JP2005022796A

JP2005022796A - Car of elevator

Info

Publication number: JP2005022796A
Application number: JP2003188914A
Authority: JP
Inventors: Akihiro Kadoi; 明宏門井
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 2003-06-30
Filing date: 2003-06-30
Publication date: 2005-01-27
Anticipated expiration: 2023-06-30
Also published as: JP4293855B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a car of an elevator allowing an inspection of equipment within a hoistway 1 from the inside of a car compartment 32 by opening/closing a side surface without damaging a decoratively finished surface of the compartment 32. <P>SOLUTION: This car is provided with a spindle 39 for oscillatably supporting an edge part side plate 341 erected at a corner part of the compartment 32 on a back face side and a fixing means 38 for preventing oscillation of the edge part side plate 341. In a released state of the fixing by the fixing means 38, the edge part side plate 341 is oscillated to the inside of the compartment 32 to be openable/closable and the inspection of the equipment 22 mounted in the hoistway 1 is enabled from the inside of the compartment 32. The length δ1 of a vertical line extending from an axial center of the spindle 39 to an inside surface of the edge part side plate 341 is made shorter than the length δ2 of a vertical line extending from the axial center to an extended surface of an inside surface of an adjacent orthogonal side plate 41. When opening the edge part side plate 341, the side plate 341 is prevented from interfering with the orthogonal side plate 41 in the vicinity of the corner part. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータのかご室の側面を構成する側板を開閉してかご室内から昇降路に取り付けられた機器の点検を可能にしたエレベータの乗りかごに係るものである。
【０００２】
【従来の技術】
エレベータの設置スペースの狭小化を図るために、巻上機や制御盤等が昇降路内、特に保守点検の便を考慮してピットに設置されるようになった。
図１２は、従来のエレベータの乗りかごを昇降路と共に示した断面図である。昇降路１内にはエレベータの巻上機２１や制御盤２８等が設置されており、特にピットが冠水したときの被災を避けるために、最下階乗場２よりも上位に設置された場合を図示したものである。
即ち、巻上機２１はピット床３上に横設された台座１６上に立設された機械台２２上に設置されている。また、制御盤２８は、昇降路１の壁に取り付けられている。しかも、巻上機２１及び制御盤２８は、共に最下階乗場２の床面よりも上位に取り付けられている。昇降路１の頂部には横梁２３が跨設され、この横梁２３に取り付けられた滑車２５と滑車２６によって巻上機２１から立ち上げられた主索２４を乗りかご１１へ導き、また、滑車２７によって巻上機２１からの主索２４を釣合錘１４へ導いている。乗りかご１１はかごレール４に案内されて昇降し、釣合錘１４は錘レール５に案内されて巻上機２１によって駆動されて昇降する。
上記エレベータを保守点検するには、乗りかご１１上から行うことも考えられるが、巻上機２１及び制御盤２８の取付位置が、乗りかご１１の側部に対応し、乗りかご１１を衝き下げて符号１１′で示した位置まで下降させても点検作業はできない。
このため、保守員８はかご緩衝器１２及びその台座１３、更に錘緩衝器１５及びその台座１６を避けた位置に作業台９を立設して作業を行う。
【０００３】
かご室の側部を開放して保守点検を行うようにした従来のエレベータの乗りかごとしては、乗りかごの側壁を可動機構として開放可能にすると共に、上記側壁を足場にして保守作業に供することにより、かご床面から上方の広い空間を作業の対象域にしたものがある（例えば、特許文献１参照）。
また、乗りかごに点検開口部を設けておいて、通常運転時は閉じておき、保守点検時に開口部を開いてブレーキ装置等を点検するようにしたものもある（例えば、特許文献２参照）。
【０００４】
【特許文献１】
開平５−９７３５７号公報（段落番号８〜９、図１〜図２）
【特許文献２】
開平６−２８６９６０号公報（段落番号３６、図９）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエレベータの乗りかごは、上記のとおり構成されていたので、例えば、図１２に示したエレベータの乗りかごでは、保守員８はかご緩衝器１２及びその台座１３、更に錘緩衝器１５及びその台座１６を避けた位置に作業台９を設置して作業を行わなければならない。このため、作業台９の設置場所が制限される。しかも、保守員８は作業台９上に拘束されるので、作業がし難い、という問題があった。
また、エレベータの乗りかごのかご室を構成する側板の内面は化粧仕上げされている。このため、かご室の側板を開閉する場合は、美観保持のために側板の内面を損傷することのないようにする必要がある。
ところで、上記特許文献１及び２には、側板を開閉するようにした点は開示されているものの、美観保持については全く記載されていない。
このため、上記特許文献１及び２に従って、側板を開閉したのでは、化粧仕上げ面を損傷する虞がある、という問題があった。
【０００６】
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、保守作業のし易いエレベータの乗りかごを提供すると共に、かご室の側面を構成する側板の化粧仕上げされた内面を損傷することなく開閉して、かご室内から昇降路に取り付けられた機器の点検を可能にしたエレベータの乗りかごを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータの乗りかごは、かご室の角部に立設された縁部側板を背面側で揺動自在に支持する支軸と、縁部側板の揺動を阻止する固定手段とを備え、この固定手段による固定を解除した状態で、縁部側板をかご室内側へ揺動させて開閉可能にしてかご室内から昇降路に取り付けられた機器の点検を可能にすると共に、支軸の軸心から縁部側板の内側面上へ下した垂線の長さを、軸心から隣接する直交側板の内側面の延長面上へ下した垂線の長さよりも短くして、開いたときに角部付近で縁部側板と直交側板とが干渉しないようにしたものである。
【０００８】
また、この発明に係るエレベータの乗りかごは、縁部側板を開くときに、かご室の角部側へ寄せて反角部側に隣接して並設された隣接側板との隙間を拡幅して相互干渉を回避させたものである。
【０００９】
更に、この発明に係るエレベータの乗りかごは、縁部側板とこの縁部側板に隣接して並設された隣接側板の両近接端部を枢着し、隣接側板の他端部にピンを突設し、このピンを案内する案内溝をかご天井部材及びかご床に穿設し、縁部側板の揺動に追随して移動させて縁部側板と隣接側板を折り畳むことによりかご室の側面を開閉するようにしたものである。
【００１０】
更にまた、この発明に係るエレベータの乗りかごは、側板を開放する場合は、固定手段による固定を解かれた側板を後退させた後、他の側板の背部まで水平移動させてかご室の側面を開放し、開放された側面を閉じる場合は、他の側板の背部に位置する側板を開口部位まで水平移動させた後、側板をかご室の内側へ前進させて開口を閉じ、固定手段によって側板を固定するようにしたものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】
実施の形態１．
図１から図５は、この発明の実施の形態１を示す。
図１は、エレベータの乗りかご３１の横断面図で、最下階乗場２まで下降させた状態で、図１２のＩ―Ｉ線相当部位で昇降路１を横断したものである。
即ち、図１２と同様に、奥行側のピット床３上には台座１６が横設されており、この台座１６には錘緩衝器１５及び錘レール５が立設されている。更に、台座１６の延長部分には機械台２２も立設されて巻上機２１が設置されている。また、制御盤２８は、巻上機２１の横の昇降路１の壁に取り付けられている。しかも、巻上機２１及び制御盤２８は、共に最下階乗場２の床面よりも上位に取り付けられていて、ピットが冠水したときの被災を避け得るようになっている。巻上機２１の綱車２９には主索２４が巻き掛けられて立ち上げられており、図１２と同様に昇降路１の頂部に取り付けられた滑車に導かれて乗りかご３１及び釣合錘（図示しない。）を吊持し、それぞれかごレール４及び錘レール５に沿って昇降させるようになっている。
【００１２】
乗りかご３１は、かご床３３上に立設された側板３４、４１及び４２によって仕切られて、かご室３２が構成されている。
側板３４は、かご室３２の奥行側の側面を構成し、かつ、３分割された各板材の左右両端が外側へ向けてコ字状に曲げられている。奥行側左方の角部に立設された柱３５に近接して立設された縁部側板３４１と、この縁部側板３４１の反角部側に隣接して並設された隣接側板３４２と、この隣接側板３４２と奥行側右方の角部に立設された柱３５との間に並設された縁部側板３４３とからなる。以下、総称するときは、側板３４１、３４２、３４３、又は側板３４ともいう。
【００１３】
側板４１は、かご室３２の左側の側面を構成し、側板３４と直交する方向へ向けて立設された直交側板で、側板３４と同様に３分割されている。
側板４２は、かご室３２の右側の側面を構成し、側板３４と直交する方向へ向けて立設された直交側板で、側板４１と対峙して立設されている。
なお、側板３４、４１及び４２の下端はかご床３３から浮いており、内側面よりも後退した位置に幅木３６が横設されて、その隙間を塞いでいる。
縁部側板３４１は、かご床３３に立設された支軸３９によって角部側の背面で揺動自在に支持されている。通常時は固定手段３８によって側面を閉じた状態で固定されており、固定が解除されると、かご室３２内側へ揺動して図１に符号３４１′で示したとおり側面を開放する。
【００１４】
図２は、乗りかご３１の奥行側の背面の斜視図で、図１と同符号は同一部分を示す。
左右の柱３５は固定金具３５ａによってかご床３３に固定され、両者の間には横梁４４が跨設されており、固定金具３５ａによって柱３５に結合されている。隣接側板３４２及び縁部側板３４３は、いずれも固定金具３４ａによってかご床３３と横梁４４に固定されている。かご天井４３も横梁４４に固定されている。側板４１は、図３に示すとおり、固定金具３４ａによってかご床３３に固定されている。側板４２も同様である。幅木３６は固定金具３６ａによってかご床３３に固定されている。
【００１５】
支軸３９は下端がかご床３３に係止され、上端が横梁４４に係止されており、上部と下部に受座３９ａが固着されている。縁部側板３４１は、角部側の背面の上部と下部に取付具４０が固着されている。この取付具４０には、支軸３９が貫通すると共に受座３９ａに上側から当接して、縁部側板３４１が支軸３９によって揺動自在に支持されている。このため、かご室３２の奥行側の側面を開閉することができる。また、縁部側板３４１の反角部側の背面には、固定手段３８が取り付けられていて、揺動を阻止して閉じた状態に保持するようになっている。この固定手段３８は、かご室３２内側からキーによって操作され、レバー３８ａが回動して、アーム３８ｂを介して固定ロッド３８ｃを駆動する。固定ロッド３８ｃはガイド３８ｄに案内されて上下動して、縁部側板３４１が閉じた位置で、かご床３３及び横梁４４に穿設された固定穴３８ｅに先端部を没入させて縁部側板３４１を固定するようになっている。
【００１６】
図３は、縁部側板３４１の取付部位の詳細を示す部分断面図である。図中、図１及び図２と同符号は同一部分を示す。
支軸３９の軸心から縁部側板３４１の内側面上へ下した垂線の長さδ１は、軸心から直交側板４１の内側面の延長面上へ下した垂線の長さδ２よりも短い。即ち、支軸３９を直交側板４１から遠ざけて、縁部側板３４１を開いたときに、角部における直交側板４１との干渉を避けるようになっている。
また、上下の取付具４０には、縁部側板３４１の内側面に平行する方向へ長手を向けて長穴４０ａが穿設され、この長穴４０ａに支軸３９が遊挿されて縁部側板３４１を相対移動可能な状態で支持している。このため、縁部側板３４１を開くときは、かご室３２の角部側へ一旦寄せて反角部側に隣接して並設された隣接側板３４２との隙間を拡幅した後縁部側板３４１を開くようにして、両者の近接端部の相互干渉を回避させた構成になっている。
【００１７】
図４は、図３のＩＶ−ＩＶ線断面を矢視した断面図である。縁部側板３４１は、直交側板４１及び隣接側板３４２との干渉を避けると共に、幅木３６との間、及び横梁４４及びかご天井４３等の天井部材との間にも空隙を隔てており、縁部側板３４１を開くときに、幅木３６及び天井部材と干渉することはない。
【００１８】
図５は、図１のＶ−Ｖ線相当部位の断面を矢視した断面図で、図中、図１から図４と同符号は、同一部分を示す。
乗りかご３１を、最下階乗場２から更に下降させて、保守員８の作業し易い位置で乗りかご３１を停止させた後、固定手段３８による固定を解いて縁部側板３４１を開放する。昇降路１に取り付けられた巻上機２１及び制御盤２３は、開放された部分に取り付けられており、開口を介してかご室３２内からの点検作業が行われる。
【００１９】
上記実施の形態１によれば、縁部側板３４１を開放するようにしたので、かご室３２内から保守点検作業を行うことができ、ピットに作業台９を設置して行う従来例に比べて作業が容易になった。
特に、エレベータでは、昇降路１のスペースを有効活用するために、かご床３３の面積は可能な範囲で最大に設定される。このため、昇降路１内に取り付けられた機器とかご床３３の先端との空隙は狭小になるのが通例である。このエレベータに特有の条件に対して、上記実施の形態１によれば、縁部側板３４１をかご室３２内側へ揺動させて開閉するようにしたので、開閉に際して昇降路１内に設置された機器とも干渉することがない。このため、縁部側板３４１の化粧仕上げされた内面を損傷することがない。
また、支軸３９の軸心から縁部側板３４１の内側面上へ下した垂線の長さδ１は、軸心から直交側板４１の内側面の延長面上へ下した垂線の長さδ２よりも短くしたので、直交側板４１と干渉することなく縁部側板３４１を略９０度開くことができる。このため、側板３４及び４１の化粧仕上げ面を損傷することがなく、また、大きな開口が得られるので、保守点検作業を容易に行うことができる。
【００２０】
更に、取付具４０には長穴４０ａが穿設され、この長穴４０ａに支軸３９が遊挿されて縁部側板３４１を相対移動可能な状態で支持するようにしたので、縁部側板３４１をかご室３２の角部側へ一旦寄せて隣接側板３４２との隙間を拡幅させることができる。このため、縁部側板３４１を開くときは、上記隙間を拡幅することにより、隣接側板３４２との近接端部の相互干渉を回避させて化粧仕上げ面の損傷を回避することができる。
更にまた、支軸３９及び固定手段３８を、幅木３６よりも外側でかご床３３に係止させたので、かご室３２内からは視界外となる。このため、支軸３９及び固定手段３８が乗客に視認されることはない。
【００２１】
実施の形態２．
上記実施の形態１では、縁部側板３４１のみを開放するものとしたが、この実施の形態２では、奥行側の側面を全面開放することができるようにしたものである。
図６は実施の形態２を示し、奥行側の側面を構成する側板３４の全面を開放した乗りかご３１の横断面を示す。
側板３４を構成する縁部側板３４１、隣接側板３４２及び縁部側板３４３は、いずれも図１から図４に示した支軸３９と取付具４０によって揺動自在に取り付けられており、また、揺動を阻止する固定手段３８を備えている。
上記実施の形態２によれば、縁部側板３４１、隣接側板３４２及び縁部側板３４３を選択的に開放することができるので、必要部位の側面のみを開放して保守点検作業をすることができる。
また、奥行側の側面を全面開放することもできるので、広い開口を得ることができ、分散設置された巻上機２１及び制御盤２８を一括して保守点検することもできる。
【００２２】
実施の形態３．
この実施の形態３では、左右の側面及び奥行側の３面を全面開放できるようにしたものである。
図７は実施の形態３を示し、側板３４、４１及び４２を全面開放した乗りかご３１の横断面を示す。
側板３４を構成する縁部側板３４１、隣接側板３４２及び縁部側板３４３は、いずれも支軸３９と取付具４０によって揺動自在に取り付けられており、また、固定手段３８を備えている。
側板４１及び側板４２も側板３４と同様に３分割され、それぞれ支軸３９と取付具４０によって揺動自在に取り付けられており、また、固定手段３８を備えている。
【００２３】
上記実施の形態３によれば、側板３４、４１及び４２の内のいずれかの側板であって、３分割されたものの一つを選択して開放することができる。
また、側板３４、４１及び４２の内、いずれかを選択して１側面全体を一括して開放することもできる。
更に、いずれか２側面を構成する側板を選択して一括して開放することもできる。
更にまた、側板３４、４１及び４２の全部を一括して開放することもできる。
上記のように、選択的に側面を解放することができるので、必要個所に限って開放することができる。
また、左右の側面及び奥行側の３面を全面開放できるようにしたので、巻上機２１及び制御盤２８に限らず、昇降路１内に分散設置された各種の機器の保守点検をかご室３２内から行うこともできる。
【００２４】
実施の形態４．
この実施の形態４は、奥行側の側面を全面開放することができるようにしたものであって、特に、縁部側板３４１と隣接側板３４２を折り畳むようにしたものである。
図８は実施の形態４を示し、奥行側の側面を構成する側板３４の全面を開放した乗りかご３１の横断面を示す。
縁部側板３４１及び３４３は、支軸３９と取付具４０によって揺動自在に取り付けられており、揺動を阻止する固定手段３８も備えている。隣接側板３４２の縁部側板３４１側の端部は、丁番４７によって縁部側板３４１の端部に枢着されている。隣接側板３４２の他端部には、丁番４７の軸心と縁部側板３４１を支える支軸３９の軸心と共に水平投影面上で二等辺三角形の頂点を構成する部位を通る鉛直線上に位置して隣接側板３４２の上端及び下端から突出するピン４８が突設されている。このピン４８が遊挿される案内溝４９が、かご室３２の奥行側の側面に平行する方向へ向けて、かご床３３及びかご天井部材、即ち、図２の横梁４４に穿設されている。
【００２５】
上記構成において、閉じた状態では、縁部側板３４１、３４３、及び隣接側板３４２は同一平面上に並設されて、固定手段３８によって固定されている。隣接側板３４２は縁部側板３４１の固定により固定される。
縁部側板３４１を開く場合は、固定手段３８による固定を解除した後、縁部側板３４１を内側へ揺動させて開く。隣接側板３４２は縁部側板３４１に追随して引き寄せられ、他端部が案内溝４９に沿って移動して折り畳まれる。これによってかご室３２の側面が開かれる。
開いた縁部側板３４１と隣接側板３４２を閉じるには、縁部側板３４１を逆転させ、両者を伸展させて同一平面上に並設させる。
【００２６】
上記実施の形態４によれば、かご室３２の側面を開く場合、隣接側板３４２は縁部側板３４１に追随して引き寄せられて折り畳まれるので、連続した広い開口を得ることができ、保守点検作業がし易い。
また、隣接側板３４２は縁部側板３４１に引き寄せられて間口方向の側面に移動するので、保守点検作業中に化粧仕上げ面が損傷され難くなる。
更に、この実施の形態４においても、側板３４はかご室３２内側へ向けて揺動して開閉するので、開閉に際して昇降路１内に設置された機器とも干渉することがない。このため、側板３４の化粧仕上げされた内面を損傷することがない。
【００２７】
実施の形態５．
この実施の形態５は、かご室３２の側面を構成する側板３４を、複数の側板３４１、３４２、３４３で構成し、その内の一つを横引きすることによって、かご室３２の側面を開放するようにしたものである。図９から図１１は実施の形態５を示し、図１から図５と同符号は、同一部分を示す。
図９は、乗りかご３１の奥行側の背面を示す斜視図である。各側板３４１、３４２、３４３の背面両側には、固定手段３８がそれぞれ一対取り付けられている。また、側板３４１、３４２、３４３の背面両側には、下端から下方へ向けて下部突起を突出させ、上端から上方へ向けて上部突起を突出させた吊り支軸５１がそれぞれ一対立設されており、この吊り支軸５１には上部と下部に受座５１ａが固着されている。また、側板３４１、３４２、３４３の背面両側には、取付具５２が固着されている。この取付具５２には、吊り支軸５１が貫通すると共に受座５１ａに上側から当接して、側板３４１、３４２、３４３が吊り支軸５１によって支持されるようになっている。
【００２８】
奥行側の左右両角部に立設された柱３５の間には、開口５０ａを下に向けたリップ溝形の横梁４４が跨設されている。開口５０ａはかご室３２の側面の外側に位置し、上部案内溝５６ｕを構成する。また、横梁４４のリップ部分には、各上部突起に対応させて、かご室３２外へ向けて上部誘導溝５５ｕが穿設されている。この上部誘導溝５５ｕは上部案内溝５６ｕに通じている。各側板３４１、３４２、３４３が閉じた状態では、吊り支軸５１の上部突起は、上部誘導溝５５ｕに遊挿され、上部突起の頂部に固着された吊りフック５１ｂが横梁４４の溝内でリップ部と係合している。従って、各側板３４１、３４２、３４３は、吊り支軸５１を介して横梁４４に吊持されている。
また、かご室３２の奥行側の室外のかご床３３には、かご室３２の側面に平行する方向へ向けて下部案内溝５６ｄが穿設されている。この下部案内溝５６ｄには、各下部突起に対応させて、かご室３２外へ向けて下部誘導溝５５ｄが穿設されている。この下部誘導溝５５ｄは下部案内溝５６ｄに通じている。各側板３４１、３４２、３４３が閉じた状態では、吊り支軸５１の下部突起は、下部誘導溝５５ｄに遊挿されている。
【００２９】
図１０は、縁部側板３４３を開放した状態の昇降路１の横断面図である。即ち、縁部側板３４３は、固定手段３８による固定が解除されて隣接側板３４２の背部に位置している。このため、隣接側板３４２と右側の角部との間が開放されており、この開口を介してかご室３２内から巻上機２１の保守点検を行うことができる。また、制御盤２８を点検するには、縁部側板３４１を開放する。
【００３０】
図１１は、縁部側板３４３を開閉する過程を示す説明用図である。
閉じた状態では、図１１（ａ）に示したとおり、側板３４１、３４２、３４３は同一平面上に並設されて、固定手段３８によって固定されている。
１．閉じられた縁部側板３４３を開放する場合
図１１（ａ）に示された閉じられた状態の縁部側板３４３の固定手段３８をキー操作して固定を解く。図１１（ｂ）に示したとおり、固定を解かれた縁部側板３４３を押して、下部誘導溝５５ｄ及び上部誘導溝５５ｕに沿って下部案内溝５６ｄ及び上部案内溝５６ｕまで後退させる。図１１（ｃ）に示したとおり、後退移動した縁部側板３４３を下部案内溝５６ｄ及び上部案内溝５６ｕに沿って隣接側板３４２の背部まで水平移動させてかご室３２の側面を開放する。
【００３１】
２．開放された縁部側板３４３を閉じる場合
図１１（ｃ）に示された開放状態の縁部側板３４３を、下部案内溝５６ｄ及び上部案内溝５６ｕに沿って開口部位まで水平移動させて、図１１（ｂ）に示したとおり開口を閉鎖する。開口部位まで水平移動した縁部側板３４３を引き込んで、図１１（ａ）に示したとおり、かご室３２の内側へ前進させ、他の側板３４１、３４２と同一平面上に並置させた後、固定手段３８によって固定する。
上記は、縁部側板３４３を開閉する場合であるが、縁部側板３４１及び隣接側板３４２の場合も同様にして開閉することができる。
【００３２】
上記実施の形態５によれば、かご室３２の側面を開放した状態では、開口部位を塞いでいた側板３４１、３４２、３４３は、他の側板３４１、３４２、３４３の背部まで移動するので、保守点検作業の邪魔になることはない。このため、保守点検作業がし易いと共に、作業中における化粧面の損傷防止に有効である。
また、吊り支軸５１は下部誘導溝５５ｄ及び下部案内溝５６ｄに沿って移動し、側板３４１、３４２、３４３は、吊り支軸５１よりもかご室３２の内側にあるので、側板３４１、３４２、３４３を、かご室３２外へ押し出して、他の側板３４１、３４２、３４３の背部へ移動させたとしても、それらはかご床３３上にあり、昇降路１内に設置された機器と干渉することはない。
更に、側板３４１、３４２、３４３を選択的に開放することができるので、保守作業に合わせて必要部位に限定して開放することができる。
更にまた、開閉するときに、側板３４１、３４２、３４３の隣接端部が相互干渉することはないので、端部間の隙間を極小化させることができる。
【００３３】
なお、上記では、側板３４を３分割にしたが、分割数によって開口の幅を変化させることができる。
また、上記では、下部案内溝５６ｄ、上部案内溝５６ｕを単列にしたが、複数列にすることにより、開口の幅を増大させることができる。
更に、上記は、側板３４の場合であるが、側板４１及び４２も、図９に示した構成にすることにより、同様に開閉することができる。
【００３４】
【発明の効果】
以上説明したとおり、この発明に係るエレベータの乗りかごは、かご室の角部に立設された縁部側板を背面側で揺動自在に支持する支軸と、縁部側板の揺動を阻止する固定手段とを備え、この固定手段による固定を解除した状態で、縁部側板をかご室内側へ揺動させて開閉すると共に、支軸の軸心から縁部側板の内側面上へ下した垂線の長さを、軸心から隣接する直交側板の内側面の延長面上へ下した垂線の長さよりも短くして、開いたときに角部付近で縁部側板と直交側板とが干渉しないようにしたものである。
このため、かご室内から昇降路に取り付けられた機器の保守点検が可能となり、保守作業がし易い、という効果を奏すると共に、側板の化粧仕上げ面を損傷することなく開閉することができる、という効果も併せて奏する。
【００３５】
また、この発明に係るエレベータの乗りかごは、縁部側板を開くときに、かご室の角部側へ寄せて反角部側に隣接して並設された隣接側板との隙間を拡幅するようにしたので、隣接側板との相互干渉を回避させることができる、という効果を奏する。
【００３６】
更に、この発明に係るエレベータの乗りかごは、縁部側板とこの縁部側板に隣接して並設された隣接側板の両近接端部を枢着し、隣接側板の他端部にピンを突設し、このピンを案内する案内溝をかご天井部材及びかご床に穿設し、縁部側板の揺動に追随して移動させて縁部側板と隣接側板を折り畳むことによりかご室の側面を開閉するようにしたものである。
このため、連続した広い開口を得ることができ、保守点検作業がし易い、という効果を奏する。
【００３７】
更にまた、この発明に係るエレベータの乗りかごは、側板を開放する場合は、固定手段による固定を解かれた側板を後退させた後、他の側板の背部まで水平移動させてかご室の側面を開放し、開放された側面を閉じる場合は、他の側板の背部に位置する側板を開口部位まで水平移動させた後、側板をかご室の内側へ前進させて開口を閉じ、固定手段によって側板を固定するようにしたものである。
このため、保守点検作業がし易いと共に、作業中における化粧面の損傷防止に有効である、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態１を示すエレベータの乗りかごの横断面図。
【図２】この発明の実施の形態１を示すエレベータの乗りかごの奥行側の背面の斜視図。
【図３】この発明の実施の形態１を示すエレベータの乗りかごの縁部側板３４１の取付部位を示す部分断面図。
【図４】図３のＩＶ−ＩＶ線断面を矢視した断面図。
【図５】図１のＶ−Ｖ線相当部位の断面を矢視した断面図。
【図６】この発明の実施の形態２を示すエレベータの乗りかごの横断面。
【図７】この発明の実施の形態３を示すエレベータの乗りかごの横断面。
【図８】この発明の実施の形態４を示すエレベータの乗りかごの横断面。
【図９】この発明の実施の形態５を示すエレベータの乗りかごの奥行側の背面の斜視図。
【図１０】この発明の実施の形態５を示すエレベータの乗りかごの横断面。
【図１１】この発明の実施の形態５を示すエレベータの乗りかごの側部を開閉する過程を示す説明用図。
【図１２】従来のエレベータの乗りかごの断面図。
【符号の説明】
１昇降路、２最下階乗場、３ピット床、４かごレール、５錘レール、１５錘緩衝器、１６台座、２１巻上機、２２機械台、２４主索、２８制御盤、２９綱車、３１乗りかご、３２かご室、３３かご床、３４側板、３４ａ固定金具、３５柱、３５ａ固定金具、３６幅木、３６ａ固定金具、３８固定手段、３８ａレバー、３８ｂアーム、３８ｃ固定ロッド、３８ｄガイド、３８ｅ固定穴、３９支軸、３９ａ受座、４０取付具、４０ａ長穴、４１側板、４２側板、４３かご天井、４４横梁、４７丁番、４８ピン、４９案内溝、５０横梁、５１吊り支軸、５１ａ受座、５１ｂ吊りフック、５２取付具、４３かご天井、５５ｕ上部誘導溝、５５ｄ下部誘導溝、５６ｕ上部案内溝、５６ｄ下部案内溝、３４１縁部側板、３４２隣接側板、３４３縁部側板。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an elevator car that allows inspection of equipment attached to a hoistway from a car room by opening and closing a side plate that forms a side surface of the elevator car room.
[0002]
[Prior art]
In order to reduce the installation space of elevators, hoisting machines and control panels have been installed in the pits, taking into account the convenience of maintenance and inspection.
FIG. 12 is a sectional view showing a conventional elevator car together with a hoistway. In the hoistway 1, an elevator hoisting machine 21, a control panel 28, etc. are installed. In order to avoid damage especially when the pit is submerged, the elevator hoisting machine 21 is installed above the lowest floor landing 2. It is illustrated.
That is, the hoisting machine 21 is installed on a machine base 22 erected on a pedestal 16 horizontally provided on the pit floor 3. The control panel 28 is attached to the wall of the hoistway 1. In addition, the hoisting machine 21 and the control panel 28 are both installed higher than the floor surface of the lowest floor hall 2. A horizontal beam 23 is straddled on the top of the hoistway 1, and a main rope 24 raised from the hoisting machine 21 by a pulley 25 and a pulley 26 attached to the horizontal beam 23 is guided to the car 11, and a pulley 27 Thus, the main rope 24 from the hoisting machine 21 is guided to the counterweight 14. The car 11 is guided by the car rail 4 to move up and down, and the counterweight 14 is guided by the weight rail 5 and driven by the hoisting machine 21 to move up and down.
In order to perform maintenance and inspection of the elevator, it is conceivable that the elevator 11 is operated from above the car 11. However, the mounting positions of the hoisting machine 21 and the control panel 28 correspond to the side portions of the car 11, and the car 11 is lowered. Thus, the inspection work cannot be performed even if it is lowered to the position indicated by reference numeral 11 '.
For this reason, the maintenance person 8 works by standing the work table 9 at a position avoiding the car shock absorber 12 and its pedestal 13 and further the weight shock absorber 15 and its pedestal 16.
[0003]
As for a conventional elevator car in which the side of the car room is opened for maintenance and inspection, the side wall of the car can be opened as a movable mechanism, and the side wall can be used as a scaffold for maintenance work. Thus, there is one in which a wide space above the car floor is set as a work target area (see, for example, Patent Document 1).
In addition, there is an inspection opening provided in the car, which is closed during normal operation, and the opening is opened during maintenance inspection to check the brake device or the like (for example, see Patent Document 2). .
[0004]
[Patent Document 1]
Kaihei 5-97357 (paragraph numbers 8-9, FIGS. 1-2)
[Patent Document 2]
Kaihei 6-286960 (paragraph number 36, FIG. 9)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Since the conventional elevator car is configured as described above, for example, in the elevator car shown in FIG. 12, the maintenance person 8 has the car shock absorber 12 and its pedestal 13 as well as the weight shock absorber 15 and its weight. The work table 9 must be installed at a position avoiding the pedestal 16 to perform the work. For this reason, the installation location of the work table 9 is limited. In addition, since the maintenance staff 8 is restrained on the work table 9, there is a problem that it is difficult to work.
Further, the inner surface of the side plate constituting the elevator cab car room has a decorative finish. For this reason, when opening and closing the side plate of the cab, it is necessary to prevent the inner surface of the side plate from being damaged in order to maintain the beauty.
By the way, although the point which made it open and close a side plate in the said patent documents 1 and 2 is disclosed, it does not describe at all about beauty maintenance.
For this reason, when the side plate is opened and closed according to Patent Documents 1 and 2, there is a problem that the decorative finish surface may be damaged.
[0006]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides an elevator car that is easy to perform maintenance work, and damages the decorative inner surface of the side plate that forms the side surface of the car room. It is an object of the present invention to provide an elevator car that can be opened / closed and inspected from the passenger compartment of a car installed in a hoistway.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The elevator car according to the present invention includes a support shaft that supports an edge side plate standing upright at a corner of a car room so that the edge side plate can swing freely on the back side, and a fixing means that prevents the edge side plate from swinging. In the state where the fixing by the fixing means is released, the edge side plate can be opened and closed by swinging it toward the inside of the car to enable inspection of the equipment attached to the hoistway from the inside of the car. When opened, the length of the perpendicular dropped from the axis to the inner side of the edge side plate is shorter than the length of the perpendicular dropped from the axis to the extension of the inner side of the adjacent orthogonal side plate. The edge side plate and the orthogonal side plate do not interfere with each other in the vicinity of the portion.
[0008]
Further, the elevator car according to the present invention, when opening the edge side plate, widens the gap with the adjacent side plate arranged side by side toward the corner side of the cab and adjacent to the opposite corner side. Mutual interference is avoided.
[0009]
Furthermore, the elevator car according to the present invention has an edge side plate and an adjacent side plate arranged adjacent to each other adjacent to the edge side plate so as to pivot, and a pin projects from the other end of the adjacent side plate. A guide groove for guiding this pin is drilled in the car ceiling member and the car floor, and the side surface of the car room is folded by folding the edge side plate and the adjacent side plate by following the swing of the edge side plate. It is designed to open and close.
[0010]
Furthermore, in the elevator car according to the present invention, when the side plate is opened, after the side plate released by the fixing means is retracted, it is horizontally moved to the back of the other side plate and the side surface of the car room is When opening and closing the opened side, move the side plate located behind the other side plate horizontally to the opening, then advance the side plate to the inside of the cab and close the opening. It is intended to be fixed.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
1 to 5 show a first embodiment of the present invention.
FIG. 1 is a cross-sectional view of an elevator car 31, crossing the hoistway 1 at a portion corresponding to the line II in FIG. 12 while being lowered to the lowest floor landing 2.
That is, as in FIG. 12, a pedestal 16 is horizontally provided on the pit floor 3 on the depth side, and a weight buffer 15 and a weight rail 5 are erected on the pedestal 16. Furthermore, a machine base 22 is also erected on the extended portion of the base 16 and a hoisting machine 21 is installed. The control panel 28 is attached to the wall of the hoistway 1 next to the hoisting machine 21. In addition, the hoisting machine 21 and the control panel 28 are both installed higher than the floor surface of the lowest floor hall 2 and can be prevented from being damaged when the pit is flooded. A main rope 24 is wound around a sheave 29 of the hoisting machine 21 and is started up, and is guided to a pulley attached to the top of the hoistway 1 and a car 31 and a counterweight as in FIG. (Not shown) are suspended and moved up and down along the car rail 4 and the weight rail 5, respectively.
[0012]
The car 31 is partitioned by side plates 34, 41 and 42 erected on the car floor 33, thereby forming a car room 32.
The side plate 34 forms a side surface on the depth side of the car room 32, and the left and right ends of each of the three divided plate members are bent in a U-shape toward the outside. An edge side plate 341 erected in the vicinity of the column 35 erected on the left side corner of the depth side, and an adjacent side plate 342 arranged side by side adjacent to the opposite side of the edge side plate 341 , And an edge side plate 343 arranged in parallel between the adjacent side plate 342 and a column 35 standing upright at the corner on the right side of the depth side. Hereinafter, when collectively referred to, it is also referred to as a side plate 341, 342, 343 or a side plate 34.
[0013]
The side plate 41 constitutes the left side surface of the cab 32 and is an orthogonal side plate that is erected in a direction orthogonal to the side plate 34, and is divided into three like the side plate 34.
The side plate 42 constitutes the right side surface of the cab 32 and is an orthogonal side plate that is erected in a direction orthogonal to the side plate 34, and is erected so as to face the side plate 41.
Note that the lower ends of the side plates 34, 41 and 42 float from the car floor 33, and a skirting board 36 is provided horizontally at a position retracted from the inner side surface to close the gap.
The edge side plate 341 is swingably supported on the rear surface on the corner side by a support shaft 39 erected on the car floor 33. Usually, the fixing means 38 fixes the side face in a closed state, and when the fixing is released, the side wall is opened as shown by reference numeral 341 'in FIG.
[0014]
FIG. 2 is a perspective view of the rear surface of the car 31 on the depth side, and the same reference numerals as those in FIG.
The left and right columns 35 are fixed to the car floor 33 by a fixing bracket 35a, and a horizontal beam 44 is laid between the two columns, and is coupled to the column 35 by the fixing bracket 35a. Both the adjacent side plate 342 and the edge side plate 343 are fixed to the car floor 33 and the cross beam 44 by a fixing bracket 34a. The car ceiling 43 is also fixed to the cross beam 44. As shown in FIG. 3, the side plate 41 is fixed to the car floor 33 by a fixing bracket 34a. The side plate 42 is the same. The skirting board 36 is fixed to the car floor 33 by a fixing bracket 36a.
[0015]
The lower end of the support shaft 39 is locked to the car floor 33, the upper end is locked to the cross beam 44, and a receiving seat 39a is fixed to the upper and lower portions. The edge side plate 341 has the fixtures 40 fixed to the upper and lower portions of the back surface on the corner side. A support shaft 39 passes through the fixture 40 and abuts against the seat 39a from above, and an edge side plate 341 is supported by the support shaft 39 so as to be swingable. For this reason, the side surface on the depth side of the cab 32 can be opened and closed. Further, a fixing means 38 is attached to the back surface of the edge side plate 341 on the opposite corner portion side so as to prevent the swinging and keep the closed state. The fixing means 38 is operated by a key from the inside of the cab 32, and the lever 38a rotates to drive the fixing rod 38c through the arm 38b. The fixed rod 38c moves up and down while being guided by the guide 38d, and at the position where the edge side plate 341 is closed, the end portion is inserted into the fixing hole 38e formed in the car floor 33 and the cross beam 44, and the edge side plate 341 is inserted. Is supposed to be fixed.
[0016]
FIG. 3 is a partial cross-sectional view showing details of the attachment site of the edge side plate 341. In the figure, the same reference numerals as those in FIGS. 1 and 2 denote the same parts.
The length δ1 of the perpendicular line dropped from the axis of the support shaft 39 onto the inner side surface of the edge side plate 341 is shorter than the length δ2 of the perpendicular line dropped from the axis to the extended surface of the inner side surface of the orthogonal side plate 41. That is, when the support shaft 39 is moved away from the orthogonal side plate 41 and the edge side plate 341 is opened, interference with the orthogonal side plate 41 at the corner is avoided.
Further, the upper and lower fixtures 40 are provided with a long hole 40a with the longitudinal direction extending in a direction parallel to the inner side surface of the edge side plate 341, and a support shaft 39 is loosely inserted into the long hole 40a. 341 is supported in a relatively movable state. For this reason, when the edge side plate 341 is opened, the rear edge side plate 341 that is once moved toward the corner side of the cab 32 and widened the gap with the adjacent side plate 342 arranged adjacent to the opposite corner side is used. The configuration is such that mutual interference between the adjacent end portions of both is avoided.
[0017]
4 is a cross-sectional view taken along the line IV-IV in FIG. The edge side plate 341 avoids interference with the orthogonal side plate 41 and the adjacent side plate 342, and has a gap between the base plate 36 and the ceiling member such as the cross beam 44 and the car ceiling 43. When the part side plate 341 is opened, it does not interfere with the skirting board 36 and the ceiling member.
[0018]
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line VV in FIG. 1, and in FIG. 5, the same reference numerals as those in FIGS. 1 to 4 denote the same parts.
After the car 31 is further lowered from the lowest floor hall 2 and stopped at a position where the maintenance staff 8 can easily work, the fixing by the fixing means 38 is released and the edge side plate 341 is opened. The hoisting machine 21 and the control panel 23 attached to the hoistway 1 are attached to the opened part, and the inspection work from the inside of the cab 32 is performed through the opening.
[0019]
According to the first embodiment, since the edge side plate 341 is opened, maintenance and inspection work can be performed from the inside of the car room 32, compared with the conventional example in which the work table 9 is installed in the pit. Work became easier.
In particular, in an elevator, in order to effectively use the space of the hoistway 1, the area of the car floor 33 is set to the maximum possible range. For this reason, it is usual that the space | gap between the apparatus attached in the hoistway 1 and the front-end | tip of the car floor 33 becomes narrow. With respect to the conditions specific to this elevator, according to the first embodiment, since the edge side plate 341 is swung to the inside of the car room 32 and opened and closed, it is installed in the hoistway 1 when opening and closing. There is no interference with equipment. Therefore, the decoratively finished inner surface of the edge side plate 341 is not damaged.
Further, the length δ1 of the perpendicular line dropped from the axis of the support shaft 39 to the inner side surface of the edge side plate 341 is longer than the length δ2 of the perpendicular line dropped from the axis to the extended surface of the inner side surface of the orthogonal side plate 41. Since it is shortened, the edge side plate 341 can be opened approximately 90 degrees without interfering with the orthogonal side plate 41. For this reason, the decorative finish surfaces of the side plates 34 and 41 are not damaged, and a large opening can be obtained, so that maintenance and inspection work can be easily performed.
[0020]
Further, the attachment 40 is provided with a long hole 40a, and the support shaft 39 is loosely inserted into the long hole 40a so as to support the edge side plate 341 in a relatively movable state. The gap between the side plate 342 and the adjacent side plate 342 can be widened by temporarily moving the car chamber 32 toward the corner. For this reason, when the edge side plate 341 is opened, it is possible to avoid mutual interference between the adjacent end portions with the adjacent side plate 342 by widening the gap, thereby avoiding damage to the decorative finish surface.
Furthermore, since the support shaft 39 and the fixing means 38 are locked to the car floor 33 outside the skirting board 36, it is out of view from the inside of the car room 32. For this reason, the support shaft 39 and the fixing means 38 are not visually recognized by the passenger.
[0021]
Embodiment 2. FIG.
In the first embodiment, only the edge side plate 341 is opened. However, in the second embodiment, the side surface on the depth side can be fully opened.
FIG. 6 shows the second embodiment, and shows a cross section of the car 31 in which the entire side plate 34 constituting the side surface on the depth side is opened.
The edge side plate 341, the adjacent side plate 342, and the edge side plate 343 that constitute the side plate 34 are all swingably attached by the support shaft 39 and the fixture 40 shown in FIGS. A fixing means 38 for preventing movement is provided.
According to the second embodiment, since the edge side plate 341, the adjacent side plate 342, and the edge side plate 343 can be selectively opened, maintenance and inspection work can be performed by opening only the side surfaces of necessary portions. .
Further, since the side surface on the depth side can be fully opened, a wide opening can be obtained, and the hoisting machine 21 and the control panel 28 installed in a distributed manner can be collectively inspected.
[0022]
Embodiment 3 FIG.
In the third embodiment, the left and right side surfaces and the depth side three surfaces can be fully opened.
FIG. 7 shows the third embodiment, and shows a cross section of the car 31 with the side plates 34, 41 and 42 fully opened.
The edge side plate 341, the adjacent side plate 342, and the edge side plate 343 constituting the side plate 34 are all swingably attached by a support shaft 39 and a fixture 40, and are provided with a fixing means 38.
The side plate 41 and the side plate 42 are also divided into three like the side plate 34, are swingably attached by a support shaft 39 and a fixture 40, respectively, and include a fixing means 38.
[0023]
According to the third embodiment, any one of the side plates 34, 41 and 42 divided into three can be selected and opened.
Further, any one of the side plates 34, 41, and 42 can be selected to open the entire one side face at a time.
Furthermore, the side plate which comprises any two side surfaces can be selected and opened collectively.
Furthermore, all of the side plates 34, 41 and 42 can be opened together.
As described above, since the side surface can be selectively released, it can be opened only at a necessary portion.
In addition, since the left and right side surfaces and the three surfaces on the depth side can be fully opened, not only the hoisting machine 21 and the control panel 28, but also maintenance and inspection of various devices distributed in the hoistway 1 are carried out. It can also be performed from within 32.
[0024]
Embodiment 4 FIG.
In the fourth embodiment, the side surface on the depth side can be fully opened, and in particular, the edge side plate 341 and the adjacent side plate 342 are folded.
FIG. 8 shows a fourth embodiment, and shows a cross section of a car 31 in which the entire side plate 34 constituting the depth side surface is opened.
The edge side plates 341 and 343 are swingably attached by a support shaft 39 and a fixture 40, and are also provided with a fixing means 38 for preventing the swing. The edge of the adjacent side plate 342 on the edge side plate 341 side is pivotally attached to the end of the edge side plate 341 by a hinge 47. The other side of the adjacent side plate 342 is positioned on a vertical line passing through the part forming the apex of the isosceles triangle on the horizontal projection plane together with the axis of the hinge 47 and the axis of the support shaft 39 that supports the edge side plate 341. A pin 48 protruding from the upper end and the lower end of the adjacent side plate 342 is provided. A guide groove 49 into which the pin 48 is loosely inserted is formed in the car floor 33 and the car ceiling member, that is, the cross beam 44 in FIG. 2 in a direction parallel to the side surface on the depth side of the car room 32.
[0025]
In the above configuration, in the closed state, the edge side plates 341 and 343 and the adjacent side plate 342 are arranged side by side on the same plane and fixed by the fixing means 38. The adjacent side plate 342 is fixed by fixing the edge side plate 341.
When opening the edge side plate 341, after the fixing by the fixing means 38 is released, the edge side plate 341 is opened by swinging inward. The adjacent side plate 342 is drawn by following the edge side plate 341, and the other end portion moves along the guide groove 49 and is folded. This opens the side of the cab 32.
In order to close the opened edge side plate 341 and the adjacent side plate 342, the edge side plate 341 is reversed, and both are extended and arranged side by side on the same plane.
[0026]
According to the fourth embodiment, when the side surface of the cab 32 is opened, the adjacent side plate 342 is drawn and folded following the edge side plate 341, so that a continuous wide opening can be obtained, and maintenance and inspection work is performed. Easy to do.
Further, since the adjacent side plate 342 is attracted to the edge side plate 341 and moves to the side surface in the frontage direction, the decorative finish surface is hardly damaged during the maintenance and inspection work.
Further, also in the fourth embodiment, the side plate 34 swings and opens and closes toward the inside of the cab 32, so that it does not interfere with equipment installed in the hoistway 1 during opening and closing. For this reason, the decoratively finished inner surface of the side plate 34 is not damaged.
[0027]
Embodiment 5 FIG.
In the fifth embodiment, the side plate 34 constituting the side surface of the car room 32 is constituted by a plurality of side plates 341, 342, 343, and one of the side plates 34 is laterally pulled to open the side surface of the car room 32. It is what you do. 9 to 11 show the fifth embodiment, and the same reference numerals as those in FIGS. 1 to 5 denote the same parts.
FIG. 9 is a perspective view showing the back side of the depth side of the car 31. A pair of fixing means 38 are attached to both sides of the back surfaces of the side plates 341, 342, 343, respectively. Further, on both sides of the back surfaces of the side plates 341, 342, and 343, suspension support shafts 51 each having a lower protrusion projecting downward from the lower end and an upper protrusion projecting upward from the upper end are provided to face each other. The suspension support shaft 51 has a seat 51a fixed to the upper and lower portions. In addition, fixtures 52 are fixed to both sides of the back surfaces of the side plates 341, 342, and 343. The attachment support 52 penetrates the suspension support shaft 51 and comes into contact with the receiving seat 51 a from above, so that the side plates 341, 342 and 343 are supported by the suspension support shaft 51.
[0028]
A lip groove-shaped horizontal beam 44 with the opening 50a facing downward is straddled between the columns 35 erected on the left and right corners on the depth side. The opening 50a is located outside the side surface of the cab 32 and constitutes an upper guide groove 56u. Further, upper guide grooves 55u are formed in the lip portion of the cross beam 44 so as to correspond to the respective upper protrusions and toward the outside of the cab 32. The upper guide groove 55u communicates with the upper guide groove 56u. When the side plates 341, 342, and 343 are closed, the upper protrusion of the suspension support shaft 51 is loosely inserted into the upper guide groove 55 u, and the suspension hook 51 b fixed to the top of the upper protrusion is lipted in the groove of the horizontal beam 44. Is engaged with the part. Accordingly, the side plates 341, 342, and 343 are suspended from the horizontal beam 44 via the suspension support shaft 51.
Further, a lower guide groove 56 d is formed in the outdoor car floor 33 on the depth side of the car room 32 in a direction parallel to the side surface of the car room 32. In the lower guide groove 56d, a lower guide groove 55d is bored toward the outside of the cab 32 so as to correspond to each lower protrusion. The lower guide groove 55d communicates with the lower guide groove 56d. In a state where the side plates 341, 342, 343 are closed, the lower protrusion of the suspension support shaft 51 is loosely inserted into the lower guide groove 55d.
[0029]
FIG. 10 is a cross-sectional view of the hoistway 1 with the edge side plate 343 open. That is, the edge side plate 343 is positioned on the back of the adjacent side plate 342 after being fixed by the fixing means 38. For this reason, the space | interval between the adjacent side board 342 and the right corner | angular part is open | released, and the maintenance check of the winding machine 21 can be performed from the inside of the cab 32 through this opening. Further, in order to check the control panel 28, the edge side plate 341 is opened.
[0030]
FIG. 11 is an explanatory diagram showing a process of opening and closing the edge side plate 343.
In the closed state, as shown in FIG. 11A, the side plates 341, 342, 343 are arranged side by side on the same plane and fixed by the fixing means 38.
1. When opening the closed edge side plate 343
The fixing means 38 of the edge side plate 343 in the closed state shown in FIG. As shown in FIG. 11B, the edge side plate 343 that has been unfastened is pushed and retracted along the lower guide groove 55d and the upper guide groove 55u to the lower guide groove 56d and the upper guide groove 56u. As shown in FIG. 11C, the edge side plate 343 moved backward is moved horizontally along the lower guide groove 56d and the upper guide groove 56u to the back of the adjacent side plate 342 to open the side surface of the cab 32.
[0031]
2. When closing the opened edge side plate 343
The edge side plate 343 in the opened state shown in FIG. 11 (c) is horizontally moved to the opening portion along the lower guide groove 56d and the upper guide groove 56u, and the opening is closed as shown in FIG. 11 (b). To do. The edge side plate 343 that has moved horizontally to the opening part is pulled in, and as shown in FIG. 11A, it is advanced to the inside of the cab 32 and placed side by side on the same plane as the other side plates 341 and 342, and then fixed. Secured by means 38.
The above is a case where the edge side plate 343 is opened and closed, but the edge side plate 341 and the adjacent side plate 342 can be opened and closed in the same manner.
[0032]
According to the fifth embodiment, when the side surface of the cab 32 is opened, the side plates 341, 342, and 343 that have blocked the opening portions move to the back portions of the other side plates 341, 342, and 343, so that maintenance is performed. There is no obstacle to the inspection work. This facilitates maintenance and inspection work and is effective in preventing damage to the decorative surface during the work.
In addition, the suspension support shaft 51 moves along the lower guide groove 55d and the lower guide groove 56d, and the side plates 341, 342, and 343 are located inside the cab 32 relative to the suspension support shaft 51. Therefore, the side plates 341, 342, Even if 343 is pushed out of the car room 32 and moved to the back of the other side plates 341, 342, 343, they are on the car floor 33 and interfere with equipment installed in the hoistway 1. There is no.
Further, the side plates 341, 342, and 343 can be selectively opened, so that the side plates can be opened only at necessary portions in accordance with maintenance work.
Furthermore, since the adjacent end portions of the side plates 341, 342, and 343 do not interfere with each other when opening and closing, the gap between the end portions can be minimized.
[0033]
In the above description, the side plate 34 is divided into three, but the width of the opening can be changed depending on the number of divisions.
In the above description, the lower guide groove 56d and the upper guide groove 56u are arranged in a single row, but the width of the opening can be increased by using a plurality of rows.
Furthermore, although the above is the case of the side plate 34, the side plates 41 and 42 can be similarly opened and closed by adopting the configuration shown in FIG.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, the elevator car according to the present invention prevents the edge side plate from swinging with the support shaft that supports the edge side plate standing upright at the corner of the car room so as to be swingable on the back side. In the state where the fixing by the fixing means is released, the edge side plate is swung to the inside of the car room to open and close, and lowered from the shaft center of the support shaft onto the inner side surface of the edge side plate. Make the length of the perpendicular shorter than the length of the perpendicular dropped from the axis to the extension of the inner side of the adjacent orthogonal side plate, and the edge side plate and the orthogonal side plate do not interfere near the corner when opened. It is what I did.
For this reason, it is possible to perform maintenance and inspection of equipment attached to the hoistway from the inside of the car, and it is possible to open and close without damaging the decorative finish surface of the side plate as well as the effect that maintenance work is easy. Also play together.
[0035]
Further, the elevator car according to the present invention, when opening the edge side plate, widens the gap with the adjacent side plate arranged side by side toward the corner side of the cab and adjacent to the opposite corner side. As a result, it is possible to avoid mutual interference with adjacent side plates.
[0036]
Furthermore, the elevator car according to the present invention has an edge side plate and an adjacent side plate arranged adjacent to each other adjacent to the edge side plate so as to pivot, and a pin projects from the other end of the adjacent side plate. A guide groove for guiding this pin is drilled in the car ceiling member and the car floor, and the side surface of the car room is folded by folding the edge side plate and the adjacent side plate by following the swing of the edge side plate. It is designed to open and close.
For this reason, the continuous wide opening can be obtained, and there is an effect that maintenance and inspection work is easy.
[0037]
Furthermore, in the elevator car according to the present invention, when the side plate is opened, after the side plate released by the fixing means is retracted, it is horizontally moved to the back of the other side plate and the side surface of the car room is When opening and closing the opened side, move the side plate located behind the other side plate horizontally to the opening, then advance the side plate to the inside of the cab and close the opening. It is intended to be fixed.
For this reason, it is easy to perform maintenance and inspection work and is effective in preventing damage to the decorative surface during the work.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an elevator car showing Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the back side on the depth side of the elevator car showing Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 3 is a partial cross-sectional view showing an attachment site of an edge side plate 341 of the elevator car showing Embodiment 1 of the present invention.
4 is a cross-sectional view taken along the line IV-IV in FIG.
5 is a cross-sectional view taken along the line VV in FIG.
FIG. 6 is a cross-sectional view of an elevator car showing Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view of an elevator car showing Embodiment 3 of the present invention.
FIG. 8 is a cross section of an elevator car showing Embodiment 4 of the present invention.
FIG. 9 is a perspective view of the back side on the depth side of an elevator car showing Embodiment 5 of the present invention.
FIG. 10 is a cross section of an elevator car showing Embodiment 5 of the present invention.
FIG. 11 is an explanatory view showing a process of opening and closing a side portion of an elevator car according to Embodiment 5 of the present invention.
FIG. 12 is a sectional view of a conventional elevator car.
[Explanation of symbols]
1 hoistway, 2 lowest floor landing, 3 pit floor, 4 car rail, 5 weight rail, 15 weight shock absorber, 16 pedestal, 21 hoisting machine, 22 machine base, 24 main rope, 28 control panel, 29 sheave 31 Car, 32 Car room, 33 Car floor, 34 Side plate, 34a Fixing bracket, 35 Pillar, 35a Fixing bracket, 36 Skirting board, 36a Fixing bracket, 38 Fixing means, 38a Lever, 38b Arm, 38c Fixing rod, 38d Guide, 38e fixing hole, 39 support shaft, 39a seat, 40 fitting, 40a long hole, 41 side plate, 42 side plate, 43 car ceiling, 44 cross beam, 47 hinge, 48 pin, 49 guide groove, 50 side beam, 51 Suspension support shaft, 51a seat, 51b Suspension hook, 52 Attachment, 43 Car ceiling, 55u Upper guide groove, 55d Lower guide groove, 56u Upper guide groove, 56 d Lower guide groove, 341 Edge side plate, 342 Adjacent side plate, 343 Edge side plate.

Claims

In an elevator car that allows inspection of equipment attached to a hoistway from the car room by opening and closing the side plate that constitutes the side surface of the car room, an edge side plate that stands upright at the corner of the car room and An orthogonal side plate erected on the corner in a direction orthogonal to the edge side plate, and a support that is erected on a car floor and supports the edge side plate on the rear side of the corner side so as to be swingable. A shaft and a fixing means for preventing the edge side plate from swinging, and swinging the edge side plate toward the inside of the car room so that the side surface of the car room can be opened and closed, and the shaft of the support shaft The length of the perpendicular dropped from the center to the inner side surface of the edge side plate is shorter than the length of the perpendicular dropped from the axial center to the extended surface of the inner side surface of the orthogonal side plate, An elevator ride characterized by avoiding interference with the above-mentioned orthogonal side plate at the corner .

The edge side plate is assumed to have a fixture with a long hole drilled on the back surface, and the edge side plate in a state in which the support shaft is loosely inserted into the long hole of the fixture and is relatively movable. When the edge side plate is opened, the gap between the side plate adjacent to the opposite corner side and widened toward the corner side of the cab is widened to avoid mutual interference. The elevator car according to claim 1, characterized in that:

In an elevator car in which a plurality of side plates constituting the side surface of the cab are adjacently arranged, and the side plates are opened to allow inspection of equipment attached to the hoistway from the cab interior. An edge side plate standing on the corner, a support shaft standing on the car floor and swingably supporting the edge side plate on the back side of the corner side, and preventing the edge side plate from swinging Fixing means, an adjacent side plate arranged adjacent to the edge side plate and pivotally attached to both adjacent end portions, and the other end portion of the adjacent side plate, the axis of the pivot portion and the above Along with the axis of the support shaft, the pin is projected directly above the part forming the vertex of the isosceles triangle on the horizontal projection plane, and drilled in the car ceiling member and the car floor in the direction parallel to the side of the car room And a guide groove for guiding the pin, and following the swing of the edge side plate, the adjacent side plate Serial other end of the car of the elevator so as to open and close the side face of the cab by folding are moved along the guide groove.

In an elevator car in which a plurality of side plates constituting a side surface of a car room are arranged adjacent to each other, and the side plates are opened to enable inspection of equipment attached to the hoistway from the car room. The side plate is provided with a lower projection projecting downward from the lower end, an upper projection projecting upward from the upper end, and a fixing means for fixing the side plate, and the lower projection and the upper projection are respectively loosely inserted into the car. A lower guide groove and an upper guide groove that communicate with the outside of the room are formed in the car floor and the car ceiling member so that the side plate can be moved forward and backward in a state where the fixing by the fixing means is released. A lower guide groove and an upper guide groove communicating with the upper guide groove outside the car room are respectively drilled in the car floor and the car ceiling member in a direction parallel to the side surface of the car room. Fixed is retracted is released above the side plates, car elevator which is adapted by horizontally moving through the lower guide groove and the upper guide groove to open and close the side face of the cab.