JP2005035214A - 枚葉紙多色刷オフセット印刷機 - Google Patents

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Tetsuji Shiozaki
哲司 塩崎
Masaro Sakamoto
昌朗 坂本
Masaaki Fujiki
正明 藤木
Yoji Sakairi
洋史 坂入
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Akiyama International Co Ltd
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Abstract

【課題】 印刷ユニット間の間隔が充分にとれると共に、各版胴を同位相とすることで版交換等の印刷準備作業やメンテナンス作業の作業性を向上する枚葉紙多色刷オフセット印刷機を提供する。
【解決手段】 等径の版胴1とブランケット胴2と、版胴1及びブランケット胴2の2倍の径を有する圧胴3と、版胴1およびブランケット胴2の3倍の径を有する中間胴4とを有する枚葉紙オフセット印刷機において、圧胴3の中心と中間胴4の中心とを結ぶ直線が水平軸に対してなす配列角θを18°にしたことを特徴とする。これにより、オペレータ一人で短時間に版交換等の印刷準備作業を行うことができると共に、メンテナンス作業の効率化を図ることもできる。
【選択図】 図2

Description

本発明は枚葉紙多色刷オフセット印刷機に関し、特に胴配列を改良して版交換等の印刷準備作業及びメンテナンス作業の作業効率を改善した枚葉紙多色刷オフセット印刷機に関する。
枚葉紙多色刷オフセット印刷機において、印刷機を構成する各色の印刷ユニット間に十分な間隔があれば、印刷機械メーカの組立作業、メンテナンス作業等の作業効率が良く、また、印刷機械のユーザ側にとっても印刷準備作業、メンテナンス作業等の作業効率が良くなるので好ましい。
さらに、作業効率、特に版交換の作業効率を一層向上させるために、各印刷ユニットにおける版胴を同位相にすることは考慮すべき要素の一つと言える。ここで、「版胴を同位相にする」とは、各印刷ユニットに備えられている径を同じにした版胴のギャップ部分を全て同じ位置に配置したことをいう。版胴を同位相にすると版交換作業が一人でも短時間に行える等のメリットがある。
例えば、枚葉紙多色刷オフセット印刷機としては、共通圧胴タイプと専用圧胴タイプのものが知られている。
共通圧胴タイプとは、2つの印刷ユニットに対して1つの圧胴を設ける方式のものである。この共通圧胴タイプを採用した枚葉紙オフセット印刷機の公知のものとして、例えば、図3に示したような等径の版胴1、ブランケット胴2に対して、これら各胴の3倍の径を有する圧胴3と、これら各胴の4倍の径を有する中間胴4とを備えて、相隣り合う印刷ユニットの各ブランケット胴2が異なる位置で共通の圧胴3に接するものが知られている(非特許文献1参照。)。
専用圧胴タイプとは、1つの印刷ユニットに対して1つの圧胴を設ける方式のものである。この専用圧胴タイプを採用した枚葉紙オフセット印刷機の公知のものとして、例えば、図4に示したように、1つの印刷ユニットに版胴1、ブランケット胴2、圧胴3を夫々備え、各印刷ユニット間の用紙の搬送を中間胴4により行うものが知られている(特許文献1参照)
また、専用圧胴タイプで版胴の回転を同位相とするものには、図5に示したような等径の版胴1、ブランケット胴2に対して、これら各胴の2倍の径を有する圧胴3と中間胴4とを備えたものが知られている。この各胴の径の比率で版胴の回転を同位相とするには、圧胴3と中間胴4との配列角を0°または45°にする必要がある(特許文献2参照)。
Bestech総合カタログ(アキヤマインターナショナル株式会社) 特開2003−89185号公報 実開平01−166532号公報
しかしながら、共通圧胴タイプの場合、2つの印刷ユニットで1つの圧胴を共有しているため、全体がコンパクトに構成されているという利点はあるものの、各印刷ユニット間の間隔が狭小となり、版交換等の印刷準備作業やメンテナンス作業等の作業性において問題があった。
また、専用圧胴タイプの場合、印刷紙が圧胴3から中間胴4に受け渡される際に、印刷紙の尻部分がブランケット胴2により印刷中であると印刷紙の見当精度の低下や印刷紙の受け渡しによるショック目等の印刷障害が発生する可能性がある。
かかる弊害を避けるには、ブランケット胴と圧胴の接している位置から紙が圧胴から中間胴のグリッパに受け渡される位置までの圧胴の周方向に沿う距離がある程度必要である。例えば、菊全紙を印刷する場合であれば、前記距離は理論的に最低でも636mm以上必要である。もし、ある程度の距離がとれないとなると、紙がブランケット胴と圧胴の間で印刷されている最中に中間胴のグリッパに紙が受け渡されることとなり、見当精度を低下させたり、ショック目を発生させたりする要因となる。
しかし、特許文献2で開示されている等径の版胴及びブランケット胴と前記版胴及びブランケット胴の2倍の径を有する圧胴及び中間胴の場合、圧胴及び中間胴の配列角を0°にすると、前記距離を必要なだけとりにくくなる。一方、配列角を45°にした場合、実用上各印刷ユニット間の間隔が十分にとれない可能性が高いため、版交換等の印刷準備作業やメンテナンス作業の作業効率を低下させる恐れがある。
以上に述べたように、従来の枚葉紙多色刷オフセット印刷機では、その胴配列によって印刷ユニット間の間隔が充分に取れずに印刷準備作業やメンテナンス作業等の作業性が充分でないという問題があった。
さらに、印刷の作業性を向上するためには、各版胴、各ブランケット胴の位相が一致することが望ましく、また、ショック目や見当不良等の印刷障害が発生する可能性をできるだけ抑えたいという要求がある。
本発明は、比較的簡単な構成でこれらの問題を解決し、印刷ユニット間の間隔が充分にとれて、かつ、各版胴、各ブランケット胴の位相が一致している作業性に優れた枚葉紙多色刷オフセット印刷機の実現を課題とする。
以上の課題を解決するため、本発明の枚葉紙多色刷オフセット印刷機は、等径の版胴及びブランケット胴と、前記版胴及び前記ブランケット胴の2倍の径を備える圧胴と、からなる印刷ユニットを複数配置し、前記印刷ユニット間で用紙を搬送する前記版胴及び前記ブランケット胴の3倍の径を備える中間胴を具備した枚葉紙多色刷オフセット印刷機において、前記圧胴と前記中間胴との配列角(前記圧胴の中心と前記中間胴の中心を結ぶ直線が水平軸に対してなす角度)を18°としたことを特徴とする。
このように、圧胴と中間胴との配列角を18°とすることにより、各版胴について位相を統一し、これによって例えば、1つの版胴を刷版交換位置で停止させると、他のすべての版胴も同様に刷版交換位置で停止することになって刷版の交換が可能になり、オペレータ一人で短時間に版交換作業を行うことができる。また、同位相とすることにより、メンテナンス作業の効率化をはかることもできる。
また、中間胴の径を圧胴よりもさらに大きく、版胴、ブランケット胴の径の3倍の径とすることにより、印刷ユニット間の間隔距離を広くして、印刷機械上で動ける有効空間を従来よりも広い範囲に確保することができる。
また、紙が中間胴にて搬送される際に、紙が曲げられる径を大きくすることができるので、紙にかかる負担を軽減することができ、また、圧胴と中間胴の周速が同じ場合、径の大きい中間胴の回転数は減るから、印刷機械を高速回転する場合に回転によって中間胴にかかる負荷を低減することができる。
以下、本発明の枚葉紙多色刷オフセット印刷機について、図面に沿って詳細に説明する。
図1は本発明の枚葉紙多色刷オフセット印刷機の一実施の形態の構成を示したものである。本実施の形態は、枚葉紙4色オフセット印刷機の例であり、図ではインキング部や水浸し部の構成は省略されている。図1において、符号1a〜1dは版胴、符号2a〜2dはブランケット胴、符号3a〜3dは圧胴、符号4a〜4cは中間胴、符号5は給紙部、符号6は給紙テーブル、符号7はスイング機構、符号8は渡し胴、符号9はデリバリ胴、符号10はチェーングリッパ、符号11は排紙部、符号12は排紙台である。
印刷動作を簡単に説明すると、給紙部5にパイルされた枚葉紙が給紙テーブル6に送られ、スイング機構7、渡し胴8を順に経て、ブランケット胴2と圧胴3の間を通り、各印刷ユニット毎に各色の印刷が行なわれる。全色の印刷が終わると、印刷された紙はデリバリ胴9からチェーングリッパ10に渡され、排紙部11に送られて排紙部11から排紙台12へ排紙される。
版胴1a〜1dの径とブランケット胴2a〜2dの径とは等径である。これらの胴の外周上に描かれた黒点の部分にギャップが位置している。圧胴3a〜3dの径は版胴1a〜1d、ブランケット胴2a〜2dの径の2倍であり、圧胴3a〜3dの外周円上の直径との交点にあたる黒点の位置にグリッパが2個設けられている。また、中間胴4a〜4cの径は版胴1a〜1d、ブランケット胴2a〜2dの径の3倍であり、外周円を3等分する3箇所の黒点の位置にグリッパがそれぞれの部分に1つずつ合計で3個設けられている。渡し胴8およびデリバリ胴9については、本実施の形態において特に限定される事項はない。
この実施の形態では、1つの中間胴4に対して両側から1つずつ2つの圧胴3のみが接しており、また、圧胴3にはブランケット胴2が1つだけ接している。そしてブランケット胴2には1つの版胴1のみが接している。
図2は、1つの印刷ユニットにおける版胴1、ブランケット胴2、圧胴3および中間胴4の胴配列を示した配列図である。枚葉紙は、ブランケット胴2と圧胴3の接点Aから圧胴3の上部を通り、さらに圧胴3と中間胴4の接点Bから中間胴4の下部を通り、さらに中間胴4と次の圧胴3との接点Cから次の圧胴3の右上部を通って次の印刷ユニットのブランケット胴2と圧胴3の接点Dへと運ばれ、これによって印刷が行なわれる。したがって、1つの印刷ユニットでの紙の搬送経路の長さは、圧胴3の上部の円弧AB、中間胴4の下部の円弧BC、圧胴3の上右側の円弧CDの和であり、この搬送経路を経て次の印刷ユニットに伝わってゆく。
ところで、各印刷ユニットの間で各版胴1、各ブランケット胴2が同位相になるためには、この搬送経路の全長が版胴1やブランケット胴2の円周の整数倍であることが必要になる。図2で圧胴3の中心を原点とするxy座標を考えた場合、圧胴3の中心と中間胴4の中心とを結ぶ線がx軸となす角θを配列角とし、ブランケット胴2の中心と圧胴3の中心とを結ぶ線がy軸となす角αとし、圧胴3の半径(ブランケット胴2の直径)をrとすると、この関係から次の式が成り立つ。
Figure 2005035214
ただし、nは正整数
90°≧θ≧0°
である。
この式を満足するθを求めると、θ=18°または54°となる。しかし、先にも述べたように配列角を大きくすると印刷ユニット間の間隔が充分に取れなくなるので、実際にはθ=54°は妥当ではなく、θ=18°を採用することになる。
次にブランケット胴2と圧胴3との位置関係であるが、圧胴3の上部の円弧ABの長さが、菊全紙のサイズが入る程度よりも大きいことが好ましい。このようになるように∠αを決め、ブランケット胴2と圧胴3との接点位置Aを決める。
最後に版胴1とブランケット胴2との位置関係であるが、特に限定する制限はない。
以上、本発明を一実施の形態に沿って説明したが、本発明はこの実施の形態に限られるものではない。例えば、以上の実施の形態は印刷ユニットが4つの4色オフセット印刷機の例であるが、本発明が印刷ユニットの数が異なる場合についても用いることができるのはいうまでもない。
本発明によると、版胴を全て同位相とすることができるので、版交換等の印刷準備作業が容易になり、オペレータ一人で短時間に版交換作業を行うことが可能な枚葉紙多色刷オフセット印刷機を実現することができる。
さらに、印刷ユニット間の間隔距離を広くできるので、作業員が印刷機械上で動ける有効空間を広く確保することができ、組立作業やメンテナンス作業の作業性を大幅に改善し、操作を小人数の作業員で行うことが可能な枚葉紙多色刷オフセット印刷機を実現することができる。
本発明の枚葉紙多色刷オフセット印刷機の構成図。 本発明の枚葉紙多色刷オフセット印刷機の印刷ユニットにおける版胴、ブランケット胴、圧胴および中間胴の配列図。 従来の枚葉紙オフセット印刷機の胴配列を示す図。 従来の枚葉紙オフセット印刷機の胴配列を示す図。 従来の枚葉紙オフセット印刷機の胴配列を示す図。
符号の説明
1a〜1d 版胴
2a〜2d ブランケット胴
3a〜3d 圧胴
4a〜4c 中間胴
5 給紙部
6 給紙テーブル
7 スイング機構
8 渡し胴
9 デリバリ胴
10 チェーングリッパ
11 排紙部
12 排紙台

Claims (1)

  1. 等径の版胴及びブランケット胴と、前記版胴及び前記ブランケット胴の2倍の径を備える圧胴と、からなる印刷ユニットを複数配置し、前記印刷ユニット間で用紙を搬送する前記版胴及び前記ブランケット胴の3倍の径を備える中間胴を具備した枚葉紙多色刷オフセット印刷機において、
    前記圧胴と前記中間胴との配列角(前記圧胴の中心と前記中間胴の中心を結ぶ直線が水平軸に対してなす角度)を18°としたことを特徴とする枚葉紙多色刷オフセット印刷機。
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