JP2005026046A - ダイヤル式スイッチ - Google Patents

ダイヤル式スイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP2005026046A
JP2005026046A JP2003189507A JP2003189507A JP2005026046A JP 2005026046 A JP2005026046 A JP 2005026046A JP 2003189507 A JP2003189507 A JP 2003189507A JP 2003189507 A JP2003189507 A JP 2003189507A JP 2005026046 A JP2005026046 A JP 2005026046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dial
dial operation
operation unit
unit
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003189507A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Takiguchi
幸生 瀧口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2003189507A priority Critical patent/JP2005026046A/ja
Publication of JP2005026046A publication Critical patent/JP2005026046A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

【課題】ダイヤル操作部の内側及び裏側のスペースを利用できるようにする。
【解決手段】外周縁が円形に形成された回動自在のダイヤル操作部11と、このダイヤル操作部11の回動量を検出する検出部12とを有するダイヤル式スイッチ10,20において、ダイヤル操作部11の外周縁の少なくとも一部の区間に亘って歯部11aを形成し、検出部12をダイヤル操作部11の歯部11aと歯合する歯車部材14の回動量に基づいて、ダイヤル操作部11の回動量を検出するよう構成した。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オーディオ、空調装置等の制御に使用され、外周縁が円形のダイヤル操作部を有するダイヤル式スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、オーディオ、空調装置等には、家庭用、車両用等を問わず、略円形のダイヤル操作部を有するダイヤル式スイッチが用いられている。この種のダイヤル式スイッチとして、ダイヤル操作部をリング状に形成し、その内部にダイヤル操作部の内周縁に沿って形成された略円筒状のエンコーダを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このダイヤル式スイッチは、エンコーダに接続されるスイッチ基板を有している。すなわち、エンコーダを介して検出されたダイヤル操作部の回動量が、スイッチ基板に電気的に接続された制御部にて認識されるようになっている。また、このダイヤル式スイッチでは、スイッチ基板がダイヤル操作部の裏側に配され、スイッチ基板にエンコーダを支持する支持部が設置される。
【0004】
また、エンコーダのさらに内側には、スイッチ基板に接続される押しボタン操作部が配される。すなわち、このダイヤル式スイッチでは、ダイヤル操作部と、押しボタン操作部とによる、2つのスイッチ操作が可能となっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−53854号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記ダイヤル式スイッチでは、エンコーダに対応してスイッチ基板を形成しなければならず、スイッチ基板が大型となりダイヤル操作部の裏側のスペースを利用することができない。すなわち、ダイヤル操作部を照射する光源が必要な場合は、ダイヤル操作部の裏側のスペースがスイッチ基板に占められることから、ダイヤル操作部を照射する光源の種類、設置条件等が制約され、ダイヤル操作部を効果的に照射することができない。また、ダイヤル操作部の内側のスペースの大半がエンコーダによって占められてしまうので、押しボタン操作部を小型にせざるを得ないし、複数の押しボタン操作部を配することが困難である。
このように、前記ダイヤル式スイッチでは、ダイヤル操作部の内側及び裏側のスペースを利用することができず、ダイヤル操作部の照射機能、押しボタンスイッチ機能等が大きく制約されるという問題点があった。
【0007】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ダイヤル操作部の内側及び裏側のスペースを利用することができるダイヤル式スイッチを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、回動自在のダイヤル操作部と、このダイヤル操作部の回動量を検出する検出部とを有するダイヤル式スイッチにおいて、前記ダイヤル操作部の外周縁の少なくとも一部の区間に亘って歯部を形成し、前記検出部を、前記ダイヤル操作部の歯部と歯合する歯車部材の回動量に基づいて、前記ダイヤル操作部の回動量を検出するよう構成したことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のダイヤル式スイッチにおいて、前記ダイヤル操作部は、リング状に形成されたものであることを特徴とする。
【0010】
請求項1及び請求項2に記載の発明によれば、操作者の操作によりダイヤル操作部が回動すると、ダイヤル操作部の外周縁の歯部と歯合する歯車部材が回動する。そして、検出部では、この歯車部材の回動量に基づいて、ダイヤル操作部の回動量が検出される。歯車部材の回動量は、歯車部材の回動軸の回動状態を監視することにより認識される。ここで、この歯車部材は、ダイヤル操作部の外周縁の歯部と歯合するので、ダイヤル操作部の外側に配される。
【0011】
従って、ダイヤル操作部の内側及び裏側に、検出部の構成部品が配されることはなく、ダイヤル操作部の内側及び裏側のスペースを有効に利用することができる。また、歯車部材の回動軸を監視すればよいので、スイッチ基板等を回動軸に対応するように形成すればよく、ダイヤル操作部の内側に接続される筒型のエンコーダにて検出する従来のものに比べ、スイッチ基板等を格段に小型とすることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のダイヤル式スイッチにおいて、前記ダイヤル操作部の内側に、所定情報を表示する表示部を配したことを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の作用に加え、操作者等は、ダイヤル操作部の内側に配された表示部により、所定情報を認識することができる。ここで、ダイヤル操作部の内側のスペースは、検出部の部品に占められることがないので、表示部のスペースを大きく確保することができる。
【0014】
従って、例えば、VFD(Vacuum Fluorescent Display)、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部を大きく形成して、多種類の情報を表示させたり、情報そのものを大きく表示させたりすることができ、操作者等に対する所定情報の視認性を飛躍的に向上することができる。
【0015】
請求項4に記載の発明では、請求項2または3に記載のダイヤル式スイッチにおいて、前記ダイヤル操作部の内側に、押しボタン操作部を配したことを特徴とする。
【0016】
請求項4に記載の発明によれば、請求項2または3の作用に加え、操作者等は、ダイヤル操作部の内側に配された押しボタン操作部により、所定の操作を行うことができる。ここで、ダイヤル操作部の内側は、検出部の部品に占められることがないので、押しボタン操作部のスペースを大きく確保することができる。
【0017】
従って、押しボタン操作部を大型にしたり、複数種類の押しボタン操作部を独立して配したりすることができ、実用に際して極めて有利である。
【0018】
請求項5に記載の発明では、請求項2に記載のダイヤル式スイッチにおいて、車両用空調装置の制御に使用され、車両のインストルメントパネルに配されるものであることを特徴とする。
【0019】
請求項5に記載の発明によれば、請求項2の作用に加え、ダイヤル操作部の内側及び裏側のスペースが確保されるので、インストルメントパネル裏側の空調ダクト、ハーネス等の配置スペースを大きく確保することができ、インストルメントパネル裏側の設計自由度が飛躍的に向上する。
【0020】
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載のダイヤル式スイッチにおいて、前記ダイヤル操作部の内側に、車両の空調に関する情報を表示する空調表示部を配したことを特徴とする。
【0021】
請求項6に記載の発明によれば、請求項5の作用に加え、空調表示部をリング状のダイヤル操作部の内側に配したので、操作者等は空調制御状態を確認しつつ空調制御に関するダイヤル操作を行うことができる。
また、空調表示部がダイヤル操作部の内側に配されることから、インストルメントパネルの他の部分に空調に関する表示部を設ける必要がなく、インストルメントパネルにおける空調機能以外の操作部及び表示部を大きく確保することができる。
【0022】
請求項7に記載の発明では、請求項5または6に記載のダイヤル式スイッチにおいて、前記ダイヤル操作部の内側に、車両の空調に関する押しボタン操作部を配したことを特徴とする。
【0023】
請求項7に記載の発明によれば、請求項5または6の作用に加え、空調に関する押しボタン操作部をリング状のダイヤル操作部の内側に配したので、操作者等は空調制御に関してダイヤル操作と押しボタン操作の両方の操作を行うことができる。
また、押しボタン操作部がダイヤル操作部の内側に配されることから、インストルメントパネルの他の部分に空調に関する押しボタン操作部を設ける必要がなく、インストルメントパネルにおける空調機能以外の操作部及び表示部を大きく確保することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1から図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1は車両のインストルメントパネルの一部正面図、図2はダイヤル式スイッチの正面説明図、図3はダイヤル式スイッチの検出部の概略斜視図、図4はダイヤル式スイッチの検出部の正面説明図、図5はダイヤル式スイッチの側面説明図である。
【0025】
図1に示すように、このダイヤル式スイッチ10,20は、車両のインストルメントパネル1に設置され、車両用空調装置の制御に使用されるものである。本実施形態においては、インストルメントパネル1の左右中央に、3つのダイヤル式スイッチ10,20が左右に並設される。図1に示すように、右側及び左側のダイヤル式スイッチ10は温度調整操作用のものであり、中央側のダイヤル式スイッチ20は風量調整操作用のものである。すなわち、自動車車両の運転席の乗員は右側のダイヤル式スイッチ10を操作することにより、助手席の乗員は左側のダイヤル式スイッチ20を操作することにより、各々独立して温度調整ができるようになっている。本実施形態においては、操作ダイヤル部11の回動量に比例して温度及び風量が変化するよう制御される。
【0026】
図2に示すように、温度調整用のダイヤル式スイッチ10は、リング状に形成されたダイヤル操作部11と、ダイヤル操作部11の回動量を検出する検出部12とを有している。
ダイヤル操作部11におけるインストルメントパネル1から車両室内側に露出する部分の外周縁は凸凹に形成され、乗員の操作時に把持されるようになっている。ダイヤル操作部11のインストルメントパネル1の裏側部分の外周縁には、全周に亘って歯部11aが形成される。
検出部12は、この歯部11aと歯合し、回動軸13を中心として回動自在の歯車部材14を有する。本実施形態においては、ダイヤル操作部11の同一方向への1回転以上の回動が許容されるようになっている。また、検出部12は、図3に示すように回動軸13に接続されたスイッチ基板15を有する。このスイッチ基板15は、図示しない制御部に電気的に接続される。
【0027】
また、図1に示すように、ダイヤル式スイッチ10は、ダイヤル操作部11の内側に配される表示部16を有する。この表示部16は、例えば、VFD、LCD等からなり、車両室内側に空調に関する温度情報を表示するようになっている。本実施形態においては、左側のダイヤル式スイッチ10の表示部16は助手席側の設定温度を表示し、右側のダイヤル式スイッチ10の表示部16は運転席側の設定温度を表示する。図2に示すように、表示部16の表示素子16aは、ダイヤル操作部11の裏側に配置される。
【0028】
図4に示すように、風量調整用のダイヤル式スイッチ20は、温度調整用のダイヤル式スイッチ10と同様に構成されたリング状に形成されたダイヤル操作部11と、ダイヤル操作部11の回動量を検出する検出部12とを有している。すなわち、風量調整用のダイヤル式スイッチ20も、ダイヤル操作部11の外周縁に歯部11aが形成され、回動軸13及び歯車部材14によりダイヤル操作部11の回動量を検出するようになっている。
【0029】
このダイヤル式スイッチ20は、ダイヤル操作部11の内側に配される表示部21及び押しボタン操作部22とを有する。本実施形態においては、表示部21が下側、押しボタン操作部22が上側となるよう配される。
表示部21は、例えば、VFD、LCD等からなり、車両室内側に空調に関する情報を表示するようになっている。本実施形態においては、選択されている吹き出し口、送風の風量、内外気の切換状態、フロントデフロスターモードの作動状態、リヤウインドウデフォッガーの作動状態等の情報が表示されるようになっている。図4に示すように、表示部21の表示素子21aは、ダイヤル操作部11の裏側に配置される。
押しボタン操作部22は、空調に関する操作を行うことができるようになっている。本実施形態においては、押しボタン操作部22は、オートアエコンモードのON/OFFの操作が可能となっている。この押しボタン操作部22は、検出部12と同様に、スイッチ基板等を介して制御部に接続される。制御部は、オートエアコンモードがON状態のときには、各種センサーの情報に基づいて、吹き出し口、風量、吹き出し温度、内外気切換、コンプレッサーの作動状態等を自動的に制御する。
【0030】
尚、本実施形態においては、図1に示すように、インストルメントパネル1における左側のダイヤル式スイッチ10と中央側のダイヤル式スイッチ20との間に、フロントデフロスターモードの操作スイッチ2と、リヤウインドウデフォッガーの操作スイッチ3と、内外気切換操作スイッチ4とが上下に並設される。また、右側のダイヤル式スイッチ10と中央側のダイヤル式スイッチ20との間に、空調装置のON/OFFスイッチ5と、吹き出し口を選択するためのモード切換スイッチ6と、コンプレッサーのON/OFFスイッチ7とが上下に並設される。
【0031】
以上のように構成されたダイヤル式スイッチ10,20では、操作者の操作によりダイヤル操作部11が回動すると、ダイヤル操作部11の外周縁の歯部11aと歯合する歯車部材14が回動する。そして、検出部12では、この歯車部材14の回動量に基づいて、ダイヤル操作部11の回動量が検出される。歯車部材14の回動量は、歯車部材14の回動軸13の回動状態を監視することにより認識される。
【0032】
すなわち、左右側のダイヤル式スイッチ10のダイヤル操作部11が回動すると、制御部はこの回動量に基づいて室内の設定温度を変化させる。また、中央側のダイヤル式スイッチ20のダイヤル操作部11が回動すると、制御部はこの回動量に基づいて風量を変化させる。
【0033】
このとき、表示部16,21がリング状のダイヤル操作部11の内側であるので、乗員は空調制御状態を確認しつつ空調制御に関するダイヤル操作を行うことができる。また、空調に関する押しボタン操作部22をリング状のダイヤル操作部11の内側に配したので、乗員は空調制御に関してダイヤル操作と押しボタン操作の両方の操作を行うことができる。
【0034】
また、本実施形態のダイヤル式スイッチ10,20によれば、歯車部材14は、ダイヤル操作部11の外周縁の歯部11aと歯合するので、ダイヤル操作部11の外側に配される。従って、ダイヤル操作部11の内側及び裏側に、検出部12の構成部品が配されることはなく、ダイヤル操作部11の内側及び裏側のスペースを有効に利用することができる。これにより、インストルメントパネル裏側の空調ダクト、ハーネス等の配置スペースを大きく確保することができ、インストルメントパネル1裏側の設計自由度が飛躍的に向上する。
また、図5に示すように、ダイヤル操作部11の内側には、他の部品等が存在しないので、ダイヤル操作部11を従来のものに比べ薄型に形成することができる。これにより、斜め方向から見た場合でも表示内容の視認性を向上させることができる。また、表示素子16aからの照明が、表示部16の表面にて均一となるような厚さとすることもできる。
【0035】
本実施形態においては、表示部16,21がダイヤル操作部11の内側のスペースに配されることから、インストルメントパネル1の他の部分に空調に関する表示部を設ける必要がない。また、押しボタン操作部22がダイヤル操作部11の内側のスペースに配されることから、インストルメントパネル1の他の部分に空調に関する操作部を設ける必要もない。従って、インストルメントパネル1におけるオーディオ機能、ナビゲーション機能等のような空調機能以外の操作部及び表示部を大きく確保することができる。
【0036】
また、本実施形態のダイヤル式スイッチ10,20によれば、歯車部材14の回動軸13を監視すればよいので、例えば図6に示すようにスイッチ基板15等を回動軸13に対応するように形成すればよく、ダイヤル操作部11の内側に接続される筒型のエンコーダにて検出する従来のものに比べ、スイッチ基板15等を格段に小型とすることができる。また、本実施形態のダイヤル式スイッチ10,20のダイヤル操作部11は、基盤17から延出したダイヤル支持部材18と嵌合し、回動自在に摺動するようになっている。
【0037】
尚、前記実施形態においては、ダイヤル操作部11が同一方向に1回転以上の回動が許容されるものを示したが、ダイヤル操作部11が所定の回動範囲でのみ回動するものであってもよい。この場合は、歯車部材と歯合するダイヤル操作部の歯部を外周縁の全周に亘って形成する必要はなく、外周縁の少なくとも一部に歯部を形成しておけば、ダイヤル操作部の回動量を検出できる。また、ダイヤル操作部11が付勢手段により所定の基準位置へ自動的に復帰するいわゆるシャトルスイッチタイプのものであってもよい。
【0038】
さらに、前記実施形態においては、回動量に比例して温度及び風量が変化するものを示したが、例えば、所定の温度域(例えば細やかな温度調整が必要とされる25℃を中心とする快適温度領域(22℃〜28℃)等)内ではダイヤル操作部11の単位回動量あたりの温度変化量が小さくなるようにし、この温度域外では単位回動量あたりの温度変化量を大きくするようにすることも可能である。
【0039】
また、前記実施形態においては、ダイヤル操作部11の内側に1つの押しボタン操作部22を配したものを示したが、図7に示すように、複数の押しボタン操作部122を配したものであってもよい。図7には、ダイヤル操作部111の内側に5つの押しボタン操作部122を配したものを示す。1つの押しボタン操作部122は中心部に配された円形状のものであり、この周囲に中心角が約90°の扇形状に形成された4つの押しボタン操作部122が配される。このダイヤル式スイッチ110によれば、5つの操作機能をダイヤル操作部122の内側に付与することができ、実用に際して極めて有利である。
【0040】
また、前記実施形態においては、ダイヤル式スイッチ10,20が自動車車両の空調制御に使用されるものを示したが、例えば、家庭用のオーディオ機器の音量調整操作部や、電話機のダイヤル操作部等に適用することが可能である。この場合も、ダイヤル操作部の内側及び裏側に、検出部の構成部品が配されることはなく、ダイヤル操作部の内側及び裏側のスペースを有効に利用することができる。また、歯車部材の回動軸を監視すればよいので、スイッチ基板等を回動軸に対応するように形成すればよく、ダイヤル操作部の内側に接続される筒型のエンコーダにて検出する従来のものに比べ、スイッチ基板等を格段に小型とすることができる。
【0041】
また、オーディオ機器の音量調整操作部や、電話機のダイヤル操作部等でも、前記実施形態と同様にダイヤル操作部の内側に所定情報を表示する表示部を配することにより、VFD、LCD等の表示部を大きく形成して、多種類の情報を表示させたり、情報そのものを大きく表示させたりすることができ、操作者等に対する所定情報の視認性を飛躍的に向上することができる。
さらに、ダイヤル操作部の内側に押しボタン操作部を配することにより、押しボタン操作部を大型にしたり、複数種類の押しボタン操作部を独立して配したりすることができ、実用に際して極めて有利である。
【0042】
また、前記実施形態においては、ダイヤル操作部がリング状であるものを示したが、ダイヤル操作部は外周縁が円形であって、外周縁の少なくとも一部の区間に亘って歯車部材と歯合する歯部が形成されたものであれば、ダイヤル操作部の回動量を検出することができるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、検出部の歯車部材がダイヤル操作部の外周縁の歯部と歯合するので、ダイヤル操作部の外側に配され、ダイヤル操作部の内側及び裏側に、検出部の構成部品が配されることはなく、ダイヤル操作部の内側及び裏側のスペースを有効に利用することができる。また、歯車部材の回動軸を監視すればよいので、スイッチ基板等を回動軸に対応するように形成すればよく、ダイヤル操作部の内側に接続される筒型のエンコーダにて検出する従来のものに比べ、スイッチ基板等を格段に小型とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、車両のインストルメントパネルの一部正面図である。
【図2】ダイヤル式スイッチの正面説明図である。
【図3】ダイヤル式スイッチの検出部の概略斜視図である。
【図4】ダイヤル式スイッチの検出部の正面説明図である。
【図5】ダイヤル式スイッチの側面説明図である。
【図6】図4のA−A断面説明図である。
【図7】変形例を示すダイヤル式スイッチの正面説明図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル
10 ダイヤル式スイッチ
11 ダイヤル操作部
11a 歯部
12 検出部
13 回動軸
14 歯車部材
15 スイッチ基板
16 表示部
16a 表示素子
20 ダイヤル式スイッチ
21 表示部
21a 表示素子
22 押しボタン操作部
110 ダイヤル式スイッチ
111 ダイヤル操作部
112 押しボタン操作部

Claims (7)

  1. 回動自在のダイヤル操作部と、このダイヤル操作部の回動量を検出する検出部とを有するダイヤル式スイッチにおいて、
    前記ダイヤル操作部の外周縁の少なくとも一部の区間に亘って歯部を形成し、
    前記検出部を、前記ダイヤル操作部の歯部と歯合する歯車部材の回動量に基づいて、前記ダイヤル操作部の回動量を検出するよう構成したことを特徴とするダイヤル式スイッチ。
  2. 前記ダイヤル操作部は、リング状に形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のダイヤル式スイッチ。
  3. 前記ダイヤル操作部の内側に、所定情報を表示する表示部を配したことを特徴とする請求項2に記載のダイヤル式スイッチ。
  4. 前記ダイヤル操作部の内側に、押しボタン操作部を配したことを特徴とする請求項2または3に記載のダイヤル式スイッチ。
  5. 車両用空調装置の制御に使用され、車両のインストルメントパネルに配されるものであることを特徴とする請求項2に記載のダイヤル式スイッチ。
  6. 前記ダイヤル操作部の内側に、車両の空調に関する情報を表示する空調表示部を配したことを特徴とする請求項5に記載のダイヤル式スイッチ。
  7. 前記ダイヤル操作部の内側に、車両の空調に関する押しボタン操作部を配したことを特徴とする請求項5または6に記載のダイヤル式スイッチ。
JP2003189507A 2003-07-01 2003-07-01 ダイヤル式スイッチ Pending JP2005026046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003189507A JP2005026046A (ja) 2003-07-01 2003-07-01 ダイヤル式スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003189507A JP2005026046A (ja) 2003-07-01 2003-07-01 ダイヤル式スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005026046A true JP2005026046A (ja) 2005-01-27

Family

ID=34187698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003189507A Pending JP2005026046A (ja) 2003-07-01 2003-07-01 ダイヤル式スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005026046A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008077966A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Sanden Corp 回動装置
KR100907374B1 (ko) 2007-11-12 2009-07-10 현대자동차주식회사 스티어링휠용 스위치 조립체
JP2011000914A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Autonetworks Technologies Ltd 車載用スイッチ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008077966A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Sanden Corp 回動装置
JP4589285B2 (ja) * 2006-09-21 2010-12-01 サンデン株式会社 回動装置
KR100907374B1 (ko) 2007-11-12 2009-07-10 현대자동차주식회사 스티어링휠용 스위치 조립체
JP2011000914A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Autonetworks Technologies Ltd 車載用スイッチ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1569073B1 (en) Single knob multifunction controller and display unit
JP4668946B2 (ja) 車載エアコン用操作ユニット及びそれを用いた車載エアコン制御装置
EP1707410B1 (en) Control operation device for air conditioner of vehicle
JP2003054290A (ja) 車両用スイッチ装置
JP5168322B2 (ja) 車両用表示装置
US20120074674A1 (en) Display apparatus for vehicle
JP2011113345A (ja) 車載表示システム
JP5279597B2 (ja) 車両用操作装置
JP4513072B2 (ja) 車載用電子機器操作ユニット
JP2005026046A (ja) ダイヤル式スイッチ
JP2007165246A (ja) 多機能スイッチ装置
JP2013082380A (ja) 空調コントロール装置
CN111032412A (zh) 用于机动车的屏幕布置系统和具有这样的屏幕布置系统的机动车
US10235026B2 (en) Vehicle operation display device
JP5170832B2 (ja) 車両用表示装置
JP2007311306A (ja) 車載用入力装置
JP2009016083A (ja) 車両空調用ダイアル操作装置
KR20140106132A (ko) 차량공조 조절 장치
JP2003146113A (ja) 車両用空調スイッチ
JP2017178043A (ja) 車両用空調装置
JP2947119B2 (ja) 空調装置の作動表示方法
US20240042859A1 (en) Operating device for a motor vehicle and motor vehicle with an operating device
KR20090089704A (ko) 차량용 공조시스템의 콘트롤러
JP2009190637A (ja) 車両用空調装置の操作装置
JP4446610B2 (ja) 車両用空調装置のスイングレジスタ