JP2005025839A - ディスク型メモリ収納ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明はディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止める係止部の外周を拡縮可能として、容易に着脱することができる係止部を備えたディスク型メモリ収納ケース、および他のメディア類を収納することができるディスク型メモリ収納ケースに関する。
【解決手段】ディスク型メモリ収納ケースは、ケース本体の底部に、平面略円形の支持枠と、その中央で弾性片の先端にディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止める平面略円形状の係止部とを設けてなるディスク型メモリ収納部と、ケース本体の外周の少なくとも三方に沿って突出する本体側壁で前記ディスク型メモリ掛止部から離隔した本体側壁の上部に薄肉のヒンジ部を介して一体に連設された蓋部と、ケース本体の底部から突設されて前記蓋部が形成された本体側壁に沿ってケース本体の底部を前記蓋部の形状に沿って仕切り前記蓋部を開閉可能に掛止めて内ケース部を形成する枠体部とからなるカード型メモリ収納部とを備えてなることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】ディスク型メモリ収納ケースは、ケース本体の底部に、平面略円形の支持枠と、その中央で弾性片の先端にディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止める平面略円形状の係止部とを設けてなるディスク型メモリ収納部と、ケース本体の外周の少なくとも三方に沿って突出する本体側壁で前記ディスク型メモリ掛止部から離隔した本体側壁の上部に薄肉のヒンジ部を介して一体に連設された蓋部と、ケース本体の底部から突設されて前記蓋部が形成された本体側壁に沿ってケース本体の底部を前記蓋部の形状に沿って仕切り前記蓋部を開閉可能に掛止めて内ケース部を形成する枠体部とからなるカード型メモリ収納部とを備えてなることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はケース本体にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
CDやDVDなどの中央に貫通孔を有するディスク型メモリを収納するディスク型メモリ収納ケースでは、ケース本体の底部の略中央に形成された弾性片の先端にディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止める平面略円形状の係止部が設けられている。
この種の係止部としては、例えば特開2000−255669(特許文献1)では、ディスクの貫通孔に挿入する突出体に、ディスク貫通孔の周辺部に乗り上げてディスクの離脱を阻止すると共に、浮上させたディスクを傾斜状態で支持する小突起を設けた構成が開示されている。
しかし、上記構成では、突出体が円柱状からなっており、小突起の撓みだけでディスク貫通孔との係脱を行っているので、小突起が損傷し、切れやすくなるという問題点がある。
次ぎに、この種のディスク型メモリ収納ケースでは、ディスク型メモリに限らず、従来は別々に収納されていた各種のカード型メモリを同時に収納することが便利である。
そこで、例えば特開2001−58689(特許文献2)のディスク型メモリ収容体および情報提供体では、ディスク型メモリの他に、カード型メモリを収納するためコーナー部に断面L状の掛止め用の凸部を突設したホルダー構造が開示されている。
上記構成では、ディスク型メモリとカード型メモリとを同一の収納ケースに収納することができるが、カード型メモリは凸部で直接挟圧して掛け止めており、またカード型メモリの端子部分は露出しているので、端子部分を傷つけたり、ゴミなどが付着したりする欠点がある。
【0003】
【特許文献1】特開2000−255669 図5参照
【特許文献2】特開2001−58689 特許公開公報7頁 0031〜0034 図1参照
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、第1の課題は、ディスク型メモリ収納部で、ディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止める係止部の外周を拡縮可能として、容易に着脱することができる係止部を備えたディスク型メモリ収納ケースを提供することにある。
この発明の第2の課題は、ディスク型メモリ収納ケースのケース本体内に、ディスク型メモリ収納部と共にカード型メモリ収納用の内ケース部を備えたディスク型メモリ収納ケースを提供することにある。
この発明の第3の課題は、ディスク型メモリ収納ケースの蓋体側に、写真やカード、小冊子などの厚みの薄い雑物品をクリップで掛止める雑物品収納部を設けると共に、雑物品収納部を二分する仕切壁部が収納されたディスク型メモリを外れないように規制しうるようにしたディスク型メモリ収納ケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記第1の課題を達成するために、請求項1の発明では、
ケース本体に設けたディスク型メモリ収納部にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
ディスク型メモリ収納部が、ケース本体の底部から上向きに延びる弾性片と、該弾性片の先端に一体に形成されてディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止められる平面略円形状の係止部と、該係止部を中心にして同心大径に設定されディスク型メモリを嵌め込むディスク支承部とからなっており、
前記係止部は、上面に操作する指を押し当てるための操作面と、該操作面の外周に沿って下方へ突出する側壁とからなり下面が開放された略筒形からなっており、
上記側壁に1または複数のスリットを設け、側壁をその中心を軸とした円周方向に複数に分断して前記操作面の外周を反発可能に縮小しうるように設定し、
前記操作面の外周の少なくとも一部が下方の側壁の外周より外側となるように形成してなる、という技術的手段を講じている。
前記係止部が、弾性片と連接する側に、平面から見て真円からなる輪郭想定線の外側に突出する突出縁部を形成する構成でもよい。
その場合に、係止部が、平面から見て真円からなる輪郭想定線の中心を基準にして、該中心から突出縁部を通る操作面の径方向の長さAを、これと同一線上の反対側の操作面の径方向の長さBよりも長く設定し、上記操作面の長さに対応する下方の側壁の外周で、前記中心位置から突出縁部を通る側壁の径方向の長さA’が前記操作面の径方向の長さAより短く、これと同一線上で反対側の側壁の径方向の長さB’を前記操作面の反対側の径方向の長さBよりも短く設定する構成としてもよい。
また、係止部には、側壁の弾性片と連接しない側に、突出縁部を側壁から分離する一対のスリットの略延長線上に一対のスリットを設けて分離部を形成し、該分離部の上面外周に沿って円弧状の突条部を設けた構成としてもよい。
【0006】
また、第2の課題を達成するために、請求項5の発明では、
ケース本体に設けたディスク型メモリ収納部にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
ケース本体に形成されたディスク型メモリ収納部の隣に、ケース本体の外周の少なくとも三方に沿って突出する本体側壁で前記ディスク型メモリ収納部から離隔した本体側壁の上部に薄肉のヒンジ部を介して一体に連設された内ケース蓋部と、前記ケース本体の底部から突設されて前記内ケース蓋部が形成された本体側壁に沿ってケース本体の底部を前記内ケース蓋部の形状に沿って仕切ると共に前記内ケース蓋部を開閉可能に掛止めて内ケース部を形成する枠体部とからなるカード型メモリ収納部を備えてなる、という技術的手段を講じている。
【0007】
第3の課題を達成するために、請求項6の発明では、
ケース本体に設けたディスク型メモリ収納部にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
蓋体の外周の少なくとも三方に沿って突出する蓋体側壁で、開閉側の蓋体側壁に沿って形成されるクリップ部と、
蓋体の天板部の中途位置で突出し横方向に延びる仕切壁部であって、蓋体を閉じてケース本体に掛け止めた際に、前記仕切壁部の先端がディスク型メモリ収納部に掛け止められたディスク型メモリの盤体に接し、または近接して、ディスク型メモリが係止部から外れないように規制しうる雑物品収納部を備えてなる、という技術的手段を講じている。
【0008】
また、前記第2と第3の課題を達成するために請求項7の発明では、
ケース本体にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
ケース本体の底部に、平面略円形のディスク支承部と、その中央で弾性片の先端にディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止める平面略円形状の係止部とを設けてなるディスク型メモリ収納部と、
ケース本体の外周の少なくとも三方に沿って突出する本体側壁で前記ディスク型メモリ掛止部から離隔した本体側壁の上部に薄肉のヒンジ部を介して一体に連設された蓋部と、ケース本体の底部から突設されて前記蓋部が形成された本体側壁に沿ってケース本体の底部を前記蓋部の形状に沿って仕切り前記蓋部を開閉可能に掛止めて内ケース部を形成する枠体部とからなるカード型メモリ収納部と、
蓋体の外周の少なくとも三方に沿って突出する本体側壁で、開閉側の本体側壁に沿って形成されるクリップ部と、蓋体の天板部の中途位置で突出し横方向に延びる仕切壁部であって、蓋体を閉じてケース本体に掛け止めた際に、前記仕切壁部の先端がディスク型メモリ収納部に掛け止められたディスク型メモリの盤体に接し、または近接して、ディスク型メモリが係止部から外れないように規制しうる雑物品収納部とを備えてなる、という技術的手段を講じている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明のディスク型メモリ収納ケースの好適実施例を図面を参照して説明する。
[第1実施例のディスク型メモリ収納ケース]
図1に示すディスク型メモリ収納ケース1は、ケース本体2に蓋体3がヒンジピンH1で枢着された2ピースの公知のプラスチック製のケースからなっている。
【0010】
[ケース本体・ディスク型メモリ収納部]
ケース本体2は、箱形からなっており、図示例の場合、その底部上に収納部形成片2’が嵌め込まれて組み立てられている。
上記ケース本体2に形成されるディスク型メモリ収納部A1は、ケース本体2の底部となるから収納部形成片2’から上向きに延びる弾性片4と、該弾性片4の先端に一体に形成されてCDなどのディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止められる平面略円形状の係止部5と、該係止部5を中心にして同心大径に設定され前記ディスク型メモリを嵌め込むディスク支承部9とからなっている。
なお、ディスク型メモリがDVDの場合には、ディスク支承部9は、後述の実施例のようにDVDの周縁部を中空位置で掛止める段部を有する構成が好ましい。
【0011】
[係止部]
ここで、ケース本体2のディスク支承部9の底面中央には、ハ字状の切込線4aで分離された弾性片4の先端に平面略円形状の係止部5の後部が一体に連設されている。
該係止部5は、図2および図3に示すように、上面に操作する指を押し当てるための操作面5aと、該操作面5aの外周に沿って下方へ突出する側壁5bとからなり下面が開放された略筒形からなっている。
また、ディスク支承部9となる凹部底面には係止部5に対向して係止部5が押し下げられた際に底面とぶつからないように略円形状の切抜き孔4bが穿設されており前記切込線4aと繋がっている。
【0012】
本実施例の場合、係止部5は、弾性片4と連接する後方側に、平面から見て真円からなる輪郭想定線R(図3中、点線で示す)の外側に突出する突出縁部6を形成している。
これにより、係止部5は、図4に示すように、平面から見て真円からなる輪郭想定線Rの中心Pを基準にして、該中心Pから突出縁部6を通る操作面5aの径方向の長さAを、これと同一線上の反対側の操作面5aの径方向の長さBよりも長く(A>B)設定される。
【0013】
また、上記操作面5aの長さに対応する下方の側壁5bの外周で、前記中心Pから突出縁部6を通る側壁5bの径方向の長さA’が前記操作面5aの径方向の長さAより短く(A>A’)、これと同一線上で反対側の側壁5bの径方向の長さB’を前記操作面5aの反対側の径方向の長さBよりも短く(B>B’)なるように設定している(図4参照)。
【0014】
次ぎに、前記側壁5bには、複数(図示例では4つ)のスリットS1、S2が穿設されており、側壁5bをその中心を軸とした円周方向に複数(4つ)に分断している。
即ち、スリットS2は、前記突出縁部6を他から分離するように側壁5bの後方で両側に一対設けられており、またこのスリットS2の延長線上の前方には、一対のスリットS1が設けられ、側壁5bの前端側を分離して分離部8を形成している。
【0015】
換言すると、係止部5の中心を軸に180度間隔で一対のスリットS1、S2が配置されており、側壁5bの前端側を分離して分離部8が形成され、後端側を分離して突出縁部6が形成されている。
なお、前記突出縁部6の両側に形成されたスリットS2は、弾性片4の先端中央で突出縁部6の下端が自由端となるように切り欠かれた切欠部7と連なっている。
【0016】
図5に示す係止部5では、前記スリットS1で区切られた側壁5bの前端側の分離部8に、その上面外端に沿って円弧状の突条部8aが突設されている。
突出縁部6と分離部8とを他の側壁5bと一体に連接する上面の操作面5aが、中央部分を下方へ窪ませると共に突出縁部6側が分離部7側よりも高くなるように湾曲形成されている場合には、前記突条部8aによって上端の位置を突出縁部6の上面とほぼ同じ高さにして、係止部5から外れたディスク型メモリを中空に浮き上げて支持することができる。
【0017】
また、図7に示す係止部5では、一対のスリットS1〜S4を係止部5の中心を軸に90度間隔で形成しているので、8本のスリットで側壁5bが8分割されており、係止部5の外周を一層縮めやすくしている。
このように、この発明ではスリットの数は特に限定されず、1または複数を設けて側壁5bを分離し、縮小方向に撓ませることができるようになっていればよい。
【0018】
[ディスク型メモリの掛止め]
そこで、CDやDVDなどのディスク型メモリM1を係止部5に掛止める際には、ディスク型メモリがディスク支承部9に嵌め込まれて位置決めされ、ディスク型メモリの貫通孔41が突出縁部6または分離部8のいずれか(図示例では突出縁部6)の外周に沿って掛け止められ、分離部8側または突出縁部6側(図示例では分離部8)の上に貫通孔41が載置される(図6(a)(b)参照)。
【0019】
そこで、ディスク型メモリをディスク支承部9側に押しつけると、前記側壁5aの上面の操作面5aの外周が、スリットS1ないしS2によって縮小方向に撓み(図6(c)参照)、貫通孔41が突出縁部6および分離部8を乗り越えて、側壁5bの下部側まで通過し外嵌される。
この側壁5bの下部は、前述のように操作面5aの外周より小径に設定されており、突出縁部6および分離部8は弾性反発力で元の形状に復帰するので、ディスク型メモリが側壁5bの下部側から外れることがない。
【0020】
[ディスク型メモリの取り外し]
ディスク型メモリを係止部5から外す際には、操作面5aを弾性片4の弾性に抗して下に押し込み(図6(c)参照)、前記突出縁部6ないし分離部8をスリットS1、S2によって縮小方向に撓ませて操作面5aの外周を縮め、貫通孔41を係止部5から抜け出させることができる(図6(d)参照)。
【0021】
この際に、分離部8に突条8aを設けている場合は、突出縁部6の上面と共に、あるいはいずれか単独で、抜け出た後のディスク型メモリの貫通孔41の内周縁に下から衝合して、ディスク型メモリを浮き上げて保持するので、ディスク型メモリの取り出しが一層容易になる。
上記係止部5の構造(係止手段、掛止手段)は、ディスク型メモリ収納ケース1が、ディスク型メモリを収納しうる公知の構造を用いることができ、この発明ではその構造は漸次実施例に限定さない。
【0022】
[第2実施例のディスク型メモリ収納ケース]
次ぎに、ディスク型メモリ収納部A1の外に、カード型メモリ収納部A2と、雑物品収納部A3とを備えたディスク型メモリ収納ケース1の実施例について説明する。
図8から図10に示すディスク型メモリ収納ケース1は、ケース本体2と蓋部3とが、背部となる連設部20の両側に形成された薄肉のヒンジ部H2、H3を介して屈曲自在に一体成形されたプラスチック製のケースからなっている。
【0023】
ケース本体2は、底部2aと、該底部2aの外周に沿って上方へ突設し、連設部20のヒンジ部H2を除いた三方に沿って平面コ字状に形成された本体側壁2bとからなっている。
そして、本体側壁2bの開閉側の辺(説明の便宜上2b’とする)には、蓋体3との係合用の係合凹部18と、指掛け用の窪み部19とが形成されている。
【0024】
[ディスク型メモリ収納部]
そして、上記ケース本体2の底部2aにはCDやDVDなどのディスク型メモリ収納部A1が形成されている。
このディスク型メモリ収納部A1は、その底面2aの略中央で、切込線3で分離されて上方へ傾斜する弾性片4と、該弾性片4の先端に一体に形成されてディスク型メモリの中央の貫通孔41に掛止める平面略円形状の係止部5とを備えている。
【0025】
[ディスク支承部]
また、該係止部5を中心として同心大径で環状に形成されたディスク支承部9が設けられており、その内周側に形成された環状の段部9aによってディスク型メモリの一例として示すDVDの周縁部を中空位置で掛止める構成となっている。
【0026】
このディスク支承部9は、その環状の一部に凹部9bを設けて、掛け止められたディスク型メモリM2の周縁部を指で掴めるようにしてある。
これにより、ディスク型メモリ40は、環状の段部9aに沿って回転することができる公知構成になっている。
【0027】
ここで、弾性片4および係止部5は、前記実施例と同様の構成であるので、その説明を省略する。
そして、図12に点線で示すように、ディスク型メモリM1をディスク支承部9および係止部5によって掛け止めて収納することができる。
この実施例では、ディスク型メモリ収納部A1は、ディスク型メモリを係脱可能に掛け止めて収納しうるものであればよく、その掛止め構造は前記実施例に限定されず、公知の掛止めないし係合構成を用いてもよい。
【0028】
[カード型メモリ収納部]
次ぎに、カード型メモリ収納部A2は、ケース本体2の本体側壁2bで前記ディスク型メモリ収納部A1から離隔した本体側壁(図示例では下方の辺となる本体側壁で、説明の便宜上2b”とする)の上部が薄肉のヒンジ部H4に形成されている(図13参照)。
【0029】
そして、このヒンジ部H4を介して、矩形の内ケース蓋部12が一体に連設され、ケース本体2の外側へ開くようになっている。
この内ケース蓋部12には、内面側にヒンジ部H4を除いた三方に突壁部13が形成されており、開閉側の辺(説明の便宜上13’とする)の中途位置には凹凸係合部の一方の係合構成部(図示例では突部)14が突設されている。
【0030】
一方、ケース本体2の底部2aには、前記内ケース蓋部12に形成された突壁部13、13’に沿って、前記内ケース蓋部12の形状に対応して内ケース本体の側壁となる平面コ字状の突壁15が形成される。
そして、この突壁15の内側の辺(説明の便宜上15’とする)の中途位置には、前記一方の係合構成部14に対応する他方の係合構成部(図示例では凹部)16が形成されている。
【0031】
そこで、前記内ケース蓋部12をヒンジ部H4を支点にして閉じて、内ケース蓋部12の突壁部13、13’を突壁15、15’内に嵌合し、蓋部12を突壁15、15’上に支承して内ケース部となるカード型メモリ収納部A2が形成される。
また、図示例では、前記突壁15で仕切られた空間を左右に二分する区画壁部17が形成されており、図12で点線で示すように2つのカード型メモリM2をそれぞれ収納することができる。
【0032】
ここでカード型メモとしては、例えば、スマートメディア、SDメモリーカード、マルチメディアカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック、x・Dピクチャーカードその他カード型の各種メモリが含まれる。
これにより、ケース本体2には、ディスク型メモリ収納部A1とカード型メモリ収納部A2とが形成される。
【0033】
次ぎに、蓋体3は、図8、図10に示すように天板部3aと、該天板部3aの外周で前記ヒンジ部H3を除いた三方に沿って突出する蓋体側壁3bとを有している。
そして、蓋体側壁3bの開閉側の辺(説明の便宜上3b’とする)には、ケース本体2との係合用の爪部31が突設されており、前記ケース本体2の凹部18と係脱可能となっている。
【0034】
[雑物品収納部・仕切壁部]
この蓋体3の天板部3aで、前記蓋体側壁3bの開閉側の辺3b’には、一対のクリップ部33が形成されている。
このクリップ部33は、天板部3aから立ち上がって波形に延びており、クリップ部33に対応する天板部3aには開口33aが切り抜かれている。このようにクリップ部33は、その上方の中空位置に波形に曲成されて延びる形状で、弾発力を有する公知形状からなっている(図10参照)。
【0035】
また、上記一対のクリップ部33の中間位置には、天板部3aの中途位置から突出し、横方向に延びる仕切壁部34が立設されている。
この仕切壁部34は、蓋体3を閉じてケース本体2に掛け止めた際に、前記仕切壁部34の先端がディスク型メモリ収納部A1に掛け止められたディスク型メモリの盤体に近接するように配置されている。
即ち、本実施例では、仕切壁部34の中央に山形に隆起する押さえ部35が一体に形成されている。
【0036】
該押さえ部35は、図12で点線で示したディスク型メモリM1の貫通孔41の外側で、レーベル面43との間に介設された透明な基盤部42に近接ないしは接するように配置されている。
これはレーベル面42が、データの記録層の裏面でレーベル面側の保護層が極めて薄いために、レーベル面42を傷つけて記録層に損傷を与えないためである。
【0037】
これにより、蓋体3側は、前記蓋体側壁3bと仕切壁部34とで、上下に二分され、それぞれに厚みの薄いもの、例えば写真や書類、カード、小冊子、あるいはFDまたは袋に入れた小物などクリップで止めることができる各種の薄い物品(図12で点線で示す)M3をクリップ部33を用いて掛止めることができる雑物品収納部A3が形成される。
なお、36は、蓋体3でヒンジ部H3寄りに立設されて雑物品用が動かないように規制するストッパ壁である。
【0038】
上記実施例では、ディスク型メモリ収納ケース1に、ディスク型メモリ収納部A1と、カード型メモリ収納部A2と、雑物品収納部A3とを設けた構成を示したが、この発明では、第1の実施例で示したようにディスク型メモリ収納部A1のみを有するもの、あるいはディスク型メモリ収納部A1に加えてカード型メモリ収納部A2または雑物品収納部A3のいずれか一方を設けた構成であってもよい。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0039】
【発明の効果】
上記のように、ディスク型メモリ収納ケースの第1の発明では、ディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止める係止部を、その外周が縮まるようにスリットを設けたので、従来のような小突起を設ける必要がなく、係止部の強度と信頼性を向上させることができる。
また、第2の発明では、ディスク型メモリ収納部の他に蓋付きの内ケース部となるカード型メモリ収納部をケース本体に一体に設けたので、カード型メモリを安全に収納することができる。
更に、第3の発明では、ディスク型メモリ収納部の他に雑物品収納部を設けたので、各種の薄物を蓋体側に収納することができる。
また、雑物品収納部を二分するように仕切壁部を設けておけば、収納ケースを閉じた際に前記仕切壁部でディスク型メモリ収納部に係止されたディスク型メモリの抜け落ちを規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のディスク型メモリ収納ケースを開いた状態を示す平面図である。
【図2】図1の係止部および弾性片の拡大平面図である。
【図3】同係止部および弾性片の斜視図である。
【図4】同係止部の側断面図である。
【図5】係止部の異なる実施例を示す斜視図である。
【図6】係止部と貫通孔との関係を示すもので、(a)は係止部のみ、(b)はディスク型メモリが係止部上に乗せられた状態、(c)は係止部が貫通孔によってその外周を縮めた状態、(d)は係止部から貫通孔が抜け出た状態を示す模式図である。
【図7】係止部の異なる実施例を示す平面図である。
【図8】第2実施例のディスク型メモリ収納ケースおよび内ケースを開いた状態を示す平面図である。
【図9】図8のケース本体側の拡大平面図である。
【図10】図8の蓋体側の拡大断面図である。
【図11】蓋体の本体側壁の一部を切り欠いたディスク型メモリ収納ケースの側面図である。
【図12】内ケースのヒンジ部を中心とした要部断面図である。
【図13】ディスク型メモリ、カード型メモリおよび雑物品を収納したディスク型メモリ収納ケースを開いた状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ディスク型メモリ収納ケース
2 ケース本体
3 蓋体
5 係止部
6 突出縁部
8 分離部
9 ディスク支承部
12 内ケース蓋部
13 突壁部
33 クリップ部
34 仕切壁部
35 押さえ部
A1 ディスク型メモリ収納部
A2 カード型メモリ収納部
A3 雑物品収納部
M1 ディスク型メモリ
M2 カード型メモリ
M3 雑物品
41 ディスク型メモリの貫通孔
【発明の属する技術分野】
この発明はケース本体にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
CDやDVDなどの中央に貫通孔を有するディスク型メモリを収納するディスク型メモリ収納ケースでは、ケース本体の底部の略中央に形成された弾性片の先端にディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止める平面略円形状の係止部が設けられている。
この種の係止部としては、例えば特開2000−255669(特許文献1)では、ディスクの貫通孔に挿入する突出体に、ディスク貫通孔の周辺部に乗り上げてディスクの離脱を阻止すると共に、浮上させたディスクを傾斜状態で支持する小突起を設けた構成が開示されている。
しかし、上記構成では、突出体が円柱状からなっており、小突起の撓みだけでディスク貫通孔との係脱を行っているので、小突起が損傷し、切れやすくなるという問題点がある。
次ぎに、この種のディスク型メモリ収納ケースでは、ディスク型メモリに限らず、従来は別々に収納されていた各種のカード型メモリを同時に収納することが便利である。
そこで、例えば特開2001−58689(特許文献2)のディスク型メモリ収容体および情報提供体では、ディスク型メモリの他に、カード型メモリを収納するためコーナー部に断面L状の掛止め用の凸部を突設したホルダー構造が開示されている。
上記構成では、ディスク型メモリとカード型メモリとを同一の収納ケースに収納することができるが、カード型メモリは凸部で直接挟圧して掛け止めており、またカード型メモリの端子部分は露出しているので、端子部分を傷つけたり、ゴミなどが付着したりする欠点がある。
【0003】
【特許文献1】特開2000−255669 図5参照
【特許文献2】特開2001−58689 特許公開公報7頁 0031〜0034 図1参照
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、第1の課題は、ディスク型メモリ収納部で、ディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止める係止部の外周を拡縮可能として、容易に着脱することができる係止部を備えたディスク型メモリ収納ケースを提供することにある。
この発明の第2の課題は、ディスク型メモリ収納ケースのケース本体内に、ディスク型メモリ収納部と共にカード型メモリ収納用の内ケース部を備えたディスク型メモリ収納ケースを提供することにある。
この発明の第3の課題は、ディスク型メモリ収納ケースの蓋体側に、写真やカード、小冊子などの厚みの薄い雑物品をクリップで掛止める雑物品収納部を設けると共に、雑物品収納部を二分する仕切壁部が収納されたディスク型メモリを外れないように規制しうるようにしたディスク型メモリ収納ケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記第1の課題を達成するために、請求項1の発明では、
ケース本体に設けたディスク型メモリ収納部にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
ディスク型メモリ収納部が、ケース本体の底部から上向きに延びる弾性片と、該弾性片の先端に一体に形成されてディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止められる平面略円形状の係止部と、該係止部を中心にして同心大径に設定されディスク型メモリを嵌め込むディスク支承部とからなっており、
前記係止部は、上面に操作する指を押し当てるための操作面と、該操作面の外周に沿って下方へ突出する側壁とからなり下面が開放された略筒形からなっており、
上記側壁に1または複数のスリットを設け、側壁をその中心を軸とした円周方向に複数に分断して前記操作面の外周を反発可能に縮小しうるように設定し、
前記操作面の外周の少なくとも一部が下方の側壁の外周より外側となるように形成してなる、という技術的手段を講じている。
前記係止部が、弾性片と連接する側に、平面から見て真円からなる輪郭想定線の外側に突出する突出縁部を形成する構成でもよい。
その場合に、係止部が、平面から見て真円からなる輪郭想定線の中心を基準にして、該中心から突出縁部を通る操作面の径方向の長さAを、これと同一線上の反対側の操作面の径方向の長さBよりも長く設定し、上記操作面の長さに対応する下方の側壁の外周で、前記中心位置から突出縁部を通る側壁の径方向の長さA’が前記操作面の径方向の長さAより短く、これと同一線上で反対側の側壁の径方向の長さB’を前記操作面の反対側の径方向の長さBよりも短く設定する構成としてもよい。
また、係止部には、側壁の弾性片と連接しない側に、突出縁部を側壁から分離する一対のスリットの略延長線上に一対のスリットを設けて分離部を形成し、該分離部の上面外周に沿って円弧状の突条部を設けた構成としてもよい。
【0006】
また、第2の課題を達成するために、請求項5の発明では、
ケース本体に設けたディスク型メモリ収納部にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
ケース本体に形成されたディスク型メモリ収納部の隣に、ケース本体の外周の少なくとも三方に沿って突出する本体側壁で前記ディスク型メモリ収納部から離隔した本体側壁の上部に薄肉のヒンジ部を介して一体に連設された内ケース蓋部と、前記ケース本体の底部から突設されて前記内ケース蓋部が形成された本体側壁に沿ってケース本体の底部を前記内ケース蓋部の形状に沿って仕切ると共に前記内ケース蓋部を開閉可能に掛止めて内ケース部を形成する枠体部とからなるカード型メモリ収納部を備えてなる、という技術的手段を講じている。
【0007】
第3の課題を達成するために、請求項6の発明では、
ケース本体に設けたディスク型メモリ収納部にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
蓋体の外周の少なくとも三方に沿って突出する蓋体側壁で、開閉側の蓋体側壁に沿って形成されるクリップ部と、
蓋体の天板部の中途位置で突出し横方向に延びる仕切壁部であって、蓋体を閉じてケース本体に掛け止めた際に、前記仕切壁部の先端がディスク型メモリ収納部に掛け止められたディスク型メモリの盤体に接し、または近接して、ディスク型メモリが係止部から外れないように規制しうる雑物品収納部を備えてなる、という技術的手段を講じている。
【0008】
また、前記第2と第3の課題を達成するために請求項7の発明では、
ケース本体にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
ケース本体の底部に、平面略円形のディスク支承部と、その中央で弾性片の先端にディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止める平面略円形状の係止部とを設けてなるディスク型メモリ収納部と、
ケース本体の外周の少なくとも三方に沿って突出する本体側壁で前記ディスク型メモリ掛止部から離隔した本体側壁の上部に薄肉のヒンジ部を介して一体に連設された蓋部と、ケース本体の底部から突設されて前記蓋部が形成された本体側壁に沿ってケース本体の底部を前記蓋部の形状に沿って仕切り前記蓋部を開閉可能に掛止めて内ケース部を形成する枠体部とからなるカード型メモリ収納部と、
蓋体の外周の少なくとも三方に沿って突出する本体側壁で、開閉側の本体側壁に沿って形成されるクリップ部と、蓋体の天板部の中途位置で突出し横方向に延びる仕切壁部であって、蓋体を閉じてケース本体に掛け止めた際に、前記仕切壁部の先端がディスク型メモリ収納部に掛け止められたディスク型メモリの盤体に接し、または近接して、ディスク型メモリが係止部から外れないように規制しうる雑物品収納部とを備えてなる、という技術的手段を講じている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明のディスク型メモリ収納ケースの好適実施例を図面を参照して説明する。
[第1実施例のディスク型メモリ収納ケース]
図1に示すディスク型メモリ収納ケース1は、ケース本体2に蓋体3がヒンジピンH1で枢着された2ピースの公知のプラスチック製のケースからなっている。
【0010】
[ケース本体・ディスク型メモリ収納部]
ケース本体2は、箱形からなっており、図示例の場合、その底部上に収納部形成片2’が嵌め込まれて組み立てられている。
上記ケース本体2に形成されるディスク型メモリ収納部A1は、ケース本体2の底部となるから収納部形成片2’から上向きに延びる弾性片4と、該弾性片4の先端に一体に形成されてCDなどのディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止められる平面略円形状の係止部5と、該係止部5を中心にして同心大径に設定され前記ディスク型メモリを嵌め込むディスク支承部9とからなっている。
なお、ディスク型メモリがDVDの場合には、ディスク支承部9は、後述の実施例のようにDVDの周縁部を中空位置で掛止める段部を有する構成が好ましい。
【0011】
[係止部]
ここで、ケース本体2のディスク支承部9の底面中央には、ハ字状の切込線4aで分離された弾性片4の先端に平面略円形状の係止部5の後部が一体に連設されている。
該係止部5は、図2および図3に示すように、上面に操作する指を押し当てるための操作面5aと、該操作面5aの外周に沿って下方へ突出する側壁5bとからなり下面が開放された略筒形からなっている。
また、ディスク支承部9となる凹部底面には係止部5に対向して係止部5が押し下げられた際に底面とぶつからないように略円形状の切抜き孔4bが穿設されており前記切込線4aと繋がっている。
【0012】
本実施例の場合、係止部5は、弾性片4と連接する後方側に、平面から見て真円からなる輪郭想定線R(図3中、点線で示す)の外側に突出する突出縁部6を形成している。
これにより、係止部5は、図4に示すように、平面から見て真円からなる輪郭想定線Rの中心Pを基準にして、該中心Pから突出縁部6を通る操作面5aの径方向の長さAを、これと同一線上の反対側の操作面5aの径方向の長さBよりも長く(A>B)設定される。
【0013】
また、上記操作面5aの長さに対応する下方の側壁5bの外周で、前記中心Pから突出縁部6を通る側壁5bの径方向の長さA’が前記操作面5aの径方向の長さAより短く(A>A’)、これと同一線上で反対側の側壁5bの径方向の長さB’を前記操作面5aの反対側の径方向の長さBよりも短く(B>B’)なるように設定している(図4参照)。
【0014】
次ぎに、前記側壁5bには、複数(図示例では4つ)のスリットS1、S2が穿設されており、側壁5bをその中心を軸とした円周方向に複数(4つ)に分断している。
即ち、スリットS2は、前記突出縁部6を他から分離するように側壁5bの後方で両側に一対設けられており、またこのスリットS2の延長線上の前方には、一対のスリットS1が設けられ、側壁5bの前端側を分離して分離部8を形成している。
【0015】
換言すると、係止部5の中心を軸に180度間隔で一対のスリットS1、S2が配置されており、側壁5bの前端側を分離して分離部8が形成され、後端側を分離して突出縁部6が形成されている。
なお、前記突出縁部6の両側に形成されたスリットS2は、弾性片4の先端中央で突出縁部6の下端が自由端となるように切り欠かれた切欠部7と連なっている。
【0016】
図5に示す係止部5では、前記スリットS1で区切られた側壁5bの前端側の分離部8に、その上面外端に沿って円弧状の突条部8aが突設されている。
突出縁部6と分離部8とを他の側壁5bと一体に連接する上面の操作面5aが、中央部分を下方へ窪ませると共に突出縁部6側が分離部7側よりも高くなるように湾曲形成されている場合には、前記突条部8aによって上端の位置を突出縁部6の上面とほぼ同じ高さにして、係止部5から外れたディスク型メモリを中空に浮き上げて支持することができる。
【0017】
また、図7に示す係止部5では、一対のスリットS1〜S4を係止部5の中心を軸に90度間隔で形成しているので、8本のスリットで側壁5bが8分割されており、係止部5の外周を一層縮めやすくしている。
このように、この発明ではスリットの数は特に限定されず、1または複数を設けて側壁5bを分離し、縮小方向に撓ませることができるようになっていればよい。
【0018】
[ディスク型メモリの掛止め]
そこで、CDやDVDなどのディスク型メモリM1を係止部5に掛止める際には、ディスク型メモリがディスク支承部9に嵌め込まれて位置決めされ、ディスク型メモリの貫通孔41が突出縁部6または分離部8のいずれか(図示例では突出縁部6)の外周に沿って掛け止められ、分離部8側または突出縁部6側(図示例では分離部8)の上に貫通孔41が載置される(図6(a)(b)参照)。
【0019】
そこで、ディスク型メモリをディスク支承部9側に押しつけると、前記側壁5aの上面の操作面5aの外周が、スリットS1ないしS2によって縮小方向に撓み(図6(c)参照)、貫通孔41が突出縁部6および分離部8を乗り越えて、側壁5bの下部側まで通過し外嵌される。
この側壁5bの下部は、前述のように操作面5aの外周より小径に設定されており、突出縁部6および分離部8は弾性反発力で元の形状に復帰するので、ディスク型メモリが側壁5bの下部側から外れることがない。
【0020】
[ディスク型メモリの取り外し]
ディスク型メモリを係止部5から外す際には、操作面5aを弾性片4の弾性に抗して下に押し込み(図6(c)参照)、前記突出縁部6ないし分離部8をスリットS1、S2によって縮小方向に撓ませて操作面5aの外周を縮め、貫通孔41を係止部5から抜け出させることができる(図6(d)参照)。
【0021】
この際に、分離部8に突条8aを設けている場合は、突出縁部6の上面と共に、あるいはいずれか単独で、抜け出た後のディスク型メモリの貫通孔41の内周縁に下から衝合して、ディスク型メモリを浮き上げて保持するので、ディスク型メモリの取り出しが一層容易になる。
上記係止部5の構造(係止手段、掛止手段)は、ディスク型メモリ収納ケース1が、ディスク型メモリを収納しうる公知の構造を用いることができ、この発明ではその構造は漸次実施例に限定さない。
【0022】
[第2実施例のディスク型メモリ収納ケース]
次ぎに、ディスク型メモリ収納部A1の外に、カード型メモリ収納部A2と、雑物品収納部A3とを備えたディスク型メモリ収納ケース1の実施例について説明する。
図8から図10に示すディスク型メモリ収納ケース1は、ケース本体2と蓋部3とが、背部となる連設部20の両側に形成された薄肉のヒンジ部H2、H3を介して屈曲自在に一体成形されたプラスチック製のケースからなっている。
【0023】
ケース本体2は、底部2aと、該底部2aの外周に沿って上方へ突設し、連設部20のヒンジ部H2を除いた三方に沿って平面コ字状に形成された本体側壁2bとからなっている。
そして、本体側壁2bの開閉側の辺(説明の便宜上2b’とする)には、蓋体3との係合用の係合凹部18と、指掛け用の窪み部19とが形成されている。
【0024】
[ディスク型メモリ収納部]
そして、上記ケース本体2の底部2aにはCDやDVDなどのディスク型メモリ収納部A1が形成されている。
このディスク型メモリ収納部A1は、その底面2aの略中央で、切込線3で分離されて上方へ傾斜する弾性片4と、該弾性片4の先端に一体に形成されてディスク型メモリの中央の貫通孔41に掛止める平面略円形状の係止部5とを備えている。
【0025】
[ディスク支承部]
また、該係止部5を中心として同心大径で環状に形成されたディスク支承部9が設けられており、その内周側に形成された環状の段部9aによってディスク型メモリの一例として示すDVDの周縁部を中空位置で掛止める構成となっている。
【0026】
このディスク支承部9は、その環状の一部に凹部9bを設けて、掛け止められたディスク型メモリM2の周縁部を指で掴めるようにしてある。
これにより、ディスク型メモリ40は、環状の段部9aに沿って回転することができる公知構成になっている。
【0027】
ここで、弾性片4および係止部5は、前記実施例と同様の構成であるので、その説明を省略する。
そして、図12に点線で示すように、ディスク型メモリM1をディスク支承部9および係止部5によって掛け止めて収納することができる。
この実施例では、ディスク型メモリ収納部A1は、ディスク型メモリを係脱可能に掛け止めて収納しうるものであればよく、その掛止め構造は前記実施例に限定されず、公知の掛止めないし係合構成を用いてもよい。
【0028】
[カード型メモリ収納部]
次ぎに、カード型メモリ収納部A2は、ケース本体2の本体側壁2bで前記ディスク型メモリ収納部A1から離隔した本体側壁(図示例では下方の辺となる本体側壁で、説明の便宜上2b”とする)の上部が薄肉のヒンジ部H4に形成されている(図13参照)。
【0029】
そして、このヒンジ部H4を介して、矩形の内ケース蓋部12が一体に連設され、ケース本体2の外側へ開くようになっている。
この内ケース蓋部12には、内面側にヒンジ部H4を除いた三方に突壁部13が形成されており、開閉側の辺(説明の便宜上13’とする)の中途位置には凹凸係合部の一方の係合構成部(図示例では突部)14が突設されている。
【0030】
一方、ケース本体2の底部2aには、前記内ケース蓋部12に形成された突壁部13、13’に沿って、前記内ケース蓋部12の形状に対応して内ケース本体の側壁となる平面コ字状の突壁15が形成される。
そして、この突壁15の内側の辺(説明の便宜上15’とする)の中途位置には、前記一方の係合構成部14に対応する他方の係合構成部(図示例では凹部)16が形成されている。
【0031】
そこで、前記内ケース蓋部12をヒンジ部H4を支点にして閉じて、内ケース蓋部12の突壁部13、13’を突壁15、15’内に嵌合し、蓋部12を突壁15、15’上に支承して内ケース部となるカード型メモリ収納部A2が形成される。
また、図示例では、前記突壁15で仕切られた空間を左右に二分する区画壁部17が形成されており、図12で点線で示すように2つのカード型メモリM2をそれぞれ収納することができる。
【0032】
ここでカード型メモとしては、例えば、スマートメディア、SDメモリーカード、マルチメディアカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック、x・Dピクチャーカードその他カード型の各種メモリが含まれる。
これにより、ケース本体2には、ディスク型メモリ収納部A1とカード型メモリ収納部A2とが形成される。
【0033】
次ぎに、蓋体3は、図8、図10に示すように天板部3aと、該天板部3aの外周で前記ヒンジ部H3を除いた三方に沿って突出する蓋体側壁3bとを有している。
そして、蓋体側壁3bの開閉側の辺(説明の便宜上3b’とする)には、ケース本体2との係合用の爪部31が突設されており、前記ケース本体2の凹部18と係脱可能となっている。
【0034】
[雑物品収納部・仕切壁部]
この蓋体3の天板部3aで、前記蓋体側壁3bの開閉側の辺3b’には、一対のクリップ部33が形成されている。
このクリップ部33は、天板部3aから立ち上がって波形に延びており、クリップ部33に対応する天板部3aには開口33aが切り抜かれている。このようにクリップ部33は、その上方の中空位置に波形に曲成されて延びる形状で、弾発力を有する公知形状からなっている(図10参照)。
【0035】
また、上記一対のクリップ部33の中間位置には、天板部3aの中途位置から突出し、横方向に延びる仕切壁部34が立設されている。
この仕切壁部34は、蓋体3を閉じてケース本体2に掛け止めた際に、前記仕切壁部34の先端がディスク型メモリ収納部A1に掛け止められたディスク型メモリの盤体に近接するように配置されている。
即ち、本実施例では、仕切壁部34の中央に山形に隆起する押さえ部35が一体に形成されている。
【0036】
該押さえ部35は、図12で点線で示したディスク型メモリM1の貫通孔41の外側で、レーベル面43との間に介設された透明な基盤部42に近接ないしは接するように配置されている。
これはレーベル面42が、データの記録層の裏面でレーベル面側の保護層が極めて薄いために、レーベル面42を傷つけて記録層に損傷を与えないためである。
【0037】
これにより、蓋体3側は、前記蓋体側壁3bと仕切壁部34とで、上下に二分され、それぞれに厚みの薄いもの、例えば写真や書類、カード、小冊子、あるいはFDまたは袋に入れた小物などクリップで止めることができる各種の薄い物品(図12で点線で示す)M3をクリップ部33を用いて掛止めることができる雑物品収納部A3が形成される。
なお、36は、蓋体3でヒンジ部H3寄りに立設されて雑物品用が動かないように規制するストッパ壁である。
【0038】
上記実施例では、ディスク型メモリ収納ケース1に、ディスク型メモリ収納部A1と、カード型メモリ収納部A2と、雑物品収納部A3とを設けた構成を示したが、この発明では、第1の実施例で示したようにディスク型メモリ収納部A1のみを有するもの、あるいはディスク型メモリ収納部A1に加えてカード型メモリ収納部A2または雑物品収納部A3のいずれか一方を設けた構成であってもよい。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0039】
【発明の効果】
上記のように、ディスク型メモリ収納ケースの第1の発明では、ディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止める係止部を、その外周が縮まるようにスリットを設けたので、従来のような小突起を設ける必要がなく、係止部の強度と信頼性を向上させることができる。
また、第2の発明では、ディスク型メモリ収納部の他に蓋付きの内ケース部となるカード型メモリ収納部をケース本体に一体に設けたので、カード型メモリを安全に収納することができる。
更に、第3の発明では、ディスク型メモリ収納部の他に雑物品収納部を設けたので、各種の薄物を蓋体側に収納することができる。
また、雑物品収納部を二分するように仕切壁部を設けておけば、収納ケースを閉じた際に前記仕切壁部でディスク型メモリ収納部に係止されたディスク型メモリの抜け落ちを規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のディスク型メモリ収納ケースを開いた状態を示す平面図である。
【図2】図1の係止部および弾性片の拡大平面図である。
【図3】同係止部および弾性片の斜視図である。
【図4】同係止部の側断面図である。
【図5】係止部の異なる実施例を示す斜視図である。
【図6】係止部と貫通孔との関係を示すもので、(a)は係止部のみ、(b)はディスク型メモリが係止部上に乗せられた状態、(c)は係止部が貫通孔によってその外周を縮めた状態、(d)は係止部から貫通孔が抜け出た状態を示す模式図である。
【図7】係止部の異なる実施例を示す平面図である。
【図8】第2実施例のディスク型メモリ収納ケースおよび内ケースを開いた状態を示す平面図である。
【図9】図8のケース本体側の拡大平面図である。
【図10】図8の蓋体側の拡大断面図である。
【図11】蓋体の本体側壁の一部を切り欠いたディスク型メモリ収納ケースの側面図である。
【図12】内ケースのヒンジ部を中心とした要部断面図である。
【図13】ディスク型メモリ、カード型メモリおよび雑物品を収納したディスク型メモリ収納ケースを開いた状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ディスク型メモリ収納ケース
2 ケース本体
3 蓋体
5 係止部
6 突出縁部
8 分離部
9 ディスク支承部
12 内ケース蓋部
13 突壁部
33 クリップ部
34 仕切壁部
35 押さえ部
A1 ディスク型メモリ収納部
A2 カード型メモリ収納部
A3 雑物品収納部
M1 ディスク型メモリ
M2 カード型メモリ
M3 雑物品
41 ディスク型メモリの貫通孔
Claims (7)
- ケース本体に設けたディスク型メモリ収納部にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
ディスク型メモリ収納部が、ケース本体の底部から上向きに延びる弾性片と、該弾性片の先端に一体に形成されてディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止められる平面略円形状の係止部と、該係止部を中心にして同心大径に設定されディスク型メモリを嵌め込むディスク支承部とからなっており、
前記係止部は、上面に操作する指を押し当てるための操作面と、該操作面の外周に沿って下方へ突出する側壁とからなり下面が開放された略筒形からなっており、
上記側壁に1または複数のスリットを設け、側壁をその中心を軸とした円周方向に複数に分断して前記操作面の外周を反発可能に縮小しうるように設定し、
前記操作面の外周の少なくとも一部が下方の側壁の外周より外側となるように形成してなることを特徴とするディスク型メモリ収納ケース。 - 係止部が、弾性片と連接する側に、平面から見て真円からなる輪郭想定線の外側に突出する突出縁部を形成してなることを特徴とする請求項1に記載のディスク型メモリ収納ケース。
- 係止部が、平面から見て真円からなる輪郭想定線の中心を基準にして、該中心から突出縁部を通る操作面の径方向の長さAを、これと同一線上の反対側の操作面の径方向の長さBよりも長く設定し、
上記操作面の長さに対応する下方の側壁の外周で、前記中心位置から突出縁部を通る側壁の径方向の長さA’が前記操作面の径方向の長さAより短く、これと同一線上で反対側の側壁の径方向の長さB’を前記操作面の反対側の径方向の長さBよりも短く設定してなることを特徴とする請求項2に記載のディスク型メモリ収納ケース。 - 係止部が、側壁の弾性片と連接しない側に、突出縁部を側壁から分離する一対のスリットの略延長線上に一対のスリットを設けて分離部を形成し、該分離部の上面外周に沿って円弧状の突条部を設けてなることを特徴とする請求項2または3に記載のディスク型メモリ収納ケース。
- ケース本体に設けたディスク型メモリ収納部にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
ケース本体に形成されたディスク型メモリ収納部の隣に、ケース本体の外周の少なくとも三方に沿って突出する本体側壁で前記ディスク型メモリ収納部から離隔した本体側壁の上部に薄肉のヒンジ部を介して一体に連設された内ケース蓋部と、前記ケース本体の底部から突設されて前記内ケース蓋部が形成された本体側壁に沿ってケース本体の底部を前記内ケース蓋部の形状に沿って仕切ると共に前記内ケース蓋部を開閉可能に掛止めて内ケース部を形成する枠体部とからなるカード型メモリ収納部を備えてなることを特徴とするディスク型メモリ収納ケース。 - ケース本体に設けたディスク型メモリ収納部にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
蓋体の外周の少なくとも三方に沿って突出する蓋体側壁で、開閉側の蓋体側壁に沿って形成されるクリップ部と、
蓋体の天板部の中途位置で突出し横方向に延びる仕切壁部であって、蓋体を閉じてケース本体に掛け止めた際に、前記仕切壁部の先端がディスク型メモリ収納部に掛け止められたディスク型メモリの盤体に接し、または近接して、ディスク型メモリが係止部から外れないように規制しうる雑物品収納部を備えてなることを特徴とするディスク型メモリ収納ケース。 - ケース本体に設けたディスク型メモリ収納部にディスク型メモリを着脱可能に掛止め蓋体でケース本体を覆って収容するディスク型メモリ収納ケースにおいて、
ディスク型メモリ収納部が、ケース本体の底部から上向きに延びる弾性片と、該弾性片の先端に一体に形成されてディスク型メモリの中央の貫通孔に掛止められる平面略円形状の係止部と、該係止部を中心にして同心大径に設定されディスク型メモリを嵌め込むディスク支承部とからなっており、
上記ディスク型メモリ収納部の隣に、ケース本体の外周の少なくとも三方に沿って突出する本体側壁で前記ディスク型メモリ収納部から離隔した本体側壁の上部に薄肉のヒンジ部を介して一体に連設された内ケース蓋部と、前記ケース本体の底部から突設されて前記内ケース蓋部が形成された本体側壁に沿ってケース本体の底部を前記内ケース蓋部の形状に沿って仕切ると共に前記内ケース蓋部を開閉可能に掛止めて内ケース部を形成する枠体部とからなるカード型メモリ収納部を備え、
前記蓋体の外周の少なくとも三方に沿って突出する蓋体側壁で、開閉側の蓋体側壁に沿って形成されるクリップ部と、
蓋体の天板部の中途位置で突出し横方向に延びる仕切壁部であって、蓋体を閉じてケース本体に掛け止めた際に、前記仕切壁部の先端がディスク型メモリ収納部に掛け止められたディスク型メモリの盤体に接し、または近接して、ディスク型メモリが係止部から外れないように規制しうる雑物品収納部を備えてなることを特徴とするディスク型メモリ収納ケース。
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JP2003189023A JP2005025839A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | ディスク型メモリ収納ケース |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003189023A JP2005025839A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | ディスク型メモリ収納ケース |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=34187366
Family Applications (1)
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JP2003189023A Pending JP2005025839A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | ディスク型メモリ収納ケース |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005025839A (ja) |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003189023A patent/JP2005025839A/ja active Pending
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