JP2005033804A - マーカーを用いてデータパケットを処理する方法、システム及び論理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の一態様によれば、データパケットを処理するステップは、データストリームにマーカーパケットを時間インターバルをおいて挿入するステップを含む。マーカーパケットの各々は、そのマーカーパケットが挿入された時間を表す各自の第1タイムスタンプを含む。データパケットの年齢の推定は、現在時間システム及び最新のマーカーパケットの各第1タイムスタンプに基づいて算出され、そのマーカーパケットはそのデータパケットの前にデータストリームに挿入されたものである。
【選択図】 図1
Description
Tin−Tstamp<ΓR/2−Tsync ・・・(2)
ここで、Tinはデータパケット40の非拘束時間領域24への到来時間を表し、Tstampはデータパケットのタイムスタンプを表し、ΓRは短期的タイムスタンプのロールオーバー時間である。数式(2)を用いると、サイクル45を決定するために使用する最大許容時間TAは、次式(3)に記述されるように調整されてもよい:
TA=ΓR/2−Tsync ・・・(3)
サイクル45a,45bは実質的に同様であってもよい。しかしながら、サイクル45a,45bは互いに異なる長さであってもよい。例えば、サイクル45aがある特定の長さであり、サイクル45bが別の長さであってもよい。
データストリーム中の複数のデータパケットを、ある時間を表す各自の第1のタイムスタンプでマーキングするステップであって、前記の時間は、ノード、前記ノードの拘束領域及び前記ノードの非拘束領域より成る群から選択された領域に前記データパケットが入った時間であり、前記第1のタイムスタンプは第1のビット数より成るところのステップ;
複数のマーカーパケットを時間間隔をおいてデータストリームに挿入するステップであって、各マーカーパケットは、ある時間を表す各自の第2のタイムスタンプより成り、前記の時間はノード、前記ノードの拘束領域及び前記ノードの非拘束領域より成る群から選択された領域に前記マーカーパケットが入った時間であり、前記第2のタイムスタンプは第2のビット数より成り、前記第2のビット数は前記第1のビット数より大きく、前記時間間隔は、最大許容時間に実質的に等しいもの及び前記最大許容時間を実質的に下回るものより成る群から選択された期間より成り、前記マーカーパケットは更に複数の誤り訂正ビットより成るところのステップ;
データパケットの前にデータストリームに挿入された最新のマーカーパケットに関する、現在のシステム時間、前記各自の第1のタイムスタンプ及び前記各自の第2のタイムスタンプに基づいて、少なくとも1つのデータパケットについて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップであって、前記データパケットの前記年齢の算出は:
算出した年齢が最大許容時間に等しい又は超過する場合に前記データパケットを破棄するステップ;及び
算出した年齢が最大許容時間を下回る場合に前記データパケットを許容するステップ;
を有することを特徴とするデータパケットを処理するのに使用する方法。
複数のマーカーパケットを時間間隔をおいてデータストリームに挿入するステップであって、各マーカーパケットは、マーカーパケットが挿入された時間を表す各自の第1のタイムスタンプより成るところのステップ;及び
現在のシステム時間と、データパケットの前にデータストリームに挿入された最新のマーカーパケットの前記各自の第1のタイムスタンプとに基づいて、少なくとも1つのデータパケットについて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップ;
を有することを特徴とするデータパケットを処理するのに使用する方法。
データパケットがノードに入った時間を表す各自の第2のタイムスタンプで、前記データストリーム中の複数のデータパケットをマーキングするステップを更に有し;前記第1のタイムスタンプが前記第2のタイムスタンプより多くのビット数を有し;少なくとも1つのデータパケットについて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップが、現在のシステム時間、前記各自の第1のタイムスタンプ及び前記各自の第2のタイムスタンプに基づいて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップより成る
ことを特徴とする付記2記載の方法。
算出した年齢の推定値が最大許容時間に等しい又は超過する場合に、データパケットを破棄するステップ
を更に有することを特徴とする付記2記載の方法。
算出した年齢の推定値が最大許容時間を下回る場合に、データパケットを許容するステップ
を更に有することを特徴とする付記2記載の方法。
データパケットが前記ノードに入った時間を表す前記各自の第2のタイムスタンプは、前記ノード、前記ノードの拘束領域及び前記ノードの非拘束領域から選択された領域にデータパケットが入った時間を表す
ことを特徴とする付記2記載の方法。
マーカーパケットが挿入された時間を表す前記各自の第1のタイムスタンプは、前記ノード、前記ノードの拘束領域及び前記ノードの非拘束領域から選択された領域にマーカーパケットが入った時間を表す
ことを特徴とする付記2記載の方法。
データパケットの年齢の推定値を算出するステップが:
前記現在のシステム時間及び前記各自の第1のタイムスタンプの間の第1の差分を算出するステップ;
前記各自の第1のタイムスタンプ及び前記各自の第2のタイムスタンプの間の第2の差分を算出するステップ;及び
前記第1の差分及び前記第2の差分を加えるステップ;
を更に有することを特徴とする付記2記載の方法。
前記時間間隔が、最大許容時間に実質的に等しい期間より成る
ことを特徴とする付記2記載の方法。
前記時間間隔が、最大許容時間より短い期間より成る
ことを特徴とする付記2記載の方法。
前記マーカーパケットが更に複数の誤り訂正ビットより成る
ことを特徴とする付記2記載の方法。
データストリームを受信するよう動作するノード;及び
前記ノードに結合されるプロセッサ;
を備え、前記プロセッサは:
複数のマーカーパケットを時間間隔をおいてデータストリームに挿入するステップであって、各マーカーパケットは、マーカーパケットが挿入された時間を表す各自の第1のタイムスタンプより成るところのステップ;及び
現在のシステム時間と、データパケットの前にデータストリームに挿入された最新のマーカーパケットの前記各自の第1のタイムスタンプとに基づいて、少なくとも1つのデータパケットについて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップ;
を実行することが可能なデータパケットを処理するシステム。
データパケットがノードに入った時間を表す各自の第2のタイムスタンプで、前記データストリーム中の複数のデータパケットをマーキングするステップであって;前記第1のタイムスタンプが前記第2のタイムスタンプより多くのビット数を有するところのステップ;及び
現在のシステム時間、前記各自の第1のタイムスタンプ及び前記各自の第2のタイムスタンプに基づいて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップ;
を前記プロセッサが更に実行可能であることを特徴とする付記12記載のシステム。
算出した年齢の推定値が最大許容時間に等しい又は超過する場合に、データパケットを破棄するステップ
を前記プロセッサが更に実行可能であることを特徴とする付記12記載のシステム。
算出した年齢の推定値が最大許容時間を下回る場合に、データパケットを許容するステップ
を前記プロセッサが更に実行可能であることを特徴とする付記12記載のシステム。
データパケットが前記ノードに入った時間を表す前記各自の第2のタイムスタンプは、前記ノード、前記ノードの拘束領域及び前記ノードの非拘束領域から選択された領域にデータパケットが入った時間を表す
ことを特徴とする付記12記載のシステム。
マーカーパケットが挿入された時間を表す前記各自の第1のタイムスタンプは、前記ノード、前記ノードの拘束領域及び前記ノードの非拘束領域から選択された領域にマーカーパケットが入った時間を表す
ことを特徴とする付記12記載のシステム。
前記現在のシステム時間及び前記各自の第1のタイムスタンプの間の第1の差分を算出するステップ;
前記各自の第1のタイムスタンプ及び前記各自の第2のタイムスタンプの間の第2の差分を算出するステップ;及び
前記第1の差分及び前記第2の差分を加えるステップ;
を実行することで、前記プロセッサが、データパケットの年齢の推定値を算出するように更に実行可能であることを特徴とする付記12記載のシステム。
前記時間間隔が、最大許容時間に実質的に等しい期間より成る
ことを特徴とする付記12記載のシステム。
前記時間間隔が、最大許容時間より短い期間より成る
ことを特徴とする付記12記載のシステム。
前記マーカーパケットが更に複数の誤り訂正ビットより成る
ことを特徴とする付記12記載のシステム。
複数のマーカーパケットを時間間隔をおいてデータストリームに挿入するステップであって、各マーカーパケットは、マーカーパケットが挿入された時間を表す各自の第1のタイムスタンプより成るところのステップ;及び
現在のシステム時間と、データパケットの前にデータストリームに挿入された最新のマーカーパケットの前記各自の第1のタイムスタンプとに基づいて、少なくとも1つのデータパケットについて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップ;
を実行させる、データパケットを処理する論理プログラム。
データパケットがノードに入った時間を表す各自の第2のタイムスタンプで、前記データストリーム中の複数のデータパケットをマーキングするステップであって;前記第1のタイムスタンプが前記第2のタイムスタンプより多くのビット数を有するところのステップ;及び
現在のシステム時間、前記各自の第1のタイムスタンプ及び前記各自の第2のタイムスタンプに基づいて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップ;
を更に実行させることを特徴とする付記22記載の論理プログラム。
算出した年齢の推定値が最大許容時間に等しい又は超過する場合に、データパケットを破棄するステップ
を更に実行させることを特徴とする付記22記載の論理プログラム。
算出した年齢の推定値が最大許容時間を下回る場合に、データパケットを許容するステップ
を更に実行させることを特徴とする付記22記載の論理プログラム。
データパケットが前記ノードに入った時間を表す前記各自の第2のタイムスタンプは、前記ノード、前記ノードの拘束領域及び前記ノードの非拘束領域から選択された領域にデータパケットが入った時間を表す
ことを特徴とする付記22記載の論理プログラム。
マーカーパケットが挿入された時間を表す前記各自の第1のタイムスタンプは、前記ノード、前記ノードの拘束領域及び前記ノードの非拘束領域から選択された領域にマーカーパケットが入った時間を表す
ことを特徴とする付記22記載の論理プログラム。
前記現在のシステム時間及び前記各自の第1のタイムスタンプの間の第1の差分を算出するステップ;
前記各自の第1のタイムスタンプ及び前記各自の第2のタイムスタンプの間の第2の差分を算出するステップ;及び
前記第1の差分及び前記第2の差分を加えるステップ;
を実行させ、データパケットの年齢の推定値を算出させることを特徴とする付記22記載の論理プログラム。
前記時間間隔が、最大許容時間に実質的に等しい期間より成る
ことを特徴とする付記22記載の論理プログラム。
前記時間間隔が、最大許容時間より短い期間より成る
ことを特徴とする付記22記載の論理プログラム。
前記マーカーパケットが更に複数の誤り訂正ビットより成る
ことを特徴とする付記22記載の論理プログラム。
複数のマーカーパケットを時間間隔をおいてデータストリームに挿入する手段であって、各マーカーパケットは、マーカーパケットが挿入された時間を表す各自の第1のタイムスタンプより成るところの手段;及び
現在のシステム時間と、データパケットの前にデータストリームに挿入された最新のマーカーパケットの前記各自の第1のタイムスタンプとに基づいて、少なくとも1つのデータパケットについて、データパケットの年齢の推定値を算出する手段;
を備えることを特徴とするデータパケットを処理するのに使用するシステム。
15 入力データストリーム
20 ノード
22 時間拘束領域
24 時間非拘束領域
30 プロセッサ
40 データパケット
45 サイクル
50 マーカーパケット
60 制限的再配列FIFOキュー
62,65 データストリーム
Claims (5)
- 複数のマーカーパケットを時間間隔をおいてデータストリームに挿入するステップであって、各マーカーパケットは、マーカーパケットが挿入された時間を表す各自の第1のタイムスタンプより成るところのステップ;及び
現在のシステム時間と、データパケットの前にデータストリームに挿入された最新のマーカーパケットの前記各自の第1のタイムスタンプとに基づいて、少なくとも1つのデータパケットについて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップ;
を有することを特徴とするデータパケットを処理するのに使用する方法。 - データパケットがノードに入った時間を表す各自の第2のタイムスタンプで、前記データストリーム中の複数のデータパケットをマーキングするステップを更に有し;前記第1のタイムスタンプが前記第2のタイムスタンプより多くのビット数を有し;少なくとも1つのデータパケットについて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップが、現在のシステム時間、前記各自の第1のタイムスタンプ及び前記各自の第2のタイムスタンプに基づいて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップより成る
ことを特徴とする請求項2記載の方法。 - データストリームを受信するよう動作するノード;及び
前記ノードに結合されるプロセッサ;
を備え、前記プロセッサは:
複数のマーカーパケットを時間間隔をおいてデータストリームに挿入するステップであって、各マーカーパケットは、マーカーパケットが挿入された時間を表す各自の第1のタイムスタンプより成るところのステップ;及び
現在のシステム時間と、データパケットの前にデータストリームに挿入された最新のマーカーパケットの前記各自の第1のタイムスタンプとに基づいて、少なくとも1つのデータパケットについて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップ;
を実行することが可能なデータパケットを処理するシステム。 - 複数のマーカーパケットを時間間隔をおいてデータストリームに挿入するステップであって、各マーカーパケットは、マーカーパケットが挿入された時間を表す各自の第1のタイムスタンプより成るところのステップ;及び
現在のシステム時間と、データパケットの前にデータストリームに挿入された最新のマーカーパケットの前記各自の第1のタイムスタンプとに基づいて、少なくとも1つのデータパケットについて、データパケットの年齢の推定値を算出するステップ;
を実行させる、データパケットを処理する論理プログラム。 - 複数のマーカーパケットを時間間隔をおいてデータストリームに挿入する手段であって、各マーカーパケットは、マーカーパケットが挿入された時間を表す各自の第1のタイムスタンプより成るところの手段;及び
現在のシステム時間と、データパケットの前にデータストリームに挿入された最新のマーカーパケットの前記各自の第1のタイムスタンプとに基づいて、少なくとも1つのデータパケットについて、データパケットの年齢の推定値を算出する手段;
を備えることを特徴とするデータパケットを処理するのに使用するシステム。
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