JP2005024330A - 非接触温度検知装置と定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

非接触温度検知装置と定着装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】熱変化を精度良く検知できる非接触温度検知手段の耐熱性能を向上させて、耐久性の向上と高精度な温度制御が可能な定着装置、及びこの定着装置を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】赤外線を放射する被検知体2と対向配置され、この被検知体から放射される赤外線を受光して被検知体の表面温度を非接触状態で検知する非接触温度検知手段20と、被検知体2または被検知体の近傍へ空気を供給する空気供給手段50とを有する非接触温度検知装置60。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検知体から放射される赤外線を受光して被検知体の表面温度を非接触状態で検知する非接触温度検知手段を有する非接触温度検知装置、これを用いた電磁誘導加熱装置や定着装置、及びこの定着装置を備えた複写機、ファクシミリ、各種プリンター等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
汚れやすい環境における非接触温度検知装置や検知センサ自身の温度上昇対策の種類は数多くあるが、ここでは、その一例として画像形成装置に用いられる定着装置を例に説明する。
記録材上にトナー像として可視像化された画像情報を当該記録材に定着するために用いる定着装置は、熱源としてのヒータで加熱される定着回転体としてのローラ部材やベルト部材と、加圧部材としての加圧ローラとを備えている。これら定着回転体と加圧ローラは互いに対向して圧接状態にあり、その温度検知には接触式と非接触式の形態がある。
【0003】
接触式の温度検知は、一般にサーミスタをローラ表面やベルト表面に接触させて、これらの表面温度を検知し、その検知結果に応じてローラ部材やベルト部材の温度制御を行うものである。このような接触式の温度検知では、サーミスタをローラ部材やベルト部材に接触させるために当該サーミスタで部材表面を傷付けてしまうおそれがある。部材表面が傷ついた場合、ローラやベルト交換あるいは定着装置の全体(ユニット)交換となり、交換コストの上昇を招くことになる。サーミスタは通常、定着装置側に取り付けられているので、定着装置の交換の際には使用可能であるサーミスタも同時に廃棄することになり、コスト的な面でも資源節約の面でも好ましいものではなかった。また、サーミスタは応答性が好ましくなく、精密な制御を行うには不向きである。特に省エネを考慮した定着装置では、装置待機時は低電力で、使用時のみに高速で定着温度が立ち上がることが求められているため、応答性の良い検知手段が求められている。ベルトを用いた定着装置では、ベルトを巻き掛けるローラ部材の立上り時間を短縮するために、ローラの芯金や弾性体層を薄くするなどして熱容量を減らしている。
【0004】
例えば図10に示すように、非接触式の温度検知手段を採用する定着装置は、熱源としてヒータ3を内蔵する加熱ローラ2と、この加熱ローラに圧接する加圧ローラ4と、非接触温度検知手段としてのサーモパイル1とを備えており、矢印方向に進む記録材としての用紙136を両ローラ間で挟み、用紙136に担持されたトナー像に熱と圧力を加えて定着している。サーモパイル1は、熱すなわち、赤外線を受光してこれを電気信号に変換する赤外線センサであって、図11(a)、図11(b)に示すように、温度検知面となる赤外線入射部としての開口窓5を形成されたケーシングとしてのキャンケース6と、開口窓5を塞ぐようにキャンケース6に設けられ、少なくとも赤外線を透過できる材料、例えばシリコンウエハ等で構成されたフィルター8と、キャンケース6内部に配設された光線吸収部としてのサーモパイル素子9と、ケーシング座面6aと、フィルター8と反対側に配置された端子7とを備えている。サーモパイル素子9は、受光した赤外線に応じた電気信号を出力し、この信号は、端子7を介して図示しない制御手段に電圧として入力される。
【0005】
このような構成の定着装置では、加圧ローラ2から放射された赤外線が、サーモパイル1の開口窓5、フィルター8を通してサーモパイル素子9で受光される。そして、受光した赤外線量に応じた電気信号(出力信号)が端子7から電圧情報として図示しない制御手段に送られ、出力の変動に応じてヒータ3の点灯を制御して加熱ローラ2の表面温度を一定範囲に維持している。
【0006】
一般に、サーモパイル1は環境温度に対する依存性が強く、周囲温度が変動すると、それに応じて素子自身の温度が変化して出力特性も変化するという特徴がある。ここでの測定対象物となる加熱ローラの温度は以下の式によって求められる。
Vout=A(Tb−Ts
A:比例定数 Tb:測定対象物の温度(K) Ts:サ−モパイル温度(K)
このため、サ−モパイル1の内部に温度補償用のサ−ミスタを内蔵し、サ−ミスタの出力をもってサ−モパイルの温度を認識し、デジタルまたはアナログ補正を行うのが一般的である。赤外線を感知して電気信号を出力する非接触温度センサには、サーモパイルのほかに焦電型センサがある。サーモパイルを用いた定着装置としては、特許文献1が挙げられる。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−153923号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
非接触温度センサのうち、サーモパイルは周囲温度の影響を受けるため、周囲温度をサ−ミスタで検知して温度補償を行っている。しかし、このサ−ミスタの応答性が悪いと、急激に周囲温度が変化したときにはそれに追従できなくなって測定対象物の温度を正確に検出できなくなり、制御精度が低下してしまう。例えば、定着装置が設けられる画像形成装置内の冷えている状態、所謂冷態で電源を入れると、加熱ローラの温度は急激に上昇して、ローラ近傍にあるサ−モパイル1周囲温度も急激に上昇する。そしてサ−ミスタ出力が変化し周囲温度変化を検知して補正するが、サ−ミスタの応答性の悪さが原因となって周囲温度を低く検知することになる。このため、正確な測定対象物の温度を把握できないので設定した温度に制御できず、定着性に問題を生じることがある。また、サ−モパイルの最大使用温度は、一般に80℃で前後であるので、定着装置のような100℃を超える場合もある高温環境で使用すると、熱に耐えられず素子が壊れてしまうことも有り得る。このため、定着装置に非接触温度検知センサとしてサーモパイルを用いるには、耐熱性能を高めることが要望されている。
【0009】
定着装置では、オフセット画像の発生を防止するために、定着回転体となるローラ部材やベルト部材の表面にわずかなシリコンオイルを塗布したり、トナー中にワックスを含有して表面離形性を向上させる方法が採られている。しかしながら、これらオイルやワックス等は、定着時の熱によって蒸発して装置を浮遊する。また、定着装置を備えた画像形成装置では、プリントやコピー時に、浮遊トナー等がファンによって撹拌されている。これら、浮遊物となるオイル、ワックス、浮遊トナーが機器の長期使用によってサーモパイルへの赤外線入射面のフィルターやレンズ等の表面に付着すると、付着物に赤外線が吸収されてセンサに対する入射量が減少し、サ−モパイルの出力が低下する現象が生じる。このため、サーモパイル等の非接触式温度検知手段では、測定対象部の温度を実際の温度よりも低く検知してしまうので、正常に戻そうとして結果として制御温度が高くなり、異常画像が発生する場合がある。例えば180℃を定着温度とし、それに相当する非接触式温度検知手段からの出力(Vout)を2Vとしたとき、汚れによって1.8Vに出力が落ちたとする。つまり、検知温度が0.2V相当低くなるので、2Vに戻そうとする制御が働き、結果として200℃近くで定着温度を制御することになる。
【0010】
本発明の目的は、非温度検出手段の受光部への汚れ付着を防止して、高精度な温度検知が可能な非接触温度検知装置を提供することをその目的とする。
本発明の目的は、非温度検出手段の耐久性が良く、かつ正確な温度制御が可能な定着装置、及びこの定着装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、赤外線を放射する被検知体と対向配置され、被検知体から放射される赤外線を受光して被検知体の表面温度を非接触状態で検知する非接触温度検知手段と、被検知体または被検知体の近傍へ空気を供給する空気供給手段とを有することを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の非接触温度検知装置において、空気供給手段が、空気供給源と、この空気供給源からの空気を被検知体または被検知体の近傍に案内する空気供給通路とを有することを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項2記載の非接触温度検知装置において、被検知体または空気供給源の何れか一方は固定側部材に配設され、被検知体または空気供給源の何れか他方は固定側部材に対して接離自在な可動側部材に配設され、空気供給通路は、その一部に接離自在な連結部を有することを特長としている。
請求項4の発明は、請求項3記載の非接触温度検知装置において、連結部は、空気供給源側の空気供給通路に設けられた第1連結口と、被検知体側の空気供給通路に設けたれた第2連結口とを有することを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項4記載の非接触温度検知装置において、第1連結口と第2連結口との断面形状が同一形状であることを特徴としている。
【0012】
請求項6の発明は、請求項3または4記載の非接触温度検知装置において、第1連結口または第2連結口の少なくとも一方が弾性部材で形成されていることを特徴としている。
【0013】
請求項7の発明は、請求項3、4または5記載の非接触温度検知装置において、第1連結口または第2連結口の少なくとも一方が、第1連結口と第2連結口との連結方向に対して変位自在に形成されていることを特徴としている。
請求項8の発明は、請求項3、4または5記載の非接触温度検知装置において、第1連結口または第2連結口の少なくとも一方がベローズ状に形成されていることを特徴としている。
【0014】
請求項9の発明は、請求項1ないし8の何れかに記載の非接触温度検知装置において、被検知体が、加熱手段で加熱される定着回転体であることを特徴としている。
請求項10の発明は、請求項3ないし8の何れかに記載の非接触温度検知装置において、固定側部材が定着装置を収納可能な装置本体であり、可動側部材が装置本体に対して着脱自在に設けられた定着装置であることを特徴としている。
請求項11の発明は、請求項10記載の非接触温度検知装置において、定着装置は、装置本体に対して水平方向に移動可能に支持されていることを特徴としている。
【0015】
請求項12の発明は、請求項3ないし8の何れかに記載の非接触温度検知装置において、固定側部材は被検知体を支持する装置本体であり、可動側部材は装置本体に対して開閉自在に設けられたカバーであることを特徴としている。
請求項13の発明は、請求項10、11または12記載の非接触温度検知装置において、空気供給部は、駆動源と、この駆動源によって回転されるファン部材とを有することを特徴としている。
請求項14の発明は、請求項12記載の非接触温度検知装置において、ファン部材が装置本体の外部から空気を取り入れる位置に設けられていることを特徴としている。
【0016】
請求項15の発明は、請求項1ないし14の何れかに記載の非接触温度検知装置が組み込まれたことを特徴としている。
請求項16の発明は、請求項1ないし14の何れかに記載の非接触温度検知装置が組み込まれたことを特徴とする。
請求項17の発明は、像担持体上に形成された静電潜像を現像手段によりトナー像として可視像化し、トナー像を記録材に転写した後、この記録材を定着装置に通して定着を行う画像形成装置において、定着装置が、請求項15記載の定着装置であることを特徴とする画像形成装置。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。従来技術と同一の構成は同一符号で示し、特に必要がない限り既にした構成上及び機能上の説明は省略する。図4は、画像形成装置としてのプリンターの概略構成を示す。プリンターは、給紙装置104と、レジストローラ対106と、像担持体としての感光体ドラム108と、転写手段110と、定着装置としての定着装置30等を備えている。
【0018】
給紙装置104は、用紙136が積載状態で収容される給紙トレイ114と、給紙トレイ114に収容された用紙136を最上のものから順に給送する給紙コロ116及び分離部材117等を備えている。給紙コロ116によって送り出される用紙136は、レジストローラ対106で一旦停止され、斜めずれを修正された後、感光体ドラム108の回転に同期するタイミングで、すなわち、感光体ドラム108上に形成されたトナー像の先端と用紙136の搬送方向先端部の所定位置とが一致するタイミングでレジストローラ対106により転写部位Nへ送り出される。
【0019】
感光体ドラム108の周囲には、矢印で示す回転方向順に、帯電手段としての帯電ローラ118と、図示しない露光手段の一部を構成するミラー120と、現像ローラ122aを備えた現像手段122と、転写手段110と、クリーニングブレード124aを備えたクリーニング手段124等が配置されている。帯電ローラ118と現像手段122の間において、ミラー120を介して感光体ドラム108上の露光部126に露光光103が照射され、走査されるようになっている。
【0020】
プリンターにおける画像形成動作は、従来と同様に行われる。感光体ドラム108が回転を始めると、感光体ドラム108の表面が帯電ローラ118により均一に帯電され、画像情報に基づいて露光光103が露光部126に照射、走査されて作成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像は感光体ドラム108の回転により現像手段122へ移動し、現像ローラ122aによりトナーが供給されて可視像化され、トナー像が形成される。感光体ドラム108上に形成されたトナー像は、所定のタイミングで転写部位Nに進入してきた用紙136上に転写手段110による転写バイアスの印加により転写される。トナー像を担持した用紙136は定着装置30へ向けて搬送され、定着装置30で定着された後、図示しない排紙トレイへ排出・スタックされる。
【0021】
転写部位Nで転写されずに感光体ドラム108上に残った残留トナーは、感光体ドラム108の回転に伴ってクリーニング手段124に至り、このクリーニング手段124を通過する間にクリーニングブレード124aにより掻き落とされて清掃される。その後、感光体ドラム108上の残留電位が図示しない除電手段により除去され、次の作像工程に備えられる。
【0022】
定着装置30の構成について説明する。本形態の定着装置30は、被検知体として加熱手段となるハロゲンヒータ3で加熱される定着回転体としての加熱ローラ2と、この加熱ローラ2に対向して圧接する加圧回転体としての加圧ローラ4とを有し、加熱ローラ2と加圧ローラ4のニップ部Nに未定着のトナー像を担持した用紙136を通して、熱と圧力により定着する周知のものである。定着装置30は装置本体に対して着脱自在とされている。
【0023】
加熱ローラ2の近傍には、非接触温度検知手段であり赤外線センサとしてのサーモパイル1を有する温度検知モジュール20と、加熱ローラ2の近傍となる温度検知モジュール20と加熱ローラ2との間へ空気を供給する空気供給手段50とを有する非接触温度検知装置60が配設されている。
【0024】
図1に示すように、温度検知モジュール20は、サーモパイル1と、制御基板22とで構成されている。本形態では、熱の影響や浮遊物の付着を避けるために、温度検知モジュール20は加熱ローラ2の側方から検知するように配置されている。サーモパイル1のキャンケース6は金属製で筒状をなしている。キャンケース6の材料には、ステンレス材が使用されている。キャンケース6の基端側には、制御基板22が接続されている。制御基盤22には、コネクタ23を介して検知出力(Vout)用と電源供給用のケ−ブルがそれぞれ接続されている。これらケーブルは、図示しない制御手段と接続されている。
【0025】
温度検知モジュール20は、サーモパイル1に外側から装着されるホルダー24を有している。このホルダー24は、100℃以上の軟化点の耐熱性樹脂で成形されている。ホルダー24は、平坦な装着面24bと、これと直行する位置関係となる筒状のセンサ保護部240とを備えている。装着面24bには、キャンース6をセンサ保護部240内に挿入するとともに、装着時にキャンケース6の外周と隙間無く嵌合してサーモパイル1を保持するための保持部としての開口部25が形成されている。温度検知モジュール20は、ホルダー24が定着装置30のケーシング31に装着されることで、加熱ローラ2と対向配置される。
【0026】
図1、図2に示すように、サーモパイル1とホルダー24とが装着状態のときに、キャンケース6の外面6aとセンサ保護部240の内面243との間には、空間部32が形成される。この空間部32は、キャンケース6の外面6aの全周を取り囲むように形成されている。本形態では、ホルダー24のセンサ保護部240の内面243を窪ませて空間部32を形成しているが、キャンケース6の外面6a側を窪ませる形態や、内面243と外面6aの双方を窪ませて空間部32を形成する形態であっても良い。
【0027】
サーモパイル1の温度検知面となる入射面1a側に位置するセンサ保護部240の端面には、開口部244が形成されている。センサ保護部240には、図1に示すように空間部32に連通し、空気供給を受ける空気取入口241と、入射面1aを支持する複数のリブ242と、入射面1a側で空間部32と連通する空気排出口24aとが形成されている。サーモパイル1は、入射面1aがリブ242に突き当たることで、ホルダー24での挿入方向への位置が規制されるとともに、ホルダー24からの後退位置が開口部25によって規制されることで、矢印Y方向における加熱ローラ2との距離が一定に保たれる。
【0028】
空気排出口24aは、本形態ではサーモパイル1の軸方向に延長していて、入射面1a側でホルダー24を貫通するように形成されており、入射面1aに空気を案内されるように構成されている。
【0029】
空気供給手段50は、空気供給源を構成する駆動源となるモータ54と、送風用のファン部材としての駆動ファン35、この駆動ファン35からの空気を加熱ローラ2とモジュール20の間に案内する空気供給通路51とを備えている。空気供給通路51は、その一部に接離自在な連結部52が設けられている。連結部52は、駆動ファン35側の空気供給通路51Aに設けられた第1連結口53と、被検知体側の空気供給通路51Bに設けられた第2連結口55とが設けられている。
【0030】
駆動ファン35は、図3にも示すように、そのケーシング36の一方の端部に複数の螺子204で着脱自在に装着されている。ケーシング36は概略筒状を成し、その先端側36aが円錐状に形成されて絞り込まれている。ケーシング36は、ケーシング36は、固定側部材となる装置本体の外装カバー38に形成された取付孔38aに挿入されて、複数のネジ203で着脱自在に取り付けられている。駆動ファン35の機器の外部に露出している部位は、図示しないファンカバーやエア−フィルタ等が設けられていて、安全策が講じられている。すなわち、駆動ファン37は、装置本体の外部から空気を取り入れる位置に設けられていて、回転した際に装置外の空気を吸引して温度検知モジュール20へ送風するように構成されている。ケーシングの先端側36aの先端36bには、第1連結口53にその一端が接続するチューブ57の他端が装着されている。
【0031】
第1連結口53と第2連結口55は、両端がそれぞれ開口された概略円錐形状をなしている。第1連結口53と第2連結口55は、互いの大径開口部53a、55aが対向するように、可動側部材となる定着装置30のカバー31と、装置本体内に設けられた固定側部材としてのブラケット56とにそれぞれ装着されている。第1連結部53と第2連結口55は、ゴム製であり、互いの断面形状が同一形状とされていて、定着装置30が装置本体の所定の位置に収納されたときに、互いの接合面53b、55bが密着して、空気供給通路51と空気供給通路52とを連通するように構成されている。
【0032】
第1連結部53の小径開口端53cにはチューブ57の一端が、第2連結部55の小径開口端55cにはチューブ58の一端が、それぞれ接続されている。チューブ58の他端は空気取入口241と接続されている。チューブ57,58は、可撓性を有する耐熱性チューブであり、例えばシリコンチューブ等が適しているがシリコンチューブに限定されるものではない。
【0033】
本形態において、定着装置30は、図5に示すように、装置本体40に対してスライダー41、42によって摺動自在に支持されていて、装置本体40に対して水平方向に移動可能であり、着脱自在とされている。すなわち、加熱ローラ2は、外装カバー38やブラケット56に対して接離自在とされており、定着装置30が装置本体40に装着されている状態において、空気供給通路51と空気供給通路52とを接続するように構成されている。図5において。符号Cで示す矢印方向は、第1連結部53と第2連結部55との連結方向を示す。
【0034】
このような構成の定着装置30において、プリンターの電源が導入されると、加熱ローラ2の表面は、ハロゲンヒータ3の発熱作用により180℃程度の高温まで上昇されるとともに、図3に示すように、駆動ファン35の駆動モータ54が駆動されてファンが回転し、機外の低温でクリーンな空気が空気供給通路51、空気供給通路52を経てホルダー24へと供給される。供給された空気がホルダー24に入るとキャンケ−ス6に当り、全周には空間部32が形成されているため、キャンケ−ス6の外面6aに沿って空気が流れる。キャンケ−ス6と開口部25は、隙間なく嵌合しているので、空気は排出口24aに向かって流れてホルダー24の外部へと排出される。
【0035】
このため、加熱ローラ2からの輻射熱によるキャンケース6やホルダー24の温度上昇を、供給された空気の冷却作用によって抑制することができ、サーモパイル1の耐久性の向上を図れ、サ−モパイル1の急激な温度変化を防止し、高精度な温度制御を行えるとともに、高温による素子の破損を防止できる。また、空間部32に供給された空気は、空気排出口24aから排出されるので、入射面1a側に空気による遮蔽層、すなわちエアーカーテンが形成されることになるので、サーモパイル1のフィルター8等へ機器内を浮遊している浮遊物が付着することを防止することができ、正確な温度検知を行うことができる。
【0036】
ホルダー24は、入射面1a(フィルター8)を除いてキャンケ−ス6を覆っているので、キャンケース6の急激な温度上昇を抑えながら、キャンケース6事態への汚れ付着を防止することかできる。本形態では、図2に示すように、リブ242と空気排出口24aとをそれぞれ4つとしたが、例示した数に限定されるものではない。第1連結部53と第2連結部55は、ゴム製であるので、定着装置30の装置本体40へのセット状態では、多少の曲がりや位置ずれが合っても隙間無く密着する。このため、空気供給通路51、空気供給通路52における空気の漏れを防止することができる。
【0037】
図6は、本発明の第2の形態を示す。この形態は、第1の形態における駆動ファン35が、装置本体40に対して開閉自在に設けられ可動側部材を構成するカバー40Aに装着され、温度検知モジュール20が固定側部材となる装置本体40に装着された形態である。カバー40Aは、支点40Bによって装置本体40の下部に回動自在に支持されている。第1連結部53と第2連結部55は、カバー40Aが、図6に仮想線で示す閉位置を占めたときに、互いに対向配置して両接合面53b、55bが圧接するように配置されている。この場合、定着装置30が分解可能であり、加熱ローラ2は、装置本体40側に、加圧ローラ4は、カバー40A側にそれぞれ回転自在に支持されている。
【0038】
このような形態であっては、第1連結部53と第2連結部55はゴム製であるので、両者は、カバー40Aが装置本体40に対して閉位置を占めたセット状態では、多少の曲がりや位置ずれが合っても隙間無く密着する。このため、空気供給通路51、空気供給通路52における空気の漏れが防止されるので、ホルダー24の空気排出口24aへ確実に空気供給を行える。
【0039】
図7は、第1連結口53を、矢印Cで示す第1連結部53と第2連結部55との連結方向に対して変位自在に形成したものである。具体的には、第1連結部53の先端側をベローズ状に形成している。無論第2連結部55だけを、あるいは第1及び第2連結部53,55の双方をベローズ状に形成しても良い。このようにすると、連結方向C方向へのずれを吸収できると共に、両接合面53b、55bの接合状態を密着保持でき、空気供給通路51、空気供給通路52における空気の漏れを防止して、ホルダー24の空気排出口24aへ確実に空気供給を行える。
【0040】
上述した形態では、定着装置として加熱ローラ2と加圧ローラ4を用いたローラ定着方式とし、サ−モパイル1は、定着回転体となる加熱ローラ2からの放射熱(赤外線)を検知しているが、測定対象はこのようなローラ部材に限定されるものではない。例えば、図8に示す定着装置300のように、定着回転体として、ヒータ305で加熱される加熱ローラ301と従動ローラ302とに巻き掛けられたベルト部材としての定着ベルト303を用いる場合には、この定着ベルト303を測定対象とし、同ベルトからの放射熱(赤外線)を、サ−モパイルを有する温度検知モジュール20で検知するようにすればよい。加熱ローラ301や定着ベルト303の種類としては、現在、主流の硬質ローラ(金属ローラの表面にテフロン(登録商標)塗装)でなく、金属ローラ又はベルトの表面にシリコンゴム層を形成した軟質ローラやベルトが挙げられる。この場合、接触式温度検知手段では、検知対象となるローラやベルトの表面がゴムのためにすぐ傷が付き易いが、本発明のような非接触の温度検知手段を用いれば、このような不具合の心配はなくなり、サーモパイル1の耐久性の向上、サ−モパイル1の急激な温度変化の防止による高精度な温度制御を行えるとともに、高温による素子の破損を防止、サーモパイル1のフィルター8等へ機器内を浮遊している浮遊物が付着することを防止することができ、正確な温度検知を行うことができるベルト定着方式の定着装置や画像形成装置を提供することができる。
【0041】
図9は、電磁誘導加熱装置としての誘導加熱方式を用いた定着装置400を示す。この装置は、立上り時間の短縮や熱効率を上げて定着の消費電力を減らすための有効な省エネ手段である。符号401は加熱ローラ、符号402定着ローラ、符号403は加熱ローラ401と定着ローラ402とに巻き掛けられた定着ベルト、符号404は、定着ベルト403を介して定着ローラに圧接する加圧ローラを示す。本形態では、加熱手段として誘導加熱手段405を採用している。誘導加熱手段405は、加熱ローラ401側に位置する定着ベルト403の外側に、ベルト表面との間に間隔を空けて配設されている。誘導加熱手段405は、コイルガイド板406と、コイルガイド406に支持された励磁コイル407と、励磁コイル407と間隔を空けて配置された励磁コイルコア408、励磁コイル408を支持する支持部材409とを備えている。これら各部材はベルトの曲率に習うように湾曲形成されていて、符号Wで記す加熱ローラ401の略半周の範囲を覆っている。
【0042】
このように加熱手段として誘導加熱方式を採用した定着装置400においても、定着ベルト403を測定対象とし、同ベルトからの放射熱(赤外線)を、サ−モパイルを有する温度検知モジュール20で検知するようにすれば、サーモパイル1の耐久性の向上、サ−モパイル1の急激な温度変化の防止による高精度な温度制御を行えるとともに、高温による素子の破損を防止、サーモパイル1のフィルター8等へ機器内を浮遊している浮遊物が付着することを防止することができ、正確な温度検知を行うことができる誘導加熱方式の定着装置を提供することができる。尚、本形態では、電磁誘導加熱装置の一形態として定着装置400を例示したが、電磁誘導加熱装置がこのような定着装置にのみ限定されるものではない。
上記各形態では、赤外線を放射する被検知体として定着ローラ2や定着ベルト303,403を例示したが、これら部材に限定されるものでは無く、熱を発し測定対象となる対象物であればよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、被検知体から放射される赤外線を受光して被検知体の表面温度を非接触状態で検知する非接触温度検知手段と、前記被検知体または被検知体の近傍へ空気を供給する空気供給手段とを有するので、空気による冷却作用とエアーカーテン作用により、非温度検出手段の温度上昇や受光部への汚れ付着を防止でき、耐久性が良く、高精度な温度検知や正確な温度制御を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】非接触温度検知手段と空気供給手段とを有する非接触温度検知装置の構成を示す断面図である。
【図2】非接触温度検知手段を空気の噴出し側から見た図である。
【図3】空気供給手段の一形態である駆動ファンの正面図である。
【図4】本発明に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成図である。
【図5】非接触温度検知装置が設けられた定着装置とその動作を示す斜視図である。
【図6】非接触温度検知装置が設けられた定着装置及び画像形成装置の別な形態を示す図である。
【図7】ベローズ状の構成を有する連結部の拡大断面図である。
【図8】本発明が適用されたベルト定着方式の定着装置の概略構成を示す図である
【図9】本発明が適用された電磁誘導加熱装置としての定着装置の概略構成を示す図である。
【図10】定着装置の概略構成図である。
【図11】(a)はサーモパイルの構成を示す斜視図、(b)はサーモパイルの断面図である。
【符号の説明】
2、303、403 被検知体(定着回転体)
3、305 加熱手段
20 非接触温度検知手段
30、300 定着装置
31 可動側部材
35 ファン部材(空気供給源)
38、56 固定側部材
40 装置本体
40A カバー
50 空気供給手段
51 空気供給通路
51A 空気供給源側の空気供給通路
51B 被検知体側の空気供給通路
52 連結部
53 第1連結口
54 駆動源(空気供給源)
55 第2連結口
60 非接触温度検知装置
108 像担持体
122 現像手段
136 記録材
400 電磁誘導加熱装置
C 連結方向

Claims (17)

  1. 赤外線を放射する被検知体と対向配置され、前記被検知体から放射される赤外線を受光して被検知体の表面温度を非接触状態で検知する非接触温度検知手段と、
    前記被検知体または被検知体の近傍へ空気を供給する空気供給手段とを有することを特徴とする非接触温度検知装置。
  2. 請求項1記載の非接触温度検知装置において、
    前記空気供給手段は、空気供給源と、この空気供給源からの空気を前記被検知体または被検知体の近傍に案内する空気供給通路とを有することを特徴とする非接触温度検知装置。
  3. 請求項2記載の非接触温度検知装置において、
    前記被検知体または空気供給源の何れか一方は固定側部材に配設され、前記被検知体または空気供給源の何れか他方は前記固定側部材に対して接離自在な可動側部材に配設され、前記空気供給通路は、その一部に接離自在な連結部を有することを特長とする非接触温度検知装置。
  4. 請求項3記載の非接触温度検知装置において、
    前記連結部は、前記空気供給源側の空気供給通路に設けられた第1連結口と、前記被検知体側の空気供給通路に設けたれた第2連結口とを有することを特徴とする非接触温度検知装置。
  5. 請求項4記載の非接触温度検知装置において、
    第1連結口と第2連結口との断面形状が同一形状であることを特徴とする非接触温度検知装置。
  6. 請求項3または4記載の非接触温度検知装置において、
    第1連結口または第2連結口の少なくとも一方が弾性部材で形成されていることを特徴とする非接触温度検知装置。
  7. 請求項3、4または5記載の非接触温度検知装置において、
    第1連結口または第2連結口の少なくとも一方が、第1連結口と第2連結口との連結方向に対して変位自在に形成されていることを特徴とする非接触温度検知装置。
  8. 請求項3、4または5記載の非接触温度検知装置において、
    第1連結口または第2連結口の少なくとも一方がベローズ状に形成されていることを特徴とする非接触温度検知装置。
  9. 請求項1ないし8の何れかに記載の非接触温度検知装置において、
    前記被検知体は、加熱手段で加熱される定着回転体であることを特徴とする非接触温度検知装置。
  10. 請求項3ないし8の何れかに記載の非接触温度検知装置において、
    前記固定側部材は、定着装置が収納可能な装置本体であり、前記可動側部材は、前記装置本体に対して着脱自在に設けられた定着装置であることを特徴とする非接触温度検知装置。
  11. 請求項10記載の非接触温度検知装置において、
    前記定着装置は、前記装置本体に、水平方向に移動可能に支持されていることを特徴とする非接触温度検知装置
  12. 請求項3ないし8の何れかに記載の非接触温度検知装置において、
    前記固定側部材は、被検知体を支持する装置本体であり、前記可動側部材は、前記装置本体に対して開閉自在に設けられたカバーであることを特徴とする非接触温度検知装置。
  13. 請求項10、11または12記載の非接触温度検知装置において、
    前記空気供給部は、駆動源と、この駆動源によって回転されるファン部材とを有することを特徴とする非接触温度検知装置。
  14. 請求項12記載の非接触温度検知装置において、
    前記ファン部材は、装置本体の外部から空気を取り入れる位置に設けられていることを特徴とする非接触温度検知装置。
  15. 請求項1ないし14の何れかに記載の非接触温度検知装置が組み込まれたことを特徴とする定着装置。
  16. 請求項1ないし14の何れかに記載の非接触温度検知装置が組み込まれたことを特徴とする電磁誘導加熱装置。
  17. 像担持体上に形成された静電潜像を現像手段によりトナー像として可視像化し、前記トナー像を記録材に転写した後、この記録材を定着装置に通して定着を行う画像形成装置において、
    前記定着装置が、請求項15記載の定着装置であることを特徴とする画像形成装置。
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