JP2005037455A - 投射型表示装置、放電ランプの駆動装置、及び放電ランプの駆動方法 - Google Patents

投射型表示装置、放電ランプの駆動装置、及び放電ランプの駆動方法 Download PDF

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秀一 増川
Hisayuki Mihara
久幸 三原
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Abstract

【課題】省電力や低騒音のためにランプ電力を低電力モードにした場合に、照度変動が発生しやすく、投射映像がちらつくため、本発明では、照度変動を感知して、ランプ電力を制御し照度変動を抑える投射型表示装置を提供する。
【解決手段】本発明は、光源用のランプからの光が照射され、映像信号によって変調したカラー画像光を出射するライトバルブ素子と、ライトバルブ素子からの出射光を拡大投射する投射レンズと、前記ランプから出射される光の照度変動を検出する照度変動検出手段とを備え、低電力モード等でランプを駆動している際にランプの照度変動が検出されたときは、ランプ電力を段階的に上げ、照度変動が検出されなくなった後は、ランプ電力を初期のランプ電力値に近づけるように段階的に下げるように制御するランプ電源回路を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶プロジェクタ等の投射型表示装置に関し、特に光源ランプの照度変動に対する投射映像のちらつきを軽減する投射型液晶表示装置、放電ランプの駆動装置、及び放電ランプの駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、投射型表示装置として例えば液晶プロジェクタが知られている。液晶プロジェクタは、光源(ランプ)と光学エンジンとを有し、光学エンジンには、R(赤)、G(緑)、B(青)用の液晶パネルが配置されている。前記光源(ランプ)からの白色光は、ダイクロイックミラー等の色分離手段によってR、G、Bの3原色光に分離され、それぞれR,G,B用の3枚の液晶パネルに照射される。そして各液晶パネルに照射された光の透過率を画像信号によって変調することで強度の変調された光を出射し、液晶パネルからの出射光をダイクロイックプリズム等の色合成手段によって合成し、この合成された画像光を投射レンズによってスクリーン上に拡大投射するようにしている。
【0003】
ところで、上記光源としては高圧水銀ランプに代表される放電ランプを用いているが、放電ランプの電極間に発生する光源アークの状態変動に伴って、照度変動が発生する場合がある。この照度変動が急峻で、短い時間で繰り返し発生すると、投射映像のちらつきとして観測され、画像品位が低下するという問題があった。
【0004】
この現象は、放電ランプに対して予め設定された各種条件(定格電力、温度、設置角等)からかけ離れるほど発生し易くなっている。特に最近では省電力や低騒音のためにプロジェクタのランプ電力を切替え可能にしたものが多くなっており、低電力モードで使用した場合は、規格電力とは異なる使用状態になるため、照度変動を発生することがあった。
【0005】
また、照度変動を抑えるため特許文献1には、高圧水銀蒸気放電ランプの放電電極間に交流電圧を印加して駆動する際に、交流電圧の周波数を所定値(20kHz〜42kHz)に限定することで照度のちらつきを低減した映像プロジェクタが記載されている。
【0006】
しかしながら、この特許文献1に記載の映像プロジェクタでは、放電ランプを低電力モードで使用することは記載されておらず、ランプ電力を低下した場合の照度変動に対するちらつき防止策については示唆されていない。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−323287公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の投射型表示装置では、省電力や低騒音のためにプロジェクタのランプ電力を低電力モードにした場合に、照度変動が発生しやすく、投射映像にちらつきが生じるという不都合があった。また、特許文献1に記載の例では、放電ランプを低電力モードで使用した場合に照度変動を生じる可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑み、照度変動が発生した場合にそれを感知して、ランプ電力を制御することにより照度変動を抑え、投射映像のちらつきを軽減した投射型表示装置、放電ランプの駆動装置、及び放電ランプの駆動方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、光源用のランプと;前記ランプからの光が照射されるとともに、映像信号によって変調したカラー画像光を出射するライトバルブ素子と;前記ライトバルブ素子からの出射光を拡大投射する投射レンズと、;前記ランプから出射される光の照度変動を検出する照度変動検出手段と;前記照度変動検出手段によって照度変動が検出されたときに、照度変動を低減するように前記ランプの電力を制御するランプ電源回路とを具備したことを特徴とする投射型表示装置である。
【0010】
また、本発明は、放電ランプを有し、この放電ランプからの光を利用する機器における放電ランプの駆動装置であって;前記放電ランプから出射される光を検出する光センサと;前記光センサからの検出結果を利用して前記放電ランプの照度変動を検出する照度変動検出手段と;前記照度変動検出手段の検出結果に応答して動作し、照度変動が検出されたときに、前記放電ランプの電力を照度変動が生じない値まで段階的に変化させ、照度変動が所定期間検出されなくなったときに初期の電力値の方向に前記放電ランプの電力を段階的に変化させるように制御するランプ電源回路とを具備したことを特徴とする放電ランプの駆動装置である。
【0011】
さらに本発明は、放電ランプを有し、この放電ランプからの光を利用する機器における放電ランプの駆動方法であって;前記放電ランプから出射される光を光センサで検出し、この検出結果に基いて照度変動の有無を判別し;前記照度変動の判別結果に応答して、照度変動が生じたときには、前記放電ランプの電力を照度変動が生じない値まで段階的に変化させ、照度変動が所定期間検出されなくなったときは初期の電力値の方向に段階的に変化させるように制御し、前記放電ランプの照度変動を軽減することを特徴とする放電ランプの駆動方法である。
【0012】
本発明においては、ランプの照度変動が変動した際に、ランプの電力を調整することにより、照度変動を抑えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施形態を図を参照して説明する。図1は、本発明の投射型表示装置を示すブロック図であり、液晶プロジェクタに適用した例を示している。
【0014】
図1において10は光学エンジンであり、1つのボックス内に構成さており、ボックス内には3枚の液晶パネル等を含んでいる(光学エンジンの詳細な構成については、図2の説明において詳述する)。また、11はライトボックスであり、中に光源としての放電ランプ1を収容している。
【0015】
また30は、電源ユニットであり、プロジェクタ100の各回路、例えば映像処理回路31、ファン駆動回路32、ランプ電源回路33等に電源電圧を供給するものである。映像処理回路31には、複数の入力映像信号源からの映像信号が入力選択回路34によって選択されて入力され、入力映像信号を電気的に処理して出力し液晶駆動回路35に供給する。液晶駆動回路35は光学エンジン10内の液晶パネルを駆動し、これにより、液晶パネルにはR,G,B信号による画像が表示され、光源からの光を液晶パネルに入射することにより、液晶パネルからは、R,G,B信号によって変調された画像光が出射され、投射レンズ36によってスクリーン37に拡大して投影することができる。
【0016】
一方、前記放電ランプ1は、ランプ電源回路33によって点灯や消灯等が制御されるようになっている。また、この放電ランプ1の熱を放散するために、ファン38がランプ近傍に配置され、このファン38をファン駆動回路32によって駆動し、冷却風をランプ1に送風するようにしている。
【0017】
また、本発明では、ランプ1から発光された光を検知する光センサ39を、ライトボックス11又は光学エンジン10に取付け、光センサ39の出力を照度変化検出回路40に供給するようにしている。尚、光センサ39は、光学エンジン10への照明を妨げない位置に設けられ、照度変化検出回路40からの検出出力はマイクロコンピュータ41(以下マイコン41と称す)に供給されている。
【0018】
マイコン41は、プロジェクタ100の各種動作を制御する制御回路であり、リモコン等の操作入力部42からの指令に応答して動作し、前記入力選択回路34での選択制御、前記映像処理回路31におけるコントラスト・明るさ等の各種制御、前記ファン駆動回路32の駆動制御、及び前記ランプ電源回路33の制御等を行う。
【0019】
次に図2を参照して、本発明における前記光学エンジン10及びライトボックス11の構成について説明する。
【0020】
図2において、光学ボックス10に近接してライトボックス11が配置されている。ライトボックス11の中には光源として、発光管2及びリフレクタ3から成るランプ1が備えられている。前記発光管2からの光はリフレクタ3によって反射され、赤外線や紫外線等の不要光をフィルタ12で除去した後、コンデンサレンズ13や反射ミラー14を介してダイクロイックミラー15に供給される。
【0021】
ダイクロイックミラー15は、ランプ1からの光をR光とGB光に分光し、分離されたR光はミラー16で反射され、フィールドレンズ17を介してR用の液晶パネル18に照射される。
【0022】
またダイクロイックミラー15により分離されたGB光はダイクロイックミラー19によりG光とB光に分光され、G光はフィールドレンズ20を介してG用の液晶パネル21に照射され、B光はリレーレンズ22、反射ミラー23、リレーレンズ24、反射ミラー25及びリレーレンズ26を介してB用の液晶パネル27に照射される。
【0023】
さらに、各液晶パネル18,21,27を透過したR光,G光,B光はダイクロイックプリズム28によって合成され、この合成された映像光を投射レンズ36によってスクリーン37に投射するようにしている。
【0024】
R,G,B用の各液晶パネル18,21,27は、ライトバルブ素子を構成するものであり、R,G,Bの原色信号でそれぞれ駆動することにより、カラー画像を表示することができ、各液晶パネル18,21,27からは原色信号で変調された出射光を得ることができる。
【0025】
尚、前記液晶パネル18,21,27の入射側及び出射側には偏光板が配置され、さらにランプ1や各液晶パネル部を冷却するためにファン38(図2では図示せず)が設けられ、ランプ1や液晶パネル18,21,27部分に外気を導入して冷却用の風を送風するとともに、プロジェクタの外に温まった空気を排気するようにしている。また、ファンとしては、液晶パネル18,21,27に対して外気を導入し冷却用の風を送風するファンと、ランプ1に送風された風をプロジェクターの外に排気するファンを設けるが良い。
【0026】
また、ランプ1を駆動するため、前記発光管2に前記ランプ電源回路33が接続されており、さらに前記光センサ39が光学エンジン10の光入射部分に取付けられている。
【0027】
次に、本発明の投射型表示装置の動作について説明する。プロジェクタ100にAC電源が投入されると、電源ユニット30から前記マイコン41に電源電圧Vccが供給され、マイコン41は初期状態となる。マイコン41はリモコン42等からの操作を周期的にチェックし、電源オンの操作があるとメインスイッチ(図示せず)をオンにして電源ユニット30を起動して各回路に電源電圧を供給し、前記ランプ電源回路33及び前記ファン駆動回路32を動作させ、ランプ1を点灯するとともに、ファン38を回転させてプロジェク100内の冷却動作を開始する。
【0028】
また映像処理回路31からは映像信号(RGB信号)が液晶駆動回路35に供給され、液晶パネル18,21,27に映像が表示され、投射レンズ36を介して投射される。 また光センサ39からの検出結果が照度変化検出回路40に供給され、照度の変化状態がマイコン41に知らされる。この照度の変化を表す情報を受けてマイコン41は、ランプ電源回路33を制御し、ランプ電力を調整する。また、操作入力部42から省電力モードが指示されると、マイコン41はランプ電源回路33を制御してランプ電力を下げ、ファン駆動回路32を制御してファン38の回転数を低くして騒音を抑えた省エネモードで動作させることができる。
【0029】
一方、省電力モードのようにランプ電力を下げた場合、ランプ1は定格電力と離れた電力で駆動されるため、発光管2の電極間に発生するアークの状態が変動しやすくなり、照度変動を発生する場合がある。照度変動が急激に生じ、短い周期で繰り返し生じた場合は、投射映像がちらつくため、本発明では、光センサ39を用いて、その光検出結果に応答してランプ1の駆動状態を制御するようにしている。
【0030】
即ち、光センサ39は、ランプ1からの光を検出しており、その検出結果を照度変化検出回路40に供給している。照度変化検出回路40は、基準となる照度データと光センサ39で実際に測定した照度のデータとを比較し、その差が所定範囲内であれば、照度変動なしと判断する。また、比較結果の差が所定範囲を越えかつ所定時間継続した場合や、所定時間内に所定範囲外を越えることが何度も繰り返された場合は、照度変動ありと判断する。
【0031】
尚、上記比較のための基準データは低電力モードの基準照度にあわせて設定することにより、低電力モードでの照度変動を検出することができる。また上記比較の基準データを通常モードでは高く、低電力モードでは低くなるように切換え可能にすることにより、いずれのモードであっても照度変動を検出することができる。
【0032】
こうして、照度変動が検出された場合、マイコン41は、ランプ電源回路33を制御して、ランプ1の電力を調整する。この電力の調整は、センサ39の検知出力に応答しながら、任意の電力まで上げられる。例えば予め設定した小幅のステップでランプ1の電力を段階的に上げるように調整する。これによって、ランプ1は規格電力に近い状態で駆動されることになり、照度変動を抑えることができ、投射映像のちらつきを軽減することができる。
【0033】
また、照度変動が収まった場合は、所定時間経過後に段階的に初期のランプ電力に戻してゆく。この結果、照度変動が生じない程度の電力値まで下げられ、低電力レベルでランプ1を駆動することができる。また、投射映像のちらつきを軽減することができる。
【0034】
図3は、光センサ39、照度変化検出回路40、及びマイコン41を用いた本発明の動作を示すフローチャートである。
【0035】
先ず、スタートステップS1を起点として、AC電源が投入されると、マイコン41はステップS2において初期設定を行う。さらにマイコン41はステップS3において、操作入力部42からの操作を周期的にチェックし、電源オンの操作があるとステップS4にてメインスイッチをオンにし、各回路に電源電圧を供給し、ステップS5でランプ電源回路33を起動してランプ1を点灯する。
【0036】
次にステップS6において、マイコン41は照度変化検出回路40からの照度変動情報を取り込み、ランプ電源回路33を制御してランプ電力を調整する。ステップS7で照度変動が検出された場合、ステップS8ではランプ電力が定格値以下か否かを判別し、定格以下であれば、ステップS9でランプ1の電力を段階的に上げる。そして次のステップS10ではランプ電力の調整後に照度変動がなくなったか否かを検出し、照度変動がなくなった時点で、ステップS11においてランプ電力の上昇を停止する。また、ステップS12においてランプ電力が定格値になったことを検出した場合は、ステップS11に進みランプ電力の上昇を停止する。
【0037】
その後、ステップS13で所定期間継続して照度変動のないことを検出すると、ステップS14において、ランプ電力を段階的に下げるように調整する。ステップS14の経過後は、再びステップS7に戻り、同様の処理が行われる。この結果、照度変動が生じない低電力レベルでランプ1を駆動することができる。
【0038】
尚、以上の説明では、照度変化検出回路40とマイコン41は別回路で構成した例を説明したが、照度変化検出回路をマイコン41の中に構成することもできる。
【0039】
また、照度変動が生じやすいのは、低電力モードのときであり、通常モードでは生じにくいため、低電力モードのみにおいて上記の電力調整を行うようにしても良い。
【0040】
こうして、本発明では、低電力モードと通常モードに切換えて使用することができ、低電力モードであっても照度変動を抑え投射映像のちらつきを軽減することができ投影品位が向上する。また、ランプの照度変動がなくなることにより、ランプ寿命を長くすることができる。さらに、段階的に電力を制御することによって、照度変動が生じない程度の電力値まで下げられ、低電力レベルでランプを駆動することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、照度変動を抑え投射映像のちらつきを軽減した投射型表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における投射型表示装置の一実施形態を示すブロック図。
【図2】本発明における投射型表示装置の光学エンジン部の構成を示す構成図。
【図3】本発明の投射型表示装置におけるランプ電力調整の動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
100・・・液晶プロジェクタ
10・・・光学ボックス
11・・・ランプハウス
18,21,27・・・液晶パネル
30・・・電源ユニット
31・・・映像処理回路
32・・・ファン駆動回路
33・・・ランプ電源回路
35・・・液晶駆動回路
36・・・投射レンズ
37・・・スクリーン
39・・・光センサ
40・・・照度変化検出回路
41・・・マイクロコンピュータ

Claims (10)

  1. 光源用のランプと、
    前記ランプからの光が照射されるとともに、映像信号によって変調したカラー画像光を出射するライトバルブ素子と、
    前記ライトバルブ素子からの出射光を拡大投射する投射レンズと、
    前記ランプから出射される光の照度変動を検出する照度変動検出手段と、
    前記照度変動検出手段によって照度変動が検出されたときに、照度変動を低減するように前記ランプの電力を制御するランプ電源回路とを具備したことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記ランプ電源回路は、前記照度変動が検出されたときに、前記ランプの電力を照度変動を低減する方向に段階的に制御することを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  3. 前記ランプ電源回路は、前記照度変動が検出されたときに、前記ランプの電力を照度変動を低減する方向に段階的に制御し、照度変動が所定範囲内に収まった後は、所定時間経過後に初期設定の電力に戻すように制御することを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  4. 前記ランプ電源回路は、前記照度変動が検出されたときに、前記ランプの電力を段階的に上昇させ、照度変動が検出されなくなった時点で電力の上昇を停止し、その後照度変動が生じない値まで前記ランプの電力を段階的に下降するように制御することを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  5. 前記照度変動検出手段は、前記ランプの放電管の発光状態を検知する光センサと、この光センサの検知結果を基に照度の変動を検出する照度変化検出回路とを具備してなることを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  6. 前記照度変動検出手段は、前記光センサの検知結果に応答して前記ランプ電源回路を制御するマイクロコンピュータを含むことを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  7. 光源用のランプと、
    前記ランプからの光が照射されるとともに、映像信号によって変調したカラー画像光を出射するライトバルブ素子と、
    前記ライトバルブ素子からの出射光を拡大投射する投射レンズと、
    前記ランプを通常モードと低電力モードとに切換えて点灯制御するためのモード設定手段と、
    前記ランプから出射される光の照度変動を検出する照度変動検出手段と、
    前記照度変動検出手段の検出結果に応答して動作し、前記低電力モードにおいて照度変動が検出されたときに、前記ランプの電力を通常モードの電力値に近づく方向に段階的に制御し、それにより照度変動が検出されなくなった後は、照度変動が生じない値まで前記ランプの電力を段階的に下げるように制御するランプ電源回路とを具備したことを特徴とする投射型表示装置。
  8. 放電ランプを有し、この放電ランプからの光を利用する機器における放電ランプの駆動装置であって、
    前記放電ランプから出射される光を検出する光センサと、
    前記光センサからの検出結果を利用して前記放電ランプの照度変動を検出する照度変動検出手段と、
    前記照度変動検出手段の検出結果に応答して動作し、照度変動が検出されたときに、前記放電ランプの電力を照度変動が生じない値まで段階的に変化させ、照度変動が所定期間検出されなくなったときに初期の電力値の方向に前記放電ランプの電力を段階的に変化させるように制御するランプ電源回路とを具備したことを特徴とする放電ランプの駆動装置。
  9. 放電ランプを有し、この放電ランプからの光を利用する機器における放電ランプの駆動装置であって、
    前記放電ランプを通常モードと低電力モードとに切換えて点灯制御するためのモード設定手段と、
    前記放電ランプから出射される光を検出する光センサと、
    前記光センサからの検出結果を利用して前記放電ランプの照度変動を検出する照度変動検出手段と、
    前記照度変動検出手段の検出結果に応答して動作し、前記低電力モードにおいて照度変動が検出されたときに、前記放電ランプの電力を通常モードの電力値に近づく方向に段階的に制御し、照度変動が所定期間検出されなくなったとき、初期の電力値の方向に前記放電ランプの電力を段階的に下げるように制御するランプ電源回路とを具備したことを特徴とするランプ駆動装置。
  10. 放電ランプを有し、この放電ランプからの光を利用する機器における放電ランプの駆動方法であって、
    前記放電ランプから出射される光を光センサで検出し、この検出結果に基いて照度変動の有無を判別し、
    前記照度変動の判別結果に応答して、照度変動が生じたときには、前記放電ランプの電力を照度変動が生じない値まで段階的に変化させ、照度変動が所定期間検出されなくなったときは初期の電力値の方向に段階的に変化させるように制御し、前記放電ランプの照度変動を軽減することを特徴とする放電ランプの駆動方法。
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