JP2005027116A - 板状広帯域アンテナ - Google Patents

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Koji Sakauchi
功治 坂内
Yoshinobu Okano
好伸 岡野
Toshihiro Kubo
歳弘 久保
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Abstract

【課題】反射板の面積を大きくすることなく前後比を改善でき、風圧荷重の軽減及び軽量化を図ることができる板状広帯域アンテナを提供する。
【解決手段】板状放射素子11は、その中央部にスリット12を形成し、このスリット12が開口している下端部側を給電部13とする。板状放射素子11の背面側に所定の間隔、例えば100mm程度の間隔を保って反射板14を設けると共に、この反射板14の上下に金属により反射板14の幅と略同じ長さに形成した棒状の反射素子15、16を所定の間隔を保って配置し、反射器17を構成する。上記反射板14及び反射素子15、16からなる反射器17は、従来の反射板と同程度、あるいはそれ以上の大きさに設定する。上記反射素子15、16は、棒状ではあるが、電波に対して開口面積を持っており、一定の面積の金属板と同等の作用をする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信用の板状広帯域アンテナに係り、特に指向特性の前後比を高めつつ、風圧荷重の軽減と軽量化を図った小型の板状広帯域アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、広帯域で比較的小型の無線通信用アンテナとして、スリット構造を持つ板状放射素子と反射板とから構成される板状広帯域アンテナが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
上記板状広帯域アンテナは、小型ながら広帯域に亘って利得や前後比など、安定した電気的特性を有しており、デジタル信号の通信装置用のアンテナとして期待されている。
【0004】
特に2003年12月より開始が予定されている地上テレビジョン放送の受信用アンテナとして上記板状広帯域アンテナを使用した場合、従来の八木式アンテナに比較して小型で薄く構成できるため、低コスト化を図ることができる。
【0005】
しかし、反射板を小型にした場合、前後比が劣化する傾向にあるので、ある程度の大きさを有した反射板を使用する必要がある。
【0006】
そのため上記板状広帯域アンテナを放送受信用として屋外で使用する場合などで、更に指向特性の前後比を大きくしたい場合には、反射板の面積を大きくして特性を改善する方法がとられている。
【0007】
図3は、従来の構造により反射板を大きくし、指向特性の前後比を高めた板状広帯域アンテナの概略構成を示す斜視図である。
図3において、1は板状放射素子で、中央部にスリット2を形成し、このスリット2の開放している端部側を給電部3としている。そして、上記板状放射素子1の背面側に所定の間隔を保って反射板4を設けている。
【0008】
上記の構造を有する板状広帯域アンテナは、公知の技術であり、その動作原理の詳細な説明は省略する。
【0009】
上記板状広帯域アンテナにおいて、板状放射素子1の「高さha×幅wa」を「210mm×210mm」とし、反射板4の「高さhb×幅wb」を「388mm×420mm」、板状放射素子1と反射板4との離隔距離dを「100mm」とすると、実験結果から、周波数470〜770MHzのUHFテレビジョン放送帯域において、利得1.2dBi以上、前後比14dB以上、電力の半値角±33度以内の電気的特性が得られることが分かっている。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−246821号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の板状広帯域アンテナは、小型ながら広帯域に亘って利得や前後比など、安定した電気的特性を有しているが、反射板4の面積を大きくして前後比を大きくした場合には、反射板4への風圧荷重や重量が増加し、長期間の使用に耐えないという問題が発生する。
【0012】
風圧荷重や重量を減らすために反射板4を小さくすると、前後比が劣化するという性質があり、特に低い周波数において前後比が劣化し易い傾向がある。
【0013】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、反射板の面積を大きくすることなく前後比を改善でき、風圧荷重の軽減及び軽量化を図ることができる板状広帯域アンテナを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る板状広帯域アンテナは、スリット構造を持つ板状放射素子と、前記板状放射素子の背面側に設けられた反射板及び該反射板の少なくとも上下又は左右に所定の間隔を保って設けられた棒状の反射素子からなる反射器とを具備したことを特徴とする。
【0015】
上記のように板状広帯域アンテナにおいて、反射板と棒状の反射素子とを組み合わせた反射器を使用することにより、反射板の面積を小さくすることができ、放送受信用など屋外で使用する場合に風圧荷重の軽減及び軽量化を図ることができ、長期間の使用に耐えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明に係る板状広帯域アンテナの構成を示す斜視図である。
図1において、11は板状放射素子で、例えばプリント基板上に形成し、その中央部にスリット12を設けている。この場合、板状放射素子11は、プリント基板上に形成せずに単独の金属板で形成してもよい。また、板状放射素子11は、スリット12が開放している下端部側を給電部13とし、スリット12の両側より給電している。
【0017】
上記板状放射素子11の背面側に所定の間隔、例えば100mm程度の間隔を保って反射板14を設けると共に、この反射板14の上下に、金属により反射板14の幅と略同じ長さに形成した棒状の反射素子15、16を所定の間隔を保って配置し、反射器17を構成する。
【0018】
上記反射板14は、従来の場合に比較して縦方向を小さく形成したもので、高さhbを例えば板状放射素子11と同じ高さに設定し、上下に反射素子15、16を設けることによって、その高さhcが従来の反射板と同じになるように、すなわち、反射器17が従来の反射板と同じ大きさになるように設定する。
【0019】
上記反射素子15、16は、棒状ではあるが、電波に対して開口面積を持っており、一定の面積を有する金属板と同等の作用をする。従って、反射板14に対して所定の間隔を保って反射素子15、16を配置しても、反射器17は反射素子15、16を含む大きさを有する1枚の金属板と同等の作用を有する。
【0020】
そして、上記板状放射素子11、反射板14、反射素子15、16等は、例えば合成樹脂で形成した構体に取付けて所定の位置に保持する。
【0021】
上記の構成を有する板状広帯域アンテナにおいて、反射板14及び反射素子15、16からなる反射器17を図3に示した従来の反射板4と同じ大きさに設定すると共に、その他の条件を従来のものと同様に設定することにより、従来の板状広帯域アンテナと同等の特性、すなわち、周波数470〜770MHzのUHFテレビジョン放送帯域において、利得1.2dBi以上、前後比14dB以上、電力の半値角±33度以内の電気的特性を得ることができる。
【0022】
上記実施形態で示したように、反射板14の上下に反射素子15、16を設けて反射器17を構成することにより、反射板14の面積を小さくすることができ、放送受信用などアンテナを屋外で使用する場合において、風圧荷重の軽減と軽量化を図ることができ、長期間の使用に耐えることができる。
【0023】
なお、上記実施形態では、反射器17を横長の長方形に形成した場合について示したが、反射素子15、16を含む高さhcがその横幅wbと略同じになるように、すなわち、反射板14及び反射素子15、16からなる反射器17が略正方形となるように形成しても良い。反射器17を上記のように正方形に形成した場合には、風圧荷重の軽減及び軽量化を図りながら従来の反射板4より大きく形成できるので、電気的特性を従来の板状広帯域アンテナより向上することができる。
【0024】
更に上記実施形態では、反射素子15、16として丸棒状のものを使用した場合について示したが、その他の形状、例えば角棒状のものであっても同様の効果を得ることができる。
【0025】
また、上記実施形態では、反射板14として平板状の金属板を用いた場合について示したが、その他、例えば図2(a)に示すメッシュ構造の金属板や、図2(b)に示す小さな穴を多数設けたパンチングメタルを使用することができる。
【0026】
上記のように反射板14として、メッシュ構造の金属板やパンチングメタルを使用することにより、更に風圧荷重の軽減及び軽量化を図ることができる。
【0027】
また、上記実施形態では、反射板14の上下にそれぞれ1本の反射素子15、16を設けた場合について示したが、それぞれ複数本の反射素子を設けても良いことは勿論である。
【0028】
更に上記実施形態では、反射板14の上下に反射素子15、16を設けた場合について示したが、反射板14の左右に反射素子を設けても良い。更に、反射板14の上下及び左右の両方に反射素子を設けても良い。このように反射板14の上下及び左右に反射素子を設けた場合には、反射板14を更に小型化して風圧荷重の軽減及び軽量化を図ることができる。
【0029】
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
【0030】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、スリット構造を持つ板状放射素子と反射板とからなる板状広帯域アンテナにおいて、反射板と棒状反射素子を組み合わせた構造の反射器を備えることにより、反射板の面積を小さくすることができ、放送受信用など屋外で使用する場合において、風圧荷重の軽減及び軽量化を図ることができ、長期間の使用に耐えることができる。
【0031】
また、反射板をメッシュ構造の金属板や、小さな穴を多数設けたパンチングメタルを使用することにより、更に、軽量化と風圧荷重の軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る板状広帯域アンテナの構成を示す斜視図。
【図2】同実施形態における反射板の構成例を示す図。
【図3】従来の板状広帯域アンテナの構成を示す斜視図。
【符号の説明】
11…板状放射素子
12…スリット
13…給電部
14…反射板
15、16…反射素子
17…反射器

Claims (4)

  1. スリット構造を持つ板状放射素子と、前記板状放射素子の背面側に設けられた反射板及び該反射板の少なくとも上下又は左右に所定の間隔を保って設けられた棒状の反射素子からなる反射器とを具備したことを特徴とする板状広帯域アンテナ。
  2. 前記反射板は、メッシュ構造の金属板により構成したことを特徴とする板状広帯域アンテナ。
  3. 前記反射板は、多数の小さな穴を設けたパンチングメタルにより構成したことを特徴とする請求項1に記載の板状広帯域アンテナ。
  4. 前記反射板は、複数の棒状素子により構成したことを特徴とする請求項1記載の板状広帯域アンテナ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008140112A1 (ja) * 2007-05-16 2008-11-20 Nec Corporation スロットアンテナ及び携帯無線端末
JP2009147610A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線中継装置
JP2010251998A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Takahashi Hitoshi アンテナ

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