JP2005030557A - 金属ガスケット - Google Patents
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Abstract
【課題】 製造コストを低く抑えてシール性および耐久性が高い金属ガスケットを提供する。
【解決手段】 第1ガスケット基板2に下方側へ向けてフルビード2Aを形成してあり、第2ガスケット基板3に上方側に向けて突出する断面コ字形の段差ビード3Aを形成している。上記フルビード2Aおよび段差ビード3Aは互いに重合する位置に設けている。上記段差ビード2Aの内面となる環状の凹部3B内には、金属の充填部材11が埋設されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 第1ガスケット基板2に下方側へ向けてフルビード2Aを形成してあり、第2ガスケット基板3に上方側に向けて突出する断面コ字形の段差ビード3Aを形成している。上記フルビード2Aおよび段差ビード3Aは互いに重合する位置に設けている。上記段差ビード2Aの内面となる環状の凹部3B内には、金属の充填部材11が埋設されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は金属ガスケットに関し、より詳しくは複数のガスケット基板を積層して製造した金属ガスケットに関する。
従来、複数のガスケット基板を積層して製造した金属ガスケットは、例えば特許文献1によって知られている。この特許文献1の金属ガスケットは、2枚のガスケット基板の間に中板を介在させている。そして、上記2枚のガスケット基板にはそれぞれ燃焼室孔を囲繞する断面円弧状のフルビードを形成するとともに、これら両フルビードを互いに重合させるような位置に設けている。一方、上記中板は上記両フルビードによって挟持される厚板部と、この厚板部の外周にレーザ溶接した薄板部とによって構成されている。
上記特許文献1の金属ガスケットにおいては、中板に厚板部を設けることで両フルビードに亀裂が生じにくくなっている。しかも厚板部の周囲に薄板部を設けることによって中板全体にかかる荷重を分散させることができる。
その他の形式の金属ガスケットとして、例えば特許文献2に開示された金属ガスケットが知られている。この特許文献2の金属ガスケットにおいては、ガスケット基板に燃焼室孔を囲繞するフルビードを形成するとともに、このフルビードの上面あるいは裏面に所要の厚さの段差部材を貼り付けている。
このように段差部材をフルビードに貼り付けることにより、該フルビードの変形を抑制して、所要のシール圧を確保できるようになっている。
特開平7−243531号公報
特開平9−287663号公報
上記特許文献1の金属ガスケットにおいては、中板に厚板部を設けることで両フルビードに亀裂が生じにくくなっている。しかも厚板部の周囲に薄板部を設けることによって中板全体にかかる荷重を分散させることができる。
その他の形式の金属ガスケットとして、例えば特許文献2に開示された金属ガスケットが知られている。この特許文献2の金属ガスケットにおいては、ガスケット基板に燃焼室孔を囲繞するフルビードを形成するとともに、このフルビードの上面あるいは裏面に所要の厚さの段差部材を貼り付けている。
このように段差部材をフルビードに貼り付けることにより、該フルビードの変形を抑制して、所要のシール圧を確保できるようになっている。
ところで、上記特許文献1の金属ガスケットにおいては、中板として厚さの異なる2種類の材料が必要であり、しかもそれらを溶接する必要があるために、金属ガスケットの製造コストが高くなるという問題があった。
一方、上記特許文献2の金属ガスケットでは、フルビードの上面に段差部材を貼り付けるものにおいては、段差部材がシリンダヘッドによって強く押圧されるために段差部材が圧縮されることになる。そのため、長期的に安定したシール性を維持するのが困難であるという問題があった。他方、フルビードの裏面に段差部材を貼り付けるものにおいては、接着材を塗布する量の違いによって金属ガスケットのシール性にバラツキが生じることになり、接着材の塗布量の管理が難しいという問題があった。
そこで、本発明の目的は、製造コストを低く抑えて、シール性と耐久性に優れた金属ガスケットを提供することである。
一方、上記特許文献2の金属ガスケットでは、フルビードの上面に段差部材を貼り付けるものにおいては、段差部材がシリンダヘッドによって強く押圧されるために段差部材が圧縮されることになる。そのため、長期的に安定したシール性を維持するのが困難であるという問題があった。他方、フルビードの裏面に段差部材を貼り付けるものにおいては、接着材を塗布する量の違いによって金属ガスケットのシール性にバラツキが生じることになり、接着材の塗布量の管理が難しいという問題があった。
そこで、本発明の目的は、製造コストを低く抑えて、シール性と耐久性に優れた金属ガスケットを提供することである。
すなわち、本発明は、積層して配置した少なくとも2枚のガスケット基板を備え、各ガスケット基板のそれぞれにシリンダボアに合わせて燃焼室孔を穿設した金属ガスケットにおいて、
上方側に位置する一方のガスケット基板に上記燃焼室孔を囲繞して下方側へ膨出するフルビードを形成し、また下方側に位置する他方のガスケット基板に上記燃焼室孔を囲繞して上方側へ膨出する断面コ字形の段差ビードを形成し、上記フルビードと段差ビードとを互いに重合させて配置するとともに、上記段差ビードの内面となる凹部に充填材料を埋設したものである。
上方側に位置する一方のガスケット基板に上記燃焼室孔を囲繞して下方側へ膨出するフルビードを形成し、また下方側に位置する他方のガスケット基板に上記燃焼室孔を囲繞して上方側へ膨出する断面コ字形の段差ビードを形成し、上記フルビードと段差ビードとを互いに重合させて配置するとともに、上記段差ビードの内面となる凹部に充填材料を埋設したものである。
このような構成によれば、フルビードと段差ビードとを互いに重合する位置に配置し、かつ段差ビードの内面の凹部に充填材料を埋設しているので、シール性と耐久性が高い金属ガスケットを提供することができる。しかも、段差ビードはプレス等の手段によって安価に成形することができるため、レーザ溶接等の手段を必要とせず、製造コストを低く抑えることができる。
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1および図2において、金属ガスケット1は、図示しないシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に挟持されてそれらの間をシールするようになっている。
本実施例の金属ガスケット1は、積層して配置した2枚の金属製の第1、第2ガスケット基板2、3から構成されており、これらの第1、第2ガスケット基板2、3にはそれぞれ、図示しないシリンダブロックのシリンダボアに合わせて穿設した複数の燃焼室孔4と、図示しない締結ボルトを挿通するための複数のボルト孔5と、潤滑油を流通させる油孔6および冷却水を流通させるための複数の水孔7をそれぞれ穿設している。さらにこの金属ガスケット1の所要位置に複数のブローバイ孔8を穿設している。
図2に示すように、上方側となる第1ガスケット基板2には、燃焼室孔4を無端状に囲繞するとともに、シリンダブロック側(下方側)に向けて突出する断面円弧状のフルビード2Aが形成されている。
また上記第1ガスケット基板2の下方に位置する第2ガスケット基板3には、燃焼室孔4を無端状に囲繞するとともに、シリンダヘッド側(上方側)に向けて突出する断面コ字形の段差ビード3Aが形成されている。このように、第2ガスケット基板3に段差ビード3Aを形成することで、その内面(下面)に下方側が開口した環状の凹部3Bが形成されている。 そして、本実施例においては、上記凹部3B内に金属の充填材料11を埋設している。
上記フルビード2Aと段差ビード3Aは、互いに重合する位置に設けてあり、フルビード2Aの頂部2A’は、段差ビード3Aの上面における幅方向の中央部と当接するようになっている。
段差ビード3Aの高さ(上方側への膨出量)hは、0.03〜0.15mmに設定してあり、段差ビード3Aの幅(半径方向寸法)dは、上記フルビード2Aの幅(半径方向寸法)の約1.5倍程度に設定している。
また、段差ビード3Aの内方側の端部3A’が燃焼室孔4から隔てた距離L1は、段差ビード3Aの幅よりも少し小さな寸法に設定している。
上記凹部3Bに充填した充填材料11の下面11Aは平坦面としてあり、かつこの下面11Aは、本来の第2ガスケット基板3の下面3Cと同一平面となるようにしている。このように、本実施例においては、段差ビード3Aの内面となる環状凹部3Bの全域に金属の充填部材11を埋設している。
本実施例の金属ガスケット1は、積層して配置した2枚の金属製の第1、第2ガスケット基板2、3から構成されており、これらの第1、第2ガスケット基板2、3にはそれぞれ、図示しないシリンダブロックのシリンダボアに合わせて穿設した複数の燃焼室孔4と、図示しない締結ボルトを挿通するための複数のボルト孔5と、潤滑油を流通させる油孔6および冷却水を流通させるための複数の水孔7をそれぞれ穿設している。さらにこの金属ガスケット1の所要位置に複数のブローバイ孔8を穿設している。
図2に示すように、上方側となる第1ガスケット基板2には、燃焼室孔4を無端状に囲繞するとともに、シリンダブロック側(下方側)に向けて突出する断面円弧状のフルビード2Aが形成されている。
また上記第1ガスケット基板2の下方に位置する第2ガスケット基板3には、燃焼室孔4を無端状に囲繞するとともに、シリンダヘッド側(上方側)に向けて突出する断面コ字形の段差ビード3Aが形成されている。このように、第2ガスケット基板3に段差ビード3Aを形成することで、その内面(下面)に下方側が開口した環状の凹部3Bが形成されている。 そして、本実施例においては、上記凹部3B内に金属の充填材料11を埋設している。
上記フルビード2Aと段差ビード3Aは、互いに重合する位置に設けてあり、フルビード2Aの頂部2A’は、段差ビード3Aの上面における幅方向の中央部と当接するようになっている。
段差ビード3Aの高さ(上方側への膨出量)hは、0.03〜0.15mmに設定してあり、段差ビード3Aの幅(半径方向寸法)dは、上記フルビード2Aの幅(半径方向寸法)の約1.5倍程度に設定している。
また、段差ビード3Aの内方側の端部3A’が燃焼室孔4から隔てた距離L1は、段差ビード3Aの幅よりも少し小さな寸法に設定している。
上記凹部3Bに充填した充填材料11の下面11Aは平坦面としてあり、かつこの下面11Aは、本来の第2ガスケット基板3の下面3Cと同一平面となるようにしている。このように、本実施例においては、段差ビード3Aの内面となる環状凹部3Bの全域に金属の充填部材11を埋設している。
以上のように構成した本実施例の金属ガスケット1によれば、断面円弧状のフルビード2Aと、断面コ字形の段差ビード3Aとを互いに重合する位置に設けることによって、狭いシール幅でシリンダヘッドとシリンダブロック間のシールを維持することが可能である。
また、金属ガスケット1がエンジン組立時にシリンダヘッドとシリンダブロックによって挟持される際に、フルビード2Aが弾性変形して、フルビード2Aの頂部2A’が段差ビード3Aの上面の中央部に圧接することで、優れたシール性を得ることができる。
また、金属ガスケット1のシール性をより一層向上させるためには、フルビード2Aの寸法を調整するのではなく、段差ビード3Aの高さhや幅dを調整すればよいので、フルビード2Aの耐久性を落とさずにシール性の向上を図ることができる。
さらに、段差ビード3Aは溶接することなくプレス成形することができるので、金属ガスケット1の製造コストを抑えることができる。
そしてさらに、段差ビード3Aの内面となる環状の凹部3Bには、金属の充填部材11を埋設してあるので、この段差ビード3Aの高さ分だけ、実質的に第2ガスケット基板3の板厚を増厚したことになり、その段差ビード3Aの上面中央にフルビード2Aの頂部2A’が圧接することになる。これにより、充分なシール性を確保することができるとともに、段差ビード3Aの耐久性が向上して、ひいては金属ガスケット1の耐久性を向上させることができる。
また、金属ガスケット1がエンジン組立時にシリンダヘッドとシリンダブロックによって挟持される際に、フルビード2Aが弾性変形して、フルビード2Aの頂部2A’が段差ビード3Aの上面の中央部に圧接することで、優れたシール性を得ることができる。
また、金属ガスケット1のシール性をより一層向上させるためには、フルビード2Aの寸法を調整するのではなく、段差ビード3Aの高さhや幅dを調整すればよいので、フルビード2Aの耐久性を落とさずにシール性の向上を図ることができる。
さらに、段差ビード3Aは溶接することなくプレス成形することができるので、金属ガスケット1の製造コストを抑えることができる。
そしてさらに、段差ビード3Aの内面となる環状の凹部3Bには、金属の充填部材11を埋設してあるので、この段差ビード3Aの高さ分だけ、実質的に第2ガスケット基板3の板厚を増厚したことになり、その段差ビード3Aの上面中央にフルビード2Aの頂部2A’が圧接することになる。これにより、充分なシール性を確保することができるとともに、段差ビード3Aの耐久性が向上して、ひいては金属ガスケット1の耐久性を向上させることができる。
--------------(第2実施例)
次に、図3は本発明の第2実施例を示すものであり、この実施例において上記第1実施例と対応する部材には、上記第1実施例と同じ部材番号を付している。
端的に言えば、この第2実施例は、上記第1実施例における段差ビード3Aを、燃焼室孔4の位置からフルビード2Aと重合する位置にわたって形成して、その内面となる環状の凹部3Bに充填部材11を埋設したものである。
すなわち、第2ガスケット基板3にはフルビード2Aと重合する位置から燃焼室孔4に至る位置まで設けられたシリンダヘッド側(上方側)に膨出する段差ビード3Aを形成している。このように構成することで、この第2実施例における段差ビード3Aの幅は、上記第1実施例における段差ビード3Aの幅の約2倍程度になっている。段差ビード3Aの高さは、第1実施例の場合と同じである。
上記第1実施例と同様に、この段差ビード3Aの内面となる凹部3Bの全域に上記充填材料11を埋設している。この第2実施例においては、充填材料11の下面11Aは、本来の第2ガスケット基板3の下面3Cよりも僅かに下方側へ突出させている。
また、この第2実施例においては、段差ビード3Aを燃焼室孔4の位置まで到達させているので、この段差ビード3Aの内方側の端部3A’および充填材料11の内方側の端部11Bが燃焼室孔4を構成している。その他の構成は、上記第1実施例と同じなので同一部分についての説明は省略する。
このような第2実施例の構成であっても、上記第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。また、充填部材11の埋設領域が第1実施例よりも広くなっており、充填材料11の内方側の端部11Bが燃焼室孔4を構成しているので、燃焼室周りに発生する僅かな隙間をなくすことができる。しかも充填部材11の下面11Aが第2ガスケット基板3の下面3Cより僅かに下方側へ突出しているので、上記第1実施例に比べてさらに良好なシール性と耐久性を得ることができるとともに、フルビード2Aに亀裂が生じることを抑制することができる。
次に、図3は本発明の第2実施例を示すものであり、この実施例において上記第1実施例と対応する部材には、上記第1実施例と同じ部材番号を付している。
端的に言えば、この第2実施例は、上記第1実施例における段差ビード3Aを、燃焼室孔4の位置からフルビード2Aと重合する位置にわたって形成して、その内面となる環状の凹部3Bに充填部材11を埋設したものである。
すなわち、第2ガスケット基板3にはフルビード2Aと重合する位置から燃焼室孔4に至る位置まで設けられたシリンダヘッド側(上方側)に膨出する段差ビード3Aを形成している。このように構成することで、この第2実施例における段差ビード3Aの幅は、上記第1実施例における段差ビード3Aの幅の約2倍程度になっている。段差ビード3Aの高さは、第1実施例の場合と同じである。
上記第1実施例と同様に、この段差ビード3Aの内面となる凹部3Bの全域に上記充填材料11を埋設している。この第2実施例においては、充填材料11の下面11Aは、本来の第2ガスケット基板3の下面3Cよりも僅かに下方側へ突出させている。
また、この第2実施例においては、段差ビード3Aを燃焼室孔4の位置まで到達させているので、この段差ビード3Aの内方側の端部3A’および充填材料11の内方側の端部11Bが燃焼室孔4を構成している。その他の構成は、上記第1実施例と同じなので同一部分についての説明は省略する。
このような第2実施例の構成であっても、上記第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。また、充填部材11の埋設領域が第1実施例よりも広くなっており、充填材料11の内方側の端部11Bが燃焼室孔4を構成しているので、燃焼室周りに発生する僅かな隙間をなくすことができる。しかも充填部材11の下面11Aが第2ガスケット基板3の下面3Cより僅かに下方側へ突出しているので、上記第1実施例に比べてさらに良好なシール性と耐久性を得ることができるとともに、フルビード2Aに亀裂が生じることを抑制することができる。
------------(第3実施例)
さらに図4は本発明の第3実施例を示すものであり、この実施例において上記第1実施例と対応する部材には、上記第1実施例と同じ部材番号を付している。
端的に言えば、この第4実施例は、上記第1実施例において環状の凹部3Bに埋設する充填部材11の分量を多くしたものであり、それによって充填部材11の下面11Aを本来の第2ガスケット基板3の下面3Cよりも下方側へ突出させたものである。その他の構成は、上記第1実施例のものと同じであり、同一部分の説明は省略する。
このような第3実施例の構成であっても、上記第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。さらに、この実施例においては、上記第1実施例に比べて上記充填部材11の下面11Aを突出させた分だけより良好なシール性を得ることができるとともに、フルビード2Aに亀裂が生じることを抑制することができる。さらにこの実施例においては、段差ビード3Aの高さおよび充填部材11の厚さを変更することにより、それらの合計の厚さの調整を容易に行うことができる。また、充填部材11を比較的軟らかい材料とすることで、シリンダブロック側の相手面の面粗さを補完することができる。
さらに図4は本発明の第3実施例を示すものであり、この実施例において上記第1実施例と対応する部材には、上記第1実施例と同じ部材番号を付している。
端的に言えば、この第4実施例は、上記第1実施例において環状の凹部3Bに埋設する充填部材11の分量を多くしたものであり、それによって充填部材11の下面11Aを本来の第2ガスケット基板3の下面3Cよりも下方側へ突出させたものである。その他の構成は、上記第1実施例のものと同じであり、同一部分の説明は省略する。
このような第3実施例の構成であっても、上記第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。さらに、この実施例においては、上記第1実施例に比べて上記充填部材11の下面11Aを突出させた分だけより良好なシール性を得ることができるとともに、フルビード2Aに亀裂が生じることを抑制することができる。さらにこの実施例においては、段差ビード3Aの高さおよび充填部材11の厚さを変更することにより、それらの合計の厚さの調整を容易に行うことができる。また、充填部材11を比較的軟らかい材料とすることで、シリンダブロック側の相手面の面粗さを補完することができる。
-------------(第4実施例)
次に図5は本発明の第4実施例を示したものであり、上記第1実施例と対応する部材には、上記第1実施例と同じ部材番号を付している。
端的に言えば、この第4実施例は、上記第1実施例の金属ガスケットの下方側に、もう一枚の第3ガスケット基板14を追加したものである。
すなわち、本実施例の金属ガスケット1は、第1、第2ガスケット基板2、3の他に第3ガスケット基板14を備えており、第1ガスケット基板2および第3ガスケット基板14に断面円弧状のフルビード2A,14Aを形成し、第2ガスケット基板3に断面コ字形の段差ビード3Aを形成している。
第1ガスケット基板2のフルビード2Aをシリンダブロック側に突出させ、第2ガスケット基板3の段差ビード3Aをシリンダヘッド側に突出させている。そして、第3ガスケット基板14のフルビード14Aはシリンダヘッド側に突出させあり、上記段差ビード3Bとフルビード2A,14Aとを互いに重合する位置に設けている。
上記第2ガスケット基板3の段差ビード3Aの内面となる環状の凹部3B内には、上記第1実施例と同様に充填部材11を埋設している。このように、この第4実施例は、両ガスケット基板2、3および充填部材11の構成は、第1実施例と同じであり、第3ガスケット基板14を追加したことが異なるだけである。
この第4実施例においては、第3ガスケット基板14のフルビード14Aの頂部14A’が充填部材11の下面11Aの幅方向中央部に当接するようになっている。
このように本実施例では3枚のガスケット基板2,3,14を使用して、フルビード2A,14A及び段差ビード3Aを重合する位置に配置したことによって、上述した第1実施例から第3実施例よりもさらに良好なシール性を得ることができ、フルビード2A、14Aに亀裂が生じることを抑制することができる。
そして、この第4実施例においては、段差ビード3Aと重合する位置に二段のフルビード2A,14Aを形成したことにより、シリンダブロック及びシリンダヘッドが振動して上下左右に変位した際の金属ガスケット1の追従性が上記第1実施例よりも良好となっている。
次に図5は本発明の第4実施例を示したものであり、上記第1実施例と対応する部材には、上記第1実施例と同じ部材番号を付している。
端的に言えば、この第4実施例は、上記第1実施例の金属ガスケットの下方側に、もう一枚の第3ガスケット基板14を追加したものである。
すなわち、本実施例の金属ガスケット1は、第1、第2ガスケット基板2、3の他に第3ガスケット基板14を備えており、第1ガスケット基板2および第3ガスケット基板14に断面円弧状のフルビード2A,14Aを形成し、第2ガスケット基板3に断面コ字形の段差ビード3Aを形成している。
第1ガスケット基板2のフルビード2Aをシリンダブロック側に突出させ、第2ガスケット基板3の段差ビード3Aをシリンダヘッド側に突出させている。そして、第3ガスケット基板14のフルビード14Aはシリンダヘッド側に突出させあり、上記段差ビード3Bとフルビード2A,14Aとを互いに重合する位置に設けている。
上記第2ガスケット基板3の段差ビード3Aの内面となる環状の凹部3B内には、上記第1実施例と同様に充填部材11を埋設している。このように、この第4実施例は、両ガスケット基板2、3および充填部材11の構成は、第1実施例と同じであり、第3ガスケット基板14を追加したことが異なるだけである。
この第4実施例においては、第3ガスケット基板14のフルビード14Aの頂部14A’が充填部材11の下面11Aの幅方向中央部に当接するようになっている。
このように本実施例では3枚のガスケット基板2,3,14を使用して、フルビード2A,14A及び段差ビード3Aを重合する位置に配置したことによって、上述した第1実施例から第3実施例よりもさらに良好なシール性を得ることができ、フルビード2A、14Aに亀裂が生じることを抑制することができる。
そして、この第4実施例においては、段差ビード3Aと重合する位置に二段のフルビード2A,14Aを形成したことにより、シリンダブロック及びシリンダヘッドが振動して上下左右に変位した際の金属ガスケット1の追従性が上記第1実施例よりも良好となっている。
--------------(第5実施例)
次に、図6は第5実施例を示すものであり、この実施例において上記第1実施例に対応する部材には、上記第1の実施例と同じ符号を用いている。
本実施例の金属ガスケットも3枚の第1〜第3ガスケット基板2、3,14を備えており、本実施例では、第1ガスケット基板2に断面円弧状のフルビード2Aを形成し、第2ガスケット基板3と第3ガスケット基板4にそれぞれ断面コ字形の段差ビード3A,14Bを形成している。
そして第1ガスケット基板2のフルビード2Aをシリンダブロック側に突出させ、第2ガスケット基板3の段差ビード3Aをシリンダヘッド側に突出させ、第3ガスケット基板14の段差ビード14Bをシリンダブロック側に突出させ、これらフルビード2Aと段差ビード3A,14Bとを互いに重合する位置に設けている。
さらに上記段差ビード3A,14Bには、それぞれの凹部3B、14Cに充填材料11,21を埋設してあり、これら対向状態の充填材料11,21が互いに当接するようになっている。なお、充填材料11の下面11Aは第2ガスケット基板3の本来の下面3Cと同一平面となるようにしている。また、充填材料21の上面は、本来の第3ガスケット基板14の上面と同一平面となるようにしている。
この第5実施例は上述したように構成しているので、上記第4実施例に比べてさらに良好なシール性と耐久性を得ることができるとともに、フルビード2Aに亀裂が生じにくくすることができる。
この第5実施例では、一枚の基板によって形成する段差ビードの高さに限界があることを考慮して、上述したように段差ビード3A,14Bを抱き合わせて配置したものである。それによって上記第1実施例と比較して段差ビードの高さを実質的に2倍となるように構成している。このように構成することにより、金属ガスケット1をシリンダヘッドとシリンダブロックとで挟持する際の荷重を高くすることが可能となり、それにより第1実施例のものよりもシール性を向上させることができる。
次に、図6は第5実施例を示すものであり、この実施例において上記第1実施例に対応する部材には、上記第1の実施例と同じ符号を用いている。
本実施例の金属ガスケットも3枚の第1〜第3ガスケット基板2、3,14を備えており、本実施例では、第1ガスケット基板2に断面円弧状のフルビード2Aを形成し、第2ガスケット基板3と第3ガスケット基板4にそれぞれ断面コ字形の段差ビード3A,14Bを形成している。
そして第1ガスケット基板2のフルビード2Aをシリンダブロック側に突出させ、第2ガスケット基板3の段差ビード3Aをシリンダヘッド側に突出させ、第3ガスケット基板14の段差ビード14Bをシリンダブロック側に突出させ、これらフルビード2Aと段差ビード3A,14Bとを互いに重合する位置に設けている。
さらに上記段差ビード3A,14Bには、それぞれの凹部3B、14Cに充填材料11,21を埋設してあり、これら対向状態の充填材料11,21が互いに当接するようになっている。なお、充填材料11の下面11Aは第2ガスケット基板3の本来の下面3Cと同一平面となるようにしている。また、充填材料21の上面は、本来の第3ガスケット基板14の上面と同一平面となるようにしている。
この第5実施例は上述したように構成しているので、上記第4実施例に比べてさらに良好なシール性と耐久性を得ることができるとともに、フルビード2Aに亀裂が生じにくくすることができる。
この第5実施例では、一枚の基板によって形成する段差ビードの高さに限界があることを考慮して、上述したように段差ビード3A,14Bを抱き合わせて配置したものである。それによって上記第1実施例と比較して段差ビードの高さを実質的に2倍となるように構成している。このように構成することにより、金属ガスケット1をシリンダヘッドとシリンダブロックとで挟持する際の荷重を高くすることが可能となり、それにより第1実施例のものよりもシール性を向上させることができる。
------------(第6実施例)
次に、図7は本発明の第6実施例を示したものであり、上記第5実施例と対応する部材には、上記第5実施例と同じ部材番号を付している。
端的に言えば、この第6実施例は、上記第5実施例の金属ガスケット1の下方側に、もう一枚第4ガスケット基板15を追加したものである。
この第4ガスケット基板15には、燃焼室孔4を囲繞して上方側へ膨出する
断面円弧状のフルビード15Aを形成している。このフルビード15Aは、上方側の段差ビード14Bに重合する位置に設けている。その他の構成は、第5実施例のものと同一なので説明は省略する。この6実施例では、両フルビード2A,15Aおよび両段差ビード3A,14Bが重合する位置に配置される。
このように構成した第6実施例によれば、4枚のガスケット基板を積層して形成した分だけ、上記各実施例よりもさらに良好なシール性と耐久性を得ることができ、しかもフルビード2A,15Aに亀裂が生じにくくすることができる。
また、この第6実施例においては、段差ビード3A、14Bと重合する位置に二段のフルビード2A,15Aを形成している。そのため、シリンダブロック及びシリンダヘッドが振動して上下左右に変位した際の金属ガスケット1の追従性が上記第1実施例よりも良好となっている。
さらに、この第6実施例においては、上記第5実施例と同様に段差ビード3A,14Bを抱き合わせて配置してあるので、上記第1実施例と比較して段差ビードの高さが実質的に2倍となっている。これにより、金属ガスケット1をシリンダヘッドとシリンダブロックとで挟持する際の荷重を高くすることが可能となり、それにより第1実施例のものよりもシール性を向上させることができる。
次に、図7は本発明の第6実施例を示したものであり、上記第5実施例と対応する部材には、上記第5実施例と同じ部材番号を付している。
端的に言えば、この第6実施例は、上記第5実施例の金属ガスケット1の下方側に、もう一枚第4ガスケット基板15を追加したものである。
この第4ガスケット基板15には、燃焼室孔4を囲繞して上方側へ膨出する
断面円弧状のフルビード15Aを形成している。このフルビード15Aは、上方側の段差ビード14Bに重合する位置に設けている。その他の構成は、第5実施例のものと同一なので説明は省略する。この6実施例では、両フルビード2A,15Aおよび両段差ビード3A,14Bが重合する位置に配置される。
このように構成した第6実施例によれば、4枚のガスケット基板を積層して形成した分だけ、上記各実施例よりもさらに良好なシール性と耐久性を得ることができ、しかもフルビード2A,15Aに亀裂が生じにくくすることができる。
また、この第6実施例においては、段差ビード3A、14Bと重合する位置に二段のフルビード2A,15Aを形成している。そのため、シリンダブロック及びシリンダヘッドが振動して上下左右に変位した際の金属ガスケット1の追従性が上記第1実施例よりも良好となっている。
さらに、この第6実施例においては、上記第5実施例と同様に段差ビード3A,14Bを抱き合わせて配置してあるので、上記第1実施例と比較して段差ビードの高さが実質的に2倍となっている。これにより、金属ガスケット1をシリンダヘッドとシリンダブロックとで挟持する際の荷重を高くすることが可能となり、それにより第1実施例のものよりもシール性を向上させることができる。
なお、上記各実施例における充填部材11(21)は金属となっているが、金属の代わりに、樹脂、金属薄板、溶射部材、ろう付け、ゴムなどが使用可能である。また、金属ガスケット1を装着するエンジンの特性に合わせて充填部材11(21)の材質を適宜変更することも可能であり、また金属ガスケット1が複数の段差ビードを備える場合には、それら毎に埋設する充填部材の材質を異ならせても良い。
1…金属ガスケット 2…第1ガスケット基板
2A…フルビード 3…第2ガスケット基板
3A…段差ビード 4…燃焼室孔
11…充填材料
2A…フルビード 3…第2ガスケット基板
3A…段差ビード 4…燃焼室孔
11…充填材料
Claims (6)
- 積層して配置した少なくとも2枚のガスケット基板を備え、各ガスケット基板のそれぞれにシリンダボアに合わせて燃焼室孔を穿設した金属ガスケットにおいて、
上方側に位置する一方のガスケット基板に上記燃焼室孔を囲繞して下方側へ膨出するフルビードを形成し、また下方側に位置する他方のガスケット基板に上記燃焼室孔を囲繞して上方側へ膨出する断面コ字形の段差ビードを形成し、上記フルビードと段差ビードとを互いに重合させて配置するとともに、上記段差ビードの内面となる凹部に充填材料を埋設したことを特徴とする金属ガスケット。 - 上記段差ビードは上記燃焼室孔の位置から上記フルビードと重合する位置にわたって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の金属ガスケット。
- 上記段差ビードに埋設した充填材料の下面は、該段差ビードを形成したガスケット基板の下面よりも下方へ突出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属ガスケット。
- 積層して配置した3枚のガスケット基板を備え、最上方位置となる第1ガスケット基板に、その隣接下方側に位置する第2ガスケット基板に向けて突出する上記フルビードを形成し、中間位置に配置した第2ガスケット基板に上方側へ向けて上記段差ビードを形成し、さらに最下方位置となる第3ガスケット基板に、上記燃焼室孔を囲繞して上方側に向けて突出する第2のフルビードを形成し、上記両フルビードと段差ビードを相互に重合する位置に配置し、上記段差ビードの内面となる凹部内に上記充填材料を埋設し、この充填材料に対して上記第3ガスケット基板のフルビードを当接させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の金属ガスケット。
- 積層して配置した3枚のガスケット基板を備え、最上方位置となる第1ガスケット基板に、その隣接下方側に位置する第2ガスケット基板に向けて突出する上記フルビードを形成し、中間位置に配置した第2ガスケット基板に上方側に向けて上記段差ビードを形成し、さらに最下方位置となる第3ガスケット基板に、上記燃焼室孔を囲繞して下方側に向けて突出する断面コ字型の第2の段差ビードを形成して、上記フルビードと上記2つの段差ビードを相互に重合する位置に配置し、上記第2の段差ビードによる内面の凹部内にも充填材料を埋設して、第2ガスケット基板の凹部に埋設した充填材料と第3ガスケット基板の凹部に埋設した充填材料とを相互に当接させたことを特徴とする請求項1に記載の金属ガスケット。
- 積層して配置した4枚のガスケット基板を備え、最上方位置となる第1ガスケット基板に、その隣接下方側に位置する第2ガスケット基板に向けて突出する上記フルビードを形成し、第1ガスケット基板の隣接下方位置に配置した第2ガスケット基板に、第1ガスケット基板に向けて膨出する上記段差ビードを形成し、さらに第2ガスケットの下方側となる第3ガスケット基板に、上記燃焼室孔を囲繞して下方に向けて突出する断面コ字型の第2の段差ビードを形成して、さらに最下方位置となる第4ガスケットに、上記燃焼室孔を囲繞して上方へ向けて膨出するフルビードを形成し、上記両フルビードと上記2つの段差ビードとを相互に重合する位置に配置し、上記第2の段差ビードの内面となる凹部にも充填材料を埋設して、第2ガスケット基板の凹部に埋設した充填材料と第3ガスケット基板の凹部に埋設した充填材料とを相互に当接させたことを特徴とする請求項1に記載の金属ガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273225A JP2005030557A (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | 金属ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003273225A JP2005030557A (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | 金属ガスケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005030557A true JP2005030557A (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=34210518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003273225A Withdrawn JP2005030557A (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | 金属ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005030557A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010032555A1 (ja) | 2008-09-18 | 2010-03-25 | 日本ガスケット株式会社 | シリンダヘッドガスケット |
-
2003
- 2003-07-11 JP JP2003273225A patent/JP2005030557A/ja not_active Withdrawn
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WO2010032555A1 (ja) | 2008-09-18 | 2010-03-25 | 日本ガスケット株式会社 | シリンダヘッドガスケット |
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