JP2005038044A - 仮想化した入出力通信ポートを具備する通信試験装置および方法 - Google Patents

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哲男 中川
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Abstract

【課題】シリアルあるいはパラレルの通信試験が、1台のパソコン等の通信装置を用いて可能なこと。
【解決手段】本発明は、パソコン等の通信装置が離れて設置されている場合や、離れていなくても個々のパソコン等や機器が独立に構成されている場合のシリアルあるいはパラレル通信の通信試験において、パソコン等の通信装置のハードウエアによる実際の入出力通信ポートではなく、ソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを1台のパソコン等の通信装置に具備することにより、1台のパソコン等の通信装置で、あたかも2台のパソコン等の通信装置同士の通信試験が可能な通信試験装置および方法を提供する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパソコン等の通信試験に関し、更に詳しくは、パソコン等のシリアルあるいはパラレル通信における通信用ソフトウエアの確認試験に関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコン等を用いた通信装置の通信試験を行う場合、通常、通信装置はそれぞれ離れた位置に距離を置いて設置されているので、離れた相手装置の通信状態が分からず、通信状態が正常か異常かの確認が取りにくい。また、通信装置が離れた場所に設置されていない場合でも、試験する通信装置は個々に独立して存在するために、通信状態の確認には個々の装置をそれぞれ確認しなければならず、装置間の通信状態の確認が取りにくいのが実情である。
【0003】
この様子を、図1を用いて説明する。通信装置の場合、ハードウエアとして通信の信号を送受信するための入出力通信ポートとソフトウエアとして通信用のソフトウエアが必要である。通信の信号を送受信する為の入出力通信ポートと通信用のソフトウエアを備えた装置であれば、パソコンに限らなくても通信装置として取り上げることができるが、ここでは、通信装置として通常用いられているパソコンを利用した場合について説明する。図1において、2台のパソコン同士での通信試験を行う場合を示し、10はパソコンAを20はパソコンBを示し、11は10の通信用のソフトウエアA、12は10のハードウエアによる入出力通信ポートを、21は20の通信用のソフトウエアB、22は20のハードウエアによる入出力通信ポートをそれぞれ示す。30は10と20の通信状態確認用の機器を、40は30を間に置いて10と20とを結ぶ通信用のケーブルを示す。
このような構成の中で、10と20の通信試験はそれぞれ11と21の通信用ソフトウエアにより、12と22を通して信号の授受をしながら、30での通信状態の確認により行う。
【0004】
従来、通信装置としてのパソコンは、このように10と20が離れて独立に設置され、また、10と20の間には30が接続されて10と20の通信の確認を行っている。10と20が離れて設置されていない場合でも、10や20および30は独立に構成されて設置されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−134272号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した通信装置としてのパソコン同士や通信状態確認機器が離れて設置されている場合、あるいは離れていなくても個々のパソコンや機器が独立に構成されている従来の通信試験装置および方法では、パソコンや通信状態確認機器が離れていることおよびそれぞれが独立のために、通信状態が正常であるか異常であるかの確認が煩雑であり、それに伴う通信ソフトウエアの変更や修正も煩雑で間違いやすく効率が悪い。本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、パソコンのハードウエアによる実際の入出力通信ポートではなく、ソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを1台のパソコンに具備することにより、1台のパソコンであたかも2台のパソコン同士の通信試験が可能な通信試験装置および方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。即ち、請求項1に記載された発明に係る仮想化された入出力通信ポートを具備してなる通信試験装置は、パソコン等同士のシリアルあるいはパラレル通信試験において、通信試験のために対になった通信試験用のソフトウエアおよびソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを1台のパソコン等に具備して、2台の通信試験用のパソコン等を必要とせず、また、通信状態確認用の機器や通信用のケーブルも用いることなく、2台のパソコン等同士を用いたと同等の通信試験が、1台のパソコン等だけを用いて可能な、仮想化した入出力通信ポートを具備してなる通信試験装置および方法。特許請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された仮想化された入出力通信ポートを具備してなる通信試験装置および方法において、パソコン等のソフトウエアによる仮想化した入出力通信ポートを介してシリアルあるいはパラレル通信の内容を取得することにより、プロトコル等の送受信の通信状態を確認試験することや通信エラー等の発生を模擬してシミュレーションすることができる通信試験装置および方法。特許請求項3に記載された発明は、請求項1に記載された仮想化された入出力通信ポートを具備してなる通信試験装置および方法において、2台のパソコン等を用いた場合の通信試験用ソフトウエアと、1台のパソコン等を用いた場合の通信試験用ソフトウエアとを、同一の通信試験用ソフトウエアを用いることにより、2台のパソコン等による実際の通信試験が、1台のパソコン等で等価試験できるハードウエアに依存しない通信試験装置および方法。特許請求項4に記載された発明は、請求項1に記載された仮想化された入出力通信ポートを具備してなる通信試験装置および方法において、通信試験が可能で、仮想的な入出力ポート機能を有する、1台のパソコン等の上で動作するソフトウエア。
【0008】
換言すると、本発明は以下のようである。パソコン等を用いた通信装置のシリアルあるいはパラレルの通信確認試験において、通信試験に用いるパソコン等や通信状態確認用機器等を離れて設置することなく、あるいは離れていなくても独立の機器として設置することなく、ソフトウエアによる仮想的な入出力通信用ポートを具備することにより、1台のパソコン等で、あたかも2台のパソコン等の通信装置の通信確認試験が可能な通信試験装置および方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る仮想化した入出力通信ポートを具備する通信試験装置の構成を図2に基づいて説明する。図2において、50は通信試験装置としてのパソコンを、51は通信用のソフトウエアAを、52は通信用のソフトウエアBを示し、通常、通信試験を行う場合は51と52はそれぞれに対応するハードウエアによる実際の入出力通信ポートが使われる。しかしここでは、51と52のハードウエアの入出力通信ポートを仮想的なソフトウエアで構築して、51と52の通信用のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートの機能を一体化して53で示し、53を通して51と52の通信試験を行う。54は53の内容を確認する通信状態確認用のソフトウエアであり、51と52の通信試験の状況を54で確認する。このようにして、従来であれば図1の10と20の2台のパソコンで行っていた通信試験を、図1と図2における11と51および21と52の通信用のソフトウエアをそれぞれ同一のものを用いて、図2の50の1台のパソコンで等価試験することができる。
【0010】
この通信試験装置の更に詳しい動作内容を図3で説明する。図3において、100は通信用のソフトウエアAを、200は通信用のソフトウエアBを、300は100と200の通信状態確認用ソフトウエアを示し、これらのソフトウエアはパソコンのアプリケーションレベルに配置されている。110は通信用のソフトウエアA側のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを、210は通信用のソフトウエアB側のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを示し、110と210は400のデータ送受信信号を通してお互いの通信内容をやり取りする。600は仮想的な入出力通信ポート管理ソフトウエアであり、110および210の内容は500の通信確認管理信号で600に結ばれている。600は300に結合され、600の内容は300で確認することができる。110と210および600はパソコンのドライバレベルに配置され、図2の仮想的な入出力通信ポート53としてまとめて構成されている。このようにして、100と200の通信試験はそれぞれ110と210のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを介して試験され、110と210の通信状態は600を通して300で確認でき、1台のパソコンの中で100と200の通信試験を行うことができる。
【0011】
110と210のソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートは、パソコンのハードウエアによる実際の入出力通信ポートに対応付けられており、本通信試験の時だけ使用される。本通信試験の後の実際の通信ではハードウエアによる実際の入出力通信ポートが使用される。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明ではパソコンのハードウエアによる実際の入出力通信ポートの代わりにソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを用いて通信試験を行うので、以下のような効果がある。通常、通信試験にはパソコンや通信状態確認機器が離れた位置で、あるいは独立して2台必要であり、通信状態確認用の機器や通信用のケーブルも必要であるが、本発明によればこれらの装置はパソコン1台で済み、通信状態確認用の機器や通信用のケーブルも不要になる。
また、ハードウエアによる実際の入出力通信ポートを意識することなく1台のパソコンで2台のパソコンの通信用ソフトウエアの通信試験が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に係る通信試験の全体構成を説明するための図である。
【図2】本発明の実施形態に係る仮想的な入出力通信ポートを用いた通信試験の構成を示す図である。
【図3】本発明による仮想的な入出力通信ポートを用いた通信試験の動作内容を説明するための図である。
【符号の説明】
10 パソコンA
11 通信用のソフトウエアA
12 ハードウエアによる入出力通信ポートA
20 パソコンB
21 通信用のソフトウエアB
22 ハードウエアによる入出力通信ポートB
30 通信状態確認用の機器
40 通信用ケーブル
50 パソコン
51 通信用のソフトウエアA
52 通信用のソフトウエアB
53 仮想の入出力通信ポート
54 通信状態確認ソフトウエア
100 通信用のソフトウエアA
110 通信用のソフトウエアA側の仮想的な入出力通信ポート
200 通信用のソフトウエアB
210 通信用のソフトウエアB側の仮想的な入出力通信ポート
300 通信状態確認ソフトウエア
400 データ送受信信号
500 通信確認管理信号
600 仮想的な入出力通信ポート管理ソフトウエア

Claims (4)

  1. パソコン等同士のシリアルあるいはパラレル通信試験において、通信試験のために対になった通信試験用のソフトウエアおよびソフトウエアによる仮想的な入出力通信ポートを1台のパソコン等に具備して、2台の通信試験用のパソコン等を必要とせず、また、通信状態確認用の機器や通信用のケーブルも用いることなく、2台のパソコン等同士を用いたと同等の通信試験が、1台のパソコン等だけを用いて可能な、仮想化した入出力通信ポートを具備してなる通信試験装置および方法。
  2. 前記仮想化した入出力通信ポートを具備してなる通信試験装置および方法に関し、パソコン等のソフトウエアによる仮想化した入出力通信ポートを介してシリアルあるいはパラレル通信の内容を取得することにより、プロトコル等の送受信の通信状態を確認試験することや通信エラー等の発生を模擬してシミュレーションすることができる通信試験装置および方法。
  3. 前記仮想化した入出力通信ポートを具備してなる通信試験装置および方法に関し、2台のパソコン等を用いた場合の通信試験用ソフトウエアと、1台のパソコン等を用いた場合の通信試験用ソフトウエアとを、同一の通信試験用ソフトウエアを用いることにより、2台のパソコン等による実際の通信試験が、1台のパソコン等で等価試験できるハードウエアに依存しない通信試験装置および方法。
  4. 前記仮想化した入出力通信ポートを具備してなる通信試験装置および方法に関し、通信試験が可能で、仮想的な入出力ポート機能を有する、1台のパソコン等の上で動作するソフトウエア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010097603A (ja) * 2008-09-18 2010-04-30 Denso Wave Inc 通信システム

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