JP2005018981A - ディスク再生方法、および、ディスク再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧縮されたビデオ信号のデータストリーム、圧縮されたオーディオデータ信号のデータストリーム、及び独立データのストリームをトランスポ−トパケット化し、そのトランスポ−トパケットデータを、複数集めてメディア固有のセクタを構成する。セクタは2のべき乗値にも概等しくする。また、上記セクタの中に、ピクチャー又は、ピクチャー群の境界が存在するかどうかを示す情報を、メディア固有のフレーム化処理を行う際に、フレーム信号中の副情報部分に記述し、伝送或は記録を行う。
【選択図】 図1
Description
圧縮データのトランスポ−トパケット化処理1において、圧縮されたビデオデータ、圧縮されたオーディオデータ、及び独立データは、各々独立に、パケットの先頭を示すパケットヘッダが付加されて、パケット化される。次に各パケットは、デ−タの種別ごとに1個以上のパケットが集められたうえで、時系列に分割され、さらにトランスポ−トパケットの先頭を示すトランスポ−トパケットヘッダと基準時間を示す情報が付加されて、188バイトのトランスポ−トパケットを構成する。メディア固有の信号処理2においては、まず最初に、トランスポ−トパケットのデータは11個単位でまとめられ、メディア固有のデ−タの単位である、セクタが構成される。セクタデ−タには、セクタの番号およびセクタデ−タの種別等を示す4バイトのセクタヘッダ−、4バイトの誤り検出符号、セクタ先頭を示す12バイトのセクタ同期信号が付加され、1セクタは合計で2088バイトとなる。この、セクタを構成する時に、ピクチャ−番号あるいはピクチャ−群番号、ピクチャー群の境界が含まれるかを示す情報の抽出処理を行う。セクタ化されたトランスポ−トパケットのデータは、メディア固有の信号処理フォーマットに従って、116バイト単位に18個に分割し、エラー耐性の強化のために、12バイトの誤り訂正符号の付加、インタリーブ等の信号処理が行われる。次に、この信号処理されたデータを伝送或は記録するために、メディア固有のフレームフォーマットに従ったフレーム化処理が行われる。フレーム化処理においては、メディア固有の信号処理が行われたデータに、1バイトの副情報と、フレームの先頭を示す同期信号が付加されてフレーム信号が生成される。本発明では、副情報は18バイト単位で完結し、セクタ周期と等しくされ、このフレーム信号の副情報中に、前記の、メディア固有の、どのセクタにピクチャー群の境界が含まれるかを示す情報と、ピクチャ−もしくはピクチャ−群番号と、ビデオ信号を記録するかコンピュ−タ等のデ−タ応用のユ−ザ−デ−タを記録するかを示す識別符号をフレーム化処理時に同時に挿入する。さらに、このフレーム信号にたいし、メディア固有のチャンネルコードが有れば、その変調則に従ったチャンネルコード変調を、無ければそのまま、メディアによりデータの伝送或は記録を行う。以上、本実施例によれば、圧縮されたビデオデータのある単位のデータ(例えば、ピクチャー群)の先頭が、メディア固有のデータ構造の最小単位の中に含まれるかどうかを示す情報を、前記メディア固有のフレーム信号中の主情報を伝送或は記録する領域とは別の、副情報を伝送或は記録する領域を用いて、伝送或は記録することができる。また、必ず11個のトランスポ−トパケットでセクタが構成され、副情報もセクタも18フレ−ム単位で完結するため、圧縮したストリ−ムの構成単位とメディアのデ−タ構成の関係が整数の関係となり、再生処理を容易化できる。また、メディアのデ−タ構成単位であるセクタは、複数のトランスポ−トパケットに必要最小限の付属情報を加えた構成であるため、無効エリアが無くメディアへの記録効率が向上できる。
Claims (19)
- 圧縮されたビデオ信号のデータストリーム、圧縮されたオーディオ信号のデータストリーム、及び独立データのストリームが、各々分割されてパケットの先頭を示すパケットヘッダと前記分割された各ストリームのデータより成るパケットを構成し、
ビデオ信号、オ−ディオ信号、独立デ−タ等のストリ−ムの種別ごとに各パケットをまとめ、
まとめられた各種別ごとのパケットを分割し、トランスポ−トパケットの先頭を示すトランスポ−トパケットヘッダ−と基準時間を付加し、固定長nバイト(n:自然数)のトランスポ−トパケットを構成し、
m×nが2のべき乗値s(s:自然数)に概等しく、且つ2のべき乗値sを下回らないように予め定められたm個のトランスポ−トパケット(m:自然数)のデ−タと、セクタ番号等を含んだセクタヘッダ−情報と、セクタ同期信号と、セクタ誤り検出符号を付加してメディア固有のセクタを構成し、
p個(p:自然数)に分割した前記セクタデ−タと、誤り訂正符号と、p(p:自然数)フレ−ムで完結する副情報と、フレ−ム同期信号を付加しメディア固有のフレーム化を行って伝送或いは伝送することを特徴とする情報の伝送或いは記録方法。 - 請求項1記載の固定長nバイト(n:自然数)のm個(m:自然数)のトランスポ−トパケットのデ−タ容量m×nに該等しく且つ上回ることが無く、2のべき乗値s(s:自然数)のバイト数の容量を持つデ−タ応用のユ−ザ−デ−タと、セクタ番号等を含んだセクタヘッダ−情報と、セクタ同期信号と、セクタ誤り検出符号を付加してメディア固有のセクタを構成し、
p個に分割した前記セクタデ−タと、誤り訂正符号と、pフレ−ムで完結する副情報と、フレ−ム同期信号を付加しメディア固有のフレーム化を行って伝送或いは記録し、
前記副情報は、デ−タ応用のユ−ザ−デ−タであることを示す識別符号を含むことを特徴とする情報の伝送或いは記録方法。 - 前記メディア固有のセクタは、請求項2記載のデ−タ容量m×nバイトと2のべき乗値sバイトの差分に相当する容量の、無効デ−タ或いは主デ−タの付属情報を含むことを特徴とする請求項2記載の伝送或いは記録方法。
- 請求項1記載の副情報は、圧縮されたビデオデータのある単位のデータの先頭が、請求項1記載のメディア固有のデータ構造のセクタの中に含まれるかどうかを示す情報を含むことを特徴とする請求項1記載の情報の伝送或いは記録方法。
- 圧縮されたビデオデータのある単位とはピクチャー又は、数枚のピクチャーから成るピクチャー群のデータであることを特徴とする、請求項4記載の情報の伝送或いは記録方法。
- 請求項1或いは2記載のトランスポ−トパケット容量nは188バイト、1セクタのトランスポ−トパケット数mは11パケット、2のべき乗値sは2048であることを特徴とする請求項1或いは2記載の記録方法。
- 請求項1或いは2記載の副情報の完結単位pは18であることを特徴とする、請求項6記載の情報の伝送或いは記録方法。
- 請求項1或いは2記載のメディア固有のフレ−ムは、1バイトの副情報と、116バイトのセクタデ−タと、12バイトの誤り訂正符号とフレ−ム同期信号から成ることを特徴とする、請求項7載の情報の伝送或いは記録方法。
- 請求項1或いは2記載のトランスポ−トパケット容量nは188バイト、1セクタのトランスポ−トパケット数mは22パケット、2のべき乗値sは4096バイトであることを特徴とする請求項1或いは2記載の記録方法。
- 請求項1或いは2記載の副情報の完結単位pは50であることを特徴とする、請求項9記載の情報の伝送或いは記録方法。
- 請求項1或いは2記載のトランスポ−トパケット容量nは188バイト、1セクタのトランスポ−トパケット数mは11パケット、2のべき乗値sは2048バイト、完結単位pは26であることを特徴とする、請求項1或いは2記載の記録方法。
- 請求項1或いは2記載の副情報は、前記セクタデ−タが、圧縮されたビデオデータあるいは、デ−タ応用のユ−ザ−デ−タであることを示す識別符号を含むことを特徴とする請求項1或いは2記載の情報の伝送或いは記録方法。
- 請求項12記載の識別符号は前記記録メディアの特定の位置に記録することを特徴とする請求項12記載の情報の記録方法。
- 請求項1記載の副情報は、圧縮されたビデオデ−タのピクチャー又は、数枚のピクチャーから成るピクチャー群のピクチャ−番号又はピクチャ−群番号のいずれか或いは両者を含むことを特徴とする請求項12記載の情報の伝送或いは記録方法。
- 外部からのモ−ド設定信号もしくは入力される信号から検出される情報により、入力信号がビデオ信号か、デ−タ応用のユ−ザ−デ−タかを識別するモ−ド識別手段と、
固定長nバイト(n:自然数)のトランスポ−トパケットを時系列に入力する手段と、
m個のトランスポ−トパケット(m:自然数)のデ−タと、セクタ番号等を含んだセクタヘッダ−情報と、セクタ同期信号と、セクタ誤り検出符号を付加してメディア特定の容量を持つメディア固有のセクタを構成する第1のセクタ構成手段と、
前記ビデオ信号の、ピクチャー又は、数枚のピクチャーから成るピクチャー群の境界がm個のトランスポ−トパケット中に存在するか判定する境界判定手段と、 2のべき乗のバイト数単位のユ−ザ−デ−タに、デ−タ容量を合わせるためのダミ−デ−タもしくはユ−ザ−デ−タの付属情報と、セクタ番号等を含んだセクタヘッダ−情報と、セクタ同期信号と、セクタ誤り検出符号付加してメディア特定の容量を持つメディア固有のセクタ構成する第2のセクタ構成手段と、
第1もしくは第2のセクタ構成手段の出力をデ−タをp個に分割し、誤り訂正符号と、pフレ−ムで完結する副情報と、フレ−ム同期信号を付加しメディア固有のフレーム化を行う、フレ−ム構成手段と、
モ−ド識別手段結果と、境界判定結果を含む情報から、pフレ−ムで完結する副情報を構成する副情報構成手段と、
モ−ド識別手段の識別結果がビデオ入力であれば、フレ−ム構成手段の入力を第1のセクタ構成手段から選択し、識別結果がユ−ザ−デ−タであれば第2のセクタ構成手段から選択する選択手段とを具備することを特徴とする情報の伝送或いは記録装置。 - 記録するデ−タがビデオ信号ならば、圧縮されたビデオ信号のデータストリーム、圧縮されたオーディオ信号のデータストリーム、及び独立データのストリームが、各々分割されてパケットの先頭を示すパケットヘッダと前記分割された各ストリームのデータより成るパケットを構成し、ビデオ信号、オ−ディオ信号、独立デ−タ等のストリ−ムの種別ごとに各パケットをまとめ、まとめられた各種別ごとのパケットを分割し、トランスポ−トパケットの先頭を示すトランスポ−トパケットヘッダ−と基準時間を付加し、固定長nバイト(n:自然数)のトランスポ−トパケットを構成し、予め定められたmトランスポ−トパケット(m:自然数)のデ−タと、セクタ番号等を含んだセクタヘッダ−情報と、セクタ同期信号と、セクタ誤り検出符号を付加してメディア特定の容量を持つメディア固有のセクタ構成し、
記録するデ−タがデ−タ応用のユ−ザ−デ−タである場合は、2のべき乗のバイト数であるユ−ザ−デ−タに、デ−タ容量を合わせるためのダミ−デ−タと、セクタ番号等を含んだセクタヘッダ−情報と、セクタ同期信号と、セクタ誤り検出符号付加してメディア特定の容量を持つメディア固有のセクタ構成し、
p個に分割した前記セクタデ−タと、誤り訂正符号と、pフレ−ムで完結する副情報と、フレ−ム同期信号を付加しメディア固有のフレーム化を行って伝送或いは記録し、
前記副情報は、前記セクタ番号、前記識別符号、ビデオデータを記録或いは伝送する場合は更に、前記ピクチャー又は、数枚のピクチャーから成るピクチャー群の境界の有無を示す符号、前記ピクチャ−番号又は前記ピクチャ−群番号のすべて、或いはいずれかを含み、
伝送或は記録されたデータを受信或は再生して、トランスポ−トパケット或いはデ−タ応用ユ−ザ−デ−タの時系列データを再生する再生方法において、
主情報の再生処理に先立ち、前記副情報の前記識別符号を検出し、識別符号に従って処理を切り換えることを特徴とする情報の再生方法。 - 前記識別符号から受信或いは再生信号がビデオ信号と判断されれば、前記セクタ番号、前記ピクチャ−或いはピクチャ−群の境界の有無を示す符号、前記ピクチャ−番号、前記ピクチャ−群番号の全て或いは一部をもとに検索を行い、ユ−ザ−デ−タと判断されれば、前記セクタ番号をもとに検索することを特徴とする請求項16記載の再生方法。
- 前記識別符号から受信或いは再生信号がビデオ信号と判断されれば、トランスポ−トパケットに付加された基準時間情報に従って出力時間を調整することを特徴とした請求項13記載の再生方法。
- 記録するデ−タがビデオ信号ならば、圧縮されたビデオ信号のデータストリーム、圧縮されたオーディオ信号のデータストリーム、及び独立データのストリームが、各々分割されてパケットの先頭を示すパケットヘッダと前記分割された各ストリームのデータより成るパケットを構成し、ビデオ信号、オ−ディオ信号、独立デ−タ等のストリ−ムの種別ごとに各パケットをまとめ、まとめられた各種別ごとのパケットを分割し、トランスポ−トパケットの先頭を示すトランスポ−トパケットヘッダ−と基準時間を付加し、固定長nバイト(n:自然数)のトランスポ−トパケットを構成し、予め定められたmトランスポ−トパケット(m:自然数)のデ−タと、セクタ番号等を含んだセクタヘッダ−情報と、セクタ同期信号と、セクタ誤り検出符号を付加してメディア特定の容量を持つメディア固有のセクタを構成し、
記録するデ−タがデ−タ応用のユ−ザ−デ−タである場合は、2のべき乗のバイト数であるユ−ザ−デ−タに、デ−タ容量を合わせるためのダミ−デ−タもしくはユ−ザ−デ−タの付属情報と、セクタ番号等を含んだセクタヘッダ−情報と、セクタ同期信号と、セクタ誤り検出符号付加してメディア特定の容量を持つメディア固有のセクタ構成し、
p個に分割した前記セクタデ−タと、誤り訂正符号と、pフレ−ムで完結する副情報と、フレ−ム同期信号を付加しメディア固有のフレーム化を行って伝送或いは記録し、
前記副情報は、前記セクタ番号、ビデオ入力かデ−タ応用入力かを識別する識別符号、ビデオデータを記録或いは伝送する場合は更に、前記ピクチャー又は、数枚のピクチャーから成るピクチャー群の境界の有無を示す境界識別符号、前記ピクチャ−番号又は前記ピクチャ−群番号のすべて、或いはいずれかを含み、
伝送或は記録されたデータを受信或は再生して、トランスポ−トパケット或いはデ−タ応用ユ−ザ−デ−タの時系列データを再生する再生装置は、
フレ−ム信号の誤り訂正処理等を行うフレ−ム処理手段と、
フレ−ム処理手段出力からセクタヘッダ−、セクタ同期信号の検出、セクタ単位での誤り検出を行うセクタ処理手段と、
フレ−ム単位で付加された副情報を検出する副情報検出手段と、
副情報から前記識別符号を検出する識別符号検出手段と、
副情報から前記境界識別符号を検出する境界識別符号検出手段と、
副情報から前記セクタ番号を検出するセクタ番号検出手段と、
副情報から前ピクチャ−或いはピクチャ−群番号をを検出するPCT番号検出手段と、
境界識別符号検出手段出力、セクタ番号検出手段出力、PCT番号検出手段出力から、識別符号検出手段出力に従って単数或いは複数の出力を選択する選択手段と、
メディアからのデ−タの検索を制御する検索制御手段と、
再生されたセクタデ−タをm個のトランスポ−トパケット単位で出力する第1のセクタ出力処理手段と、
再生されたセクタデ−タを2のべき乗の容量単位で出力する第2のセクタ出力処理手段と、
識別符号検出手段の出力にしたがって、セクタ出力処理手段を切り換える切り換え手段を具備したことを特徴とする情報の再生装置。
Priority Applications (1)
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JP2004241788A JP3804676B2 (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | ディスク再生方法、および、ディスク再生装置 |
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Family Applications (1)
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JP2004241788A Expired - Lifetime JP3804676B2 (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | ディスク再生方法、および、ディスク再生装置 |
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