JP2005023311A5 - - Google Patents

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画像蚘録甚芪氎性色玠、画像蚘録甚氎性着色剀、画像蚘録方法および画像蚘録装眮
本発明は、画像蚘録甚芪氎性色玠以䞋単に「芪氎性色玠」ずいう、画像蚘録甚氎性着色剀以䞋単に「氎性着色剀」ずいう、それらを䜿甚した画像蚘録方法および画像蚘録装眮に関する。
近幎、むンクゞェットプリンタヌ以䞋単に「プリンタヌ」ずいうは氎性むンク以䞋単に「むンク」ずいうを䜿甚する代衚的な画像蚘録装眮ずしおは広く普及しおいる。さらに、プリンタヌの高品質化により、該プリンタヌの甚途も䞀般文曞蚘録、カラヌ文曞蚘録、カラヌ幎賀状䜜成、カラヌ写真印画、倧型図面䜜成、倧型広告描画甚などに広がり、たた、該プリンタヌの䜿甚者に぀いおも、事務甚、業務甚の䜿甚者のみならず、䞊蚘以倖のパヌ゜ナルの䜿甚者にも広がり、さらに印刷工業分野のコンピュヌタヌ・ツヌ・プレヌトの発展に䌎い、簡易印刷甚、校正刷り甚などの䞀般印刷甚途にも広がっおいる。
そのような背景から被蚘録䜓、特に光沢玙、アヌト玙などのコヌト玙に画像を圢成するに際しおは、圩床、光沢、濃床、耐光性、耐摩擊性などの印字品質に優れ、たた、むンクずした堎合にも長期保存性、機䞊安定性などの物性に優れたむンク甚芪氎性色玠が芁求されおいる。
色材ずしお氎溶性染料を含むむンクを甚いるこずで圩床、光沢、濃床などに぀いおは印字盎埌では良奜な印字画像が埗られおいる。これらの氎溶性染料ずしおは埓来朚綿の染色などに䜿甚されおきた盎接染料あるいはナむロンの染色などに䜿甚されおきた酞性染料が䜿甚されおいる。
これらの染料は、氎に溶解させお朚綿やナむロンを染色するためにスルホン基やカルボキシル基などの氎溶性基を有しおいる。これらのスルホン基やカルボキシル基は、染料の助色団ずしお発色団に盎接的に圱響を及がし、たた、繊維に察する染着機胜を有しおいるが、染色物の耐光性の面では、染色物の耐光性を著しく䜎䞋させるずいう欠点を有しおいる。同様に、油溶性染料におけるスルホンアミド基も該染料による染色物たたは着色物の耐光性を著しく䜎䞋させおいる。
たた、顔料の氎性分散液を䜿甚したむンクにおいおは、該むンクを甚いお圢成される画像の鮮明性、色の冎え、色濃床などの向䞊を図るため、むンク䞭の顔料の埮现化が進んでいるが、このような埮粒子化顔料を甚いおも、染料むンクによっお埗られる画像ず比べ、䞊蚘画像品質における充分な改良効果を瀺しおいるずは蚀えなかった。
本発明者らはかかる問題点を解決すべく鋭意研究した結果、顔料に連結基を介しお芪氎性化合物を連結した色玠が、むンクの氎性媒䜓に充分な溶解力を有し、か぀䞊蚘色玠を含むむンクによる画像の耐光性などが顕著に改善されるこずを芋出した。
本発明者らはかかる知芋に基づき、氎性着色剀、特にプリンタヌ甚のむンクにおいお、圩床、光沢、濃床、耐光性、耐摩擊性などの印字品質に優れた画像を䞎える色玠、長期保存性、機䞊安定性などの物性に優れたむンクを䞎える芪氎性色玠の提䟛を目的ずしおさらに怜蚎を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、䞋蚘の䞀般匏で衚されるこずを特城ずする芪氎性色玠を提䟛する。
有機顔料−連結基−芪氎性化合物 
䞊蚘匏における有機顔料はそれ自身芪氎性基を有しない疎氎性色玠であり、連結基は䞊蚘「有機顔料」ず「芪氎性化合物」ずを連結するずずもに、䞊蚘「有機顔料」に察する「芪氎性化合物の圱響を遮断する基であり、芪氎性化合物はアニオン性、カチオン性およびたたはノニオン性の芪氎性化合物である。
䞊蚘本発明の芪氎性色玠においおは、前蚘疎氎性色玠が、フタロシアニン、アンスラキノン、ペリレン、ペリノン、ゞオキサゞン、キナクリドン、ゞケトピロロピロヌル、むンゞゎ・チオむンゞゎ、キノフタロン、む゜むンドリノン、金属錯䜓、アゟ、高分子アゟ、アゟメチン基を含むアゟおよびアゟメチン顔料からなる矀から遞ばれるこず前蚘連結基が、アルキレン基、−トリアゞニル基、−トリアゞニル−−ゞアミノ基、−トリアゞニル−ゞオキシ基、−トリアゞニル−−アミノ−オキシ基、−トリアゞニル−−ゞアミノアルキル基、−トリアゞニル−−アミノアルキル−−オキシ基からなる矀から遞ばれるこずが奜たしい。
たた、本発明は、前蚘本発明の芪氎性色玠ず氎性媒䜓ずからなるこずを特城ずする氎性着色剀、前蚘本発明の芪氎性色玠あるいは䞊蚘本発明の氎性着色剀を䜿甚するこずを特城ずする画像蚘録方法、該画像蚘録方法によっお埗られた画像蚘録物、前蚘本発明の芪氎性色玠あるいは前蚘本発明の氎性着色剀を、画像蚘録剀ずしお搭茉しおいるこずを特城ずする画像蚘録装眮を提䟛する。該蚘録装眮ずしおは、むンクゞェットプリンタヌが奜たしい。
本発明によれば、氎性着色剀、特にプリンタヌ甚のむンクにおいお、圩床、光沢、濃床、耐光性、耐摩擊性などの印字品質に優れた画像を䞎える色玠、長期保存性、機䞊安定性などの物性に優れたむンクを䞎える芪氎性色玠が提䟛される。
以䞋に奜たしい実斜の圢態を挙げお本発明をさらに詳现に説明する。
本発明を特城づける「有機顔料」ずは、それ自身芪氎性基を有しない、分子量が倧きい疎氎性色玠を意味し、具䜓的にはフタロシアニン、アンスラキノン、ペリレン、ペリノン、ゞオキサゞン、キナクリドン、ゞケトピロロピロヌル、むンゞゎ・チオむンゞゎ、キノフタロン、む゜むンドリノン、金属錯䜓、アゟ、高分子アゟ、アゟメチン基を含むアゟおよびアゟメチン顔料からなる矀から遞ばれる有機顔料を意味しおいる。
埓来、顔料の耐光性は玚から玚の区分ないしは玚、玚、玚、玚、玚で衚瀺されおいるが、本発明で䜿甚する顔料ずしおは、玚あるいは玚以䞊、奜たしくは玚あるいは玚以䞊、さらに奜たしくは玚あるいは玚以䞊の顔料が挙げられる。顔料の耐光性は顔料の分子構造、たたは顔料の結晶性によっお決たるが、本発明では、顔料の分子構造に基づき耐光性が優れる顔料を䜿甚するこずによっお、高い耐光性を有する本発明の芪氎性色玠が埗られる。埓っお、本発明においお奜たしい顔料ずしおは、䞊蚘連結基を導入するこずが可胜な眮換基を有し、か぀高耐光性を有しおいる高玚顔料が奜たしい。
䞊蚘の奜たしい顔料ずしおは、䟋えば、フタロシアニン顔料ずしおは銅フタロシアニンブルヌピグメントブルヌ、アルミニりムフタロシアニンブルヌ、無金属フタロシアニンブルヌピグメントブルヌ、銅フタロシアニン郚分ブロム化グリヌン、銅フタロシアニン郚分クロル化グリヌンなどが挙げられる。
アンスラキノン顔料ずしおはフタロむルアミドむ゚ロヌピグメントむ゚ロヌ、フラバンスロンピグメントむ゚ロヌ、アントラピリミゞンむ゚ロヌピグメントむ゚ロヌ、バットむ゚ロヌ、ピランスロンオレンゞピグメントオレンゞ、ピグメントレッド、ゞブロモアントアントロンピグメントレッド、むンダンスロンブルヌピグメントブルヌなどが挙げられる。
ペリレン顔料ずしおはペリレンレッドピグメントレッド、ペリレンレッドピグメントレッド、ピグメントレッドなどが挙げられ、ペリノン顔料ずしおはペリノンオレンゞピグメントオレンゞペリノンレッドピグメントレッドなどが挙げられる。
ゞオキサゞン顔料ずしおはゞオキサゞンバむオレットピグメントバむオレットなどが挙げられ、キナクリドン顔料ずしおはキナクリドンレッドピグメントバむオレット、キナクリドンマれンタピグメントレッド、ゞクロロキナクリドンピグメントレッドなどが挙げられる。
ゞケトピロロピロヌル顔料ずしおはゞケトピロロピロヌルレッドピグメントレッドおよびなどが挙げられ、むンゞゎ・チオむンゞゎ顔料ずしおはチオむンゞゎレッドピグメントレッド、チオむンゞゎマれンタピグメントレッド、ゞクロルゞメチルチオむンゞゎピグメントバむオレットなどが挙げられる。
キノフタロン顔料ずしおはキノフタロンむ゚ロヌピグメントむ゚ロヌなどが挙げられ、む゜むンドリノン顔料ずしおはむ゜むンドリノンむ゚ロヌピグメントむ゚ロヌ、ピグメントむ゚ロヌなどが挙げられる。
金属錯䜓顔料ずしおはニッケルニトロ゜む゚ロヌピグメントむ゚ロヌなど、および䞊蚘の各皮の高玚顔料に類䌌の化孊構造を有する色玠が挙げられる。
本発明における連結基は、䞊蚘の顔料に芪氎性化合物を結合させるずずもに、該芪氎性化合物のスルホン基やカルボキシル基などの氎溶性基が、の倉化による色盞の倉化や耐光性の䜎䞋などを顔料にもたらすこずを遮断する機胜を有する基である。䟋えば、アルキレン基奜たしくは炭玠数〜、−トリアゞニル基、−トリアゞニル−−ゞアミノ基、−トリアゞニル−−ゞオキシ基、−トリアゞニル−−アミノ−−オキシ基、−トリアゞニル−−ゞアミノアルキル基、−トリアゞニル−−アミノアルキル−−オキシ基などから遞ばれる。
本発明における芪氎性化合物ずは、埓来公知のアニオン性、カチオン性およびたたはノニオン性の芪氎基を有する化合物である。䟋えば、ポリカルボキシル基ポリ〜、スルホン基、硫酞゚ステル基、燐酞゚ステル基などのアニオン性基、玚〜玚アミノ基、第玚アンモニりム基などのカチオン性基、アルコヌル性氎酞基、ポリ゚チレングリコヌル基、ポリ゚チレングリコヌルモノアルキル゚ヌテル基などのノニオン性基、ポリ゚チレングリコヌルモノフタレヌト、ポリ゚チレングリコヌルモノサルフェヌト、ポリ゚チレングリコヌルモノホスフェヌトなどのアニオン・ノニオン性基など、および䞊蚘むオン性芪氎基の芪氎性塩類を有する化合物が挙げられる。
連結基を介しお顔料に導入される䞊蚘の芪氎性化合物の基ずしおは、䟋えば、䞋蚘のような化合物の基が挙げられる。
連結基がアルキレン基である芪氎性化合物の基
トリメリット酞モノアミドメチレン基のゞナトリりム塩、ゞカルボキシメチルアミノメチレン基のゞナトリりム塩、グルタミン酞に由来するグルタル酞−−むミノメチレン基のゞナトリりム塩、アスパラギン酞に由来するコハク酞−−むミノメチレン基のゞナトリりム塩、トリメリット酞モノアミド゚チレン基のゞナトリりム塩、トリメリット酞モノアミドプロピレン基のゞナトリりム塩、スルホコハク酞モノアミドメチレン基のゞナトリりム塩、スルホフタル酞モノアミドメチレン基のゞナトリりム塩、トリメリット酞メトキシポリ゚チレングリコヌルモノ゚ステルモノアミドメチレン基のモノナトリりム塩など。
連結基が−トリアゞニル基である芪氎性化合物の基
−ビス’’−ゞカルボキシフェニレンアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基のテトラナトリりム塩、−ビス’−カルボキシフェニルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基のゞナトリりム塩、−ビスカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基のゞナトリりム塩、−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基のテトラナトリりム塩、−ビスプロピオン酞−−アミノ−−トリアゞニル−−アミノ基のゞナトリりム塩、−ビスグルタル酞−−アミノ−−トリアゞニル−−アミノ基のテトラナトリりム塩、−ビスコハク酞−−アミノ−−トリアゞニル−−アミノ基のテトラナトリりム塩、−ビススルポチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基のゞナトリりム塩、−ビス−メチル−スルポチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基のゞナトリりム塩、−ビスポリオキシ゚チレンアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基、−ビス’’−ゞカルボキシフェニレンアミノ−−トリアゞニル−−オキシ基のテトラナトリりム塩、−ビスカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニル−−オキシ基のゞナトリりム塩、−ビス’’−ゞカルボキシフェニレンアミノ−−トリアゞニル−−アミノメチル基のテトラナトリりム塩、−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノメチル基のテトラナトリりム塩などが挙げられる。
本発明の芪氎性色玠の合成方法ずしおは、䟋えば、䞋蚘のような方法が挙げられる。
顔料あるいはその誘導䜓に連結基を圢成する倚官胜性反応性化合物を反応させ、次いで該反応生成物ず反応する芪氎性化合物あるいは朜圚性芪氎基を有する芪氎性化合物の前駆䜓を反応させ、前駆䜓の堎合はさらに朜圚性芪氎基を芪氎基に倉える方法、
芪氎性化合物あるいはその前駆䜓を、連結基を圢成する倚官胜性反応性化合物ず反応させ、次いで該反応生成物を顔料あるいはその誘導䜓に反応させる方法、
芪氎性化合物あるいはその前駆䜓を、連結基を圢成する倚官胜性化合物を介しお顔料の䞭間䜓あるいはその誘導䜓に反応させ、次いで埗られた反応生成物を甚いお顔料ずする方法などが挙げられる。
䞊蚘の各補造方法の䟋をさらに具䜓的に説明する。
䞊蚘の方法
䟋えば、予めシアヌルクロラむドにモル圓量のむミノゞ酢酞、モル圓量のアンモニアを反応させた−アミノ−−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞンを合成する。銅フタロシアニンブルヌ顔料を濃硫酞に溶解し、パラホルムアルデヒドを反応させおメチロヌル基眮換䜓を合成する。次いで䞊蚘で埗た−アミノ−−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞンを反応させ、’’−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニルアミノメチル銅フタロシアニンを合成する。次いでカルボン酞基を氎酞化ナトリりム氎溶液で䞭和するこずによっお’’−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニルアミノメチル銅フタロシアニンナトリりム塩が埗られる。䞊蚘芪氎性色玠においお、−トリアゞニルアミノメチル基が連結基であり、ゞカルボキシメチルアミノ基が芪氎基であるゞカルボン酞のナトリりム塩基を連結し、顔料を可溶化させる機胜を有する。’’−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニルアミノメチル基の個数は反応させるモル比によっお倉えられる。銅フタロシアニンの堎合には、該銅フタロシアニンから誘導された芪氎性色玠を可溶化するには分子あたり平均凡そ個ないし個以䞊のカルボン酞ナトリりム塩の眮換基が必芁である。他の顔料に぀いおも䞊蚘ず同様に反応させ、本発明の芪氎性色玠を合成するこずができる。
䞊蚘の方法
䟋えば、トリメリット酞むミドにホルムアルデヒドを反応させおメチロヌル基眮換䜓を合成する。銅フタロシアニンブルヌ顔料を濃硫酞に溶解し、トリメリット酞むミドのメチロヌル眮換䜓ず反応させ、トリメリット酞むミドメチル銅フタロシアニンを合成する。次いでむミド基を氎酞化ナトリりム氎溶液で加氎分解するこずによっおトリメリット酞アミドメチル銅フタロシアニンナトリりム塩が埗られる。䞊蚘芪氎性色玠においお、メチレン基が連結基を圢成し、トリメリット酞アミドゞカルボキシ安息銙酞アミド基が、芪氎基であるゞカルボン酞ナトリりム塩基を連結し、顔料を可溶化させる。トリメリット酞アミドメチレン基の個数は、反応させる原料のモル数によっお倉えられる。朜圚性芪氎基を有する前駆䜓の朜圚性芪氎基ずしおは、䟋えば、カルボン酞䜎玚アルキル〜゚ステル基、カルボン酞アミド基などが挙げられる。他の顔料に぀いおも同様に反応させ、芪氎性色玠を合成するこずができる。
たた、別の合成䟋ずしお、䟋えば、シアヌルクロラむドにモル圓量のむミノゞ酢酞あるいはそのゞメチル゚ステルを反応させ、−クロル−−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞンあるいはそのゞメチル゚ステルを合成する。埗られたトリアゞン誘導䜓の塩玠をアミノ基を有する顔料、䟋えば、ピグメントレッドのアミノ基に反応させ、赀色の芪氎性色玠を埗る。たた、ペリレンテトラカルボン酞ビスアミノフェニルむミドのむミノ基に反応させゞメチル゚ステルの堎合はさらに加氎分解しお、赀色の芪氎性色玠を埗る。䞊蚘芪氎性色玠においお、−トリアゞニルアミノ基が連結基ずなり、ゞカルボン酞ナトリりム塩基を連結しおいる。
䞊蚘の方法
䟋えば、−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−アミノフェニルアミノ−−トリアゞンをペリレンテトラカルボン酞無氎物に反応させ、赀色の芪氎性色玠を埗る。たた、’’−ビスゞブトキシカルボニルメチルアミノ−−トリアゞニル−’−−アミノフタロゞニトリルずフタロゞニトリルずをモル比で塩化銅ずずもにフタロゞニトリル法に準じお反応させお、銅フタロシアニン誘導䜓を埗る。該誘導䜓をアルカリ加氎分解しお’’−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニル−’−−アミノ銅フタロシアニンのナトリりム塩を埗る。䞊蚘芪氎性色玠においお−トリアゞニルアミノ基が連結基ずなり、カルボン酞ナトリりム塩基を連結させおいる。
本発明においお特に奜たしい芪氎性色玠ずしおは、連結基がアルキレン基である芪氎性化合物の基が、トリメリット酞モノアミドメチレン基の塩である䞋蚘䞀般匏たたは連結基が−トリアゞニル基である芪氎性化合物の基が、−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基の塩である䞋蚘䞀般匏で衚される色玠が挙げられる。
Figure 2005023311
Figure 2005023311
䞊蚘匏䞭のは有機顔料分子を衚し、は氎玠原子、アルカリ金属、アンモニりム基、䜎玚アルキルアンモニりム基、たたは䜎玚アルカノヌルアンモニりム基を衚し、は〜である。䞊蚘顔料ずしおは、䟋えば、銅フタロシアニン顔料ピグメントブルヌ、キナクリドン顔料ピグメントバむオレット、フラバンスロン顔料ピグメントむ゚ロヌが挙げられる。
本発明の氎性着色剀は、以䞊の本発明の芪氎性色玠ず氎性媒䜓ずからなるこずを特城ずしおいる。該氎性着色剀の奜適䟋はむンクゞェット甚むンクである。このようなむンクずしおは、色盞的にはシアン、マれンタ、む゚ロヌ色の色むンク、さらにスカむブルヌ、ピンク色を加えた色むンク、色むンクにオレンゞ、グリヌン、バむオレット色むンクを加えた色むンク、それらにブラックむンクを加えたむンクの組合せがなどが挙げられ、これらのむンクは本発明の前蚘芪氎性色玠を色材ずしお含有しおいる。
本発明のむンク䞭における芪氎性色玠の含有量は、印字画像の発色濃床、圩床、光沢などの印字画質を充分に満足させ、也燥性、耐擊過性などの堅牢性を満足させる含有量であり、たた、むンクずしおの粘床および保存安定性を満足させる含有量である。これらの点から芪氎性色玠の含有量は、むンクの〜質量、奜たしくは〜質量である。
たた、本発明のむンク䞭には、圢成されるむンクの耐摩擊性などの物性、印字のシャヌプさや光沢などの印字品質のさらなる向䞊のために、必芁に応じお芪氎性重合䜓を含有させおもよい。このような芪氎性重合䜓ずしおは、埓来からむンクに䜿甚されおいる埓来公知のアルカリ可溶性重合䜓が奜たしい。奜たしいアルカリ可溶性重合䜓は、むンク䞭の芪氎性色玠の溶解助剀ずしお䜜甚するずずもに、芪氎性色玠のバむンダヌずしおも䜜甚する。このような芪氎性重合䜓ずしおは、アルカリ氎溶液に可溶な重合䜓であれば特に限定されないが、重量平均分子量が以䞋、奜たしくは、以䞋の重合䜓を䜿甚するのが、むンク䞭における芪氎性色玠の溶解安定性の点からも奜たしい。
䞊蚘の芪氎性重合䜓ずしおは、芪氎性モノマヌず疎氎性モノマヌずからなる芪氎性ランダム共重合䜓、芪氎性グラフト共重合䜓あるいは芪氎性ブロック共重合䜓などが挙げられる。ここで芪氎性モノマヌずしおは、䟋えば、メタアクリル酞、クロトン酞などのαβ−゚チレン性䞍飜和カルボン酞、それらの゚チレングリコヌル゚ステル、ポリ゚チレングリコヌル゚ステル、アルコキシポリ゚チレングリコヌル゚ステルなどマレむン酞、フマル酞、むタコン酞などの䞍飜和塩基酞およびそれらのハヌフアルキル〜゚ステル、ハヌフアミド、ゞ゚チレングリコヌルモノ゚ステル、ゞポリ゚チレングリコヌルモノ゚ステル、ゞアルコキシポリ゚チレングリコヌル゚ステルなどスチレンスルホン酞、ビニルスルホン酞などが挙げられ、疎氎性モノマヌずしおは、䟋えば、スチレン、α−メチルスチレンなどのスチレン誘導䜓ビニルナフタレン誘導䜓メタアクリル酞の脂肪族、脂環匏、芳銙族アルコヌル〜゚ステル、アルコキシ〜アルキル〜゚ステルなどのαβ−゚チレン性䞍飜和カルボン酞の脂肪族、脂環匏、芳銙族アルコヌル゚ステルなどマレむン酞、フマル酞、むタコン酞などの䞍飜和塩基酞の脂肪族、脂環匏、芳銙族アルコヌル〜ゞ゚ステルなど酢酞ビニル、ブタゞ゚ン、む゜プレン、゚チレン、プロピレン、ブチレンなどが挙げられる。
䞊蚘においお、さらに任意に甚いられるコモノマヌずしおは、メタアクリロニトリル、メタアクリルアミド、−メチロヌルメタアクリルアミド、ゞアセトンアクリルアミドなどが挙げられる。むンク䞭における芪氎性重合䜓の含有量は、前蚘芪氎性色玠に察しお〜質量が奜たしく、さらに奜適には〜質量である。このような芪氎性重合䜓を氎性媒䜓に可溶化するために䜿甚するアルカリずしおは、特に限定されないが、䟋えば、アンモニア、第䞀玚、第二玚もしくは第䞉玚の有機アミン塩基性含窒玠耇玠環化合物を含む、氎酞化ナトリりム、氎酞化カリりムなどの氎酞化アルカリ金属からなる矀から遞ばれる化合物が奜たしい。
本発明のむンクに䜿甚する奜適な氎性媒䜓は、氎たたは氎ず氎溶性有機溶剀ずの混合溶媒であり、氎ずしおは、むオン亀換氎脱むオン氎を䜿甚するのが奜たしい。なお、むンク䞭の氎の含有量は、通垞〜質量、奜たしくは〜質量の範囲である。たた、氎溶性有機溶剀ずしおは、むンクの也燥防止機胜や色玠の溶解促進などのために䜿甚され、䟋えば、゚チレングリコヌル、プロピレングリコヌル、ブチレングリコヌル、チオゞグリコヌル、ヘキシレングリコヌル、ゞ゚チレングリコヌル、トリ゚チレングリコヌル、−ヘキサントリオヌル、グリセリンなどのアルキレン基が〜個の炭玠原子を含むアルキレンポリオヌル゚チレングリコヌルモノアルキル〜゚ヌテル、ゞ゚チレングリコヌアルキル〜゚ヌテル、トリ゚チレングリコヌルモノアルキル〜゚ヌテルなどの倚䟡アルコヌルの䜎玚アルキル゚ヌテル−メチル−−ピロリドン、−ピロリドン、−ゞメチル−−むミダゟリゞノンなどが挙げられる。むンクの也燥性のコントロヌルあるいは芪氎性重合䜓など、添加する材料の溶解性の向䞊などのため、−プロピルアルコヌル、む゜プロピルアルコヌル、−ブチルアルコヌル、−ブチルアルコヌル、−ブチルアルコヌルなどの炭玠数〜のアルキルアルコヌルが必芁に応じおむンク䞭に添加するこずができる。本発明のむンクは、䞊蚘の成分の他に必芁に応じお所望の物性倀をも぀むンクずするために、䞊蚘以倖の界面掻性剀、消泡剀、防腐剀などを添加するこずができる。さらにノズルにおけるむンクの也燥防止剀ずしお尿玠、チオ尿玠、゚チレン尿玠たたはそれらの誘導䜓を含有するこずもできる。
本発明の芪氎性色玠を氎性媒䜓䞭に溶解に䜿甚する溶解装眮は、䞀般に䜿甚される溶解装眮なら劂䜕なるものでもよいが、䟋えば、攪拌機の付いた加熱、冷华のできる溶解槜、攪拌機コンデンサヌなどの付いた反応装眮などの埓来公知の溶解装眮により溶解凊理するこずができる。溶解埌、フィルタヌや遠心分離機などで未溶解成分を陀去するなどの手法を甚いおもよい。
たた、本発明の芪氎性色玠は、埓来むンクの色材ずしお䜿甚されおいる埮粒子化した顔料の氎性埮分散液やスルホン化した顔料、特にスルホン化したカヌボンブラック顔料特開−公報参照を混合しお䜿甚するこずができる。たた、䞊蚘埓来の色材を含むむンクず本発明の芪氎性色玠を含むむンクずを、色ないし色むンキの内の䞀色ないし耇数色のむンクずしお䜿甚し、セットむンクずしお䜿甚しおもよい。
本発明のむンクは、色濃床、圩床などの発色性に優れ、印字品質に優れ、特に印字ヘッドからむンク液滎を飛翔させお蚘録を行うむンクゞェット蚘録方匏に適したむンクである。たた、本発明の氎性着色剀は、湿匏電子印刷甚湿匏珟像剀や氎性グラビダむンク、氎性フレキ゜むンクなどの印刷むンクの着色剀、玙甚の着色剀、織垃甚の捺染剀の着色剀などずしおも奜適である。
次に具䜓的な実斜䟋および比范䟋を挙げお本発明をさらに詳现に説明する。なお、文䞭の「郚」および「」は特に断りのない限り質量基準である。
実斜䟋
芪氎性色玠溶液の調補
トリメリット酞むミドを濃硫酞に溶解し、倍圓量のパラホルムアルデヒドを反応させおメチロヌル眮換䜓を合成する。そこに銅フタロシアニンブルヌ顔料ピグメントブルヌを添加および溶解し、トリメリット酞むミドのメチロヌル眮換䜓を反応させ、反応混合物を倧量の氷氎䞭に泚入しお反応生成物を析出させ、濟過、掗浄し、トリメリット酞むミドメチル銅フタロシアニンを埗た。次いで、垞法に埓っお氎酞化ナトリりム氎溶液を加えお加氎分解反応を行なった。䞍溶解分を濟別しお陀去した。埗られたトリメリット酞アミドメチル銅フタロシアニンナトリりム塩の青色氎溶液を垌酢酞を加えお酞性にしお再析出させ、氎掗および也燥しお銅フタロシアニンのトリメリット酞モノアミドメチル誘導䜓を埗た。眮換床は凡そであった以䞋、青色顔料誘導䜓−ず称する。。
同様にしお、銅フタロシアニンブルヌ顔料に代えお、キナクリドン顔料ピグメントバむオレットを反応させおキナクリドンのトリメリット酞モノアミドメチル誘導䜓を埗た以䞋、赀色顔料誘導䜓−ず称する。。
同様にしお、フラバンスロン顔料ピグメントむ゚ロヌを反応させおトリメリット酞モノアミドメチル誘導䜓を埗た以䞋、黄色顔料誘導䜓−ず称する。。
プリンタヌ甚むンクの調補
青色顔料誘導䜓−の也燥物を郚ずり、ほが圓量の氎酞化ナトリりムを含むアルカリ氎溶液郚に添加し攪拌した。を芋ながらアルカリ氎溶液を加え、時間攪拌し、䞊蚘青色顔料誘導䜓−を溶解した。溶解埌を〜に調敎し、遠心分離凊理し、青色顔料誘導䜓−の濃床をに調敎した。䞊蚘で埗た色玠氎溶液郚に察し、゚チレングリコヌル郚、グリセリン郚、サヌフィノヌル゚ア・プロダクツ瀟補郚、氎郚の混合液郚を加え、十分攪拌した埌、ポアサむズΌのメンブランフィルタヌで濟過を行い、プリンタヌ甚シアン色むンクを埗た。
同様にしお、䞊蚘の青色顔料誘導䜓−に代えお赀色顔料誘導䜓−および黄色顔料誘導䜓−を䜿甚しおマれンタ色色玠氎溶液およびむ゚ロヌ色色玠氎溶液を぀くり、プリンタヌ甚マれンタ色むンクおよびむ゚ロヌ色むンクを調補した。
プリンタヌ甚むンクの評䟡
䞊蚘で埗られたむンクをむンクカヌトリッゞに充填し、プリンタヌによりむンクゞェット甚光沢玙Photolike QPコニカ瀟補にベタ印刷を行った。日間宀内に攟眮埌、マクベス−マクベス瀟補を甚いお光孊濃床を、色圩色差蚈−、ミノルタ瀟補を甚いお圩床を、micro-TRI-gloss瀟補を甚いお°グロスをそれぞれ枬定した。たた、瞊、暪の盎線を印刷し、ペレの床合いを目芖により芳察し、印字品質の評䟡ずした。さらに耐光性を評䟡するため印刷物を耐光性促進詊隓装眮アむスヌパヌテスタヌ岩厎電気瀟補により照射匷床2、枩床℃で時間玫倖線照射を行い、詊隓前埌の光孊濃床、圩床を枬定した。埗られた結果を衚に瀺す。
Figure 2005023311
比范䟋
垂販の染料むンクを甚いお実斜䟋ず同様なむンク評䟡を行い、結果を衚に蚘した。
Figure 2005023311
衚、から明らかなように、本発明によるむンクは、印字品質においお光孊濃床、圩床、印字ペレなどは垂販の染料むンクず同等であり、印刷物のグロスず耐光性が染料むンクに比べ極めお優れおいた。
実斜䟋
芪氎性色玠溶液の調補
銅フタロシアニンブルヌ顔料を濃硫酞に溶解し、倍圓量のパラホルムアルデヒドを反応させおメチロヌル眮換䜓を合成する。次いで−アミノ−−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞンを反応させ、’’−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニルアミノメチル銅フタロシアニンを合成する。カルボン酞基を氎酞化ナトリりム氎溶液で䞭和しお溶解させ、䞍溶解分を濟別および陀去した。次いで、埗られた’’−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニルアミノメチル銅フタロシアニンナトリりム塩の青色氎溶液を垌酢酞を加えお酞性にしお色玠を再析出させ、氎掗および也燥しお’’−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニルアミノメチル銅フタロシアニンを埗た。眮換床は凡そであった以䞋、青色顔料誘導䜓−ず称する。。
同様にしお、銅フタロシアニンブルヌ顔料に代えお、キナクリドン顔料ピグメントバむオレットを反応させおキナクリドンの’’−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニルアミノメチル誘導䜓を埗た以䞋、赀色顔料誘導䜓−ず称する。。同様にしお、フラバンスロン顔料ピグメントむ゚ロヌを反応させお’’−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニルアミノメチル誘導䜓を埗た以䞋、黄色顔料誘導䜓−ず称する。。
プリンタヌ甚むンクの調補
青色顔料誘導䜓−の也燥物郚をほが圓量の氎酞化ナトリりムを含むアルカリ氎溶液郚に添加し攪拌した。を芋ながらアルカリ氎溶液を加え、時間攪拌し、溶解した。溶解埌を〜に調敎し、遠心分離凊理し、濃床をに調敎した。䞊蚘で埗た色玠氎溶液郚に察し、゚チレングリコヌル郚、グリセリン郚、サヌフィノヌル゚ア・プロダクツ瀟補郚、氎郚の混合液郚を加え、十分攪拌した埌、ポアサむズΌのメンブランフィルタヌで濟過を行い、プリンタヌ甚シアン色むンクを埗た。
同様にしお、䞊蚘の青色顔料誘導䜓−に代えお赀色顔料誘導䜓−および黄色顔料誘導䜓−を䜿甚しおマれンタ色色玠氎溶液およびむ゚ロヌ色色玠氎溶液を぀くり、プリンタヌ甚マれンタ色むンクおよびむ゚ロヌ色むンクを調補した。
プリンタヌ甚むンクの評䟡
䞊蚘で埗られたむンクを実斜䟋に蚘した方法により評䟡し、結果を衚に蚘した。
Figure 2005023311
衚から明らかなように、本発明によるむンクは、印字品質においお光孊濃床、圩床、印字ペレなどは垂販の染料むンクず同等であり、印刷物のグロスず耐光性が染料むンクに比べ極めお優れおいた。
本発明によれば、氎性着色剀、特にプリンタヌ甚のむンクにおいお、圩床、光沢、濃床、耐光性、耐摩擊性などの印字品質に優れた画像を䞎える色玠、長期保存性、機䞊安定性などの物性に優れたむンクを䞎える芪氎性色玠が提䟛される。

Claims (13)

  1. 䞋蚘の䞀般匏で衚されるこずを特城ずする画像蚘録甚芪氎性色玠。
    有機顔料−連結基−芪氎性化合物 
    䞊蚘匏における有機顔料はそれ自身芪氎性基を有しない疎氎性色玠であり、連結基は䞊蚘「有機顔料」ず「芪氎性化合物」ずを連結するずずもに、䞊蚘「有機顔料」に察する「芪氎性化合物の圱響を遮断する基であり、芪氎性化合物はアニオン性、カチオン性およびたたはノニオン性の芪氎性化合物である。
  2. 前蚘疎氎性色玠が、フタロシアニン、アンスラキノン、ペリレン、ペリノン、ゞオキサゞン、キナクリドン、ゞケトピロロピロヌル、むンゞゎ・チオむンゞゎ、キノフタロン、む゜むンドリノン、金属錯䜓、アゟ、高分子アゟ、アゟメチン基を含むアゟおよびアゟメチン顔料からなる矀から遞ばれる請求項に蚘茉の芪氎性色玠。
  3. 前蚘連結基が、アルキレン基、−トリアゞニル基、−トリアゞニル−−ゞアミノ基、−トリアゞニル−ゞオキシ基、−トリアゞニル−−アミノ−オキシ基、−トリアゞニル−−ゞアミノアルキル基、−トリアゞニル−−アミノアルキル−−オキシ基からなる矀から遞ばれる請求項に蚘茉の芪氎性色玠。
  4. 芪氎性化合物の芪氎性基が、ポリカルボキシル基ポリ〜、スルホン基、硫酞゚ステル基、燐酞゚ステル基からなるアニオン性基、玚〜玚アミノ基、第玚アンモニりム基からなるカチオン性基、アルコヌル性氎酞基、ポリ゚チレングリコヌル基、ポリ゚チレングリコヌルモノアルキル゚ヌテル基からなるノニオン性基、ポリ゚チレングリコヌルモノフタレヌト、ポリ゚チレングリコヌルモノサルフェヌト、ポリ゚チレングリコヌルモノホスフェヌトからなるアニオン・ノニオン性基および䞊蚘むオン性芪氎基の芪氎性塩類からなる矀から遞ばれた皮たたはそれ以䞊である請求項に蚘茉の芪氎性色玠。
  5. 連結基がアルキレン基である芪氎性化合物の基が、トリメリット酞モノアミドメチレン基の塩、ゞカルボキシメチルアミノメチレン基の塩、グルタル酞−−むミノメチレン基の塩、コハク酞−−むミノメチレン基の塩、トリメリット酞モノアミド゚チレン基の塩、トリメリット酞モノアミドプロピレン基の塩、スルホコハク酞モノアミドメチレン基の塩、スルホフタル酞モノアミドメチレン基の塩およびトリメリット酞メトキシポリ゚チレングリコヌルモノ゚ステルモノアミドメチレン基の塩からなる矀から遞ばれる少なくずも皮である請求項に蚘茉の芪氎性色玠。
  6. 連結基が−トリアゞニル基である芪氎性化合物の基が、−ビス’’−ゞカルボキシフェニレンアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基の塩、−ビス’−カルボキシフェニルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基の塩、−ビスカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基の塩、−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基の塩、−ビスプロピオン酞−−アミノ−−トリアゞニル−−アミノ基の塩、−ビスグルタル酞−−アミノ−−トリアゞニル−−アミノ基の塩、−ビスコハク酞−−アミノ−−トリアゞニル−−アミノ基の塩、−ビススルポチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基の塩、−ビス−メチル−スルポチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基の塩、−ビスポリオキシ゚チレンアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基、−ビス’’−ゞカルボキシフェニレンアミノ−−トリアゞニル−−オキシ基の塩、−ビスカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニル−−オキシ基の塩、−ビス’’−ゞカルボキシフェニレンアミノ−−トリアゞニル−−アミノメチル基の塩および−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノメチル基の塩からなる矀から遞ばれる少なくずも皮である請求項に蚘茉の芪氎性色玠。
  7. 連結基がアルキレン基である芪氎性化合物の基が、トリメリット酞モノアミドメチレン基の塩である䞋蚘䞀般匏で衚される請求項に蚘茉の芪氎性色玠。
    Figure 2005023311
    䞊蚘匏䞭のは有機顔料分子を衚し、は氎玠原子、アルカリ金属、アンモニりム基、䜎玚アルキルアンモニりム基、たたは䜎玚アルカノヌルアンモニりム基を衚し、は〜である。
  8. 連結基が−トリアゞニル基である芪氎性化合物の基が、−ビスゞカルボキシメチルアミノ−−トリアゞニル−−アミノ基の塩である䞋蚘䞀般匏で衚される請求項に蚘茉の芪氎性色玠。
    Figure 2005023311
    䞊蚘匏䞭のは有機顔料分子を衚し、は氎玠原子、アルカリ金属、アンモニりム基、䜎玚アルキルアンモニりム基、たたは䜎玚アルカノヌルアンモニりム基を衚し、は〜である。
  9. 請求項に蚘茉の芪氎性色玠ず氎性媒䜓ずからなるこずを特城ずする画像蚘録甚氎性着色剀。
  10. 請求項に蚘茉の芪氎性色玠あるいは請求項に蚘茉の氎性着色剀を䜿甚するこずを特城ずする画像蚘録方法。
  11. 請求項に蚘茉の画像蚘録方法によっお埗られたこずを特城ずする画像蚘録物。
  12. 請求項に蚘茉の芪氎性色玠あるいは請求項に蚘茉の氎性着色剀を、画像蚘録剀ずしお搭茉しおいるこずを特城ずする画像蚘録装眮。
  13. むンクゞェットプリンタヌである請求項に蚘茉の画像蚘録装眮。
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