JP2005020781A - 符号化装置、復号化装置及び伝送システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 強制イントラ決定手段を備える本発明の符号化装置は、強制イントラ決定手段により強制的なイントラ符号化処理の決定が通知されたとき、該当する符号化データが強制的にイントラ符号化された符号化データであることを復号化装置に通知する。本発明の復号化装置は、復号動作中にエラーの検出があったとき、符号化装置から当該符号化データが強制的にイントラ符号化されたデータであることを通知する信号が入力されていないか確認し、当該信号が入力されている場合には、前画像を参照したエラーの隠蔽処理を実行させ、当該信号が入力されていない場合には、復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を実行させる。
【選択図】 図12
Description
すなわち、強制イントラ決定手段により強制的なイントラ符号化処理の決定が通知されたとき、該当する符号化データが強制的にイントラ符号化された符号化データであることを通知する強制イントラ信号を復号化装置に向けて伝送する強制イントラ通知手段を備えるようにする。
以下、本発明に係る動画像伝送システムの実施形態例について説明する。なお、これら動画像伝送システムは、それぞれ1台又は複数台の動画像符号化装置および動画像復号化装置を、伝送路(全経路を伝搬路とする場合、一部経路を伝搬路とする場合の双方を含む。)を介して接続することにより、動画像の実時間伝送を実現する場合だけでなく、各種記憶媒体(例えば、光ディスク)への記録と再生とを介して動画像の伝送を実現する非実時間系のものにも適用できる。
第1の実施形態例では、図3に示す符号化装置300と、図1に示す復号化装置100とで構成される動画像伝送システムについて説明する。すなわち、既存の符号化装置300と、新規な復号化装置100との組合せで構成される動画像伝送システムについて説明する。
(B−1−1)符号化装置300の構成
符号化装置300は、前述の通り、符号化部301と、参照メモリ302と、intra/inter判定部303と、強制イントラ決定部304と、復号化部305から構成される。ここで、intraおよびinterは、それぞれフレーム内符号化およびフレーム間符号化を表している。
復号化装置100は、復号化部101と、画像構成部102と、DC判定部103と、参照メモリ104とから構成される。
まず、符号化装置300における動作を説明する。フレームデータが符号化部310に入力されると、符号化部301は、ブロック毎順番に、フレームデータの符号化を開始する。符号化部301は、各ブロック毎、フレーム内符号化又はフレーム間符号化のいずれかにより符号化を行う。なお、フレーム間符号化時には、参照メモリ302に保持されている参照画像のフレームデータを使用する。かかる後、符号化部301は、フレーム内符号化により発生する発生符号量とフレーム間符号化により発生する発生符号量を計算し、各々の値をintra/inter判定部303に通知する。また、符号化部301は、強制イントラ決定部304にフレーム通し番号、ブロック通し番号を通知する。
以上のように、本実施形態で提案する復号化装置100を用いれば、イントラブロックの復号化時においてエラーが検出された場合でも、エラー検出部分で復号されたDC値が周辺ブロックのDC値から著しく異なるときは、その値を用いてエラーの隠蔽を行わず、前フレーム画像から構成したブロック画像を隠蔽に使用するため、エラー部分において主観が損なわれる画像が出力され難いようにできる。
第2の実施形態例では、図3に示す符号化装置300と、図7に示す復号化装置700とで構成される動画像伝送システムについて説明する。すなわち、既存の符号化装置300と、新規な復号化装置700との組合せで構成される動画像伝送システムについて説明する。
符号化装置300の構成は、第1の実施形態例のものと同じである。従って、以下、復号化装置700の構成についてのみ説明する。
続いて、本実施形態例に係る動画像伝送システムに基づく、動画像データの伝送動作とエラー隠蔽動作について説明する。ただし、動画像の送信側となる符号化装置300の構成は、第1の実施形態例と同じであり、その動作内容も同様となるため、ここでもその説明は省略する。以下、伝送路又は伝搬路を介して受信した符号化データの復号処理を実行する復号化装置700の動作、特にエラー隠蔽動作について説明する。
以上のように、本実施形態で提案する復号化装置700を用いれば、第1の実施形態例と同様の効果に加え、次の効果を得ることができる。すなわち、本実施形態においては、動きベクトルが小さく、前フレームの画像との相関が高いと考えられるイントラブロックに関しては、そのエラー隠蔽方法として、前フレームの画像を表示するエラー隠蔽方法を優先させることができるため、主観を損なう画像が出力されるおそれを有効に回避し得、イントラブロックが誤った際の画質の主観評価の向上を実現できる。
第3の実施形態例では、図3に示す符号化装置300と、図9に示す復号化装置900とで構成される動画像伝送システムについて説明する。すなわち、既存の符号化装置300と、新規な復号化装置900との組合せで構成される動画像伝送システムについて説明する。
符号化装置300の構成は、第1及び第2の実施形態例のものと同じである。従って、以下、復号化装置900の構成についてのみ説明する。
続いて、本実施形態例に係る動画像伝送システムに基づく、動画像データの伝送動作とエラー隠蔽動作について説明する。ただし、動画像の送信側となる符号化装置300の構成は、第1及び第2の実施形態例と同じであり、その動作内容も同様となるため、ここでもその説明は省略する。以下、伝送路又は伝搬路を介して受信した符号化データの復号処理を実行する復号化装置900の動作、特にエラー隠蔽動作について説明する。
以上のように、本実施形態で提案する復号化装置900を用いれば、第2の実施形態例と同様の効果に加え、次の効果を得ることができる。すなわち、本実施形態においては、動きベクトルの大きさは大きくとも、前フレームとの間の変化量自体が少ないブロックに関しては、高い相関が期待される前フレーム画像によるエラーの隠蔽を確実に選択できるため、その分、主観の損なわれる画像が一層出力され難くできる。
第4の実施形態例では、図3に示す符号化装置300と、図10に示す復号化装置1000とで構成される動画像伝送システムについて説明する。すなわち、既存の符号化装置300と、新規な復号化装置1000との組合せで構成される動画像伝送システムについて説明する。
符号化装置300の構成は、前述の各実施形態例のものと同じである。従って、以下、復号化装置1000の構成についてのみ説明する。
本実施形態における動画像データの伝送動作及びエラー隠蔽動作は、各判定部で選択されるエラー隠蔽方法の境界がユーザからの制御によって微調整されることを除いて、第3の実施形態例と同じである。
(ア)動きベクトルの変化量が少ないと判定されたブロックについては、当該ブロックの動きベクトルの大きさに関わらず前フレーム画像によるエラー隠蔽方法を選択し、
(イ)動きベクトルの変化量の大きいと判定されたブロックであって、その動きベクトルの大きさが小さいと判定されたブロックについては、前フレーム画像によるエラー隠蔽方法を選択し、
(ウ)動きベクトルの変化量の大きいと判定され、かつ、その動きベクトルの大きさが大きいと判定されたブロックであって、当該ブロックから復号されたDC値が周辺(隣接を含む。)ブロックのDC値の平均値から大きく外れていると判定されたブロックについては、前フレーム画像によるエラー隠蔽方法を選択し、
(エ)動きベクトルの変化量の大きいと判定され、かつ、その動きベクトルの大きさが大きいと判定されたブロックであって、当該ブロックから復号されたDC値が周辺(隣接を含む。)ブロックのDC値の平均値と近いと判定されたブロックについては、DC値によるエラー隠蔽方法を選択することができる。
以上のように、本実施形態で提案する復号化装置1000を用いれば、第3の実施形態例と同等の効果に加え、ユーザの好みに基づいた、エラー隠蔽方法の選択機構の調節を実現できる。
第5の実施形態例では、上述の実施形態例とは異なり、図11に示す符号化装置1100と、図12に示す復号化装置1200とで構成される動画像伝送システムについて説明する。
符号化装置1100は、符号化部1101と、参照メモリ1102と、intra/inter判定部1103と、強制イントラ決定部1104と、復号化部1105と、強制イントラ通知部1106とから構成される。すなわち、符号化装置1100は、第1の実施形態例に係る符号化装置300の構成に強制イントラ通知部1106を加えた構成でなる。
本実施形態例の場合も、動画像の符号化と復号化の動作それ自体は、第1の実施形態例と同じである。違いは、動画像の符号化の際に強制的にイントラ符号化が選択された場合には、その情報が、強制イントラ通知部1106によって、復号化装置1200側に別途通知される点である。
以上のように、本実施形態例で提案する符号化装置1100と復号化装置1200を用いて動画像伝送システムを構築すれば、強制的にイントラ符号化されたブロックについては前フレーム画像によるエラーの隠蔽を実行し、発生符号量の観点からイントラ符号化されたブロックについてはDC成分によるエラーの隠蔽を実行するため、相当高い確率で相関の高い画像による隠蔽を実現でき、従来装置に比して主観の優れた画像を提供することができる。
(1) 上述の第1〜第5の各実施形態例においては、イントラブロックにエラーが検出された場合にエラーの隠蔽処理を行う機能部を備えた復号化装置について述べたが、勿論、かかる機能部の他、インターブロックに検出されたエラーを隠蔽する機能部も備えていることが好ましい。
すなわち、強制イントラ信号受信部1203と、(ア)DC判定部とを組み合せる場合、(イ)動きベクトル大きさ判定部とを組み合せる場合、(ウ)動きベクトル変化量判定部とを組み合せる場合、(エ)DC判定部と動きベクトル大きさ判定部とを組み合せる場合、(オ)DC判定部と動きベクトル変化量判定部とを組み合せる場合、(カ)動きベクトル大きさ判定部と動きベクトル変化量判定部とを組み合せる場合、(キ)これら(ア)〜(カ)の構成と判定調整部とを組み合せる場合にも適用し得る。
Claims (10)
- ブロック単位に予測符号化された符号化データを復号化して出力する復号化手段を備える復号化装置において、
前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、符号化装置から当該符号化データが強制的にイントラ符号化されたデータであることを通知する信号が入力されていないか確認し、当該信号が入力されている場合には、前画像を参照したエラーの隠蔽処理を決定し、当該信号が入力されていない場合には、復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を決定する強制イントラ信号受信手段と、
前記復号化手段で復号動作が正常に行われている場合には、復号データを基に原画像を構成し、前記復号化手段の復号動作中にエラーが検出された場合には、前記強制イントラ信号受信手段から通知のあった隠蔽処理方法に基づいて該当部分の画像を構成する画像構成手段と
を備えたことを特徴とする復号化装置。 - 前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出されたブロックの符号化データから復号されたDC値が、その複数の周辺ブロックのDC値を統計処理して得られた基準値を含む、所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲外のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲内のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定するDC判定手段をさらに有し、
前記画像構成手段は、前記復号化手段の復号動作中にエラーが検出された場合においては、前記強制イントラ信号受信手段から通知のあった隠蔽処理方法と前記DC判定手段から通知のあった隠蔽処理方法との一方に基づいて該当部分の画像を構成する
ことを特徴とする請求項1に記載の復号化装置。 - 前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出された符号化データから復号された動きベクトル又はこれに相当する補間ベクトルの大きさが基準値である所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲外のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲内のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定する動きベクトル大きさ判定手段をさらに有し、
前記画像構成手段は、前記復号化手段の復号動作中にエラーが検出された場合においては、前記強制イントラ信号受信手段から通知のあった隠蔽処理方法と前記動きベクトル大きさ判定手段から通知のあった隠蔽処理方法との一方に基づいて該当部分の画像を構成する
ことを特徴とする請求項1に記載の復号化装置。 - 前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出されたブロックの符号化データから復号されたDC値が、その複数の周辺ブロックのDC値を統計処理して得られた基準値を含む、所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲外のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲内のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定するDC判定手段と、
前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出された符号化データから復号された動きベクトル又はこれに相当する補間ベクトルの大きさが基準値である所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲外のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲内のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定する動きベクトル大きさ判定手段と、
前記動きベクトル大きさ判定手段で決定されたエラーの隠蔽処理方法が前画像を参照するエラーの隠蔽処理方法である場合には当該隠蔽処理方法を判定結果とし、前記動きベクトル大きさ判定手段で決定されたエラーの隠蔽処理方法が復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理方法である場合には前記DC判定手段で決定されたいずれか一方のエラーの隠蔽処理方法を判定結果とするDC/動きベクトル条件判定手段とをさらに有し、
前記画像構成手段は、前記復号化手段の復号動作中にエラーが検出された場合においては、前記強制イントラ信号受信手段から通知のあった隠蔽処理方法と前記DC/動きベクトル条件判定手段から通知のあった隠蔽処理方法との一方に基づいて該当部分の画像を構成する
ことを特徴とする請求項1に記載の復号化装置。 - 前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出された符号化データから復号された動きベクトル又はこれに相当する補間ベクトルの前画像に対する変化量が基準値である所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲内のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲外のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定する動きベクトル変化量判定手段をさらに有し、
前記画像構成手段は、前記復号化手段の復号動作中にエラーが検出された場合においては、前記強制イントラ信号受信手段から通知のあった隠蔽処理方法と前記動きベクトル変化量判定手段から通知のあった隠蔽処理方法との一方に基づいて該当部分の画像を構成する
ことを特徴とする請求項1に記載の復号化装置。 - 前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出されたブロックの符号化データから復号されたDC値が、その複数の周辺ブロックのDC値を統計処理して得られた基準値を含む、所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲外のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲内のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定するDC判定手段と、
前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出された符号化データから復号された動きベクトル又はこれに相当する補間ベクトルの前画像に対する変化量が基準値である所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲内のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲外のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定する動きベクトル変化量判定手段と、
前記動きベクトル変化量判定手段で決定されたエラーの隠蔽処理方法が前画像を参照するエラーの隠蔽処理方法である場合には当該隠蔽処理方法を判定結果とし、前記動きベクトル変化量判定手段で決定されたエラーの隠蔽方法が復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理方法である場合には前記DC判定手段で決定されたいずれか一方のエラーの隠蔽処理方法を判定結果とするDC/動きベクトル条件判定手段とをさらに有し、
前記画像構成手段は、前記復号化手段の復号動作中にエラーが検出された場合においては、前記強制イントラ信号受信手段から通知のあった隠蔽処理方法と前記DC/動きベクトル条件判定手段から通知のあった隠蔽処理方法との一方に基づいて該当部分の画像を構成する
ことを特徴とする請求項1に記載の復号化装置。 - 前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出された符号化データから復号された動きベクトル又はこれに相当する補間ベクトルの大きさが基準値である所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲外のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲内のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定する動きベクトル大きさ判定手段と、
前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出された符号化データから復号された動きベクトル又はこれに相当する補間ベクトルの前画像に対する変化量が基準値である所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲内のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲外のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定する動きベクトル変化量判定手段と、
前記動きベクトル変化量判定手段で決定されたエラーの隠蔽処理方法が前画像を参照したエラーの隠蔽処理方法である場合には当該隠蔽処理方法を判定結果とし、前記動きベクトル変化量判定手段で決定されたエラーの隠蔽処理方法が復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理方法である場合には前記動きベクトル大きさ判定手段で決定されたいずれか一方のエラーの隠蔽処理方法を判定結果とする動きベクトル条件判定手段とをさらに有し、
前記画像構成手段は、前記復号化手段の復号動作中にエラーが検出された場合においては、前記強制イントラ信号受信手段から通知のあった隠蔽処理方法と前記動きベクトル条件判定手段から通知のあった隠蔽処理方法との一方に基づいて該当部分の画像を構成する
ことを特徴とする請求項1に記載の復号化装置。 - 前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出されたブロックの符号化データから復号されたDC値が、その複数の周辺ブロックのDC値を統計処理して得られた基準値を含む、所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲外のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲内のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定するDC判定手段と、
前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出された符号化データから復号された動きベクトル又はこれに相当する補間ベクトルの大きさが基準値である所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲外のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲内のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定する動きベクトル大きさ判定手段と、
前記復号化手段の復号動作中にエラーの検出があったとき、エラーの検出された符号化データから復号された動きベクトル又はこれに相当する補間ベクトルの前画像に対する変化量が基準値である所定の範囲内にあるか否かを判別し、所定の範囲内のときに前画像を参照したエラーの隠蔽処理を行うことに決定すると共に、所定の範囲外のときに復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理を行うことに決定する動きベクトル変化量判定手段と、
前記動きベクトル変化量判定手段で決定されたエラーの隠蔽処理方法が前画像を参照したエラーの隠蔽処理方法である場合には当該隠蔽処理方法を判定結果とし、前記動きベクトル変化量判定手段で決定されたエラーの隠蔽処理方法が復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理方法である場合には前記動きベクトル大きさ判定手段で決定されたいずれか一方のエラーの隠蔽処理方法を判定結果とする動きベクトル条件判定手段と、
前記動きベクトル条件判定手段で決定されたエラーの隠蔽処理方法が前画像を参照したエラーの隠蔽処理方法である場合には当該隠蔽処理を判定結果とし、前記動きベクトル条件判定手段で決定されたエラーの隠蔽処理方法が復号されたDC値に基づくエラーの隠蔽処理方法である場合には前記DC判定手段で決定されたいずれか一方のエラーの隠蔽処理方法を判定結果とするDC/動きベクトル条件判定手段とをさらに有し、
前記画像構成手段は、前記復号化手段の復号動作中にエラーが検出された場合においては、前記強制イントラ信号受信手段から通知のあった隠蔽処理方法と前記DC/動きベクトル条件判定手段から通知のあった隠蔽処理方法との一方に基づいて該当部分の画像を構成する
ことを特徴とする請求項1に記載の復号化装置。 - 誤りの伝播抑制のため、符号化の際適宜、強制的なイントラ符号化処理の実行を決定する強制イントラ決定手段を備える符号化装置において、
前記強制イントラ決定手段により強制的なイントラ符号化処理の決定が通知されたとき、該当する符号化データが強制的にイントラ符号化された符号化データであることを通知する強制イントラ信号を復号化装置に向けて伝送する強制イントラ通知手段
を備えることを特徴とする符号化装置。 - 請求項9に記載の符号化装置と、請求項1〜8のいずれかに記載の復号化装置とを備えることを特徴とする伝送システム。
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