JP2005020974A - モーター及びそれを用いた送風機 - Google Patents

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Satoshi Ukai
聡 鵜飼
Hirotaka Kawasaki
啓宇 川▲崎▼
Hideya Yamaguchi
秀哉 山口
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Abstract

【課題】従来のプラスチックマグネットのロータを有するモーターは、軸にローレット加工してプラスチックマグネットを一体成形して構成しているが、軸とプラスチックマグネットは温度による膨張率が異なり、ローターの温度変化によりローレット加工の凹凸部の角に応力集中が起きプラスチックマグネットに割れが入り軸の固定が緩む課題があった。
【解決手段】軸6にプラスチックマグネット7を一体成形した構造のロータ2を有するモーターにおいて、プラスチックマグネット7が一体成形されて固着される軸6に軸方向に長い凹部又は凸部を設けたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はプラスチックマグネットを軸に一体成形してローターを構成したモーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の軸にプラスチックマグネットを一体成形したモーターは軸にローレット加工して綾目状の凹凸を設け一体成形されていた。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開2002−101583号公報(第3ページ、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプラスチックマグネットのロータを有するモーターは、軸にローレット加工して凹凸を設けプラスチックマグネットを一体成形して構成しているが、軸とプラスチックマグネットは温度による膨張率が異なり、ローターの温度変化によりローレット加工の凹凸部の角に応力集中が起きプラスチックマグネットに割れが入り軸の固定が緩む課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
軸にプラスチックマグネットを一体成形した構造のロータを有するモーターにおいて、プラスチックマグネットが一体成形されて固着される軸に軸方向に長い凹部又は凸部を設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
第1図〜第3図はこの発明の実施の形態を示したもので、図面に基づいて説明する。
モーター1は回転動力を発生させるローター2と、このローター2を回転するためのステーター3と、ローター2を支持する軸受けを有するブラケット4,5で構成されている。
【0007】
ローター2は軸6と軸6に一体成形されたプラスチックマグネット7から構成されている。軸6のプラスチックマグネット7が固定される部分には軸方向に長い複数の並行な凹凸8が全周に渡って設られている。凹凸8はプラスチックマグネット7が成形された時、凸部はプラスチックマグネット7の中に入り込み、凹部の中にはプラスチックマグネット7の一部が入り込み回転力により空回りしたり抜けることを防ぐものである。
【0008】
凹凸8は軸方向に長い形状になっているので、プラスチックマグネットが凹部の溝の中に入りやすく凹部を確実に埋めることができ、高い密着強度が得られる。
また、凹凸8の断面形状は凸部8aの先は軸6の外径6aより大きく突出しており、凹部8bの底は軸の外径より小さくなっている。凸部の角8cはR状の丸みとなっており、また、長手方向の端部8dの角もR状の丸みとして、プラスチックマグネット7が成形される時凹部に入りやすく、また、成形後冷却収縮した時に応力集中を防いでいる。
なお、別の実施形状として、凹凸8の形状を軸の外径6aに凸部8a又は凹部8bの片方のみを形成し、その角にR状の丸みを設けることも同様な作用効果が得られる。
【0009】
また、軸6に固着されるプラスチックマグネット7のボス部9は凹凸8の部分を完全に覆い形成されている。特に、ボス部9の端面9aの位置は凹凸8の端部8dからの距離がボス部9の外径から内径を引いた径方向の厚み以上の長さを確保する位置に形成されている。
このように、ボス部9の端面9aの凹凸8からの位置をボス部の厚み以上にすることにより、凹凸8の端部に近いプラスチックマグネット7のボス部は材質的に強度の高い部分が形成され、応力集中による割れが入り難くなり、強度の高いボス部が得られる。また、これにより軸方向に作用する力に対しても高い強度が得られる。
【0010】
このように軸6に軸方向に長い形状の凹凸8を設け、その角に丸みを持たせることにより、プラスチップラスチックマグネット7のボス部クマグネットと軸の固着が強固になり、また、応力集中を防ぐことにより、モーターを運転し停止して温度変化を繰り返し与えても、応力集中によるプラスチックマグネットの割れを防止することができ長寿命の製品が提供できる。
【0011】
実施の形態2.
実施の形態1又は2のモータを換気扇、換気装置、空調装置、暖房装置等の送風機に用いれば、繰り返しヒートサイクルを受けても安定した長寿命の送風装置が得られる。
【0012】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、軸とプラスチックマグネットの固着が強固に安定しているので、モーターの長寿命化を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモーター断面図である。
【図2】本発明のローターの断面図である。
【図3】本発明の軸に設けられた複数の並行凹凸部の拡大図である。
【符号の説明】
2 ローター、 6 軸、 7 プラスティックマグネット、 8 凹凸。

Claims (4)

  1. 軸にプラスチックマグネットを一体成形した構造のロータを有するモーターにおいて、プラスチックマグネットが一体成形されて固着される軸部に軸方向に長い形状の凹部又は凸部を設けたことを特徴とするモーター。
  2. 前記軸に設けられた凹部又は凸部の角部をR又は丸み形状としたことを特徴とする請求項1に記載のモーター。
  3. 前記軸一体成形されるプラスチックマグネット7のボス部端面の位置は軸に形成された前記凹部又は凸部の端部からの距離がボス部の厚み以上の長さを確保する位置に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のモーター。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のモーターを用いたことを特徴とする送風機。
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