JP2005017440A - 結像レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】少ないレンズ枚数でローコスト化と全長の短縮化を図りながらも、全長に対する機械長をある程度確保し、かつ明るく高性能なレンズ系を実現する。
【解決手段】物体側から順に、近軸近傍において物体側に凸面を向け、少なくとも1面を非球面とし、かつプラスチック材料よりなるメニスカス形状の第1レンズG1と、物体側に凹面を向け、少なくとも1面を非球面とし、かつプラスチック材料よりなるメニスカス形状の第2レンズG2と、物体側に凸面を向けた、正の屈折力を有する第3レンズG3とが配設され、かつ、以下の条件式(1)を満足する。fは、全体の焦点距離、Rg3rは、第3レンズG3の後ろ面の曲率半径を示す。
−1.0<f/Rg3r<0.4 ……(1)
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、TV電話用、ドアホン用、および監視用等の各種ビデオカメラ、ならびにカメラ付き携帯端末機器およびスチルビデオカメラ等に搭載される撮影レンズ、さらにはパソコンの画像取込用のスキャナに搭載される結像レンズ等、広範囲の用途に適用し得る結像レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種ビデオカメラやスチルビデオカメラでは、結像面にCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの固体撮像素子を配しているものが多い。この固体撮像素子は、技術の進歩により年々小型化しており、それに用いられる結像レンズにも小型化が要求されてきている。また、製造コストの安価なものへの要求も高まっている。さらに、高画素化も進んでおり、結像レンズにも高解像、および高性能化が要求されてきている。
【0003】
このような用途に用いられる結像レンズとしては、例えば以下の特許文献記載のものがある。この特許文献には、一部にプラスチックレンズを用いて、小型化や低コスト化を図った3枚構成の結像レンズに関する発明が記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−301022号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように近年の撮像素子は、小型化および高画素化が進んでおり、それに伴って、結像レンズにも、高い解像性能と構成のコンパクト化が求められている。その一方で、撮像素子を用いた光学系では、最終レンズ面と撮像素子との間にカバーガラスやカットフィルタなどの光学部材を配置することが多く、このために、ある程度の機械長が確保されている必要がある。小型化と機械長の確保とを両立するために、全長に対して機械長の長さをある程度大きくすることが望ましい。上記特許文献記載のレンズは、全体としては良好な性能を有しているものの、画角が43度とやや狭く、また、全長に対する機械長が短い点で、まだ改善の余地がある。
【0006】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、少ないレンズ枚数でローコスト化と全長の短縮化を図りながらも、全長に対する機械長をある程度確保し、かつ明るく高性能なレンズ系を実現できる結像レンズを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点に係る結像レンズは、物体側から順に、近軸近傍において物体側に凸面を向け、少なくとも1面を非球面とし、かつプラスチック材料よりなる第1レンズと、物体側に凹面を向け、少なくとも1面を非球面とし、かつプラスチック材料よりなるメニスカス形状の第2レンズと、物体側に凸面を向けた、正の屈折力を有する第3レンズとが配設され、かつ、以下の条件式(1)を満足するように構成されているものである。
【0008】
−1.0<f/Rg3r<0.4 ……(1)
ただし、fは、全体の焦点距離を示し、Rg3rは、第3レンズの後ろ面の曲率半径を示す。
【0009】
本発明の第1の観点に係る結像レンズでは、非球面を積極的に用いて各レンズの形状を適切なものにすることにより、3枚という少ないレンズ構成ながら、収差補正がしやすくなっている。また、プラスチック材料を用いることで、非球面の形成が容易となり、ローコスト化が図られている。さらに、式(1)を満足することで、全長に対して機械長を長くしやすくなる。これらにより、少ないレンズ枚数でローコスト化と全長の短縮化を図りながらも、全長に対する機械長をある程度確保し、かつ明るく高性能なレンズ系を実現しやすくなる。
【0010】
この結像レンズにおいて、第3レンズのレンズ材は、ガラス材料であることが好ましい。また、以下の条件式(2)を満足するように構成されていることが好ましい。
0<f/(ν3/f3)<0.03 ……(2)
ただし、ν3は、第3レンズのアッベ数を示し、f3は、第3レンズの焦点距離を示す。
【0011】
第3レンズをガラス材料にすることで、第1,第2レンズにプラスチックレンズを用いた場合においても、温度変化に対する像面変動量を小さく抑えやすくなる。さらに、式(2)を満足することで、色収差の補正がしやすくなる。
【0012】
さらに、第2レンズを、両面非球面形状とし、第3レンズが、以下の条件式(3)を満足するように構成されていることが好ましい。
f3/f<2 ……(3)
【0013】
第2レンズの両面を非球面形状にすることで、明るいレンズ系を実現しやすくなる。第3レンズをガラスにすることで、温度変化に対する像面変動量を小さく抑えやすくなるが、この場合、式(3)を満足して、第3レンズのパワーを比較的強くすることが好ましい。
【0014】
この結像レンズは、第1レンズと第2レンズとの間に絞りを有する構成にすることが可能である。この場合、以下の条件式(5)を満足するように構成されていることが好ましい。このような構成にすることで、より明るいレンズ系を実現しやすくなる。
1.9>f1/f>1.0 ……(5)
ただし、f1は、第1レンズの焦点距離を示す。
【0015】
本発明の第2の観点に係る結像レンズは、物体側から順に、近軸近傍において物体側に凸面を向けた第1レンズと、物体側に凹面を向けた、メニスカス形状の第2レンズと、物体側に凸面を向けた、正の屈折力を有するガラス材料よりなる第3レンズとが配設され、かつ、以下の条件式(3),(4)を満足するように構成されているものである。
【0016】
f3/f<2 ……(3)
1.9>f1/f>0.35 ……(4)
ただし、fは、全体の焦点距離を示し、f1は、第1レンズの焦点距離を示し、f3は、第3レンズの焦点距離を示す。
【0017】
本発明の第2の観点に係る結像レンズでは、各レンズのパワーや形状を適切なものにすることで、3枚という少ないレンズ構成ながら、収差補正がしやすくなっている。特に、第1レンズおよび第3レンズのパワーに関して式(3),(4)を満足することで、バックフォーカスを長くしやすくなり、全長に対する機械長も長くしやすくなる。また、第3レンズをガラス材料にすることで、温度変化に対する像面変動量を小さく抑えやすくなる。これらにより、少ないレンズ枚数でローコスト化と全長の短縮化を図りながらも、全長に対する機械長をある程度確保し、かつ明るく高性能なレンズ系を実現しやすくなる。
【0018】
この結像レンズは、第1レンズと第2レンズとの間に絞りを有する構成にすることが可能である。この場合、以下の条件式(5)を満足するように構成されていることが好ましい。このような構成にすることで、より明るいレンズ系を実現しやすくなる。
1.9>f1/f>1.0 ……(5)
ただし、f1は、第1レンズの焦点距離を示す。
【0019】
この結像レンズはまた、第1レンズよりも物体側に絞りを有する構成にすることも可能である。この場合、以下の条件式(6)を満足するように構成されていることが好ましい。このような構成にすることで、より明るいレンズ系を実現しやすくなる。
1.0>f1/f>0.35 ……(6)
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る結像レンズの構成例を示している。この構成例は、後述の第1の数値実施例(図3)のレンズ構成に対応している。図1において、符号Riは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜9)の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。
【0022】
この結像レンズは、例えば、CCDやCMOSなどの撮像素子を用いたカメラ付き携帯端末機器やスチルビデオカメラ等に搭載されて使用されるものである。この結像レンズは、光軸Z1に沿って、第1レンズG1、第2レンズG2、および第3レンズG3が、物体側より順に配設された構成となっている。絞りStは、第1レンズG1と第2レンズG2との間に配設されている。この結像レンズの結像面(撮像面)Simgには、図示しないCCDなどの撮像素子が配置される。CCDの撮像面付近には、撮像面を保護するためのカバーガラスCGが配置されている。第3レンズG3と結像面(撮像面)との間には、カバーガラスCGのほか、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの他の光学部材が配置されていても良い。
【0023】
この結像レンズにおいて、第1レンズG1および第2レンズG2はそれぞれ、少なくとも1面が非球面形状であることが好ましい。特に第2レンズG2は、両面が非球面形状であることが、より好ましい。第1レンズG1および第2レンズG2に非球面を用いる場合、非球面を用いたレンズは、プラスチックレンズで構成されていることが好ましい。第3レンズG3は、ガラス材料で構成されていることが好ましい。
【0024】
第1レンズG1は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状となっている。第2レンズG2は、物体側に凹面を向けたメニスカス形状となっている。第3レンズG3は、物体側に凸面を向け、正の屈折力を有している。
【0025】
この結像レンズは、以下の条件式(1)を満足するように構成されていることが好ましい。ただし、fは、全体の焦点距離を示し、Rg3rは、第3レンズG3の後ろ面の曲率半径を示す。
−1.0<f/Rg3r<0.4 ……(1)
【0026】
また、特に第3レンズG3をガラス材料で構成した場合、以下の条件式(2)を満足するように構成されていることが好ましい。ν3は、第3レンズG3のアッベ数を示し、f3は、第3レンズG3の焦点距離を示す。
0<f/(ν3/f3)<0.03 ……(2)
【0027】
この結像レンズはまた、以下の条件式(3),(4)を満足するように構成されていることが好ましい。f1は、第1レンズG1の焦点距離を示す。
f3/f<2 ……(3)
1.9>f1/f>0.35 ……(4)
【0028】
この結像レンズでは、絞りStが、第1レンズG1と第2レンズG2との間に配設されているが、この場合、以下の条件式(5)を満足するように構成されていることが、より好ましい。
1.9>f1/f>1.0 ……(5)
【0029】
次に、以上のように構成された結像レンズの作用および効果を説明する。
【0030】
この結像レンズでは、第1レンズG1および第2レンズG2に非球面を積極的に用いて各レンズの形状を適切なものにすることにより、3枚という少ないレンズ構成ながら、良好な収差補正を行っている。特に、比較的パワーの弱いメニスカス形状の第2レンズG2の両面を非球面とすることで、明るいレンズ系を実現しやすくなる。また、第1レンズG1および第2レンズG2をプラスチックレンズとすることで、非球面の形成が容易となり、ローコスト化を図ることができる。また、第3レンズG3をガラス材料にすることで、第1,第2レンズG1,G2にプラスチックレンズを用いた場合においても、温度変化に対する像面変動量を小さく抑えやすくなる。
【0031】
この結像レンズでは、上記条件式(1)を満足することで、最終レンズ面と結像面Simgとの間のいわゆる機械長Tbを、全長に対して長くしやすくなる。最終レンズ面である第3レンズG3の後ろ面の形状が、例えば像側に凹面を向け、かつその曲率半径が小さいと、最終レンズ面と結像面Simgとの間の光軸上での長さ(バックフォーカス)に比べて機械長Tbの長さを確保しにくくなる。条件式(1)において、Rg3rは、最終レンズ面である第3レンズG3の後ろ面の曲率半径を示しており、条件式(1)の数値範囲を満たすことで、最終レンズ面の曲率半径が比較的大きくなる(平面に近くなる)。これにより、カバーガラスやカットフィルタなどの光学部材を配置するための機械長Tbを確保しやすくなる。
【0032】
条件式(2)は、色消しに関する条件を示している。第1,第2レンズG1,G2にプラスチックレンズを用いた場合、材質の選択できる領域が乏しい。この場合、第3レンズG3をガラスレンズにして、色収差の補正を第3レンズG3で行うことが好ましい。第3レンズG3に関して、条件式(2)の条件を満足することで、良好に色収差の補正を行うことができる。
【0033】
条件式(3)は、第3レンズG3の好ましいパワーの大きさを規定している。第1,第2レンズG1,G2をプラスチックレンズとし、第3レンズG3をガラスレンズにした場合、温度変化による像点移動を減らすため、条件式(3)を満足して、第3レンズG3のパワーを比較的強くすることが好ましい。
【0034】
また、条件式(3),(4)の条件を満足するように第1レンズG1および第3レンズG3のパワーを規定することで、バックフォーカスを長くしやすくなり、機械長も長くしやすくなる。
【0035】
この結像レンズでは、第1レンズG1と第2レンズG2との間に絞りStを有しているが、この場合、条件式(5)を満足することで、より明るいレンズ系を実現しやすくなる。
【0036】
このように、本実施の形態に係る結像レンズによれば、非球面を積極的に用いて各レンズのパワーや形状を適切なものにすることにより、3枚という少ないレンズ枚数でローコスト化と全長の短縮化を図りながらも、全長に対する機械長をある程度確保し、かつ明るく高性能なレンズ系を実現できる。
【0037】
[第2の実施の形態]
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る結像レンズの構成例を示している。この構成例は、後述の第2の数値実施例(図4)のレンズ構成に対応している。なお、本実施の形態に係る結像レンズの基本的な構成は、第1の実施の形態に係る結像レンズ(図1)と同じなので、以下では、図1に示した結像レンズと同一の構成、作用および効果を有する部分については適宜説明を省略する。
【0038】
図1に示した結像レンズでは、絞りStが、第1レンズG1と第2レンズG2との間に配設されていたが、本実施の形態に係る結像レンズでは、第1レンズG1の物体側に絞りStが配設されている。絞りStが第1レンズG1の物体側に配設されている場合、以下の条件式(6)を満足することで、より明るいレンズ系を実現しやすくなる。
1.0>f1/f>0.35 ……(6)
【0039】
この結像レンズでは、第1レンズG1が、少なくとも近軸近傍において例えば両凸形状となっている。第1レンズG1の物体側の面を非球面形状にする場合、例えば、近軸近傍では凸面形状で周辺部に行くにつれて凹面形状となるように構成することが好ましい。また、第2レンズG2の像面側の面を非球面形状にする場合、例えば、近軸近傍では凸面形状で周辺部に行くにつれて凹面形状となるように構成することが好ましい。これにより、収差補正に関してより大きな効果が得られる。
【0040】
【実施例】
次に、本実施の形態に係る結像レンズの具体的な数値実施例について説明する。以下では、第1および第2の数値実施例(実施例1,2)をまとめて説明する。図3(A),(B)は、図1に示した結像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータ(実施例1)を示している。また、図4(A),(B)は、図2に示した結像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータ(実施例2)を示している。図3(A)および図4(A)には、その実施例のレンズデータのうち基本的なデータ部分を示し、図3(B)および図4(B)には、その実施例のレンズデータのうち非球面形状に関するデータ部分を示す。
【0041】
各図に示したレンズデータにおける面番号Siの欄には、各実施例の結像レンズについて、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜9)の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図1,図2で付した符号Riに対応させて、物体側からi番目の面の曲率半径の値を示す。面間隔Diの欄についても、図1,図2で付した符号に対応させて、物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔を示す。曲率半径Riおよび面間隔Diの値の単位はミリメートル(mm)である。Ndj,νdjの欄には、それぞれ、カバーガラスCGも含めて、物体側からj番目(j=1〜4)のレンズ要素のd線(587.6nm)に対する屈折率およびアッベ数の値を示す。
【0042】
図3(A)および図4(A)の各レンズデータにおいて、面番号の左側に付された記号「*」は、そのレンズ面が非球面形状であることを示す。実施例1の結像レンズでは、第1レンズG1の物体側の面S1と第2レンズG2の両面S4,S5とが非球面形状となっている。実施例2の結像レンズでは、第1レンズG1の両面S2,S3と第2レンズG2の両面S4,S5とが非球面形状となっている。基本レンズデータには、これらの非球面の曲率半径として、光軸近傍(近軸近傍)の曲率半径の数値を示している。
【0043】
図3(B)および図4(B)の各非球面データの数値において、記号“d”は、その次に続く数値が10を底とした“べき指数”であることを示し、その10を底とした指数関数で表される数値が“d”の前の数値に乗算されることを示す。例えば、「1.0d−02」であれば、「1.0×10−2」であることを示す。
【0044】
各非球面データには、以下の式(A)によって表される非球面形状の式における各係数A,Kの値を記す。Zは、より詳しくは、光軸から高さyの位置にある非球面上の点から、非球面の頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ(mm)を示す。
【0045】
Z=C・y/{1+(1−K・C・y1/2}+ΣA・y ……(A)
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
y:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
K:離心率
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
:第i次(i≦14)の非球面係数
【0046】
実施例1の結像レンズでは、第1レンズG1の物体側の面S1と第2レンズG2の像側の面S5が、非球面係数として、奇数次および偶数次の係数A〜A14を有効に用いて表され、第2レンズG2の物体側の面S4が、偶数次の係数A,A,A,A10,A12,A14のみを有効に用いて表されている。
【0047】
実施例2の結像レンズでは、第1レンズG1の物体側の面S2が、非球面係数として、偶数次の係数A,A,A,A,A10のみを有効に用いて表されている。また、第1レンズG1の像側の面S3と第2レンズG2の両面S4,S5とが、偶数次の係数A,A,A,A10のみを有効に用いて表されている。
【0048】
表1は、上述の条件式(1)〜(6)に対応する値を、各実施例についてまとめて示したものである。表1に示したように、各実施例の値が、条件式(1)〜(5)の数値範囲内となっている。特に、実施例2については、条件式(6)の条件をも満たしている。
【0049】
【表1】
Figure 2005017440
【0050】
各実施例の結像レンズにおいて、カバーガラスCGの厚みを0とした場合のバックフォーカスの換算値は、以下の通りである。実施例1,2共に、最終レンズ面である第3レンズG3の像側の面S7が平面となっているので、機械長は、実質的にこのバックフォーカスと同じである。
実施例1:57.1mm
実施例2:52.2mm
(ただし、全体の焦点距離fを、100mmとした場合の値。)
【0051】
図5(A)〜(C)は、実施例1の結像レンズにおける球面収差、非点収差、およびディストーション(歪曲収差)を示している。各収差図には、540nmを基準波長とした収差を示すが、球面収差図および非点収差図には、420nm,680nmについての収差も示す。非点収差図において、実線はサジタル方向、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。FNO.は、Fナンバー、ωは、半画角を示す。同様に、実施例2についての諸収差を図6(A)〜(C)に示す。
【0052】
以上の各数値データおよび各収差図から分かるように、各実施例について、良好に収差補正がなされ、明るく高性能なレンズ系が実現できている。また、全長の短縮化を図りながらも、全長に対する機械長がある程度確保されている。
【0053】
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値などは、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得る。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1の観点に係る結像レンズによれば、物体側から順に、近軸近傍において物体側に凸面を向け、少なくとも1面を非球面とし、かつプラスチック材料よりなる第1レンズと、物体側に凹面を向け、少なくとも1面を非球面とし、かつプラスチック材料よりなるメニスカス形状の第2レンズと、物体側に凸面を向けた、正の屈折力を有する第3レンズとを配設し、かつ、第3レンズの形状に関わる所定の条件式(1)を満足するようにしたので、少ないレンズ枚数でローコスト化と全長の短縮化を図りながらも、全長に対する機械長をある程度確保し、かつ明るく高性能なレンズ系を実現できる。
【0055】
本発明の第2の観点に係る結像レンズによれば、物体側から順に、近軸近傍において物体側に凸面を向けた第1レンズと、物体側に凹面を向けた、メニスカス形状の第2レンズと、物体側に凸面を向けた、正の屈折力を有するガラス材料よりなる第3レンズとを配設し、かつ、第1レンズと第3レンズのパワーに関して所定の条件式(3),(4)を満足するようにしたので、少ないレンズ枚数でローコスト化と全長の短縮化を図りながらも、全長に対する機械長をある程度確保し、かつ明るく高性能なレンズ系を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る結像レンズの構成例を示すものであり、実施例1に対応するレンズ断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る結像レンズの構成例を示すものであり、実施例2に対応するレンズ断面図である。
【図3】実施例1に係る結像レンズのレンズデータを示す図である。
【図4】実施例2に係る結像レンズのレンズデータを示す図である。
【図5】実施例1に係る結像レンズの球面収差、非点収差、およびディストーションを示す収差図である。
【図6】実施例2に係る結像レンズの球面収差、非点収差、およびディストーションを示す収差図である。
【符号の説明】
CG…カバーガラス、Gj…物体側から第j番目のレンズ、Ri…物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径、Di…物体側から第i番目と第i+1番目のレンズ面との面間隔、Simg…結像面(撮像面)、Z1…光軸。

Claims (7)

  1. 物体側から順に、
    近軸近傍において物体側に凸面を向け、少なくとも1面を非球面とし、かつプラスチック材料よりなる第1レンズと、
    物体側に凹面を向け、少なくとも1面を非球面とし、かつプラスチック材料よりなるメニスカス形状の第2レンズと、
    物体側に凸面を向けた、正の屈折力を有する第3レンズと
    が配設され、
    かつ、以下の条件式(1)を満足するように構成されている
    ことを特徴とする結像レンズ。
    −1.0<f/Rg3r<0.4 ……(1)
    ただし、
    f:全体の焦点距離
    Rg3r:第3レンズの後ろ面の曲率半径
  2. 前記第3レンズは、ガラス材料よりなり、
    かつ、以下の条件式(2)を満足するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の結像レンズ。
    0<f/(ν3/f3)<0.03 ……(2)
    ただし、
    ν3:第3レンズのアッベ数
    f3:第3レンズの焦点距離
  3. 前記第2レンズは、両面が非球面形状であり、
    前記第3レンズは、以下の条件式(3)を満足するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の結像レンズ。
    f3/f<2 ……(3)
  4. 前記第1レンズと前記第2レンズとの間に絞りを有し、
    かつ、以下の条件式(5)を満足するように構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の結像レンズ。
    1.9>f1/f>1.0 ……(5)
    ただし、
    f1:第1レンズの焦点距離
  5. 物体側から順に、
    近軸近傍において物体側に凸面を向けた第1レンズと、
    物体側に凹面を向けた、メニスカス形状の第2レンズと、
    物体側に凸面を向けた、正の屈折力を有するガラス材料よりなる第3レンズとが配設され、
    かつ、以下の条件式(3),(4)を満足するように構成されている
    ことを特徴とする結像レンズ。
    f3/f<2 ……(3)
    1.9>f1/f>0.35 ……(4)
    ただし、
    f:全体の焦点距離
    f1:第1レンズの焦点距離
    f3:第3レンズの焦点距離
  6. 前記第1レンズと前記第2レンズとの間に絞りを有し、
    かつ、以下の条件式(5)を満足するように構成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の結像レンズ。
    1.9>f1/f>1.0 ……(5)
  7. 前記第1レンズよりも物体側に絞りを有し、
    かつ、以下の条件式(6)を満足するように構成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の結像レンズ。
    1.0>f1/f>0.35 ……(6)
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