JP2005034829A - 伸縮装置 - Google Patents

伸縮装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005034829A
JP2005034829A JP2003376752A JP2003376752A JP2005034829A JP 2005034829 A JP2005034829 A JP 2005034829A JP 2003376752 A JP2003376752 A JP 2003376752A JP 2003376752 A JP2003376752 A JP 2003376752A JP 2005034829 A JP2005034829 A JP 2005034829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide tube
valve
cleaning medium
guide
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003376752A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kaneko
鐵男 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EAGLE PARTS CO Ltd
Original Assignee
EAGLE PARTS CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EAGLE PARTS CO Ltd filed Critical EAGLE PARTS CO Ltd
Priority to JP2003376752A priority Critical patent/JP2005034829A/ja
Publication of JP2005034829A publication Critical patent/JP2005034829A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

【目的】 本発明は、液体によって伸長状態と縮小状態に変更可能な伸縮装置である。
【構成】 本体部1aの端部に洗浄媒体を送り込む入口部2が形成してあり、本体部内の内周面には往復動可能で入口部2と連通する筒状の誘導管10、20、30が設けてあり、前記入口部2からの洗浄媒体を誘導管10、20、30内に充填すると、誘導管10、20、30は本体部から突出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体によって伸長状態と縮小状態に変更可能な伸縮装置に関する。
従来、水等の液体を噴出するスプレーノズルがあり、このスプレーノズルは本体とノズルで構成してあり、本体からノズルに向けて水等の洗浄媒体を圧力をかけて送液すると、前記ノズルに形成の噴出口から洗浄媒体が噴出する。そして、前記ノズルは本体に固定した形式のものもあるし、回転しながら2次元或は3次元的に、空間に噴出するものもある。
従って、この構成のスプレーノズルは、洗浄媒体によって伸縮せず、本体を取付けた位置によって洗浄する箇所が限定される。
そのため、例えば、ノズルを洗浄箇所に近づけて洗浄すれば低圧力で済むにも拘らず、取付け位置が固定され、洗浄箇所が遠い場合には高圧力で洗浄媒体を送液する必要があり、洗浄媒体の送液装置に高負荷がかかる。
そこで、本願は、かかる不都合を解消するために、洗浄媒体によって伸縮可能な伸縮装置を提供し、例えば、この伸縮装置の先端部にノズルを取り付けると、ノズル位置を変更可能となる。
請求項1の伸縮装置は、本体部の端部に入口部が形成してあり、洗浄媒体を送り込む。又、本体部内の内周面には往復動可能で入口部と連通する筒状の誘導管が設けてあるので、前記入口部からの洗浄媒体で誘導管内に充填されると、例えば、誘導管の先端部に取付けのノズルから洗浄媒体が噴出すると共に、往復動可能な誘導管は本体部から突出してノズル位置の変更ができる。
又、請求項2の伸縮装置は、入口部と連通可能で、且つ、往復動可能な筒状の誘導管内に往復動可能な誘導管を挿着して、複数の誘導管で構成してあるので、洗浄媒体を誘導管に導くと、順次、誘導管は本体部から突出して、誘導管の先端部の位置変更が可能である。
請求項3の伸縮装置には、誘導管の外周に、本体とで弁室を形成し、その弁室に収納媒体口が連通可能な連通孔が形成してあるので、その弁室に収納媒体を送液することによって、誘導管は本体内に収納可能である。
請求項4の伸縮装置は、洗浄媒体を入口部と収納媒体口に送液可能に形成すると共に、収納媒体口とタンクとを接続してあるので、洗浄媒体と収納媒体の送液を制御することによって、誘導管を本体部内に収納することができると共に、複数の誘導管で構成した場合、誘導管の突出状態を選定でき、誘導管の先端部の位置変更が可能である。
又、請求項5の伸縮装置は、往復動可能な筒状の最も内側の誘導管内に、端部にストッパー133を備えるスピンドル132を取付けてあり、このスピンドル132に往復動可能に可動弁131を取付けてある。そして、この可動弁131は、最も内側の誘導管に形成の弁体61と当接可能であると共に、最も内側の誘導管の外側の誘導管の内径との間に隙間が形成してある。
例えば、図7に示すように、往復動可能な筒状の最も内側の誘導管は、第1誘導管10が相当し、可動弁131はスピンドル132をストッパー133まで往復動可能になっている。そして、第1誘導管10内に洗浄媒体を入れると、第1誘導管10と共に可動弁131が移動し、その後、可動弁131はストッパー133で停止するが、隙間140からの洗浄媒体によって、第1誘導管10は伸長する。
その後、洗浄媒体は、第1誘導管10の端部に付設のノズルにおける圧力損失より小さい弁室57に入って、第2誘導管20を伸長可能であるし、弁室63に入って第3誘導管30を伸長可能である。
従って、ノズルの位置調整が可能であると共に、ノズルの位置調整が終了するまで、ノズルから洗浄媒体の噴出を避けることができる。
請求項1の伸縮装置は往復動可能な誘導管で構成してあり、その誘導管の先端の位置変更が可能である。
又、請求項2の伸縮装置は、複数の往復動可能な誘導管で構成することによって、多種にわたる位置変更が可能である。
請求項3の伸縮装置は、誘導管の外周に弁室を形成してあるので、誘導管を本体部内に収納可能である。
請求項4の伸縮装置は、洗浄媒体と収納媒体を制御することによって、誘導管の突出位置を調整できる。
又、請求項5の伸縮装置は、可動弁を設けることによって、ノズルの位置調整が可能であると共に、ノズルの位置調整が終了するまで、ノズルから洗浄媒体の噴出を避けることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の一実施の形態について、伸縮装置をスプレーノズルに適用した図1〜図4を参照して説明する。
図1はスプレーノズル1の断面図であり、本体部1aの左端部の中央には、洗浄媒体送液ポンプ(後述)に接続する洗浄媒体(例えば、水等)の入口部2がネジ込みで接続してある。
又、本体部1a内には、内周面1bから順次中心に向かって、円筒状で且つ往復動可能な第3誘導管30、第2誘導管20及び第1誘導管10が内挿してある。そのため、後記で詳述するが、第1誘導管10を本体部1aから突出(伸びた)状態にすることができる(図4)。
又、第1誘導管10が突出した後に、第2誘導管20を本体部1aから突出(伸びた)状態にすることもできる(図3)。更に、この第2誘導管20が本体部1aから突出した後(伸びた状態)に、第3誘導管30を突出させることもできる(図2)。
又、前記第1〜第3誘導管10、20、30は、後記で詳述するが、第3誘導管30が本体部1a内に収納後に、第2誘導管20が第3誘導管30内に収納され、更に、第1誘導管10が第2誘導管20内が収納可能に構成してある。
従って、第1誘導管10の先端部に取付けのノズル66は、本体部1aに対して位置変更ができる。
即ち、本願の伸縮装置は往復動可能な誘導管を備え、洗浄媒体によって、誘導管の伸縮を可能にする。
前記本体部1a内の構造について、図1〜図4を参照して説明する。
図4は第1〜第3誘導管10、20、30が本体部1aから突出した状態図であり、本体部1aの左側には、第3の溝5が周状に形成してあり、この第3の溝には第3誘導体30の左端部が収納可能になっている。
又、その第3の溝5の中心部側には、円周状に段差部6が形成してあり、この段差部6には第2誘導管20の左端部が収納可能になっている。
又、この段差部6の下周部には、停止部7が形成してあり、第1誘導管10が収納時に当接する。
又、前記第3の溝5には、僅かに突出状態となるシール部材8が埋め込んであり、本体部1aと第3誘導管30との漏洩防止を図っていると共に、前記段差部6にも僅かに突出のシール部材9が埋め込んであり、本体部1aと第2誘導管20との漏洩防止を図っている。
又、本体部1aの右側には、前記往復動可能な第1〜3誘導管10、20、30を挿着する空洞11が形成してあり、その右端部にはフランジ12が取り付けてある。
又、そのフランジ12の左側には、第1〜3誘導管10、20、30が収納した状態を検出する第1〜第3検出器13、14、15が、バネで付勢された状態で取り付けてある。
又、本体部1aの前記第1〜第3検出器13、14、15が取り付けてある左部には、後記で詳述する第1〜3誘導管10、20、30を収納するときに使用する収納媒体を送液する収納媒体口18が形成してあると共に、前記第3誘導管30と本体部1aとの漏洩防止のためのシール部材17が取り付けてある。
前記第3誘導管30の左端部には、弁体31が形成してあると共に、その弁体31には本体部1aとの漏洩を防止するシール部材51が取り付けてある。そして、本体部1aの内側と第3誘導管30の外側で形成の空間に対し、シール部材51とシール部材17で密閉される弁室52が形成してあると共に、本体部1aの内側の右部には、前記弁体31を停止する停止部71が形成してある。
又、第3誘導管30が突出状態において、本体部1aには弁室52と前記収納媒体口18が連通可能な単数又は復数の連通孔53が形成してある。そこで、収納媒体口18から連通孔53を介して弁室52に収納媒体を送液すると、弁作用によって、第3誘導管30は本体部1a内に収納される。
又、この第3誘導管30には筒状の第2誘導管20が内挿してあり、この第2誘導管20の左端部には弁体21が形成してあると共に、その弁体21には第3誘導管30との漏洩を防止するシール部材56が取り付けてある。又、第3誘導管30の右端部には漏洩を防止するシール部材60が取り付けてある。
そして、前記第3誘導管30の内側と前記第2誘導管20の外側及びシール部材56とシール部材60で密閉される弁室57が形成してあると共に、第3誘導管30の右部には、前記弁体21を停止する停止部72が形成してある。
又、第3誘導管30には、第3誘導管30が本体部1aに収納され第2誘導管20が突出状態において、弁室57と前記収納媒体口18が連通可能な単数又は復数の連通孔58が形成してある。そこで、収納媒体口18から連通孔53、連通孔58を介して弁室57に収納媒体を送ると、弁作用をなして、第2誘導管20は第3誘導管30内に収納される。
又、前記第2誘導管20には筒状の第1誘導管10が内挿してあり、この第1誘導管10の左端部には弁体61が形成してあると共に、その弁体61には第2誘導管20との漏洩を防止するシール部材62が取り付けてある。又、第2誘導管20の右端部には漏洩を防止するシール部材59が取り付けてある。
そして、前記第1誘導管10の外側と前記第2誘導管20の内側及びシール部材62とシール部材59で密閉される弁室63が形成してあると共に、第2誘導管20の右部には、前記弁体61を停止する停止部73が形成してある。又、第3誘導管30と第2誘導管20が収納状態で第1誘導管10が突出状態において、第2誘導管20には、弁室63と前記収納媒体口18が連通可能な単数又は復数の連通孔64が形成してある。そこで、収納媒体口18から連通孔53、連通孔64を介して弁室63に収納媒体を送ると、弁作用をなして、第1誘導管10を収納状態にする。
尚、前記第1誘導管10の端部には洗浄媒体の排出口65が形成してあり、この伸縮装置をスプレーノズルとして用いるに当たって、排出口65にノズル66を取り付け、そのノズル66から洗浄媒体(例えば、水等)を噴出する。
又、このノズル66は固定式の他、回転可能なもので、2次元又は3次元空間に噴出可能なものであってもよい。
次に、前記構成の伸縮装置(スプレーノズル)の作用について、制御系統図を示す図5を参照して説明すると、洗浄媒体はタンク101からポンプ102で、電磁弁A(ON、OFF)を介して前記入口部2に送液可能になっていると共に、前記ポンプ102からの洗浄媒体は電磁弁B(ON、OFF)を介して、流量計106及び調節弁107を経由して収納媒体口18に送液である。
又、収納媒体口18からの洗浄媒体は、前記調節弁107、流量計106を経由して、電磁弁C(ON、OFF)を経てタンク101に戻すことが可能になっている。尚、ここでは洗浄媒体と収納媒体は同じ液体を使用する。
次に、ノズル66を突出(伸長)状態にするときの操作について説明すると、先ず、電磁弁Aと電磁弁Cを開(ON)にし、電磁弁Bを閉(OFF)にする。そして、ポンプ102を起動して洗浄媒体を入口部2に送ると、シール部材8とシール部材9により、先ず、第1誘導管10内に洗浄媒体が溜り、ノズル66から洗浄媒体が噴出するが、第1誘導管10内の圧力が高まるに連れて、第1誘導管10は本体部1aから突出(伸長)する(図4参照)。
一方、弁室63内の収納媒体は、連通孔64を介して収納媒体口18から電磁弁Cを経てタンク101に戻るので、第1誘導管10内の圧力上昇の妨げにならず、円滑に第1誘導管10は突出する。
この時、電磁弁Cを閉(OFF)にすると、弁室63内の収納媒体は閉じ込められた状態になり、第1誘導管10が突出した状態を維持する。従って、この弁室63内の収納媒体量を選定することによって、第1誘導管10の本体部1aからの突出長さを選定できる。
前記電磁弁Cを閉(OFF)にせず、開状態を維持して、第1誘導管10が伸びきると、洗浄媒体は第2誘導管20を満たし、第2誘導管20内の圧力が高まり、第2誘導管20が伸長する。一方、弁室57内の収納媒体は、連通孔58を介して収納媒体口18から電磁弁Cを経てタンク101に戻るので、第2誘導管20内の圧力上昇の妨げにならず、円滑に第2誘導管10は突出する。この時、電磁弁Cを閉(OFF)にすると、第2誘導管20は突出した状態を維持し、第1誘導管10と第2誘導管20の長さを維持し、長さ調整が可能になる。
尚、前記電磁弁Cを閉(OFF)にせず、開状態を維持し、第2誘導管20が伸びきると、洗浄媒体は第3誘導管30を満たし、第3誘導管30内の圧力が高まり、弁室52内の収納媒体は、連通孔53を介して収納媒体口18から電磁弁Cを経てタンク101に戻るので、第2誘導管20内の圧力上昇の妨げにならず、円滑に第3誘導管30が伸びる。この過程で、電磁弁Cを閉(OFF)にすると、第3誘導管30の突出状態を維持する。
以上のように、洗浄媒体を入口部2に送ると、第1誘導管10、第2誘導管20、第3誘導管30が洗浄媒体の圧力によって、順次、突出(伸長)されると共に、電磁弁Cの開閉によって、ノズル66が停止維持する位置を選定できる。
次に、第1〜第3誘導管10、20、30を本体部1a内に収納すると共に、第1誘導管10の端部に取付けのノズル66の位置設定をする操作について説明する。尚、第1〜第3誘導管10、20、30は全て突出状態である。
先ず、電磁弁Aと電磁弁Cを閉(OFF)にし、電磁弁Bを開(ON)にする。そして、ポンプ102を起動して洗浄媒体を収納媒体口18から入れると、第3誘導管30と本体部1aで形成の弁室52に、連通孔53を介して洗浄媒体が導かれる。そのため、この弁室52は、順次、収納媒体で満たされる一方、ノズル66から、第3誘導管30内の洗浄媒体は噴出するので、圧力が減少する第3誘導管30は本体部1a内に収納される。
尚、この第3誘導管30内が本体部1a内に収納されるときに、電磁弁Bと電磁弁Cを閉にし、電磁弁Aを開にすると、第1〜第2誘導管10、20は、突出状態で、第3誘導管30の位置は維持され、第1誘導管10の端部から洗浄媒体が噴射する。従って、誘導管の収納状態においても、第1誘導管10の先端部の位置調整が可能である。
前記電磁弁A、B、Cを変更せず、電磁弁A、Cを閉、電磁弁Bを開の状態を維持すると、第3誘導管30が本体部1aに収納され、第1検出器13が作動する。そこで、電磁弁Bを閉(OFF)にすると、弁室52は収納媒体で満たされた状態で閉鎖され、第3誘導管30は収納状態を維持する。
そこで、電磁弁Aを開(ON)にし、ポンプ102を起動して洗浄媒体を入口部2に送ると、第1誘導管10の端部に取付けのノズル66から洗浄媒体は噴出する。即ち、第1誘導管10と第2誘導管20が突出した状態で、ノズル66から噴出することができ、ノズル66の位置調整が可能である。
次に、前記第3誘導管30が本体部1内に収納状態で、前記電磁弁Aと電磁弁Bを変更せず、電磁弁Aと電磁弁Cを閉(OFF)、電磁弁Bを開(ON)の状態で、ポンプ102を起動して洗浄媒体を収納媒体口18から入れると、第3誘導管30に形成の連通孔58を介して弁室57内に収納媒体が入る。
そのため、この弁室57は、順次、収納媒体で満たされる一方、ノズル66から、第2誘導管20内の洗浄媒体は噴出するので、圧力が減少する第2誘導管20は本体部1a内に収納される。
そして、この第2誘導管20が本体部1aに収納されると、第2検出器14が作動する。そこで、電磁弁Bを閉(OFF)にすると、弁室57は収納媒体で満たされた状態で閉鎖され、第2誘導管20は収納状態を維持する。
そこで、電磁弁Aを開(ON)にし、ポンプ102を起動して洗浄媒体を入口部2に送ると、第1誘導管10の端部に取付けのノズル66から洗浄媒体は噴出する。即ち、第1誘導管10が突出した状態で、ノズル66から噴出することができ、ノズル66の位置調整が可能である。
次に、前記第3誘導管30と第2誘導管20が本体部1a内に収納状態で、前記電磁弁Aと電磁弁Bを変更せず、電磁弁Aと電磁弁Cを閉(OFF)、電磁弁Bを開(ON)の状態で、ポンプ102を起動して洗浄媒体を収納媒体口18から入れると、連通孔58と第2誘導管20に形成の連通孔64を介して弁室63内に収納媒体が入る。
そのため、この弁室は、順次、収納媒体で満たされる一方、ノズル66から、第1誘導管10内の洗浄媒体は噴出するので圧力が減少する第1誘導管10は本体部1a内に収納される。
そして、この第1誘導管10が本体部1aに収納されると、第3検出器15が作動する。そこで、電磁弁Bを閉(OFF)にすると、弁室63は収納媒体で満たされた状態で閉鎖され、第1誘導管10は収納状態を維持する。
そこで、電磁弁Aを開(ON)にし、ポンプ102を起動して洗浄媒体を入口部2に送ると、第1誘導管10の端部に取付けのノズル66から洗浄媒体は噴出する。即ち、第1〜第3誘導管10、20、30が本体部1a内に収納した状態で、ノズル66から噴出することができる。
以上のように、本願の伸縮装置は、往復動可能な誘導管と弁室の形成により、誘導管を突出状態にするとき或は収納状態にするときに、弁室に充填する収納媒体の量により、本体部1aから突出する誘導管の先端部の位置を選定することができる。
又、本発明は、前記実施の形態に限定されず、誘導管の数等は適宜選定可能であるし、誘導管の先端部の位置は弁室内の収納媒体量によって維持できるので、誘導管の位置を検出器で検出して収納媒体量を制御する方式や、弁室に封じ込める収納媒体量を流速計で測定して制御する方式等がある。
又、本願の伸縮装置は、洗浄媒体によって伸縮可能であり、前記スプレーノズルの他、種々の分野に適用できる。
(第2の実施の形態)
次に、本実施の形態は、伸縮装置をスプレーノズルに適用したもので、洗浄媒体を入口部2から供給を開始しても、所定時間の間、ノズル66から噴出しない構造であり、図6〜図7を参照して説明する。
本実施の形態(図6参照)は、前記第1の実施の形態(図1参照)における伸縮装置において、最も内側の誘導管(ここでは、第1誘導管10)内に、可動弁131とスピンドル132及びスピンドル132の先端にストッパー133を付設した点を異にし、その他の構造は同じであるので、説明を略す。
洗浄媒体送液ポンプ(後述)に接続する洗浄媒体(例えば、水等)の入口部2に形成のネジ2aは、本体部1aの左端部の周囲から誘導可能に形成してある。 又、後述の可動弁131をガイドする棒状のスピンドル132が、第1誘導管10内の中心に位置し、本体部1aの左端部に固定してある。そして、このスピンドル132の右端部には、円錐状のストッパー133がクッション作用をするバネ105を挿通して取り付けてある。尚、このストッパー133の取付け位置は、後述の可動弁131はこのストッパー133で停止したとき、第1誘導管10は更に移動可能な位置である。
又、略菱型の可動弁131は、前記スピンドル132にOリング139を介して挿通し、摺動可能に取り付けてあると共に、その可動弁131は、第1誘導管10の左端部に形成の弁体61と当接可能な凸状の当接部145を備えているし、この可動弁131は、前記第2誘導管20の内径との間に、僅かな隙間140を形成可能に構成してある。
次に、前記スプレーノズルの作用について、図7(A)(B)、図8を参照して説明する。尚、この図8は、前記第1実施の形態の図5とは、可動弁131を設けたことに起因して、入口部2に連通してパージ用の電磁バルブDを備えている点を異にし、第1誘導管10、第2誘導管20等を伸長するときには、電磁バルブDは閉(OFF)状態である。
この第2実施の形態のスプレーノズルは、前記第1の実施の形態における図5に示すと同様に、洗浄媒体は電磁弁A(ON、OFF)を介して入口部2に導かれ、収納媒体口18からの洗浄媒体は、前記調節弁107、流量計106を経由して、電磁弁C(ON、OFF)を経てタンク101に戻すことが可能になっている。従って、前記第1誘導管10等の伸長及び収納は第1の実施の形態と同じであるが、可動弁131の作用を主として説明する。
そこで、電磁弁AをONにして、入口部2に洗浄媒体を導くと、洗浄媒体の圧力によって、可動弁131はスピンドル132に摺動して、排出口65側に移動すると共に、弁体61に押圧力がかかって、第1誘導管10も同様に一体となって排出口65側に移動する。この間、可動弁131は、第1誘導管10の空洞11を閉鎖しているので、洗浄媒体は排出口65には流れない。
そして、更に、洗浄媒体による押圧力によって、可動弁131と第1誘導管10は排出口65の方向に移動するが、可動弁131はストッパー133に当接して移動が停止されるが、第1誘導管10は更に排出口65の方向に移動する。
この停止した可動弁131は第2誘導管20の内径との間に、僅かな隙間140が形成してあるので、洗浄媒体は隙間140から第1誘導管10の空洞11に流入し、弁体61を押圧する。そのため、第1誘導管10は排出口65の方向に移動し、やがて、弁室63によって停止するか、或は、停止部73に当接して停止する。そのため、洗浄媒体は、隙間140から第1誘導管10の空洞11に流入し、第1誘導管10内を充填する。
次に、第2誘導管20を伸長するに要する抵抗の方が、排出口65に取り付けてあるノズル66から噴射する抵抗に比して低いので、洗浄媒体は弁室57を充填して第2誘導管20が伸長可能状態になり、その後、弁室63を充填し、第3誘導管30が伸長可能状態になる。
尚、前記のように、第1誘導管10、第2誘導管20、第3誘導管30が伸長可能状態であるのは、収納状態にあるか否かは1〜第3検出器13、14、15で検出でき、その検出器13、14、15によって、洗浄媒体を収納媒体口18から入れて、弁室52、57、63に充填する洗浄媒体量を調整することによって、第1誘導管10、第2誘導管20、第3誘導管30を伸長させるか否か、即ち、ノズル66(排出口65)の位置調整ができるからである。
以上のように、最も内側の誘導管(ここでは、第1誘導管10)内に可動弁131とストッパー133を設けることによって、誘導管の突出量(第1誘導管10の先端の排出口65に付設のノズル66)、即ち、位置調整ができるまで、ノズル66から洗浄媒体を噴出するのを避けることができる。
次に、第1〜第3誘導管10、20、30を本体部1a内に収納すると共に、可動弁131の作用について説明する。尚、第1〜第3誘導管10、20、30は全て突出状態である。
先ず、電磁弁Aと電磁弁Cを閉(OFF)にし、電磁弁Bを開(ON)にすると共に電磁バルブDを開(ON)にし、ポンプ102を起動して洗浄媒体を収納媒体口18から入れると、第3誘導管30と本体部1aで形成の弁室52に、連通孔53を介して洗浄媒体が導かれる。
そのため、この弁室52は、順次、収納媒体で満たされるが、可動弁131によって、第3誘導管30内における洗浄媒体はノズル66と遮断状態である。しかし、電磁バルブDが開(ON)にしてあるので、入口部2とドレンポット141は連通しており、洗浄媒体はドレンポット141に排出されて、第3誘導管30は本体部1aに収納される。
以後、洗浄媒体は弁室57内に入って第2誘導管20が、弁室63内に入って第1誘導管10が収納される。
この時、第1誘導管10の収納に伴って、第1誘導管10の左端部に形成の弁体61は、可動弁131に形成の凸状の当接部145と当接して、可動弁131をスピンドル132で摺動させて移動させる。そして、可動弁131はストッパー133から離れて、本体部1aと当接して、図7の初期状態に戻る。
以上のように、可動弁131を設けることによって、洗浄媒体を供給開始しても、所定時間の間、即ち、排出口65(ノズル66)が所定位置になるまで洗浄媒体が排出されないので、初期の段階で、洗浄媒体を噴射したくない状態のときに便利な機構である。
第1の実施の形態の伸縮装置の全体断面図である。 第1誘導管の先端部にノズルを付設し、第1〜3誘導管の突出状態を示す断面図である。 第1誘導管の先端部にノズルを付設し、第1、2誘導管の突出状態を示す断面図である。 第1誘導管の先端部にノズルを付設し、第1誘導管の突出状態を示す断面図である。 第1の実施の形態における制御系統図である。 第2の実施の形態の伸縮装置の断面図である。 (A)(B)は第2の実施の形態の伸縮装置の作用を説明する図である。 第2の実施の形態における制御系統図である。
符号の説明
1a 本体部
2 入口部
10 第1誘導管
13 第1検出器
14 第2検出器
15 第3検出器
18 収納媒体口
20 第2誘導管
30 第3誘導管
52、57、63 弁室
53、58、64 連通孔
66 ノズル
131 可動弁
132 スピンドル
133 ストッパー
140 隙間
145 当接部

Claims (5)

  1. 本体部の端部に洗浄媒体の入口部を形成し、
    前記本体部内に往復動可能で、前記入口部と連通する筒状の誘導管を設けることを特徴とする伸縮装置。
  2. 入口部と連通可能で、且つ、往復動可能な筒状の誘導管内に往復動可能な誘導管を挿着して、複数の誘導管で構成することを特徴とする請求項1の伸縮装置。
  3. 誘導管の外周に、本体とで弁室を形成し、その弁室に収納媒体口が連通可能な連通孔が形成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2の伸縮装置。
  4. 洗浄媒体を入口部と収納媒体口に送液可能に形成すると共に、収納媒体口とタンクとを接続してなることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか1項の伸縮装置。
  5. 往復動可能な筒状の最も内側の誘導管内に、端部にストッパー133を備えるスピンドル132を取付け、このスピンドル132に往復動可能に可動弁131を取付け、
    この可動弁131は、最も内側の誘導管に形成の弁体61と当接可能であると共に、最も内側の誘導管の外側の誘導管の内径との間に隙間が形成してあることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項の伸縮装置。
JP2003376752A 2003-06-27 2003-11-06 伸縮装置 Pending JP2005034829A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003376752A JP2005034829A (ja) 2003-06-27 2003-11-06 伸縮装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003184552 2003-06-27
JP2003376752A JP2005034829A (ja) 2003-06-27 2003-11-06 伸縮装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005034829A true JP2005034829A (ja) 2005-02-10

Family

ID=34220362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003376752A Pending JP2005034829A (ja) 2003-06-27 2003-11-06 伸縮装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005034829A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10203048B2 (en) Automatic drain discharge apparatus
CN103607932B (zh) 特浓和新泡制咖啡泡制单元
KR100939006B1 (ko) 액체 토출 방법 및 장치
JP7113816B2 (ja) 自動車両用光学検出システムの光学センサを洗浄するための装置
ITMI20061266A1 (it) Pompa semplificata di mandata di sostanze fluide prelevate da un contenitore
RU2005137683A (ru) Расширительное устройство для расширения трубы
JP2008267379A (ja) 内燃機関用のバランス型計量サーボ弁を伴う燃料噴射装置
JPH0768202A (ja) 液体を噴射するための方法および装置
CN109923008A (zh) 用于将至少一种流体喷射到机动车辆的待清洁表面上的清洁装置
JP2013053684A5 (ja)
CN103062437A (zh) 流路切换阀及使用了该阀的流动性材料的排出控制装置
JP2009160928A (ja) 塗布具
JP2005034829A (ja) 伸縮装置
TW201922352A (zh) 壓縮流體吐出控制裝置
KR102508110B1 (ko) 압축유체 토출 제어장치
KR20090070553A (ko) 일정유량 조절밸브
JP4831533B2 (ja) 水栓装置
JP6999449B2 (ja) 液体供給装置、基板処理装置および液体供給方法
JP2011094792A (ja) 油圧減速機
JP5043761B2 (ja) 燃料噴射装置
CN110352273A (zh) 具体地用在清洗机中分配洗涤剂的液体分配装置
JP2010019394A (ja) 蓄圧装置
JP7109811B2 (ja) トリガースプレイヤー
JP5601662B2 (ja) 液体吐出装置
WO2010124464A1 (en) Pressure control valve and fuel injection device for an internal combustion engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080401