JP2005033204A - 投影露光方法と投影露光システム - Google Patents

投影露光方法と投影露光システム Download PDF

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Abstract

【課題】 投影露光と非常に高い開口数とを可能にする投影露光方法と該方法に対応する投影露光システムとを提供する。
【解決手段】 半導体素子およびその他の微細構造部品を製造する方法において、投影対物レンズ(5)を用いて、該投影対物レンズの物体平面内に配置されるパターンの像が、前記投影対物レンズの像面(12)の領域内に配置される感光性基板上に投影される。この場合、投影対物レンズに設けられる露光用出射面(15)と基板に設けられる露光用入力結合面(11)との間において、少なくとも一時的に、前記出射面から出てくる光の光学的近接場の最大範囲より大きさおよび露光時間間隔において小さい有限の小作動距離(16)が設定される。その結果として、NA>0.8以上の領域において非常に高い開口数を有する投影対物レンズを非接触投影リソグラフィーに用いることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体素子およびその他の微細構造部品の製造方法と該方法を実施するための投影露光システムとに関する。
フォトリソグラフィー投影対物レンズは、数十年にわたって、半導体素子およびその他の微細構造部品の製造に用いられてきた。これらのレンズは、以下ではマスクまたはレチクルとも呼ばれるフォトマスクまたは被膜プレートのパターンを、感光性基板、たとえば感光層により被覆された半導体ウェーハ上に非常に高い解像度で縮小投影するという目的に供せられる。
さらに一層微細な約100nm以下の大きさの構造を製造するために、数多くの方法が行なわれている。第1に、投影対物レンズの像側の開口数(NA)をNA=0.8以上の範囲内において現在達成可能な値より大きくする試みがなされている。また、さらに一層短い動作波長、好ましくは260nm未満、たとえば248nm、193nm、157nmまたはそれより短い波長の紫外光が用いられている。最後に、解像度を高めるために、さらに他の手段、たとえば位相シフトマスクおよび/または斜め照明が用いられている。
193nm未満の領域における動作波長λの短波長化は、少数の十分に透明な材料、特にフッ化カルシウムまたはフッ化バリウム等のフッ化物結晶しか前記波長域用のレンズの製造に用いることができないため、困難になる。これらの材料は、限られた程度しか入手することができず、かつ193nm、特に157nmにおいて複屈折特性に関する問題を呈する。
開口数を増加させて実質的にNA=0.85より大きくすると、特に像付近のレンズに関して角負荷の限界に達する。開口数をNA=1の範囲までNA=0.95より大きくすることは、実施不能と見なされている。NA>1の開口数では、エッジおよびコマビームは、全反射により、もはや対物レンズから出力結合され得ない。
投影対物レンズと基板との間において浸液を使用することは、1を上回る開口数NAを実現するために理論的に用いられうる。しかしながら、液浸リソグラフィー用の実用的なシステムは、未だ公開されていない。
米国特許第5,563,684号 米国特許第5,094,536号
本発明の目的は、投影露光と非常に高い開口数とを可能にする投影露光方法と該方法に対応する投影露光システムとを提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、請求項1の特徴を有する投影露光方法と、請求項18の特徴を有する投影露光システムとを提供する。有利な開発形態は、従属請求項に記載されている。全ての請求項の語句表現は、参照により本明細書に含まれる。
発明を実施するための形態
半導体素子およびその他の微細構造部品を製造するための本発明にしたがった方法は:
所定のパターンを有するマスクを投影対物レンズの物体平面内に配置する段階と;
感光性基板を前記投影対物レンズの像面の領域内に配置する段階と;
前記パターンを所定の動作波長の紫外光を用いて照明する段階と;
前記投影対物レンズを利用して前記パターンの像を前記感光性基板上に投影する段階と;
前記投影対物レンズに設けられる露光用出射面と前記基板に設けられる露光用入力結合面との間において有限の作動距離を設定する段階とを有し、
前記作業距離は、露光時間中において少なくとも一時的に、前記出射面から出射する光の光学的近接場の最大範囲より小さい値に設定される。
したがって、本発明は、前記出射面のすぐ近傍に位置する照明光のエバネッセント場がリソグラフィープロセスに用いられる非接触投影露光プロセスを提案する。十分に小さい(有限の)作動距離であれば、全反射の幾何学的条件にかかわりなく、リソグラフィーに用いられる光部分を対物レンズの出射面から出力結合させ、かつ前記光部分をある距離をおいて直接隣接する入力結合面に入力結合させることが可能であることがわかった。
零に近い入力結合強度を有する照明光の入力結合は、NA=1を上回る開口数の場合には、動作波長λの約4倍に対応する作動距離において始まることが立証された。したがって、動作波長の4倍を下回る作動距離が、少なくとも一時的に設定されることが好ましい。特に、作動距離は、少なくとも一時的に、動作波長の約50%未満とされるべきである。動作波長の20%以下の作動距離が少なくとも一時的に設定されると、約20%以上の一般的な入力結合レベルを達成することが可能になる。リソグラフィーに用いられる領域は、現在利用可能なフォトレジスト材料に関して約20%の入力結合レベルから始まる。より高い結合効率を達成するためには、作動距離は、露光時間の少なくとも一部分において、動作波長の10%未満または5%未満とされるべきである。これに対応して、好ましくは、本明細書において提案される非接触近接場投影リソグラフィー用投影対物レンズは、動作波長またはそれ以下の領域内、たとえば約3nm〜約200nm、特に約5nm〜約100nmの一般的な作動距離を有する。一般に、作動距離を投影システムのその他の特性(投影対物レンズの出射面付近における特性、基板の入力結合面付近における特性)に合わせて、少なくとも10%の入力結合効率が達成されるようにすることが有利である。本明細書において、「入力結合効率」という用語は、対物レンズからの出力結合時およびレジスタへの入力結合時における主光線の透過率に対する最大エッジまたはコマ光線の透過率の比を示し、ここで、さまざまな方向の偏光(sおよびp成分)の平均値が考慮される。入力結合は、界面成分の偏光および屈折率の関数である。開口数NA>1.0において、接線偏光(p偏光に匹敵)は、実質的に、入力結合が浸液媒質を介するかまたは近接場を介して行なわれるかに関わりなく、より良好なコントラストを提供する。入力結合効率は、実質的に距離、偏光の程度および入射角によって変動しうる。入力結合効率が動作波長に対して標準化された近接場距離または作動距離の関数として示される下表の値は、NA>1.0において異なる入射角、偏光方向および平均屈折率にわたって平均化された指針値と見なされうる。
Figure 2005033204
近接場投影リソグラフィーにおいては、短い作動距離は、露光される表面全体にわたって可能な限り小さい局所的な距離変動を有して、入力結合される光の強度における局所的な変動が可能な限り小さく維持されなければならない。投影対物レンズの出射面は、好ましくは実質的に平坦であるため、実質的に平坦な入力結合面が、均一な作動距離を達成するための目標となる。露光される基板の表面が平坦ではない可能性があるにもかかわらず、これを達成するために、前記方法の1つの実施例において、少なくとも1つの平坦化層を用いて前記基板を被覆して、入力結合面としての役割を果たしうる実質的に平坦な基板面を作製する。単層または多層平坦化層は、フォトレジスト層またはレジスト層によって形成されうる。感光性レジスト材料に加えて、平坦化媒質としての役割を果たすとともに、実質的に動作波長に対する十分な透過性を有するが、それが適切である場合は、それ自体は露光によるいかなる構造的変化も示さない材料により製作される層を施すことも可能である。
適切な小作動距離を出射面と入力結合面との間において設定し、かつ維持するために、1つの開発形態において、特に小作動距離に適合せしめられる焦点合わせ技術が提供される。この技術を用いると、測定ビームは、投影対物レンズの物体側端部領域に、または出射面と入力結合面との間において、浅い角度で照射されて、焦点検出装置の入力結合システムから出射後に最初に適切な反射面間においてジグザグ状の経路を経て1回または複数回往復反射された後に焦点検出装置の出力結合システムへと通過するようになる。その結果として、たとえ作動距離が小さくても、相対的に大きい照射角を有する測定ビームが入力結合面へと向けられうる。さらにまた、斜入射光を用いる焦点検出システムが、このような方法で、非常に小さい作動距離を有する投影対物レンズに用いられうる。本出願人の好適な焦点検出システムは、独国特許出願第102 29 818号(米国特許出願第10/210,051号に対応)に開示されており、前記システムの特徴は、参照により本明細書に取り入れられる。
1つの実施例において、投影対物レンズの最後の光学素子は、焦点検出システムの透光性ビーム案内部として用いられる。この目的のために、前記最後の光学素子は、光軸に対して斜めに整合して焦点検出システムの測定ビームの入力結合および/または出力結合を行なう平坦面が少なくとも一箇所において構成される縁部領域を有しうる。入力結合面および出力結合面を介して、測定ビームは、前記最後の光学素子に結合されうるとともに、それが適切である場合は、前記最後の光学素子の境界面における1回または複数回の反射後に、出射面から出力結合され得、かつ基板の入力結合面における反射後に、それが適切である場合は、再び前記最後の光学素子に結合されうる。
1つの開発形態によれば、基板用、特に薄い半導体ウェーハ用の特定の保持技術が得られて、少なくとも露光時間の一部分において、露光される表面全体にわたって可能な限り均一な小作動距離が維持される。この基板保持装置は、基板の変形を制御して、所望の形状の入力結合面を能動的な態様で設定することを可能にする。特に、実質的に平坦な基板表面または入力結合面が作製されうる。この目的のために、1つの実施例においては、基板の能動的支持部が、支持部材の少なくとも3つの支持面上に設けられる。限定的な態様で変形されうる基板の場合に、該基板の表面を所望の、たとえば平坦な形状にするために、少なくとも1つの支持面の軸方向位置を特にその他の支持面に対して調節して、その上に配置される基板を変形させることができる。この基板保持装置およびその支持部材による入力結合面の形状および位置の正確な制御を達成するために、1つの開発形態においては、基板は、入力結合面と反対側の基板側において減圧を生じしめることにより、支持部材に圧接せしめられることとする。その後、基板は、入力結合面に対して下向きに加わる大気圧により、異なる高さに配置されうる支持面に押圧され、これによって基板の目標とされる変形が達成される。さらにまた、基板保持装置は、基板全体の軸方向の調整および/または1つ以上の軸のまわりにおける傾斜を可能にして、入力結合面を照明光の出射面と適正な空間的関係にすることができるようにされうる。
支持点制御を手段とする能動的な基板支持の可能性は数多くある。1つの可能性は、露光前に、露光される面、たとえばウェーハ表面を適切な測定方法、たとえば干渉法を用いて検査するとともに、然る後に、たとえば表面の変形が好ましくは平坦な所望の表面の形状を基準にして3nm未満になるように表面変形を最小限にすることによって構成される。その後、焦点合わせと、それが適切である場合はティルトと、露光とを行なうことができる。露光前および/または露光時に変形と一緒に焦点合わせおよび/または表面形状の検出を行なうことも同様に可能である。
小作動距離であることから、出射面の汚染の増加が起こりうる。これにより、結像品質と露光対象の基板のスループットとが低下する可能性がある。この場合の対策を提供するために、1つの開発形態においては、出射面が位置する最後の光学素子は、最後ではあるが1つの光学素子、たとえば平凸レンズが、たとえば密着により光学接触しうる相対的に薄い透明板によって形成されることとする。このような交換可能な端板は、取り外されて清浄化され、然る後に再び密着せしめられるか、または適切な時間周期でまた他の端板と交換されうる。光学的に中性の接合技術としての密着は、主としてNA>1の開口数が透過される場合に常に選択されるべきである。これに代わる方法として、前記薄板は、浸液媒質、たとえば浸液によって、最後ではあるが1つの光学素子に光学的に結合されうる。
汚染問題は、さらにまた、基板上に透明な平面板を配置して、基板と反対側の、該平面板の対物レンズ側平面板表面が入力結合面を形成するようにすることによって回避または軽減されうる。この平面板は、たとえば、基板の上面と少なくともいくつかの領域において物理的な接触が生じるように基板上に配置されうる。さらにまた、平面板の基板側平面板表面と基板の上面との間における領域を浸液媒質、たとえば純水によって部分的または完全に満たすことも可能である。この場合は、平行平面板または補助板とも呼ばれうる前記平面板を利用するときに、近接場により架橋される小作動距離は、補助板の対物レンズ側平面板表面と投影対物レンズの出射面との間において形成される。この変形態様の方法において、投影対物レンズの光学特性は、高解像度での結像が可能となるように、該レンズの出射面と露光される基板との間に挿入される媒質と調和せしめられる。全ての板は、ウェーハ上において、対物レンズから取り外される交換可能な板または補助板として対物レンズに設けられるか否かにかかわりなく、前記板と前記レンズとに同一または略同一の屈折率が与えられる場合は、肉厚の平凸対物レンズから分離されうる。このため、十分に肉厚の平凸レンズが、対物レンズの最後のレンズとして有利である。
前記平面板は、露光される基板の実質的に全面積が覆われる程度の大きさとされうる。この種の平面板は、繰り返し使用されうるが、適切な時間周期で、たとえば各露光サイクル後に清浄化されるべきである。たとえば、200mmまたは300mmのウェーハ直径を有する平面板を用いて半導体を製造することができる。すなわち、露光時において、投影対物レンズと平面板との間において相対的な変位が起こって、露光される基板の全ての領域が連続して露光される。補助板としての役割を果たす平面板を真空中における感光層の塗布および乾燥の直後に液浸させることなしに配置し、かつ前記補助板を自身上に配置されて有する基板を露光システムに移送することが可能である。この場合、前記補助板は、基板の保護板としての役割を果たし得、光学的近接場を介した2重の通過が行なわれる。
焦点ぼけの誤りを防ぐために、露光される基板部分は、可能な限り効果的に基板側平面板表面に当接せしめられるべきである。これが単に平面板を配置するだけでは達成され得ない場合は、基板を能動的に基板側平面板表面に押圧して、少なくとも露光時に物理的な接触を生じしめることも可能である。この目的のために、たとえば、基板を平面板と反対側の基板側面において平面板に押圧する過圧を生じしめることが可能である。この場合、前記物理的接触が基板表面全体にわたって維持される必要はない。いずれの場合も、露光される領域と、それが適切である場合は、その隣接領域とが押圧されるだけでよい。したがって、加圧液用の適切な出口ダクトを基板ホルダへと向かう投影対物レンズの光軸の延長領域に設けるだけで十分でありうる。
平面板または補助板は、透過率等の材料特性と均質性と寸法、清浄度および面平行度等の境界面特性とに関して高い光学的特性を有することが保証されなければならない。この補助板は、さらにまた、投影対物レンズを構成する際に光学設計の構成要素として光学的計算に取り入れられなければならない。投影対物レンズの最後の光学素子、たとえば平凸レンズと平行平面板との屈折率が、たとえば前記レンズがフッ化カルシウムにより製作され、補助板が石英ガラスによって製作されることから、互いに偏差を有する場合は、このことは、まさに最初から、または後の球面適応により、光学的計算において考慮に入れられなければならない。
前記およびさらに他の特徴は、特許請求の範囲に加えて本明細書の説明と図面とに示されている。
この場合、個別の特徴は、本発明の実施例の場合およびその他の分野において、それぞれそれ自体単独で、またはいくつかを組み合わせた形態で実施されうるとともに、それ自体が保護されうる実施例を有利に構成しうる。
図1に、高度集積回路素子を製造するのに用いられるウェーハステッパ1の形態をとるマイクロリソグラフィー用投影露光装置の線図が示されている。この投影露光装置1は、光源として157nmの動作波長を有するエキシマレーザ2からなるが、その他の動作波長、たとえば193nmまたは248nmも用いられうる。下流の照明システム3は、自身の出射面4において、下流の投影対物レンズ5のテレセントリック要件に見合う鮮鋭に境界設定された非常に均質な照明の大きい像フィールドを生じしめる。この照明システム3は、照明モードを選択するための装置を有するとともに、本例においては、可変コヒーレンス度を有する従来式照明とリングフィールド照明と二極または四極照明との間において切り換えられうる。前記照明システムの下流において、マスク6を保持および操作して、該マスクが投影対物レンズ5の物体平面4内に配置されるとともに該平面内において移動せしめられて横方向7の走査動作が行なわれるようにする装置が配置される。
マスク平面とも呼ばれる面4のさらに下流に、マスクの像をフォトレジスト層により占められたウェーハ10上に縮小倍率、たとえば4:1または5:1または10:1の縮尺で投影する縮小対物レンズ5が配置される。感光性基板としての役割をはたすウェーハ10は、フォトレジスト層を有する平坦な基板表面11が実質的に投影対物レンズ5の像面12と一致するように配置される。このウェーハは、該ウェーハをマスク6と同期的かつ前記マスクに対して平行に移動させるために、走査駆動装置からなる装置8により保持される。この装置8は、さらにまた、マニピュレータを含んで、前記ウェーハを前記投影対物レンズの光軸13に対して平行なz方向と前記軸に対して垂直なxおよびy方向とのいずれにも移動させる。光軸13に対して垂直に延在する少なくとも1つの傾斜軸を有するティルト装置が一体化される。
最後の透明な光学素子として、像面12の隣において、投影対物レンズ5は、その平坦な出射面15が投影対物レンズ5の最後の光学面となるとともに前記基板表面11から作動距離16の位置に配置される平凸レンズ14を有する(図2)。
作動距離16は、実質的に、投影露光装置の動作波長より小さく、かつ本実施例においては前記動作波長の約10%または約10〜約20nmの時間平均を有する。前記装置は、出射面15と基板上面11との間における物理的接触が確実に防がれるように構成されて、前記表面を損なわない非接触投影リソグラフィーを可能にする。
投影対物レンズ5は、0.90を超える開口数NAを有し、いくつかの実施例において、NAは、1.0を超える。したがって、高屈折率の浸液が用いられないため、開口数は、液浸リソグラフィーの場合より高くなる。約NA=1.7の領域において最大開口数がNA=(0.95*レジストの屈折率)となることが有利でありうる。従来の投影システムの場合は、NA≧1.0の条件下において、開口の縁部において光軸に対して斜めに進むエッジおよびコマ光線17は、高密度媒質から境界面15へと斜めに入射する全光強度が本質的に前記境界面において全反射されるため、対物レンズの出射面15から出力結合することができず、よって基板の入力結合面としての役割を果たす基板表面11に入力結合することができない。この問題は、本発明の場合には、作動距離16が、基板の入力結合面11が対物レンズの出射面15の光学的近接場の領域内に位置するほど小距離に選択されることによって回避される。出射面15と入力結合面11との間における距離16を、露光時間中において少なくとも一旦は約20%または15%または10%の値を下回る程度まで減少させると、露光に十分な光部分18を対物レンズから出力結合させ、かつ感光性基板に入力結合させることができる。たとえば、入力結合レベルは、動作波長の約20%の距離の場合は、約20%に達する。リソグラフィーに用いられる領域は、現在入手可能なレジスト材料の場合は、このレベルから始まる。
入力結合される光強度に関して低い公差を有する信頼性ある露光工程にするためには、作動距離16が狭い許容差で本質的に露光される表面全体にわたって維持されることが必要である。これを可能にするために、本明細書において説明される前記実施例の場合は、表面の微細構成にかかわりなく、照明光に対して実質的に平坦な入力結合面11を提供する平坦化技術が用いられる。図2の例において、ウェーハ10の表面は、先行する加工処理段階によってすでに階段状に構造化されている。次に、第1段階として、食刻された表面構造に、露光用照明光に対して透過性を有するが、照射を受けてもいかなる実質的な構造変化も起こさない平坦化レジストによって構成される層20が施される。この平坦化層20は、実質的に平坦な表面21を有しており、前記表面に、次に感光性フォトレジストによって構成される、均一な厚さの肉薄層22が施される。このフォトレジスト層の実質的に光学的に平坦な自由面11は、投影対物レンズから出力結合される露光用照明光の入力結合面を形成する。1つの実施例(図示せず)の場合は、フォトレジスト層が、最初に、それが適切である場合は予め構造化される半導体面に施された後に、前記層に、その表面が入力結合面11を形成する透明な平坦化フォトレジスト層が施される。いずれの場合も、平坦化技術により、非接触近接場投影リソグラフィー時において均一な露光を促進させる大体において平坦な入力結合面11が作製される。
図3において、非接触近接場投影リソグラフィーを促進させるとともに、本発明にしたがった投影露光システムの実施例の場合に、個別的に、または組み合わせて用いられうるさらに他の手段が説明されている。これらの手段は、非常に小さい作動距離の場合でも高い測定精度で作用する高精密焦点合わせ技術からなるとともに、さらにまた、露光される基板の目標とされる変形を行なって、実質的に平坦な基板表面を設定する機能を含む。
図3に示される実施例において、投影対物レンズは、二部構成の最後の光学素子を有する。この最後の光学素子は、球面状または非球面状の入射面と平坦な出射面321とを有する平凸レンズ320からなり、前記出射面に、透明な端板322が密着せしめられるか、または沈設により光学的に結合される。前記平凸レンズ320と端板322との間において、投影対物レンズの動作波長において反射防止作用を有するとともに、可視光波長領域、特に約633nmにおいて反射層として機能する多層状、単層状または勾配状のコーティング323が配置される。端板322は、平坦な段を備えるとともに、その外方突出部分が投影対物レンズの出射面315を形成する出射側を有する。この出射側の縁部には、動作波長において反射防止作用を有するとともに、可視光、たとえば633nmに対して反射層として機能するコーティング324が施される。
この実施例において、端板322は、投影対物レンズの像面312と該像面の領域内に配置されるウェーハ310の入力結合面311との間における偏差を検出する役割を果たす焦点検出システム340の透光可能な機能部として用いられる。この干渉型焦点検出システム340の測定結果は、たとえばウェーハをz方向(投影対物レンズの光軸に対して平行方向)に適切に移動させ、かつ/または投影対物レンズを光軸に沿ってウェーハに対して移動させることにより、投影対物レンズとウェーハとの間における相対的な位置を補正する基礎として用いられうる。前記焦点検出システムは、フィゾーの面342を有する入力結合/出力結合光学素子341と偏向鏡343と再帰反射鏡としての役割を果たす鏡344とからなる。焦点検出システムの測定光(633nmの波長のレーザ光)を端板322に入力結合および出力結合させるために、前記端板322は、自身の縁部において、互いに反対側に配置されるとともに、焦点検出システムの測定ビーム347が入力結合面に対して実質的に垂直な態様で入力結合または出力結合されるように整合せしめられる平坦な入力結合/出力結合面345、346を有する。
焦点検出システム340は、測定ビーム347が、反射作用を有する基板の入力結合面311に斜めに衝突するとともに前記面から反射される干渉計システムである。出射面315と入力結合面311との間における距離の変化は、測定ビームにおける波長の変動として観察され、前記変動が検出されるとともに、干渉法により評価されうる。測定ビームは、下方から板322に鏡343と入力結合面345とを介して斜めに結合されるとともに、前記板の内部においてジグザグ状のビーム形状を有し、この場合には、測定ビームは、レンズ側の反射コーティング323と出射側のコーティング324との間において繰り返し反射される。システムの光軸312付近の中央測定領域において、測定ビームは、板322から出射して、入力結合面311に衝突し、前記入力結合面から反射されて、然る後に再び端板322に入射する。出力結合面346から出射した後に、前記ビームは、鏡344により再帰反射され、繰り返し偏向されてジグザグ状の態様で進んだ後に入力結合/出力結合光学素子341に入射して評価される。干渉ビーム経路の開口数は、作動距離316に見合うものとされることが有利であり、たとえば、λ/5を下回る作動距離の場合は、干渉ビーム経路の開口数を1より大とすること、または4λ〜5λを上回る距離316の場合は、干渉計システムの開口数を1未満とすることが可能である。この設計は、それが適切である場合はシリコンによって構成されうる平面鏡に関して較正され得、その場合は、前記鏡そのものが、PV<5nmより高い表面精度を有することとし、かつnm単位で位置決めされうる。レジストの屈折率は、非常に高くなりうるため、一般にレジストにより十分に良好な反射が得られる。
投影対物レンズの出射側が反射および光導波素子として焦点検出システムに取り入れられることにより、測定ビーム347は、測定ビームが投影対物レンズの出射面とウェーハ面との間において斜入射により直接入射する従来の焦点検出システムによって可能な照射角より実質的に大きい入射角でウェーハ面311に入射しうる。これにより、非常に小さい作動距離にもかかわらず、相対的に高い測定精度が達成されうる。
非常に肉薄であり、以って可撓性を有しうる基板の場合、たとえば半導体ウェーハの場合でも実質的に平坦な入力結合面311を得るために、図示された実施例の場合は、装置360を配設して、制御支持点によってウェーハが能動的に支持され、この装置を利用して、必要に応じてウェーハの目標とされる変形が行なわれうる。基板保持装置に一体化される前記装置360は、規則的な二次元配列に配置されるとともに自身の上端部において支持対象のウェーハ310が配置される支持面362を有する多数の支持部材361からなる。各々の支持部材は、電気駆動可能な作動装置、たとえば圧電素子を利用してその他の支持部材から独立して高さ調節されうる。これらの調節素子は、焦点検出システム340の測定結果に基づく入力信号を処理する共通の制御装置363によって駆動される。その結果として、制御ループが創出され、この場合は、ウェーハが距離測定および/または表面形状の測定の結果にしたがって調節および/または変形されて、実質的に平坦な入力結合面311が得られるようになる。支持部材の調節がウェーハ310の変形に直接的な効果を持つことを保証するために、支持部材は、自身の支持面の領域において、ウェーハの裏側に対して吸引カップの態様で作用するようにされる。この目的のために、支持面の領域において開口するとともに、吸引装置(図示せず)に接続される圧力ダクト364が、各支持部材361内において延在する。吸引装置は、配管システム364内において、ウェーハ310が支持部材の支持面に確実に付着して剥離しないことを保証する減圧を生じしめる。基板の交換を容易にするために、この圧力システムは、一時的に常圧または過圧に切り換えられて、支持部材からのウェーハの取り外しを容易にするか、または前記取り外しを能動的に促進させうる。
入力結合面311の所望の表面形状の設定は、さまざまな方法で行なわれうる。適切な測定方法、たとえば干渉計またはまた他の光学距離測定を利用して、露光されるウェーハ表面311に表面変形がないかどうかを露光前に検査するとともに、能動的なウェーハ支持体を利用して、表面変形が補正可能な所定の制限値未満、たとえば3nm以下に保たれるように変形させることができる。一旦ウェーハ表面がこのようにして設定されると、焦点合わせと、それが適切である場合はティルトと露光とが行われうる。レーザ露光前および/または露光時に変形を行なって所望の表面形状に設定すると同時に、併せて焦点合わせと、それが適切である場合はティルト等とを行なうことも可能である。
入力結合面311の目標とされる変形を可能にする能動的なウェーハ支持は、投影対物レンズにより特定量の像面湾曲が残存する場合に、ペッツヴァルの補正にも用いられうる。したがって、装置360を用いて、たとえば、入力結合面311に関して非無限の大曲率半径(対物レンズに対して凸または凹)を設定することもできる。さらにまた、走査システムに関して円柱状の湾曲を設定することもできる。
ウェーハの目標とされる変形を可能にするシステムは、本質的に周知である。米国特許第5,094,536号または米国特許第5,563,684号に、例が示されている。これらのシステムは、適切な改良を加えれば、本発明の実施例においても用いられうる。これらの文献の開示内容は、参照により、本明細書に取り入れられる。
非接触近接場投影リソグラフィーの場合は、投影対物レンズの出射面と紫外光により照射される化学物質との間における作動距離が小さいことから、対物レンズの出射側の急速な汚染が起こり得、以ってウェーハのスループットと結像性能とが低下しうる。汚染によって引き起こされる不利益を減少させるひとつの可能性は、最後の光学素子として、最後ではあるが1つの素子上に密着せしめられるとともに、前記素子から取り外されることによって容易に交換されうる薄い平面板を配設することによって構成される。この交換可能な板を密着させる代わりに、最後のレンズ素子(平凸レンズ)に浸液を介して光学接触させてもよい。この交換可能な素子は、「汚れ防止トラップ」としての役割を果たしうるとともに、取り外されて清浄化され、再び密着または適用されるか、または別の素子と交換されうる。この交換可能な板と隣接する光学素子との間における継ぎ目のない光学接触は、特にNA>1の大開口数の透過を可能にする唯一の方法であるため、特に重要である。
平坦な入力結合面を提供することと汚染問題を最小限に抑えることとを同時に達成する可能性は、図4を参照して説明される。この変形態様の方法の場合は、透明な材料によって構成される肉薄または相対的に肉厚の平行平面板400が、露光される基板410上またはレジスト層上に置かれる。この変形態様において、光学的近接場により架橋される幅狭の架橋ガス空間(作動距離416)は、平面板の対物レンズ側平面板表面411と対物レンズの好ましくは平坦な出射面415との間において形成される。したがって、たとえばλ/10〜λ/20のこの薄い空隙は、もはやレジスト層(または平坦化層)の直前ではなしに、たとえば前記層から約1ミリメートル以上の大きさの、より大きい距離をおいて位置する。前記平面板をレジスト層または平坦化層の上に直接配置すると、可能性として一部の領域において、直接的な光学接触がもたらされうるように、わずかな距離をおいた仮想的な光学接触がもたらされうる。後者の場合は、光学的近接場は、主として動作波長のλ/20をはるかに下回る距離をおいて位置することになり、したがって、前記近接場を介した露光が可能になる。補助板としての役割を果たす平面板400は、繰り返し使用されうるとともに、各露光サイクル後に注意深く清浄化されなければならない。この平行平面板400は、好ましくは、露光される基板の表面全体を覆うような寸法とされ;その結果として、半導体の構造化に用いられる補助板は、約200nm〜300nm以上の範囲内の直径を有しうる。この補助板は、真空中におけるレジスト材料の塗布および乾燥直後にレジスト層の上に配置され得、ウェーハは、補助板を配置されて有する基板保持装置内に取り付けられうる。
平面板400が十分な厚さと曲げ剛性とを有して製作される場合は、露光される基板の領域を基板側平面板表面421に押圧するだけで十分でありうる。この目的のために、図示されている実施例の基板保持装置は、ウェーハ露光領域内、すなわち基板保持装置の平坦な表面441上において投影対物レンズの光学軸の領域内の圧力ポケット442に開口する多数の圧力チャネルを含む圧力装置440からなる。露光される基板と投影対物レンズとの間における相対的な変位は、この変形態様において、安定な補助板400とリソグラフィー用対物レンズの平坦な出射面415との間においてもたらされる。
図示された例において、平面板400は、フォトレジスト層上に、間隙を有さずに直接配置されるが、平行平面板を、平坦化されているが露光されていないウェーハ上に、浸液、たとえば適切な浸液を介在させて配置することも可能である。相対的な変位は、像面412から数ミリメートル上方の小さい空隙416を介して継続的に行なわれる。この変形態様は、浸液が使用されないにもかかわらず、露光が周知の高速で行なわれうるという利点を有する。浸液の導入および除去は、走査装置の外側において、たとえば現行の露光と同時に行なわれうる。この変形態様を用いると、NA>1.0の開口数でも、現在達成可能な、たとえばウェーハ(直径300mm)約140個毎時のスループットを達成することが可能になりうる。これは、現在は1.0未満の開口数でのみ達成可能なスループットに対応する。
補助板401と投影対物レンズの出射面415との間における部品の偶発的な密着と間隙の制御不能な変化とを防ぐために、図示された実施例において、光学的に中性の保護層として設計されるとともに、たとえばλの光学的層厚さを有しうるフッ化マグネシウム製の薄い層450、451が、投影対物レンズの出射面415と補助板400の対物レンズ側平面板表面411との両方に施されることとなる。
数個の例を用いて説明されたところの本発明の投影システムは、非常に高い開口数、特にNA>1、たとえばNA=1.7を最大とするNA=1.1以上の開口数での投影露光を可能にする。純屈折(ジオプトリック)およびカタジオプトリックのいずれの投影対物レンズも非接触近接場投影リソグラフィーに用いられうる。
本発明の1つの実施例にしたがったマイクロリソグラフィー用投影露光装置の線図である。 投影対物レンズの像側端部と露光される基板との間における遷移領域の拡大線図である。 本発明の1つの実施例にしたがった焦点検出システムとウェーハ変形制御装置との線図である。 本発明の1つの実施例にしたがった投影露光時における透明平面板の使用を示す線図である。
符号の説明
1 投影露光装置
2 エキシマレーザ
3 照明システム
5 投影対物レンズ
6 マスク
10、310 ウェーハ
11、311、345 入力結合面
12、312、412 像面
13 光軸
14、320 平凸レンズ
15、315、321、415 出射面
16、316、416 作動距離
322 端板
340 焦点検出システム
341 入力結合/出力結合光学素子
343 偏向鏡
346 出力結合面
347 測定ビーム
360 装置
361 支持部材
362 支持面
363 制御装置
364 圧力ダクト
364 配管システム
400 平行平面板
410 基板
411 対物レンズ側平面板表面
421 基板側平面板表面
440 圧力装置
442 圧力ポケット

Claims (33)

  1. 半導体素子およびその他の微細構造部品を製造する方法において:
    所定のパターンを有するマスクを投影対物レンズの物体平面内に配置する段階と;
    感光性基板を前記投影対物レンズの像面の領域内に配置する段階と;
    所定の動作波長の紫外光を用いて前記パターンを照明する段階と;
    前記投影対物レンズを利用して前記パターンの像を前記感光性基板上に投影する段階と;
    前記投影対物レンズに設けられる露光用出射面と前記基板に設けられる露光用入力結合面との間において有限の作動距離を設定する段階とからなり、
    前記作動距離は、露光時間中において少なくとも一時的に、前記出射面から出射する光の光学的近接場の最大範囲より小さい値に設定される方法。
  2. 少なくとも一時的に、前記動作波長の4倍未満、好ましくは少なくとも一時的に前記動作波長の約50%未満、特に少なくとも一時的に前記動作波長の約20%以下の作動距離が設定される請求項1に記載の方法。
  3. 前記基板が、少なくとも1つの平坦化層により被覆されて、入力結合面として用いられうる実質的に平坦な基板表面が作製されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記投影対物レンズの前記像面と前記入力結合面との間における偏差の光学的検出を含み、前記検出は、好ましくは、前記投影対物レンズの前記出射面と前記入力結合面との間における間隙に少なくとも1つの測定ビームを斜め照射することと、前記測定ビームを前記基板表面における反射後に検出することとからなり、前記照射は、検出前に前記測定ビームが前記基板表面において少なくとも1回かつ前記測定光を反射する前記投影対物レンズの反射面において少なくとも1回反射されるように行なわれる請求項1〜3の1項に記載の方法。
  5. 前記投影対物レンズの最後の光学素子は、焦点検出システムの透光性ビーム案内要素として用いられる請求項4に記載の方法。
  6. 前記基板の変形を制御して、所定の形状の前記基板表面を作製すること、特に入力結合面として使用されうる実質的に平坦な基板表面を作製することを特徴とする請求項1〜5の1項に記載の方法。
  7. 前記基板を支持部材の少なくとも3つの支持面上において能動的に支持することと、少なくとも1つの前記支持面の軸方向の位置をその他の支持面に対して調節して、所望の形状の前記基板表面を設定することとを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記基板の変形制御は、露光前および/または露光時に行なわれることを特徴とする請求項6または7に記載の方法。
  9. 前記基板が、前記基板の前記入力結合面と反対側において減圧を生じしめることによって少なくとも3つの支持部材の支持面に押圧される段階を含む請求項6〜8の1項に記載の方法。
  10. 肉薄の透明板と前記投影対物レンズの最後ではあるが1つの光学素子との間において光学的接触を生じしめて、前記出射面が位置する前記最後の光学素子が前記肉薄の透明板によって形成されるようにする段階と;
    少なくとも1回の露光を行なう段階と;
    前記肉薄の板を交換して、特に板の劣化を除去する段階、特に前記出射面上の汚染物質を取り除く段階とを含む請求項1〜9の1項に記載の方法。
  11. 光学的接触は、密着によってもたらされる請求項10に記載の方法。
  12. 光学的接触は、前記最後ではあるが1つの光学素子と前記肉薄の板との間において導入される浸液、特に超純水を利用してもたらされる請求項10に記載の方法。
  13. 透明な平面板を前記基板上に配置して、前記基板と反対側の前記平面板の対物レンズ側平面板表面が前記入力結合面を形成するようにする段階を含む請求項1〜12の1項に記載の方法。
  14. 前記平面板は、前記基板上において、前記基板の上面と少なくとも何らかの領域において物理的に接触するように配置される請求項13に記載の方法。
  15. 前記平面板の基板側平面板表面と前記基板の前記上面との間における領域は、部分的または完全に、浸液媒質によって満たされ、好ましくは超純水が浸液媒質として用いられる請求項13または14に記載の方法。
  16. 露光される前記基板の実質的に全面積を覆う平面板が用いられ、相対的な変位が、好ましくは露光時に前記投影対物レンズと前記平面板との間において行なわれて、露光される前記基板の全ての領域が連続して露光される請求項13〜15の1項に記載の方法。
  17. 前記平面板の基板側平面板表面に前記基板を能動的に押圧して、少なくとも露光時に物理的接触を生じしめることを特徴とする請求項13〜16の1項に記載の方法。
  18. 投影対物レンズの物体平面内に配置されるパターンを所定の動作波長の紫外光を利用して前記投影対物レンズの像面に投影する投影露光システムにおいて、
    前記投影対物レンズは、光軸(13、313)に沿って配置され、かつ前記投影対物レンズに設けられるとともに前記投影対物レンズの出射面(15、315、415)を形成する前記投影対物レンズの最後の光学素子(14、322)を含む多数の光学素子からなり、
    前記投影対物レンズは、前記出射面と前記像面(12、312、412)との間における有限の作動距離(16、316、416)が、前記出射面から出射される光の光学的近接場の最大範囲より小さくなるように設計される投影露光システム。
  19. 前記作動距離は、前記動作波長の4倍未満、好ましくは前記動作波長の約50%未満、特に前記動作波長の約20%以下である請求項18に記載の投影露光システム。
  20. 前記投影対物レンズ(5)は、NA>0.85、好ましくはNA>0.95、特にNA≧1の像側開口数を有する請求項18または19に記載の投影露光システム。
  21. 前記投影対物レンズの前記像面と前記像面の領域内に配置される前記入力結合面(11、311)との間における偏差を光学的に検出する焦点検出システム(340)であって:
    前記入力結合面(11、311)において反射されることを意図される少なくとも1つの測定ビーム(347)を前記投影対物レンズの前記出射面(15、315)と前記入力結合面(11、311)との間における間隙に斜め照射する入力結合システムと;
    前記測定ビームを前記入力結合面(11、311)における反射後に検出する出力結合システムとからなり、
    前記入力結合システムと前記出力結合システムとは、前記測定ビームが、前記出力結合システムに入射する前に前記基板に設けられる前記入力結合面(11、311)において少なくとも1回かつ前記測定光を反射する前記投影対物レンズの反射面(324、323)において少なくとも1回反射されるように設計および配置される焦点検出システムを特徴とする請求項16〜18の1項に記載の投影露光システム。
  22. 前記投影対物レンズの前記最後の光学素子(322)は、少なくとも1つの領域において、前記焦点検出装置の前記測定光を反射するコーティング(324)を有する出射側を有し、前記コーティングは、好ましくは前記投影対物レンズの前記動作波長に関して反射を減少させる作用をする請求項21に記載の投影露光システム。
  23. 前記焦点検出システム(340)は、前記投影対物レンズの最後の光学素子(322)を透光性ビーム案内部として含む請求項21または22に記載の投影露光システム。
  24. 前記投影対物レンズは、前記光軸(313)に対して斜めに整合する、前記焦点検出システムの測定ビーム(347)の平坦な入力結合面および/または出力結合面(345、346)が少なくとも1点において構成される縁部領域を有する最後の光学素子を有する請求項21〜23の1項に記載の投影露光システム。
  25. 前記基板(310)を能動的に支持する装置(360)であって、前記基板の変形を制御して、所定の形状、特に平坦な形状の前記基板表面(311)を作製するために設けられる装置(360)を特徴とする請求項18〜24の1項に記載の投影露光システム。
  26. 前記装置(360)は、前記基板(310)に対する支持面(362)を有する多数の支持部材(361)からなり、支持部材の高さは、互いに独立して調節されうる請求項25に記載の投影露光システム。
  27. 前記装置(360)は、前記基板(310)を前記支持部材(361)の前記支持面(362)上に能動的に吸引する吸引装置からなる請求項25または26に記載の投影露光システム。
  28. 前記基板(310)を能動的に支持する前記装置(360)は、焦点検出システム(340)の測定信号にしたがって制御されうる請求項25〜27の1項に記載の投影露光システム。
  29. 前記基板(410)上において配置され得、かつ前記動作波長の光を透過する材料によって構成され、かつ前記基板上において、前記入力結合面が自身の対物レンズ側平面板表面(411)によって形成されるように配置されうる少なくとも1つの平面板(400)が設けられる請求項18〜28の1項に記載の投影露光システム。
  30. 前記平面板(400)は、露光される前記基板の実質的に全表面を覆うような寸法とされ、前記平面板は、好ましくは少なくとも150mm、好ましくは少なくとも200mm、特に約200mm〜約300mmの直径を有する請求項29に記載の投影露光システム。
  31. 前記投影対物レンズの前記出射面(415)および/または前記平面板(400)の対物レンズ側平面板表面(411)上に、前記表面が物理的に接触した場合に互いに密着することを防ぐコーティング(450、451)が施され、前記コーティングは、好ましくはフッ化マグネシウムによって構成される請求項18〜30の1項に記載の投影露光システム。
  32. 前記基板を保持する基板保持装置(410)は、前記基板保持装置の好ましくは平坦な表面(441)と該表面上に配置される基板(410)との間において過圧を生じしめる圧力装置(440)からなる請求項18〜31の1項に記載の投影露光システム。
  33. 260nm未満、特に248nm、193nmまたは157nmの動作波長用に設計される請求項18〜32の1項に記載の投影露光システム。

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