JP2005036166A - 水溶性切削液浄化装置及び水溶性切削液浄化方法 - Google Patents

水溶性切削液浄化装置及び水溶性切削液浄化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 水溶性切削液中の微生物を効率良く殺菌して悪臭の発生を防止でき、水溶性切削液を好適に浄化して長寿命化を図ることができる水溶性切削液浄化装置及び方法を提供する。
【解決手段】 本装置1は、水溶性切削液が順次流入する複数の槽17a〜17dからなる浄化タンク3と、複数の槽のうちの浮遊物溜り槽17b内の水溶性切削液の浮遊物を除去する浮遊物除去手段(オイルスキマ4)と、複数の槽のうちの浮遊物溜り槽の下流側に設けられる第1曝気槽17c内の水溶性切削液の中にオゾンを曝気させるオゾン曝気手段5と、を備える。工作機械の切削液タンク8内の水溶性切削液を回収・ろ過して前記浄化タンクに供給する切削液供給手段2をさらに備えることが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水溶性切削液浄化装置及び水溶性切削液浄化方法に関し、さらに詳しくは、水溶性切削液中の微生物を効率良く殺菌して悪臭の発生を防止でき、水溶性切削液を好適に浄化して長寿命化を図ることができる水溶性切削液浄化装置及び水溶性切削液浄化方法に関する。
従来より、切削加工(研削加工も含む。)において、冷却機能に優れた水溶性切削液を用いることが一般に知られている。しかし、この水溶性切削液は、通常、水を加えて希釈した油剤であるので、微生物(特に、嫌気性バクテリア)が発生し、それが腐敗して悪臭を放ち作業環境を悪化させるといった問題があった。
そこで、上記問題を解決する従来の水溶性切削液浄化装置として、水溶性切削液の中にオゾンを曝気させることによって、微生物を殺菌して悪臭の発生を防止するものが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
しかし、特許文献1及び2では、浮遊物(例えば、スラッジ、浮遊油、カーボン等)を除去する手段を何ら備えておらず、浮遊物が浮かんだままの水溶性切削液の中にオゾンを曝気させているので、その浮遊物の直下で発生し易い微生物を効率良く殺菌できず、水溶性切削液の浄化技術として現実的なものではない。
また、特許文献1及び2では、オゾン曝気された水溶性切削液を循環的に使用しており、そのオゾン曝気の繰り返しにより水溶性切削液が弱化していき、切削液としての潤滑機能や冷却機能が低下して使用寿命が短くなるといった問題があった。
特開平9−140777号公報 特開昭60−115697号公報
以上より、本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、水溶性切削液中の微生物を効率良く殺菌して悪臭の発生を防止でき、水溶性切削液を好適に浄化して長寿命化を図ることができる水溶性切削液浄化装置及び水溶性切削液浄化方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.水溶性切削液が順次流入する複数の槽からなる浄化タンクと、前記複数の槽のうちの浮遊物溜り槽内の水溶性切削液の浮遊物を除去する浮遊物除去手段と、前記複数の槽のうちの前記浮遊物溜り槽の下流側に設けられる第1曝気槽内の水溶性切削液の中にオゾンを曝気させるオゾン曝気手段と、を備えることを特徴とする水溶性切削液浄化装置。
2.工作機械の切削液タンク内の水溶性切削液を回収・ろ過して前記浄化タンクに供給する切削液供給手段をさらに備える上記1.記載の水溶性切削液浄化装置。
3.前記切削液供給手段が、前記切削液タンク内の水溶性切削液に浮かぶ吸引具と、該吸引具に配管接続され且つフィルタを有するろ過器と、該ろ過器と前記浄化タンクとを接続する配管の途中に設けられるエアポンプと、該エアポンプに空気を供給する空気供給源と、を有する上記2.記載の水溶性切削液浄化装置。
4.前記オゾン曝気手段が、空気供給源と、該空気供給源から供給される空気からオゾンを生成するオゾン生成器と、該オゾン生成器に連なり且つ前記第1曝気槽の内部に配設されるノズル部材と、を有する上記1.乃至3.のいずれか一項に記載の水溶性切削液浄化装置。
5.前記オゾン曝気手段を構成する前記空気供給源と、前記切削液供給手段を構成する前記空気供給源とが共通の空気供給源である上記4.記載の水溶性切削液浄化装置。
6.前記浮遊物溜り槽に、水溶性切削液が流入する上部連絡口及び下部連絡口と、前記上部連絡口から流入する水溶性切削液を渦状に案内する案内部と、前記下部連絡口から流入する水溶性切削液の上方への流れを規制する規制部と、を設ける上記1.乃至5.のいずれか一項に記載の水溶性切削液浄化装置。
7.前記浮遊物溜り槽に、水溶性切削液が流出する連絡口と、該連絡口の開口量を調節する調節部と、を設ける上記1.乃至6.のいずれか一項に記載の水溶性切削液浄化装置。
8.前記複数の槽のうちの前記第1曝気槽の下流側に設けられる第2曝気槽内の水溶性切削液の中に高濃度酸素を曝気させる酸素曝気手段をさらに備える上記1.乃至7.のいずれか一項に記載の水溶性切削液浄化装置。
9.前記酸素曝気手段が、空気供給源と、該空気供給源から供給される空気から高濃度酸素を生成する酸素生成器と、該酸素生成器に連なり且つ前記第2曝気槽の内部に配設されるノズル部材と、を有する上記8.記載の水溶性切削液浄化装置。
10.前記酸素曝気手段を構成する前記空気供給源と、前記切削液供給手段を構成する前記空気供給源と、前記オゾン曝気手段を構成する前記空気供給源とのうちの少なくとも2以上が共通の空気供給源である上記9.記載の水溶性切削液浄化装置。
11.上記1.乃至10.のいずれか一項に記載の水溶性切削液浄化装置を用いる水溶性切削液浄化方法であって、前記浮遊物溜り槽内で水溶性切削液の浮遊物を除去すると共に、前記第1曝気槽内で浮遊物が除去された水溶性切削液の中にオゾンを曝気させることを特徴とする水溶性切削液浄化方法。
本発明の水溶性切削液浄化装置によると、浮遊物除去手段によって、浮遊物溜り槽で、水溶性切削液から浮遊油、カーボン等の浮遊物が除去され、オゾン曝気手段によって、第1曝気槽で、その浮遊物が除去された水溶性切削液の中にオゾンが曝気される。従って、微生物を効率良く殺菌して悪臭の発生を防止でき、水溶性切削液を好適に浄化して長寿命化を図ることができる。
また、工作機械の切削液タンク内の水溶性切削液を回収・ろ過して前記浄化タンクに供給する切削液供給手段をさらに備える場合は、水溶性切削液からスラッジ、浮遊物等の不純物を除去できる。その結果、その不純物を除去した水溶性切削液を、浄化タンクに供給してオゾンを曝気でき、さらに水溶性切削液を好適に浄化できる。
また、前記切削液供給手段が、吸引具と、ろ過器と、エアポンプと、空気供給源と、を有する場合は、水溶性切削液から不純物をより確実に除去できる。
また、前記オゾン曝気手段が、空気供給源と、オゾン生成器と、ノズル部材と、を有する場合は、水溶性切削液の中にオゾンを効率良く曝気させることができる。
また、前記オゾン曝気手段を構成する前記空気供給源と、前記切削液供給手段を構成する前記空気供給源とが共通の空気供給源である場合は、装置全体として安価・簡易な構造とすることができる。
また、前記浮遊物溜り槽に、水溶性切削液が流入する上部連絡口及び下部連絡口と、前記上部連絡口から流入する水溶性切削液を渦状に案内する案内部と、前記下部連絡口から流入する水溶性切削液の上方への流れを規制する規制部と、を設ける場合は、浮遊物溜り槽に流入する水溶性切削液を案内・規制することによって、水溶性切削液に流水変化を与え、浮遊物を所定部位に集めてそれを効率良く除去することができる。
また、前記浮遊物溜り槽に、水溶性切削液が流出する連絡口と、該連絡口の開口量を調節する調節部と、を設ける場合は、連絡口の開口量を調節することによって、浮遊物をより正確に所定部位に集めることができる。
また、前記複数の槽のうちの前記第1曝気槽の下流側に設けられる第2曝気槽内の水溶性切削液の中に高濃度酸素を曝気させる酸素曝気手段をさらに備える場合は、酸素曝気によって、オゾン曝気でやや弱化した水溶性切削液を活性化することができる。
また、前記酸素曝気手段が、空気供給源と、酸素生成器と、ノズル部材と、を有する場合は、水溶性切削液の中に高濃度酸素を効率良く曝気させることができる。
また、前記酸素曝気手段を構成する前記空気供給源と、前記切削液供給手段を構成する前記空気供給源と、前記オゾン曝気手段を構成する前記空気供給源とのうちの少なくとも2以上が共通の空気供給源である場合は、装置全体として安価・簡易な構造とすることができる。
本発明の水溶性切削液浄化方法によると、浮遊物溜り槽で、水溶性切削液から浮遊油、カーボン等の浮遊物が除去され、第1曝気槽で、その浮遊物が除去された水溶性切削液の中にオゾンが曝気される。従って、微生物を効率良く殺菌して悪臭の発生を防止でき、水溶性切削液を好適に浄化して長寿命化を図ることができる。
1.水溶性切削液浄化装置
本実施形態に係る水溶性切削液浄化装置は、以下に述べる浄化タンク、浮遊物除去手段、及びオゾン曝気手段を備えて構成される。この水溶性切削液浄化装置は、例えば、後述する切削液供給手段、及び酸素曝気手段をさらに備えることができる。
上記「浄化タンク」は、水溶性切削液(以下、単に切削液とも記載する。)が順次流入する複数の槽からなる限り、その構造、形状、大きさ等は特に問わない。この浄化タンクは、例えば、タンク本体と、このタンク本体の内部空間を複数の槽に仕切る仕切り板と、を有することができる。
上記「複数の槽」の槽数、配置形態等は特に問わない。これら複数の槽は、例えば、1つの槽の側面に2以上の槽の側面が隣接して配置されることができる。水溶性切削液がより円滑に流入出し得るといった観点から、これら複数の槽が、1つの槽の側面に1つの槽の側面が隣接して配設されることが好ましい。特に、所定の方向に沿って配設されることが好ましい。また、これら複数の槽は、例えば、切削液を外部から流入するための最上流槽と、この最上流槽の下流側に設けられ且つ切削液に浮かぶ浮遊物を溜めるための浮遊物溜り槽と、この浮遊物溜り槽の下流側に設けられ且つ切削液の中にオゾンを曝気させるための第1曝気槽と、からなることができる。さらに、これら複数の槽は、例えば、上記最上流槽、浮遊物溜り槽、第1曝気槽、及び第1曝気槽の下流側に設けられ且つ切削液の中に酸素を曝気させるための第2曝気槽からなることができる。
尚、上記「下流側(上流側)に設けられる」とは、下流側(上流側)に隣接して設けられていたり、下流側(上流側)に1又は2以上の他の槽を介して設けられていたりすることを意味する。
上記「浮遊物除去手段」は、上記浮遊物溜り槽内の切削液の浮遊物(例えば、浮遊油、カーボン等)を除去し得る限り、その構造、除去形態等は特に問わない。この浮遊物除去手段は、例えば、浮遊物溜り槽内の切削液中に臨む可動部材と、この可動部材と接触して可動部材に付着する浮遊物を剥離する剥離部材とを有することができる。この可動部材としては、例えば、周回可能な無端状ベルト、回転可能な円盤等を挙げることができる。
ここで、上記浮遊物溜り槽に、例えば、切削液が流入する上部連絡口及び下部連絡口と、この上部連絡口から流入する切削液を渦状に案内する案内部と、この下部連絡口から流入する水溶性切削液の上方への流れを規制する規制部と、を設けることができる。これにより、浮遊物溜り槽内の切削液に流水変化を与えて、その切削液の浮遊物を、上記浮遊物除去手段を構成する可動部材に向って集合させ、浮遊物の除去効率を向上させることができる。この上部連絡口及下部連絡口は、例えば、浮遊物溜り槽を構成する上流側の仕切り板に形成されることができる。また、この案内部は、例えば、複数枚の案内板により構成されることができる。また、規制部は、例えば、複数枚の規制板により構成されることができる。これらの規制板は、例えば、所定の角度で傾斜していることができる。また、これらの規制板は、例えば、逆ハ字状に配設されることができる。
より浮遊物の除去効率を向上させ得るといった観点から、上記浮遊物溜り槽に、切削液が流出する連絡口と、この連絡口の開口量を調節するための調節部と、を設けることが好ましい。連絡口の開口量を適宜調節することによって、浮遊物溜り槽内の切削液により適当な流水変化を与えることができる。この連絡口は、例えば、浮遊物溜り槽を構成する下流側の仕切り板に形成されることができる。また、この調節部は、例えば、浮遊物溜り槽を構成する上流側の仕切り板にスライド自在に支持された調節板により構成されることができる。
上記「オゾン曝気手段」は、上記第1曝気槽内の切削液の中にオゾンを曝気させ得る限り、その構造、曝気形態等は特に問わない。このオゾン曝気手段は、例えば、空気供給源と、この空気供給源から供給される空気からオゾンを生成するオゾン生成器と、このオゾン生成器に連なり且つ第1曝気槽の内部に配設されるノズル部材と、を有することができる。この空気供給源は、通常、圧縮空気供給源である。また、このオゾン生成器は、例えば、NOX(例えば、硝酸塩等)を含まないオゾンを生成するランプ式のものであることができる。これにより、生成されるオゾンが、微生物(特に、嫌気性バクテリア)の餌となるNOXを含まないため、微生物の発生しにくい環境を作ることができる。また、上記ノズル部材は、例えば、多数のノズル孔を有することができる。
上記「切削液供給手段」は、工作機械の切削液タンク内の切削液を回収して浄化タンクに供給し得る限り、その構造、供給形態等は特に問わない。この切削液供給手段は、例えば、切削液タンク内の水溶性切削液に浮かぶ吸引具(フロートサクションともいう。)と、この吸引具に配管接続され且つフィルタを有するろ過器と、このろ過器と浄化タンク(例えば、上記最上流槽等)とを接続する配管の途中に設けられるエアポンプと、このエアポンプに空気を供給する空気供給源と、を有することができる。このろ過器は、例えば、公知のバッグフィルタであることができる。また、このエアポンプは、通常、空気により駆動される。また、この空気供給源は、通常、圧縮空気供給源である。
尚、装置全体として安価・簡易に構成できるといった観点から、上記切削液供給手段を構成する空気供給源と上記オゾン曝気手段を構成する空気供給源とが、共通の空気供給源であることが好ましい。特に、上記切削液供給手段を構成する空気供給源と、上記オゾン曝気手段を構成する空気供給源と、後述する酸素曝気手段を構成する空気供給源とが、共通の空気供給源であることが好ましい。
上記「酸素曝気手段」は、上記第2曝気槽内の切削液の中に高濃度酸素を曝気させ得る限り、その構造、曝気形態等は特に問わない。この酸素曝気手段は、例えば、空気供給源と、この空気供給源から供給される空気から高濃度酸素を生成する酸素生成器と、この酸素生成器に連なり且つ第2曝気槽の内部に配設されるノズル部材と、を有することができる。この空気供給源は、通常、圧縮空気供給源である。また、このノズル部材は、例えば、多数のノズル孔を有することができる。また、切削液を必要十分に活性化させ得るといった観点から、上記高濃度酸素の酸素濃度は、例えば、25〜50%、特に30〜40%であることができる。
2.水溶性切削液浄化方法
本実施形態に係る水溶性切削液浄化方法は、上述の水溶性切削液浄化装置を用いる浄化方法であって、上記浮遊物溜り槽内で水溶性切削液の浮遊物を除去すると共に、上記第1曝気槽内で浮遊物が除去された水溶性切削液の中にオゾンを曝気させるように構成されている。なお、この水溶性切削液浄化方法は、通常、上記浄化タンクを構成する上記複数の槽に切削液が順次流入される。
上記浮遊物を除去する工程では、例えば、浮遊物溜り槽の上部連絡口から流入する切削液を渦状に案内すると共に、下部連絡口から流入する切削液の上方への流れを規制することができる。これにより、浮遊物溜り槽内の切削液に流水変化を与えて浮遊物を所定箇所に集め、その浮遊物を効率良く除去することができる。さらに、この工程では、浮遊物溜り槽の連絡口の開口量を調節することができる。これにより、浮遊物溜り槽内の切削液により確実に流水変化を与えて、さらに除去効率を高めることができる。
また、この水溶性切削液浄化方法は、例えば、工作機械の切削液タンク内の切削液を回収・ろ過して上記浄化タンクに供給することができる。さらに、この水溶性切削液浄化方法は、例えば、上記第2曝気槽内でオゾンが曝気された水溶性切削液の中に高濃度酸素を曝気させることができる。
(1)水溶性切削液浄化装置の構成
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
本実施例に係る水溶性切削液浄化装置1は、図1及び2に示すように、切削液供給手段2、浄化タンク3、オイルスキマ4(本発明に係る「浮遊物除去手段」として例示する。)、オゾン曝気手段5、及び酸素曝気手段6を備えて基本的に構成される。
上記切削液供給手段2は、工作機械の切削液タンク8内に貯留される水溶性切削液に浮かぶフロートサクション9(本発明に係る「吸引具」として例示する。)を有している。このフロートサクション9には、配管11(例えば、ビニールホース等)を介して、着脱可能なろ過フィルタ(図示せず)を有するバッグフィルタ10の流入口側が接続されている。このバッグフィルタ10の流出口側には、配管12a,12bを介して浄化タンク3が接続されている。また、これら配管12aを介して空気駆動式のエアポンプPの一端部が接続されている。このエアポンプの他端部には、配管12bを介して浄化タンク3の後述する最上流槽17aが接続されている。また、上記エアポンプPには、エアセット13を介してコンプレッサC(本発明に係る「空気供給源」として例示する。)からの圧縮空気が供給されるようになっている。
上記浄化タンク3は、図3及び4に示すように、上方を開放した箱状のタンク本体15を有している。このタンク本体15には、複数(図中4枚)の仕切り板16a,16b,16cが取着され、この浄化タンク3は、上流側から下流側に向かって、最上流槽17a、浮遊物溜り槽17b、第1曝気槽17c、及び第2曝気槽17dの4つの槽に仕切られている。この最上流槽17aの一側面には、上記配管12bの一端が接続される接続ノズル18が設けられている。また、最上流槽17aと浮遊物溜り槽17bとを仕切る仕切り板16aには、左右方向に延びる上部連絡口20と、円形状の複数の下部連絡口21とが形成される(図5参照)。また、浮遊物溜り槽17bには、上部連絡口20から流入する切削液を渦状に案内する案内部23が設けられている。この案内部23は、仕切り板16aに取着される水平案内板24と、この水平案内板24の仕切り板16aと離反する縁側に取着される垂直案内板25とから構成されている。また、浮遊物溜り槽17bには、下部連絡口21から流入する切削液の上方への流れの勢いを規制する規制部27が設けられている。この規制部27は、左右の囲み板28,28の間に取着される傾斜状の複数(図中3枚)の規制板29から構成されている。そして、これら案内部23及び規制部27によって、浮遊物溜り槽17b内に流入する切削液が案内・規制され流水変化が与えられ、切削液の浮上物が所定部位に集合されるようになっている(図3参照)。
また、浮遊物溜り槽17bと第1曝気槽17cとを仕切る仕切り板16bには、左右方向に延びる連絡口30が形成されている。また、この仕切り板16bには、連絡口30の開口量を調整する調整部31が設けられている。この調整部31は、上下方向にスイライド自在に取着された調整板32により構成されている(図6参照)。そして、この調整板32をスライドさせて連絡口30の開口量を調整すると、上述した浮遊物溜り槽17b内に流入する切削液に、更に適当な流水変化を与え得ることとなる。また、第1曝気槽17c及び第2曝気槽17dの側面には、それぞれに対応して接続ノズル34,35が取着されている。また、第1曝気槽17cと第2曝気槽17dとを仕切る仕切り板16cと、タンク本体15の底面との間には、左右方向に延びる連絡口37が形成されている(図7参照)。また、第2曝気槽17dの後端面には、上記切削液タンク8に配管接続される接続ノズル39が接続されている。
上記オイルスキマ4は、浮遊物溜り槽17b内の切削液に臨む周回可能なベルト40を有している(図1及び3参照)。また、このオイルスキマ4は、このベルト40に付着された切削液の浮遊物を掻き落とすスクレーパ(図示せず)を有している。
上記オゾン曝気手段5は、第1曝気槽17c内に配設される多数のノズル孔を有するU字状のノズル部材41を有している。このノズル部材41の端部は、上記接続ノズル34に接続されている。この接続ノズル34には、NOXを含まないオゾンを生成可能なランプ式のオゾン生成器42(図1及び2参照)が配管接続されている。このオゾン生成器42には、上記コンプレッサCから圧縮空気が供給されるようになっている。
上記酸素曝気手段6は、第2曝気槽17d内に配設される多数のノズル孔を有する直線状のノズル部材44を有している。このノズル部材44の端部は、上記接続ノズル35に接続されている。この接続ノズル35には、高濃度酸素を生成可能な酸素発生器45(図1及び2参照)が配管接続されている。この酸素生成器45には、上記コンプレッサCから圧縮空気が供給されるようになっている。
(2)水溶性切削液浄化装置の作用
次に、上記構成の水溶性浄化装置1の作用について説明する。
先ず、コンプレッサCによって、エアセット13、オゾン生成器42、及び酸素生成器45に圧縮空気が供給される。すると、工作機械の切削液タンク8に溜まる切削液がフロートサクション9で吸引回収されてバッグフィルタ10に送られ、その切削液の不純物(例えば、スラッジ、浮上物等)がろ過される。その後、その不純物が除去された切削液は、浄化タンク3の最上流槽17aに供給され、上部連絡口20及び下部連絡口21を介して浮遊物溜り槽17bに流入される。このとき、上部流入口20から流入する切削液は、案内部23によって渦巻き状に流れるように案内される。また、下部連絡口21から流入する切削液は、規制部27によって上方への流れが規制されつつ上方に流れる。すると、図3に示すように、浮遊物溜り槽17bの切削液には適当な流水変化(渦巻き状の流れ)が与えられ、この流水変化によって、切削液の浮遊物(例えば、浮遊油、カーボン等)がオイルスキマ4のベルト40に向かって集合され、このベルト40で除去されることとなる。
次いで、浮遊物溜り槽17b内の切削液が、連絡口30を介して第1曝気槽17cに流入する。この第1曝気槽17cでは、切削液の中に、オゾン生成器42で生成されるオゾンが曝気される。その後、第1曝気槽17cでオゾン曝気された切削液は、連絡口37を介して第2曝気槽17dに流入する。この第2曝気槽17dでは、切削液の中に、酸素生成器45で生成される高濃度酸素(酸素濃度35%程度)が曝気される。次いで、第2曝気槽17dで酸素曝気された切削液は、切削液タンク8に再び戻されることとなる。
(3)実施例の効果
以上のように、本実施例では、工作機械の切削液タンク8から吸引回収される切削液をバッグフィルタ10でろ過し、その不純物が除去された切削液を浄化タンク3に供給し、浮遊物溜り槽17bでオイルスキマ4により浮遊物を除去し、その浮遊物が除去された切削液を第1曝気槽17cに流入させるようにしたので、微生物の発生を促す不純物、浮遊物等を除去した状態の切削液の中にオゾンを曝気できる。従って、効率良く微生物を殺菌して悪臭の発生を防止でき、水溶性切削液を好適に浄化して長寿命化を図ることができる。
また、本実施例では、浮遊物溜り槽17bにおいて、案内部23によって上部連絡口20から流入する切削液を渦巻き状に案内すると共に、規制部27によって下部連絡口21から流入する切削液の上方への流れの勢いを規制するようにしたので、切削液に適当な流水変化を与えて、浮遊物をオイルスキマ4のベルト40に集めてそれを効率良く除去することができる。
また、本実施例では、浮遊物溜り槽17bから切削液が流出する連絡口30の開口量を調節可能としたので、連絡口30の開口量を調節することによって、浮遊物溜り槽17b内の切削液に、更に適当な流水変化を与えることができる。
また、本実施例では、第2曝気槽17dに流入するオゾンが曝気された切削液の中に高濃度酸素を曝気させるようにしたので、オゾン曝気でやや弱化した水溶性切削液を活性化させることができる。
さらに、本実施例では、1つのコンプレッサCによって、エアポンプP、オゾン生成器42、及び酸素生成器45に圧縮空気を供給するようにしたので、装置全体として極めて安価・簡易な構造とすることができる。
尚、本発明においては、前記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、本実施例では、水溶性切削液浄化装置1として、酸素曝気手段6を備えるものを例示したが、これに限定されず、例えば、酸素曝気手段6を取除いて使用することもできる。また、本実施例では、バッグフィルタ10と浄化タンク3とを一体的に固定支持するようにしたが、これに限定されず、例えば、工作機械等のレイアウトに対応して、バッグフィルタと浄化タンクとを別々に固定支持するようにしてもよい。また、本実施例では、浮遊物除去手段として、ベルト式のオイルスキマ4を例示したが、これに限定されず、例えば、円盤式のオイルスキマとしてもよい。また、本実施例では、切削液供給手段として、空圧式のエアポンプPを有するものを例示したが、これに限定されず、例えば、油圧式や電動式のポンプを有するものとしてもよい。さらに、本実施例の切削液タンク8は、単独の工作機械(例えば、マシニングセンタ、旋盤、研削機等)で使用される切削液を貯留したり、複数の工作機械で使用される切削液を集中的に貯留したりすることができる。
微生物が発生し得る廃液を浄化する用途として適用できる。特に、1又は2以上の工作機械で使用される水溶性切削液(水溶性研削液も含む。)を浄化する用途として好適に適用できる。
本実施例に係る水溶性切削液浄化装置の全体構造を説明するためのブロック図である。 水溶性切削液浄化装置の一部断面側面図である。 浄化タンクの平面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図4のV−V線断面図である。 図4のVI−VI線断面図である。 図4のVII−VII線断面図である。
符号の説明
1;水溶性切削液浄化装置、2;切削液供給手段、3;浄化タンク、4;オイルスキマ、5;オゾン曝気手段、6;酸素曝気手段、8;切削液タンク、9;フロートサクション、10;バッグフィルタ、17b;浮遊物溜り槽、17c;第1曝気槽、17d;第2曝気槽、20;上部連絡口、21;下部連絡口、23;案内部、27;規制部、30;連絡口、31;調製部、40;ベルト、41;ノズル部材、42;オゾン生成器、44;ノズル部材、45;酸素生成器、P;エアポンプ、C;コンプレッサ。

Claims (11)

  1. 水溶性切削液が順次流入する複数の槽からなる浄化タンクと、
    前記複数の槽のうちの浮遊物溜り槽内の水溶性切削液の浮遊物を除去する浮遊物除去手段と、
    前記複数の槽のうちの前記浮遊物溜り槽の下流側に設けられる第1曝気槽内の水溶性切削液の中にオゾンを曝気させるオゾン曝気手段と、
    を備えることを特徴とする水溶性切削液浄化装置。
  2. 工作機械の切削液タンク内の水溶性切削液を回収・ろ過して前記浄化タンクに供給する切削液供給手段をさらに備える請求項1記載の水溶性切削液浄化装置。
  3. 前記切削液供給手段が、前記切削液タンク内の水溶性切削液に浮かぶ吸引具と、該吸引具に配管接続され且つフィルタを有するろ過器と、該ろ過器と前記浄化タンクとを接続する配管の途中に設けられるエアポンプと、該エアポンプに空気を供給する空気供給源と、を有する請求項2記載の水溶性切削液浄化装置。
  4. 前記オゾン曝気手段が、空気供給源と、該空気供給源から供給される空気からオゾンを生成するオゾン生成器と、該オゾン生成器に連なり且つ前記第1曝気槽の内部に配設されるノズル部材と、を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の水溶性切削液浄化装置。
  5. 前記オゾン曝気手段を構成する前記空気供給源と、前記切削液供給手段を構成する前記空気供給源とが共通の空気供給源である請求項4記載の水溶性切削液浄化装置。
  6. 前記浮遊物溜り槽に、水溶性切削液が流入する上部連絡口及び下部連絡口と、前記上部連絡口から流入する水溶性切削液を渦状に案内する案内部と、前記下部連絡口から流入する水溶性切削液の上方への流れを規制する規制部と、を設ける請求項1乃至5のいずれか一項に記載の水溶性切削液浄化装置。
  7. 前記浮遊物溜り槽に、水溶性切削液が流出する連絡口と、該連絡口の開口量を調節する調節部と、を設ける請求項1乃至6のいずれか一項に記載の水溶性切削液浄化装置。
  8. 前記複数の槽のうちの前記第1曝気槽の下流側に設けられる第2曝気槽内の水溶性切削液の中に高濃度酸素を曝気させる酸素曝気手段をさらに備える請求項1乃至7のいずれか一項に記載の水溶性切削液浄化装置。
  9. 前記酸素曝気手段が、空気供給源と、該空気供給源から供給される空気から高濃度酸素を生成する酸素生成器と、該酸素生成器に連なり且つ前記第2曝気槽の内部に配設されるノズル部材と、を有する請求項8記載の水溶性切削液浄化装置。
  10. 前記酸素曝気手段を構成する前記空気供給源と、前記切削液供給手段を構成する前記空気供給源と、前記オゾン曝気手段を構成する前記空気供給源とのうちの少なくとも2以上が共通の空気供給源である請求項9記載の水溶性切削液浄化装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の水溶性切削液浄化装置を用いる水溶性切削液浄化方法であって、
    前記浮遊物溜り槽内で水溶性切削液の浮遊物を除去すると共に、前記第1曝気槽内で浮遊物が除去された水溶性切削液の中にオゾンを曝気させることを特徴とする水溶性切削液浄化方法。
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