JP2005020414A - クロック信号発生回路、受信装置、および受信方法 - Google Patents

クロック信号発生回路、受信装置、および受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】受信装置において、クロック信号が受信信号等に与える影響を回避可能にする。
【解決手段】タイミング制御部105には、復調データAと、これに同期しバースト期間周波数が50MHzのタイミングクロック信号Aが入力される。周波数変換部201は40MHzの周波数変換クロック信号を出力し、バースト制御部205は、クロック数カウンタ202・203の値を比較する比較器204の制御により、平均の周波数がタイミングクロック信号Aと等しいタイミングクロック信号Bを出力する。バッファ206は保持する復調データAをタイミングクロック信号Bに同期して復調データBとして出力する。復調データA・Bおよびタイミングクロック信号A・Bは、選択器207・208によりチャネル情報に基づいて選択的に出力される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信した信号に基づいてディジタル信号処理を行う受信装置、およびそのような受信装置等に用いられるクロック信号発生回路に関する技術に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディジタル伝送技術や半導体集積回路技術等の進歩に伴い、放送および通信のディジタル化が進められている。また、例えば受信装置においては、各種の制御を行うための制御処理は、多くの場合ディジタル回路によって行われ、さらに、受信に必要な復調等の処理もディジタル信号処理回路によって行われつつある。上記のようなディジタル回路やディジタル信号処理回路は、所定のクロック信号に基づいて動作する。このため、受信装置には、例えば水晶発振器を用いた動作クロック信号発生回路や、受信信号に基づいたタイミングクロック信号を生成するタイミングクロック信号生成回路が設けられている。
【0003】
ところで、上記のようなクロック信号は、電磁波の放射や、電源電圧の変動などを引き起こすことがある。このため、例えば受信装置においては、クロック信号の高調波が受信信号の周波数と一致または近接すると、受信妨害を引き起こし、受信性能を低下させる場合がある。
【0004】
上記のような受信妨害を回避する技術としては、ディジタル回路を構成する半導体集積回路内にPLL回路を設ける技術が知られている。すなわち、上記半導体集積回路には比較的低い周波数のクロック信号を入力し、内部でPLL回路により逓倍して所望の周波数にすることにより、半導体集積回路の外部に与える高い周波数のクロック信号の影響を低減するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、受信チャネルに応じて、水晶発振回路の回路定数を変更したり、PLL回路の設定を変更したりして、クロック信号の周波数を変化させることにより、高調波の影響を低減するものも知られている(例えば、特許文献2、3参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開昭64−15820号公報
【特許文献2】
特開平5−199155号公報
【特許文献3】
特開2000−341165号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、半導体集積回路の内部でクロック信号の周波数を逓倍する手法では、高い周波数のクロック信号が直接半導体集積回路の外部に及ぼす影響は低減できるものの、半導体集積回路から出力されるデータを処理するために上記データと伴に出力されるクロック信号による影響を防止することはできない。
【0008】
また、クロック信号の周波数を変化させる手法では、水晶発振回路やPLL回路の動作が安定するまでにある程度の時間を要し、その間はクロック信号の周波数やレベルがが変動しがちになる。このため、例えば受信装置では、安定したクロック信号が得られるまでの間は適切な受信動作が行われないので、受信チャネルを切り替える場合の応答時間が長くなるという問題がある。
【0009】
上記の問題に鑑み、本発明は、種々のチャネルの信号を受信する場合でも、クロック信号が受信信号等に与える影響を確実に回避することができ、しかも、受信チャネルを切り替える場合に応答時間が長くかかることを防止することができる受信装置、およびそのような受信装置等に用いることができるクロック信号発生回路の提供を課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明が講じた解決手段は、
信号レベルが変化するバースト期間と、信号レベルが変化しないブランク期間とを有するバーストクロック信号を発生するクロック信号発生回路であって、
連続的に信号レベルが変化する連続クロック信号を出力する連続クロック信号出力回路と、
上記連続クロック信号に基づいて、バースト期間における周波数が互いに異なり、かつ、バースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数が互いに等しい少なくとも2種類のバーストクロック信号のうちの何れかを選択的に出力するバーストクロック信号出力回路と、
を備えたことを特徴とする。
【0011】
これにより、何れのバーストクロック信号が選択的に出力される場合でも、上記平均の周波数が互いに等しいので、そのバーストクロック信号を用いるデータ処理の処理量を等しく保つことができるとともに、各バーストクロック信号のバースト期間における周波数が互いに異なるので、何れかのバーストクロック信号を選択することによって高調波の周波数を制御することが容易にできる。
【0012】
また、請求項2の発明は、
請求項1のクロック信号発生回路であって、
上記バーストクロック信号出力回路は、同一の上記連続クロック信号における立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジに同期して信号レベルを変化させることにより、上記バースト期間における周波数が互いに異なるバーストクロック信号を生成するように構成されていることを特徴とする。
【0013】
これにより、上記のようなバーストクロック信号をディジタル回路によって容易に生成することができる。
【0014】
また、請求項3の発明は、
請求項1のクロック信号発生回路であって、
上記連続クロック信号出力回路は、入力されたクロック信号を逓倍して上記連続クロック信号を出力するように構成されていることを特徴とする。
【0015】
これにより、入力されるクロック信号の周波数を低くして、高い周波数の連続クロック信号をその連続クロック信号が必要な回路の近傍でだけ発生させることができるので、連続クロック信号が他の回路に与える影響を少なく抑えることができる。
【0016】
また、請求項4の発明は、
請求項1のクロック信号発生回路であって、
上記バーストクロック信号出力回路は、
上記連続クロック信号またはこれに同期した信号である第1の連続クロック信号と、所定のバースト制御信号とに基づいて、上記少なくとも2種類のバーストクロック信号のうちの第1のバーストクロック信号を出力する第1のバーストクロック信号出力回路と、
上記連続クロック信号またはこれに同期した信号であり、上記第1の連続クロック信号と異なる周波数の第2の連続クロック信号と、上記第1のバーストクロック信号とに基づいて、バースト期間とブランク期間とを制御することにより、上記少なくとも2種類のバーストクロック信号のうちの第2のバーストクロック信号を出力する第2のバーストクロック信号出力回路と、
上記第1および第2のバーストクロック信号の何れか一方を選択的に出力するクロック信号選択回路と、
を備えたことを特徴とする。
【0017】
これにより、所定のバースト制御信号に基づいて生成される第1のバーストクロック信号に対して、同じ処理量のデータ処理を行うことができるとともに、高調波の周波数が異なることによって高調波の影響を回避可能なバーストクロック信号を得ることができる。
【0018】
また、請求項5の発明は、
請求項4のクロック信号発生回路であって、
上記第2のバーストクロック信号出力回路は、
上記第1のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数と、上記第2のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数とに基づいて、上記第2のバーストクロック信号における上記バースト期間とブランク期間とを制御することにより、バースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数を互いに等しくするように構成されていることを特徴とする。
【0019】
また、請求項6の発明は、
請求項5のクロック信号発生回路であって、
上記第2のバーストクロック信号出力回路は、
上記第1のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数を計数する第1のカウンタと、
上記第2のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数を計数する第2のカウンタと、
上記第1および第2のカウンタの計数値を比較する比較器と、
上記比較器の出力に基づいて、上記第2のバーストクロック信号における上記バースト期間とブランク期間とを制御するバースト制御回路と、
を備えたことを特徴とする。
【0020】
また、請求項7の発明は、
請求項6のクロック信号発生回路であって、
上記バースト制御回路は、上記第1のカウンタの計数値が上記第2のカウンタの計数値よりも大きい場合に、上記第2の連続クロック信号を出力する一方、上記第1のカウンタの計数値と上記第2のカウンタの計数値とが等しい場合に、上記第2の連続クロック信号の出力を停止するように構成されていることを特徴とする。
【0021】
これらにより、クロックパルスの数をカウントアップしたりカウントダウンしたりするカウンタなどを用いて、上記のようにバースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数が第1のバーストクロック信号に等しい第2のバーストクロック信号を生成することが容易にできる。
【0022】
また、請求項8の発明は、
請求項1のクロック信号発生回路を備えた受信装置であって、
上記バーストクロック信号出力回路が、受信信号の周波数に応じて、上記少なくとも2種類のバーストクロック信号のうちの何れかを選択的に出力するように構成されたことを特徴とする。
【0023】
また、請求項9の発明は、
請求項8の受信装置であって、
上記選択的に出力されるバーストクロック信号は、バースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致しないバーストクロック信号、またはバースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致し、かつ、その周波数の高調波の電力が所定以下であるバーストクロック信号であることを特徴とする。
【0024】
また、請求項10の発明は、
請求項9の受信装置であって、
上記少なくとも2種類のバーストクロック信号のそれぞれのバースト期間における周波数は、それらの公倍数の周波数が受信装置の受信帯域に含まれないように設定されていることを特徴とする。
【0025】
また、請求項11の発明は、
請求項8の受信装置であって、
上記少なくとも2種類のバーストクロック信号のそれぞれのバースト期間における周波数は、それらの公倍数の周波数で、かつ、その周波数の高調波の電力が所定以上である周波数が受信装置の受信帯域に含まれないように設定されていることを特徴とする。
【0026】
これらにより、前記のようにバースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数を異ならせることなく高調波の周波数を制御することができるので、データ処理量を保ちつつ、受信信号に対する高調波の影響を回避することができる。特に、選択可能な各バーストクロック信号のバースト期間における周波数を上記のように設定することにより、何れの周波数の送信信号を受信する場合でも、何れかのバーストクロック信号を選択することによって、高調波の影響が回避されるようにすることができる。
【0027】
また、請求項12の発明は、
請求項4のクロック信号発生回路と、
受信信号を復調する復調回路と、
上記第1のバーストクロック信号に同期して、上記復調回路から出力される復調データを一旦保持し、上記第2のバーストクロック信号に同期して、保持した復調データを出力するバッファと、
上記復調回路から出力される復調データ、および上記バッファから出力される復調データの何れか一方を選択的に出力するデータ選択回路と、
を備え、
上記復調回路は、上記第1のバーストクロック信号に応じて復調処理を行い、
上記データ選択回路は、上記クロック信号選択回路によって選択される第1または第2のバーストクロック信号に対応した復調データを選択的に出力するように構成されていることを特徴とする。
【0028】
これにより、前記のように受信信号へのバーストクロック信号の高調波の影響を抑えるとともに、バーストクロック信号に同期した復調データを出力することができる。
【0029】
また、請求項13の発明は、
請求項4のクロック信号発生回路と、
受信信号を復調する復調回路と、
上記第1のバーストクロック信号に同期して、受信信号に基づいた上記復調回路に入力される復調前データを一旦保持し、上記第2のバーストクロック信号に同期して、保持した復調前データを出力して上記復調回路に入力するバッファと、
上記バッファに入力される復調前データ、および上記バッファから出力される復調前データの何れか一方を選択的に出力するデータ選択回路と、
を備え、
上記データ選択回路は、上記クロック信号選択回路によって選択される第1または第2のバーストクロック信号に対応した復調前データを選択的に出力し、
上記復調回路は、上記クロック信号選択回路によって選択された第1または第2のバーストクロック信号、および上記データ選択回路によって選択された復調前データに基づいて、復調処理を行うように構成されていることを特徴とする。
【0030】
これにより、やはり、受信信号へのバーストクロック信号の高調波の影響を抑えるとともに、そのようなバーストクロック信号によって復調が行われるようにすることにより、例えば比較的回路規模の大きな復調回路の動作に伴って電源電圧やグラウンドレベルの変動が生じるような場合でも、その変動は上記バーストクロック信号の高調波に対応したものとなるため、その変動による受信信号への影響も容易に回避することができる。
【0031】
また、請求項14の発明は、
請求項12および請求項13のうちの何れか1項の受信装置であって、
上記クロック信号選択回路は、上記第1および第2のバーストクロック信号のうち、バースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致しないバーストクロック信号、またはバースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致し、かつ、その周波数の高調波の電力が所定以下であるバーストクロック信号を選択するように構成されていることを特徴とする。
【0032】
これにより、請求項8〜11の発明について説明したように、バースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数を異ならせることなく高調波の周波数を制御することができるので、データ処理量を保ちつつ、受信信号に対する高調波の影響を回避することができる。特に、選択可能な各バーストクロック信号のバースト期間における周波数を上記のように設定することにより、何れの周波数の送信信号を受信する場合でも、何れかのバーストクロック信号を選択することによって、高調波の影響が回避されるようにすることができる。
【0033】
また、請求項15の発明は、
請求項12および請求項13のうちの何れか1項の受信装置であって、
上記第2のバーストクロック信号出力回路は、
上記第1のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数と、上記第2のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数とに基づいて、上記第2のバーストクロック信号における上記バースト期間とブランク期間とを制御することにより、バースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数を互いに等しくするように構成されていることを特徴とする。
【0034】
これにより、クロックパルスの数をカウントアップしたりカウントダウンしたりするカウンタなどを用いて、上記のようにブランク期間を通じた平均の周波数が第1のバーストクロック信号に等しい第2のバーストクロック信号を生成することが容易にできる。
【0035】
また、請求項16の発明は、
送信された信号を受信して、受信信号に基づいて復調された復調データ、および信号レベルが変化するバースト期間と信号レベルが変化しないブランク期間とを有するバーストクロック信号を出力する受信方法であって、
受信信号に基づいて第1のバーストクロック信号を生成し、
受信信号の周波数に応じて、上記第1のバーストクロック信号、または上記第1のバーストクロック信号に対して、バースト期間における周波数が互いに異なり、かつ、バースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数が等しい第2のバーストクロック信号を選択的に出力するとともに、
上記第1のバーストクロック信号に基づいて復調された復調データを上記選択的に出力される第1または第2のバーストクロック信号に同期させて出力することを特徴とする。
【0036】
また、請求項17の発明は、
送信された信号を受信して、受信信号に基づいて復調された復調データ、および信号レベルが変化するバースト期間と信号レベルが変化しないブランク期間とを有するバーストクロック信号を出力する受信方法であって、
受信信号に基づいて第1のバーストクロック信号を生成し、
受信信号の周波数に応じて、上記第1のバーストクロック信号、または上記第1のバーストクロック信号に対して、バースト期間における周波数が互いに異なり、かつ、バースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数が等しい第2のバーストクロック信号を選択的に出力するとともに、
上記選択的に出力されるバーストクロック信号に基づいて復調された復調データを出力することを特徴とする。
【0037】
また、請求項18の発明は、
請求項16および請求項17のうちの何れか1項の受信方法であって、
上記選択的に出力されるバーストクロック信号が、バースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致しないバーストクロック信号、またはバースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致し、かつ、その周波数の高調波の電力が所定以下であるバーストクロック信号であることを特徴とする。
【0038】
これらにより、前記受信装置について説明したのと同様に、バーストクロック信号を用いるデータ処理の処理量を保ちつつ、受信信号に対する高調波の影響を回避することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態として、ディジタル放送を受信する受信装置の例について、図面を参照しながら説明する。
【0040】
(実施の形態1)
まず、本発明によってクロック信号による受信妨害が回避されるメカニズムについて、簡単に説明する。本実施の形態の受信装置からは、復調データに同期したタイミングを示すタイミングクロック信号として、図5に示すように、受信チャネルに応じたタイミングクロック信号A・Bの2種類の信号のうちの何れか一方が選択的に出力される。上記タイミングクロック信号A・Bは、信号レベルが変化する期間すなわちクロックが含まれる期間(バースト期間)と含まれない期間(ブランク期間)とが所定の周期Tdごとに繰り返されるバーストクロック信号であり、バースト期間におけるクロックの周波数は、それぞれ50MHzまたは40MHzになっている。また、両者における周期Tdを通じた平均の周波数(周期Tdの間に含まれるクロック数)は等しくなるように設定されている。そこで、例えば図7、8に示すように、21チャネルの放送を受信する場合には、タイミングクロック信号A(50MHz)が出力される一方、26チャネルの放送を受信する場合には、タイミングクロック信号B(40MHz)が出力されるようにすることにより、何れの場合にも、バースト期間におけるタイミングクロック信号の高調波は受信信号の周波数と一致しないため、タイミングクロック信号が受信動作に与える影響は回避される。以下、本実施の形態の受信装置について具体的に説明する。
【0041】
(受信装置の概略構成)
図1は実施の形態1に係る受信装置の要部の構成を示すブロック図である。この受信装置には、同図に示すように、チューナ部101と、受信信号処理部102とが設けられている。上記チューナ部101は、例えばディジタル放送の電波であるRF(Radio Frequency)信号が入力され、受信チャネルを示すチャネル情報に基づいて、受信する周波数のRF信号を選択し、出力するようになっている。また、受信信号処理部102は、例えば1チップの半導体集積回路によって構成され、チューナ部101から入力されたRF信号に基づいて、RF信号に含まれるデータを復調し、復調データを所定のタイミングで出力するようになっている。また、上記所定のタイミングを示すタイミングクロック信号、すなわち、この受信信号処理部102から出力された復調データを図示しない各部が処理するための基準となるクロック信号を出力するようになっている。
【0042】
上記受信信号処理部102は、具体的には、レート変換部103と、復調部104と、タイミング制御部105と、PLL回路106と、クロック生成部107とを備えている。
【0043】
レート変換部103は、例えば後述するようにクロック生成部107から入力されるサンプリングクロック信号に基づき、チューナ部101から入力されたRF信号をサンプリング(A/D変換)してディジタル信号に変換し、送信側のクロック信号に合わせるようにサンプリングのレートを変換するようになっている。また、上記レート変換に応じて、タイミングクロック信号におけるクロックが含まれる期間と含まれない期間との区別を示すバースト制御信号を出力するようになっている。
【0044】
復調部104は、レート変換部103から出力されたディジタル信号、およびクロック生成部107から出力されたタイミングクロック信号Aに基づいて、受信信号の変調方式に応じた復調処理を行い、復調結果として、例えば1ビットのシリアルデータである復調データA(D[i]:iは整数)と、上記タイミングクロック信号Aとを出力するようになっている。なお、上記タイミングクロック信号Aは、クロック生成部107から入力されるタイミングクロック信号Aに対して種々の処理が施されたものでもよいが、ここでは簡単のために、同じものがそのまま、復調データに同期したタイミングを示すクロックとして出力されるとして説明する。
【0045】
タイミング制御部105は、チャネル情報(すなわち受信信号の周波数)に応じて、復調部104から入力されるタイミングクロック信号Aと、復調データとをそのまま出力するか、または後述するようにタイミングが調整されたタイミングクロック信号Bと、一旦バッファに保持されて上記タイミングクロック信号Bに同期した復調データBとを出力するようになっている。
【0046】
PLL回路106は、外部から入力される所定の周波数のクロック信号を逓倍して、例えば100MHzの基準クロック信号を出力するようになっている。
【0047】
クロック生成部107は、上記レート変換部103、復調部104、およびタイミング制御部105をそれぞれ動作させるためのクロック信号を出力するようになっている。このクロック生成部107の具体的な構成、および上記各部に対して出力されるそれぞれのクロック信号については、後述する。
【0048】
(タイミング制御部105の構成)
上記受信信号処理部102のタイミング制御部105は、より詳しくは、例えば、図2に示すように、周波数変換部201と、クロック数カウンタ202・203と、比較器204と、バースト制御部205と、バッファ206と、選択器207・208とが設けられて構成されている。
【0049】
上記周波数変換部201は、100MHzの基準クロック信号に基づいて40MHz(サンプリングクロック信号の1.25倍の周期)のクロック信号を生成するようになっている。
【0050】
クロック数カウンタ202は、バースト制御部205から出力されるタイミングクロック信号Bのクロック数(バースト期間におけるクロックパルス数))をカウントするようになっている。
【0051】
一方、クロック数カウンタ203は、復調部104から入力されるタイミングクロック信号Aのクロック数をカウントするようになっている。
【0052】
比較器204は、クロック数カウンタ202・203によるカウント数を比較するようになっている。なお、厳密には、クロック数カウンタ202・203のカウントし得る値は有限なので、カウント値が0に戻ったときには、例えばキャリー信号に基づいて、適切な比較が行われるようになっている。
【0053】
バースト制御部205は、比較器204の出力に基づいて、クロック数カウンタ203のカウント値(a)がクロック数カウンタ202のカウント値(b)よりも大きい場合にだけ、周波数変換部201から出力されるクロック信号をタイミングクロック信号Bとして出力するようになっている。すなわち、クロック数カウンタ203の値(a)は、タイミングクロック信号Aがバースト期間の際にはクロック数カウンタ202の値(b)よりも速いタイミングで増加し、ブランク期間になった時点で増加しなくなるので、その後、クロック数カウンタ202の値(b)が上記クロック数カウンタ203の値(a)に等しくなった時点で、タイミングクロック信号Bもバースト期間になるようになっている。
【0054】
バッファ206は、復調部104から出力される復調データAをタイミングクロック信号Aに基づいたタイミングで保持し、タイミングクロック信号Bに基づいたタイミングで出力するようになっている。
【0055】
選択器207は、チャネル情報に応じて、復調部104、またはバッファ206から出力される復調データを選択的に出力するようになっている。
【0056】
また、選択器208は、チャネル情報に応じて、復調部104、またはバースト制御部205から出力されるタイミングクロック信号A・Bを選択的に出力するようになっている。
【0057】
なお、上記のようにクロック数カウンタ202・203および比較器204を用いるのに代えて、例えばタイミングクロック信号Aに基づいてカウントアップする一方タイミングクロック信号Bに基づいてカウントダウンするアップダウンカウンタを用い、カウント値が“0”よりも大きい場合に、周波数変換部201から出力されるクロック信号を出力させるなどしてもよい。また、タイミングクロック信号Aに直接基づかず、バッファ206の蓄積量が所定量以上の場合に、周波数変換部201から出力されるクロック信号を出力させる一方、所定量以下の場合に停止させるなどしてもよい。
【0058】
(タイミング制御部105の周波数変換部201の構成)
上記タイミング制御部105の周波数変換部201は、具体的には、例えば図3に示すように、カウンタ301と、比較器302〜304と、Dフリップフロップ305〜307・310と、論理反転回路308・309と、論理和回路311とを備えて構成されている。
【0059】
カウンタ301は、3ビットの値を保持するDフリップフロップ301aと、Dフリップフロップ301aから出力された値に1を加算するインクリメンタ301bと、インクリメンタ301bから出力された値、またはDフリップフロップ301aをリセットするための値“0”を出力する論理積回路301cを備え、基準クロック信号をカウントして、値“0”〜“4”を順次繰り返し出力するようになっている。
【0060】
比較器302〜304は、それぞれ、カウンタ301から出力される値と、値“4”、“0”、または“2”とを比較して、一致した場合にH(High)レベルの信号を出力するようになっている。
【0061】
Dフリップフロップ305〜307は、それぞれ、比較器302〜304からの出力を基準クロック信号の立ち上がりタイミングに同期して保持するようになっている。
【0062】
上記Dフリップフロップ305の出力は、論理反転回路308によって反転され、論理積回路301cに入力されるようになっている。すなわち、カウンタ301(論理積回路301c)から値“4”が出力されるごとに、基準クロック信号における次の立ち上がりタイミングで論理積回路301cに値“0”を出力させるようになっている。
【0063】
一方、Dフリップフロップ306・307の出力は、それぞれ、直接、またはDフリップフロップ310を介して論理和回路311に入力されるようになっている。
【0064】
Dフリップフロップ310は、Dフリップフロップ307の出力を、基準クロック信号が論理反転回路309により反転された信号に応じて、すなわち基準クロック信号の立ち下がりタイミングに同期して保持するようになっている。
【0065】
また、論理和回路311は、上記Dフリップフロップ306およびDフリップフロップ310の出力の論理和を出力するようになっている。
【0066】
(クロック生成部107の構成)
また受信信号処理部102のクロック生成部107(図1)は、例えば図4に示すように、分周器107aと、タイミングクロック生成部107bとを備えている。分周器107aは、PLL回路106によって逓倍された基準クロック信号を2分周してサンプリングクロック信号として出力するようになっている。
【0067】
また、タイミングクロック生成部107bは、レート変換部103によりサンプリングレートの変換に応じて生成されるバースト制御信号に基づいて、バースト期間とブランク期間とを有するクロック信号、すなわちバースト期間にだけ、上記2分周されたサンプリングクロック信号が出力されるタイミングクロック信号Aを出力するようになっている。このタイミングクロック信号Aに基づいて、復調部104ではサンプリングレート変換後のデータに対する復調処理が行われる。
【0068】
クロック生成部107は、さらに、PLL回路106から入力される基準クロック信号をそのままタイミング制御部105に出力するようになっている。
【0069】
(受信装置の動作)
上記のように構成された受信装置の動作を説明する。図5は受信装置の各部のタイミングを示すタイミングチャートである。
【0070】
PLL回路106に所定の周波数のクロック信号が入力されると、PLL回路106はそのクロック信号を逓倍して、例えば100Mzの基準クロック信号を出力する。クロック生成部107の分周器107aは、上記基準クロック信号を2分周して、50MHzのサンプリングクロック信号を出力する。
【0071】
レート変換部103は、上記サンプリングクロック信号に基づいて、チューナ部101から入力されたRF信号をサンプリングし、さらにサンプリングのレートを変換して、ディジタルデータを復調部104に出力する。また、上記レート変換に応じて、サンプリングクロック信号に同期したタイミングでH(high)レベルまたはL(Low)レベルに変化するバースト制御信号をクロック生成部107に出力する。
【0072】
クロック生成部107のタイミングクロック生成部107bは、上記バースト制御信号に応じて、バースト期間とブランク期間とを有するタイミングクロック信号Aを出力する。すなわち、バースト制御信号がLレベルになると、分周器107aから出力される50MHzのサンプリングクロック信号が出力される一方(バースト期間)、バースト制御信号がHレベルになると、タイミングクロック生成部107bの出力はLレベルに維持される(ブランク期間)。なお、特に限定されるものではないが、図5では、クロック生成部107における回路遅延等を考慮して、バースト制御信号のレベルが変化してから、バースト期間またはブランク期間になるまでの間にサンプリングクロック信号の1クロック分の遅延が生じる例を示している。
【0073】
復調部104は、上記タイミングクロック信号Aに基づいて、レート変換部103から出力されるディジタルデータに対して復調処理を行い、復調データAと、上記タイミングクロック信号Aとを出力する。
【0074】
タイミング制御部105は、受信チャネルを示すチャネル情報に応じた選択器207・208(図2)の選択により、上記タイミングクロック信号Aおよび復調データA、またはバースト制御部205およびバッファ206から出力されるタイミングクロック信号Bおよび復調データBを出力する。上記タイミングクロック信号Bおよび復調データBは、詳しくは以下のようにして生成される。
【0075】
まず、周波数変換部201は、クロック生成部107から入力される100MHzの基準クロック信号に基づいて、40MHzの周波数変換クロックを出力する。より詳しくは、カウンタ301(図3)は、図6に示すように、基準クロック信号の立ち上がりエッジごとにカウントアップされる値“0”〜“4”を繰り返し出力する。すなわち、インクリメンタ301bはDフリップフロップ301aから出力される値をインクリメントし、そのインクリメントされた値が基準クロック信号の立ち上がりエッジごとに、論理積回路301cを介してDフリップフロップ301aに保持される。また、論理積回路301cから出力される値が“4”になるごとに、比較器302の出力がHレベルになり、次の基準クロック信号の立ち上がりエッジで、Dフリップフロップ305の出力がHレベル、論理反転回路308から上記論理積回路301cに入力される信号がLレベルになって、論理積回路301cから出力される値が“0”になり(リセットされる)、さらに次の基準クロック信号の立ち上がりエッジで上記値“0”がDフリップフロップ301aに保持される。
【0076】
上記カウンタ301の論理積回路301cの出力は、また、比較器303および比較器304にも入力され、比較器303は、その値が“0”になるごとにHレベルになり、次の基準クロック信号の立ち上がりエッジでDフリップフロップ306の出力がHレベルになる。また、比較器304は、上記カウンタ301の出力が“2”になるごとにHレベルになり、次の基準クロック信号の立ち上がりエッジでDフリップフロップ307の出力がHレベルになり、さらに次の基準クロック信号の立ち下がりエッジ(論理反転回路309の出力の立ち上がりエッジ)で、Dフリップフロップ310の出力がHレベルになる。つまり、Dフリップフロップ306の出力は基準クロック信号の5クロックごとにHレベルになり、Dフリップフロップ310の出力は上記よりも2.5クロックだけ遅れたタイミングでHレベルになる。そこで、論理和回路311からは、前記50MHzのサンプリングクロック信号が5回Hレベルになる間に、4回だけHレベルになる40MHz(周期が1.25倍)の周波数変換クロック信号が出力される。
【0077】
上記周波数変換クロック信号は、バースト制御部205(図2)に入力され、クロック数カウンタ202・203の出力を比較する比較器204の出力に応じてタイミングクロック信号Bが生成される。具体的には、例えばクロック数カウンタ202・203の初期値が等しかったとすると、クロック数カウンタ203にタイミングクロック信号Aがバースト期間になってクロックパルスが入力された際に、クロック数カウンタ203の出力がインクリメントされ、a>bとなるので、比較器204の出力がHレベルになって、バースト制御部205は上記周波数変換部201から出力された周波数変換クロック信号をそのままタイミングクロック信号Bとして出力する(タイミングクロック信号Bもバースト期間になる)。そこで、クロック数カウンタ202の出力もインクリメントされるが、タイミングクロック信号Aの方が周波数が高いので、上記a>bの状態は継続される。その後、タイミングクロック信号Aがブランク期間になると、クロック数カウンタ203の出力は変化しなくなるが、クロック数カウンタ202の出力のインクリメントは続き、やがて、a=bとなると、比較器204の出力がLレベルになり、バースト制御部205の出力はLレベルに維持されて、タイミングクロック信号Bもブランク期間になる。
【0078】
また、バッファ206には、タイミングクロック信号Aに基づいたタイミングで、復調部104から出力された復調データAが順次保持され、タイミングクロック信号Bに基づいたタイミングで、復調データBとしてバッファ206から出力される。
【0079】
上記のようなタイミングクロック信号A・Bは、前記のように、バースト期間におけるクロックの周波数が、それぞれ50MHz、または40MHz(タイミングクロック信号Aのクロック周期をTとすると、タイミングクロック信号Bのクロック周期はT×1.25)である。一方、バースト期間における両者のクロック数(立ち上がり、または立ち下がりの回数)は、上記のようにクロック数カウンタ202・203のカウント数に基づく制御によって等しくなっている。すなわち、図5の例では、例えば4つのデーD[i]〜D[i+3]に対応したバースト期間におけるクロック数は4つとなっているので、バースト期間とブランク期間との合計の期間Tdを通じた平均の周波数は互いに等しい(1/Td)×4になる。それゆえ、選択器207・208によって、タイミング信号Aと復調データAと、またはタイミング信号Bと復調データBとの何れが選択された場合でも、受信装置から出力される復調データの平均的なデータ処理量は同じに保たれる。
【0080】
ここで、上記タイミングクロック信号A・Bのスペクトルにおいては、バースト期間のクロック周波数fと、その高調波の周波数f×n(nはn≧2なる整数)に電力が集中する。そこで、例えば日本の地上波テレビジョン放送におけるUHF帯の21チャネルまたは27チャネルの放送を受信する場合、冒頭で説明したように、21チャネルの放送を受信する場合にタイミングクロック信号A(50MHz)が出力されるようにする一方、26チャネルの放送を受信する場合にタイミングクロック信号B(40MHz)が出力されるようにすることにより、図7、8に示すように、何れの場合にも、バースト期間におけるタイミングクロック信号の高調波は受信信号の周波数と一致せず、タイミングクロック信号が受信動作に与える影響は回避される。
【0081】
具体的には、21チャネルの周波数帯域は518MHz〜524MHzであり、その近傍における、50MHzのクロック周波数に対する高調波の周波数は10次のf×10=500MHzと11次のf×11=550MHzで、何れも受信信号の帯域には重ならないので、受信信号には影響を与えない。
【0082】
また、26チャネルの周波数帯域は548MHz〜554MHzであり、その近傍における、40MHzのクロック周波数に対する高調波の周波数は13次のf×10=520MHzと14次のf×14=560MHzで、やはり何れも受信信号の帯域には重ならないので、受信信号には影響を与えない。
【0083】
ここで、もし、上記とは逆のタイミングクロック信号が用いられたとすると、518MHz〜524MHzの受信帯域に40MHzの13次高調波の周波数520MHzが重なり、または548MHz〜554MHzの受信帯域に50MHzの11次の高調波の周波数550MHzが重なるので、受信信号への干渉による受信妨害が生じることになるが、上記のようにチャネル情報に応じたタイミングクロック信号(およびそれに同期した復調データ)に選択的に切り替えられることにより、高調波による受信信号への妨害を回避することができる。
【0084】
また、上記のようにバースト期間のクロック周波数が異なるが、クロックを出力しない期間が制御されて平均の周波数が等しい2種類の信号を用いることにより、これらのタイミングクロック信号を用いて行われる処理の処理能力は等しく保たれる。さらに、上記のような2種類のタイミングクロック信号(およびこれに同期した復調データ)をあらかじめ周波数が一定の基準クロック信号に基づき生成しておいて切り替えることにより、受信信号処理部102に入力されるクロック信号の周波数やPLL回路106の逓倍率などを変化させる必要がないので、安定した発振状態を保つことができる。それゆえ、受信チャネルを切り替えた場合でも、応答時間をほとんど要することなく、あたらなチャネルの受信を行わせることができる。また、上記のような2種類のタイミングクロック信号を基準クロック信号の立ち上がりタイミングや立ち下がりタイミングを用いたディジタル処理によって生成することにより、これらのタイミングクロック信号を確実に得ることができるとともに、タイミング調整の容易化や、設計の容易化(ばらつきを考慮した設計マージンの低減等)なども図ることができる。
【0085】
(実施の形態2)
図9は実施の形態2に係る受信装置の要部の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態2において、前記実施の形態1と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
【0086】
この受信装置の受信信号処理部402は、前期実施の形態1の受信装置の受信信号処理部102(図1)と比べて、レート変換部103と復調部104との間に、フリップフロップ404とタイミング制御部105とが設けられている点が異なる。上記フリップフロップ404は、レート変換部103から出力されたディジタルデータをクロック生成部107から出力されるタイミングクロック信号Aに基づいて一旦保持するようになっている。
【0087】
タイミング制御部105には、復調データではなく上記フリップフロップ404から出力されるディジタルデータが入力されるが、その動作は実施の形態1と同じである。すなわち、チャネル情報に基づいて、上記入力されたデータをそのまま出力するかまたはバッファ206に一旦保持した後に出力するか、およびフリップフロップ404から入力されたタイミングクロック信号Aをそのまま出力するかまたは内部で生成されたタイミングクロック信号Bを出力するかが切り替わるようになっている。
【0088】
また、復調部104の動作も実施の形態1と同じであるが、その動作タイミングが、タイミング制御部105から選択的に出力されるタイミングクロック信号A・Bに基づいて制御される。なお、この復調部104に入力されるディジタルデータはフリップフロップ404を介したものなので、復調部104に代えて入力段のフリップフロップが省略された物を用いてもよい。また、さらに、復調部104における一部の処理も、タイミング制御部105の手前で行わせるようにしてもよい。
【0089】
上記のように、タイミング制御部105を復調部104の手前に設け、受信チャネルに応じたタイミングクロック信号A・Bによって復調部104を動作させることにより、受信チャネルに係わらず固定的な周波数のクロック信号で動作する部分を少なく押さえることができるので、タイミングクロック信号(の高調波)による受信妨害をより一層容易に抑制することができる。さらに、復調部104の回路規模が大きいと電源電圧やグラウンドレベルの変動を引き起こしやすくなるが、その影響による受信妨害も、復調部104を上記のように選択されたタイミングクロック信号に基づいて動作させることによって、容易に回避することができる。
【0090】
なお、上記の例においては、50MHzまたは40MHzの2種類のタイミングクロック信号A・Bが選択的に用いられる例を示したが、上記の周波数に限らず、また、3種類以上のタイミングクロック信号が用いられるようにしてもよい。すなわち、各タイミングクロック信号の高調波の周波数が一致するのは、各タイミングクロック信号の周波数の公倍数に等しい周波数となるので、例えば最小公倍数の周波数が受信装置の最高受信周波数よりも高くなるようにするなど、公倍数の周波数が受信装置の受信帯域内に入らないようにすれば、何れかのタイミングクロック信号を選択することによって、何れのチャネルを受信する場合でも必ず高調波の影響を回避することができる。また、一般に次数が高くなるほど高調波の電力は小さくなるので、その点を考慮すれば、上記公倍数の周波数が受信帯域内であっても、少なくとも受信妨害に影響のある次数以上になるようにすればよい。
【0091】
また、上記のようにタイミングクロック信号の選択を受信チャネル(チャネル情報)に基づいて行うのに限らず、例えばビットエラーレート等の受信品質に関連する情報に基づいて、受信妨害の影響がないように、または許容範囲内(もしくは最小)になるように選択されるようにしてもよい。このような構成は、特に、高調波のスペクトルが理論的な高調波の周波数に集中していない場合などに有効である。
【0092】
また、上記のように、40MHzの周波数変換クロック信号を生成するために100MHzの基準クロック信号の立ち上がりタイミングと立ち下がりタイミングとを用いることによって、一般に基準クロック信号の周波数を低く抑えたり回路規模を小さくしたりすることが容易になるが、これに限らず、例えばさらに高速なクロック信号の立ち上がりタイミングまたは立ち下がりタイミングの何れか一方だけを用いるようにしてもよい。また、周波数変換クロック信号におけるLレベルの期間を調整することによって40MHzの周波数変換クロック信号を得るのに限らず、Hレベルの期間を調整するようにしてもよいし、H、Lレベルの両方の期間を調整してデューティ比が1:1に保たれるようにしてもよい。
【0093】
また、受信信号処理部102が1チップの半導体集積回路によって構成されるとして説明したが、これに限るものではない。すなわち、上記のように構成される場合には、受信信号処理部102から出力されるタイミングクロック信号以外の信号(例えばサンプリングクロック信号等)が受信信号処理部102の外部の回路に与える影響を小さく抑えることが容易にできるが、そのような影響は、受信信号処理部102が複数の半導体集積回路によって構成される場合でも実装技術などによって小さく抑えることなどもできるので、1チップで構成されるかどうかは本質的な問題ではない。また、PLL回路106が受信信号処理部102の内部に設けられていることも、基準クロック信号の影響を低減する点では有利であるが、これに限るものではない。
【0094】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、クロック信号が含まれるバースト期間と含まれないブランク期間とを有するタイミングクロック信号であって、バースト期間におけるクロック信号の周波数が互いに異なる複数のタイミングクロック信号が、受信周波数に応じて選択的に用いられることにより、上記クロック信号の高調波が受信信号に与える影響を回避することができる。しかも、上記のような複数のタイミングクロック信号が、固定的な周波数のクロック信号に基づいて生成されることにより、受信チャネルを切り替える場合に応答時間が長くかかることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の受信装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】同、タイミング制御部105の構成を示すブロック図である。
【図3】同、周波数変換部201の構成を示すブロック図である。
【図4】同、クロック生成部107の構成を示すブロック図である。
【図5】同、タイミング制御部105の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】同、周波数変換部201の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】同、タイミングクロック信号Aの高調波の周波数と受信信号の周波数との関係を示す説明図である。
【図8】同、タイミングクロック信号Bの高調波の周波数と受信信号の周波数との関係を示す説明図である。
【図9】実施の形態2の受信装置の要部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 チューナ部
102 受信信号処理部
103 レート変換部
104 復調部
105 タイミング制御部
106 PLL回路
107 クロック生成部
107a 分周器
107b タイミングクロック生成部
201 周波数変換部
202・203 クロック数カウンタ
204 比較器
205 バースト制御部
206 バッファ
207・208 選択器
301 カウンタ
301a Dフリップフロップ
301b インクリメンタ
301c 論理積回路
302〜304 比較器
305〜307・310 Dフリップフロップ
308・309 論理反転回路
311 論理和回路
402 受信信号処理部
404 フリップフロップ

Claims (18)

  1. 信号レベルが変化するバースト期間と、信号レベルが変化しないブランク期間とを有するバーストクロック信号を発生するクロック信号発生回路であって、
    連続的に信号レベルが変化する連続クロック信号を出力する連続クロック信号出力回路と、
    上記連続クロック信号に基づいて、バースト期間における周波数が互いに異なり、かつ、バースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数が互いに等しい少なくとも2種類のバーストクロック信号のうちの何れかを選択的に出力するバーストクロック信号出力回路と、
    を備えたことを特徴とするクロック信号発生回路。
  2. 請求項1のクロック信号発生回路であって、
    上記バーストクロック信号出力回路は、同一の上記連続クロック信号における立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジに同期して信号レベルを変化させることにより、上記バースト期間における周波数が互いに異なるバーストクロック信号を生成するように構成されていることを特徴とするクロック信号発生回路。
  3. 請求項1のクロック信号発生回路であって、
    上記連続クロック信号出力回路は、入力されたクロック信号を逓倍して上記連続クロック信号を出力するように構成されていることを特徴とするクロック信号発生回路。
  4. 請求項1のクロック信号発生回路であって、
    上記バーストクロック信号出力回路は、
    上記連続クロック信号またはこれに同期した信号である第1の連続クロック信号と、所定のバースト制御信号とに基づいて、上記少なくとも2種類のバーストクロック信号のうちの第1のバーストクロック信号を出力する第1のバーストクロック信号出力回路と、
    上記連続クロック信号またはこれに同期した信号であり、上記第1の連続クロック信号と異なる周波数の第2の連続クロック信号と、上記第1のバーストクロック信号とに基づいて、バースト期間とブランク期間とを制御することにより、上記少なくとも2種類のバーストクロック信号のうちの第2のバーストクロック信号を出力する第2のバーストクロック信号出力回路と、
    上記第1および第2のバーストクロック信号の何れか一方を選択的に出力するクロック信号選択回路と、
    を備えたことを特徴とするクロック信号発生回路。
  5. 請求項4のクロック信号発生回路であって、
    上記第2のバーストクロック信号出力回路は、
    上記第1のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数と、上記第2のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数とに基づいて、上記第2のバーストクロック信号における上記バースト期間とブランク期間とを制御することにより、バースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数を互いに等しくするように構成されていることを特徴とするクロック信号発生回路。
  6. 請求項5のクロック信号発生回路であって、
    上記第2のバーストクロック信号出力回路は、
    上記第1のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数を計数する第1のカウンタと、
    上記第2のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数を計数する第2のカウンタと、
    上記第1および第2のカウンタの計数値を比較する比較器と、
    上記比較器の出力に基づいて、上記第2のバーストクロック信号における上記バースト期間とブランク期間とを制御するバースト制御回路と、
    を備えたことを特徴とするクロック信号発生回路。
  7. 請求項6のクロック信号発生回路であって、
    上記バースト制御回路は、上記第1のカウンタの計数値が上記第2のカウンタの計数値よりも大きい場合に、上記第2の連続クロック信号を出力する一方、上記第1のカウンタの計数値と上記第2のカウンタの計数値とが等しい場合に、上記第2の連続クロック信号の出力を停止するように構成されていることを特徴とするクロック信号発生回路。
  8. 請求項1のクロック信号発生回路を備えた受信装置であって、
    上記バーストクロック信号出力回路が、受信信号の周波数に応じて、上記少なくとも2種類のバーストクロック信号のうちの何れかを選択的に出力するように構成されたことを特徴とする受信装置。
  9. 請求項8の受信装置であって、
    上記選択的に出力されるバーストクロック信号は、バースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致しないバーストクロック信号、またはバースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致し、かつ、その周波数の高調波の電力が所定以下であるバーストクロック信号であることを特徴とする受信装置。
  10. 請求項9の受信装置であって、
    上記少なくとも2種類のバーストクロック信号のそれぞれのバースト期間における周波数は、それらの公倍数の周波数が受信装置の受信帯域に含まれないように設定されていることを特徴とする受信装置。
  11. 請求項8の受信装置であって、
    上記少なくとも2種類のバーストクロック信号のそれぞれのバースト期間における周波数は、それらの公倍数の周波数で、かつ、その周波数の高調波の電力が所定以上である周波数が受信装置の受信帯域に含まれないように設定されていることを特徴とする受信装置。
  12. 請求項4のクロック信号発生回路と、
    受信信号を復調する復調回路と、
    上記第1のバーストクロック信号に同期して、上記復調回路から出力される復調データを一旦保持し、上記第2のバーストクロック信号に同期して、保持した復調データを出力するバッファと、
    上記復調回路から出力される復調データ、および上記バッファから出力される復調データの何れか一方を選択的に出力するデータ選択回路と、
    を備え、
    上記復調回路は、上記第1のバーストクロック信号に応じて復調処理を行い、
    上記データ選択回路は、上記クロック信号選択回路によって選択される第1または第2のバーストクロック信号に対応した復調データを選択的に出力するように構成されていることを特徴とする受信装置。
  13. 請求項4のクロック信号発生回路と、
    受信信号を復調する復調回路と、
    上記第1のバーストクロック信号に同期して、受信信号に基づいた上記復調回路に入力される復調前データを一旦保持し、上記第2のバーストクロック信号に同期して、保持した復調前データを出力して上記復調回路に入力するバッファと、
    上記バッファに入力される復調前データ、および上記バッファから出力される復調前データの何れか一方を選択的に出力するデータ選択回路と、
    を備え、
    上記データ選択回路は、上記クロック信号選択回路によって選択される第1または第2のバーストクロック信号に対応した復調前データを選択的に出力し、
    上記復調回路は、上記クロック信号選択回路によって選択された第1または第2のバーストクロック信号、および上記データ選択回路によって選択された復調前データに基づいて、復調処理を行うように構成されていることを特徴とする受信装置。
  14. 請求項12および請求項13のうちの何れか1項の受信装置であって、
    上記クロック信号選択回路は、上記第1および第2のバーストクロック信号のうち、バースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致しないバーストクロック信号、またはバースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致し、かつ、その周波数の高調波の電力が所定以下であるバーストクロック信号を選択するように構成されていることを特徴とする受信装置。
  15. 請求項12および請求項13のうちの何れか1項の受信装置であって、
    上記第2のバーストクロック信号出力回路は、
    上記第1のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数と、上記第2のバーストクロック信号のバースト期間に含まれるクロックパルスの数とに基づいて、上記第2のバーストクロック信号における上記バースト期間とブランク期間とを制御することにより、バースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数を互いに等しくするように構成されていることを特徴とする受信装置。
  16. 送信された信号を受信して、受信信号に基づいて復調された復調データ、および信号レベルが変化するバースト期間と信号レベルが変化しないブランク期間とを有するバーストクロック信号を出力する受信方法であって、
    受信信号に基づいて第1のバーストクロック信号を生成し、
    受信信号の周波数に応じて、上記第1のバーストクロック信号、または上記第1のバーストクロック信号に対して、バースト期間における周波数が互いに異なり、かつ、バースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数が等しい第2のバーストクロック信号を選択的に出力するとともに、
    上記第1のバーストクロック信号に基づいて復調された復調データを上記選択的に出力される第1または第2のバーストクロック信号に同期させて出力することを特徴とする受信方法。
  17. 送信された信号を受信して、受信信号に基づいて復調された復調データ、および信号レベルが変化するバースト期間と信号レベルが変化しないブランク期間とを有するバーストクロック信号を出力する受信方法であって、
    受信信号に基づいて第1のバーストクロック信号を生成し、
    受信信号の周波数に応じて、上記第1のバーストクロック信号、または上記第1のバーストクロック信号に対して、バースト期間における周波数が互いに異なり、かつ、バースト期間およびブランク期間を通じた平均の周波数が等しい第2のバーストクロック信号を選択的に出力するとともに、
    上記選択的に出力されるバーストクロック信号に基づいて復調された復調データを出力することを特徴とする受信方法。
  18. 請求項16および請求項17のうちの何れか1項の受信方法であって、
    上記選択的に出力されるバーストクロック信号が、バースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致しないバーストクロック信号、またはバースト期間における周波数の整数倍が受信信号の周波数に一致し、かつ、その周波数の高調波の電力が所定以下であるバーストクロック信号であることを特徴とする受信方法。
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WO2023090252A1 (ja) * 2021-11-19 2023-05-25 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置、制御方法、電源システム、プログラム、及び記憶媒体

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