JP2005025374A - 動作状態報知装置 - Google Patents

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徹 松井
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Abstract

【課題】ユーザ周辺のマスキング情報に基づいて報知音を生成、出力することにより、より聞き取りやすい報知音を出力することができる動作状態報知装置を提供する。
【解決手段】動作状態報知装置100は、ユーザ17が身に付ける若しくはユーザ17の周囲に配置するための音情報検知部2及び報知音を発する機器に搭載され、動作状態情報尾管理を行う動作状態情報生成部6から構成され、音情報検知部2は、ユーザを取り巻く環境音信号1を検出するセンサマイク3、音圧レベルの閾値を適宜設定し、その閾値を越えた環境音信号1の入力があるか否かを判定する送信判定部4等を備え、動作状態情報生成部6は、受信された音信号をマスキング情報として分析するマスキング情報算出部8、送信された情報から報知音を生成するかどうかを決定する報知音生成判定部11等を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭で使用する機器の動作状態報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭等において使用される各種家電機器のタスク処理中、タスク完了等の動作状態は、例えばその家電機器に備え付けられた液晶等の画面に表示する方法、報知音による方法(特許文献1〜4参照。)等により、ユーザの視覚又は聴覚にて確認することが可能なようになっている。
【0003】
特許文献1〜4にて用いられる従来技術では、機器の周囲の騒音や周辺にある機器の発する報知音や、呈示する報知音以外にユーザに聞こえる周囲の環境音(以下、「暗騒音」と記載)を環境音信号として測定、分析する。更にこの暗騒音が引き起こす、二つの音が同時に耳に到達したときに、一方の音が他方の音により妨害され、聞き取りにくくなる現象(以下、「マスキング」と記載)を考慮して、ユーザの聞き取りやすい報知音を生成し、出力する。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−12358号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平8−233287号公報
【0006】
【特許文献3】
特開平9−200300号公報
【0007】
【特許文献4】
特開2002−230669号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来技術では、機器周辺の暗騒音からマスキング情報を算出し、これに基づいて報知音を生成、出力しており、報知音を聞くユーザ周辺の音環境は考慮されていない。つまり、ユーザが報知音を発する機器から離れている場合には、機器周辺と異なる報知音を出力しても、ユーザはその報知音に気づくことが出来ないという問題があった。更に、報知音に気づくことができないことにより、ユーザは動作中の機器の状態を知るために、機器のある場所へ適宜移動し、確認しなければならないという問題があった。
【0009】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、ユーザ周辺の暗騒音よりマスキング情報を算出し、このマスキング情報に基づいて報知音を生成、出力することで、より聞き取りやすい報知音を出力することが可能な動作状態報知装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を鑑みて本発明の特徴は、(イ)ユーザの周囲の環境音信号を検出するセンサマイク、環境音信号の音圧レベルの閾値を予め保持し閾値を越えた環境音信号が入力されたか否かを判定する送信判定部を備える音情報検知部と、(ロ)音情報検知部より送信された閾値を越えた環境音信号を分析してマスキング情報を算出するマスキング情報算出部、自装置のタスクの終了を報知する報知起動情報を受信して報知音を生成するか否かを決定する報知音生成判定部、報知音生成判定部にて報知音を生成すると判断された場合に、マスキング情報に基づいて報知音生成し、出力する報知音生成部、報知音生成判定部にて報知音を生成しないと判断された場合に、自装置の動作状態の情報を音情報検知部に送信する動作状態情報送信部を備える動作状態情報生成部とを有する動作状態報知装置であることを要旨とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
(動作状態報知装置)
以下、本発明の実施の形態に係る動作状態報知装置100について説明する。尚、本発明の実施の形態において使用される機器及び手法等は、一例であり、本発明はこれらに限定されるものでないことは勿論である。
【0012】
動作状態報知装置100は、図1に示すように、音情報検知部2及び動作状態情報生成部6から構成される。
【0013】
音情報検知部2は、ユーザ17が身に付ける若しくはユーザ17の周囲に配置するためのモジュールである。音情報検知部2は、更に、機器の動作状態情報を保存、更新するための記憶手段を保持し、機器の操作忘れを防止するようにしてもよい。音情報検知部2は、センサマイク3、送信判定部4、音情報送信部5、動作状態情報受信部15、動作状態情報表示部16等を備える。
【0014】
センサマイク3は、ユーザを取り巻く暗騒音より環境音信号1を検出するためのモジュールである。送信判定部4は、音圧レベルの閾値を適宜設定し、その閾値を越えた環境音信号1の入力があるか否かを判定するモジュールである。送信判定部4の処理は、ある一定時間間隔にてフラグを送信すること等で実現してもよい。音情報送信部5は、送信判定部4にて閾値を越えた環境音信号1が入力されたと判定された場合、環境音信号を報知音を発する機器に送信するモジュールである。動作状態情報受信部15は、動作状態情報生成部6より動作状態の情報を受信するモジュールである。動作状態情報表示部16は、動作状態の情報をユーザに17閲覧可能なように表示するモジュールである。更に、動作状態の情報受信は、振動手段、光点滅手段等を備えさせ、これらを利用することにより、ユーザ17に報知してもよい。
【0015】
動作状態情報生成部6は、タスクを実行して報知音を発する機器に搭載され、動作状態情報の管理を行うモジュールである。動作状態情報生成部6は、音情報受信部7、マスキング情報算出部8、報知音選択部9、報知音増幅部10、報知音生成判定部11、報知音生成部13及び動作状態情報送信部14等を備える。
【0016】
音情報受信部7は、音情報検知部2より送信された環境音信号1を受信するモジュールである。マスキング情報算出部8は、受信された環境音信号1をマスキング情報として分析するモジュールである。分析の手法としては、周波数分析により各周波数帯域(バンド)毎にマスキング閾値を算出し、バンド毎のマスキング閾値を表したマスキングパターンを作成する。報知音選択部9は、マスキングパターン又は環境音信号に基づき、ユーザ17が聞き取れる報知音の音響特性を選択するモジュールである。報知音増幅部10は、マスキングパターン又は環境音信号に基づき、ユーザ17が聞き取れる報知音の音響特性を決定するモジュールである。
【0017】
報知音生成判定部11は、送信された報知起動情報から報知音を生成するかどうかを決定するモジュールである。報知起動情報とは、例えば、あるタスクが終了し、このタスクの終了をユーザ17に知らせるべき状態になった情報等を指す。報知音生成可否の決定手法の一例としては、報知音信号の音圧レベルに閾値を設定し、閾値を越えた報知音であった場合は、ユーザ17周辺の音圧レベルが大きすぎて報知音では情報を伝達することが困難であると判断して報知音の生成を行わないこと等が挙げられる。又、周波数特性においてもある周波数帯域を設定し、この範囲を外れた、ユーザ17が聞き取るには困難であろう周波数で報知音を生成せざるを得ないと判断された場合は報知音の生成を行わないものとする。報知音生成部13は、報知音生成判定部11において報知音を生成すると判断された場合に、報知音生成し、出力する。
【0018】
動作状態情報送信部14は、報知音を生成しないと判断された場合、動作状態情報をユーザ17の身に付けている又は近辺に配置される音情報検知部2に送信する。この動作状態情報は、報知音が生成、出力された場合であってもユーザ17に送信して構わない。
【0019】
(動作状態報知装置の動作)
次に、動作状態報知装置100の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。
【0020】
(a)先ずステップS101において、センサマイク3が、入力されたユーザ17周辺の環境音信号1を受信する。ステップS102では、送信判定部4が入力された環境音信号1が予め設定された音圧レベル閾値以上であるかを判定する。音圧レベル閾値以上であった場合、音情報送信部5が、入力された環境音信号1を動作状態情報生成部6に送信する。
【0021】
(b)ステップS103では、動作状態情報生成部6の音情報受信部7は環境音信号1を受信する。マスキング情報算出部8は、環境音信号1よりマスキングパターンを算出する。これらの情報は図示しない記憶手段等に一時記憶される。
【0022】
(c)更に、タイマ完了等によりユーザに動作状況を知らせるべき状態になり、報知音生成判定部11に報知起動情報12が入力されると、ステップS104では、報知音生成判定部11が、所定の条件を満たすか否かを基準に報知音を生成するか否かを判断する。所定の条件を満たす場合のみ、ステップS105にて、報知音生成部13は報知音を生成し、出力する(詳細は後述する)。
【0023】
(d)ステップS106では、音情報検知部2の動作状態情報受信部15は動作状態情報を受信する。ステップS107では、動作状態情報表示部16は受信した動作状態情報をユーザ17に理解可能なように表示する。
【0024】
以下、ステップS104の報知音生成の処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
【0025】
(a)先ずステップS201において、報知音生成判定部11に、報知起動情報12が入力される。ステップS202においては、一時記憶されているマスキングパターン若しくは環境音信号を基に、報知音選択部9及び報知音増幅部10が選択決定された報知音の音響特性を判断する。報知音生成判定部11は、報知音の周波数が予め設定された周波数帯域に含まれるかを判定する。更に報知音の音圧レベルが予め設定された音圧レベル閾値を越えるかを判定する。これら2つの条件を満たす場合、報知音を出力すると判断し、ステップS203へ進み、報知音生成部13が、ユーザ17に聞き取り可能な報知音を生成する。尚、生成後は図2のステップS105へ進む。
【0026】
(b)2つの条件を満たさない場合、報知音生成判定部11は報知音を出力しないと判断する。ステップS204において、動作状態情報送信部14が、出力しない旨の動作状態情報を音情報検知部2へ送信する。
【0027】
上記のように、本発明の実施の形態に係る動作状態報知装置100によると、音情報検知部2により、ユーザ17周辺の環境音信号1を検知し、機器に送信する。これにより、ユーザ17はどのような音環境にいても、聞き取りやすい報知音を得ることができ、機器の状態を知ることが容易となる。また、ユーザ17周辺の環境音信号1の時間的変動に追従するように報知音を生成、出力することにより、ユーザ周辺の環境が変わっても報知音の聞き取りやすさが損なわれることを防ぐことが可能である。
【0028】
又、報知音とは別に、動作状態情報生成部6が機器の動作状態を送信し、その情報を受信する音情報検知部2がその動作状態の情報を表示することで、ユーザ17の手元で機器の動作状態を確認することができる。
【0029】
更に、報知音を生成するかを判断する際にユーザ17周辺の音環境も考慮するため、報知音では機器の動作状態を知らせることが困難である場合であっても、光点滅等の別の手段でユーザに動作状態を知らせることが可能となる。
【0030】
(実施例)
本発明の実施の形態に係る動作状態報知装置100は、ユーザ17及び音情報検知部2と、タスクを実行する機器及び動作状態情報生成部6との間が離れており、各々が別の音環境にある場合に非常に有効である。例えば、ユーザ17が台所で洗い物等をしている際に、洗濯機等の処理終了音を聞く場合がこれにあたる。
【0031】
このため、音情報検知部2は、イヤリング、ピアスなどの装飾品や、エプロン、室内着等の衣類に搭載できるピン、首から下げられるようなユニット等の小型装置であるほうが好ましい。
【0032】
【発明の効果】
本発明によると、ユーザ周辺の暗騒音よりマスキング情報を算出し、このマスキング情報に基づいて報知音を生成、出力することで、より聞き取りやすい報知音を出力することが可能な動作状態報知装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る動作状態報知装置の構成図である。
【図2】動作状態報知装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】報知音生成処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…環境音信号
2…音情報検知部
3…センサマイク
4…送信判定部
5…音情報送信部
6…動作状態情報生成部
7…音情報受信部
8…マスキング情報算出部
9…報知音選択部
10…報知音増幅部
11…報知音生成判定部
12…報知起動情報
13…報知音生成部
14…動作状態情報送信部
15…動作状態情報受信部
16…動作状態情報表示部
17…ユーザ
100…動作状態報知装置

Claims (1)

  1. ユーザの周囲の環境音信号を検出するセンサマイク、
    前記環境音信号の音圧レベルの閾値を予め保持し前記閾値を越えた環境音信号が入力されたか否かを判定する送信判定部
    を備える音情報検知部と、
    前記音情報検知部より送信された前記閾値を越えた前記環境音信号を分析してマスキング情報を算出するマスキング情報算出部、
    自装置のタスクの終了を報知する報知起動情報を受信して報知音を生成するか否かを決定する報知音生成判定部、
    前記報知音生成判定部にて報知音を生成すると判断された場合に、前記マスキング情報に基づいて報知音生成し、出力する報知音生成部、
    前記報知音生成判定部にて報知音を生成しないと判断された場合に、自装置の動作状態の情報を前記音情報検知部に送信する動作状態情報送信部
    を備える動作状態情報生成部
    とを有することを特徴とする動作状態報知装置。
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