JP2005032004A - 画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラム - Google Patents
画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005032004A JP2005032004A JP2003196706A JP2003196706A JP2005032004A JP 2005032004 A JP2005032004 A JP 2005032004A JP 2003196706 A JP2003196706 A JP 2003196706A JP 2003196706 A JP2003196706 A JP 2003196706A JP 2005032004 A JP2005032004 A JP 2005032004A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheets
- upper limit
- image forming
- reached
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】記録媒体の使用枚数を管理するサーバの負荷を低減しつつ、可及的正確に記録媒体の使用枚数を制限し得る画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置は、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録用紙の使用枚数をLAN上のサーバから取得し、取得された使用枚数が当該ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には印刷指令に係る印刷を拒否し、前記取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づいて使用可能枚数を算出し、その使用可能枚数が一定数以下になった場合に、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録用紙の枚数、または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録用紙の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する。
【選択図】 図3
【解決手段】画像形成装置は、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録用紙の使用枚数をLAN上のサーバから取得し、取得された使用枚数が当該ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には印刷指令に係る印刷を拒否し、前記取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づいて使用可能枚数を算出し、その使用可能枚数が一定数以下になった場合に、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録用紙の枚数、または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録用紙の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラムに関し、特に、記録用紙等の記録媒体の使用枚数をユーザ毎に管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ、複写機等の画像形成装置をパーソナルコンピュータ、スキャナ等と共にネットワークに接続し、上記パーソナルコンピュータにて処理したデータや、上記ネットワーク上のスキャナで読取った画像データを上記画像形成装置に転送して印刷するネットワークプリンティングシステムが実現されている。
【0003】
また、この種のネットワークプリンティングシステムにおいて、一定期間内(例えば1ケ月間)の記録用紙の使用枚数をユーザ毎に集計し、一括して管理するサーバを備えたシステムも実現されている(例えば、特許文献1及び2)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−116899号公報
【特許文献2】
特開2002−297327号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、各ユーザが使用した記録用紙の枚数を、各画像形成装置からサーバに送信して、各ユーザが使用した記録用紙の枚数をサーバ側で管理しているが、その送信間隔が短い場合は、サーバの負荷が重くなり、送信間隔が長い場合は、記録用紙の使用枚数を正確に累計できなくなるため、記録用紙の使用枚数を制限するようにしたとしても、上限使用枚数を上回って記録用紙が使用されてしまう虞がある。
【0006】
また、ユーザ毎に記録用紙の使用枚数を制限する場合、画像形成装置は、少なくとも当該ユーザの使用枚数をサーバから取得する必要があるが、例えばネットワークの不具合当によりサーバから使用枚数を取得できない場合でも、印刷できるようにすることが望まれる。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その第1の課題は、記録媒体の使用枚数を管理するサーバの負荷を低減しつつ、可及的正確に記録媒体の使用枚数を制限し得る画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラムを提供することにある。
【0008】
また、本発明の第2の課題は、記録媒体の使用枚数を管理するサーバにアクセスできない場合でも、一定の条件下で印刷し得る画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得する取得手段と、前記取得手段により取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する制御手段と、前記取得手段により取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数と所定数とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する通知手段とを有している。
【0010】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得する取得手段と、前記取得手段により取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する制御手段と、前記取得手段により取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数の割合を計算する計算手段と、前記計算手段により計算された割合に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する通知手段とを有している。
【0011】
上記第2の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得する取得手段と、使用枚数をキャッシュするキャッシュ手段と、前記サーバから使用枚数を取得できなかった場合、前記キャッシュ手段によりキャッシュされた使用枚数に一定の値を追加して更新された使用枚数に基づいて、使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する制御手段とを有している。
【0012】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置の制御方法であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、前記取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数と所定数とを比較し、その比較の結果に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知している。
【0013】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置の制御方法であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数の割合を計算し、その計算された割合に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知している。
【0014】
上記第2の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置の制御方法あって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、使用枚数をキャッシュし、前記サーバから使用枚数を取得できなかった場合、キャッシュされた使用枚数に一定の値を追加して更新された使用枚数に基づいて、使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否している。
【0015】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置を制御する制御プログラムであって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、前記取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数と所定数とを比較し、その比較の結果に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する内容を有している。
【0016】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置を制御する制御プログラムであって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数の割合を計算し、その計算された割合に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する内容を有している。
【0017】
上記第2の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置を制御する制御プログラムあって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、使用枚数をキャッシュし、前記サーバから使用枚数を取得できなかった場合、キャッシュされた使用枚数に一定の値を追加して更新された使用枚数に基づいて、使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する内容を有している。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
図1は、本発明に係る画像形成装置を適用可能なネットワークの構成を示す図である。
【0020】
図1に示したように、LAN100には、複数の画像形成装置111、複数の画像読取装置112、使用枚数管理サーバ113、複数のパーソナルコンピュータ114が接続され、これら画像形成装置111、画像読取装置112、使用枚数管理サーバ113、パーソナルコンピュータ114は、LAN110を介してデータを送受信可能に構成されている。
【0021】
複数の画像形成装置111としては、プリンタ、複写機、及び画像読取機能、画像形成機能、ファクシミリ送受信機能等の複数の機能を搭載した複合機等が配備されている。画像形成装置111の画像形成方式としては、インクジェット方式、電子写真方式等の任意の方式を採用することができ、また、モノクロ専用機、カラー画像形成装置の何れのでもよい。この画像形成装置111は、画像読取装置112で読取られた画像データや、パーソナルコンピュータ114で処理されたデータを印刷する、所謂ネットワークプリンタとして利用することができる。
【0022】
使用枚数管理サーバ113は、画像形成装置111を利用する各ユーザの記録用紙の使用枚数を一括して管理するサーバであり、一定期間内(例えば1ケ月間)の記録用紙の使用枚数をユーザ毎に集計・記憶し、一括して管理している。なお、記録用紙を例にあげて説明するが、記録用紙の他にOHPシートなどを含む記録媒体であってよい。
【0023】
後述する第1の実施形態では、使用枚数管理サーバ113には、さらに各ユーザが使用可能な記録用紙の上限枚数(上限使用枚数)も格納されている。使用枚数管理サーバ113は、これら使用枚数、上限使用枚数を格納するために、例えばLDAP(Lightweight Directory Access Protokol)などのディレクトリサービス、或いはデータベースサービスが動作しているものとする。
【0024】
図2は、画像形成装置111の概略構成例を示すブロック図である。
【0025】
図2に示したように、画像形成装置111は、ROM202、又はハードディスク(HD)211に記憶されたソフトウェアを実行するCPU201を備え、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御している。なお、ROM202、又はハードディスク(HD)211には、図3,4に示したフローチャートに対応する制御プログラムも格納されている。
【0026】
203はRAMであり、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。なお、RAM203は、図示省略したバッテリにより電源がバックアップされ、各ユーザの記録用紙の使用枚数を必要に応じて保存することが可能となっている。ただし、各ユーザの記録用紙の使用枚数を必要に応じて保存するメモリとしては、例えばEEPROM等の他の不揮発性メモリを使用してもよい。
【0027】
205はパネルコントローラ(PanelC)であり、各種ボタン(Panel)209や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。206はLCDコントローラ(LCDC)であり、液晶ディスプレイ(LCD)210の表示を制御する。
【0028】
207はディスクコントローラ(DKC)であり、ハードディスク(HD)211に対するアクセスを制御する。208はネットワークインタフェースカード(NIC)であり、LAN110を介して、他の機器(画像読取装置112、使用枚数管理サーバ113、パーソナルコンピュータ114)と双方向にデータやコマンドを授受する。212は画像形成処理を行うプリンタエンジンであり、このプリンタエンジン212は、CPU201により制御される。
【0029】
[第1の実施形態]
次に、第1の実施形態に係る画像形成装置111の動作を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
【0030】
画像形成装置111のCPU201は、まず、ステップ301でイベントを取得する。次にステップ302で、ステップ301で取得したイベントがプリントイベントであるか否かを判別する。その結果、プリントイベントでなければ、そのイベントに応じた処理を行って(ステップS310)、ステップS301に戻る。
【0031】
一方、プリントイベントであれば、ステップ303に進み、NIC208を制御して、当該プリントイベントを発行したユーザの現在までの使用枚数と当該ユーザに割当てられた上限使用枚数を使用枚数管理サーバ113から取得し、RAM203に格納する。
【0032】
次に、ステップ304において、現在までの使用枚数が上限使用枚数に達しているか否かを判別する。その結果、現在までの使用枚数が上限使用枚数に達していれば、プリントを拒否して(ステップ305)ステップS301に戻る。
【0033】
一方、現在までの使用枚数が上限使用枚数に達していなければ、ステップ306に進み、プリント処理を行う。この際、当該プリント処理で使用した印刷用紙の枚数をカウントし、RAM203に記憶していく。この場合、実際には、ステップS303で使用枚数管理サーバ113から取得してRAM203に格納した当該ユーザの使用枚数を、ステップ306でのプリント処理で使用した使用枚数に応じて更新していく。また、更新後の使用枚数が上限使用枚数に達した場合は、その時点でプリント処理を停止する。
【0034】
次に、ステップ307に進み、上限使用枚数から更新後の使用枚数を減算することにより、当該ユーザの使用可能枚数(残りの使用可能枚数)を算出し、残りの使用可能枚数が予め管理者が決めた一定数以下であるか否かを判別する。
【0035】
その結果、残りの使用可能枚数が一定枚数以下であれば、ステップ306の処理で得られた上記更新後の使用枚数(すなわち、前回の使用枚数の送信後、現在までに使用された使用枚数を反映した当該ユーザの使用枚数)を使用枚数管理サーバ113に送信して、当該ユーザの使用枚数の更新を指令し、当該送信に係るRAM203上の使用枚数を「0」にクリアして(ステップS308)、ステップS301に戻る。
【0036】
一方、使用可能枚数が一定枚数以下でなければ、ステップS309に進み、前回、使用枚数管理サーバ113に使用枚数を送信した時点から予め管理者が決めた一定時間以上の時間が経過しているか否かを判別する。
【0037】
その結果、一定時間以上の時間が経過していれば、上記のステップ308に進み、ステップ306の処理でRAM203に保存しておいた上記更新に係る使用枚数を使用枚数管理サーバ113に送信し、当該ユーザの使用枚数の更新を指令し、当該送信に係るRAM203上の使用枚数を「0」にクリアして、ステップS301に戻る。
【0038】
一方、一定時間以上の時間が経過していなければ、そのまま、ステップS301に戻る。この場合は、RAM203上の更新に係る使用枚数は、クリアされることなく保存されることとなる。また、当該ユーザの次回のプリントイベントにおいては、ステップS303では、当該ユーザの使用枚数を使用枚数管理サーバ113から取得することなく、この更新に係る使用枚数を使用する。
【0039】
すなわち、使用枚数を使用枚数管理サーバ113に送信しなかった場合(連続して複数回送信しなかった場合を含む)の当該ユーザの次回のプリントイベントにおけるステップS306の処理では、前回のプリントイベントにおける最終的な更新に係る使用枚数に対して更に更新処理を行い、ステップS304の処理では、前回のプリントイベントにおける最終的な更新に係る使用枚数が上限使用枚数に達したか否かを判別する。
【0040】
ただし、上記の説明から推測できるように、ステップS306の処理の過程で、上限使用枚数に達したか否かを判別しているので、次回のプリントイベントにおいては、ステップS304の処理を省略してもよい。
【0041】
なお、ステップS308では、上記更新後の使用枚数を送信することなく、前回の使用枚数の送信後、現在までに使用された使用枚数、すなわち、未送信分の使用枚数それ自体を送信することも可能である。
【0042】
使用枚数管理サーバ113側では、上記更新後の使用枚数を受信した場合は、現在保存している当該ユーザの使用枚数と受信に係る使用枚数との合計処理を行うことなく、単に、現在保存している当該ユーザの使用枚数を受信に係る使用枚数に書き換える処理だけを行う。一方、前回の使用枚数の送信後、現在までに使用された使用枚数を受信した場合は、現在保存している当該ユーザの使用枚数と受信に係る使用枚数との合計処理を行い、この合計値を新たに保存する。
【0043】
このように、第1の実施形態では、印刷要求指令を発したユーザの使用枚数が当該ユーザに割当てられた上限枚数に達した場合は、プリント処理を拒否しているので、ユーザ毎に記録用紙の使用枚数を制限することが可能となる。
【0044】
さらに、第1の実施形態では、印刷要求指令に係る印刷を実行した際に、その都度、使用枚数管理サーバ113に対して当該ユーザに係る今回の使用枚数を送信して使用枚数の更新を指令することなく、残りの使用可能枚数が一定数以下になった場合、及び使用枚数管理サーバ113に使用枚数を送信して更新を指令した後、一定時間以上の時間が経過した場合に、使用枚数を送信して使用枚数の更新を指令しているので、使用枚数を管理するサーバの負荷を低減しつつ、可及的正確に記録用紙の使用枚数を制限することが可能となる。
【0045】
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る画像形成装置111の動作を、図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、第2の実施形態は、ユーザ毎の上限使用枚数が画像形成装置のRAM203に格納されていることを前提としている。
【0046】
画像形成装置111のCPU201は、まず、ステップ401でイベントを取得する。次にステップ402で、ステップ401で取得したイベントがプリントイベントであるか否かを判別する。その結果、プリントイベントでなければ、そのイベントに応じた処理を行って(ステップS411)、ステップS401に戻る。
【0047】
一方、プリントイベントであれば、ステップ403に進み、NIC208を制御して使用枚数管理サーバ113にアクセスし、当該プリントイベントを発行したユーザの現在までの使用枚数を取得する。
【0048】
次に、上記ステップS403の処理で使用枚数管理サーバ113から使用枚数を取得できたか否かを判別する(ステップS404)。その結果、取得できた場合は、後述のステップS407に進む。
【0049】
一方、使用枚数を取得できなかった場合、すなわち、LAN100の不具合等により使用枚数管理サーバ113にアクセスできなかった場合は、ステップS405に進み、前回取得してRAM203に格納しておいたキャッシュ値を現在までの使用枚数とする。
【0050】
次に、使用枚数として使用するキャッシュ値に予め管理者が決めておいた一定の値を加算し、この加算結果を新たな使用枚数として(ステップS406)、ステップS407に進む。ここで一定の値を加算するのは、通常、キャッシュ値は実際の使用枚数より少ないので、その少ない分を可能な限り補正するためである。
【0051】
従って、加算する値としては、1回のプリント処理で使用される印刷用紙の平均的な枚数であることが望ましい。ただし、当該ユーザに係る連続する複数のプリントイベントにおいて、それぞれ使用枚数を取得できなかった場合は、その取得できなかった回数分に見合った使用枚数を加算すべきである。
【0052】
ステップS407では、ステップS403で取得した使用枚数、又はステップS406で加算処理が行われた使用枚数が上限使用枚数に達しているか否かを判別する。その結果、使用枚数が上限使用枚数に達していれば、プリントを拒否して(ステップ408)ステップS401に戻る。
【0053】
一方、使用枚数が上限使用枚数に達していなければ、ステップ409に進み、プリント処理を行う。この際、当該プリント処理で使用した印刷用紙の枚数をカウントし、RAM203に記憶していく。
【0054】
この場合、実際には、ステップS403で使用枚数管理サーバ113から取得してRAM203に格納した当該ユーザの使用枚数、又はステップS406での加算結果としての使用枚数を、ステップ409でのプリント処理で使用した使用枚数に応じて更新していく。また、更新後の使用枚数が上限使用枚数に達した場合は、その時点でプリント処理を停止する。
【0055】
次に、ステップ409の処理でRAM203に保存しておいた上記更新に係る使用枚数を使用枚数管理サーバ113に送信し、当該ユーザの使用枚数の更新を指令し、当該送信に係るRAM203上の使用枚数を「0」にクリアして(ステップS410)、ステップS401に戻る。
【0056】
なお、ステップS410では、上記更新後の使用枚数を送信することなく、ステップS409の今回のプリント処理で使用した使用枚数を送信することも可能である。
【0057】
使用枚数管理サーバ113側では、上記更新後の使用枚数を受信した場合は、現在保存している当該ユーザの使用枚数と受信に係る使用枚数との合計処理を行うことなく、単に、現在保存している当該ユーザの使用枚数を受信に係る使用枚数に書き換える処理だけを行う。一方、ステップS409の今回のプリント処理で使用した使用枚数を送信した場合は、現在保存している当該ユーザの使用枚数と受信に係る使用枚数との合計処理を行い、この合計値を新たに保存する。
【0058】
なお、ステップS403で使用枚数管理サーバ113にアクセスすることができず、使用枚数を取得できなかった場合は、ステップS410でも、使用枚数管理サーバ113に使用枚数を送信できない事態が多発することが想定される。このように、ステップS410の処理で、使用枚数管理サーバ113に使用枚数を送信できない場合は、ステップS409の処理で更新された使用枚数を当該ユーザの使用枚数として新たにキャッシュする。
【0059】
そして、ステップS409の処理で更新された使用枚数を当該ユーザの使用枚数として新たにキャッシュした場合は、当該ユーザの次回のプリントイベントにおけるステップS409では、新たなキャッシュ値に対して更に更新処理を行い、ステップS407の処理では、新たなキャッシュ値が上限使用枚数に達したか否かを判別する。この際、ステップS403〜S406の処理をスキップして、ステップS407に進む。
【0060】
ただし、上記の説明から推測できるように、ステップS409の処理の過程で、上限使用枚数に達したか否かを判別しているので、上記次回のプリントイベントにおいては、ステップS407の処理を省略してもよい。すなわち、上記次回のプリントイベントにおいては、ステップS403〜S408の処理をスキップして、ステップS409に進むことができる。
【0061】
このように、第2の実施形態では、使用枚数管理サーバ113から使用枚数を取得できなかった場合は、前回取得してRAM203に格納しておいたキャッシュ値を用いることにより、各ユーザに対する記録用紙の使用枚数の制限を行いつつ、プリント出力を可能ならしめている。
【0062】
なお、本発明は、上記第1,第2の実施形態に限定されることなく、例えば、第1の実施形態と第2の実施形態を適宜、組み合わせることも可能である。
【0063】
また、第1の実施形態において、残りの使用可能枚数が一定数より少なくなった場合に使用枚数管理サーバ113に使用枚数を送信して使用枚数の更新を指令するのではなく、残りの使用可能枚数の上限使用枚数に対する割合が一定の割合より小さくなった場合に、使用枚数を送信して使用枚数の更新を指令することも可能である。
【0064】
また、第1の実施形態において、未送信分の使用枚数が一定数より多くなった場合にその使用枚数を使用枚数管理サーバ113に送信して使用枚数の更新を指令するようにしてもよい。
【0065】
さらに、第1の実施形態において、上限使用枚数は、使用枚数管理サーバ113側ではなく画像形成装置111側に登録しておくようにしてもよい。
【0066】
また、第2の実施形態において、キャッシュ値に一定の値を加算することなく、キャッシュ値に一定の値を乗じることにより、キャッシュ値を補正することも可能である。
【0067】
また、第2の実施形態において、上限使用枚数は、画像形成装置111側ではなく使用枚数管理サーバ113側に登録しておくようにしてもよい。この場合、今回のステップS403の処理で使用枚数管理サーバ113から上限使用枚数を取得できた場合は、その取得に係るものを使用し、今回、上限使用枚数を取得できなかった場合は、当該ユーザに係る最初のプリントイベントに基づいて使用枚数管理サーバ113から取得し、RAM203に保存しておいたものを使用すればよい。
【0068】
ただし、当該ユーザに係る2回目以降のプリントイベントに対しては、当該ユーザに係る最初のプリントイベントに基づいて使用枚数管理サーバ113から取得し、RAM203に保存しておいた上限使用枚数を常に使用することも可能である。この場合は、当該ユーザに係る2回目以降のプリントイベントに対するステップS403の処理では、合計使用枚数だけを使用枚数管理サーバ113から取得すればよい。
【0069】
さらに、上述の本発明に係る画像形成装置111を制御するためのプログラム(プログラムコード)は、外部からインストールすることも可能である。その場合、その制御プログラムは、CD−ROM、フラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカードなどの外部の記憶媒体から、或いは電子メールやパソコン通信などのネットワークを介して外部の記憶媒体からプログラムを含む情報群を画像形成装置111上にロードすることにより、画像形成装置111にインストールすることができる。
【0070】
図5は、記憶媒体の一例であるCD−ROMのメモリマップを示している。図5において、9999は、ディレクトリ情報を記憶している領域であり、このディレクトリ情報は、以降の領域9998および領域9997の位置を示している。
【0071】
9998は、インストールプログラムを記憶している領域である。9997は、ネットワークデバイスとしての画像形成装置111の制御プログラムを記憶している領域である。
【0072】
本発明に係る画像形成装置111の制御プログラムをCD−ROMから画像形成装置111にインストールする際には、まず、CD−ROM上の領域9998に記憶されているインストールプログラムが画像形成装置111にロードされてRAM203上に展開される。
【0073】
次に、CPU201は、RAM303上に展開されたインストールプログラムを実行することにより、CD−ROM上の領域9997から画像形成装置111の制御プログラムを読み出して、ハードディスク211に格納する。
【0074】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0075】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録媒体の使用枚数を管理するサーバの負荷を低減しつつ、可及的正確に記録媒体の使用枚数を制限し得る画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラムを提供することが可能となる。
【0077】
また、本発明によれば、記録媒体の使用枚数を管理するサーバにアクセスできない場合でも、一定の条件下で印刷し得る画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置を適用可能なネットワークの構成を示す図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るソフトウェアを記憶した記憶媒体のメモリマップである。
【符号の説明】
110…LAN
111…画像形成装置
112…画像読取装置
113…使用枚数管理サーバ
114…パーソナルコンピュータ
201…CPU
202…ROM
203…RAM
208…ネットワークインタフェースカード
211…ハードディスク
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラムに関し、特に、記録用紙等の記録媒体の使用枚数をユーザ毎に管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ、複写機等の画像形成装置をパーソナルコンピュータ、スキャナ等と共にネットワークに接続し、上記パーソナルコンピュータにて処理したデータや、上記ネットワーク上のスキャナで読取った画像データを上記画像形成装置に転送して印刷するネットワークプリンティングシステムが実現されている。
【0003】
また、この種のネットワークプリンティングシステムにおいて、一定期間内(例えば1ケ月間)の記録用紙の使用枚数をユーザ毎に集計し、一括して管理するサーバを備えたシステムも実現されている(例えば、特許文献1及び2)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−116899号公報
【特許文献2】
特開2002−297327号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、各ユーザが使用した記録用紙の枚数を、各画像形成装置からサーバに送信して、各ユーザが使用した記録用紙の枚数をサーバ側で管理しているが、その送信間隔が短い場合は、サーバの負荷が重くなり、送信間隔が長い場合は、記録用紙の使用枚数を正確に累計できなくなるため、記録用紙の使用枚数を制限するようにしたとしても、上限使用枚数を上回って記録用紙が使用されてしまう虞がある。
【0006】
また、ユーザ毎に記録用紙の使用枚数を制限する場合、画像形成装置は、少なくとも当該ユーザの使用枚数をサーバから取得する必要があるが、例えばネットワークの不具合当によりサーバから使用枚数を取得できない場合でも、印刷できるようにすることが望まれる。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その第1の課題は、記録媒体の使用枚数を管理するサーバの負荷を低減しつつ、可及的正確に記録媒体の使用枚数を制限し得る画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラムを提供することにある。
【0008】
また、本発明の第2の課題は、記録媒体の使用枚数を管理するサーバにアクセスできない場合でも、一定の条件下で印刷し得る画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得する取得手段と、前記取得手段により取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する制御手段と、前記取得手段により取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数と所定数とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する通知手段とを有している。
【0010】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得する取得手段と、前記取得手段により取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する制御手段と、前記取得手段により取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数の割合を計算する計算手段と、前記計算手段により計算された割合に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する通知手段とを有している。
【0011】
上記第2の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得する取得手段と、使用枚数をキャッシュするキャッシュ手段と、前記サーバから使用枚数を取得できなかった場合、前記キャッシュ手段によりキャッシュされた使用枚数に一定の値を追加して更新された使用枚数に基づいて、使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する制御手段とを有している。
【0012】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置の制御方法であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、前記取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数と所定数とを比較し、その比較の結果に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知している。
【0013】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置の制御方法であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数の割合を計算し、その計算された割合に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知している。
【0014】
上記第2の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置の制御方法あって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、使用枚数をキャッシュし、前記サーバから使用枚数を取得できなかった場合、キャッシュされた使用枚数に一定の値を追加して更新された使用枚数に基づいて、使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否している。
【0015】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置を制御する制御プログラムであって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、前記取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数と所定数とを比較し、その比較の結果に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する内容を有している。
【0016】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置を制御する制御プログラムであって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数の割合を計算し、その計算された割合に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する内容を有している。
【0017】
上記第2の課題を解決するため、本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置を制御する制御プログラムあって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、使用枚数をキャッシュし、前記サーバから使用枚数を取得できなかった場合、キャッシュされた使用枚数に一定の値を追加して更新された使用枚数に基づいて、使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する内容を有している。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
図1は、本発明に係る画像形成装置を適用可能なネットワークの構成を示す図である。
【0020】
図1に示したように、LAN100には、複数の画像形成装置111、複数の画像読取装置112、使用枚数管理サーバ113、複数のパーソナルコンピュータ114が接続され、これら画像形成装置111、画像読取装置112、使用枚数管理サーバ113、パーソナルコンピュータ114は、LAN110を介してデータを送受信可能に構成されている。
【0021】
複数の画像形成装置111としては、プリンタ、複写機、及び画像読取機能、画像形成機能、ファクシミリ送受信機能等の複数の機能を搭載した複合機等が配備されている。画像形成装置111の画像形成方式としては、インクジェット方式、電子写真方式等の任意の方式を採用することができ、また、モノクロ専用機、カラー画像形成装置の何れのでもよい。この画像形成装置111は、画像読取装置112で読取られた画像データや、パーソナルコンピュータ114で処理されたデータを印刷する、所謂ネットワークプリンタとして利用することができる。
【0022】
使用枚数管理サーバ113は、画像形成装置111を利用する各ユーザの記録用紙の使用枚数を一括して管理するサーバであり、一定期間内(例えば1ケ月間)の記録用紙の使用枚数をユーザ毎に集計・記憶し、一括して管理している。なお、記録用紙を例にあげて説明するが、記録用紙の他にOHPシートなどを含む記録媒体であってよい。
【0023】
後述する第1の実施形態では、使用枚数管理サーバ113には、さらに各ユーザが使用可能な記録用紙の上限枚数(上限使用枚数)も格納されている。使用枚数管理サーバ113は、これら使用枚数、上限使用枚数を格納するために、例えばLDAP(Lightweight Directory Access Protokol)などのディレクトリサービス、或いはデータベースサービスが動作しているものとする。
【0024】
図2は、画像形成装置111の概略構成例を示すブロック図である。
【0025】
図2に示したように、画像形成装置111は、ROM202、又はハードディスク(HD)211に記憶されたソフトウェアを実行するCPU201を備え、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御している。なお、ROM202、又はハードディスク(HD)211には、図3,4に示したフローチャートに対応する制御プログラムも格納されている。
【0026】
203はRAMであり、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。なお、RAM203は、図示省略したバッテリにより電源がバックアップされ、各ユーザの記録用紙の使用枚数を必要に応じて保存することが可能となっている。ただし、各ユーザの記録用紙の使用枚数を必要に応じて保存するメモリとしては、例えばEEPROM等の他の不揮発性メモリを使用してもよい。
【0027】
205はパネルコントローラ(PanelC)であり、各種ボタン(Panel)209や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。206はLCDコントローラ(LCDC)であり、液晶ディスプレイ(LCD)210の表示を制御する。
【0028】
207はディスクコントローラ(DKC)であり、ハードディスク(HD)211に対するアクセスを制御する。208はネットワークインタフェースカード(NIC)であり、LAN110を介して、他の機器(画像読取装置112、使用枚数管理サーバ113、パーソナルコンピュータ114)と双方向にデータやコマンドを授受する。212は画像形成処理を行うプリンタエンジンであり、このプリンタエンジン212は、CPU201により制御される。
【0029】
[第1の実施形態]
次に、第1の実施形態に係る画像形成装置111の動作を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
【0030】
画像形成装置111のCPU201は、まず、ステップ301でイベントを取得する。次にステップ302で、ステップ301で取得したイベントがプリントイベントであるか否かを判別する。その結果、プリントイベントでなければ、そのイベントに応じた処理を行って(ステップS310)、ステップS301に戻る。
【0031】
一方、プリントイベントであれば、ステップ303に進み、NIC208を制御して、当該プリントイベントを発行したユーザの現在までの使用枚数と当該ユーザに割当てられた上限使用枚数を使用枚数管理サーバ113から取得し、RAM203に格納する。
【0032】
次に、ステップ304において、現在までの使用枚数が上限使用枚数に達しているか否かを判別する。その結果、現在までの使用枚数が上限使用枚数に達していれば、プリントを拒否して(ステップ305)ステップS301に戻る。
【0033】
一方、現在までの使用枚数が上限使用枚数に達していなければ、ステップ306に進み、プリント処理を行う。この際、当該プリント処理で使用した印刷用紙の枚数をカウントし、RAM203に記憶していく。この場合、実際には、ステップS303で使用枚数管理サーバ113から取得してRAM203に格納した当該ユーザの使用枚数を、ステップ306でのプリント処理で使用した使用枚数に応じて更新していく。また、更新後の使用枚数が上限使用枚数に達した場合は、その時点でプリント処理を停止する。
【0034】
次に、ステップ307に進み、上限使用枚数から更新後の使用枚数を減算することにより、当該ユーザの使用可能枚数(残りの使用可能枚数)を算出し、残りの使用可能枚数が予め管理者が決めた一定数以下であるか否かを判別する。
【0035】
その結果、残りの使用可能枚数が一定枚数以下であれば、ステップ306の処理で得られた上記更新後の使用枚数(すなわち、前回の使用枚数の送信後、現在までに使用された使用枚数を反映した当該ユーザの使用枚数)を使用枚数管理サーバ113に送信して、当該ユーザの使用枚数の更新を指令し、当該送信に係るRAM203上の使用枚数を「0」にクリアして(ステップS308)、ステップS301に戻る。
【0036】
一方、使用可能枚数が一定枚数以下でなければ、ステップS309に進み、前回、使用枚数管理サーバ113に使用枚数を送信した時点から予め管理者が決めた一定時間以上の時間が経過しているか否かを判別する。
【0037】
その結果、一定時間以上の時間が経過していれば、上記のステップ308に進み、ステップ306の処理でRAM203に保存しておいた上記更新に係る使用枚数を使用枚数管理サーバ113に送信し、当該ユーザの使用枚数の更新を指令し、当該送信に係るRAM203上の使用枚数を「0」にクリアして、ステップS301に戻る。
【0038】
一方、一定時間以上の時間が経過していなければ、そのまま、ステップS301に戻る。この場合は、RAM203上の更新に係る使用枚数は、クリアされることなく保存されることとなる。また、当該ユーザの次回のプリントイベントにおいては、ステップS303では、当該ユーザの使用枚数を使用枚数管理サーバ113から取得することなく、この更新に係る使用枚数を使用する。
【0039】
すなわち、使用枚数を使用枚数管理サーバ113に送信しなかった場合(連続して複数回送信しなかった場合を含む)の当該ユーザの次回のプリントイベントにおけるステップS306の処理では、前回のプリントイベントにおける最終的な更新に係る使用枚数に対して更に更新処理を行い、ステップS304の処理では、前回のプリントイベントにおける最終的な更新に係る使用枚数が上限使用枚数に達したか否かを判別する。
【0040】
ただし、上記の説明から推測できるように、ステップS306の処理の過程で、上限使用枚数に達したか否かを判別しているので、次回のプリントイベントにおいては、ステップS304の処理を省略してもよい。
【0041】
なお、ステップS308では、上記更新後の使用枚数を送信することなく、前回の使用枚数の送信後、現在までに使用された使用枚数、すなわち、未送信分の使用枚数それ自体を送信することも可能である。
【0042】
使用枚数管理サーバ113側では、上記更新後の使用枚数を受信した場合は、現在保存している当該ユーザの使用枚数と受信に係る使用枚数との合計処理を行うことなく、単に、現在保存している当該ユーザの使用枚数を受信に係る使用枚数に書き換える処理だけを行う。一方、前回の使用枚数の送信後、現在までに使用された使用枚数を受信した場合は、現在保存している当該ユーザの使用枚数と受信に係る使用枚数との合計処理を行い、この合計値を新たに保存する。
【0043】
このように、第1の実施形態では、印刷要求指令を発したユーザの使用枚数が当該ユーザに割当てられた上限枚数に達した場合は、プリント処理を拒否しているので、ユーザ毎に記録用紙の使用枚数を制限することが可能となる。
【0044】
さらに、第1の実施形態では、印刷要求指令に係る印刷を実行した際に、その都度、使用枚数管理サーバ113に対して当該ユーザに係る今回の使用枚数を送信して使用枚数の更新を指令することなく、残りの使用可能枚数が一定数以下になった場合、及び使用枚数管理サーバ113に使用枚数を送信して更新を指令した後、一定時間以上の時間が経過した場合に、使用枚数を送信して使用枚数の更新を指令しているので、使用枚数を管理するサーバの負荷を低減しつつ、可及的正確に記録用紙の使用枚数を制限することが可能となる。
【0045】
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る画像形成装置111の動作を、図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、第2の実施形態は、ユーザ毎の上限使用枚数が画像形成装置のRAM203に格納されていることを前提としている。
【0046】
画像形成装置111のCPU201は、まず、ステップ401でイベントを取得する。次にステップ402で、ステップ401で取得したイベントがプリントイベントであるか否かを判別する。その結果、プリントイベントでなければ、そのイベントに応じた処理を行って(ステップS411)、ステップS401に戻る。
【0047】
一方、プリントイベントであれば、ステップ403に進み、NIC208を制御して使用枚数管理サーバ113にアクセスし、当該プリントイベントを発行したユーザの現在までの使用枚数を取得する。
【0048】
次に、上記ステップS403の処理で使用枚数管理サーバ113から使用枚数を取得できたか否かを判別する(ステップS404)。その結果、取得できた場合は、後述のステップS407に進む。
【0049】
一方、使用枚数を取得できなかった場合、すなわち、LAN100の不具合等により使用枚数管理サーバ113にアクセスできなかった場合は、ステップS405に進み、前回取得してRAM203に格納しておいたキャッシュ値を現在までの使用枚数とする。
【0050】
次に、使用枚数として使用するキャッシュ値に予め管理者が決めておいた一定の値を加算し、この加算結果を新たな使用枚数として(ステップS406)、ステップS407に進む。ここで一定の値を加算するのは、通常、キャッシュ値は実際の使用枚数より少ないので、その少ない分を可能な限り補正するためである。
【0051】
従って、加算する値としては、1回のプリント処理で使用される印刷用紙の平均的な枚数であることが望ましい。ただし、当該ユーザに係る連続する複数のプリントイベントにおいて、それぞれ使用枚数を取得できなかった場合は、その取得できなかった回数分に見合った使用枚数を加算すべきである。
【0052】
ステップS407では、ステップS403で取得した使用枚数、又はステップS406で加算処理が行われた使用枚数が上限使用枚数に達しているか否かを判別する。その結果、使用枚数が上限使用枚数に達していれば、プリントを拒否して(ステップ408)ステップS401に戻る。
【0053】
一方、使用枚数が上限使用枚数に達していなければ、ステップ409に進み、プリント処理を行う。この際、当該プリント処理で使用した印刷用紙の枚数をカウントし、RAM203に記憶していく。
【0054】
この場合、実際には、ステップS403で使用枚数管理サーバ113から取得してRAM203に格納した当該ユーザの使用枚数、又はステップS406での加算結果としての使用枚数を、ステップ409でのプリント処理で使用した使用枚数に応じて更新していく。また、更新後の使用枚数が上限使用枚数に達した場合は、その時点でプリント処理を停止する。
【0055】
次に、ステップ409の処理でRAM203に保存しておいた上記更新に係る使用枚数を使用枚数管理サーバ113に送信し、当該ユーザの使用枚数の更新を指令し、当該送信に係るRAM203上の使用枚数を「0」にクリアして(ステップS410)、ステップS401に戻る。
【0056】
なお、ステップS410では、上記更新後の使用枚数を送信することなく、ステップS409の今回のプリント処理で使用した使用枚数を送信することも可能である。
【0057】
使用枚数管理サーバ113側では、上記更新後の使用枚数を受信した場合は、現在保存している当該ユーザの使用枚数と受信に係る使用枚数との合計処理を行うことなく、単に、現在保存している当該ユーザの使用枚数を受信に係る使用枚数に書き換える処理だけを行う。一方、ステップS409の今回のプリント処理で使用した使用枚数を送信した場合は、現在保存している当該ユーザの使用枚数と受信に係る使用枚数との合計処理を行い、この合計値を新たに保存する。
【0058】
なお、ステップS403で使用枚数管理サーバ113にアクセスすることができず、使用枚数を取得できなかった場合は、ステップS410でも、使用枚数管理サーバ113に使用枚数を送信できない事態が多発することが想定される。このように、ステップS410の処理で、使用枚数管理サーバ113に使用枚数を送信できない場合は、ステップS409の処理で更新された使用枚数を当該ユーザの使用枚数として新たにキャッシュする。
【0059】
そして、ステップS409の処理で更新された使用枚数を当該ユーザの使用枚数として新たにキャッシュした場合は、当該ユーザの次回のプリントイベントにおけるステップS409では、新たなキャッシュ値に対して更に更新処理を行い、ステップS407の処理では、新たなキャッシュ値が上限使用枚数に達したか否かを判別する。この際、ステップS403〜S406の処理をスキップして、ステップS407に進む。
【0060】
ただし、上記の説明から推測できるように、ステップS409の処理の過程で、上限使用枚数に達したか否かを判別しているので、上記次回のプリントイベントにおいては、ステップS407の処理を省略してもよい。すなわち、上記次回のプリントイベントにおいては、ステップS403〜S408の処理をスキップして、ステップS409に進むことができる。
【0061】
このように、第2の実施形態では、使用枚数管理サーバ113から使用枚数を取得できなかった場合は、前回取得してRAM203に格納しておいたキャッシュ値を用いることにより、各ユーザに対する記録用紙の使用枚数の制限を行いつつ、プリント出力を可能ならしめている。
【0062】
なお、本発明は、上記第1,第2の実施形態に限定されることなく、例えば、第1の実施形態と第2の実施形態を適宜、組み合わせることも可能である。
【0063】
また、第1の実施形態において、残りの使用可能枚数が一定数より少なくなった場合に使用枚数管理サーバ113に使用枚数を送信して使用枚数の更新を指令するのではなく、残りの使用可能枚数の上限使用枚数に対する割合が一定の割合より小さくなった場合に、使用枚数を送信して使用枚数の更新を指令することも可能である。
【0064】
また、第1の実施形態において、未送信分の使用枚数が一定数より多くなった場合にその使用枚数を使用枚数管理サーバ113に送信して使用枚数の更新を指令するようにしてもよい。
【0065】
さらに、第1の実施形態において、上限使用枚数は、使用枚数管理サーバ113側ではなく画像形成装置111側に登録しておくようにしてもよい。
【0066】
また、第2の実施形態において、キャッシュ値に一定の値を加算することなく、キャッシュ値に一定の値を乗じることにより、キャッシュ値を補正することも可能である。
【0067】
また、第2の実施形態において、上限使用枚数は、画像形成装置111側ではなく使用枚数管理サーバ113側に登録しておくようにしてもよい。この場合、今回のステップS403の処理で使用枚数管理サーバ113から上限使用枚数を取得できた場合は、その取得に係るものを使用し、今回、上限使用枚数を取得できなかった場合は、当該ユーザに係る最初のプリントイベントに基づいて使用枚数管理サーバ113から取得し、RAM203に保存しておいたものを使用すればよい。
【0068】
ただし、当該ユーザに係る2回目以降のプリントイベントに対しては、当該ユーザに係る最初のプリントイベントに基づいて使用枚数管理サーバ113から取得し、RAM203に保存しておいた上限使用枚数を常に使用することも可能である。この場合は、当該ユーザに係る2回目以降のプリントイベントに対するステップS403の処理では、合計使用枚数だけを使用枚数管理サーバ113から取得すればよい。
【0069】
さらに、上述の本発明に係る画像形成装置111を制御するためのプログラム(プログラムコード)は、外部からインストールすることも可能である。その場合、その制御プログラムは、CD−ROM、フラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカードなどの外部の記憶媒体から、或いは電子メールやパソコン通信などのネットワークを介して外部の記憶媒体からプログラムを含む情報群を画像形成装置111上にロードすることにより、画像形成装置111にインストールすることができる。
【0070】
図5は、記憶媒体の一例であるCD−ROMのメモリマップを示している。図5において、9999は、ディレクトリ情報を記憶している領域であり、このディレクトリ情報は、以降の領域9998および領域9997の位置を示している。
【0071】
9998は、インストールプログラムを記憶している領域である。9997は、ネットワークデバイスとしての画像形成装置111の制御プログラムを記憶している領域である。
【0072】
本発明に係る画像形成装置111の制御プログラムをCD−ROMから画像形成装置111にインストールする際には、まず、CD−ROM上の領域9998に記憶されているインストールプログラムが画像形成装置111にロードされてRAM203上に展開される。
【0073】
次に、CPU201は、RAM303上に展開されたインストールプログラムを実行することにより、CD−ROM上の領域9997から画像形成装置111の制御プログラムを読み出して、ハードディスク211に格納する。
【0074】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0075】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録媒体の使用枚数を管理するサーバの負荷を低減しつつ、可及的正確に記録媒体の使用枚数を制限し得る画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラムを提供することが可能となる。
【0077】
また、本発明によれば、記録媒体の使用枚数を管理するサーバにアクセスできない場合でも、一定の条件下で印刷し得る画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置を適用可能なネットワークの構成を示す図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るソフトウェアを記憶した記憶媒体のメモリマップである。
【符号の説明】
110…LAN
111…画像形成装置
112…画像読取装置
113…使用枚数管理サーバ
114…パーソナルコンピュータ
201…CPU
202…ROM
203…RAM
208…ネットワークインタフェースカード
211…ハードディスク
Claims (15)
- ネットワークに接続された画像形成装置であって、
印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する制御手段と、
前記取得手段により取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数と所定数とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較の結果に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する通知手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - ネットワークに接続された画像形成装置であって、
印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する制御手段と、
前記取得手段により取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数の割合を計算する計算手段と、
前記計算手段により計算された割合に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する通知手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記通知手段は、前記ユーザに係る未送信分の使用枚数が一定数より多くなった場合に、通知することを特徴とする請求項1或いは2に記載の画像形成装置。
- 前記通知手段は、前記比較手段による比較の結果に基づき、かつ、前回の通知から一定時間が経過した場合に、通知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記印刷指令に係る印刷を実行している過程で使用された記録媒体の枚数に応じて、使用枚数を更新する更新手段と、
前記更新手段による更新に係る使用枚数が前記上限使用枚数に達した場合は、実行中の印刷を停止する停止手段とを有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像形成装置。 - ネットワークに接続された画像形成装置であって、
印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得する取得手段と、
使用枚数をキャッシュするキャッシュ手段と、
前記サーバから使用枚数を取得できなかった場合、前記キャッシュ手段によりキャッシュされた使用枚数に一定の値を追加して更新された使用枚数に基づいて、使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記判別手段は、前記キャッシュ手段によりキャッシュされた使用枚数に一定の値を乗算して更新された使用枚数が前記上限使用枚数に達しているか否かを判別することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記サーバは、前記上限使用枚数をユーザ毎に記憶する記憶手段を有し、前記取得手段は、前記上限使用枚数を前記サーバの記憶手段から取得することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、前記上限使用枚数をユーザ毎に記憶する記憶手段を有し、前記判別手段は、前記上限使用枚数としては前記画像形成装置の記憶手段から取得したものを使用することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の画像形成装置。
- ネットワークに接続された画像形成装置の制御方法であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、前記取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数と所定数とを比較し、その比較の結果に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
- ネットワークに接続された画像形成装置の制御方法であって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数の割合を計算し、その計算された割合に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
- ネットワークに接続された画像形成装置の制御方法あって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、使用枚数をキャッシュし、前記サーバから使用枚数を取得できなかった場合、キャッシュされた使用枚数に一定の値を追加して更新された使用枚数に基づいて、使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
- ネットワークに接続された画像形成装置を制御する制御プログラムであって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、前記取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数と所定数とを比較し、その比較の結果に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する内容を有することを特徴とする制御プログラム。
- ネットワークに接続された画像形成装置を制御する制御プログラムであって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、取得された使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否し、取得された使用枚数と前記上限使用枚数とに基づく使用可能枚数の割合を計算し、その計算された割合に従って、前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数または前記印刷指令に係る印刷で使用された記録媒体の枚数に基づいて更新された使用枚数を前記サーバに通知する内容を有することを特徴とする制御プログラム。
- ネットワークに接続された画像形成装置を制御する制御プログラムあって、印刷指令を発したユーザが現在までに使用した記録媒体の使用枚数を前記ネットワーク上のサーバから取得し、使用枚数をキャッシュし、前記サーバから使用枚数を取得できなかった場合、キャッシュされた使用枚数に一定の値を追加して更新された使用枚数に基づいて、使用枚数が前記ユーザに割当てられた上限使用枚数に達しているか否かを判別し、使用枚数が上限使用枚数に達していないと判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を実行し、使用枚数が上限使用枚数に達していると判別された場合には前記印刷指令に係る印刷を拒否する内容を有することを特徴とする制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003196706A JP2005032004A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003196706A JP2005032004A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005032004A true JP2005032004A (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=34207106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003196706A Withdrawn JP2005032004A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005032004A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1745936A1 (en) * | 2005-07-22 | 2007-01-24 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, printout control server, printout managing method, and computer readable recording medium on which a printout managing program is recorded |
JP2008210232A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 印刷管理装置、印刷システム及び印刷管理方法 |
US8127341B2 (en) | 2006-07-14 | 2012-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, information processing method, peripheral apparatus, and authority control system |
US8934141B2 (en) | 2011-09-19 | 2015-01-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing system, image forming apparatus, and method of controlling use of medium |
JP2018056761A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 |
JP2018058312A (ja) * | 2016-10-07 | 2018-04-12 | 船井電機株式会社 | プリンタ |
JP2021016180A (ja) * | 2020-10-27 | 2021-02-12 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 |
-
2003
- 2003-07-14 JP JP2003196706A patent/JP2005032004A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1745936A1 (en) * | 2005-07-22 | 2007-01-24 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, printout control server, printout managing method, and computer readable recording medium on which a printout managing program is recorded |
JP2007030190A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、利用枚数制限サーバ、印刷枚数管理方法、印刷枚数管理プログラム、印刷枚数管理プログラムを記録した記録媒体 |
US8127341B2 (en) | 2006-07-14 | 2012-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, information processing method, peripheral apparatus, and authority control system |
JP2008210232A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 印刷管理装置、印刷システム及び印刷管理方法 |
US8994980B2 (en) | 2007-02-27 | 2015-03-31 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Printing management apparatus, printing system, and printing management method |
US8934141B2 (en) | 2011-09-19 | 2015-01-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing system, image forming apparatus, and method of controlling use of medium |
JP2018056761A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 |
JP2018058312A (ja) * | 2016-10-07 | 2018-04-12 | 船井電機株式会社 | プリンタ |
JP2021016180A (ja) * | 2020-10-27 | 2021-02-12 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 |
JP2021192982A (ja) * | 2020-10-27 | 2021-12-23 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8670148B2 (en) | Image processing apparatus, job management method for the same, and recording medium having recorded thereon job management program | |
US7177034B2 (en) | Print managing apparatus and print managing method | |
JP5276050B2 (ja) | 省電力モードの学習機能を備えた画像形成装置 | |
US8543677B2 (en) | Communication control device, method, and computer readable medium allowing an information processing device to be in a power saving mode for an extended period and allowing an application part to continue functioning | |
CN101909132A (zh) | 图像处理装置 | |
US20050134905A1 (en) | Job management system, information processing apparatus, job management method, job management program and storage medium storing the program | |
US8199352B2 (en) | Image forming apparatus and control method therefor | |
JP2005032004A (ja) | 画像形成装置、その制御方法、及び制御プログラム | |
CN100442221C (zh) | 图像形成装置及图像形成控制方法 | |
US7119916B2 (en) | Printing system, image forming apparatus and print management program | |
JP2006041764A (ja) | ログ記録装置、ログ記録プログラムおよび記録媒体 | |
JP2008242564A (ja) | プリンタドライバ、プログラム及び記録媒体 | |
US8645968B2 (en) | Information processing system, information processing method, program, and storage medium | |
JP4616980B2 (ja) | 印刷管理装置、印刷管理方法及び印刷管理プログラムが格納された記録媒体 | |
JP4683028B2 (ja) | 機能提供システム | |
JP4899833B2 (ja) | 画像形成装置使用管理システム、画像形成装置制限方法、およびコンピュータプログラム | |
JP3593493B2 (ja) | 画像出力システムおよび画像出力装置 | |
US10592174B2 (en) | Information processing system, server and non-transitory computer-readable recording medium encoded with data distribution program | |
JP2002297327A (ja) | 印刷管理装置及び方法、並びに記憶媒体 | |
JP2007008018A (ja) | 画像形成装置および画像形成装置の管理方法 | |
JP5025518B2 (ja) | 画像形成装置、環境負荷低減方法、プログラム、記録媒体 | |
JP2005244646A (ja) | 画像形成装置、データ管理方法、およびコンピュータプログラム | |
JP5094689B2 (ja) | プリンタドライバ、プログラム及び記録媒体 | |
JP2003288197A (ja) | 管理装置、管理方法、管理プログラム及び記録媒体 | |
US8763135B2 (en) | Document processing apparatus, document processing method, and computer-executable program |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060417 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061003 |