JP2005030512A - 流体輸送管 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水素ガス、水素ガスを含む液体等の高圧流体を輸送するにあたり、水素ガスがプラスチック内管を径方向に透過するのを押えて長手方向のガス輸送損失の増大を防止すると共に、水素ガスの透過、漏洩により生じる流体輸送管の圧力上昇を速やかに、且つ、長手方向にむらなく検知することができる流体輸送管を提供する。
【解決手段】 プラスチック内管20と、その外周に設けられた補強層22及びプラスチックシース23とを備えた流体輸送管20において、前記プラスチック内管21と補強層22との間に金属プラスチックラミネートテープによる遮ガス層24が設けられ、遮ガス層24とプラスチックシース23との間に、石英ガラス系の光ファイバ心線29の外周に多孔質のプラスチックテープ巻層30を設けた水素ガス検知光ファイバ25が配設される。
【選択図】 図1

Description

本発明は水素ガス、水素ガスを含む液体等の高圧流体を輸送するのに好適な高圧可撓性を有する流体輸送管に関するものである。
この種の流体輸送管としては、図3に示すような構成の流体輸送管1が多く使用されている(例えば、特許文献1参照)。即ち、この流体輸送管1は、ポリエチレンやナイロン等を押出成形することにより、内部に水素ガス、水素ガスを含む液体等の高圧流体の流体通路が形成されたプラスチック内管2と、その外周に設けられた補強層3と、その外周にプラスチック内管2と同様なプラスチックを押出し被覆することにより設けられたプラスチックシース4とを備えている。
補強層3は、通常、高強度の鋼(ステンレススチールを含む。以下同様)等で出来た金属テープを単層又は複数層にショートピッチで螺旋状に巻き付けて形成され、プラスチック内管2が内圧で膨れたり、破裂したりしないように補強する内圧補強層5と、この内圧補強層5の外周に、高強度の鋼等で出来た断面円形を有する多数本の金属線又は断面矩形を有する金属条を、単層又は複数層(図示のものは金属線を2層)にロングピッチで螺旋状に巻き付けて形成され、プラスチック内管2が流体圧や引張り力で軸線方向に伸びたりしないように補強する軸力補強層6とから構成される。
なお、7はプラスチック内管2の外圧に対する座屈防止用としてプラスチック内管2の内側に設けられた鋼等よりなるインターロック管、8はインターロック管7とプラスチック内管2との間、プラスチック内管2と補強層3との間(図示省略)、軸力補強層6の内外金属条間及び補強層3とプラスチックシース4との間に設けられたクッション用の布テープ層、9は内圧補強層5と軸力補強層6との間に設けられたポリエチレン等からなるプラスチックテープ層である。
この流体輸送管1のプラスチック内管2は前記したようにポリエチレンやナイロン等のような押出成形し易いプラスチック材を押出成形加工することにより形成され、基本的には該管内部を気密、液密に保つことができるが、ミクロ的にはプラスチック内管2の素材であるポリマーが結晶質と非晶質からなり、ガスについては非晶質を透過する。特に水素ガスは分子量が小さいのでプラスチック内管2内を透過し易い上に、水素輸送においては送ガス圧が70MPaにも及ぶ高圧になることが多いことから、水素ガスがプラスチック内管2の径方向に透過して漏洩する。
そこで、図4に示すような流体輸送管1のプラスチック内管2を透過するガスを検知する透過ガス検知装置10が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この検知装置10は、図示するように、流体輸送管1の端末において、プラスチックシース4を露出させた箇所に、プラスチック内管2を透過してプラスチック内管2とプラスチックシース4との間の空間に滞留する透過ガスを受け入れるガス受入容器11を気密に取り付け、この容器11に前記透過ガスの圧力が所定値以上に上昇したことを検知する圧力センサ12を設けてなり、前記圧力センサ12が透過ガスの圧力上昇により変位する受圧変位体13と、前記受圧変位体13の近傍に設けられ、光路14を形成する光ファイバ15a、15bと、前記光路14を横切るように前記受圧変位体13に設けられ、光路14の光量を変化させる光路遮蔽体16を備えた光センサで構成されるものである。
特開平6−241355号公報(段落番号0010乃至0011及び図1) 実開昭63−55191号全文明細書(実用新案登録請求の範囲、第5頁第4行目乃至第7頁第7行目及び図面)
水素ガスがプラスチック内管2を径方向に透過することにより、長手方向のガス輸送損失が増加するほか、流体輸送管1の使用に伴いプラスチック内管2とプラスチックシース4との間に多量の水素ガスが滞留して圧力が上昇し、プラスチックシース4が膨らんで破損する恐れがあるため危険である。
また、滞留する水素ガスの圧力が所定値以上に上昇したことを検知する透過ガス検知装置10は、これを流体輸送管1の端末近傍に設ける必要があるため、水素ガスの圧力上昇が流体輸送管1の端末近傍で起きた場合には、これを速やかに検知することができるが、流体輸送管1の中間部分で起きた場合には、水素ガスの圧力上昇及びその位置を速やかに検知することが容易でなく、流体輸送管1の水素ガスの圧力上昇を長手方向にむらなく検知することができないという問題がある。
本発明は上記に鑑みて生まれたもので、水素ガス、水素ガスを含む液体等の高圧流体を輸送するにあたり、水素ガスがプラスチック内管を径方向に透過するのを押えて長手方向のガス輸送損失の増大を防止すると共に、水素ガスの透過、漏洩により生じる流体輸送管の圧力上昇を速やかに、且つ、長手方向にむらなく検知することができる流体輸送管を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に記載された発明は、プラスチック内管と、その外周に設けられた補強層及びプラスチックシースとを備えた流体輸送管において、前記プラスチック内管と補強層との間に金属プラスチックラミネートテープによる遮ガス層が設けられ、遮ガス層とプラスチックシースとの間に水素ガス検知光ファイバが配設されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された流体輸送管において、前記遮ガス層とプラスチックシースとの間に水素ガス検知光ファイバと金属被覆光ファイバとが配設されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に記載された流体輸送管によると、前記プラスチック内管と補強層との間に金属プラスチックラミネートテープによる遮ガス層が設けられるので、結晶性の金属の存在により水素ガスの透過が遮断され、水素ガス、水素ガスを含む液体等の高圧流体を輸送するにあたり、水素ガスがプラスチック内管を径方向に透過するのを長期間にわたり確実に押えて長手方向のガス輸送損失の増大を防止することができる。
また、電力ケーブルの遮水に使用されるアルミ被、鉛被のようなプラスチック内管を高熱で溶解させる恐れのある数百度の高温押出成形により形成される被覆構造を使用しないので、流体輸送管の構造が簡単になり、その製造も容易で安価に得ることができる。
更に、遮ガス層とプラスチックシースとの間に水素ガス検知光ファイバが配設されているので、万一、遮ガス層が破損して透過水素ガスが漏洩し、遮ガス層とプラスチックシース間に滞留して生じる流体輸送管の圧力上昇を速やかに、且つ、圧力上昇が生じた位置を長手方向にむらなく検知することが可能になる。従って、流体輸送管のプラスチックシースが膨らんで破損に至るような事態になるのを未然に防止することができる。
本発明の請求項2に記載された流体輸送管によると次のような効果を奏する。即ち、前記遮ガス層とプラスチックシースとの間に水素ガス検知光ファイバだけが配設されている場合には、遮ガス層が破損して透過水素ガスが漏洩し、遮ガス層とプラスチックシース間に滞留すると、水素ガスが水素ガス検知光ファイバ中に拡散(浸透)して水素ガスの圧力上昇に伴い光伝送損失が増加(光透過率が減少)するが、流体輸送管に極度曲げ、変形が加わり、その水素ガス検知光ファイバに曲げひずみが生じたときにも該ファイバの光伝送損失が増加する。このため、光伝送損失の増加が流体輸送管における水素ガスの漏洩によるものなのか、流体輸送管の極度曲げ、変形によるものなのか判別し難いことがある。
このような場合、本発明(請求項2記載の発明)のように、水素ガス検知光ファイバと金属被覆光ファイバとが配設されていると、水素ガス漏れによる場合には、前記したように水素ガス検知光ファイバの方の光伝送損失が増大するのに対して、金属被覆光ファイバの方は透過水素ガスが金属を透過せず、光ファイバ中に拡散し難いため、光伝送損失が殆ど増大しない。一方、流体輸送管の極度曲げ、変形による場合には、水素ガス検知光ファイバ及び金属被覆光ファイバの両方に曲げひずみが生じるため、両ファイバの光伝送損失が増大する。
そこで、両ファイバの光伝送損失の変化を比較することにより、光伝送損失の増加が流体輸送管における水素ガスの漏洩によるものなのか、流体輸送管の極度曲げ、変形によるものなのかを判別することが容易になり、透過水素ガスの漏洩状態及び漏洩位置、即ち、遮ガス層の破損状態、破損位置を速やかに、且つ、精度よく検知することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面により説明する。図1は本発明に係る流体輸送管の第1実施形態を示す横断面図である。本実施形態の流体輸送管20は、ポリエチレンやナイロン等を押出成形することにより、内部に水素ガス、水素ガスを含む液体等の高圧流体の流体通路が形成されたプラスチック内管21と、その外周に設けられた補強層22と、その外周にプラスチック内管21と同様なプラスチックを押出し被覆することにより設けられたプラスチックシース23とを備え、前記プラスチック内管21と補強層22との間に金属プラスチックラミネートテープによる遮ガス層24が設けられ、遮ガス層24とプラスチックシース23との間に水素ガス検知光ファイバ25が配設されてなる。
補強層22は、通常、高強度の鋼等で出来た金属テープを単層又は複数層にショートピッチで螺旋状に巻き付けて形成され、プラスチック内管21が内圧で膨れたり、破裂したりしないように補強する内圧補強層26と、この内圧補強層26の外周に、高強度の鋼等で出来た断面円形を有する多数本の金属線28又は断面矩形を有する金属条を、単層(1層)又は複数層(図示のものは金属線28を単層)にロングピッチで螺旋状に巻き付けて形成され、プラスチック内管2が流体圧や引張り力で軸線方向に伸びたりしないように補強する軸力補強層27とから構成される。
遮ガス層24は、例えば、鉛、アルミニウム等で出来た金属箔の両面にポリエチレン、ポリ塩化ビニル等で出来たプラスチックテープを接着、熱融着等により積層させた金属プラスチックラミネートテープをその両側縁が重なるようにプラスチック内管21の外周に円筒状に縦添え被覆し、補強層22の軸力補強層27の外周にプラスチックシース23を押出し被覆するときの熱で、金属プラスチックラミネートテープの両側縁の重なり部分(ラップ部分)を熱融着することにより形成され、プラスチック内管21と補強層22の内圧補強層26との間に設けられる。また、この遮ガス層24は前記押出し被覆熱でプラスチック内管21と融着一体化される。
遮ガス層24はこれを構成する金属プラスチックラミネートテープの結晶性の金属箔により水素ガスの透過を遮断する機能を有し、流体輸送管20で水素ガス、水素ガスを含む液体等の高圧流体を輸送するにあたり、水素ガスがプラスチック内管21を径方向に透過するのを長期間にわたり確実に押えて長手方向のガス輸送損失の増大を防止する。
水素ガス検知光ファイバ25は、石英ガラス系の光ファイバ心線29の外周に、発泡ポリエチレン等で出来た多孔質のプラスチックテープを巻回することにより、水素ガスを透過し易く、緩衝性に優れ該心線29を保護するプラスチックテープ巻層30を設けて構成され、外径が補強層22の軸力補強層27を構成する金属線28の外径と同じかそれよりも少し小さく形成される。
この水素ガス検知光ファイバ25は、図1に示すものでは、4本が前記軸力補強層27を構成する多数本の金属線28間に円周方向へほぼ等間隔(90度間隔)で配設される。具体的には、内圧補強層26の外周に、軸力補強層27を構成する多数本の金属線28の間に4本の水素ガス検知光ファイバ25を等間隔に配置させて、これら金属線28と水素ガス検知光ファイバ25を単層にロングピッチで螺旋状に巻き付けることにより、軸力補強層27を形成する際に配設される。この水素ガス検知光ファイバ25の個数は4本に限定されるものではなく、1本、又は4本以外の複数本でもよい。複数本の場合は流体輸送管20の周方向に等間隔で配設されるのが望ましい。
この光ファイバ心線29を構成する石英ガラスは科学的に安定した物質であるが、これに水素分子が侵入して拡散(浸透)すると、水素分子の振動による吸収損失と拡散した水素が水酸基となることによる吸収損失が生じ、水素ガスの圧力上昇(濃度上昇)に伴い、その吸収損失が大きくなり、光伝送損失が増加(光透過率が減少)してくる特性を持っている。従って、万一、遮ガス層24が破損してプラスチック内管21を透過してくる透過水素ガスが漏洩し、遮ガス層24とプラスチックシース23間に滞留して流体輸送管20の圧力上昇が生じても、これを水素ガス検知光ファイバ25により速やかに検知することが可能になる。
また、この水素ガス検知光ファイバ25の光ファイバ心線29に既存の光伝送損失測定器(OTDR)を接続することにより、水素ガス検知光ファイバ25の長手方向、即ち、流体輸送管20の長手方向に沿った光伝送損失の分布状態を容易に知ることができ、遮ガス層24が破損して透過水素ガスが漏洩し、遮ガス層24とプラスチックシース23間において、水素ガスの圧力上昇が生じた位置を長手方向にむらなく検知することが可能になる。従って、流体輸送管20のプラスチックシース23が膨らんで破損に至るような事態になるのを未然に防止することができる。
なお、31はプラスチック内管21の外圧に対する座屈防止用としてプラスチック内管21の内側に設けられた鋼等よりなるインターロック管、32はインターロック管31とプラスチック内管21との間、遮ガス層24と補強層22の内圧補強層26との間、軸力補強層27とプラスチックシース23との間に設けられたクッション用の布テープ層、33は補強層22の内圧補強層26と軸力補強層27との間に設けられたポリエチレン等からなるプラスチックテープ層である。
図2は本発明に係る流体輸送管の第2実施形態を示す横断面図である。本実施形態の流体輸送管34は、遮ガス層24とプラスチックシース23との間に水素ガス検知光ファイバ25と金属被覆光ファイバ35とが配設されていることが前記第1実施形態の流体輸送管20と構成を異にする。その他の構成は第1実施形態の流体輸送管20のものと同一なので説明を省略する。
金属被覆光ファイバ35は、例えば、補強層22の軸力補強層27を構成する金属線28とほぼ同じ外径を有する鋼、アルミニウム等で出来た金属パイプ36内に水素ガス検知光ファイバ25を挿入し、必要に応じて金属パイプ36をダイス等で縮径して水素ガス検知光ファイバ25の外周面に密着することにより形成される。又は、水素ガス検知光ファイバ25の外周に鋼、アルミニウム等の金属箔、テープを円形パイプ状に縦添え被覆し、両側縁突合せ部を溶接する等して金属パイプ36を設けること等により形成される。
この水素ガス検知光ファイバ25及び金属被覆光ファイバ35は、図2に示すものでは、各4本が双方から1本ずつ対をなすように隣接させた状態で、前記軸力補強層27を構成する多数本の金属線28間に円周方向へほぼ等間隔(90度間隔)で配設される。具体的には、内圧補強層26の外周に、軸力補強層27を構成する多数本の金属線28の間に各4本の水素ガス検知光ファイバ25及び金属被覆光ファイバ35を各1本ずつ対をなすように隣接させた状態でほぼ等間隔(90度間隔)に配置させて、これら金属線28と水素ガス検知光ファイバ25及び金属被覆光ファイバ35とを単層にロングピッチで螺旋状に巻き付けることにより、軸力補強層27を形成する際に配設される。
なお、この水素ガス検知光ファイバ25及び金属被覆光ファイバ35の個数は各4本に限定されるものではなく、各1本、又は各4本以外の複数本でもよい。複数本の場合は流体輸送管34の周方向に等間隔で配設されるのが望ましい。また、水素ガス検知光ファイバ25と金属被覆光ファイバ35の個数は同数である必要がなく、また、これら両光ファイバ26、35が対をなすように隣接して配設される必要もないことはいうまでもない。
本実施形態の流体輸送管34のように、遮ガス層24とプラスチックシース23との間に水素ガス検知光ファイバ25と金属被覆光ファイバ35とが配設されていると、遮ガス層24から水素ガス漏れが生じた場合には、水素ガス検知光ファイバ25の光伝送損失が増大するのに対して、金属被覆光ファイバ35の方は透過水素ガスが金属を透過せず、光ファイバ心線29中に拡散し難いため、光伝送損失が殆ど増大しない。一方、流体輸送管34が極度曲げ、変形を起こした場合には、水素ガス検知光ファイバ25及び金属被覆光ファイバ35の両方に曲げひずみが生じるため、両ファイバ26、35の光伝送損失が増大する。
そこで、両ファイバ26、35の光伝送損失の変化を比較することにより、光伝送損失の増加が流体輸送管34における水素ガスの漏洩によるものなのか、流体輸送管34の極度曲げ、変形によるものなのかを判別することが容易になり、透過水素ガスの漏洩状態及び漏洩位置、即ち、遮ガス層24の破損状態、破損位置を速やかに、且つ、精度よく検知することができる。
本発明に係る流体輸送管の第1実施形態を示す横断面図である。 本発明に係る流体輸送管の第2実施形態を示す横断面図である。 従来の流体輸送管を示す斜視図である。 従来の流体輸送管の透過ガス検知装置を示す断面図である。
符号の説明
20 流体輸送管
21 プラスチック内管
22 補強層
23 プラスチックシース
24 遮ガス層
25 水素ガス検知光ファイバ
26 内圧補強層
27 軸力補強層
28 金属線
29 光ファイバ心線
30 プラスチックテープ巻層
31 インターロック管
32 布テープ層
33 プラスチックテープ層
34 流体輸送管
35 金属被覆光ファイバ
36 金属パイプ

Claims (2)

  1. プラスチック内管と、その外周に設けられた補強層及びプラスチックシースとを備えた流体輸送管において、前記プラスチック内管と補強層との間に金属プラスチックラミネートテープによる遮ガス層が設けられ、遮ガス層とプラスチックシースとの間に水素ガス検知光ファイバが配設されてなることを特徴とする流体輸送管。
  2. 前記遮ガス層とプラスチックシースとの間に水素ガス検知光ファイバと金属被覆光ファイバとが配設されてなることを特徴とする請求項1記載の流体輸送管。
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