JP2005019133A - ヒューズ溶断検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】溶断検出つきヒューズと比較して、性能上有利な溶断検出なしヒューズをコンバータやインバータのような電力変換装置に容易に適用することのできるヒューズ溶断検出装置を提供する。
【解決手段】負荷(4)に対する電力供給経路に接続されたヒューズ(5)の溶断を検出するに当たり、ヒューズ(5)の両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段(6,7,8)と、電圧検出手段で検出された電圧に基づいて、ヒューズの溶断を検出し溶断検出信号を出力する溶断信号出力手段(9)とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】負荷(4)に対する電力供給経路に接続されたヒューズ(5)の溶断を検出するに当たり、ヒューズ(5)の両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段(6,7,8)と、電圧検出手段で検出された電圧に基づいて、ヒューズの溶断を検出し溶断検出信号を出力する溶断信号出力手段(9)とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷に対する電力供給経路に接続されたヒューズの溶断を検出するヒューズ溶断検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6はこの種の従来のヒューズ溶断検出装置の構成を適用対象と併せて示した回路図であり、例えば、交流電源電圧を全波整流するコンバータとも呼ばれる直流電源1の負荷側に、平滑コンデンサ3と、インバータ主回路と呼ばれる半導体スイッチング素子2の直流側が接続され、この半導体スイッチング素子2の交流側にモータ4が接続されている。また、直流電源1の負荷側の直流電力供給経路に、溶断検出つきヒューズ20が接続されている。
【0003】
溶断検出つきヒューズとは、ヒューズが溶断した場合に突起物がヒューズ本体から飛び出してくる構造を持つヒューズのことである。そして、突起物の飛び出しによって補助接点を動作させるように「マイクロスイッチ」と呼ばれるスイッチを取り付けて使用していた。この補助接点による溶断検出回路は、制御直流電源19の出力端子間に、マイクロスイッチ21の補助接点、抵抗12及びホトカプラ14の1次側要素が直列に接続され、ヒューズ20が溶断したことにより、マイクロスイッチ21の補助接点が閉じられ、その結果、ホトカプラ14の一次側要素に発光電流が供給され、その2次側要素から電気的な溶断検出信号が出力される構成になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来から使用されている「溶断検出つきヒューズ」は、その構造が複雑であるため、「溶断検出なしヒューズ」と比較して、遮断可能な最大電圧が低下したり、電流遮断時のアーク消弧性能が悪いというような問題があった。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータやインバータのような電力変換装置に容易に適用することのできるヒューズ溶断検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
負荷に対する電力供給経路に接続されたヒューズの溶断を検出するヒューズ溶断検出装置において、
ヒューズの両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段と、
電圧検出手段で検出された電圧に基づいて、ヒューズの溶断を検出し溶断検出信号を出力する溶断信号出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置において、
電圧検出手段は、コンデンサ及び抵抗を介して、1次巻線がヒューズの両端に直列に接続されたパルストランスを含み、
溶断信号出力手段は、パルストランスの2次巻線に並列に接続され、大きさが制限された溶断検出信号を出力する過電圧保護回路を含む、ことを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置において、
電圧検出手段は、コンデンサ及び第1の抵抗を介して、ヒューズの両端に直列に接続され、それ自体の両端に大きさが制限された電圧を発生する過電圧保護回路を含み、
溶断信号出力手段は、第2の抵抗を介して、1次側要素が過電圧保護回路の両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、ことを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置において、
電圧検出手段は、コンデンサ及び抵抗を介して、ヒューズの両端に直列に接続され、大きさが制限された電流を流す過電流保護回路を含み、
溶断信号出力手段は、1次側要素が過電流保護回路に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、ことを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置において、
電圧検出手段は、抵抗を介して、ヒューズの両端に直列に接続されたコンデンサを含み、
溶断信号出力手段は、大きさが制限された電流を流す過電流保護回路を介して、1次側要素がコンデンサの両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、ことを特徴とする。
【0011】
請求項6に係る発明は、請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置において、
電圧検出手段は、ヒューズに並列接続されたコンデンサと、第1の抵抗を介して、コンデンサの両端に直列に接続され、両端に大きさが制限された電圧を発生する過電圧保護回路とを含み、
溶断信号出力手段は、第2の抵抗を介して、1次側要素が過電流保護回路両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第1の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図である。同図において、例えば、交流電源の交流電圧を全波整流する直流電源1の負荷側、すなわち、直流出力側に平滑コンデンサ3と半導体スイッチング素子2とが並列に接続されている。半導体スイッチング素子2の交流出力側にモータ4が接続されている。そして、直流電源1の直流出力経路、すなわち、負荷側に溶断検出対象のヒューズ5が接続されている。
【0013】
このヒューズ5の溶断を検出するために、ヒューズ5の両端にコンデンサ6及び抵抗12を介して、パルストランス8の1次巻線が直列に接続され、さらに、パルストランス8の2次巻線に、大きさが制限された溶断検出信号を出力する過電圧保護回路9が並列に接続されている。このうち、コンデンサ6、抵抗7及びパルストランス8が本発明の電圧検出手段を構成し、過電圧保護回路9が本発明の溶断信号出力手段を構成している。
【0014】
上記のように構成された第1の実施形態の動作について以下に説明する。先ず、溶断検出対象のヒューズ5が負荷経路に接続された直流電源1は、交流を全波整流して脈流を出力する。この脈流は平滑コンデンサ3によって平滑され、直流が半導体スイッチング素子2に供給される。半導体スイッチング素子2は図示を省略した制御回路によってオン、オフ制御され、例えば、疑似3相交流電圧がモータ4に供給される。このとき、半導体スイッチング素子2が短絡したり、あるいは、モータ4が過負荷状態になったりすると、ヒューズ5に過大な電流が流れ、定格電流より一定の割合だけ大きな値を超えたとき、ヒューズ5が溶断するようになっている。
【0015】
ここで、直流電源1が、例えば、600〜1000Vの電圧を出力し、平滑コンデンサ3として、例えば、50000μFの容量を持つものが使用され、モータ4として定格が2〜1500kwのものが接続された状態でヒューズ5の内部エレメントが溶融したとする。このとき、数100μSの間、ヒューズ5の内部にアークが発生する。これによって、ヒューズ5の両端電圧は一時的に数100V程度になる。
【0016】
この結果、コンデンサ6及び抵抗7を介して、ヒューズ5の両端に直列に接続されたパルストランス8の1次側にパルス電流が流れ、このパルストランス8の2次側にパルス電圧が発生する。このパルス電圧は、例えば、抵抗及びツェナーダイオードでなる過電圧保護回路9によって、後段の電子回路を破壊しないレベルに抑制され、溶断検出信号として出力される。
【0017】
かくして、第1の実施形態によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータに容易に適用することができる。
【0018】
図2は本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第2の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図である。図中、図1に示す第1の実施形態と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態はヒューズ5の両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段として、コンデンサ6及び抵抗12を介して、ヒューズ5の両端に直列に接続され、その両端に大きさが制限された電圧を発生する過電圧保護回路13を用いた点、この電圧検出手段で検出された電圧に基づいて、ヒューズ5の溶断を検出して溶断検出信号を出力する溶断信号出力手段として、抵抗16を介して、1次側要素が過電圧保護回路13の両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラ14を用いた点が第1の実施形態と構成を異にし、これ以外は第1の実施形態と同一に構成されている。
【0019】
上記のように構成された第2の実施形態の動作について、特に、第1の実施形態と構成を異にする部分を中心にして以下に説明する。ヒューズ5が溶断した結果、ヒューズ5の両端に数100V程度の電圧が発生する。この電圧がコンデンサ6、抵抗12及びツェナーダイオードでなる過電圧保護回路13の直列接続回路に印加され、過電圧保護回路13の両端に、電圧が抑制された電圧が発生する。この電圧は抵抗16で限流作用を受けてホトカプラ14の1次側要素、すなわち、発光ダイオードに印加され、その2次側要素、すなわち、ホトダイオードから溶断検出信号が出力される。
【0020】
かくして、第2の実施形態によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータに容易に適用することができる。
【0021】
図3は本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第3の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図である。図中、図2に示す第2の実施形態と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態はヒューズ5の両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段として、コンデンサ6及び抵抗12を介して、電流制限ダイオードでなる過電流保護回路15をヒューズ5の両端に直列に接続すると共に、過電流保護回路15に対して、溶断信号出力手段としてのホトカプラ14の1次側要素を直列接続した点が、図2に示した第2の実施形態と構成を異にし、これ以外は第2の実施形態と同一に構成されている。
【0022】
上記のように構成された第3の実施形態の動作について、特に、第2の実施形態と構成を異にする部分を中心にして以下に説明する。ヒューズ5が溶断してその両端に数100V程度の電圧が発生し、この電圧によってコンデンサ6の両端電圧が一時的に上昇したとしても、コンデンサ6に対して過電流保護回路15とホトカプラ14の1次側要素の直列接続回路が並列に接続されているため、過電流保護回路15がホトカプラ14の1次側の要素を保護する値に電流値を制限する。従って、ヒューズ5の両端に発生する電圧を、大きさが制限された電流に変換するため、間接的な電圧検出が行われ、これによって、第2の実施形態と同様な作用が行われる。
【0023】
かくして、第3の実施形態によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータに容易に適用することができる。
【0024】
図4は本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第4の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図である。図中、図3に示す第3の実施形態と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態はヒューズ5の両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段として、抵抗12を介して、ヒューズ5の両端に直列に接続されたコンデンサ6を含み、溶断信号出力手段として、大きさが制限された電流を流す過電流保護回路15を介して、1次側要素がコンデンサ6の両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラ14を含む点が、図3に示した第3の実施形態と構成を異にし、これ以外は第3の実施形態と同一に構成されている。
【0025】
上記のように構成された第4の実施形態の動作について、特に、第3の実施形態と構成を異にする部分を中心にして以下に説明する。ヒューズ5が溶断してその両端に数100V程度の電圧が発生し、この電圧によってコンデンサ6が充電される。コンデンサ6の充電と共に、過電流保護回路15とホトカプラ14の一時側要素の直列接続回路にも電流が流れるため、ヒューズ5の溶断を検出することができる。なお、この実施形態においては、ヒューズ5が溶断する瞬間に限らず、溶断する途中の過程でヒューズ5の両端に数Vの電圧が発生した場合にもこれをヒューズの溶断として検出できるという利点がある。
【0026】
かくして、第4の実施形態によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータに容易に適用することができる。
【0027】
図5は本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第5の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図である。図中、図4に示す第4の実施形態と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態はヒューズ5の両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段は、ヒューズ5に並列接続されたコンデンサ6と、抵抗12を介して、コンデンサ6の両端に直列に接続され、両端に大きさが制限された電圧を発生する過電圧保護回路9とを含み、溶断信号出力手段は、抵抗16を介して、1次側要素が過電流保護回路両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラ14を含む点が、図4に示した第4の実施形態と構成を異にし、これ以外は第4の実施形態と同一に構成されている。
【0028】
上記のように構成された第5の実施形態の動作について、特に、第4の実施形態と構成を異にする部分を中心にして以下に説明する。ヒューズ5が溶断するときその両端に数100Vのアーク電圧が発生する。この結果、ヒューズ5に並列接続されたコンデンサ6が充電される。コンデンサ6の充電電圧によって、抵抗12及び過電圧保護回路9の直列接続回路に電流が流れ、過電圧保護回路9の両端に大きさが制限された電圧が発生する。この電圧は、抵抗16を介して、ホトカプラ14の1次側要素に印加される。これによって、ホトカプラ14の2次側要素からヒューズ5の溶断検出信号が出力される。この場合も、ヒューズ5が溶断する瞬間に限らず、溶断する途中の過程でヒューズ5の両端に数Vの電圧が発生した場合にもこれをヒューズの溶断として検出できるという利点がある。
【0029】
かくして、第5の実施形態によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータに容易に適用することができる。
【0030】
なお、上述した第1乃至第5の実施形態では、コンバータの負荷側に接続されたヒューズ5を溶断検出対象としたが、本発明はこれに適用を限定されるものではなく、インバータの負荷側に接続されたヒューズであっても上述したと同様な構成によってその溶断を検出することができる。また、本発明はコンバータやインバータに限らす、負荷に対する電力供給経路に接続された殆どのヒューズに適用することができる。
【0031】
また、上述した第1乃至第5の実施形態における直流電源1は交流を全波整流する整流回路として説明したが、蓄電池あるいは発電機であっても上述したと全く同様にして本発明を適用することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータやインバータのような電力変換装置に容易に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第1の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【図2】本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第2の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【図3】本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第3の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【図4】本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第4の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【図5】本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第5の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【図6】従来のヒューズ溶断検出装置の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【符号の説明】
1 直流電源
2 半導体スイッチング素子
3 平滑コンデンサ
4 モータ
5 ヒューズ
6 コンデンサ
7,12,16 抵抗
8 パルストランス
9,13 過電圧保護回路
14 ホトカプラ
15 過電流保護回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷に対する電力供給経路に接続されたヒューズの溶断を検出するヒューズ溶断検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6はこの種の従来のヒューズ溶断検出装置の構成を適用対象と併せて示した回路図であり、例えば、交流電源電圧を全波整流するコンバータとも呼ばれる直流電源1の負荷側に、平滑コンデンサ3と、インバータ主回路と呼ばれる半導体スイッチング素子2の直流側が接続され、この半導体スイッチング素子2の交流側にモータ4が接続されている。また、直流電源1の負荷側の直流電力供給経路に、溶断検出つきヒューズ20が接続されている。
【0003】
溶断検出つきヒューズとは、ヒューズが溶断した場合に突起物がヒューズ本体から飛び出してくる構造を持つヒューズのことである。そして、突起物の飛び出しによって補助接点を動作させるように「マイクロスイッチ」と呼ばれるスイッチを取り付けて使用していた。この補助接点による溶断検出回路は、制御直流電源19の出力端子間に、マイクロスイッチ21の補助接点、抵抗12及びホトカプラ14の1次側要素が直列に接続され、ヒューズ20が溶断したことにより、マイクロスイッチ21の補助接点が閉じられ、その結果、ホトカプラ14の一次側要素に発光電流が供給され、その2次側要素から電気的な溶断検出信号が出力される構成になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来から使用されている「溶断検出つきヒューズ」は、その構造が複雑であるため、「溶断検出なしヒューズ」と比較して、遮断可能な最大電圧が低下したり、電流遮断時のアーク消弧性能が悪いというような問題があった。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータやインバータのような電力変換装置に容易に適用することのできるヒューズ溶断検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
負荷に対する電力供給経路に接続されたヒューズの溶断を検出するヒューズ溶断検出装置において、
ヒューズの両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段と、
電圧検出手段で検出された電圧に基づいて、ヒューズの溶断を検出し溶断検出信号を出力する溶断信号出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置において、
電圧検出手段は、コンデンサ及び抵抗を介して、1次巻線がヒューズの両端に直列に接続されたパルストランスを含み、
溶断信号出力手段は、パルストランスの2次巻線に並列に接続され、大きさが制限された溶断検出信号を出力する過電圧保護回路を含む、ことを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置において、
電圧検出手段は、コンデンサ及び第1の抵抗を介して、ヒューズの両端に直列に接続され、それ自体の両端に大きさが制限された電圧を発生する過電圧保護回路を含み、
溶断信号出力手段は、第2の抵抗を介して、1次側要素が過電圧保護回路の両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、ことを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置において、
電圧検出手段は、コンデンサ及び抵抗を介して、ヒューズの両端に直列に接続され、大きさが制限された電流を流す過電流保護回路を含み、
溶断信号出力手段は、1次側要素が過電流保護回路に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、ことを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置において、
電圧検出手段は、抵抗を介して、ヒューズの両端に直列に接続されたコンデンサを含み、
溶断信号出力手段は、大きさが制限された電流を流す過電流保護回路を介して、1次側要素がコンデンサの両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、ことを特徴とする。
【0011】
請求項6に係る発明は、請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置において、
電圧検出手段は、ヒューズに並列接続されたコンデンサと、第1の抵抗を介して、コンデンサの両端に直列に接続され、両端に大きさが制限された電圧を発生する過電圧保護回路とを含み、
溶断信号出力手段は、第2の抵抗を介して、1次側要素が過電流保護回路両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第1の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図である。同図において、例えば、交流電源の交流電圧を全波整流する直流電源1の負荷側、すなわち、直流出力側に平滑コンデンサ3と半導体スイッチング素子2とが並列に接続されている。半導体スイッチング素子2の交流出力側にモータ4が接続されている。そして、直流電源1の直流出力経路、すなわち、負荷側に溶断検出対象のヒューズ5が接続されている。
【0013】
このヒューズ5の溶断を検出するために、ヒューズ5の両端にコンデンサ6及び抵抗12を介して、パルストランス8の1次巻線が直列に接続され、さらに、パルストランス8の2次巻線に、大きさが制限された溶断検出信号を出力する過電圧保護回路9が並列に接続されている。このうち、コンデンサ6、抵抗7及びパルストランス8が本発明の電圧検出手段を構成し、過電圧保護回路9が本発明の溶断信号出力手段を構成している。
【0014】
上記のように構成された第1の実施形態の動作について以下に説明する。先ず、溶断検出対象のヒューズ5が負荷経路に接続された直流電源1は、交流を全波整流して脈流を出力する。この脈流は平滑コンデンサ3によって平滑され、直流が半導体スイッチング素子2に供給される。半導体スイッチング素子2は図示を省略した制御回路によってオン、オフ制御され、例えば、疑似3相交流電圧がモータ4に供給される。このとき、半導体スイッチング素子2が短絡したり、あるいは、モータ4が過負荷状態になったりすると、ヒューズ5に過大な電流が流れ、定格電流より一定の割合だけ大きな値を超えたとき、ヒューズ5が溶断するようになっている。
【0015】
ここで、直流電源1が、例えば、600〜1000Vの電圧を出力し、平滑コンデンサ3として、例えば、50000μFの容量を持つものが使用され、モータ4として定格が2〜1500kwのものが接続された状態でヒューズ5の内部エレメントが溶融したとする。このとき、数100μSの間、ヒューズ5の内部にアークが発生する。これによって、ヒューズ5の両端電圧は一時的に数100V程度になる。
【0016】
この結果、コンデンサ6及び抵抗7を介して、ヒューズ5の両端に直列に接続されたパルストランス8の1次側にパルス電流が流れ、このパルストランス8の2次側にパルス電圧が発生する。このパルス電圧は、例えば、抵抗及びツェナーダイオードでなる過電圧保護回路9によって、後段の電子回路を破壊しないレベルに抑制され、溶断検出信号として出力される。
【0017】
かくして、第1の実施形態によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータに容易に適用することができる。
【0018】
図2は本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第2の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図である。図中、図1に示す第1の実施形態と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態はヒューズ5の両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段として、コンデンサ6及び抵抗12を介して、ヒューズ5の両端に直列に接続され、その両端に大きさが制限された電圧を発生する過電圧保護回路13を用いた点、この電圧検出手段で検出された電圧に基づいて、ヒューズ5の溶断を検出して溶断検出信号を出力する溶断信号出力手段として、抵抗16を介して、1次側要素が過電圧保護回路13の両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラ14を用いた点が第1の実施形態と構成を異にし、これ以外は第1の実施形態と同一に構成されている。
【0019】
上記のように構成された第2の実施形態の動作について、特に、第1の実施形態と構成を異にする部分を中心にして以下に説明する。ヒューズ5が溶断した結果、ヒューズ5の両端に数100V程度の電圧が発生する。この電圧がコンデンサ6、抵抗12及びツェナーダイオードでなる過電圧保護回路13の直列接続回路に印加され、過電圧保護回路13の両端に、電圧が抑制された電圧が発生する。この電圧は抵抗16で限流作用を受けてホトカプラ14の1次側要素、すなわち、発光ダイオードに印加され、その2次側要素、すなわち、ホトダイオードから溶断検出信号が出力される。
【0020】
かくして、第2の実施形態によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータに容易に適用することができる。
【0021】
図3は本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第3の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図である。図中、図2に示す第2の実施形態と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態はヒューズ5の両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段として、コンデンサ6及び抵抗12を介して、電流制限ダイオードでなる過電流保護回路15をヒューズ5の両端に直列に接続すると共に、過電流保護回路15に対して、溶断信号出力手段としてのホトカプラ14の1次側要素を直列接続した点が、図2に示した第2の実施形態と構成を異にし、これ以外は第2の実施形態と同一に構成されている。
【0022】
上記のように構成された第3の実施形態の動作について、特に、第2の実施形態と構成を異にする部分を中心にして以下に説明する。ヒューズ5が溶断してその両端に数100V程度の電圧が発生し、この電圧によってコンデンサ6の両端電圧が一時的に上昇したとしても、コンデンサ6に対して過電流保護回路15とホトカプラ14の1次側要素の直列接続回路が並列に接続されているため、過電流保護回路15がホトカプラ14の1次側の要素を保護する値に電流値を制限する。従って、ヒューズ5の両端に発生する電圧を、大きさが制限された電流に変換するため、間接的な電圧検出が行われ、これによって、第2の実施形態と同様な作用が行われる。
【0023】
かくして、第3の実施形態によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータに容易に適用することができる。
【0024】
図4は本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第4の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図である。図中、図3に示す第3の実施形態と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態はヒューズ5の両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段として、抵抗12を介して、ヒューズ5の両端に直列に接続されたコンデンサ6を含み、溶断信号出力手段として、大きさが制限された電流を流す過電流保護回路15を介して、1次側要素がコンデンサ6の両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラ14を含む点が、図3に示した第3の実施形態と構成を異にし、これ以外は第3の実施形態と同一に構成されている。
【0025】
上記のように構成された第4の実施形態の動作について、特に、第3の実施形態と構成を異にする部分を中心にして以下に説明する。ヒューズ5が溶断してその両端に数100V程度の電圧が発生し、この電圧によってコンデンサ6が充電される。コンデンサ6の充電と共に、過電流保護回路15とホトカプラ14の一時側要素の直列接続回路にも電流が流れるため、ヒューズ5の溶断を検出することができる。なお、この実施形態においては、ヒューズ5が溶断する瞬間に限らず、溶断する途中の過程でヒューズ5の両端に数Vの電圧が発生した場合にもこれをヒューズの溶断として検出できるという利点がある。
【0026】
かくして、第4の実施形態によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータに容易に適用することができる。
【0027】
図5は本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第5の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図である。図中、図4に示す第4の実施形態と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施形態はヒューズ5の両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段は、ヒューズ5に並列接続されたコンデンサ6と、抵抗12を介して、コンデンサ6の両端に直列に接続され、両端に大きさが制限された電圧を発生する過電圧保護回路9とを含み、溶断信号出力手段は、抵抗16を介して、1次側要素が過電流保護回路両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラ14を含む点が、図4に示した第4の実施形態と構成を異にし、これ以外は第4の実施形態と同一に構成されている。
【0028】
上記のように構成された第5の実施形態の動作について、特に、第4の実施形態と構成を異にする部分を中心にして以下に説明する。ヒューズ5が溶断するときその両端に数100Vのアーク電圧が発生する。この結果、ヒューズ5に並列接続されたコンデンサ6が充電される。コンデンサ6の充電電圧によって、抵抗12及び過電圧保護回路9の直列接続回路に電流が流れ、過電圧保護回路9の両端に大きさが制限された電圧が発生する。この電圧は、抵抗16を介して、ホトカプラ14の1次側要素に印加される。これによって、ホトカプラ14の2次側要素からヒューズ5の溶断検出信号が出力される。この場合も、ヒューズ5が溶断する瞬間に限らず、溶断する途中の過程でヒューズ5の両端に数Vの電圧が発生した場合にもこれをヒューズの溶断として検出できるという利点がある。
【0029】
かくして、第5の実施形態によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータに容易に適用することができる。
【0030】
なお、上述した第1乃至第5の実施形態では、コンバータの負荷側に接続されたヒューズ5を溶断検出対象としたが、本発明はこれに適用を限定されるものではなく、インバータの負荷側に接続されたヒューズであっても上述したと同様な構成によってその溶断を検出することができる。また、本発明はコンバータやインバータに限らす、負荷に対する電力供給経路に接続された殆どのヒューズに適用することができる。
【0031】
また、上述した第1乃至第5の実施形態における直流電源1は交流を全波整流する整流回路として説明したが、蓄電池あるいは発電機であっても上述したと全く同様にして本発明を適用することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、「溶断検出つきヒューズ」と比較して、性能上有利な「溶断検出なしヒューズ」をコンバータやインバータのような電力変換装置に容易に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第1の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【図2】本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第2の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【図3】本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第3の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【図4】本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第4の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【図5】本発明に係るヒューズ溶断検出装置の第5の実施形態の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【図6】従来のヒューズ溶断検出装置の構成を、適用対象と併せて示した回路図。
【符号の説明】
1 直流電源
2 半導体スイッチング素子
3 平滑コンデンサ
4 モータ
5 ヒューズ
6 コンデンサ
7,12,16 抵抗
8 パルストランス
9,13 過電圧保護回路
14 ホトカプラ
15 過電流保護回路
Claims (6)
- 負荷に対する電力供給経路に接続されたヒューズの溶断を検出するヒューズ溶断検出装置において、
前記ヒューズの両端に発生する電圧を検出する電圧検出手段と、
前記電圧検出手段で検出された電圧に基づいて、前記ヒューズの溶断を検出し溶断検出信号を出力する溶断信号出力手段と、
を備えたことを特徴とするヒューズ溶断検出装置。 - 前記電圧検出手段は、コンデンサ及び抵抗を介して、1次巻線が前記ヒューズの両端に直列に接続されたパルストランスを含み、
前記溶断信号出力手段は、前記パルストランスの2次巻線に並列に接続され、大きさが制限された溶断検出信号を出力する過電圧保護回路を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置。 - 前記電圧検出手段は、コンデンサ及び第1の抵抗を介して、前記ヒューズの両端に直列に接続され、それ自体の両端に大きさが制限された電圧を発生する過電圧保護回路を含み、
前記溶断信号出力手段は、第2の抵抗を介して、1次側要素が前記過電圧保護回路の両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置。 - 前記電圧検出手段は、コンデンサ及び抵抗を介して、前記ヒューズの両端に直列に接続され、大きさが制限された電流を流す過電流保護回路を含み、
前記溶断信号出力手段は、1次側要素が前記過電流保護回路に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置。 - 前記電圧検出手段は、抵抗を介して、前記ヒューズの両端に直列に接続されたコンデンサを含み、
前記溶断信号出力手段は、大きさが制限された電流を流す過電流保護回路を介して、1次側要素が前記コンデンサの両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置。 - 前記電圧検出手段は、前記ヒューズに並列接続されたコンデンサと、第1の抵抗を介して、前記コンデンサの両端に直列に接続され、両端に大きさが制限された電圧を発生する過電圧保護回路とを含み、
前記溶断信号出力手段は、第2の抵抗を介して、1次側要素が前記過電流保護回路両端に直列に接続され、2次側要素から溶断検出信号を出力するホトカプラを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のヒューズ溶断検出装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003181048A JP2005019133A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | ヒューズ溶断検出装置 |
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JP2003181048A JP2005019133A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | ヒューズ溶断検出装置 |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101429610B1 (ko) | 2014-04-09 | 2014-08-14 | 대원계전주식회사 | 고압 고체절연 부싱형 퓨즈홀더 베이스 |
US10411501B2 (en) | 2015-09-17 | 2019-09-10 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Power supply device and switch control method therefor |
CN111880009A (zh) * | 2020-07-10 | 2020-11-03 | 广东电网有限责任公司广州供电局 | 一种中压熔断器熔体电阻精确测量电路及其测量方法 |
WO2023276634A1 (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-05 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載装置 |
WO2023276632A1 (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-05 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載装置 |
-
2003
- 2003-06-25 JP JP2003181048A patent/JP2005019133A/ja active Pending
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