JP2005027282A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが好む複数の着信音または画像のうちのいずれかを自動的に選択でき、かつ、特定の着信音または画像が長期間にわたって選択されないという状況を回避する。
【解決手段】 携帯電話機のメモリには、着信音または画像と着信音または画像を特定する番号であるプログラム番号とが対応づけて記憶されている。プログラム番号は、順番を示す情報を含む。携帯電話機の制御部は、着信があると、カウンタの値を1増やし、カウンタの値に対応するプログラム番号に応じた着信音または画像を、そのときの着信に際して使用する着信音または画像として特定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯電話機に関し、特に着信時に着信音を発生したり、画像を表示させたりして、ユーザに着信を通知する機能を備えた携帯電話機に関する。
近年、携帯電話機のユーザは、音声通話着信時や電子メール着信時等に、ユーザに着信を通知する音である着信音を自己の好みに合わせて設定している。設定される着信音は、購入時に既に携帯電話機に記憶されている着信音であったり、着信音の配信サービスを提供している事業者のサーバからダウンロードして携帯電話機に記憶させた着信音であったり、ユーザが自ら作成して携帯電話機に記憶させたオリジナルの着信音であったりする。また、ユーザは、音声通話着信時用と、電子メール着信時用とにそれぞれ1つずつ着信音(例えば、着信メロディ。)を設定することもある。
携帯電話機に多種類の着信メロディが記憶されている場合でも、ユーザが、一時に使用できる着信メロディは1つだけである。従って、ユーザが、多種類の着信メロディを発音させて楽しみたいときには、ユーザが携帯電話機を操作して着信メロディの設定を変更しなければならない。着信メロディの設定の変更を煩わしいと感じ、着信メロディの設定の変更を行わないユーザの携帯電話機は、どの着信時にも同じ着信メロディが発生するので、ユーザは多種類の着信メロディを楽しむことができない。
そこで、着信時に鳴らす着信メロディをランダムに選択するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、一の着信メロディを時間分割して記憶し、着信時には時間分割された着信メロディの部分のうち、一の部分を鳴らす方法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
一方、ユーザは、携帯電話機の画像表示設定について、あらかじめ携帯電話機が記憶している画像や、画像を提供するサーバからダウンロードした画像、携帯電話機が内蔵するカメラで撮影した画像、電子メールで受信した画像などの静止画像および動画像を、自由に設定している。例えば、ユーザが、携帯電話機に画像表示設定をする場合、待ち受け画面や、音声着信時、電子メール着信時、音声発信時、電子メール発信時、ウェイクアップ(起動時)などの各イベント別に、表示画像を1つずつ設定している。近年の傾向としては、携帯電話機の表示部の大画面化、および高解像度化が進み、ユーザがより画像を楽しめる状況になってきている。
そこで、着信メロディに代えて、または付加的に、着信時にキャラクタの動画像を表示させる携帯電話装置が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2002−204286号公報 (第4−8頁、第3図) 特開2000−354087号公報 (第3−8頁、第4図、第5図) 特開2003−23669号公報 (第5−6頁、第5図)
しかし、特許文献1に記載されたシステムでは、システム中のマイクロコンピュータにおける着信時のプログラムカウンタの値に応じて着信メロディが選択されるので、特定の着信メロディが長期間にわたって選択されないことがある。また、選択される着信音メロディに制限をかけていないので、携帯電話機に記憶されているが着信メロディとしては使用したくない着信メロディが選択されてしまう可能性がある。
また、特許文献2に記載された方法は、複数種類の着信メロディの使用には対応していない。そのため、ユーザが他の着信メロディを使用したい場合には、他の着信メロディの時間分割と着信音の設定とを行わなくてはならず、ユーザは煩雑な操作を行わなくてはならない。
特許文献3に記載された携帯電話装置は、表示する動画像を、音声着信および電子メール着信に対して、電話帳に登録したメンバ毎に設定することが可能であるが、ユーザが、お気に入りの画像を色々表示させたい場合、その度に画像表示設定の変更をしなければならない。そのため、画像表示設定の変更を煩わしいと感じ、画像表示設定の変更を行なわないユーザの携帯電話機は、1つの画像が設定された状態のままとなってしまい、ユーザが設定変更しない限り、音声着信および電子メール着信に対して、電話帳に登録されているメンバ毎にいつも同じ画像が表示され、特定のメンバからの着信が多いユーザは多種類の画像を楽しむことができない。
本発明は、ユーザが好む複数の着信音データや画像データなどのイベント発生通知用データのうちのいずれかを自動的に選択でき、かつ、特定のイベント発生通知用データが長期間にわたって選択されないという状況を回避できる携帯電話機を提供することを目的とする。
本発明による携帯電話機は、1つまたは複数の特定のイベントの発生を通知する機能を備えた携帯電話機であって、特定のイベントが発生する毎に、あらかじめ決められている順番に従って複数種類のイベント発生通知用データのうちから1つのイベント発生通知用データを選定するイベント発生通知用データ選定手段を備えたことを特徴とする。
イベント発生通知用データ選定手段が、特定のイベントとしての、音声着信、電子メール着信、電子メール送信、起動、または電子メール配信サーバへの電子メールの着信の有無の問い合わせが発生する毎に、イベント発生通知用データを選定するように構成されていてもよい。
イベント発生通知用データ選定手段が、着信がある毎に、あらかじめ決められている順番に従って複数種類の着信音データのうちから1つの着信音データを選定する着信音選定手段を含んでもよい。そのような構成によれば、あらかじめ決められている順番に従って複数種類の着信音データのうちから1つの着信音データを選定して、選定した着信音データにもとづく着信音を用いて、ユーザに着信を通知することができる。
複数種類の着信音のそれぞれを発生するための着信音データを記憶する記憶手段と、着信がある毎に、あらかじめ決められている順番における何番目の着信音データを使用するのかを特定する着信音特定手段とを備えてもよく、着信音選定手段は、着信音特定手段によって特定される着信音データを選定してもよく、選定した着信音データを記憶手段から読み出して音声出力手段に対して出力してもよい。そのような構成によれば、着信の回数に応じて出力させる着信音を任意に設定することができる。
着信音特定手段は、着信音データの種類を特定する情報と、順番を示す情報とを対応づけるテーブルを有してもよく、着信音選定手段は、テーブルの内容にもとづいて着信音データを選定してもよい。そのような構成によれば、ユーザが作成したテーブルにもとづいて着信音が選定されるため、ユーザは自己の好む複数の着信音のそれぞれを、順番に出力させることができる。
テーブルには、使用される着信音データであるのか使用されない着信音データであるのかを示す情報が設定されてもよく、着信音選定手段は、使用されないことを示す情報が設定されている着信音データを選定対象から除外してもよい。そのような構成によれば、ユーザは、携帯電話機には記憶させておきたいが着信音に用いたくない着信音を携帯電話機に記憶させることができる。
記憶手段には、テーブルにもとづく着信音データの選定を行うか否かを示す設定情報が記憶されてもよく、着信音選定手段は、設定情報がテーブルにもとづく着信音データの選定を行わないことを示す場合には、あらかじめ指定されている着信音データを選定してもよい。そのような構成によれば、記憶手段が記憶している複数の着信音のうち一の着信音のみを出力させることができる。
記憶手段には、音声着信の際に使用されるテーブルと、電子メール着信の際に使用されるテーブルとが記憶されてもよく、着信音選定手段は、着信の種類に応じたテーブルを使用してもよい。そのような構成によれば、音声着信の場合と電子メール着信の場合とで、別の着信音を出力させることができる。
操作部に対する操作入力に応じて、順番を示す情報をテーブルに設定する順番設定手段を備えてもよい。そのような構成によれば、そのような構成によれば、ユーザは、好みに応じて着信音を出力する順番を変更させることができる。
イベント発生通知用データ選定手段が、イベントの発生がある毎に、あらかじめ決められている順番に従って複数種類の画像データのうちから1つの画像データを選定する画像選定手段を含んでもよい。そのような構成によれば、あらかじめ決められている順番に従って複数種類の画像データのうちから1つの画像データを選定して、選定した画像データにもとづく画像を表示して、ユーザにイベントの発生を通知することができる。
複数種類の画像のそれぞれを表示するための画像データを記憶する記憶手段と、イベントの発生がある毎に、あらかじめ決められている順番における何番目の画像データを使用するのかを特定する画像特定手段とを備えてもよく、画像選定手段は、画像特定手段によって特定される画像データを選定し、選定した画像データを記憶手段から読み出して画像表示手段に対して出力してもよい。そのような構成によれば、イベントの発生回数に応じて、表示させる画像を任意に設定することができる。
画像特定手段は、画像データの種類を特定する情報と、順番を示す情報とを対応づけるテーブルを有してもよく、画像選定手段は、テーブルの内容にもとづいて画像データを選定してもよい。そのような構成によれば、ユーザが作成したテーブルにもとづいて画像が選定されるため、ユーザは自己の好む複数の画像のそれぞれを、順番に出力させることができる。
テーブルには、使用される画像データであるのか使用されない画像データであるのかを示す情報が設定されてもよく、画像選定手段は、使用されないことを示す情報が設定されている画像データを選定対象から除外してもよい。そのような構成によれば、ユーザは、携帯電話機には記憶させておきたいが表示させたくない画像を携帯電話機に記憶させることができる。
記憶手段には、テーブルにもとづく画像データの選定を行うか否かを示す設定情報が記憶されてもよく、画像選定手段は、設定情報がテーブルにもとづく画像データの選定を行わないことを示す場合には、あらかじめ指定されている画像データを選定してもよい。そのような構成によれば、記憶手段が記憶している複数の画像のうち一の画像のみを表示させることができる。
操作部に対する操作入力に応じて、順番を示す情報をテーブルに設定する順番設定手段を備えてもよい。そのような構成によれば、そのような構成によれば、ユーザは、好みに応じて画像を表示する順番を変更させることができる。
画像データを記憶手段に記憶させ、新たに記憶手段に記憶させた画像データを、画像特定手段が1番目に使用するように、テーブルの、順番を示す情報を変更する画像入力手段を備えてもよい。そのような構成によれば、ユーザが新たに記憶手段に記憶させた画像データを、1番目に表示させることができる。
テーブルには、各画像データに対して、連続して使用する回数を示す情報が設定されてもよく、画像選定手段は、一の画像データを選定すると、テーブルを参照して、連続して使用する回数を示す情報が示す回数分、連続してその画像データを選定してもよい。そのような構成によれば、ユーザの好みに応じて、特定の画像を表示させる回数を、他の画像を表示させる回数に比べて、増やすことができる。
順番設定手段は、着信時に所定の期間内の発信履歴を検索してもよく、画像選定手段は、音声発信または電子メール送信の回数の多い順位に応じた画像データを選定してもよい。そのような構成によれば、より多く発信している相手からの着信時と、そうでない相手からの着信時とで、表示する画像を変えることができる。
順番設定手段は、着信時に所定の期間内の着信履歴を検索してもよく、画像選定手段は、音声着信または電子メール着信の回数の多い順位に応じた画像データを選定してもよい。そのような構成によれば、より多く着信している相手からの着信時と、そうでない相手からの着信時とで、表示する画像を変えることができる。
本発明によれば、イベント発生通知用データ選定手段が、特定のイベントが発生する毎にイベント発生通知用データを変更する。そのため、ユーザは、イベントが発生する度に着信音データや画像データなどのイベント発生通知用データを変更するという煩わしい操作を行うことなく、自己が好む複数のイベント発生通知用データを用いることができる。また、複数のメロディまたは画像を、ユーザが設定した順序で着信の通知に用いるため、一のイベント発生通知用データのみを用いた場合と比較して、ユーザがイベント発生通知用データに飽きにくいという効果がある。
また、本発明によれば、携帯電話機は、着信がある毎に、あらかじめ決められている順番に従って複数種類の着信音データまたは画像データのうちから1つの着信音データまたは画像データを選定し、選定した着信音データにもとづく着信音を出力したり、画像データにもとづく画像を表示したりする。そのため、ユーザは、着信の度に着信音または画像を変更するという煩わしい操作を行うことなく、自己が好む複数の着信音または画像をもれなく使用することができる。
さらに、本発明によれば、携帯電話機は、着信に限らず、電子メール送信、起動、または電子メールを携帯電話機に配信するサーバである電子メール配信サーバへの電子メールの着信の有無の問い合わせ等であるイベントの発生毎に、あらかじめ決められている順番に従って複数種類の着信音データまたは画像データのうちから1つの着信音データまたは画像データを選定し、選定した着信音データにもとづく着信音を出力したり、画像データにもとづく画像を表示したりする。そのため、ユーザは、イベントの発生の度に着信音または画像を変更するという煩わしい操作を行うことなく、自己が好む複数の着信音または画像をもれなく使用することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明による携帯電話機の外観例を示す斜視図である。本発明による携帯電話機1は、情報や画像を表示する表示部2と、音声通話時に通話相手の音声を出力するレシーバ3と、着信音等を出力する音声出力手段としてのスピーカ4と、通話時のユーザの音声を音声信号に変換するマイクロフォン5と、ユーザが、発信先の電話番号、送信する電子メールの情報、および携帯電話機1に対する設定情報を入力する操作部6とを含む。また、操作部6は、ユーザが発信先の電話番号の入力後に発信を指示したり、着信時に受話を指示したりする場合にユーザが押下するオフフックボタン11や、携帯電話機1に音声通話を終了させる場合に押下するオンフックボタン12を含む。
図2は、本発明の第1の実施の形態の携帯電話機の内部構成例を示すブロック図である。制御部101は、CPUと入出力回路とを含み、携帯電話機1の各部を制御する。無線部103は、制御部101の制御に従って、音声信号や通信に必要な情報等を搬送波に乗せて携帯電話通信網の無線基地局に送信したり、音声信号や通信に必要な情報等を無線基地局から受信したりする。記憶手段としてのメモリ102は、制御部101の制御に従って、発信履歴や着信履歴、着信回数、メロディのデータ等を記憶する。また、制御部101は、表示部2、レシーバ3、スピーカ4およびマイクロフォン5を制御し、操作部6に対する操作にもとづく情報を入力する。
メモリ102には内部カウンタ(図示せず。)が形成されている。内部カウンタは、制御部101によって0または1に初期化され、その後、アップカウントされる。また、メモリ102は、着信音メロディのデータと、図3に示すようなプログラム選曲機能情報(プログラム選曲用テーブル)とを記憶する。プログラム選曲機能情報は、メモリ102が記憶している着信音メロディのデータ(着信音データ)に対応するメロディ名(着信音データの種類を特定する情報)と、メロディ登録番号と、プログラム番号(順番を特定する情報)とを対応づける情報である。メロディ登録番号は、登録された順に付される通し番号である。プログラム番号は、対応する着信音メロディの出力順を示す番号であり、1から始まる通し番号または0である。
図3に示す例では、例えば、メロディ登録番号が「1」であるメロディAは、プログラム番号「4」と対応づけられて記憶されている。また、メロディ登録番号が「2」であるメロディBは、プログラム番号「1」と対応づけられて記憶されている。プログラム選曲機能情報にもとづく着信音出力を行うという設定がなされている場合には、制御部101は、0でないプログラム番号に対応する着信音メロディを順番に出力する制御を行う。また、0であるプログラム番号に対応する着信音メロディは出力されない。従って、プログラム番号は、使用される着信音データであるのか使用されない着信音データであるのかを示す情報も含む。
ユーザが操作部6を介してプログラム番号の設定を要求する操作を行うと、制御部101は、例えば、プログラム番号設定用画面を表示部2に表示させる。プログラム番号設定用画面には、図3に例示されたような、メロディ登録番号、メロディ名およびプログラム番号が一覧表で表示されている。プログラム番号設定用画面が表示されているときに、ユーザは、メロディ名およびプログラム番号を変更することができる。例えば、操作部6に対するキー操作によって、変更したい情報が表示されている位置にカーソルを合わせ、変更後の情報をキー入力する。制御部101は、ユーザによるキー入力に応じてメモリ102の内容を変更する。以上のように、制御部101は、操作部6に対するユーザの操作入力に応じて、順番を特定する情報をテーブルに設定する順番設定手段を実現する。
なお、制御部101は、0ではないプログラム番号が0に変更され、通し番号に欠番が生じたときには、0ではないプログラム番号が通し番号になるように再付番する。また、制御部101は、0であるプログラム番号が0でないプログラム番号に変更され、番号に重複が生じたときにも、0ではないプログラム番号が通し番号になるように再付番する。そして、ユーザがプログラム番号設定の操作を終了すると、制御部101は、プログラム番号のうちの最大の値を、プログラム番号の最大値Cmaxとしてメモリ102に記憶させる。さらに、初めてプログラム番号の設定がなされたときには、制御部101は、内部カウンタの値を0に設定する。
また、ユーザが、新たに着信音メロディをメモリ102に記憶させるための処理を行った後、操作部6を介して着信音メロディの追加登録を要求する操作を行うと、制御部101は、例えば、既に登録されているメロディ登録番号の最大番号の次の番号を表示部2に表示させるとともに、メロディ名の入力を促す画面を表示部2に表示させる。ユーザが、操作部6を介してメロディ名を入力すると、制御部101は、入力されたメロディ名を、既に登録されているメロディ登録番号の最大番号の次の番号のメロディ登録番号に対応付けて、プログラム選曲機能情報に登録する。また、制御部101は、新たに登録されたメロディ登録番号に対応するプログラム番号を0に設定する。
なお、着信音メロディのデータは、ユーザが操作部6を操作して入力したり、着信メロディ配信サービスの提供事業者のサーバからダウンロードしたりすると、制御部101がメモリ102に記憶させる。また、携帯電話機1の製造者がメロディのデータをあらかじめメモリ102に記憶させてもよい。この実施の形態では、プログラム番号設定の操作がなされない限り、プログラム番号は0である。
ユーザは、プログラム選曲機能情報にもとづく着信音出力を行うか否かの設定を行うことができる。メモリ102には、ユーザによる設定に応じて、プログラム選曲機能情報にもとづく着信音出力を行うか否かの設定情報が記憶される。プログラム選曲機能情報にもとづく着信音出力を行うという設定がなされている場合には、着信時に内部カウンタの値に1を加える。そして、制御部101は、内部カウンタの値に一致するプログラム番号に対応するメロディのデータを読み出して音声信号に変換し、スピーカ4から出力する。例えば、図3に示す例では、内部カウンタの値(C)=2の場合には、プログラム番号「2」に対応づけられているのはメロディDであるから、メロディDがスピーカ4から出力される。ただし、C>Cmaxになった場合には、制御部101は、内部カウンタの値を1に設定してプログラム番号「1」に対応づけられているメロディをスピーカ4に出力させる。
プログラム選曲機能情報にもとづく着信音出力を行わないという設定がなされている場合には、制御部101は、あらかじめ指定されている着信音をスピーカ4に出力させる。ユーザは、指定の着信音として、メモリ102に記憶されている着信音メロディのデータのうちのいずれかを選択することもできる。
なお、この実施の形態において、音声通話の着信、音声通話の発信、電子メールの着信、電子メールの送信、ウェイクアップ(起動時)、または電子メールを携帯電話機1に配信する電子メール配信サーバへの電子メールの着信の問い合わせ(以下、これらの動作をイベントという。)等のイベントの発生がある毎に、あらかじめ決められている順番に従って複数種類のイベント発生通知用データのうちから1つまたは複数のイベント発生通知用データを選定するイベント発生通知用データ選定手段は、制御部101で実現されている。この実施の形態では、制御部101は、音声通話の着信および電子メールの着信時に、着信音を発生させる着信通知動作を選定する。また、あらかじめ決められている順番における何番目の着信音データを使用するのかを特定する着信音特定手段は、内部カウンタの値にもとづいてプログラム番号を特定する機能を有する制御部101で実現されている。さらに、着信音特定手段によって特定される順番に従って着信音データを選定し、選定した着信音データを記憶手段から読み出して音声出力手段に対して出力する着信音選定手段は、特定されたプログラム番号に応じた着信音メロディを決定する機能を有する制御部101で実現されている。
次に、この実施の形態の動作を説明する。図4は、この実施の形態の動作を説明するフローチャートである。ここでは、音声通話に着目して説明を行う。
携帯電話機1の電源が投入されると、制御部101は待ち受け状態になる。待ち受け状態において、制御部101は、無線部103を介して、携帯電話通信網の無線基地局から呼び出し(着信)があるか否かを監視する(ステップS101)。制御部101は、無線部103を介して無線基地局からの呼び出しを検出すると、プログラム選曲機能情報を使用して着信音出力を行うという設定がなされているか否かを確認する。プログラム選曲機能情報を使用して着信音出力を行うという設定がなされている場合には、メモリ102に記憶されている内部カウンタの値Cに1を加える(ステップS102、S103)。
制御部101は、内部カウンタの値Cとプログラム番号の最大値Cmaxとを比較し、C>CmaxであればCを1に設定する(ステップS104、S105)。
制御部101は、メモリ102が記憶しているプログラム選曲機能情報を検索して、内部カウンタの値Cと同じ値のプログラム番号を認識し、認識したプログラム番号に対応する着信音メロディを、出力する着信音メロディとして特定する。図3に示す例では、内部カウンタの値Cの値が1であった場合には、プログラム番号が1のメロディ名がメロディBであり、メロディBに対応する着信音メロディが特定される。そして、制御部101は、特定した着信音メロディのデータをメモリ102から読み出して音声信号に変換し、スピーカ4に出力する。スピーカ4は、入力された着信音メロディの音声信号を音声に変換して出力する(ステップS106)。
制御部101は、プログラム選曲機能情報を使用して着信音出力を行うという設定がなされていない場合には、あらかじめ指定されている着信音のデータを読み出して音声信号に変換してスピーカ4に出力する。すると、スピーカ4から指定されている着信音が発せられる。(ステップS107)。
ユーザがオフフックボタン11を押下する前に回線が切断された場合には、制御部101は着信音メロディの出力を停止させて、待ち受け状態に移行する(ステップS108、S114)。回線が切断されず、ユーザがオフフックボタン11を押下した場合には、制御部101は着信音メロディの出力を停止させて、通話状態に移行する(ステップS108、S109、S110、S111)。通話状態では、制御部101は、通話相手の音声信号をレシーバ3から出力させ、マイクロフォン5に入力されて音声信号に変換されたユーザの音声を無線部103を介して無線基地局に出力する。
発信元が回線を切断するか、またはユーザがオンフックボタン12を押下すると、制御部101は通話状態を終了する(ステップS112、S113)。携帯電話機1は、通話状態が終了すると着信待ち受け状態となり、制御部101は、無線部103を介して、携帯電話機1が携帯電話通信網の無線基地局から呼び出しがあるか否かを監視する状態に戻る(ステップS115、S101)。
2度目に通話着信(音声通話のための着信)した場合には、ステップS103において内部カウンタの値Cは2になっているので、制御部101は、プログラム番号「2」に対応づけられたメロディをスピーカ4を介して出力させる。図3に示す例では、プログラム番号「2」に対応づけられたメロディはメロディDであり、スピーカ4から発せられるメロディはメロディDである。3度目に通話着信した場合は、メロディEがスピーカ4から発せられ、4度目に通話着信した場合は、メロディAがスピーカ4から発せられる。そして、6度目に通話着信した場合、ステップS105において内部カウンタの値Cは1であるため、制御部101はプログラム番号「1」に対応づけられたメロディであるメロディBをスピーカ4を介して出力させる。従って、着信時には図5に示す順番で着信音メロディがスピーカ4から発せられる。ここで、図5は、着信時にスピーカ4から発せられる着信メロディの順番の一例を示す説明図である。
以上述べたように、この実施の形態によれば、通話着信をユーザに通知する着信音に用いられるイベント発生通知用データとしての着信音メロディが、ユーザが選定した複数の着信音メロディから選択される。また、通話着信がある度に、ユーザが選択した順番に着信音メロディが選択される。従って、所定回の着信(この実施の形態では5回)があれば、ユーザが好む複数の着信音メロディが、必ず、もれなく使用される。
実施の形態2.
第1の実施の形態は、音声通話に着目した実施の形態であったが、第2の実施の形態は、電子メールの着信に着目した実施の形態である。第2の実施の形態の携帯電話機1の内部構成は図2に示した構成と同じであるが、制御部101は、タイマを必ず有する。
この実施の形態の動作について説明する。図6は、この実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
待ち受け状態において、制御部101は、無線部103を介して、携帯電話機1が携帯電話通信網の無線基地局から電子メール着信があるか否かを監視する(ステップS201)。制御部101は、無線部103を介して無線基地局からの電子メール着信を検出すると、プログラム選曲機能情報にもとづく着信音出力を行うという設定がなされているか否かを検出する。プログラム選曲機能情報にもとづく着信音出力を行うという設定がなされている場合には、メモリ102に記憶されている内部カウンタの値Cに1を加える(ステップS202、S203)。
次いで、制御部101は、内部カウンタの値Cとプログラム番号の最大値Cmaxとを比較し、C>CmaxであればCを1に設定する(ステップS204、S205)。
制御部101は、メモリ102が記憶しているプログラム選曲機能情報を検索して、内部カウンタの値Cと同じ値のプログラム番号に対応する着信音メロディを、出力する着信音メロディとして特定する。図3に示す例では、内部カウンタの値Cの値が1であった場合には、メロディBに対応するプログラム番号が1であるから、メロディBに対応する着信音メロディが特定される。そして、制御部101は、特定した着信音メロディのデータをメモリ102から読み出して音声信号に変換し、スピーカ4に出力する。スピーカ4は、入力されたメロディの音声信号を音声に変換して出力する(ステップS206)。また、制御部101は、メロディの発生を開始するときに、タイマに時間の計測を開始させる(ステップS208)。
制御部101は、プログラム選曲機能情報にもとづく着信音出力を行うという設定がなされていない場合には、あらかじめ指定されている着信音メロディのデータを読み出して音声信号に変換してスピーカ4に出力する。すると、スピーカ4から、指定されている着信音メロディが発せられる(ステップS207)。また、制御部101は、メロディの発生を開始するときに、タイマに時間の計測を開始させる(ステップS208)。
制御部101は、タイマが計測している経過時間が、あらかじめ決められている着信音継続時間に達すると、メロディの出力を停止させる(ステップS209)。なお、ユーザは、あらかじめ、着信音継続時間を設定しておくことができる。
携帯電話機1は、メロディの出力が終了すると着信待ち受け状態となり、制御部101は、無線部103を介して、携帯電話機1が携帯電話通信網の無線基地局から呼び出しがあるか否かを監視する(ステップS210、S201)。
以上述べたように、この実施の形態では、電子メール着信をユーザに通知する着信音に用いられる着信音メロディが、ユーザが選定した複数の着信音メロディから選択される。また、電子メール着信がある度に、ユーザが選択した順番に着信音メロディが選択される。従って、所定回の着信(この実施の形態では5回)があれば、ユーザが好む複数の着信音メロディが、必ず、もれなく使用される。
実施の形態3.
第1の実施の形態は音声通話に着目した実施の形態であり、第2の実施の形態は電子メールの着信に着目した実施の形態であったが、第3の実施の形態の携帯電話機は、第1の実施の形態の携帯電話機の機能と第2の実施の形態の携帯電話機の機能とを兼ね備えた携帯電話機である。
この実施の形態の動作について説明する。図7は、この実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
制御部101は着信待ち受け状態において、無線部103を介して携帯電話通信網の無線基地局から呼び出し音声通話の着信または電子メール着信があるか否かを監視する(ステップS301、S302)。
制御部101は、無線部103を介して無線基地局からの音声通話の着信を検出すると、音声通話着信時の動作を行う(ステップS303)。音声通話着信時の動作は、第1の実施の形態におけるステップS102からステップS115までの動作と同じである。
また、制御部101は、無線部103を介して無線基地局からの電子メール着信を検出すると、電子メール着信時の動作を行う(ステップS304)。電子メール着信時の動作は、第2の実施の形態におけるステップS202からステップS210までの動作と同じである。
なお、この実施の形態では、通話着信用のプログラム選曲用テーブルと、電子メール着信用のプログラム選曲用テーブルとが別個に設けられている。また、プログラム番号を特定するための内部カウンタについても、通話着信用のものと電子メール着信用のものとが別個に設けられている。さらに、プログラム番号の最大値Cmaxについても、通話着信用のものと電子メール着信用のものとが別個に設けられている。すなわち、メモリ102には、音声着信の際に使用されるテーブルと、電子メール着信の際に使用されるテーブルとが記憶され、制御部101は、着信の種類に応じたテーブルを使用する。
この実施の形態によれば、通話着信および電子メール着信をユーザに通知する着信音に用いられる着信音メロディが、それぞれ、ユーザが選定した複数の着信音メロディから選択される。また、通話着信または電子メール着信がある度に、ユーザが選択した順番に着信音メロディが選択される。従って、ユーザが好む複数の着信音メロディが、必ず、もれなく使用される。
実施の形態4.
新たに着信音メロディをメモリ102に記憶させるときに、制御部101は、そのメロディにプログラム番号「1」を対応づけるようにしてもよい。また、メモリ102に記憶されていた0でないそれぞれのプログラム番号の番号を1つ増やす。例えば、新たな着信音メロディに対応するプログラム番号は「1」になり、それまでプログラム番号「1」に対応づけられていた着信音メロディはプログラム番号「2」に対応づけられる。同様に、プログラム番号「2」に対応づけられていた着信音メロディはプログラム番号「3」に対応づけられ、プログラム番号「3」に対応づけられていた着信音メロディはプログラム番号「4」に対応づけられる。以下、各メロディは、それまで対応づけられていたプログラム番号の値に1を加えた値のプログラム番号に対応づけられる。そして、内部カウンタの値を0に初期化する。
従って、この実施の形態によれば、より新しくメモリ102が記憶したメロディが優先的に着信音として特定される。よって、新たに登録された着信音メロディが確かに登録されたことを容易に確認できる。
実施の形態5.
上記の各実施の形態では、0でないプログラム番号に対応した着信音メロディは、1つずつ順番に使用されたが、着信音メロディに重み付けを行ってもよい。図8は、着信音メロディに重み付けが行われる場合のプログラム選曲用テーブルの構成例を示す説明図である。図8に示す例では、内部カウンタの値が2になっているときに着信があると、その着信以降(その着信を含む)の3回の着信において、プログラム番号が「2」である着信音メロディが使用される。また、内部カウンタの値が3になっているときに着信があると、その着信以降の2回の着信において、プログラム番号が「3」である着信音メロディが使用される。
そのような方式を実現するには、例えば、内部カウンタの他にサブカウンタを設ければよい。サブカウンタの初期値を0として、制御部101は、内部カウンタの値が2になると、サブカウンタの値を+1する。そして、サブカウンタの値が、重みとして設定されている数を越えていなければ、着信音メロディの出力が終了したときに内部カウンタの値を−1しておく。サブカウンタの値が、重みとして設定されている数を越えていたら、内部カウンタの値をそのままにして、サブカウンタの値を初期値に戻す。
以上のように、制御部101は、あらかじめ決められている順番に従って複数種類の着信音データのうちから1つの着信音データを選定するのであるが、その際に、重みが高い着信音データを、他の着信音データよりも高い頻度で選定する。よって、この実施の形態によれば、所定回の着信があれば、ユーザが好む複数の着信音メロディが、必ず、もれなく使用されるとともに、ユーザがより好む着信メロディがより多く使用される。
実施の形態6.
制御部101が、メモリ102が記憶している電話番号または電子メールアドレスへの発信履歴にもとづいて発信回数の多い順番に通信相手を順位づけ、着信時に通信相手の順位に応じて着信音を特定するようにしてもよい。具体的には、あらかじめ制御部101が、メモリ102が記憶している電話番号または電子メールアドレスへの所定の期間内の発信履歴を検索して発信回数の多い順番に通信相手を順位づける。そして、着信時に通信相手の順位が1位の場合はプログラム番号「1」のメロディを出力する。通信相手の順位が2位の場合にはプログラム番号「2」のメロディを出力する。通信相手の順位が、プログラム番号の最大値Cmaxより大きい場合は、プログラム番号Cmaxの着信音を出力する。
この実施の形態によれば、ユーザがより多く発信している相手からの着信時の着信音と、そうでない相手からの着信時の着信音とを変えることができる効果がある。
実施の形態7.
制御部101が、メモリ102が記憶している電話番号または電子メールアドレスからの着信履歴にもとづいて着信回数の多い順番に通信相手を順位づけ、着信時に通信相手の順位に応じて着信音を特定する点が、以上に述べた各実施の形態と異なる。具体的には、あらかじめ制御部101が、メモリ102が記憶している発信元の電話番号または電子メールアドレスからの所定の期間内の着信履歴を検索して着信回数の多い順番に通信相手も順位づける。そして、着信時に通信相手の順位が1位の場合はプログラム番号「1」のメロディを出力する。通信相手の順位が2位の場合にはプログラム番号「2」のメロディを出力する。通信相手の順位が、プログラム番号の最大値Cmaxより大きい場合は、プログラム番号Cmaxの着信音を出力する。
この実施の形態によれば、ユーザがより多く着信している相手からの着信時の着信音と、そうでない相手からの着信時の着信音とを変えることができる効果がある。
なお、以上に述べた各実施の形態を、音声着信または電子メール着信に着目して説明したが、本発明による携帯電話機1は、音声着信時または電子メール着信時に限らず、電子メール送信、起動、または電子メールを携帯電話機に配信するサーバである電子メール配信サーバへの電子メールの着信の有無の問い合わせ等であるイベントの発生毎に、メモリ102が記憶している着信音データにもとづくメロディを発生してもよい。
実施の形態8.
図9は、本発明の第8の実施の形態の携帯電話機1の内部構成例を示すブロック図である。制御部201は、CPUと入出力回路とを含み、携帯電話機1の各部を制御する。無線部203は、制御部201の制御に従って、音声信号や通信に必要な情報等を搬送波に乗せて携帯電話通信網の無線基地局に送信したり、音声信号や通信に必要な情報等を無線基地局から受信したりする。記憶手段としてのメモリ202は、制御部201の制御に従って、発信履歴や着信履歴、発信回数、着信回数、メロディ、画像のデータ等を記憶する。また、制御部201は、表示部2を制御し、操作部6に対する操作にもとづく情報を入力する。なお、以下の各実施の形態における携帯電話機1の外観は、第1の実施の形態の図1の例に示した外観例と同様なため、第1の実施の形態と同様な動作を行なうボタン等には、図1と同じ符号を付し、説明を省略する。
メモリ202には内部カウンタ(図示せず。)が形成されている。内部カウンタは、制御部201によって0または1に初期化され、その後、アップカウントされる。また、メモリ202は、画像のデータと、図10に示すようなプログラム画像選択機能情報(プログラム画像選択用テーブル)とを記憶する。図10は、プログラム画像選択機能情報の一例を示す説明図である。プログラム画像選択機能情報は、メモリ202が記憶している画像のデータ(画像データ)に対応する画像名(画像データの種類を特定する情報)と、画像登録番号と、プログラム番号(順番を特定する情報)とを対応づける情報である。画像登録番号は、登録された順に付される通し番号である。プログラム番号は、対応する画像データの表示順を示す番号であり、1から始まる通し番号または0である。
図10に示す例では、例えば、画像登録番号が「1」である画像Aは、プログラム番号「4」と対応づけられて記憶されている。また、画像登録番号が「2」である画像Bは、プログラム番号「1」と対応づけられて記憶されている。プログラム画像選択機能情報にもとづく画像表示を行うという設定がなされている場合には、制御部201は、0でないプログラム番号に対応する画像を順番に表示部2に表示させる制御を行う。また、0であるプログラム番号に対応する画像は表示部2に表示されない。従って、プログラム番号は、使用される画像データであるのか使用されない画像データであるのかを示す情報も含む。なお、画像は、静止画像であっても動画像であってもよい。
ユーザが操作部6を介してプログラム番号の設定を要求する操作を行うと、制御部201は、例えば、プログラム番号設定用画面を表示部2に表示させる。プログラム番号設定用画面には、図10に例示されたような、画像登録番号、画像名およびプログラム番号が一覧表で表示される。プログラム番号設定用画面が表示されているときに、ユーザは、画像名およびプログラム番号を変更することができる。例えば、操作部6に対するキー操作によって、変更したい情報が表示されている位置にカーソルを合わせ、変更後の情報をキー入力する。制御部201は、ユーザによるキー入力に応じてメモリ202の内容を変更する。以上のように、制御部201は、操作部6に対するユーザの操作入力に応じて、順番を特定する情報をテーブルに設定する順番設定手段を実現する。
なお、制御部201は、0ではないプログラム番号が0に変更され、通し番号に欠番が生じたときには、0ではないプログラム番号が通し番号になるように再付番する。また、制御部201は、0であるプログラム番号が0でないプログラム番号に変更され、番号に重複が生じたときにも、0ではないプログラム番号が通し番号になるように再付番する。そして、ユーザがプログラム番号設定の操作を終了すると、制御部201は、プログラム番号のうちの最大の値を、プログラム番号の最大値Cmaxとしてメモリ202に記憶させる。さらに、初めてプログラム番号の設定がなされたときには、制御部201は、内部カウンタの値を0に設定する。
また、ユーザが、新たに画像をメモリ202に記憶させるための処理を行った後、操作部6を介して画像の追加登録を要求する操作を行うと、制御部201は、例えば、既に登録されている画像登録番号の最大番号の次の番号を表示部2に表示させるとともに、画像名の入力を促す画面を表示部2に表示させる。ユーザが、操作部6を介して画像名を入力すると、制御部201は、入力された画像名を、既に登録されている画像登録番号の最大番号の次の番号の画像登録番号に対応付けて、プログラム画像選択機能情報に登録する。また、制御部201は、新たに登録された画像登録番号に対応するプログラム番号を0に設定する。
なお、ユーザが操作部6を操作して、画像を撮影する機能を有する画像撮影部(図示せず)が撮影した画像のデータを保存したり、画像配信サービスの提供事業者のサーバから画像のデータをダウンロードしたり、電子メールによって画像のデータを受信したりすると、制御部201が画像のデータをメモリ202に記憶させる。また、携帯電話機1の製造者が画像のデータをあらかじめメモリ202に記憶させてもよい。この実施の形態では、プログラム番号設定の操作がなされない限り、プログラム番号は0である。
ユーザは、プログラム画像選択機能情報にもとづく画像表示を行うか否かの設定を行うことができる。メモリ202には、ユーザによる設定に応じて、プログラム画像選択機能情報にもとづく画像表示を行うか否かの設定情報が記憶される。プログラム画像選択機能情報にもとづく画像表示を行うという設定がなされている場合には、着信時に内部カウンタの値に1を加える。そして、制御部201は、内部カウンタの値に一致するプログラム番号に対応する画像のデータを読み出して画像信号に変換し、表示部2に表示させる。例えば、図10に示す例では、内部カウンタの値(C)=2の場合には、プログラム番号「2」に対応づけられているのは画像Dであるから、画像Dが表示部2に表示される。ただし、C>Cmaxになった場合には、制御部201は、内部カウンタの値を1に設定してプログラム番号「1」に対応づけられている画像を表示部2に表示させる。
プログラム画像選択機能情報にもとづく画像表示を行わないという設定がなされている場合には、制御部201は、あらかじめ指定されている画像を表示部2に表示させる。ユーザは、指定の画像として、メモリ202に記憶されている画像のデータのうちのいずれかを選択することもできる。
なお、この実施の形態において、イベントの発生がある毎に、あらかじめ決められている順番に従って複数種類のイベント発生通知用データのうちから1つのイベント発生通知用データを選定するイベント発生通知用データ選定手段は、制御部201で実現されている。この実施の形態では、制御部201は、画像を表示させるイベント発生通知動作を選定する。また、あらかじめ決められている順番における何番目の画像データを使用するのかを特定する画像特定手段は、内部カウンタの値にもとづいてプログラム番号を特定する機能を有する制御部201で実現されている。また、画像特定手段によって特定される順番に従って画像データを選定し、選定した画像データを記憶手段から読み出して画像出力手段に対して出力する画像選定手段は、特定されたプログラム番号に応じた画像を決定する機能を有する制御部201で実現されている。そして、画像表示手段は、表示部2で実現されている。
次に、この実施の形態の動作を説明する。図11は、本発明による第8の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。ここでは、音声通話に着目して説明を行う。
携帯電話機1の電源が投入されると、制御部201は待ち受け状態になる。待ち受け状態において、制御部201は、無線部203を介して、携帯電話通信網の無線基地局から呼び出し(着信)があるか否かを監視する(ステップS401)。着信がない場合、制御部201は、画像を表示部2に表示させてもよく、ユーザは、予め操作部6を操作して、メモリ202に、待ち受け状態時に表示させる画像のプログラム番号を記憶させていてもよい。
制御部201は、無線部203を介して無線基地局からの呼び出しを検出すると、プログラム画像選択機能情報を使用して画像表示を行うという設定がなされているか否かを確認する。プログラム画像選択機能情報を使用して画像表示を行うという設定がなされている場合には、メモリ202に記憶されている内部カウンタの値Cに1を加える(ステップS402、S403)。
制御部201は、内部カウンタの値Cとプログラム番号の最大値Cmaxとを比較し、C>CmaxであればCを1に設定する(ステップS404、S405)。
制御部201は、メモリ202が記憶しているプログラム画像選択機能情報を検索して、内部カウンタの値Cと同じ値のプログラム番号を認識し、認識したプログラム番号に対応する画像を、表示部2に表示させる画像として特定する。図10に示す例では、内部カウンタの値Cの値が1であった場合には、プログラム番号が1の画像名が画像Bであり、画像Bに対応する画像が特定される。そして、制御部201は、特定した画像のデータをメモリ202から読み出して画像信号に変換し、表示部2に出力する。表示部2は、入力された画像のデータの画像信号を画像に変換して表示する(ステップS406)。
制御部201は、プログラム画像選択機能情報を使用して画像表示を行うという設定がなされていない場合には、あらかじめ指定されている画像のデータを読み出して画像信号に変換して表示部2に出力する。すると、表示部2に指定されている画像が表示される(ステップS407)。
ユーザがオフフックボタン11を押下する前に回線が切断された場合には、制御部201は、表示部2に画像の表示を停止させて、待ち受け状態に移行する(ステップS408、S414)。回線が切断されず、ユーザがオフフックボタン11を押下した場合には、制御部201は、表示部2に画像の表示を停止させて、通話状態に移行する(ステップS408、S409、S410、S411)。通話状態では、制御部201は、通話相手の音声信号をレシーバ3から出力させ、マイクロフォン5に入力されて音声信号に変換されたユーザの音声を無線部203を介して無線基地局に出力する。
発信元が回線を切断するか、またはユーザがオンフックボタン12を押下すると、制御部201は通話状態を終了する(ステップS412、S413)。携帯電話機1は、通話状態が終了すると着信待ち受け状態となり、制御部201は、無線部203を介して、携帯電話機1が携帯電話通信網の無線基地局から呼び出しがあるか否かを監視する状態に戻る(ステップS415、S401)。
2度目に着信した場合には、ステップS403において内部カウンタの値Cは2になっているので、制御部201は、プログラム番号「2」に対応づけられた画像を表示部2に表示させる。図10に示す例では、プログラム番号「2」に対応づけられた画像は画像Dであり、表示部2に表示される画像は画像Dである。3度目に着信した場合は、画像Eが表示部2に表示され、4度目に着信した場合は、画像Aが表示部2に表示される。そして、6度目に着信した場合、ステップS405において内部カウンタの値Cは1であるため、制御部201はプログラム番号「1」に対応づけられた画像である画像Bを表示部2に表示させる。従って、着信時には図12に示す順番で画像が表示部2に表示される。ここで、図12は、本発明による第8の実施の形態において、着信時に表示部2に表示される画像の順番を説明する説明図である。
以上述べたように、この実施の形態によれば、着信をユーザに通知するイベント発生通知用データとしての画像が、ユーザが選定した複数の画像から選択される。また、着信がある度に、ユーザが選択した順番に画像が選択される。従って、所定回の着信(この実施の形態では5回)があれば、ユーザが好む複数の画像が、必ず、もれなく使用される。
実施の形態9.
第8の実施の形態は、音声通話の着信に着目した実施の形態であったが、第9の実施の形態は、音声通話の発信、電子メールの着信、電子メールの送信、ウェイクアップ(起動時)、または電子メールを携帯電話機1に配信する電子メール配信サーバへの電子メールの着信の問い合わせ等であるイベントの発生に着目した実施の形態であり、第8の実施の形態と組み合わせてもよい。第9の実施の形態の携帯電話機1の内部構成は図9に示した構成と同じであるが、制御部201は、タイマを含む。なお、制御部201は、タイマを含んでいなくてもよいが、その場合、携帯電話機1は、制御部201に接続されたタイマを含む。
この実施の形態の動作について説明する。図13は、本発明による第9の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
待ち受け状態において、制御部201は、イベントの発生があるか否かを監視する(ステップS501)。制御部201は、イベントの発生を検出すると、プログラム画像選択機能情報にもとづく画像表示を行うという設定がなされているか否かを検出する。プログラム画像選択機能情報にもとづく画像表示を行うという設定がなされている場合には、メモリ202が記憶している内部カウンタの値Cに1を加える(ステップS502、S503)。
次いで、制御部201は、内部カウンタの値Cとプログラム番号の最大値Cmaxとを比較し、C>CmaxであればCを1に設定する(ステップS504、S505)。
制御部201は、メモリ202が記憶しているプログラム画像選択機能情報を検索して、内部カウンタの値Cと同じ値のプログラム番号に対応する画像を、出力する画像として特定する。図10に示す例では、内部カウンタの値Cの値が1であった場合には、画像Bに対応するプログラム番号が1であるから、画像Bに対応する画像が特定される。そして、制御部201は、特定した画像のデータをメモリ202から読み出して画像信号に変換し、表示部2に出力する。表示部2は、入力された画像の画像信号を画像に変換して表示する(ステップS506)。また、制御部201は、画像信号を表示部2に出力すると、タイマに時間の計測を開始させる(ステップS508)。
制御部201は、プログラム画像選択機能情報にもとづく画像表示を行うという設定がなされていない場合には、あらかじめ指定されている画像のデータを読み出して画像信号に変換して表示部2に出力する。すると、表示部2に、指定されている画像が表示される(ステップS507)。また、制御部201は、画像信号を表示部2に出力すると、タイマに時間の計測を開始させる(ステップS508)。
制御部201は、タイマが計測している経過時間が、あらかじめ決められている画像表示継続時間に達したり、イベントが終了したりすると、表示部2に画像の表示を停止させる(ステップS509)。なお、ユーザは、あらかじめ、画像表示継続時間を設定しておくことができ、イベント毎に異なる画像表示継続時間を設定してもよい。
携帯電話機1は、画像の表示が終了すると着信待ち受け状態となり、制御部201は、イベントの発生があるか否かを監視する(ステップS510、S501)。
2度目にイベントが発生した場合には、ステップS503において内部カウンタの値Cは2になっているので、制御部201は、プログラム番号「2」に対応づけられた画像を表示部2に表示させる。図10に示す例では、プログラム番号「2」に対応づけられた画像は画像Dであり、表示部2に表示される画像は画像Dである。3度目にイベントが発生した場合は、画像Eが表示部2に表示され、4度目にイベントが発生した場合は、画像Aが表示部2に表示される。そして、6度目にイベントが発生した場合、ステップS505において内部カウンタの値Cは1であるため、制御部201はプログラム番号「1」に対応づけられた画像である画像Bを表示部2に表示させる。従って、イベント発生時には図14に示す順番で画像が表示部2に表示される。ここで、図14は、本発明による第9の実施の形態において、イベントの発生時に表示部2に表示される画像の順番を説明する説明図である。
以上述べたように、この実施の形態では、イベントの発生をユーザに通知する画像が、ユーザが選定した複数の画像から選択される。また、イベントの発生がある度に、ユーザが選択した順番に画像が選択される。従って、所定回のイベントの発生(この実施の形態では5回)があれば、ユーザが好む複数の画像が、必ず、もれなく使用される。
実施の形態10.
第8の実施の形態では、新規に画像データをメモリ202に記憶させるときに、制御部201は、その画像にプログラム番号「0」を対応づけるようにしたが、この実施の形態では、新規に画像データをメモリ202に記憶させるときに、制御部201は、その画像にプログラム番号「1」を対応づける。また、メモリ202に記憶されていた0ではないそれぞれのプログラム番号を1つずつ増やす。例えば、それまでプログラム番号「1」に対応づけられていた画像は、プログラム番号「2」に対応づけられる。同様に、プログラム番号「2」に対応づけられていた画像はプログラム番号「3」に対応づけられ、プログラム番号「3」に対応づけられていた画像はプログラム番号「4」に対応づけられる。以下、各画像は、それまで対応づけられていたプログラム番号の値に1を加えた値のプログラム番号に対応づけられる。そして、内部カウンタの値を0に初期化する。また、Cmaxの値にも1を加える(Cmax=Cmax+1)。なお、ユーザは、操作部6を操作して、携帯電話機1が内蔵する画像撮影部が撮影した画像データ、画像データを提供するサーバからダウンロードした画像データ、電子メールで受信した画像データなどの静止画像および動画像を、新規にメモリ202にさせる。従って、画像入力手段は、例えば、携帯電話機1が内蔵する画像撮影部等と、制御部201とで実現される。この実施の形態のその他の動作および構成は、第8の実施の形態と同様なため説明を省略する。なお、この実施の形態と、第9の実施の形態とを組み合わせてもよい。
以上、述べたように、この実施の形態によれば、より新しくメモリ202が記憶した画像が優先的に表示部2に表示される。さらに、新たに登録された画像をメモリ202が確かに記憶したことを容易に確認できる。
実施の形態11.
第8の実施の形態から第10の実施の形態によれば、0でないプログラム番号に対応した画像は、1つずつ順番に表示されたが、画像に重み付けを行ってもよい。図15は、画像に重み付けが行われる場合のプログラム画像表示用テーブルの構成例を示す説明図である。図15に示す例では、内部カウンタの値が2になっているときにイベントが発生すると、そのイベントの発生を含む3回のイベントの発生時に、連続してプログラム番号が「2」である画像が表示される。また、内部カウンタの値が3になっているときにイベントがあると、そのイベントの発生を含む2回のイベントの発生時に、連続してプログラム番号が「3」である画像が表示される。
そのような方式を実現するには、例えば、内部カウンタの他にサブカウンタを設ければよい。サブカウンタの初期値を0として、制御部201は、内部カウンタの値が2になると、サブカウンタの値を+1する。そして、サブカウンタの値が、重みとして設定されている数を超えていなければ、画像の表示を終了したときに内部カウンタの値を−1しておく。サブカウンタの値が、重みとして設定されている値を超えていたら、内部カウンタの値をそのままにしてサブカウンタの値を初期値に戻す。
なお、この実施の形態と、第8の実施の形態、第9の実施の形態または第10の実施の形態とを組み合わせてもよい。
以上のように、制御部201は、あらかじめ決められている順番に従って複数種類の画像データのうちから1つの画像データを選定するのであるが、その際に、重みが高い画像データを、他の画像データよりも高い頻度で選定する。よって、この実施の形態によれば、所定回のイベントがあれば、ユーザが好む複数の画像データが、必ず、もれなく使用されるとともに、ユーザがより気に入っている画像がより多く使用される。
実施の形態12.
制御部201は、メモリ202が記憶している電話番号または電子メールアドレスへの発信履歴にもとづいて発信回数の多い順番に通信相手を順位づけ、着信時に通信相手の順位に応じて、表示する画像を特定するようにしてもよい。具体的には、あらかじめ制御部201が、メモリ202が記憶している電話番号または電子メールアドレスへの所定の期間内の発信履歴を検索して発信回数の多い順番に通信相手を順位づける。そして、着信時に通信相手の順位が1位の場合は、制御部201は、プログラム番号「1」の画像を表示部2に表示させる。通信相手の順位が2位の場合は、制御部201は、プログラム番号「2」の画像を表示部2に表示させる。通信相手の順位がプログラム番号の最大値Cmaxより大きい場合は、プログラム番号Cmaxの画像を表示する。
なお、この実施の形態と、第8の実施の形態または第9の実施の形態とを組み合わせてもよい。
この実施の形態によれば、ユーザがより多く発信している相手からの着信時と、そうでない相手からの着信時とで、表示部2が表示する画像を変えることができる効果がある。
実施の形態13.
第13の実施の形態は、制御部201が、メモリ202が記憶している電話番号または電子メールアドレスへの着信履歴にもとづいて着信回数の多い順番に通信相手を順位づけ、着信時に通信相手の順位に応じて、表示する画像を特定する点が、第8の実施の形態から第12の実施の形態と異なる。具体的には、あらかじめ制御部201が、メモリ202が記憶している発信元の電話番号または電子メールアドレスからの所定の期間内の着信履歴を検索して着信回数の多い順番に通信相手を順位づける。そして、着信時に通信相手の順位が1位の場合は、制御部201は、プログラム番号「1」の画像を表示部2に表示させる。通信相手の順位が2位の場合は、制御部201は、プログラム番号「2」の画像を表示部2に表示させる。通信相手の順位がプログラム番号の最大値Cmaxより大きい場合は、制御部201はプログラム番号Cmaxの画像を表示部2に表示させる。
なお、この実施の形態と、第8の実施の形態または第9の実施の形態とを組み合わせてもよい。
この実施の形態によれば、ユーザがより多く着信している相手からの着信時に表示する画像と、そうでない相手からの着信時に表示する画像とを変えることができる効果がある。
なお、着信音に関する実施の形態である第1の実施の形態から第7の実施の形態のうちの一の実施の形態と、画像に関する実施の形態である第8の実施の形態から第13の実施の形態のうちの一の実施の形態とを組み合わせてもよい。具体的には、例えば、着信時に、第1の実施の形態にもとづいて着信音を発生させ、第8の実施の形態にもとづいて画像を表示部2に表示させてもよい。また、各実施の形態の組み合わせによる動作を制御するソフトウェアを携帯電話機1に搭載させてもよい。具体的には、各実施の形態の組み合わせによる動作を制御するソフトウェアは、ユーザが、操作部6を操作して着信時およびイベント発生時の動作(第1の実施の形態から第7の実施の形態のうちの一の実施の形態と、第8の実施の形態から第13の実施の形態のうちの一の実施の形態との組み合わせ)を指定すると、着信時およびイベント発生時に制御部101および制御部201が行なう動作を制御し、着信時およびイベント発生時に、制御部101および制御部201がユーザが指定した動作を行なうように、制御部101および制御部201を制御する。すると、ユーザは、着信時およびイベント発生時の携帯電話機1の動作を切り換えることができる。さらに、各実施の形態の組み合わせを制御するソフトウェアは、着信時およびイベント発生時の動作を、自動的(例えば、ランダムや、日替わり、週替わり等。)に決定してもよい。
本発明は、着信等のイベントの発生時に、ユーザが好む着信音を発生させたり、画像を表示させたりすることができる携帯電話機に適用することができる。
第1の実施の形態の携帯電話機の外観例を示す斜視図である。 第1の実施の形態の携帯電話機の内部構成例を示すブロック図である。 プログラム選曲機能情報の一例を示す説明図である。 本発明による第1の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明による第1の実施の形態において、出力される着信音の順番を説明する説明図である。 本発明による第2の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明による第3の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 プログラム選曲機能情報の他の例を示す説明図である。 第8の実施の形態の携帯電話機の内部構成例を示すブロック図である。 プログラム画像選択機能情報の一例を示す説明図である。 本発明による第8の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明による第8の実施の形態において、着信時に表示部に表示される画像の順番を説明する説明図である。 本発明による第9の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明による第9の実施の形態において、イベントの発生時に表示部に表示される画像の順番を説明する説明図である。 画像に重み付けが行われる場合のプログラム画像表示用テーブルの構成例を示す説明図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 表示部
3 レシーバ
4 スピーカ
5 マイクロフォン
6 操作部
11 オフフックボタン
12 オンフックボタン
101、201 制御部
102、202 メモリ
103、203 無線部

Claims (19)

  1. 1つまたは複数の特定のイベントの発生を通知する機能を備えた携帯電話機において、
    特定のイベントが発生する毎に、あらかじめ決められている順番に従って複数種類のイベント発生通知用データのうちから1つのイベント発生通知用データを選定するイベント発生通知用データ選定手段を備えた
    ことを特徴とする携帯電話機。
  2. イベント発生通知用データ選定手段は、特定のイベントとしての、音声着信、電子メール着信、電子メール送信、起動、または電子メール配信サーバへの電子メールの着信の有無の問い合わせが発生する毎に、イベント発生通知用データを選定する
    請求項1記載の携帯電話機。
  3. イベント発生通知用データ選定手段は、着信がある毎に、あらかじめ決められている順番に従って複数種類の着信音データのうちから1つの着信音データを選定する着信音選定手段を含む
    請求項2記載の携帯電話機。
  4. 複数種類の着信音のそれぞれを発生するための着信音データを記憶する記憶手段と、
    着信がある毎に、あらかじめ決められている順番における何番目の着信音データを使用するのかを特定する着信音特定手段とを備え、
    着信音選定手段は、前記着信音特定手段によって特定される着信音データを選定し、選定した着信音データを前記記憶手段から読み出して音声出力手段に対して出力する
    請求項3記載の携帯電話機。
  5. 着信音特定手段は、着信音データの種類を特定する情報と、順番を示す情報とを対応づけるテーブルを有し、
    着信音選定手段は、前記テーブルの内容にもとづいて着信音データを選定する
    請求項4記載の携帯電話機。
  6. テーブルには、使用される着信音データであるのか使用されない着信音データであるのかを示す情報が設定され、
    着信音選定手段は、使用されないことを示す情報が設定されている着信音データを選定対象から除外する
    請求項5記載の携帯電話機。
  7. 記憶手段には、テーブルにもとづく着信音データの選定を行うか否かを示す設定情報が記憶され、
    着信音選定手段は、前記設定情報がテーブルにもとづく着信音データの選定を行わないことを示す場合には、あらかじめ指定されている着信音データを選定する
    請求項6記載の携帯電話機。
  8. 記憶手段には、音声着信の際に使用されるテーブルと、電子メール着信の際に使用されるテーブルとが記憶され、
    着信音選定手段は、着信の種類に応じたテーブルを使用する
    請求項7記載の携帯電話機。
  9. 操作部に対する操作入力に応じて、順番を示す情報をテーブルに設定する順番設定手段を備えた
    請求項3から請求項8のうちのいずれかに1項に記載の携帯電話機。
  10. イベント発生通知用データ選定手段は、イベントの発生がある毎に、あらかじめ決められている順番に従って複数種類の画像データのうちから1つの画像データを選定する画像選定手段を含む
    請求項1または請求項2記載の携帯電話機。
  11. 複数種類の画像のそれぞれを表示するための画像データを記憶する記憶手段と、
    イベントが発生する毎に、あらかじめ決められている順番における何番目の画像データを使用するのかを特定する画像特定手段とを備え、
    画像選定手段は、前記画像特定手段によって特定される画像データを選定し、選定した画像データを前記記憶手段から読み出して画像表示手段に対して出力する
    請求項10記載の携帯電話機。
  12. 画像特定手段は、画像データの種類を特定する情報と、順番を示す情報とを対応づけるテーブルを有し、
    画像選定手段は、前記テーブルの内容にもとづいて画像データを選定する
    請求項11記載の携帯電話機。
  13. テーブルには、使用される画像データであるのか使用されない画像データであるのかを示す情報が設定され、
    画像選定手段は、使用されないことを示す情報が設定されている画像データを選定対象から除外する
    請求項12記載の携帯電話機。
  14. 記憶手段には、テーブルにもとづく画像データの選定を行うか否かを示す設定情報が記憶され、
    画像選定手段は、前記設定情報がテーブルにもとづく画像データの選定を行わないことを示す場合には、あらかじめ指定されている画像データを選定する
    請求項12または請求項13記載の携帯電話機。
  15. 操作部に対する操作入力に応じて、順番を示す情報をテーブルに設定する順番設定手段を備えた
    請求項12から請求項14のうちいずれか1項記載の携帯電話機。
  16. 画像データを記憶手段に記憶させ、新たに前記記憶手段に記憶させた画像データを、画像特定手段が1番目に使用するように、テーブルの、順番を示す情報を変更する画像入力手段を備えた
    請求項12から請求項15のうちいずれか1項記載の携帯電話機。
  17. テーブルには、各画像データに対して、連続して使用する回数を示す情報が設定され、
    画像選定手段は、一の画像データを選定すると、テーブルを参照して、連続して使用する回数を示す情報が示す回数分、連続してその画像データを選定する
    請求項12から請求項16のうちいずれか1項記載の携帯電話機。
  18. 順番設定手段は、着信時に所定の期間内の発信履歴を検索し、
    画像選定手段は、音声発信または電子メール送信の回数の多い順位に応じた画像データを選定する
    請求項15記載の携帯電話機。
  19. 順番設定手段は、着信時に所定の期間内の着信履歴を検索し、
    画像選定手段は、音声着信または電子メール受信の回数の多い順位に応じた画像データを選定する
    請求項15記載の携帯電話機。
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