JP2005013417A

JP2005013417A - 玩具付きシーツ

Info

Publication number: JP2005013417A
Application number: JP2003181417A
Authority: JP
Inventors: Shuichi Takada; 秀一高田
Original assignee: UNICOM KK
Current assignee: UNICOM KK
Priority date: 2003-06-25
Filing date: 2003-06-25
Publication date: 2005-01-20

Abstract

【課題】乳幼児用のマットや敷布団の上に被せて当該マットや敷布団の汚れを防止するシーツの上で、乳幼児が種々の遊びをすることができるようにして、乳幼児の知的な生育を促すことができるシーツを提供する。
【解決手段】乳幼児用の敷布団ないしマットに覆着されるシーツであって、当該シーツの表面に着脱自在な係止具４により複数種の玩具２ａ、２ｂ・・・が係止されている。係止具４は、基端を玩具２ａ、２ｂ・・・に縫着ないし接着したリボン３の先端部に取付けるのが好ましい。乳幼児用の敷布団やマットなどに被せることにより、その上で乳幼児が係止された玩具２ａ、２ｂ・・・で遊ぶことができる。
【選択図】図１

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
この発明は、敷布団ないしマットなどに覆着して用いるシーツに関するもので、特に乳幼児用の敷布団やマットに覆着するシーツに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
寝具やその上で遊ぶためのマットが汚れるのを防止し、清潔な環境を保持するために、敷布団やマットにシーツを覆着することが行われている。この目的で用いられている従来の乳幼児用シーツは、各種の模様を印刷したものはあるが、遊びの要素を備えたものがなく、敷布団やマットの汚れ防止機能を備えているに過ぎないものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、乳幼児用のマットや敷布団の上に被せて当該マットや敷布団の汚れを防止するシーツの上で、乳幼児が種々の遊びをすることができるようにして、乳幼児の知的な生育を促すことができるシーツを提供することを課題としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明では、乳幼児用のマットないし敷布団の上に被せて係止されるシーツであって、当該シーツの表面に知育的要素が盛り込まれた複数の取外し可能な玩具の付いたシーツを提案している。
【０００５】
すなわち、本願請求項１の発明に係るシーツは、乳幼児用の敷布団ないしマットに覆着されるシーツであって、当該シーツの表面に着脱自在な係止具４により複数種の玩具２ａ、２ｂ・・・が係止されている玩具付きシーツである。
【０００６】
また本願請求項２の発明は、上記構造を備えた玩具付きシーツにおいて、係止具４が、基端を玩具２ａ、２ｂ・・・に縫着ないし接着したリボン３の先端部に取付けられていることを特徴とするものである。
【０００７】
本願請求項３の発明に係るシーツは、乳幼児用の敷布団ないしマットに覆着される布製のシーツ本体１と、このシーツ本体の適宜箇所に縫着ないし接着された係止具５と、当該係止具によってシーツ本体に着脱自在に係止される複数種類の玩具２ａ、２ｂ・・・との組よりなる、玩具付きシーツである。
【０００８】
玩具は、鳴き笛、鏡、素材の異なる布片、鈴、ぬいぐるみのマスコットなどで、乳幼児が興味を引くこの種の複数種の玩具２ａ、２ｂ・・・を、スナップやベルクロ、面ファスナーなどの係止具４により、シーツ本体１に取付け、乳幼児用の敷布団やマットなどに被せることにより、シーツ本来の機能と共に、乳幼児がその上で遊ぶことができるようにしたものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
図１はこの発明のシーツの一例を示した斜視図である。図中、１は布製のシーツ本体で、適宜背景となるプリント模様１１を設けたものを用いている。また、表面が滑らかな素材で形成したアップリケ１２などを取付けて、シーツ本体にも装飾模様を付している。
【００１０】
２ａないし２ｆは、シーツ本体１に着脱自在に取付けられた玩具で、２ａは小型の鏡、２ｂは鈴を封入した布片、２ｃは鳴き笛を封入した袋、２ｄは２枚の布片の間にフィルムなどを挟み込んで触るとカサカサ音が出るようにした玩具、２ｅは動物の形などをした柔らか素材の玩具、２ｆはぬいぐるみのマスコットである。これらの玩具２ａ、２ｂ・・・には、短冊状の布片（リボン）３の一端が縫着ないし接着され、その先端部にスナップやベルクロなどの係止具４が縫い付けてある。一方、シーツ本体にもリボンに取付けた係止具４と係合する係止具５の複数個が適宜な箇所に縫着してある。
【００１１】
玩具２ａ、２ｂ・・・は、シーツ本体１に取外し自在に装着されているので、これらを取外してシーツや玩具を洗濯することができ、またそれぞれの玩具２ａ、２ｂ・・・は、個別に取外して持ち運ぶことができる。特に図に示した玩具２ａ、２ｂ・・・には、布製のリボン３が付いていることから、取外した玩具をこのリボンの部分でベビーカーなどに取付けることもできる。
【００１２】
例えばリボン３の基端裏側にも係止具を設けておけば、図２に示すように、リボン３をループにすることができ、取外した玩具２ａのベビーカーやベビーサークルへの着脱が簡単な操作で可能になる。
【００１３】
玩具２ａ、２ｂ・・・やシーツ本体１が汚れたときは、玩具２ａを取外して洗濯機で丸洗いが可能であり、常に衛生を保つことができる。
【００１４】
敷布団やマットへのシーツの取付けは、図３（ａ）、（ｂ）に示すような従来構造を採用することができる。ここで図３（ａ）は、バンドや紐６などによる取付例を示したもので、両端をシーツ本体１に縫着した斜めのバンドや紐６などをシーツの四隅に設けておき、当該バンドや紐６を布団やマット７の四隅に掛けて装着する構造である。また、図３（ｂ）は、シーツ１の縁に通したゴム紐８などによって取付けた例を示したもので、シーツ１の周辺に沿ってゴム紐８を縫い付け、当該ゴム紐８の張力によって布団又はマット７を包み込むようにして固定する構造である。
【００１５】
【発明の効果】
この発明のシーツには、種々の素材を使ったいろいろな種類の玩具を適宜交換して取付け取外しすることができ、乳幼児の視覚、聴覚、触覚などを刺激し、乳幼児の健やかな生育を促すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明のシーツの一実施例を示す斜視図
【図２】取外してリボンをループにした玩具の１つを示す正面図
【図３】布団やマットへの取付構造の例を示した斜視図
【符号の説明】
１シーツ本体
２ａ〜２ｆ玩具
３リボン
４係止具
５係止具

Claims

乳幼児用の敷布団ないしマットに覆着されるシーツであって、当該シーツの表面に着脱自在な係止具（４）により複数種の玩具（２ａ，２ｂ）・・・が係止されている、玩具付きシーツ。
各玩具（２ａ，２ｂ）・・・は、基端を当該玩具に縫着ないし接着されたリボン（３）を備え、前記係止具が当該リボンの先端部に取付けられている、請求項１記載の玩具付きシーツ。
乳幼児用の敷布団ないしマットに覆着される布製のシーツ本体（１）と、このシーツ本体の適宜箇所に縫着ないし接着された係止具（５）と、当該係止具によってシーツ本体に着脱自在に係止される複数種類の玩具（２ａ，２ｂ）・・・との組よりなる、玩具付きシーツ。