80 パソコン
81 通信用のソフトウエアA
82 通信用のソフトウエアB
83 通信用のソフトウエアC
84 通信用のソフトウエアN
90 通信状態確認ソフトウエア
91 仮想の入出力通信ポートA1
92 仮想の入出力通信ポートA2
93 仮想の入出力通信ポートA3
94 仮想の入出力通信ポートB
95 仮想の入出力通信ポートC
96 仮想の入出力通信ポートN
99 一体化した仮想の入出力通信ポート
100 通信用のソフトウエアA
101 通信用のソフトウエアAC
10N 通信用のソフトウエアAN
110 通信用のソフトウエアA側の仮想的な入出力通信ポートA1
111 通信用のソフトウエアA側の仮想的な入出力通信ポートA2
11N 通信用のソフトウエアA側の仮想的な入出力通信ポートAN
200 通信用のソフトウエアB
201 通信用のソフトウエアC
20N 通信用のソフトウエアN
210 通信用のソフトウエアB側の仮想的な入出力通信ポート
211 通信用のソフトウエアC側の仮想的な入出力通信ポート
21N 通信用のソフトウエアN側の仮想的な入出力通信ポート
300 通信状態確認ソフトウエア
400 データ送受信信号
401 データ送受信信号
40N データ送受信信号
500 通信確認管理信号
501 通信確認管理信号
50N 通信確認管理信号
600 一体化した仮想の入出力通信ポート
601 仮想的な入出力通信ポート管理ソフトウエア
602 仮想的な入出力通信ポート管理ソフトウエア
60N 仮想的な入出力通信ポート管理ソフトウエア
【発明の属する技術分野】
本発明はパソコン等の通信試験に関し、更に詳しくは、パソコン等のシリアルあるいはパラレル通信における複数の通信用ソフトウエアの確認試験に関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコン等を用いた通信装置の通信試験を行う場合、通常、通信装置はそれぞれ離れた位置に距離を置いて設置されているので、離れた相手装置の通信状態が分からず、通信状態が正常か異常かの確認が取りにくい。また、通信装置が離れた場所に設置されていない場合でも、試験する通信装置は個々に独立して存在するために、通信状態の確認には個々の装置をそれぞれ確認しなければならず、装置間の通信状態の確認が取りにくいのが実情である。
【0003】
この様子を、図1を用いて説明する。通信装置の場合、ハードウエアとして通信の信号を送受信するための入出力通信ポートとソフトウエアとして通信用のソフトウエアが必要である。通信の信号を送受信する為の入出力通信ポートと通信用のソフトウエアを備えた装置であれば、パソコンに限らなくても通信装置として取り上げることができるが、ここでは、通信装置として通常用いられているパソコンを利用した場合について説明する。図1において、複数台のパソコン同士での通信試験を行う場合を示し、10はパソコンAを50はパソコンBを60はパソコンCを、また、70は複数台目のパソコンNを示す。11は10の通信用のソフトウエアA、21、22は10のハードウエアによる入出力通信ポートを、また、23は10のハードウエアによる入出力通信ポートの複数台N番目を示す。51は50の通信用のソフトウエアB、52は50のハードウエアによる入出力通信ポートを、61は60の通信用ソフトウエアC、62は60のハードウエアによる入出力通信ポートを、71は70の通信用ソフトウエアN(N台目のソフトウエア)、72は70のハードウエアによる入出力通信ポート(N台目の入出力通信ポート)をそれぞれ示す。また、30、31、32は10と50、10と60および10と70のそれぞれの通信状態確認用の機器を、40、41、42は30、31、31を間に置いて10と50、10と60および10と70とを結ぶ通信用のケーブルをそれぞれ示す。このような構成の中で、10と50、60、および70の通信試験はそれぞれ11と51、61および71の通信用ソフトウエアにより、21と52、22と62および23と72をそれぞれ通して信号の授受をしながら、30、31、32での通信状態の確認により行う。
【0004】
従来、通信装置としてのパソコンは、このように10と50、60および70が離れて独立に設置され、また、10と50、60および70の間には30、31および32がそれぞれ接続されて10と50、60および70の通信の確認をそれぞれ行っている。10と50、60および70が離れて設置されていない場合でも、10や50、60および70は、また、30、31および32はそれぞれ独立に構成されて設置されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−344454号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した通信装置としてのパソコン同士や通信状態確認機器が離れて設置されている場合、あるいは離れていなくても個々のパソコンや機器が独立に構成されている従来の通信試験装置および方法では、パソコンや通信状態確認機器が離れていることおよびそれぞれが独立のために、通信状態が正常であるか異常であるかの確認が煩雑であり、それに伴う通信ソフトウエアの変更や修正も煩雑で間違いやすく効率が悪い。本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、パソコンのハードウエアによる実際の入出力通信ポートではなく、ソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを1台のパソコンに具備することにより、1台のパソコンであたかも複数台のパソコン同士の通信試験が可能な通信試験装置および方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。即ち、請求項1に記載された発明に係る仮想化された入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置は、パソコン等同士のシリアルあるいはパラレル通信試験において、通信試験のために複数の通信試験用のソフトウエアおよび対になった複数の通信試験用のソフトウエアと、対になった複数のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを1台のパソコン等に具備して、複数台の通信試験用のパソコン等を必要とせず、また、通信状態確認用の機器や通信用のケーブルも用いることなく、複数台のパソコン等同士を用いたと同等の通信試験が、1台のパソコン等だけを用いて可能な、仮想化した入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置および方法。特許請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された仮想化された入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置において、パソコン等のソフトウエアによる仮想化した入出力通信ポートを介してシリアルあるいはパラレル通信の内容を取得することにより、プロトコル等の送受信の通信状態を確認試験することや通信エラー等の発生を模擬してシミュレーションすることができるマルチ通信試験装置および方法。特許請求項3に記載された発明は、請求項1に記載された仮想化された入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置において、2台のパソコン等を用いた場合の通信試験用ソフトウエアと、1台のパソコン等を用いた場合の通信試験用ソフトウエアとを、同一の通信試験用ソフトウエアを用いることにより、2台のパソコン等による実際の通信試験が、1台のパソコン等で等価試験できるハードウエアに依存しないマルチ通信試験装置および方法。特許請求項4に記載された発明は、請求項1に記載された仮想化された入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置において、通信試験が可能で、仮想的な入出力機能を有する、1台のパソコン等の上で動作するソフトウエア。
【0008】
換言すると、本発明は以下のようである。パソコン等を用いた通信装置のシリアルあるいはパラレルの通信確認試験において、通信試験に用いるパソコン等や通信状態確認用機器等を離れて設置することなく、あるいは離れていなくても独立の機器として設置することなく、ソフトウエアによる仮想的な入出力通信用ポートを複数対具備することにより、1台のパソコン等で、あたかも複数台のパソコン等の通信装置の通信確認試験が可能なマルチ通信試験装置および方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る仮想化した入出力通信ポートを具備するマルチ通信試験装置の構成を図2に基づいて説明する。図2において、80は通信試験装置としてのパソコンを、81は通信用のソフトウエアAを、82は通信用のソフトウエアBを、83は通信用のソフトウエアCを、84は複数台目の通信用のソフトウエアNを示し、通常、通信試験を行う場合、81と82、81と83および81と84はそれぞれに対応するハードウエアによる実際の入出力通信ポートが使われる。しかしここでは、81と82、81と83および81と84のハードウエアの入出力通信ポートをそれぞれの通信用のソフトウエアに対応する仮想的なソフトウエア91と94、92と95および複数台目の93と96で構築して、これらの通信用のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートの機能を一体化して99で示し、99を通してそれぞれ対になった組の通信用のソフトウエア81と82、81と83および81と84の通信試験を行う。90は99の内容を確認する通信状態確認用のソフトウエアであり、81と82、81と83および81と84の通信試験の状況を99を通して90で確認する。このようにして、従来であれば図1の10と50、60および70の複数台のパソコンで行っていた通信試験を、図1と図2における11と81、51と82、61と83、71と84の通信用ソフトウエアをそれぞれ同一のものを用いて、図2の80の1台のパソコンで等価試験することができる
【0010】
この通信試験装置の更に詳しい動作内容を図3で説明する。図3において、100は通信用のソフトウエアAを、200は通信用のソフトウエアBを、201は通信用のソフトウエアCを20NはN番目の通信用のソフトウエアNを示し、300は100と200、100と201および100と20Nの通信状態確認用ソフトウエアを示す。100、200、201、20Nおよび300のソフトウエアはパソコンのアプリケーションレベルに配置されている。110は通信用のソフトウエアA側のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートA1を、210は通信用ソフトウエアB側のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを示し、110と210は400のデータ送受信信号を通してお互いの通信内容をやり取りする。601は仮想的な入出力通信ポート管理ソフトウエアであり、110および210の内容は500の通信確認管理信号で601に結ばれている。111と211、11Nと21Nの対の組合わせにおける401と40N、501と50Nおよび602と60Nについても全く同じである。601、602および60Nは一体化した仮想の入出力通信ポート600にまとめられ、更に600は300に結合されており、600の内容は300で確認することができる。110と210、111と211、11Nと21N、601、602、60Nおよび600はパソコンのドライバレベルに配置され、600は図2の仮想的な入出力通信ポート99としてまとめて構成されている。このようにして、100と200の通信試験はそれぞれ110と210のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを介して試験され、110と210の通信状態は601の内容を600を通して300で確認でき、1台のパソコンの中で100と200の通信試験を行うことができる。同様に100と201およびN番目の対の100と20Nの通信状態も602および60Nの内容を600を通して300で確認することができる。このように100と200、100と201、100と20NのN個の複数の対の通信用のソフトウエアの通信試験を1台のパソコンで同時に行うことができる。図3では100と200、201および20Nの組合わせの対について説明したが、図4に示すように、100の通信用のソフトウエアAの代わりに、100とは独立な101の通信用のソフトウエアACおよび10NのN番目の通信用のソフトウエアANを用いれば、100と200、101と201およびN番目の対の組合わせの10Nと20Nの複数の対の通信試験が1台のパソコンで同時に行うことができる。
【0011】
図3の100と200、100と201および100と20Nの組合わせに連動した110と210、111と211および11Nと21Nの対になった複数のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートは、パソコンのハードウエアによる実際の入出力通信ポートに対応付けられており、本通信試験の時だけ使用される。本通信試験の後の実際の通信ではハードウエアによる実際の入出力通信ポートが使用される。これは図4の100と200、101と201、10Nと20Nの組合わせにおいても全く同じである。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明ではパソコンのハードウエアによる実際の入出力通信ポートの代わりにソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを用いて通信試験を行うので、以下のような効果がある。複数対の通信試験の場合、通常は通信試験にはパソコンや通信状態確認機器が離れた位置で、あるいは独立して複数台必要であり、通信状態確認用の機器や通信用のケーブルも複数必要であるが、本発明によればこれらの装置はパソコン1台で済み、通信状態確認用の機器や通信用のケーブルも不要になる。また、ハードウエアによる実際の入出力通信ポートを意識することなく1台のパソコンで複数台のパソコンの通信用ソフトウエアの通信試験が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に係る通信試験の全体構成を説明するための図である。
【図2】本発明の実施形態に係る仮想的な入出力通信ポートを用いた通信試験の構成を示す図である。
【図3】本発明による仮想的な入出力通信ポートを用いた通信試験の動作内容を説明するための図である。
【図4】本発明による仮想的な入出力通信ポートを用いた通信試験の動作内容を説明するための図である。
【符号の説明】
10 パソコンA
11 通信用のソフトウエアA
21 ハードウエアによる入出力通信ポートA1
22 ハードウエアによる入出力通信ポートA2
23 ハードウエアによる入出力通信ポートA3
30 通信状態確認用の機器
31 通信状態確認用の機器
32 通信状態確認用の機器
40 通信用ケーブル
41 通信用ケーブル
42 通信用ケーブル
50 パソコンB
51 通信用のソフトウエアB
52 ハードウエアによる入出力通信ポートB
60 パソコンC
61 通信用のソフトウエアC
62 ハードウエアによる入出力通信ポートC
70 パソコンN
71 通信用のソフトウエアN
72 ハードウエアによる入出力通信ポートN
80 パソコン
81 通信用のソフトウエアA
82 通信用のソフトウエアB
83 通信用のソフトウエアC
84 通信用のソフトウエアN
90 通信状態確認ソフトウエア
91 仮想の入出力通信ポートA1
92 仮想の入出力通信ポートA2
93 仮想の入出力通信ポートA3
94 仮想の入出力通信ポートB
95 仮想の入出力通信ポートC
96 仮想の入出力通信ポートN
99 一体化した仮想の入出力通信ポート
100 通信用のソフトウエアA
101 通信用のソフトウエアAC
10N 通信用のソフトウエアAN
110 通信用のソフトウエアA側の仮想的な入出力通信ポートA1
111 通信用のソフトウエアA側の仮想的な入出力通信ポートA2
11N 通信用のソフトウエアA側の仮想的な入出力通信ポートAN
200 通信用のソフトウエアB
201 通信用のソフトウエアC
20N 通信用のソフトウエアN
210 通信用のソフトウエアB側の仮想的な入出力通信ポート
211 通信用のソフトウエアC側の仮想的な入出力通信ポート
21N 通信用のソフトウエアN側の仮想的な入出力通信ポート
300 通信状態確認ソフトウエア
400 データ送受信信号
401 データ送受信信号
40N データ送受信信号
500 通信確認管理信号
501 通信確認管理信号
50N 通信確認管理信号
600 一体化した仮想の入出力通信ポート
601 仮想的な入出力通信ポート管理ソフトウエア
602 仮想的な入出力通信ポート管理ソフトウエア
60N 仮想的な入出力通信ポート管理ソフトウエア
Claims (4)
- パソコン等同士のシリアルあるいはパラレル通信試験において、通信試験のために複数の通信試験用のソフトウエアおよび対になった複数の通信試験用のソフトウエアと、対になった複数のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを1台のパソコン等に具備して、複数台の通信試験用のパソコン等を必要とせず、また、通信状態確認用の機器や通信用のケーブルも用いることなく、複数台のパソコン等同士を用いたと同等の通信試験が、1台のパソコン等だけを用いて可能な、仮想化した入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置および方法。
- 前記仮想化した入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置および方法に関し、パソコン等のソフトウエアによる仮想化した入出力通信ポートを介してシリアルあるいはパラレル通信の内容を取得することにより、プロトコル等の送受信の通信状態を確認試験することや通信エラー等の発生を模擬してシミュレーションすることができるマルチ通信試験装置および方法。
- 前記仮想化した入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置および方法に関し、2台のパソコン等を用いた場合の通信試験用ソフトウエアと、1台のパソコン等を用いた場合の通信試験用ソフトウエアとを、同一の通信試験用ソフトウエアを用いることにより、2台のパソコン等による実際の通信試験が、1台のパソコン等で等価試験できるハードウエアに依存しないマルチ通信試験装置および方法。
- 前記仮想化した入出力通信ポートを複数対具備してなるマルチ通信試験装置および方法に関し、通信試験が可能で、仮想的な入出力機能を有する、1台のパソコン等の上で動作するソフトウエア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003197747A JP2005039360A (ja) | 2003-07-16 | 2003-07-16 | 仮想化した入出力通信ポートを複数対具備するマルチ通信試験装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003197747A JP2005039360A (ja) | 2003-07-16 | 2003-07-16 | 仮想化した入出力通信ポートを複数対具備するマルチ通信試験装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005039360A true JP2005039360A (ja) | 2005-02-10 |
Family
ID=34207785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003197747A Pending JP2005039360A (ja) | 2003-07-16 | 2003-07-16 | 仮想化した入出力通信ポートを複数対具備するマルチ通信試験装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005039360A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010061482A1 (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-03 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置、シリアル伝送システム、プログラム、および、記録媒体 |
WO2010070859A1 (ja) * | 2008-12-16 | 2010-06-24 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置、シリアル伝送システム、プログラム、および、記録媒体 |
CN107888299A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-04-06 | 国网冀北电力有限公司电力科学研究院 | 一种通信模块的测试装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02123858A (ja) * | 1988-11-01 | 1990-05-11 | Fujitsu Ltd | 通信プログラムのテスト方式 |
JPH03154144A (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-02 | Mitsubishi Electric Corp | 通信シミュレート方式 |
JPH1065762A (ja) * | 1996-08-14 | 1998-03-06 | Hitachi Ltd | 通信ソフトウェアの自動試験シミュレータ及びその自動試験方法 |
JPH11232316A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-08-27 | Kokusai Electric Co Ltd | 疑似回線障害発生装置 |
JP2001249865A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-14 | Yokogawa Electric Corp | 通信シミュレータ |
JP2001256075A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-21 | Nec Software Hokuriku Ltd | 開発システム、開発方法、記録媒体 |
JP2002073585A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-12 | Nec Software Hokuriku Ltd | デバッグ支援装置、デバッグ支援方法、および記録媒体 |
-
2003
- 2003-07-16 JP JP2003197747A patent/JP2005039360A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02123858A (ja) * | 1988-11-01 | 1990-05-11 | Fujitsu Ltd | 通信プログラムのテスト方式 |
JPH03154144A (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-02 | Mitsubishi Electric Corp | 通信シミュレート方式 |
JPH1065762A (ja) * | 1996-08-14 | 1998-03-06 | Hitachi Ltd | 通信ソフトウェアの自動試験シミュレータ及びその自動試験方法 |
JPH11232316A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-08-27 | Kokusai Electric Co Ltd | 疑似回線障害発生装置 |
JP2001249865A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-14 | Yokogawa Electric Corp | 通信シミュレータ |
JP2001256075A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-21 | Nec Software Hokuriku Ltd | 開発システム、開発方法、記録媒体 |
JP2002073585A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-12 | Nec Software Hokuriku Ltd | デバッグ支援装置、デバッグ支援方法、および記録媒体 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010061482A1 (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-03 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置、シリアル伝送システム、プログラム、および、記録媒体 |
WO2010070859A1 (ja) * | 2008-12-16 | 2010-06-24 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置、シリアル伝送システム、プログラム、および、記録媒体 |
US8155897B2 (en) | 2008-12-16 | 2012-04-10 | Advantest Corporation | Test apparatus, transmission system, program, and recording medium |
JPWO2010070859A1 (ja) * | 2008-12-16 | 2012-05-24 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置、シリアル伝送システム、プログラム、および、記録媒体 |
KR101230296B1 (ko) | 2008-12-16 | 2013-02-07 | 가부시키가이샤 어드밴티스트 | 시험 장치, 시리얼 전송 시스템, 프로그램, 및 기록 매체 |
CN107888299A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-04-06 | 国网冀北电力有限公司电力科学研究院 | 一种通信模块的测试装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6928189B2 (ja) | 多重モードで動作するストレージ装置及びそれを含むシステム | |
US8296469B2 (en) | Scalable method and apparatus for link with reconfigurable ports | |
US8805983B2 (en) | Local externally accessible managed virtual network interface controller | |
US8553578B2 (en) | Automated protocol selection for host adapter card | |
JP6269683B2 (ja) | 隔離保護システム及びそれが双方向パケットフィルタリング検査を実行する方法 | |
US8996775B2 (en) | Backplane controller for managing serial interface configuration based on detected activity | |
TW200815987A (en) | Device connection system and device connection method | |
US10355968B2 (en) | Diagnosis of a network adapter during network operation | |
JP2009048522A (ja) | データ転送装置の製造方法、試験方法、及びデータ転送装置 | |
JP5364161B2 (ja) | 記憶域ネットワークにおけるコンポーネントの認証中にプロトコル固有のエラーを挿入するためのシステム | |
JP2005039360A (ja) | 仮想化した入出力通信ポートを複数対具備するマルチ通信試験装置および方法 | |
US8995147B2 (en) | Connection assembly and electronic device | |
US8954623B2 (en) | Universal Serial Bus devices supporting super speed and non-super speed connections for communication with a host device and methods using the same | |
CN103701660B (zh) | 一种以太网设备连接装置及其应用的测试系统及方法 | |
CN116340077A (zh) | 具有调试控制器的输入-输出设备 | |
JP2005038044A (ja) | 仮想化した入出力通信ポートを具備する通信試験装置および方法 | |
JP5104964B2 (ja) | フィールド通信装置 | |
US9058294B2 (en) | Programmable logic controller | |
US9811496B2 (en) | Method and apparatus for detecting interface connection between devices | |
Cisco | Corrective Maintenance�Host Communications | |
CN109002404B (zh) | Pcie设备及其监控方法 | |
US11809365B2 (en) | Data transmission method | |
JP6235365B2 (ja) | 情報処理装置及びエラー情報取得方法 | |
CN110309090B (zh) | 一种连接器 | |
JP2011253285A (ja) | 診断システム、診断装置及び診断プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060714 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081111 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090407 |