JP2005039099A - 光パルス発生素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 短パルス化された光パルスが安定して得られる光パルス発生素子を提供する。
【解決手段】 n型基板35上に、n型バッファ層36、n型クラッド層37、活性層38、p型クラッド層40、及びp型キャップ層41を順次積層し、基板35の下面にn電極44を設ける。また、キャップ層41に形成されたストライプ状の突起部30を3分割し、中央の突起部30上にp電極43、両側の突起部30上にp電極42を設け、p電極42にはレーザ駆動パルス電流を印加して利得領域31とし、p電極43には逆バイアス電圧を印加して可飽和吸収領域32とする。そして、導波路長を100μm〜1500μm、吸収領域長を10μm〜500μm、利得領域長を導波路長から吸収領域長及び分離領域長の総和を引いた長さとし、逆バイアス電圧を−10V〜−4Vの電圧とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体レーザを用いて超短パルス光を発生させる光パルス発生素子に関するものである。
小型、軽量で直接変調が可能な半導体レーザは、超短パルス光源として広く用いられている。
半導体レーザにおいてフェムト秒オーダのパルス発光を得る方法について、例えば、光学29巻8号 p.495(非特許文献1)では、モードロック半導体レーザを用いた950fsのパルス幅でのパルス発光が報告されている。しかしながら、モードロック半導体レーザは、一般的にレーザ駆動の閾値をわずかに上回る程度の駆動電流で動作させることが多い。また、このような半導体レーザは基本的にはレーザ発振動作によるため、発振時のキャリア密度は閾値レベルに固定される。したがって、光パルスのピークパワーは例えばmW程度であり、その高出力化は困難である。
一方、半導体レーザの共振器中に可飽和吸収領域を設け、逆バイアス電圧印加による可飽和吸収と、利得スイッチング法とを併用する受動Qスイッチング法により、パルス幅が1.6ps、光パルスのピークパワーが10Wの光パルスを得たとの報告がある(P.P.Vasil'ev, I.H.White, D.Burns, and W.Sibbett, CLEO'93, Baltimore, Paper CThC8 (1993) 、非特許文献2)。この方法は、他のモード同期法などと比較して、数10倍のピークパワーが得られるのが特徴である。また、特開平10−229252号公報(特許文献1)に記載された光パルス発生素子では、同様の構成において活性層直近にノンドープクラッド層を設けることによって可飽和吸収動作の応答速度の向上を図り、サブピコ秒の光パルスを得ている。
受動Qスイッチング法を用いた半導体レーザでは、例えば、n型基板の底面にn電極を蒸着し、上面にn型バッファ層、n型クラッド層、活性層、p型クラッド層、及びp型キャップ層を順次積層することによってレーザを構成する。このように、p型、n型もしくは中性の活性層をp型とn型のクラッド層で挟み込んだ構成をダブルヘテロ(DH:Double Hetero)構造という。
また、p型キャップ層に、レーザ光共振器の長手方向に沿ってリッジストライプ状の突起部を設け、この突起部を長手方向に3分割するとともに、p型キャップ層上に2つのp電極を形成する。そして、3分割された突起部のうち中央の突起部上に一方のp電極を積層し、両端の突起部上に他方のp電極を積層する。このとき、2つのp電極が接触しない構成とすることにより、2つのp電極のそれぞれとn電極との間には異なる電界を印加することができる。この結果、半導体レーザの共振器部分は電気的に3つの領域に分割されて、その中央を可飽和吸収領域、両側を利得領域とすることができる。
すなわち、これらの領域のうち、利得領域にレーザ駆動電流として変調電流を印加すると、光パルスが変調される。また、可飽和吸収領域にDC逆バイアス電圧を印加すると、可飽和吸収現象が強調される。したがって、これらの両者を併用することにより、光パルスの高出力化、短パルス化を実現することができる。
特開平10−229252号公報 光学29巻8号 p.495 、2000年 P.P.Vasil'ev, I.H.White, D.Burns, and W.Sibbett, CLEO'93, Baltimore, Paper CThC8 (1993) P.P.Vasil'ev, H.Kan, H.Ohta, and T.Hiruma, "Experimental evidence of condensation of electron-hole pairs at room temperature during femtosecond cooperative emission", Phys. Rev. B Vol.64, p.195209-1 (2001)
しかしながら、従来のDH構造の半導体レーザでは、短パルス化された光パルスを安定して得ることが充分とは言えなかった。すなわち、受動Qスイッチング法を用いた上記構造の光パルス発生素子においては、レーザ光共振器での導波路長(共振器長)、可飽和吸収領域長、レーザ駆動パルス電流のパルス幅、駆動電流ピーク値、可飽和吸収のための逆バイアス電圧値など、その動作に影響するパラメータが非常に多く、それらの好適なパラメータ範囲等が明確ではなかった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであり、短パルス化された光パルスを安定して得ることが可能な光パルス発生素子を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明による光パルス発生素子は、(1)活性層を第1導電型クラッド層と第2導電型クラッド層とで挟むように積層したダブルヘテロ構造を有するとともに、ダブルヘテロ構造の積層方向と直交方向にレーザ光共振器が構成され、(2)レーザ光共振器の長手方向に対し、第1導電型クラッド層を介して活性層に電流を供給する電極層を少なくとも2つに分割して、分割された電極層のうち少なくとも1つの電極層に逆バイアス電圧を印加して可飽和吸収領域とし、他の少なくとも1つの電極層にレーザ駆動パルス電流を印加して利得領域とし、可飽和吸収領域及び利得領域を除く領域を分離領域とし、(3)レーザ光共振器の長手方向での導波路長は100μm以上1500μm以下、可飽和吸収領域の長さは10μm以上500μm以下、利得領域の長さは導波路長から可飽和吸収領域長及び分離領域長の総和を引いた長さであるとともに、可飽和吸収領域での電極層に印加される逆バイアス電圧を−10V以上−4V以下の電圧とすることを特徴とする。
上記した光パルス発生素子においては、可飽和吸収領域に逆方向のDCバイアス電圧を印加することで吸収領域の応答速度を向上させるとともに、利得領域にRFバイアスを印加することで立ち上がりが俊敏で短パルス化された光パルスを得ることができる。また、具体的な素子構造及び動作条件について、導波路長、可飽和吸収領域長、利得領域長、及び逆バイアス電圧値の各パラメータを上記した範囲内に限定することにより、短パルス化された光パルスを安定して得ることが可能となる。
また、光パルス発生素子は、導波路長が100μm以上500μm以下、可飽和吸収領域長が10μm以上150μm以下であることが好ましい。あるいは、利得領域での電極層に印加されるレーザ駆動パルス電流は、電流値が0.4A以上1A以下、パルス幅が1ns以上10ns以下であることが好ましい。これにより、光パルスの短パルス化、及びその動作の安定化を向上することができる。
本発明によれば、ダブルヘテロ構造の光パルス発生素子において、導波路長、可飽和吸収領域長、利得領域長、及び逆バイアス電圧値の各パラメータを所定の範囲内に限定することにより、短パルス化された高ピーク出力の光パルスを得ることが可能となる。
以下、図面とともに本発明による光パルス発生素子の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
図1は、本発明による光パルス発生素子の第1実施形態の構成を示す斜視図である。また、図2、図3は、それぞれ図1に示した光パルス発生素子のII−II矢印断面図、III−III矢印断面図である。ここで、図2は、光パルス発生素子におけるレーザ光共振器の長手方向に沿った断面図となっている。
まず、図2、図3を参照して、本実施形態による光パルス発生素子の積層構造について説明する。本光パルス発生素子はDH構造を有しており、GaAsからなるn型基板35の上面に、GaAsからなるn型バッファ層36、Al0.4Ga0.6Asからなるn型クラッド層37、AlxGa1-xAsからなるノンドーブ活性層38、Al0.4Ga0.6Asからなるp型クラッド層40、及びGaAsからなるp型キャップ層41が順次積層されている。また、n型基板35の下面にはn電極44が蒸着されている。ここで、x<0.4である。
n型基板35上の各層は、例えばMO−CVD法によって積層される。各層の厚さについては、活性層38の厚さは0.05〜0.5μmの範囲で設定することが好ましい。また、クラッド層37、40の厚さは、活性層38への光の閉じ込めに充分な厚さであり、約2μmとすることが好ましい。また、n型バッファ層36、p型キャップ層41は、それぞれ1μm程度の厚さとすることが好ましい。
さらに、図1に示すように、p型キャップ層41には、レーザ光共振器の長手方向に沿ってリッジストライプ状の突起部30が形成されている。この突起部30は、長手方向の2個所でp型キャップ層41の上半分が除去されて、3つに分割されている。また、図3に示すように、突起部30の頂面部分を除くp型キャップ層41の表面には、絶縁性のSiN膜45が堆積されている。SiN膜45上には、それぞれ凹字形状、凸字形状の2つのp電極42、43が積層されている。これらの2つのp電極42、43は、凹部と凸部とを向かい合わせにして、この部分が突起部30で組み合わさるような形で配置されている。したがって、3分割された突起部30のうち、中央の突起部30上には凸字形状のp電極43が、また、両端の突起部30上には凹字形状のp電極42がそれぞれ積層されている。
これらのp電極42、43は突起部30の頂面部分でのみ、p型キャップ層41に直接接触している。その他の部分では、p電極42、43と、p型キャップ層41との間に絶縁性のSiN膜45が介在している。このため、活性層38へと電流が注入される領域はストライプ状の突起部30の直下の部分のみに制限されている。これにより、閾値電流を低減すると同時に、活性層38においてストライプ状の領域にレーザ光を閉じ込める導波性を持たせて、発振する横モードを安定させている。この活性層38でのレーザ光共振器の長手方向に沿った導波路長が、本光パルス発生素子での共振器長となる。また、この共振器の長手方向に位置する導波路端面(半導体端面)は、両方向ともへき開面である。
また、上記構造では、2つのp電極42、43が接触していないため、p電極42、43のそれぞれとn電極44との間に異なる電界を印加することができる。この結果、半導体部分34は電気的に3つの領域に分割され、その中心が可飽和吸収領域32、両側が利得領域31となる。また、可飽和吸収領域32及び利得領域31を除く領域は、分離領域となっている。すなわち、図2に断面構造を示す共振器部分でみると、両側のp電極42直下の利得領域31が、表面にp電極が形成されていない分離領域33を介して、中央のp電極43直下の可飽和吸収領域32を挟み込む構造となっている。
利得領域31は、半導体部分34のすべてと、p電極42、n電極44とを含んで構成されている。可飽和吸収領域32は、半導体部分34のすべてと、p電極43、n電極44とを含んで構成されている。分離領域33は、p電極及びp型キャップ層41の上部分が除去されて残った部分と、他の半導体部分と、n電極44とを含んで構成されている。
ここで、図1に示した光パルス発生素子においては、上記したレーザ光共振器の長手方向での導波路長(共振器長)は100μm以上1500μm以下の範囲で設定されている。また、可飽和吸収領域32の長さは10μm以上500μm以下の範囲で設定されている。また、利得領域31の長さは導波路長から可飽和吸収領域長及び分離領域長の総和を引いた長さとなっている。
次に、図1に示した光パルス発生素子の動作について説明する。図4は、光パルス発生素子の動作について示す模式図である。ここでは、図2と同様のレーザ光共振器の長手方向に沿った断面図によって光パルス発生素子を図示している。
利得領域31に対応するp電極42には、図4に模式的に示すように、利得領域31に対してパルス電流を印加するための電流源が接続され、p電極42とn電極44との間にレーザ駆動パルス電流が印加される。また、可飽和吸収領域32に対応するp電極43には、可飽和吸収領域32に対して電圧を印加するための電源が接続され、p電極43とn電極44との間にDC逆バイアス電圧が印加される。
まず、レーザ駆動パルス電流が印加された利得領域31では、パルス電流による入力電流が大きくなるにつれて活性層38に電子が次第に蓄積される。そして、電子密度が発振閾値を超えた時点で、光子密度が急速に上昇してレーザ発振が起こる。これにより、蓄積された電子−正孔対が急速に消費され、発振閾値密度を下回った時点から光子密度が急速に減少してレーザ発振は停止する。これにより、図4に示すように、レーザ駆動パルス電流自体のパルス幅よりも短いパルス幅のレーザ光パルスが得られる。
また、この光パルスが可飽和吸収領域32を通過すると、パルス前縁の光は吸収領域32で吸収されるが、光出力がある閾値を超えると吸収が急激に減少し、この吸収領域32は透明化して光パルスは透過する。これは、光励起された電子が吸収領域32の伝導帯を埋めつくし、遷移に行き先がなくなるためである。その後、吸収領域32内の光励起された電子は他の領域等に遷移して、吸収領域32内の吸収率は再び上昇し光パルスが吸収される。この結果、光パルスを圧縮することになる。
ここで、吸収領域32にバイアス電圧を印加していない場合には、光吸収がなくなってから復活するまでに、例えば100ns(ナノ秒)程度の時間を要する。一方、吸収領域32に逆バイアス電圧を印加すると、光吸収により発生した少数キャリアをはき出すことができ、最短では例えば0.1ps(ピコ秒)程度で光吸収を回復させることができる。この逆バイアス電圧については、−10V以上−4V以下の電圧とすることが好ましい。
また、利得領域31に印加される短パルス電流については、得られる光パルスのパルス幅を狭く、光出力を大きくするためには、そのパルス幅は10ns以下で短ければ短いほど良い。また、その電流値は大きければ大きいほど良い。具体的には、レーザ駆動に用いられるパルス電流源の能力等を考慮して、パルス電流の電流値が0.4A以上1A以下、パルス幅が1ns以上10ns以下であることが好ましい。
上記実施形態による光パルス発生素子の効果について説明する。
図1〜図3に示した光パルス発生素子においては、可飽和吸収領域32に逆方向のDCバイアス電圧を印加することで吸収領域32の応答速度を向上させるとともに、利得領域31にRFバイアスを印加することで立ち上がりが俊敏で短パルス化された光パルスを得ることができる。また、具体的な素子構造及び動作条件について、導波路長を100μm〜1500μm、可飽和吸収領域長を10μm〜500μm、利得領域長を(導波路長−可飽和吸収領域長−分離領域長の総和)とし、吸収領域32での逆バイアス電圧を−10V〜−4Vとして、各パラメータをそれぞれ所定範囲内に限定している。これにより、短パルス化された光パルスを安定して得ることが可能となる。例えば、このような光パルス発生素子によれば、パルス幅が1ps以下、ピークパワーが数10W以上の高出力の超短パルス光を得ることが可能である。
ここで、導波路長及び各領域長については、導波路長を100μm〜500μm、可飽和吸収領域長を10μm〜150μmとすることがさらに好ましい。これにより、光パルスの短パルス化、及びその動作の安定化を向上することができる。なお、可飽和吸収領域長については、導波路長に応じて好適な値に設定すると良い。また、分離領域長については、例えば10μm程度とすることが好ましい。
また、本実施形態においては、レーザ光共振器の長手方向に沿った構成については、2つの利得領域31で可飽和吸収領域32を挟み込む構造を用いている。このような構成では、レーザ光パルスが吸収領域32において正面衝突し、飽和効果が高められる特徴がある。
なお、光パルス発生素子の積層構造については、図5に図1に示した光パルス発生素子の変形例を図2と同様の断面図によって示すように、ノンドープ活性層38と、p型クラッド層40との間に、AlyGa1-yAsからなるノンドープクラッド層39(ただし、x<y<0.4)を設けても良い。このようにノンドープクラッド層39を設けることにより、活性層38のみの場合に比べて、可飽和吸収領域32への逆バイアス電圧の印加によって形成される空乏層の厚さが厚くなるため、吸収領域32の応答速度が速くなり、得られる光パルス幅を短くできる。
図6は、本発明による光パルス発生素子の第2実施形態の構成を示す斜視図である。ここで、図6に示す光パルス発生素子においても、その積層構造については、図1〜図3に示したものと同様である。
本実施形態においては、図6に示すように、p型キャップ層41には、レーザ光共振器の長手方向に沿ってリッジストライプ状の突起部50が形成されている。この突起部50は、長手方向の略中央の1個所でp型キャップ層41の上半分が除去されて、2つに分割されている。また、突起部50の頂面部分を除くp型キャップ層41の表面には、絶縁性のSiN膜45が堆積されている。SiN膜45上には、それぞれ突起部50に向かって右側に凸状の部分を有する形状の2つのp電極46、47が積層されている。これらの2つのp電極46、47は、それぞれの凸部が突起部50で組み合わさるような形で配置されている。したがって、2分割された突起部50のうち、図6中で前方の突起部50上にはp電極47が、また、後方の突起部50上にはp電極46がそれぞれ積層されている。
これらのp電極46、47は突起部50の頂面部分でのみ、p型キャップ層41に直接接触している。その他の部分では、p電極46、47と、p型キャップ層41との間に絶縁性のSiN膜45が介在している。また、2つのp電極46、47が接触していないため、p電極46、47のそれぞれとn電極44との間に異なる電界を印加することができる。この結果、半導体部分34は電気的に2つの領域に分割され、その前方が可飽和吸収領域52、後方が利得領域51となる。また、可飽和吸収領域52及び利得領域51を除く領域は、分離領域となっている。すなわち、共振器部分でみると、後方のp電極46直下の利得領域51が、表面にp電極が形成されていない分離領域を介して、前方のp電極47直下の可飽和吸収領域52に対向する構造となっている。なお、本光パルス発生素子の動作、光パルス発生素子における導波路長、可飽和吸収領域長、利得領域長、逆バイアス電圧などのパラメータの範囲等については、図1に示した実施形態と同様である。
上記実施形態による光パルス発生素子の効果について説明する。
図6に示した光パルス発生素子においては、図1に示した発光素子と同様に、可飽和吸収領域52に逆方向のDCバイアス電圧を印加することで吸収領域52の応答速度を向上させるとともに、利得領域51にRFバイアスを印加することで立ち上がりが俊敏で短パルス化された光パルスを得ることができる。また、具体的な素子構造及び動作条件についての各パラメータを所定範囲内に限定することにより、短パルス化された光パルスを安定して得ることが可能となる。
また、本実施形態においては、レーザ光共振器の長手方向に沿った構成については、利得領域51と可飽和吸収領域52とを1つずつ配置する構造を用いている。このように、利得領域及び可飽和吸収領域の配置構造については、様々な構造を用いることができる。なお、図6に示す2分割の構造では、利得領域51及び吸収領域52の領域長や大きさは同等である必要はなく、上記したパラメータ条件を満たす範囲で非対称な構造としても良い。
また、図1、図6に示した光パルス発生素子のいずれにおいても、へき開面からなる共振器の導波路端面には、必要に応じてHR/ARコーティングを施しても良い。ただし、往波と復波の干渉等を考慮して、短パルス化、大出力化に有利となるように設計することが好ましい。
本発明による光パルス発生素子の特性について、具体的な実施例とともに説明する。本実施例では、図1に示した構成の光パルス発生素子を用い、レーザ光共振器の長手方向での導波路長を350μm、突起部30のストライプ幅を5μm、中央の可飽和吸収領域32の領域長を80μm、両側の利得領域31の領域長をそれぞれ125μmとした。このとき、分離領域長の総和は20μmである。
図7は、本光パルス発生素子で得られた光パルスの強度自己相関測定によるSHG自己相関波形を示すグラフである。このグラフにおいて、横軸は時間(ps)を示し、縦軸はSHG強度を示している。実測から得られる半値全幅460fs(フェムト秒)に対し、パルス波形に非対称関数
I(t)=1/(et+e-rt2
を仮定(r=5)して得られる理論換算係数0.64を用いて換算すると約300fsとなる。
図8は、光パルス発生素子の逆バイアス印加電圧0V、注入電流レーザ発振閾値付近での発光状態で得られる光パルスのスペクトルを示すグラフである。また、図9は、短パルス発光状態で得られる光パルスのスペクトルを示すグラフである。これらのグラフにおいて、横軸は光子エネルギー(eV)を示し、縦軸は光強度(a.u.)を示している。
図8において、グラフAは印加電流を閾値以上としたときのレーザ光の発振スペクトルを示し、グラフBは印加電流を閾値以下としたときの自然放出増幅光のスペクトルを示している。レーザ光スペクトルAのピークエネルギーは1.424eV、自然放出増幅光スペクトルBのピークエネルギーは1.432eVとなっている。また、図中には、室温でのGaAsのバンドギャップに相当するエネルギーを矢印で示している。
一方、図9には、可飽和吸収領域に印加する逆バイアス電圧を−4.2V〜−7.1Vの範囲で変化させたときの光スペクトルの変化を示している。このグラフより、逆バイアス電圧を−4.2Vから−7.1Vへと変化させると、発光のピークエネルギーが1.42eV付近から低エネルギー側にシフトし、1.406eVまで変化していることがわかる。ここで、図中の点線は室温でのGaAsのバンドギャップを示しているが、短パルス発光状態での発光はこのバンドギャップよりもさらに低エネルギー側で発生している。
図10は、光パルス発生素子で発生する光パルスの時間分解分光測定による測定結果を示すグラフである。図10(a)は、図8のグラフAに相当する通常の発光状態での測定結果を示すグラフである。図10(b)は、図9に相当する短パルス発光状態での測定結果を示すグラフである。また、これらのグラフにおいて、横軸は周波数を示し、縦軸は時間を示している。
通常のレーザ発光を示す図10(a)では、GaAsのバンドギャップに相当する光子エネルギー1.424eVで、数nsにわたって一定エネルギーで発光していることがわかる。これに対して、短パルス発光を示す図10(b)では、明らかに図10(a)とは異なり、1.396eVと低エネルギー側にシフトしたエネルギーで、かつ非常に短い時間に集中して強い発光がみられる。
図10(a)に示すような通常のレーザ発光は、半導体材料での通常の自然放射、発光遷移を起源とする。これに対して、図10(b)に示す短パルス発光は、図11に示す発光機構によって起こる。これは、電子−正孔対が非常に高密度(レーザ発振キャリア密度の数倍に相当)に存在する場合、通常のGaAsのバンド内の最低エネルギー準位に縮退した準位を形成してコヒーレントに再結合するものである。このような発光機構は超放射といわれ、例えば P.P.Vasil'ev, H.Kan, H.Ohta, and T.Hiruma, Phys. Rev. B Vol.64, p.195209-1 (2001) (非特許文献3)などにおいてその物理が明らかにされてきている。そして、本発明による光パルス発生素子では、上記のように各パラメータの範囲を限定することにより、図11に示す超放射を利用した短パルス幅、高出力の光パルスを実現している。このような発光機構では、通常のレーザ発振ではキャリア寿命で制限される短パルス化が、その限界を破り、例えば数100fsのパルス幅を得ることができる。
ここで、超放射による発光機構について説明しておく。超放射光の発生は、例えば花村榮一著「量子光学」5−2章(岩波書店)や Shuurmns et al., "Superfluorescence", Adv. Atom. Molecul. Phys. 17 , p.176 (1981) などにも紹介されているように、HF分子ガスやCs原子ビームを媒体として観測されている。例えば、HF分子ガスを圧力制御して封入したセルに100nsのレーザ光パルスを照射することで、HF分子を励起して反転分布を形成する。このとき、セル内の圧力が低圧状態では各励起分子からの発光は独立であるため、分子の発光寿命によって決まる1s程度のパルス発光が観測される。これは、いわゆるインコヒーレントな発光である。
これに対して、セル内の圧力を上昇すると、1μs程度の遅延時間を持ち幅200nsの鋭いパルス発光が得られ、その強度は1010倍にも達する。また、このときの発光ピーク強度はHF分子ガスの圧力の2乗に比例する。これらの実験事実から、この鋭いピークを持つ発光は自然放出光、自然放出増幅(ASE)光、レーザ発振光のいずれでもなく、励起分子のコヒーレントな自然放射としての超放射光であると理解されている。
超放射光の特徴は、指向性を持ったビーム発光、遅延時間を持つ鋭いピーク発光、通常の自然放射に対して非常に大きなピーク強度を持つパルス発光、その強度が発光に関与する粒子数の2乗に比例することなどがある。また、励起強度に依存してピーク強度、パルス形状、遅延時間が変化する。
超放射が起きる条件は、超放射の遅延時間τDに対して反転分布をより短い時間で形成すること、光が励起場から逃げる時間τE=L/cが励起粒子の縦緩和時間T1や横緩和時間T2よりも充分に短いこと、さらに、パルス幅τR及び遅延時間τDがτE<τR<τD<T1、T2を満たす必要がある。例えば、Cs原子のレーザ励起による Gibbs らの実験では、τE=0.067<τR=5<τD=10<T1=70、T2=80(ns)という条件である。
上記のように、HFガスやCs原子の緩和時間はナノ秒のオーダーである。また、特殊なガスのレーザでの励起、ガス圧力の制御、原子ビームの取扱いなど、特殊な環境下でなければ超放射を実現できず、いわゆる実験室レベルのものとなっている。また、その安定性や制御性に関しても疑問がある。これに対して、上記した光パルス発生素子では、半導体内において、新しい電子−正孔の状態による超放射光の発生を実現している。これは、超放射の実用化を進める上で大きな前進である。
本発明は、短パルス化された光パルスを安定して得ることが可能な光パルス発生素子として利用可能である。
光パルス発生素子の第1実施形態の構成を示す斜視図である。 図1に示した光パルス発生素子のII−II矢印断面図である。 図1に示した光パルス発生素子のIII−III矢印断面図である。 図1に示した光パルス発生素子の動作について示す模式図である。 図1に示した光パルス発生素子の変形例を示す断面図である。 光パルス発生素子の第2実施形態の構成を示す斜視図である。 光パルスの強度自己相関測定によるSHG自己相関波形を示すグラフである。 光パルス発生素子の通常の発光状態で得られる光パルスのスペクトルを示すグラフである。 光パルス発生素子の短パルス発光状態で得られる光パルスのスペクトルを示すグラフである。 光パルスの時間分解分光測定による測定結果を示すグラフである。 光パルス発生素子における発光機構を示す図である。
符号の説明
30…突起部、31…利得領域、32…可飽和吸収領域、33…分離領域、34…半導体部分、35…n型基板、36…n型バッファ層、37…n型クラッド層、38…ノンドープ活性層、39…ノンドープクラッド層、40…p型クラッド層、41…p型キャップ層、42、43…p電極、44…n電極、45…SiN膜、46、47…p電極、50…突起部、51…利得領域、52…可飽和吸収領域。

Claims (3)

  1. 活性層を第1導電型クラッド層と第2導電型クラッド層とで挟むように積層したダブルヘテロ構造を有するとともに、前記ダブルヘテロ構造の積層方向と直交方向にレーザ光共振器が構成され、
    前記レーザ光共振器の長手方向に対し、前記第1導電型クラッド層を介して前記活性層に電流を供給する電極層を少なくとも2つに分割して、分割された前記電極層のうち少なくとも1つの前記電極層に逆バイアス電圧を印加して可飽和吸収領域とし、他の少なくとも1つの前記電極層にレーザ駆動パルス電流を印加して利得領域とし、前記可飽和吸収領域及び前記利得領域を除く領域を分離領域とし、
    前記レーザ光共振器の長手方向での導波路長は100μm以上1500μm以下、前記可飽和吸収領域の長さは10μm以上500μm以下、前記利得領域の長さは前記導波路長から前記可飽和吸収領域長及び前記分離領域長の総和を引いた長さであるとともに、前記可飽和吸収領域での前記電極層に印加される前記逆バイアス電圧を−10V以上−4V以下の電圧とすることを特徴とする光パルス発生素子。
  2. 前記導波路長は100μm以上500μm以下、前記可飽和吸収領域長は10μm以上150μm以下であることを特徴とする請求項1記載の光パルス発生素子。
  3. 前記利得領域での前記電極層に印加される前記レーザ駆動パルス電流は、電流値が0.4A以上1A以下、パルス幅が1ns以上10ns以下であることを特徴とする請求項1または2記載の光パルス発生素子。
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