JP2005032028A - 指針回転式メータの指針値読取方法、指針回転式メータの指針値読取装置及びメータ指針値読取プログラム - Google Patents
指針回転式メータの指針値読取方法、指針回転式メータの指針値読取装置及びメータ指針値読取プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 装置構成が簡単で、新たに、メータを取り付ける必要が無く、かつ複雑な画像処理を行うことなく、簡便に、かつ安全に指針回転式メータの指針値を読み取ること。
【解決手段】 指針回転式メータの指針を含む表示部を撮像するビデオカメラ1と、指針の回転角と計量値との関係を示すテーブルが格納されているROM201と、撮像された画像の輝度データを画素単位に記憶する画像メモリ204と、撮像された画像における指針の回転中心から異なる半径の円周で囲まれた指針と交差する帯状部分の輝度を計測し、前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分を前記指針の位置として特定して基準位置からの指針の回転角を求め、予め記憶されている指針の回転角と計量値との関係から現在の前記指針の表示する計量値を求めるCPU200とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 指針回転式メータの指針を含む表示部を撮像するビデオカメラ1と、指針の回転角と計量値との関係を示すテーブルが格納されているROM201と、撮像された画像の輝度データを画素単位に記憶する画像メモリ204と、撮像された画像における指針の回転中心から異なる半径の円周で囲まれた指針と交差する帯状部分の輝度を計測し、前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分を前記指針の位置として特定して基準位置からの指針の回転角を求め、予め記憶されている指針の回転角と計量値との関係から現在の前記指針の表示する計量値を求めるCPU200とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、指針により電流、電圧、電力量等の計量値を表示する建物に設置される指針回転式メータの指針値読取方法及び指針回転式メータの指針値読取装置に関する。
最近の電力計等のメータ類には、ディジタル出力端子を持つものも多いが、既存ビルのメータ類にはディジタル出力端子を有するものは少ない。そこで、既存ビルの省エネルギー診断等を客先で行う場合に、電力線にディジタル出力端子を有するメータを設置してエネルギー計測を行っている。
また、円盤型針式メータの映像を撮像して指針値を自動検針する自動検針装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、円盤型針式メータの映像を撮像して指針値を自動検針する自動検針装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、メータの計量情報を表示する表示体を含む撮像対象範囲を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の画像情報に基づいて、前記撮像対象範囲内における前記表示体の位置を特定するための検索処理、及び、その検索処理によって位置が特定された前記表示体の表示情報を読み取る読取処理を実行する画像処理手段とが設けられているメータ情報自動読取装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−288777号公報
特開2002−288629号公報
しかしながら、上述した電力線にディジタル出力端子を有するメータを設置する方法では、省エネルギー診断等の一時的な測定のために新たなメータを取り付ける必要が有る等、手間がかかり、また危険も伴うという問題が有った。
また、特許文献1に記載の自動検針装置では、画像処理が複雑であるという問題が有る。
さらに、特許文献2に記載のメータ情報自動読取装置では、画像処理が複雑であり、装置が大掛かりであるという問題が有る。
また、特許文献1に記載の自動検針装置では、画像処理が複雑であるという問題が有る。
さらに、特許文献2に記載のメータ情報自動読取装置では、画像処理が複雑であり、装置が大掛かりであるという問題が有る。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、装置構成が簡単で、新たに、メータを取り付ける必要が無く、かつ複雑な画像処理を行うことなく、簡便に、かつ安全に指針回転式メータの指針値を読み取ることができる指針回転式メータの指針値読取方法、指針回転式メータの指針値読取装置及びメータ指針値読取プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、指針により計量値を表示する指針回転式メータの指針値を読み取る指針回転式メータの指針値読取方法であって、指針回転式メータの指針を含む表示部を撮像し、該撮像された画像における前記指針の回転中心から異なる半径の円周で囲まれた前記指針と交差する帯状部分の輝度を計測し、前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分を前記指針の位置として特定して基準位置からの指針の回転角を求め、予め記憶されている指針の回転角と計量値との関係から現在の前記指針の表示する計量値を求めることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の指針回転式メータの指針値読取方法において、前記輝度の計測対象となる帯状部分が、前記メータの回転中心からの半径が前記指針の先端部に近い距離となるように設定されることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2の何れかに記載の指針回転式メータの指針値読取方法において、前記輝度の計測対象となる帯状部分が、前記メータの目盛および文字を含まないように設定されることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の指針回転式メータの指針値読取方法において、前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分が、指針の回転方向に幅を有する場合、前記回転方向の幅の中心を、前記指針の位置として特定することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の指針回転式メータの指針値読取方法において、指針回転式メータの指針を含む表示部全体が、撮像した画像内で移動する場合には、予め前記指針回転式メータの表面に取り付けたマーカの移動距離および向きと等しく前記指針の回転中心および円周の座標を移動させることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、指針により計量値を表示する指針回転式メータの指針値を読み取る指針回転式メータの指針値読取装置であって、指針回転式メータの指針を含む表示部を撮像する撮像手段と、前記指針の回転角と計量値との関係を示すテーブルまたは該関係を変換する式が格納されている記憶手段と、前記撮像された画像の輝度データを画素単位に記憶する画像メモリと、前記撮像された画像における前記指針の回転中心から異なる半径の円周で囲まれた前記指針と交差する帯状部分の輝度を計測し、前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分を前記指針の位置として特定して基準位置からの指針の回転角を求め、予め記憶されている指針の回転角と計量値との関係から現在の前記指針の表示する計量値を求める演算手段とを有することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の指針回転式メータの指針値読取装置において、前記入力手段により、前記輝度の計測対象となる帯状部分が、前記回転中心からの半径が前記指針の先端部に近い距離となるように設定されることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の指針回転式メータの指針値読取装置において、前記入力手段により、前記輝度の計測対象となる帯状部分が、前記メータの目盛および文字を含まないように設定されることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の指針回転式メータの指針値読取装置において、前記演算手段は、前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分が、指針の回転方向に幅を有する場合、前記回転方向の幅の中心を、前記指針の位置として特定することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項6に記載の指針回転式メータの指針値読取装置において、前記演算手段は、指針回転式メータの指針を含む表示部全体が、撮像した画像内で移動する場合には、予め前記指針回転式メータの表面に取り付けたマーカの移動距離および向きと等しく前記指針の回転中心および円周の座標を移動させることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、指針により計量値を表示する指針回転式メータの指針値を読み取るためのメータ指針値読取プログラムであって、撮像された指針回転式メータの指針を含む表示部の画像における前記指針の回転中心から異なる半径の円周で囲まれた前記指針と交差する帯状部分の輝度を計測する第1のステップと、前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分を前記指針の位置として特定して基準位置からの指針の回転角を求める第2のステップと、予め記憶されている指針の回転角と計量値との関係から現在の前記指針の表示する計量値を求める第3のステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、指針回転式メータの指針を含む表示部を撮像し、該撮像された画像における前記指針の回転中心から異なる半径の円周で囲まれた前記指針と交差する帯状部分の輝度を計測し、前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分を前記指針の位置として特定して基準位置からの指針の回転角を求め、予め記憶されている指針の回転角と計量値との関係から現在の前記指針の表示する計量値を求めるようにしたので、装置構成が簡単で、新たに、メータを取り付ける必要が無く、かつ複雑な画像処理を行うことなく、簡便に、かつ安全に指針回転式メータの指針値を読み取ることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態に係る指針回転式メータの指針値読取装置の構成を図1に示す。本発明の実施形態に係る指針値読取装置は、指針回転式メータ3の指針を含む表示部を指針回転式メータ3に正対して撮像するビデオカメラ1と、ビデオカメラ1により撮像された画像データを処理するデータ処理装置2とを有している。本実施形態では、指針回転式メータ3は電力計であるものとする。
データ処理装置2は、CPU200と、ROM201と、RAM202と、A/D変換器203と、画像メモリ204と、表示部205と、入力部206と、プリンタ207とを有している。
ROM201は、各種制御プログラム及び固定データが格納されている。また、ROM201には、図4に示す指針回転式メータの目盛の基準位置(基線X−X’)からの回転角度θ(°)と指針が指示する電力量との関係を示す角度/電力量変換テーブル及び、指針回転式メータ3の指針値の読み取りを行うメータ指針値読取プログラムが格納されている。
ROM201は、各種制御プログラム及び固定データが格納されている。また、ROM201には、図4に示す指針回転式メータの目盛の基準位置(基線X−X’)からの回転角度θ(°)と指針が指示する電力量との関係を示す角度/電力量変換テーブル及び、指針回転式メータ3の指針値の読み取りを行うメータ指針値読取プログラムが格納されている。
RAM202には、CPU200による演算処理結果や入力部206により入力されるデータ等が一時的に記憶される。画像メモリ204には、ビデオカメラ1により撮像された画像データが記憶されるようになっている。
表示部205は、各種データや、指針回転式メータ3の読取値が表示されるようになっている。
表示部205は、各種データや、指針回転式メータ3の読取値が表示されるようになっている。
入力部206は、テンキー、文字キー、機能キー、電源のON/OFFキー等を有している。
CPU200は、ROM201に格納されている制御プログラムを実行することにより各部を制御し、メータ指針値読取プログラムを実行することにより指針回転式メータ3の自動読取機能を実現する。
CPU200は、ROM201に格納されている制御プログラムを実行することにより各部を制御し、メータ指針値読取プログラムを実行することにより指針回転式メータ3の自動読取機能を実現する。
ビデオカメラ1は、本発明の撮像手段に、CPU200は、本発明の演算手段に用いられる。
CPU200と、ROM201と、RAM202と、A/D変換器203と、画像メモリ204と、表示部205と、入力部206と、プリンタ207とはバス210により相互に接続されている。
CPU200と、ROM201と、RAM202と、A/D変換器203と、画像メモリ204と、表示部205と、入力部206と、プリンタ207とはバス210により相互に接続されている。
次に、データ処理装置2における指針回転式メータ3の指針値読取時の動作について説明する。この動作は、CPU200がROM201に格納されている図2及び図3に示すメータ指針値読取プログラムを実行することにより行われる。図2及び図3のフローチャートを参照してその処理内容について説明する。メータ指針値読取プログラムが起動されると、まず入力部206により入力されたデータにより初期設定が行われる(ステップ300)。
この初期設定では、指針回転式メータ3の指針の回転中心の座標O(x0、y0)、計測対象となる画像の輝度データを設定するための上記指針の回転中心からの半径r1,r2のデータ、指針の位置を判定するための輝度の閾値VTH等のデータがRAM202の所定のメモリエリアに格納される。ここで、指針回転式メータ3の表示部を撮像した画像上での輝度の計測対象となる帯状部分は、前記メータの回転中心からの半径r1,r2が設定されることにより特定される。なお、前記メータの回転中心からの半径r1,r2は、前記指針の先端部に近い距離となるように設定される。これは、回転中心に近い位置で計測対象とする帯状部分を設定すると、計測誤差(角度誤差)が大きくなるためである。また、前記メータの回転中心からの半径r1,r2は、メータの文字盤の目盛や文字を避けるように設定される。これは、当然ながら指針位置の誤計測を回避するためである。
次いで、ビデオカメラ1により撮像された指針回転式メータ3の表示部の画像を示す映像信号が取り込まれ(ステップ301)、A/D変換器203によりディジタルデータ(輝度データ)に変換される(ステップ302)。そして、変換された輝度データは、画像メモリ204に座標データと対応付けられて格納される(ステップ303)。
次いで、図4に示すように、画像上で、メータの回転中心O(x0、y0)から半径r1の円周上に位置する画素の輝度データViを取り込み、RAM202の所定のエリアに格納する(ステップ304)。
次いで、図4に示すように、画像上で、メータの回転中心O(x0、y0)から半径r1の円周上に位置する画素の輝度データViを取り込み、RAM202の所定のエリアに格納する(ステップ304)。
次に、ステップ304で取り込んだ半径r1の円周上に位置する画素の輝度データViを順次、RAM202より読み出し、Vi<VTH(VTHは閾値)であるか否かを判定する(ステップ305)。ここで、指針回転式メータ3の目盛板が白色、指針が黒色の場合、閾値VTHは、指針回転式メータ3の表示部の背景の輝度値より低い輝度値に設定される。
ステップ305の判定が否定された場合はiを+1インクリメントし、次の画素の輝度データについてステップ305の判定を行う(ステップ306,307)。そして、ステップ305の判定が肯定された場合には、その位置の輝度ViをVi=Vm1とし、かつこの点をAとして、座標データとともに輝度データをRAM202の所定のメモリエリアに格納し(ステップ308)、処理はステップ309に移行する。
ステップ305の判定が否定された場合はiを+1インクリメントし、次の画素の輝度データについてステップ305の判定を行う(ステップ306,307)。そして、ステップ305の判定が肯定された場合には、その位置の輝度ViをVi=Vm1とし、かつこの点をAとして、座標データとともに輝度データをRAM202の所定のメモリエリアに格納し(ステップ308)、処理はステップ309に移行する。
また、ステップ307でステップ305の判定を半径r1の円周上に位置するすべての画素について行ったと判定した場合にも処理はステップ309に移行する。ステップ309では、図4に示すように、画像上で、メータの回転中心O(x0、y0)から半径r2の円周上に位置する画素の輝度データVjを取り込み、RAM202の所定のエリアに格納する。
次に、ステップ309で取り込んだ半径r2の円周上に位置する画素の輝度データVjを順次、RAM202より読み出し、Vj<VTHであるか否かを判定する(ステップ310)。
次に、ステップ309で取り込んだ半径r2の円周上に位置する画素の輝度データVjを順次、RAM202より読み出し、Vj<VTHであるか否かを判定する(ステップ310)。
ステップ310の判定が否定された場合はjを+1インクリメントし、次の画素の輝度データについてステップ310の判定を行う(ステップ311,312)。そして、ステップ310の判定が肯定された場合には、その位置の輝度VjをVj=Vm2とし、かつこの点をBとして、座標データとともに輝度データをRAM202の所定のメモリエリアに格納し(ステップ313)、処理はステップ314に移行する。
また、ステップ312でステップ310の判定を半径r2の円周上に位置するすべての画素について行ったと判定した場合にも処理はステップ314に移行する。
次いで、RAM202より点A、点Bの座標データを取り込み(ステップ314)、線分OA,OBと基線X−X’とのなす角α,βを算出する(ステップ315)。この基線X−X’は図4に示すように、指針回転式メータ3の零点の目盛りと指針の回転中心Oとを通るように設定されている。そして、基線X−X’をX軸、これと直交する軸をY軸とする。
次いで、RAM202より点A、点Bの座標データを取り込み(ステップ314)、線分OA,OBと基線X−X’とのなす角α,βを算出する(ステップ315)。この基線X−X’は図4に示すように、指針回転式メータ3の零点の目盛りと指針の回転中心Oとを通るように設定されている。そして、基線X−X’をX軸、これと直交する軸をY軸とする。
求めた角度α、βから角度(α+β)/2を基線X−X’と指針回転式メータ3の指針とのなす角度、すなわち、指針の指示する角度とする(ステップ316)。
次いで、ROM201に格納されている、図5に示す角度/電力量変換テーブルを参照して角度(α+β)/2に対する電力量を求める(ステップ317)。
次いで、ステップ317で求めた電力量が表示部205に表示され、プリンタ207より印字出力される(ステップ318)。
次いで、ROM201に格納されている、図5に示す角度/電力量変換テーブルを参照して角度(α+β)/2に対する電力量を求める(ステップ317)。
次いで、ステップ317で求めた電力量が表示部205に表示され、プリンタ207より印字出力される(ステップ318)。
本実施形態に係る指針回転式メータの指針値読取装置では、指針回転式メータ3の回転中心から2つの異なる半径r1,r2の円周上で画素の輝度を計測することにより、指針回転式メータにおける指針値の読取精度の向上が図れる。
本実施形態では、便宜的に2つの異なる半径r1,r2の円周を用いた場合の指針読取りについて説明したが、さらに半径r1,r2の円周で囲まれた範囲内に同心の異なる半径の複数の円周を設定し、その円周上の画素の輝度から、基線X−X’と指針回転式メータ3の指針とのなす角度を求めて、その平均値をとることにより、指針回転式メータの指針値の読取精度のさらなる向上が図れる。
本実施形態では、便宜的に2つの異なる半径r1,r2の円周を用いた場合の指針読取りについて説明したが、さらに半径r1,r2の円周で囲まれた範囲内に同心の異なる半径の複数の円周を設定し、その円周上の画素の輝度から、基線X−X’と指針回転式メータ3の指針とのなす角度を求めて、その平均値をとることにより、指針回転式メータの指針値の読取精度のさらなる向上が図れる。
なお、本実施形態では、指針回転式メータ3に対して正対してビデオカメラ1により撮像した画像データに基づいて指針値の読み取りを行うようにしているが、指針回転式メータ3に対して正対して指針回転式メータ3の表示部を撮像した画像データでなくてもよい。
この場合には、図3におけるステップ316、317の代わりに、図6に示すようにステップ400で、補正演算を行う。この補正演算は、指針回転式メータ3の指針を含む表示部を斜め方向から撮像した場合にビデオカメラ1から出力される映像信号より得られた画像データから図2、図3を参照して既述した処理により得られた角度データα、βを正対した状態の角度データα’,β’に変換する演算である。
この補正演算の方法として、指針回転式メータ3の目盛板が正対したときに円形と撮像されたときと、斜め方向から撮像されたときにほぼ楕円に変形して撮像されたときの相対的目盛板の目盛の位置関係をもとに補正する式、または両者の目盛の位置関係を直接変換できるテーブルを作成することにより、角度データα’,β’が求められる。
この補正演算の方法として、指針回転式メータ3の目盛板が正対したときに円形と撮像されたときと、斜め方向から撮像されたときにほぼ楕円に変形して撮像されたときの相対的目盛板の目盛の位置関係をもとに補正する式、または両者の目盛の位置関係を直接変換できるテーブルを作成することにより、角度データα’,β’が求められる。
この補正演算により得られた角度データα’,β’から(α’+β’)/2を指針角度とし(ステップ401)、ROM201に格納されている、図5に示す角度/電力量変換テーブルを参照して角度(α’+β’)/2に対する電力量を求める(ステップ402)。その他の処理は、図2、図3と同一であるので、重複する説明は省略する。
なお、指針回転式メータ3の指針を含む表示部を撮像できるように、メータの枠、あるいは該メータの枠と一定の位置関係にあるマークを文字盤上に設けておき、これらを追尾することにより、ビデオカメラ1により常に,指針回転式メータ3の指針を含む表示部を撮像できるようにしてもよい。これにより、ビデオカメラ1の設置位置が変化した場合にも対応することが可能となる。
また、指針回転式メータ3の指針を含む表示部全体が、撮像した画像内で移動する場合に、予め前記指針回転式メータの表面に取り付けた前記マークに基づいてその移動距離、向きを計測する代わりに、指針回転式メータに表示されている文字等を特徴点として利用して前記移動距離、向きを計測するようにしてもよい。
なお、指針回転式メータ3の指針を含む表示部を撮像できるように、メータの枠、あるいは該メータの枠と一定の位置関係にあるマークを文字盤上に設けておき、これらを追尾することにより、ビデオカメラ1により常に,指針回転式メータ3の指針を含む表示部を撮像できるようにしてもよい。これにより、ビデオカメラ1の設置位置が変化した場合にも対応することが可能となる。
また、指針回転式メータ3の指針を含む表示部全体が、撮像した画像内で移動する場合に、予め前記指針回転式メータの表面に取り付けた前記マークに基づいてその移動距離、向きを計測する代わりに、指針回転式メータに表示されている文字等を特徴点として利用して前記移動距離、向きを計測するようにしてもよい。
また、図1におけるデータ処理装置2の機能を実現するためのメータ指針値読取プログラム(図2及び図3)をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりする処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…ビデオカメラ
2…データ処理装置
3…指針回転式メータ
200…CPU
201…ROM
202…RAM
203…A/D変換器
204…画像メモリ
205…表示部
206…入力部
207…プリンタ
210…バス
2…データ処理装置
3…指針回転式メータ
200…CPU
201…ROM
202…RAM
203…A/D変換器
204…画像メモリ
205…表示部
206…入力部
207…プリンタ
210…バス
Claims (11)
- 指針により計量値を表示する指針回転式メータの指針値を読み取る指針回転式メータの指針値読取方法であって、
指針回転式メータの指針を含む表示部を撮像し、該撮像された画像における前記指針の回転中心から異なる半径の円周で囲まれた前記指針と交差する帯状部分の輝度を計測し、前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分を前記指針の位置として特定して基準位置からの指針の回転角を求め、予め記憶されている指針の回転角と計量値との関係から現在の前記指針の表示する計量値を求めることを特徴とする指針回転式メータの指針値読取方法。 - 前記輝度の計測対象となる帯状部分が、前記メータの回転中心からの半径が前記指針の先端部に近い距離となるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の指針回転式メータの指針値読取方法。
- 前記輝度の計測対象となる帯状部分が、前記メータの目盛および文字を含まないように設定されることを特徴とする請求項1または2の何れかに記載の指針回転式メータの指針値読取方法。
- 前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分が、指針の回転方向に幅を有する場合、前記回転方向の幅の中心を、前記指針の位置として特定することを特徴とする請求項1に記載の指針回転式メータの指針値読取方法。
- 指針回転式メータの指針を含む表示部全体が、撮像した画像内で移動する場合には、予め前記指針回転式メータの表面に取り付けたマーカの移動距離および向きと等しく前記指針の回転中心および円周の座標を移動させることを特徴とする請求項1に記載の指針回転式メータの指針値読取方法。
- 指針により計量値を表示する指針回転式メータの指針値を読み取る指針回転式メータの指針値読取装置であって、
指針回転式メータの指針を含む表示部を撮像する撮像手段と、
前記指針の回転角と計量値との関係を示すテーブルまたは該関係を変換する式が格納されている記憶手段と、
前記撮像された画像の輝度データを画素単位に記憶する画像メモリと、
前記撮像された画像における前記指針の回転中心から異なる半径の円周で囲まれた前記指針と交差する帯状部分の輝度を計測し、前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分を前記指針の位置として特定して基準位置からの指針の回転角を求め、予め記憶されている指針の回転角と計量値との関係から現在の前記指針の表示する計量値を求める演算手段と、
を有することを特徴とする指針回転式メータの指針値読取装置。 - 前記入力手段により、前記輝度の計測対象となる帯状部分が、前記回転中心からの半径が前記指針の先端部に近い距離となるように設定されることを特徴とする請求項6に記載の指針回転式メータの指針値読取装置。
- 前記入力手段により、前記輝度の計測対象となる帯状部分が、前記メータの目盛および文字を含まないように設定されることを特徴とする請求項6に記載の指針回転式メータの指針値読取装置。
- 前記演算手段は、前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分が、指針の回転方向に幅を有する場合、前記回転方向の幅の中心を、前記指針の位置として特定することを特徴とする請求項6に記載の指針回転式メータの指針値読取装置。
- 前記演算手段は、指針回転式メータの指針を含む表示部全体が、撮像した画像内で移動する場合には、予め前記指針回転式メータの表面に取り付けたマーカの移動距離および向きと等しく前記指針の回転中心および円周の座標を移動させることを特徴とする請求項6に記載の指針回転式メータの指針値読取装置。
- 指針により計量値を表示する指針回転式メータの指針値を読み取るためのメータ指針値読取プログラムであって、
撮像された指針回転式メータの指針を含む表示部の画像における前記指針の回転中心から異なる半径の円周で囲まれた前記指針と交差する帯状部分の輝度を計測する第1のステップと、
前記帯状部分の明るさのうち、予め定めた閾値を超えた部分を前記指針の位置として特定して基準位置からの指針の回転角を求める第2のステップと、
予め記憶されている指針の回転角と計量値との関係から現在の前記指針の表示する計量値を求める第3のステップと、
をコンピュータに実行させるためのメータ指針値読取プログラム。
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