JP2005020871A - リニアモータ、及びこれを備える位置決め装置、並びに露光装置 - Google Patents

リニアモータ、及びこれを備える位置決め装置、並びに露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】水を冷媒とした冷却を可能とし、温度上昇を最小限に抑える技術の提供。
【解決手段】リニアモータのコイル3の全体若しくは一部をシリコーン樹脂1で覆い、コイル3の絶縁性を高めた。コイル3には、磁石によって形成される磁力線に直角なコイル面に干渉しない形状をもつボビン部材2を設け、ボビン部材2を介して構造体に固定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、半導体製造プロセスで用いられる露光装置等に搭載されるリニアモータに関し、特に、高発熱かつ温度上昇がほとんど許されない仕様のリニアモータにおけるコイルの冷却技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造プロセスで用いられる露光装置等に搭載されるリニアモータは、高出力にも関わらず精密な位置決めが要求され、温度上昇がほとんど許されないため、例えば、特許文献1に開示されたようにコイルに発生する熱量を直接冷媒で冷却する構成が採用されている。
【0003】
図4,5はリニアモータの構成例を示し、図3は図4,5に示すリニアモータを搭載する位置決め装置の斜視図である。
【0004】
図3に示す位置決め装置は、Yステージ20をY方向に駆動するYリニアモータ40がステージ定盤10上に固定されている。また、Yステージ20にはXステージ30をX方向に駆動するXリニアモータ50が搭載されている。Yステージ20は、Yリニアモータ40の可動子41に接続される両端部21と、後述するXリニアモータ50の固定子52が固定されてX方向に延びる中間部22とを備える。また、Xステージ30は、Xリニアモータ50の可動子51に接続される両端部31と、これら両端部31を連結する中間部32とを備え、Xステージ30は、Yステージ20上においてX方向に駆動される。
【0005】
また、Xステージ30は、その中間部32の基準面32aがYステージ20の中間部22の基準面22aに所定の間隙を持って対向して不図示の静圧軸受により軸支されると共に、両端部31の下側がステージ定盤10の基準面10aに所定の間隙を持って対向して不図示の静圧軸受により軸支される。
【0006】
Yリニアモータ40は、ステージ定盤10上に固定されてY方向に延びる固定子42と、この固定子42に対してY方向に移動可能な可動子41とを備える。
【0007】
固定子42は、固定部材42cを介してステージ定盤10上に固定されている。図4に示すように、固定子42は、コイル列42aの各コイルの両側のコイル面に冷媒を流動させる流路42dが形成された冷却ジャケット42bを有し、図5に示す冷却ジャケット42bのY方向の一端に配設された一対の給水管42eから流路42dに冷媒を供給し、冷却ジャケット42bのY方向の他端に配設された排水管42fから排出する。Yリニアモータ40のコイル列42aから発生した熱は、冷却ジャケット42b内を流動する冷媒に吸収されて外部の回収装置に運ばれる。
【0008】
可動子41は、固定子42のコイル列42aに所定の間隙を持って対向配置される永久磁石41aと、この永久磁石41aを保持する保持部材41bと、コイル列42aと永久磁石41aとの間隙を調整する調整部材41cとを有し、連結板23によりYステージ20の両端部21に接続されている。
【0009】
一方、Xリニアモータ50は、Yステージ20の中間部20上に固定されてX方向に延びる固定子52と、この固定子52に対してX方向に移動可能な可動子51とを備える。
【0010】
また、Yステージ30は、その両端部21の基準面21aがステージ定盤10の基準部11の基準面11aに所定の間隙を持って対向して不図示の静圧軸受により軸支されると共に、両端部21の下側がステージ定盤10の基準面10aに所定の間隙を持って対向して不図示の静圧軸受により軸支される。
【0011】
Xリニアモータ50の固定子52も、Yリニアモータ40の固定子42と同様に冷却ジャケット52bを有し、冷却ジャケット52bにはコイル列52aの各コイルの両側のコイル面に冷媒を流動させる流路が形成されている。
【0012】
可動子51は、固定子52のコイル列52aに所定の間隙を持って対向配置される永久磁石51aと、この永久磁石51aを保持する保持部材51bとを有し、保持部材51bがXステージ30の両端部31に接続されている。
【0013】
上記構成により、Yリニアモータ40やXリニアモータ50の発熱のために周囲の雰囲気が加熱されて、Yステージ20やXステージ30の位置を計測するためのレーザ干渉計に誤差が発生したり、Yリニアモータ40やXリニアモータ50の発熱のためにその周囲のステージ定盤10等の構造物が熱変形を起こして、各ステージの位置決め精度が低下する等のトラブルを効果的に回避している。
【0014】
また、Yリニアモータ40やXリニアモータ50の発熱のために各ステージ上のウエハ自体に熱歪が発生して位置決め精度が低下するのを防ぐことも可能となっている。
【0015】
【特許文献1】
特開平10−127035号公報
【特許文献2】
特開平11−184539号公報
【特許文献3】
特開2001−274762号公報。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通常コイルを形成する線材はピンホールと呼ばれる絶縁被覆の小さな孔が存在しており、例えば水道水などの液体中では線材の絶縁性はほとんどない。そのため、従来技術にて説明したような構成を実現するには、▲1▼絶縁性の高い冷媒を用いるか、▲2▼コイル自身に冷媒との絶縁性を持たせた構成にしなくては漏電やコイルの短絡等が生じてしまう。従来の露光装置では非常に電気絶縁性の非常に高い(1×1010Ω・cm以上)フッ素系不活性冷媒を用いたり、例えば、特許文献2に記載のように冷却ジャケットを二重にして不活性冷媒と水等とのハイブリッド冷却を行なうことによって上記の構成を実現してきた。
【0017】
しかしながら、例えば、特許文献3に記載されたように、露光装置で不活性冷媒を使用するにあたっては、不活性冷媒の冷媒単価が非常に高い、地球温暖化係数が高い、熱容量が水の半分であるというような課題が大きくなったことにより、冷媒を水もしくは純水へ代替することが検討されてきた。しかしその場合、通常の水(蒸留水も含む)は、電気比抵抗は5〜10kΩ・cm程度であり電気絶縁性はほとんどなく、また純水の場合1〜18MΩ・cm程度の電気絶縁性はあるものの、冷媒にちょっとした不純物混入により急激に電気比抵抗が小さくなるため、絶縁に対する安全対策の意図も含めて、コイル自身に冷媒との絶縁性を持たせることが望まれていた。
【0018】
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、水を冷媒とした冷却を可能とし、温度上昇を最小限に抑える技術の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るリニアモータは、固定子と、当該固定子に所定間隙を持って対向配置される可動子と、当該固定子又は可動子に設けられた導電性の発熱体を冷媒を用いて強制冷却する冷却手段とを有するリニアモータであって、前記発熱体の少なくとも一部を防水性の樹脂膜で被覆した。
【0020】
また、上記リニアモータにおいて、前記固定子は前記発熱体としてのコイルを備え、前記可動子は磁石をそれぞれ備え、当該コイルはボビン部材に保持され、当該ボビン部材を介して構造体に固定されている。
【0021】
また、上記リニアモータにおいて、前記ボビン部材は、前記磁石で形成される磁力線に直角な面に干渉しない形状である。
【0022】
また、上記リニアモータにおいて、前記冷媒は、水又は純水である。
【0023】
また、上記リニアモータにおいて、前記防水性の樹脂膜は、シリコーン樹脂である
また、本発明の態様としては、上記いずれかのリニアモータと、前記リニアモータにより駆動されるステージとを備える位置決め装置、この位置決め装置によって基板または原版あるいはその双方を位置決めする露光装置を含むものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係る第1の実施形態の防水コイルの構成例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。
【0026】
同図において、防水コイルは、線材を巻いて製作される通常のコイル3の内側に樹脂製のボビン部材2を接着・固定し、防水効果が保持できるようにその外側を防水膜としてのシリコーン樹脂1で全体若しくは一部を被覆して構成されている。図示のように防水コイルはシリコーン樹脂1とボビン部材2の容器に包まれているような構成になっている。但し、線材間に隙間がある場合は、シリコーン樹脂1を成型する際に入り込み、線材間もシリコーン樹脂で満たされる構成になる。この場合も、コイル3の見かけの熱伝導が上がり熱がコイル3から逃げやすくなるという利点がある。
【0027】
また、コイル3は、コイル3に電気的に接続されたコイル線引き出し部4及び引き出し線5によって通電可能とされ、不図示の駆動回路によって通電駆動される。
【0028】
本実施形態では、図3乃至図5に示すコイル列42a,52aの各コイルに代えて上述した防水コイルが搭載される。
【0029】
そして、上記防水コイルが搭載されたリニアモータを駆動する際には、ローレンツ力によりコイル3自身に推力に相当する大きな力がかかる。そのため、シリコーン樹脂1に力がかからないように、ボビン部材2を介してジャケット42bに固定して固定子42を構成している。そして、コイル3を冷却ジャケット42bに対して高精度に取り付けるためにも、ボビン部材2の内側面(ジャケットとの組付け面)はシリコーン樹脂1を被覆していない構成をとっている。
【0030】
このような、防水コイルの構造は、例えば、実開平5−11410号公報や特開2002−28950号公報に開示されているように一般的であるが、本発明に係る実施形態のコイルは以下の点で異なる。
【0031】
つまり、ローレンツ力を用いたリニアモータを構成する場合、磁石(もしくはバックヨーク)と実質的なコイル(絶縁部を除いた部分)面との隙間を小さくすることが効率向上に寄与するため、磁石(もしくはバックヨーク)と対向するコイル面に対してボビン部材2が干渉しないように、ボビン部材2は磁石で形成される磁力線に直角な面に干渉しない円筒形状に構成されている。また、従来のコイルは基本的に防滴を目的としており、水などの冷媒への耐性(膨潤、劣化)をあまり気にしなくて良いのでエポキシ樹脂など成型のしやすい樹脂を用いているのに対し、冷媒でコイル面を強制冷却する本発明の構成では被覆樹脂の化学的安定性が非常に重要となる。
【0032】
そこで、コイル3の絶縁被覆にシリコーン樹脂1を用いて冷媒(主に水)への耐性を高めた。一般に、コイル3は自身の形状を保つための融着剤の制限より一般に100℃以上の温度はかけづらい。そのため樹脂を被覆する際にフッ素樹脂などの硬化温度の高い熱硬化型樹脂などは用いることが難しい。それに対して、シリコーン樹脂はRTV(室温硬化型)タイプもあり、種類も豊富なため成型がしやすい樹脂である。また、安定的な化学構造なためエポキシ樹脂などに比べ非常に水など冷媒に対する吸収性も非常に少なく長期的な信頼性も高く、電気絶縁をはじめとする電気的特性も良い。さらに、コイル3が発熱した場合にはコイル自体が膨張してしまうが、シリコーン樹脂は硬化しても柔軟性をもつため、コイル3の膨張で樹脂被覆が壊れることなく膨張に対応できる。
【0033】
以上述べた防水化したコイル3を図4及び図5に示すリニアモータに搭載し、さらに図3に示す位置決め装置やそれを用いた図6の露光装置に適用した場合、従来はフッ素系不活性冷媒などの絶縁性の非常に高い冷媒しか用いられなかったのに対して、水などの絶縁性の低い冷媒も柔軟に用いることが可能となった。これにより、非常に高価であった不活性冷媒を用いなくて済むことで露光装置全体の大きなコストダウン、メンテナンス費用の安価化が可能となる。
【0034】
また、水などの環境的に全く問題ない冷媒を用いることで、地球環境的に非常に優しい装置にすることができる。さらに、水の場合不活性冷媒の2倍の熱容量をもつことから、より少ない冷媒を循環するだけで熱の回収が行えるため、循環ポンプ等の負荷を大幅に減らすことが可能となり、消費電力と共に装置スペースも小さくすることが可能となるのである。
【0035】
[第2の実施形態]
図2は、本発明に係る第2の実施形態の防水コイルの構成例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。
【0036】
第2の実施形態の防水コイルの第1の実施形態と異なる点は、ボビン部材を用いずに単にコイル全体をシリコーン樹脂で覆った構成にある。これは、冷却ジャケットへの取り付け精度などがあまり気にならない場合に適用でき、コイル全体をポッティング用シリコーンに浸してシリコーン樹脂皮膜をつけることにより製作する。この場合、シリコーン樹脂皮膜の厚さなどのムラができやすいが、製作が非常に容易なため製作コストを非常に抑えることが可能となるという利点がある。
【0037】
なお、上記各実施形態の構造では、可動子側に磁石を設けた、所謂ムービングマグネットタイプのリニアモータを示したが、可動子側にコイルを設けたムービングコイルタイプのリニアモータとしても構成可能である。
【0038】
[露光装置]
図6は、本実施形態の位置決め装置を搭載する露光装置を示し、ステージ定盤10がマウント90を介して床又は基盤91上に保持されている。Xステージ30には、ウエハ等の基板を保持し且つ投影光学系97の光軸と直交するXY平面上で移動可能なウエハステージ93が搭載され、レーザ干渉計100によりウエハステージ93の位置と姿勢が計測される。
【0039】
また、鏡筒定盤96には、回路パターンが描画されたレチクル(原版)をXY平面上で移動可能に保持するレチクルステージ95がレチクルステージ定盤94を介して保持されている。レチクルステージ定盤94は、ダンパ98を介して床・基盤91上に保持されている。また、レチクルに照明光を与える照明光学系99が設けられ、照射されたレチクルの描画パターンの一部を投影光学系97を介してウエハに転写する。
【0040】
なお、上記構造では、可動子側に永久磁石を設けた、所謂ムービングマグネットタイプのリニアモータを示したが、可動子側にコイルを設けたムービングコイルタイプのリニアモータとしても構成可能である。
【0041】
上記構成において、ウエハステージ93及びレチクルステージ95によって基板または原版あるいはその双方を位置決めし、投影露光する。
【0042】
上記実施形態によれば、コイル3を防水膜で覆うことで、水などの電気抵抗率の低い冷媒に対してもコイル3を直接冷却することができる。そして、この防水膜をシリコーン樹脂にすることで、水に対する耐性、温度上昇に対する温度耐性及び線材膨張に対応するための防水膜の柔軟性等を確保することができる。また、コイル3をボビン部材2により保持してボビン部材2を介して冷却ジャケットに固定することで、デリケートな防水膜に力が働かないように構成できる。更に、このボビン部材2は磁石によって形成される磁力線に垂直な面に干渉しないような形状であるので、リニアモータの効率悪化を防ぐことができる。
【0043】
また、これらの防水コイルを用いたリニアモータを位置決め装置や露光装置のステージ駆動手段として使用することで、水などを冷媒とした冷却が可能な露光装置が実現できる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、発熱体の少なくとも一部を防水膜で被覆することにより、水などの電気抵抗率の低い冷媒に対しても発熱体を直接冷却することができ、水を冷媒とした冷却を可能とし、温度上昇を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の防水コイルの構成例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。
【図2】本発明に係る第2の実施形態の防水コイルの構成例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。
【図3】図4,5に示すリニアモータを搭載する位置決め装置の斜視図である。
【図4】(a)はリニアモータの構成例を示す斜視図であり、(b)は(a)のC−C断面図である。
【図5】リニアモータの構成例を示す斜視図である。
【図6】図3に示す位置決め装置を搭載する露光装置の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコーン樹脂
2 ボビン部材
3 コイル
4 コイル線引き出し部
5 引き出し線
10 ステージ定盤
20 Yステージ
30 Xステージ
40 Yリニアモータ
41,51 可動子
42,52 固定子
42a,52a コイル列
42b,52b 冷却ジャケット
50 Xリニアモータ
93 ウエハステージ
94 レチクルステージ定盤
95 レチクルステージ
96 鏡筒定盤
97 投影光学系
99 照明光学系

Claims (7)

  1. 固定子と、当該固定子に所定間隙を持って対向配置される可動子と、当該固定子又は可動子に設けられた導電性の発熱体を冷媒を用いて強制冷却する冷却手段とを有するリニアモータであって、
    前記発熱体の少なくとも一部を防水膜で被覆したことを特徴とするリニアモータ。
  2. 前記固定子は前記発熱体としてのコイルを備え、前記可動子は磁石をそれぞれ備え、当該コイルはボビン部材に保持され、当該ボビン部材を介して構造体に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記ボビン部材は、前記磁石で形成される磁力線に直角な面に干渉しない形状であることを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。
  4. 前記冷媒は、水又は純水であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  5. 前記防水膜は、シリコーン樹脂であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のリニアモータ
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のリニアモータと、前記リニアモータにより駆動されるステージとを備えることを特徴とする位置決め装置。
  7. 請求項6に記載の位置決め装置によって基板または原版あるいはその双方を位置決めすることを特徴とする露光装置。
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