JP2005017069A - 位置検出システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムにおいて、簡易な設備でコストを低く抑えることができ、また電波の干渉を防ぐことができ、電波の有効利用を図ることができるようにする。
【解決手段】区域内の各エリア(1〜4)にそれぞれ端末2と通信を行うためのアンテナ3a、3b、3c、3dを配置し、各アンテナ3a、3b、3c、3dの通信可能なサービスエリア4a、4b、4c、4dを隣接するエリアのアンテナのサービスエリアと重ならないように且つ最大となるように設定するとともに、各エリアのアンテナ3a、3b、3c、3dからの通信信号を切り替えるアンテナ切替部5を備え、該アンテナ切替部5からの信号により制御部8で端末2の位置を判定する。
【選択図】 図1
【解決手段】区域内の各エリア(1〜4)にそれぞれ端末2と通信を行うためのアンテナ3a、3b、3c、3dを配置し、各アンテナ3a、3b、3c、3dの通信可能なサービスエリア4a、4b、4c、4dを隣接するエリアのアンテナのサービスエリアと重ならないように且つ最大となるように設定するとともに、各エリアのアンテナ3a、3b、3c、3dからの通信信号を切り替えるアンテナ切替部5を備え、該アンテナ切替部5からの信号により制御部8で端末2の位置を判定する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7はこの種の通常の位置検出システムの構成を示す図である。同図中、11は四つのエリア(1〜4)からなる工場などの区域で、各エリアにはそれぞれ端末12と通信を行うためのアンテナ13a、13b、13c、123が配置され、各々のサービスエリア(通信範囲)14a、14b、14c、14dを受け持つようになっている。
【0003】
また各エリアには、上記アンテナ13a、13b、13c、13dの他に、無線機能を持つRF部15a、15b、15c、15d及びその制御部16a、16b、16c、16dが備えられ、各制御部16a、16b、16c、16dは区域外に設置されたイーサーネットハブ(Ethernet(R) HUB)17とケーブル18によって接続されている。19は位置判定を行う制御部である。
【0004】
上記構成のシステムでは、アンテナ13a、13b、13c、13dがそれぞれのエリアに設置され、各々のアンテナ13a、13b、13c、13dのサービスエリア14a、14b、14c、14dが図7の破線で示すようになるように調整される。そして、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末12と通信を行い、その情報を有線で区域外の制御部19に送り、端末12の位置を判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような位置検出システムにあっては、アンテナの数に応じて無線機器が複数必要になり、設備が煩雑でコストが増大するとともに、電波の干渉もあり、電波の有効利用を図れないという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、簡易な設備でコストを低く抑えることができ、また電波の干渉を防ぐことができ、電波の有効利用を図ることが可能な位置検出システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る位置検出システムは、次のように構成したものである。
【0008】
(1)複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲を隣接するエリアのアンテナの通信範囲と重ならないように且つ最大となるように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号により前記端末の位置を検出するようにした。
【0009】
(2)前記(1)において、各アンテナの通信範囲を調整するためのアッテネータをアンテナ切替手段の後段に接続した。
【0010】
(3)複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲を隣接するエリアのアンテナの通信範囲と部分的に重ならせてそれぞれのエリアをほぼカバーするように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号に基づいて前記端末の位置を検出するようにした。
【0011】
(4)複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲をそれぞれ全てのエリアをカバーできるように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号に基づいて前記端末の位置を検出するようにした。
【0012】
(5)複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアを含む区域のほぼ中央に前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、該アンテナの放射パターンに指向性を持たせるとともに、前記アンテナを回転させる駆動手段を備え、前記アンテナからの信号に基づいて前記端末の位置を検出するようにした。
【0013】
(6)複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記区域内の所定のエリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲をそれぞれのエリア及び隣接するエリアをカバーできるように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号に基づいて前記端末の位置を検出するようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面について説明する。なお、実施例では前述の従来例と同様、分割された四つのエリアのどのエリアにターゲットが存在するかを検出する場合について説明する。
【0015】
図1は本発明の実施例1の構成を示すブロック図であり、企業のオフィスなどで従業員の居場所を把握する場合などに適した位置検出システムの構成を示している。
【0016】
同図において、1は例えば部屋毎の複数のエリア(1〜4)に区切られた区域で、各エリアにはそれぞれ従業員等の所持する無線通信機能を持った端末2と通信を行うためのアンテナ3a、3b、3c、3dが配置されている。これらのアンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア(通信範囲)4a、4b、4c、4dは、隣接するエリアのアンテナの通信範囲と重ならないように且つ最大となるように設定されている。
【0017】
5は上記各アンテナ3a、3b、3c、3dからの通信信号を切り替えるアンテナ切替部(切替手段)で、同軸ケーブル6によりアンテナ3a、3b、3c、3dと接続されている。7は無線機能を持ったRF部、8は端末2の位置を検出するための制御部で、アンテナ切替部5からの信号により端末2の位置を判定する。
【0018】
本実施例のシステムでは、アンテナ3a、3b、3c、3dがそれぞれのエリアに設置され、各々のアンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4a、4b、4c、4dが図1の破線で示すようになるように調整される。そして、常時アンテナ3a、3b、3c、3dを切り替えながら端末検出を行い、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末2と通信を行い、その情報を区域外の制御部8に送り、端末2の存在するエリアを特定する。
【0019】
ここで、上述のサービスエリアを狭くすることにより端末2の位置測定の精度を高くすることができるが、サービスエリアを狭くするとその分アンテナの本数が増える。しかし本システムでは、大本でアンテナを切り替えているので高価な無線機器を共用することができる。したがって、簡易な設備でコストアップを低く抑えることができ、また電波の干渉を防ぐことができ、電波の有効利用を図ることが可能となる。
【0020】
図2は本発明の実施例2の構成を示すブロック図であり、図1と同一符号は同一構成要素を示しているので、重複する詳細説明は省略する。
【0021】
本実施例においては、各アンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4a、4b、4c、4dを調整するための可変アッテネータ(Attenuator)部9をアンテナ切替部5の後段に接続している。
【0022】
本実施例のシステムでは、上述の実施例1と同様、アンテナ3a、3b、3c、3dがそれぞれのエリアに設置され、各々のアンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4a、4b、4c、4dが図2の破線で示すようになるように可変アッテネータ部9のアッテネータ値が調整される。そして、常時アンテナ3a、3b、3c、3dを切り替えながら端末検出を行い、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末2と通信を行い、その情報を区域外の制御部8に送り、端末2の存在するエリアを特定する。
【0023】
本実施例においても、無線機器は一つで良く、上述の実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0024】
図3は本発明の実施例3の構成を示すブロック図であり、図1と同一符号は同一構成要素を示しているので、重複する詳細説明は省略する。
【0025】
本実施例においては、各アンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4a、4b、4c、4dを隣接するエリアのアンテナの通信範囲と部分的に重ならせてそれぞれのエリアをほぼカバーするように設定している。
【0026】
本実施例のシステムでは、アンテナ3a、3b、3c、3dがそれぞれのエリアに設置され、各々のアンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4a、4b、4c、4dが図3の破線で示すようになるように調整される。そして、常時アンテナ3a、3b、3c、3dを切り替えながら端末検出を行い、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末2と通信を行い、その情報を区域外の制御部8に送り、端末2の存在するエリアを特定する。
【0027】
その際、制御部8はRSSI(Receive Signal Strength Indicator)の値を取得しておき、端末2が複数のエリアで観測されたときはRSSI値を比較し、値の大きい(電界強度の高い)方のエリアに特定する。
【0028】
上述の実施例1及び実施例2のシステムでは不感地帯が存在して、端末2を検出できない場合があるが、本実施例のシステムではサービスエリア4a、4b、4c、4dを重ならせているので、不感地帯をなくすことができる。
【0029】
また、サービスエリア4a、4b、4c、4dが重なった部分での位置判定は難しいが、簡単な構成で位置検出を行うことができる。
【0030】
図4は本発明の実施例4の構成を示すブロック図であり、図1と同一符号は同一構成要素を示しているので、重複する詳細説明は省略する。
【0031】
本実施例においては、各アンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4をそれぞれ全てのエリアをカバーできるように設定している。
【0032】
本実施例のシステムでは、アンテナ3a、3b、3c、3dがそれぞれのエリアに設置され、各々のアンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4が図4の破線で示すように全てのエリアを検出できるように調整される。そして、常時アンテナ3a、3b、3c、3dを切り替えながら端末検出を行い、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末2と通信を行い、その情報を区域外の制御部8に送り、端末2の存在するエリアを特定する。
【0033】
その際、制御部8は上述のRSSIの値を取得し、そのRSSIの値から電波の減衰量を算出し、距離に換算する。そして、このアンテナ3a、3b、3c、3dからの距離情報を基に、端末2の位置を特定する。
【0034】
ここで、各アンテナ3a、3b、3c、3dの放射パターンが均一でないと誤差が大きくなるが、ある程度3次元での位置を判別することができる。また、アンテナの本数を増やすことによって、測定精度を上げることができる。
【0035】
図5は本発明の実施例5の構成を示すブロック図である。本実施例においては、各エリアを含む区域1のほぼ中央に端末2と通信を行うためのアンテナ3を配置し、該アンテナ3の放射パターンに指向性を持たせるとともに、アンテナ3を回転させる駆動手段10を備えている。
【0036】
本実施例のシステムでは、アンテナ3を各エリアの中央に配置し、アンテナ3を回転させながら端末2を検出する。このとき、アンテナ3の指向性を絞ることにより、端末2の位置を特定することができる。
【0037】
また、上述の実施例4と同様、制御部8はRSSIの値を取得し、そのRSSIの値から電波の減衰量を算出し、距離に換算する。そして、このアンテナ3からの距離情報を基に、端末2の位置を特定する。
【0038】
ここで、上記と同様、アンテナ3の放射パターンが均一でないと誤差が大きくなるが、設置が容易で低コストの構成とすることができる。
【0039】
図6は本発明の実施例6の構成を示すブロック図である。本実施例においては、区域内の所定のエリアにそれぞれ端末2と通信を行うためのアンテナ3a、3b、3c、3dを配置し、各アンテナ3a、3b、3c、3dの通信範囲をそれぞれのエリア及び隣接するエリアをカバーできるように設定している。
【0040】
本実施例のシステムでは、各アンテナ3a、3b、3c、3dが図6に示すように配置され、それぞれのサービスエリア4a、4b、4c、4dが同図の破線で示すようになるように調整される。そして、常時アンテナ3a、3b、3c、3dを切り替えながら端末検出を行い、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末2と通信を行い、その情報を区域外の制御部8に送り、端末2の存在するエリアを特定する。
【0041】
その際、制御部8は上述のRSSIの値を取得し、そのRSSIの値から電波の減衰量を算出し、距離に換算する。そして、このアンテナ3a、3b、3c、3dからの距離情報を基に、端末2の位置を特定する。
【0042】
ここで、各アンテナ3a、3b、3c、3dの放射パターンが均一でないと誤差が大きくなるが、ある程度3次元での位置を判別することができる。また、アンテナの本数を増やすことによって、測定精度を上げることができる。
【0043】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明では電界強度を測定しており、ターゲットの立体的位置の検出も可能である。そして、本発明のシステムの応用として、例えばナビゲーションシステムなどで、位置情報に応じた適切な情報提供やサービスを端末所有者に与えることも可能である。
【0044】
また、部屋が離れていても1台の無線機をリピーターとして通信が可能で、家庭内のIT家電製品の制御等も可能であり、更に、セキュリティや物流システムでの物品管理にも応用することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムにおいて、簡易な設備でコストを低く抑えることができ、また電波の干渉を防ぐことができ、電波の有効利用を図ることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例2の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施例3の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施例4の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施例5の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施例6の構成を示すブロック図
【図7】従来例の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 区域
2 端末
3 アンテナ
3a アンテナ
3b アンテナ
3c アンテナ
3d アンテナ
4 サービスエリア
4a サービスエリア
4b サービスエリア
4c サービスエリア
4d サービスエリア
5 アンテナ切替部
6 同軸ケーブル
7 RF部
8 制御部
9 可変アッテネータ部
10 駆動手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7はこの種の通常の位置検出システムの構成を示す図である。同図中、11は四つのエリア(1〜4)からなる工場などの区域で、各エリアにはそれぞれ端末12と通信を行うためのアンテナ13a、13b、13c、123が配置され、各々のサービスエリア(通信範囲)14a、14b、14c、14dを受け持つようになっている。
【0003】
また各エリアには、上記アンテナ13a、13b、13c、13dの他に、無線機能を持つRF部15a、15b、15c、15d及びその制御部16a、16b、16c、16dが備えられ、各制御部16a、16b、16c、16dは区域外に設置されたイーサーネットハブ(Ethernet(R) HUB)17とケーブル18によって接続されている。19は位置判定を行う制御部である。
【0004】
上記構成のシステムでは、アンテナ13a、13b、13c、13dがそれぞれのエリアに設置され、各々のアンテナ13a、13b、13c、13dのサービスエリア14a、14b、14c、14dが図7の破線で示すようになるように調整される。そして、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末12と通信を行い、その情報を有線で区域外の制御部19に送り、端末12の位置を判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような位置検出システムにあっては、アンテナの数に応じて無線機器が複数必要になり、設備が煩雑でコストが増大するとともに、電波の干渉もあり、電波の有効利用を図れないという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、簡易な設備でコストを低く抑えることができ、また電波の干渉を防ぐことができ、電波の有効利用を図ることが可能な位置検出システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る位置検出システムは、次のように構成したものである。
【0008】
(1)複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲を隣接するエリアのアンテナの通信範囲と重ならないように且つ最大となるように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号により前記端末の位置を検出するようにした。
【0009】
(2)前記(1)において、各アンテナの通信範囲を調整するためのアッテネータをアンテナ切替手段の後段に接続した。
【0010】
(3)複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲を隣接するエリアのアンテナの通信範囲と部分的に重ならせてそれぞれのエリアをほぼカバーするように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号に基づいて前記端末の位置を検出するようにした。
【0011】
(4)複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲をそれぞれ全てのエリアをカバーできるように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号に基づいて前記端末の位置を検出するようにした。
【0012】
(5)複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアを含む区域のほぼ中央に前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、該アンテナの放射パターンに指向性を持たせるとともに、前記アンテナを回転させる駆動手段を備え、前記アンテナからの信号に基づいて前記端末の位置を検出するようにした。
【0013】
(6)複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記区域内の所定のエリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲をそれぞれのエリア及び隣接するエリアをカバーできるように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号に基づいて前記端末の位置を検出するようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面について説明する。なお、実施例では前述の従来例と同様、分割された四つのエリアのどのエリアにターゲットが存在するかを検出する場合について説明する。
【0015】
図1は本発明の実施例1の構成を示すブロック図であり、企業のオフィスなどで従業員の居場所を把握する場合などに適した位置検出システムの構成を示している。
【0016】
同図において、1は例えば部屋毎の複数のエリア(1〜4)に区切られた区域で、各エリアにはそれぞれ従業員等の所持する無線通信機能を持った端末2と通信を行うためのアンテナ3a、3b、3c、3dが配置されている。これらのアンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア(通信範囲)4a、4b、4c、4dは、隣接するエリアのアンテナの通信範囲と重ならないように且つ最大となるように設定されている。
【0017】
5は上記各アンテナ3a、3b、3c、3dからの通信信号を切り替えるアンテナ切替部(切替手段)で、同軸ケーブル6によりアンテナ3a、3b、3c、3dと接続されている。7は無線機能を持ったRF部、8は端末2の位置を検出するための制御部で、アンテナ切替部5からの信号により端末2の位置を判定する。
【0018】
本実施例のシステムでは、アンテナ3a、3b、3c、3dがそれぞれのエリアに設置され、各々のアンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4a、4b、4c、4dが図1の破線で示すようになるように調整される。そして、常時アンテナ3a、3b、3c、3dを切り替えながら端末検出を行い、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末2と通信を行い、その情報を区域外の制御部8に送り、端末2の存在するエリアを特定する。
【0019】
ここで、上述のサービスエリアを狭くすることにより端末2の位置測定の精度を高くすることができるが、サービスエリアを狭くするとその分アンテナの本数が増える。しかし本システムでは、大本でアンテナを切り替えているので高価な無線機器を共用することができる。したがって、簡易な設備でコストアップを低く抑えることができ、また電波の干渉を防ぐことができ、電波の有効利用を図ることが可能となる。
【0020】
図2は本発明の実施例2の構成を示すブロック図であり、図1と同一符号は同一構成要素を示しているので、重複する詳細説明は省略する。
【0021】
本実施例においては、各アンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4a、4b、4c、4dを調整するための可変アッテネータ(Attenuator)部9をアンテナ切替部5の後段に接続している。
【0022】
本実施例のシステムでは、上述の実施例1と同様、アンテナ3a、3b、3c、3dがそれぞれのエリアに設置され、各々のアンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4a、4b、4c、4dが図2の破線で示すようになるように可変アッテネータ部9のアッテネータ値が調整される。そして、常時アンテナ3a、3b、3c、3dを切り替えながら端末検出を行い、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末2と通信を行い、その情報を区域外の制御部8に送り、端末2の存在するエリアを特定する。
【0023】
本実施例においても、無線機器は一つで良く、上述の実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0024】
図3は本発明の実施例3の構成を示すブロック図であり、図1と同一符号は同一構成要素を示しているので、重複する詳細説明は省略する。
【0025】
本実施例においては、各アンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4a、4b、4c、4dを隣接するエリアのアンテナの通信範囲と部分的に重ならせてそれぞれのエリアをほぼカバーするように設定している。
【0026】
本実施例のシステムでは、アンテナ3a、3b、3c、3dがそれぞれのエリアに設置され、各々のアンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4a、4b、4c、4dが図3の破線で示すようになるように調整される。そして、常時アンテナ3a、3b、3c、3dを切り替えながら端末検出を行い、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末2と通信を行い、その情報を区域外の制御部8に送り、端末2の存在するエリアを特定する。
【0027】
その際、制御部8はRSSI(Receive Signal Strength Indicator)の値を取得しておき、端末2が複数のエリアで観測されたときはRSSI値を比較し、値の大きい(電界強度の高い)方のエリアに特定する。
【0028】
上述の実施例1及び実施例2のシステムでは不感地帯が存在して、端末2を検出できない場合があるが、本実施例のシステムではサービスエリア4a、4b、4c、4dを重ならせているので、不感地帯をなくすことができる。
【0029】
また、サービスエリア4a、4b、4c、4dが重なった部分での位置判定は難しいが、簡単な構成で位置検出を行うことができる。
【0030】
図4は本発明の実施例4の構成を示すブロック図であり、図1と同一符号は同一構成要素を示しているので、重複する詳細説明は省略する。
【0031】
本実施例においては、各アンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4をそれぞれ全てのエリアをカバーできるように設定している。
【0032】
本実施例のシステムでは、アンテナ3a、3b、3c、3dがそれぞれのエリアに設置され、各々のアンテナ3a、3b、3c、3dのサービスエリア4が図4の破線で示すように全てのエリアを検出できるように調整される。そして、常時アンテナ3a、3b、3c、3dを切り替えながら端末検出を行い、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末2と通信を行い、その情報を区域外の制御部8に送り、端末2の存在するエリアを特定する。
【0033】
その際、制御部8は上述のRSSIの値を取得し、そのRSSIの値から電波の減衰量を算出し、距離に換算する。そして、このアンテナ3a、3b、3c、3dからの距離情報を基に、端末2の位置を特定する。
【0034】
ここで、各アンテナ3a、3b、3c、3dの放射パターンが均一でないと誤差が大きくなるが、ある程度3次元での位置を判別することができる。また、アンテナの本数を増やすことによって、測定精度を上げることができる。
【0035】
図5は本発明の実施例5の構成を示すブロック図である。本実施例においては、各エリアを含む区域1のほぼ中央に端末2と通信を行うためのアンテナ3を配置し、該アンテナ3の放射パターンに指向性を持たせるとともに、アンテナ3を回転させる駆動手段10を備えている。
【0036】
本実施例のシステムでは、アンテナ3を各エリアの中央に配置し、アンテナ3を回転させながら端末2を検出する。このとき、アンテナ3の指向性を絞ることにより、端末2の位置を特定することができる。
【0037】
また、上述の実施例4と同様、制御部8はRSSIの値を取得し、そのRSSIの値から電波の減衰量を算出し、距離に換算する。そして、このアンテナ3からの距離情報を基に、端末2の位置を特定する。
【0038】
ここで、上記と同様、アンテナ3の放射パターンが均一でないと誤差が大きくなるが、設置が容易で低コストの構成とすることができる。
【0039】
図6は本発明の実施例6の構成を示すブロック図である。本実施例においては、区域内の所定のエリアにそれぞれ端末2と通信を行うためのアンテナ3a、3b、3c、3dを配置し、各アンテナ3a、3b、3c、3dの通信範囲をそれぞれのエリア及び隣接するエリアをカバーできるように設定している。
【0040】
本実施例のシステムでは、各アンテナ3a、3b、3c、3dが図6に示すように配置され、それぞれのサービスエリア4a、4b、4c、4dが同図の破線で示すようになるように調整される。そして、常時アンテナ3a、3b、3c、3dを切り替えながら端末検出を行い、端末2が何れかのエリアに入ったときに端末2と通信を行い、その情報を区域外の制御部8に送り、端末2の存在するエリアを特定する。
【0041】
その際、制御部8は上述のRSSIの値を取得し、そのRSSIの値から電波の減衰量を算出し、距離に換算する。そして、このアンテナ3a、3b、3c、3dからの距離情報を基に、端末2の位置を特定する。
【0042】
ここで、各アンテナ3a、3b、3c、3dの放射パターンが均一でないと誤差が大きくなるが、ある程度3次元での位置を判別することができる。また、アンテナの本数を増やすことによって、測定精度を上げることができる。
【0043】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明では電界強度を測定しており、ターゲットの立体的位置の検出も可能である。そして、本発明のシステムの応用として、例えばナビゲーションシステムなどで、位置情報に応じた適切な情報提供やサービスを端末所有者に与えることも可能である。
【0044】
また、部屋が離れていても1台の無線機をリピーターとして通信が可能で、家庭内のIT家電製品の制御等も可能であり、更に、セキュリティや物流システムでの物品管理にも応用することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムにおいて、簡易な設備でコストを低く抑えることができ、また電波の干渉を防ぐことができ、電波の有効利用を図ることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例2の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施例3の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施例4の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施例5の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施例6の構成を示すブロック図
【図7】従来例の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 区域
2 端末
3 アンテナ
3a アンテナ
3b アンテナ
3c アンテナ
3d アンテナ
4 サービスエリア
4a サービスエリア
4b サービスエリア
4c サービスエリア
4d サービスエリア
5 アンテナ切替部
6 同軸ケーブル
7 RF部
8 制御部
9 可変アッテネータ部
10 駆動手段
Claims (6)
- 複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲を隣接するエリアのアンテナの通信範囲と重ならないように且つ最大となるように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号により前記端末の位置を検出することを特徴とする位置検出システム。
- 前記各アンテナの通信範囲を調整するためのアッテネータをアンテナ切替手段の後段に接続したことを特徴とする請求項1に記載の位置検出システム。
- 複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲を隣接するエリアのアンテナの通信範囲と部分的に重ならせてそれぞれのエリアをほぼカバーするように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号に基づいて前記端末の位置を検出することを特徴とする位置検出システム。
- 複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲をそれぞれ全てのエリアをカバーできるように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号に基づいて前記端末の位置を検出することを特徴とする位置検出システム。
- 複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記各エリアを含む区域のほぼ中央に前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、該アンテナの放射パターンに指向性を持たせるとともに、前記アンテナを回転させる駆動手段を備え、前記アンテナからの信号に基づいて前記端末の位置を検出することを特徴とする位置検出システム。
- 複数のエリアに区切られた区域内で通信機能を持った端末の位置を該端末と通信を行って検出する位置検出システムであって、前記区域内の所定のエリアにそれぞれ前記端末と通信を行うためのアンテナを配置し、各アンテナの通信範囲をそれぞれのエリア及び隣接するエリアをカバーできるように設定するとともに、前記各エリアのアンテナからの通信信号を切り替えるアンテナ切替手段を備え、該アンテナ切替手段からの信号に基づいて前記端末の位置を検出することを特徴とする位置検出システム。
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