JP2005023483A - 撚り加工紙製品用原紙および撚り加工紙製品 - Google Patents
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Abstract
【課題】MD方向に繊維配向した撚り加工紙製品用の原紙を、長網抄紙機で効率よく生産すること。
【解決手段】粘度コントロール剤を添加した紙の原料スラリーを長網抄紙機によりJet/Wire比90%〜80%で抄造する。それにより、紙の繊維配向角度を長網ワイヤーの走行方向線を軸として−10°〜+10°の範囲に集中させる。
粘度コントロール剤としては、ポリエチレンオキサイドまたはポアクリルアーマイドを絶乾パルプ重量あたり0.1%〜1%添加する。
紙の原料としては、アスペクト比の大きい針葉樹パルプを使用するのがよい。
長網抄紙機のワイヤーパート上における原料濾水速度は、CSF450cc〜700ccの範囲に調整するとよい。
抄紙された紙は、米坪35g/m2以下で縦引張強度が2.0〜4.0kgの範囲で、引張強度のY/T比が10〜40%とされ、また、米坪35g/m2以下で横引裂強度を100mN〜300mNの範囲に調整される。
その原紙は紐状に撚り加工して紐状の紙製品として使用される。
【解決手段】粘度コントロール剤を添加した紙の原料スラリーを長網抄紙機によりJet/Wire比90%〜80%で抄造する。それにより、紙の繊維配向角度を長網ワイヤーの走行方向線を軸として−10°〜+10°の範囲に集中させる。
粘度コントロール剤としては、ポリエチレンオキサイドまたはポアクリルアーマイドを絶乾パルプ重量あたり0.1%〜1%添加する。
紙の原料としては、アスペクト比の大きい針葉樹パルプを使用するのがよい。
長網抄紙機のワイヤーパート上における原料濾水速度は、CSF450cc〜700ccの範囲に調整するとよい。
抄紙された紙は、米坪35g/m2以下で縦引張強度が2.0〜4.0kgの範囲で、引張強度のY/T比が10〜40%とされ、また、米坪35g/m2以下で横引裂強度を100mN〜300mNの範囲に調整される。
その原紙は紐状に撚り加工して紐状の紙製品として使用される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、撚り加工紙製品用原紙および撚り加工によって得られる紐状の紙製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
紙を撚り加工により紐状とし、それをたとえば畳表の材料等として使用することが提案されている(たとえば、特開平5−133078号公報、特開平9−188928号公報)が、そのような紐状紙製品においては、特にMD方向(縦方向又は長手方向)の引張強度とCD方向(横方向又は幅方向)の引裂強度が要求される。そのためには、紙の繊維配向を特に紙のMD方向線に沿って集中させることが好ましい。その場合に、長網抄紙機で抄紙した紙は、ワイヤーパートの特性から円網抄紙機で抄紙する場合よりも繊維配向がCD方向に向き易いため、紐状紙製品用の紙を抄紙する場合には比較的繊維配向がMD方向に集中し易い円網抄紙機で抄紙する方が良好な結果が得られる。しかし、一般に、円網抄紙機は長網抄紙機に比べて生産性に劣るという問題がある。
【0003】
本願発明は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、円網抄紙機に比べて比較的生産効率のよい長網抄紙機を使用しつつ、しかも紙の繊維配向を可及的にMD方向線に沿って集中させることによって、MD方向の引張強度とCD方向の引裂強度を向上させた撚り加工紙製品用原紙および撚り加工によって得られる紐状の紙製品を提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願発明では、長網抄紙機で紙を抄紙するにあたり、紙の原料スラリーに粘度コントロール剤を添加して粘度を調整し、さらに必要に応じてワイヤーパート上の原料濾水速度を遅くするとともに、好ましくはJet/Wire比(抄紙時における紙料ジェット速度とワイヤー速度の比)を90%〜80%にコントロールしつつ抄造を行う。そして、その結果、紙の繊維配向角度を長網ワイヤーの走行方向線を軸として−10°〜+10°の範囲(絶対値10度以内)に集中させることを基本思想とする。
【0005】
原料パルプの種類としては、アスペクト比(繊維の長さと直径の比)の大きい針葉樹パルプが引張り強度が強く、強靭な紙となるので好適である。
【0006】
本願発明に使用する粘度コントロール剤としては、ポリエチレンオキサイド(PEO)やポリアクリルアミド(PAM)等の合成系およびグアダム等の天然系がある。合成系は天然系と比較して少ない添加量で高い効果が得られるため好適であり、その添加量は、絶乾パルプ重量あたり0.01%〜1.0%とするのが好適である。
【0007】
粘度コントロール剤の添加量が0.01%未満では、原料スラリーの粘度コントロールができないため、必要とする繊維配向調整効果が得られず、1.0%を超えると粘度が過度に上昇し、原料濾水速度が遅くなり、ワイヤー上での地合い調整できる範囲を超えてプレスパート付近まで水切れ線が達するため、地合い不良や毛布汚れが発生する。
【0008】
長網抄紙機のワイヤーパート上における原料濾水速度(フリーネス)は、CSF450CC〜700CCの範囲とするのがよい(さらに好ましくは、550CC〜650CCの範囲がよい)。フリーネスが、CSF450CC未満では引裂強度が不足し、700CCをこえると引張強度が不足する。
以上のようにして製造される撚り加工紙製品用原紙は、米坪35g/m2以下で、縦引張強度が2.0kg以上、好適には2.0〜4.0kgの範囲とするのがよい。縦引張強度が2.0kg未満では、撚り加工時に紙切れが発生したり、撚り加工して紐状の紙製品とした場合に、十分な強度が得られないため不適である。また、横引裂強度は、米坪35g/m2以下で100mN以上、好適には100mN〜300mNの範囲とするのがよい。横引裂強度が100mN未満では、撚り加工時に横裂けによる紙切れが発生しやすくなり不適である。
【0009】
引張強度を向上させるためにフリーネスを下げると引裂強度が低下し、反対に引裂強度を向上させるためにフリーネスを上げると引張強度が低下する。従って、引張強度と引裂強度をバランス良く調整することが重要である。つまり、好適には、縦引張強度は2.0〜4.0kgの範囲とし、横引裂強度は100〜300mNの範囲とするのがよい。
【0010】
また、引張強度のY/T比(横/縦比)は10〜40%の範囲とするのがよい。Y/T比が10%未満では、抄紙後の巻取り部で筋およびしわが入りやすくなり、40%超では、紐状の紙製品に加工する際、撚り加工し難くなるため不適である。
【0011】
本願発明によって製造された原紙は、細く裁断するとともに、撚り加工して中空紐状の紙製品として(たとえば、畳表の材料等として)使用することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本願発明のいくつかの実施例(1〜7)と、本願発明の技術的優位性を示すためのいくつかの比較例(1〜8)を表1に示す。
【0013】
なお、各実施例及び比較例とも長網抄紙機を使用して抄紙した(比較例1のみ円網抄紙機使用)。
【0014】
【表1】
【0015】
(注)
操 業 性:生産性のよい場合を〇、劣る場合は×とした。
総合評価:総合的に好結果が得られたものを〇、得られなかったものを×とした。
【0016】
また、原料パルプとして、実施例1〜8および比較例1〜5においては、NBKP(針葉樹晒パルプ)100%、比較例6においては、LBKP(広葉樹晒パルプ)100%、比較例7においては、NBKP:LBKP:機械パルプを50:30:20、比較例8においては、NBKP:機械パルプを80:20、でそれぞれ使用した。
【0017】
<試験方法>
原料濾水速度:JIS P 8121による。
【0018】
繊維配向角度:株式会社 東洋精機製作所製 配向性試験機で測定した。
【0019】
縦引張強度:JIS P 8113による。
【0020】
横引裂強度:JIS P 8116による。
【0021】
<評 価>
(1) 各実施例1〜7は、粘度コントロール剤添加量、原料濾水速度、パルプ繊維配向角絶対値、縦引張強度、引張強度のY/T比、横引裂強度等の諸要目において本願発明の範囲内にあり、良好な生産効率を示すとともに、それによって得た紙により高品質の紙製品を得ることができた。
【0022】
(2) これに対して、比較例1は円網抄紙機使用であるために操業性(生産性)に劣り、比較例2ないし8は、粘度コントロール剤添加量、原料濾水速度、パルプ繊維配向角絶対値、縦引張強度、引張強度のY/T比、横引裂強度等の諸要目のいずれか1または2以上において、本願発明の範囲外にあり、それぞれよい評価が得られなかった。
【0023】
【発明の効果】
次に本願発明の効果を説明すると、本願発明によれば、次のような効果がある。
【0024】
(1) 長網抄紙機を使用しつつ、粘度コントロール剤を添加した紙の原料スラリーを抄紙することにより、紙の繊維配向角度を長網ワイヤーの走行方向線を軸として−10°〜+10°の範囲(絶対値10度以内)に集中させ、その結果、縦引張強度及び横引裂強度の大きい撚り加工紙製品用原紙を、円網抄紙機と同等以上の生産効率で効率よく抄紙することができる。
【0025】
(2) その際、長網抄紙機のワイヤーパートにおける原料濾水速度を、好ましくはCSF450cc〜700cc、さらに好ましくは550cc〜650ccの範囲に調整することにより、良好な縦引張強度と横引裂強度を実現することができる。縦引張強度として、米坪35g/m2以下において2.0kg〜4.0kgで、引張強度のY/T比が10〜40%の範囲がよく、また、横引裂強度としては、米坪35g/m2以下において100mN〜300mNの範囲が好適である。
【0026】
(3) 本願発明によって得られる原紙は、撚り加工して紐状紙製品とすることにより、たとえば畳表材料等の用途に利用することができる。
【発明の属する技術分野】
本願発明は、撚り加工紙製品用原紙および撚り加工によって得られる紐状の紙製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
紙を撚り加工により紐状とし、それをたとえば畳表の材料等として使用することが提案されている(たとえば、特開平5−133078号公報、特開平9−188928号公報)が、そのような紐状紙製品においては、特にMD方向(縦方向又は長手方向)の引張強度とCD方向(横方向又は幅方向)の引裂強度が要求される。そのためには、紙の繊維配向を特に紙のMD方向線に沿って集中させることが好ましい。その場合に、長網抄紙機で抄紙した紙は、ワイヤーパートの特性から円網抄紙機で抄紙する場合よりも繊維配向がCD方向に向き易いため、紐状紙製品用の紙を抄紙する場合には比較的繊維配向がMD方向に集中し易い円網抄紙機で抄紙する方が良好な結果が得られる。しかし、一般に、円網抄紙機は長網抄紙機に比べて生産性に劣るという問題がある。
【0003】
本願発明は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、円網抄紙機に比べて比較的生産効率のよい長網抄紙機を使用しつつ、しかも紙の繊維配向を可及的にMD方向線に沿って集中させることによって、MD方向の引張強度とCD方向の引裂強度を向上させた撚り加工紙製品用原紙および撚り加工によって得られる紐状の紙製品を提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願発明では、長網抄紙機で紙を抄紙するにあたり、紙の原料スラリーに粘度コントロール剤を添加して粘度を調整し、さらに必要に応じてワイヤーパート上の原料濾水速度を遅くするとともに、好ましくはJet/Wire比(抄紙時における紙料ジェット速度とワイヤー速度の比)を90%〜80%にコントロールしつつ抄造を行う。そして、その結果、紙の繊維配向角度を長網ワイヤーの走行方向線を軸として−10°〜+10°の範囲(絶対値10度以内)に集中させることを基本思想とする。
【0005】
原料パルプの種類としては、アスペクト比(繊維の長さと直径の比)の大きい針葉樹パルプが引張り強度が強く、強靭な紙となるので好適である。
【0006】
本願発明に使用する粘度コントロール剤としては、ポリエチレンオキサイド(PEO)やポリアクリルアミド(PAM)等の合成系およびグアダム等の天然系がある。合成系は天然系と比較して少ない添加量で高い効果が得られるため好適であり、その添加量は、絶乾パルプ重量あたり0.01%〜1.0%とするのが好適である。
【0007】
粘度コントロール剤の添加量が0.01%未満では、原料スラリーの粘度コントロールができないため、必要とする繊維配向調整効果が得られず、1.0%を超えると粘度が過度に上昇し、原料濾水速度が遅くなり、ワイヤー上での地合い調整できる範囲を超えてプレスパート付近まで水切れ線が達するため、地合い不良や毛布汚れが発生する。
【0008】
長網抄紙機のワイヤーパート上における原料濾水速度(フリーネス)は、CSF450CC〜700CCの範囲とするのがよい(さらに好ましくは、550CC〜650CCの範囲がよい)。フリーネスが、CSF450CC未満では引裂強度が不足し、700CCをこえると引張強度が不足する。
以上のようにして製造される撚り加工紙製品用原紙は、米坪35g/m2以下で、縦引張強度が2.0kg以上、好適には2.0〜4.0kgの範囲とするのがよい。縦引張強度が2.0kg未満では、撚り加工時に紙切れが発生したり、撚り加工して紐状の紙製品とした場合に、十分な強度が得られないため不適である。また、横引裂強度は、米坪35g/m2以下で100mN以上、好適には100mN〜300mNの範囲とするのがよい。横引裂強度が100mN未満では、撚り加工時に横裂けによる紙切れが発生しやすくなり不適である。
【0009】
引張強度を向上させるためにフリーネスを下げると引裂強度が低下し、反対に引裂強度を向上させるためにフリーネスを上げると引張強度が低下する。従って、引張強度と引裂強度をバランス良く調整することが重要である。つまり、好適には、縦引張強度は2.0〜4.0kgの範囲とし、横引裂強度は100〜300mNの範囲とするのがよい。
【0010】
また、引張強度のY/T比(横/縦比)は10〜40%の範囲とするのがよい。Y/T比が10%未満では、抄紙後の巻取り部で筋およびしわが入りやすくなり、40%超では、紐状の紙製品に加工する際、撚り加工し難くなるため不適である。
【0011】
本願発明によって製造された原紙は、細く裁断するとともに、撚り加工して中空紐状の紙製品として(たとえば、畳表の材料等として)使用することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本願発明のいくつかの実施例(1〜7)と、本願発明の技術的優位性を示すためのいくつかの比較例(1〜8)を表1に示す。
【0013】
なお、各実施例及び比較例とも長網抄紙機を使用して抄紙した(比較例1のみ円網抄紙機使用)。
【0014】
【表1】
【0015】
(注)
操 業 性:生産性のよい場合を〇、劣る場合は×とした。
総合評価:総合的に好結果が得られたものを〇、得られなかったものを×とした。
【0016】
また、原料パルプとして、実施例1〜8および比較例1〜5においては、NBKP(針葉樹晒パルプ)100%、比較例6においては、LBKP(広葉樹晒パルプ)100%、比較例7においては、NBKP:LBKP:機械パルプを50:30:20、比較例8においては、NBKP:機械パルプを80:20、でそれぞれ使用した。
【0017】
<試験方法>
原料濾水速度:JIS P 8121による。
【0018】
繊維配向角度:株式会社 東洋精機製作所製 配向性試験機で測定した。
【0019】
縦引張強度:JIS P 8113による。
【0020】
横引裂強度:JIS P 8116による。
【0021】
<評 価>
(1) 各実施例1〜7は、粘度コントロール剤添加量、原料濾水速度、パルプ繊維配向角絶対値、縦引張強度、引張強度のY/T比、横引裂強度等の諸要目において本願発明の範囲内にあり、良好な生産効率を示すとともに、それによって得た紙により高品質の紙製品を得ることができた。
【0022】
(2) これに対して、比較例1は円網抄紙機使用であるために操業性(生産性)に劣り、比較例2ないし8は、粘度コントロール剤添加量、原料濾水速度、パルプ繊維配向角絶対値、縦引張強度、引張強度のY/T比、横引裂強度等の諸要目のいずれか1または2以上において、本願発明の範囲外にあり、それぞれよい評価が得られなかった。
【0023】
【発明の効果】
次に本願発明の効果を説明すると、本願発明によれば、次のような効果がある。
【0024】
(1) 長網抄紙機を使用しつつ、粘度コントロール剤を添加した紙の原料スラリーを抄紙することにより、紙の繊維配向角度を長網ワイヤーの走行方向線を軸として−10°〜+10°の範囲(絶対値10度以内)に集中させ、その結果、縦引張強度及び横引裂強度の大きい撚り加工紙製品用原紙を、円網抄紙機と同等以上の生産効率で効率よく抄紙することができる。
【0025】
(2) その際、長網抄紙機のワイヤーパートにおける原料濾水速度を、好ましくはCSF450cc〜700cc、さらに好ましくは550cc〜650ccの範囲に調整することにより、良好な縦引張強度と横引裂強度を実現することができる。縦引張強度として、米坪35g/m2以下において2.0kg〜4.0kgで、引張強度のY/T比が10〜40%の範囲がよく、また、横引裂強度としては、米坪35g/m2以下において100mN〜300mNの範囲が好適である。
【0026】
(3) 本願発明によって得られる原紙は、撚り加工して紐状紙製品とすることにより、たとえば畳表材料等の用途に利用することができる。
Claims (6)
- 長網抄紙機で抄紙し、米坪35g/m2以下で縦引張り強度が2.0kg以上、引張り強度のY/T比が10〜40%であることを特徴とする撚り加工紙製品用原紙。
- 横引裂強度が100mN以上であることを特徴とする請求項1記載の撚り加工紙製品用原紙。
- 長網ワイヤーの走行方向に対するパルプ繊維配向角の絶対値が10度以内であることを特徴とする請求項1または2記載の撚り加工紙製品用原紙。
- 粘度コントロール剤としてポリエチレンオキサイドまたはポリアクリルアミドを絶乾パルプ重量あたり0.1%〜1%添加することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撚り加工紙製品用原紙。
- 原料パルプがフリーネス450〜700cc(CSF)の針葉樹パルプであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撚り加工紙製品用原紙。
- 請求項1〜5記載の撚り加工紙製品用原紙を紐状に撚り加工して得られる紐状の紙製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003191561A JP2005023483A (ja) | 2003-07-04 | 2003-07-04 | 撚り加工紙製品用原紙および撚り加工紙製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003191561A JP2005023483A (ja) | 2003-07-04 | 2003-07-04 | 撚り加工紙製品用原紙および撚り加工紙製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005023483A true JP2005023483A (ja) | 2005-01-27 |
Family
ID=34189083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003191561A Pending JP2005023483A (ja) | 2003-07-04 | 2003-07-04 | 撚り加工紙製品用原紙および撚り加工紙製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005023483A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019104517A (ja) * | 2017-12-12 | 2019-06-27 | 王子ホールディングス株式会社 | 容器 |
CN114763682A (zh) * | 2021-05-25 | 2022-07-19 | 上海嘉泰纸制品有限公司 | 一种高强度纸制品包装材料及其应用 |
-
2003
- 2003-07-04 JP JP2003191561A patent/JP2005023483A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019104517A (ja) * | 2017-12-12 | 2019-06-27 | 王子ホールディングス株式会社 | 容器 |
CN114763682A (zh) * | 2021-05-25 | 2022-07-19 | 上海嘉泰纸制品有限公司 | 一种高强度纸制品包装材料及其应用 |
CN114763682B (zh) * | 2021-05-25 | 2023-11-14 | 上海嘉泰纸制品有限公司 | 一种高强度纸制品包装材料及其应用 |
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